JP2015041564A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電線カバーが不用意に外れるのを防止する。【解決手段】コネクタは、端子金具110が収容され、ハウジング側ロック部26を有するハウジング10と、ハウジング10から引き出された電線200を覆うようにハウジング10に取り付けられ、取り付け状態でハウジング側ロック部26と係止可能な位置にカバー側ロック部73を有し、ハウジング側ロック部26が撓み変形したあとカバー側ロック部73と係止し合うことによってハウジング10に保持される電線カバー70と、カバー側ロック部73とハウジング側ロック部26とが係止状態にある場合に、ハウジング側ロック部26の撓み空間に進入することにより、ハウジング側ロック部26の撓み動作を規制する規制部材90と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に記載のコネクタは、電線の端末部に接続された端子金具を収容可能なハウジング(フレーム)と、ハウジングの後面から引き出された電線を覆うようにハウジングに取り付けられる電線カバー(カバー)とを備えている。電線カバーは、複数のロック片を有し、ハウジングは、各ロック片と対応する位置に、複数の鈎部を有している。電線カバーがハウジングに取り付けられる過程では、各ロック片が各鈎部と干渉して撓み変形させられ、電線カバーがハウジングに正規に取り付けられるに伴い、各ロック片が弾性復帰して、各ロック片の係止孔に各鈎部が嵌合させられ、これによって電線カバーがハウジングに保持されるようになっている。
特開平8−64295号公報
ところで、上記コネクタにおいて、例えば、電線カバーから引き出された電線が本来の引き出し方向と交差する斜め方向に引っ張られると、その引っ張り方向の外力がロック片に作用して、ロック片が鈎部との係止状態を解除する方向に撓み変形させられることがある。こうしてロック片が鈎部との係止状態を解除することにより、電線カバーがハウジング側から不用意に外れるおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線カバーが不用意に外れるのを防止することを目的とする。
本発明のコネクタは、電線の端末部に接続される端子金具と、前記端子金具が収容され、ハウジング側ロック部を有するハウジングと、前記ハウジングから引き出された前記電線を覆うように前記ハウジングに取り付けられ、取り付け状態で前記ハウジング側ロック部と係止可能な位置にカバー側ロック部を有し、前記カバー側ロック部と前記ハウジング側ロック部のいずれか一方が撓み変形した後、他方と係止し合うことによって前記ハウジングに保持されるようになっている電線カバーと、前記カバー側ロック部と前記ハウジング側ロック部とが係止状態にある場合に、前記カバー側ロック部と前記ハウジング側ロック部のいずれか一方の撓み空間に進入することにより、前記一方の撓み動作を規制する規制部材と、を備えているところに特徴を有する。
カバー側ロック部とハウジング側ロック部とが互いに係止し合うことにより、電線カバーがハウジングに保持される。その状態で、カバー側ロック部とハウジング側ロック部のいずれか一方の撓み空間に、規制部材が進入することにより、その一方の撓み動作が規制されるため、仮に、電線カバーがハウジングから離脱する方向の外力が作用しても、その一方が安易に撓み変形させられることがなく、ハウジングに対する電線カバーの保持状態が良好に維持される。その結果、電線カバーがハウジング側から不用意に外れるのが防止される。
本発明の実施例1のコネクタの断面図である。 ハウジングの背面図である。 ハウジングの底面図である。 ハウジングの側面図である。 電線カバーが開放位置にあるコネクタの底面図である。 電線カバーが閉止位置に至る直前のコネクタの底面図である。 ハウジング部の背面図である。 ハウジング部の底面図である。 電線カバーの側面図である。 規制部材の側面図である。 規制部材の正面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記ハウジングには、前記カバー側ロック部と前記ハウジング側ロック部のいずれか一方の撓み方向で対向する位置に、受け部が設けられ、且つ、前記受け部と前記一方との間に、前記規制部材が嵌合状態で挿入される挿入空間が設けられている。カバー側ロック部とハウジング側ロック部のいずれか一方と受け部との間に設けられた挿入空間に規制部材が嵌合状態で挿入されるため、一方の撓み空間に進入する規制部材の進入姿勢が安定して、電線カバーの外れ防止の信頼性が高められる。
前記電線カバーが、回動中心部を中心として前記ハウジング側に対して開放位置と閉止位置との間を回動可能とされており、前記閉止位置にて前記カバー側ロック部が前記ハウジング側ロック部に弾性的に係止可能となっている。閉止位置における電線カバーに開放位置への外力が作用すると、回動中心部を中心として電線カバーが開放位置に戻り易いという事情があるため、カバー側ロック部とハウジング側ロック部のいずれか一方の撓み空間に規制部材が進入することにより、一方の撓み動作を規制して電線カバーの外れ止めをなす本発明を適用するメリットが大きい。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図11によって説明する。実施例1のコネクタは、図1に示すように、ハウジング10と、シール部材60と、電線カバー70と、規制部材90と、端子金具110とを備えている。ハウジング10はハウジング部11とホルダ40とからなり、ハウジング部11とホルダ40との間にシール部材60が挟まれた状態で組み込まれるようになっている。そして、ハウジング10は、図示しない相手ハウジングに嵌合可能とされている。なお、以下の説明において、前後方向については、嵌合開始時に相手ハウジングが位置する側を前方とし、上下方向については、図2及び図7を基準とする。
図1に示すように、ハウジング部11は、略角ブロック状の端子収容部12と、端子収容部12の周りを取り囲む略角筒状の嵌合筒部13と、後端部にて嵌合筒部13と端子収容部12とにつながる高さ方向に沿った板状の連結部14とを有している。端子収容部12と嵌合筒部13との間で、且つ連結部14の前方には、相手ハウジングが嵌合する嵌合空間15が開放して設けられている。
端子収容部12には、図7に示すように、複数のキャビティ16が前後方向に貫通して設けられている。各キャビティ16の内面には撓み可能なランス17が突出して設けられている。端子収容部12の各キャビティ16には、後方から端子金具110が挿入され、正規挿入された端子金具110が、ランス17によって弾性的に抜け止めされるようになっている。図1に示すように、端子金具110は導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、相手ハウジングに装着された図示しない相手端子金具に電気的に接続可能な箱形の接続部111と、接続部111の後方に連なって、電線200の端末部に圧着により接続されるバレル部112とを備えている。
また、図1に示すように、端子収容部12の下面には、幅方向にほぼ沿ったスリット孔状のリテーナ装着孔18が開口して設けられている。リテーナ装着孔18は、全キャビティ16に通じる深さを有し、図3に示すように、嵌合筒部13にも設けられている。リテーナ装着孔18には図示しないリテーナが挿入され、リテーナが正規挿入されるに伴い、端子金具110がキャビティ16内に二重に抜け止めされるようになっている。
図7に示すように、嵌合筒部13の上壁には、幅方向に細長い袋状の周壁19が設けられている。周壁19の内部には、図示しないレバーを収容可能なレバー収容室20が設けられている。レバー収容室20は、嵌合筒部13の上壁上面に沿うよう幅方向に延びつつ後方に開放されたスリット孔状をなしている。また、図4に示すように、周壁19の後端は、連結部14よりも後方に突出して配置されており、端子収容部12の後面側に配置されるシール部材60及びホルダ40を上方から覆うことが可能とされている。なお、レバーは、相手ハウジングと係合した状態で、回動させられ、その回動操作によって発揮されるカム作用によって相手ハウジングをハウジング10側に引き寄せて、両ハウジングの嵌合動作を進める役割をはたす。
図7に示すように、連結部14の後面には、端子収容部12の後面外周を取り囲む背面視略角環状の筒部21が突出して設けられている。図1に示すように、筒部21の内側には、シール部材60が密嵌可能とされている。図7及び図8に示すように、筒部21の外面のうち、幅方向に一対の短辺部22と、下側の長辺部23Dとには、複数のハウジング側係止部24が突出して設けられている。各ハウジング側係止部24は、それぞれ爪状をなし、両短辺部22のそれぞれに1つずつ設けられるとともに、下側の長辺部23Dの幅方向両側に対をなして設けられている。
また、図7に示すように、連結部14の後面には、上側の長辺部23Uと、それと対向する周壁19の下面とに、一体につながるハウジング側回動中心部25が設けられている。具体的には、ハウジング側回動中心部25は、四角箱状をなし、その内側に、ハウジング部11の幅方向中央側へ向けて開放された開放口を通して、後述するカバー側回動中心部76の差し込み片77が差し込まれて引っ掛け状態で係合するようになっている。
また、図7に示すように、連結部14の後面には、筒部21を挟んだ幅方向両端部のうちの一方の端部に、板片状のハウジング側ロック部26が起立して設けられている。ハウジング側ロック部26は、筒部21の一方の短辺部22と対向する板面を有し、その板面に、爪状のロック突起27が設けられている。ロック突起27は、筒部21の一方の短辺部22に設けられたハウジング側係止部24と上下方向に位置ずれするように偏心して配置されている。そして、ハウジング側ロック部26は、その板面が筒部21から離間する方向に撓み変形可能とされている。
さらに、図1及び図7に示すように、連結部14の後面には、ハウジング側ロック部26とその撓み方向で対向する位置に、受け部28が起立して設けられている。受け部28は、ハウジング部11の外縁の側方(図7の右側)に突出して配置されている。具体的には、受け部28は、連結部14とほぼ平行に配置される板片状の受け本体29と、受け本体29の上下両端から筒部21側へ屈曲して短く延びる一対の保護部30とからなり、断面門型に形成されている。両保護部30は、ハウジング側ロック部26を挟んだ上下両側で対をなし、ハウジング側ロック部26及び規制部材90を覆うように配置される。
図4に示すように、受け本体29には、前後方向に延びて前方に開口するスリット溝状の受け側ロック部31が設けられている。また、図1及び図7に示すように、受け部28とハウジング側ロック部26との間には、上下方向に延びつつ後方に開放された挿入空間32が設けられている。挿入空間32には、後方から規制部材90が挿入可能とされている。なお、挿入空間32は、ハウジング側ロック部26の撓み空間でもある。
シール部材60はシリコンゴム等のゴム製であって、図1に示すように、筒部21の内側に嵌着されて端子収容部12の後面に密着可能な扁平マット状をなしている。シール部材60には、組み付け時に各キャビティ16と前後方向に同軸で連通する位置に、複数のシール孔61が貫通して設けられている。そして、シール部材60の各シール孔61の内周面には、複数条の内周リップ62が周回して設けられている。また、シール部材60の外周面には、複数条の外周リップ63が周回して設けられている。シール部材60がハウジング部11に組み付けられると、筒部21の内周面に各外周リップ63が弾性的に密着するとともに、端子収容部12のキャビティ16から引き出された各電線200の外周面に各内周リップ62が弾性的に密着して、ハウジング部11が液密にシールされるようになっている。
ホルダ40は合成樹脂製であって、図1に示すように、筒部21の後端開口縁に当接しつつシール部材60の後面を覆うように配置されるホルダ本体41と、ホルダ本体41の外周縁から前方に突出して筒部21の外周に外嵌される嵌合壁42とからなる。図2に示すように、ホルダ本体41には、組み付け時に各キャビティ16及び各シール孔61と前後方向に同軸で連通する位置に、複数の貫通孔43が貫通して設けられている。各貫通孔43は、端子金具110を挿通可能な断面矩形の開口形状とされ、その内部に、シール部材60のシール孔61から引き出された電線200が遊嵌して挿入されるようになっている。なお、図2では、シール部材60が省略されている。
図2に示すように、嵌合壁42は、ホルダ本体41の幅方向両端部に連なる両側壁44と、ホルダ本体41の下端部に連なる下側壁45とからなり、全体として断面略U字形をなしている。つまり、嵌合壁42は、ホルダ本体41の上端部に連なる部分を有していない。これは、ホルダ40の組み付け時にホルダ本体41の上端部がハウジング側回動中心部25の配設側に位置して、このハウジング側回動中心部25に対してカバー側回動中心部76が係合するためのスペースが必要とされるからである。
嵌合壁42の両側壁44と下側壁45とには、図2及び図3に示すように、それぞれ、組み付け時に筒部21の各ハウジング側係止部24に係止されるホルダ側係止部46が開口して設けられている。ホルダ側係止部46は、ハウジング側係止部24が嵌合可能な断面矩形の開口形状を呈している。また、嵌合壁42の下側壁45には、組み付け時にハウジング側回動中心部25と上下方向(後述する電線カバー70の回動軸方向)に同軸で対向する位置に、一対のホルダ側回動中心部47が設けられている。ホルダ側回動中心部47は、図5に示すように、ハウジング側回動中心部25とほぼ同様の四角箱状をなし、その内側に、ホルダ40の幅方向中央側へ向けて開放された開放口49を通して、後述するカバー側回動中心部76の差し込み片77が差し込まれて引っ掛け状態で係合するようになっている。また、ホルダ側回動中心部47は、嵌合壁42のホルダ側係止部46と隣接して並列に配置されている。
電線カバー70は合成樹脂製であって、全体として前方及び側方に開放されたキャップ状をなし、ホルダ側回動中心部47及びハウジング側回動中心部25を中心として、開放位置(図5及び図6を参照)と閉止位置(図1を参照)とに回動可能とされている。具体的には電線カバー70は、図1及び図9に示すように、組み付け時にホルダ40の後面と対向して配置される背板71と、背板71の上下両縁から前方に突出する一対の側板72とからなる。図1に示すように、背板71は、ホルダ40の後面と平行して幅方向にほぼ沿って配置される部分から前後方向にほぼ沿って配置される部分にかけて、断面略L字形に屈曲する形態になっている。また、背板71の一方の端部は、両側板72と同様、前後方向にほぼ沿って配置され、組み付け時に、ホルダ40の嵌合壁42の側壁44と受け部28との間に嵌合状態で挿入可能な板状のカバー側ロック部73として構成される。カバー側ロック部73は、背板71の一方の端部に、組み付け時にハウジング側ロック部26のロック突起27が嵌る断面矩形のロック孔74が開口して設けられている。
図5に示すように、両側板72の前端部には、カバー側ロック部73との間に設けられた凹部75を介して、一対のカバー側回動中心部76が設けられている。カバー側回動中心部76は、幅方向に沿った板片状をなし、カバー側ロック部73から離れる方向となる幅方向他側へ短く突出する差し込み片77を有している。なお、両側板72のうち、カバー側回動中心部76よりも幅方向他側の部分は開放されている。
続いて規制部材90について説明すると、規制部材90は同じく合成樹脂製であって、受け部28とハウジング側ロック部26との間に設けられた挿入空間32に嵌合可能な板片状をなしている。具体的には規制部材90は、図10及び図11に示すように、側面視略矩形の薄板状の規制本体91と、規制本体91の後端に沿って延びて上下両方向に張り出すリブ状の操作部92とを有している。図1に示すように、規制本体91の板面のうち、組み付け時に受け部28の受け側ロック部31と対向する面に、爪状のキー側ロック部93が突出して設けられている。規制部材90が挿入空間32に正規挿入されると、キー側ロック部93が受け側ロック部31に弾性的に係止され、これによって規制部材90が挿入空間32に抜け止め状態で保持されるようになっている。さらに、規制本体91の板面のうち、組み付け時に受け部28の受け側ロック部31と対向する面には、図11に示すように、同面の上下両端部において前後方向に延びる一対の案内部94が設けられている。案内部94は、組み付け時に受け部28の保護部30とハウジング側ロック部26との間に嵌合状態で挿入され、両案内部94と規制本体91とがハウジング側ロック部26を抱きかかえるように配置される。
次に、実施例1の作用効果を説明する。
組み付けに際し、筒部21内にシール部材60が嵌合状態で挿入され、端子収容部12の後面にシール部材60が当接して配置される。続いて、筒部21にホルダ40が被せ付けられ、シール部材60の後面にホルダ本体41が当接して配置されるとともに、嵌合壁42の拡開動作を伴った後、筒部21の各ハウジング側係止部24に、対応するホルダ側係止部46が弾性的に係止されて、ホルダ40がハウジング部11に抜け止め保持される。
その状態で、端子収容部12の各キャビティ16内に端子金具110が挿入される。この場合、端子金具110はホルダ40の貫通孔43からシール部材60のシール孔61を経てキャビティ16内に至り、シール孔61には電線200が液密に挿入され、貫通孔43には電線200が遊嵌して挿入される。
続いて、ハウジング10に対して側方から斜め姿勢の電線カバー70が装着され、ハウジング側回動中心部25の内側及びホルダ側回動中心部47の内側に、開放口49を通して、両カバー側回動中心部76の差し込み片77が差し込まれる(図5を参照)。その状態で、ハウジング側回動中心部25の内側及びホルダ側回動中心部47の内側で差し込み片77を傾動させながら、これら回動中心部25、47、76を支点として、電線カバー70が閉止位置へ向けて回動させられる(図5及び図6を参照)。
電線カバー70が閉止位置に至ると、カバー側ロック部73がハウジング側ロック部26に弾性的に係止されて、電線カバー70がハウジング10に保持される(図1を参照)。閉止位置では、電線カバー70の前端のほぼ全縁が連結部14の後面に当接して配置されるとともに、ホルダ40の各貫通孔43から引き出された電線200が背板71によって強制的に屈曲させられ、各電線200が背板71に沿って外部へ導出させられる。また、閉止位置では、電線カバー70の両凹部75の内側に、それぞれカバー側回動中心部76に係合されない他のハウジング側回動中心部25及びカバー側回動中心部76が進入して逃がされる。なお、カバー側回動中心部76に係合されない他のハウジング側回動中心部25及びカバー側回動中心部76は、実施例1とは反対側にハウジング側ロック部26及び受け部28が配設された図示しない他のコネクタに適用され、その他のコネクタに備わる電線カバー70のカバー側回動中心部76と係合可能となっている。
続いて、ハウジング側ロック部26と受け部28との間における挿入空間32に、操作部92を摘みながら規制部材90が差し込まれる(図1を参照)。規制部材90が挿入空間32に正規挿入されると、キー側ロック部93が受け側ロック部31に係止されるとともに、その係止される面とは反対側の面で、ハウジング側ロック部26の板面に規制部材90の規制本体91が当接可能に配置される。これにより、ハウジング側ロック部26の撓み動作が規制され、もって電線カバー70がハウジング10にその離脱を規制された状態で確実に保持される。
上記の場合、仮に、ハウジング側ロック部26にカバー側ロック部73が正規状態で係止されずに半掛かりの状態で留め置かれていると、規制部材90が挿入空間32に挿入される動作が規制されるため、これをもって電線カバー70が閉止位置に正しく至っていないことを知ることができる。
以上説明したように、実施例1によれば、カバー側ロック部73とハウジング側ロック部26とが互いに係止し合うことにより、電線カバー70がハウジング10に保持される。その状態で、ハウジング側ロック部26の撓み空間となる挿入空間32に、規制部材90が進入することにより、ハウジング側ロック部26の撓み動作が規制されるため、仮に、電線カバー70がハウジング10から離脱する方向の外力が作用しても、その外力に応じてハウジング側ロック部26が安易に撓み変形させられることがなく、ハウジング10に対する電線カバー70の保持状態が良好に維持される。その結果、電線カバー70がハウジング10側から不用意に外れるのが防止される。とくに、実施例1の場合、閉止位置における電線カバー70に開放位置への外力が作用すると、回動中心部25、47、76を中心として電線カバー70が開放位置に戻り易いという事情があるため、規制部材90によってハウジング側ロック部26の撓み動作を規制して電線カバー70の外れ止めをなすメリットは大である。
また、実施例1によれば、カバー側回動中心部76がホルダ側回動中心部47及びハウジング側回動中心部25に支持された状態で電線カバー70が回動させられ、ホルダ側回動中心部47がホルダ40の嵌合壁42に一体に設けられ、つまり、電線カバー70を支持する構造がホルダ40と隙間なく設けられているから、スペース効率に優れ、コネクタが大型化するのを防止することができる。
また、電線カバー70の回動軸上の一方にホルダ側回動中心部47が設けられ、他方にハウジング側回動中心部25が設けられているため、仮に、ハウジング部11の後面側に対してホルダ40が回動軸の中央を境として正規とは逆向きの姿勢で取り付けられようとすると、ホルダ側回動中心部47とハウジング側回動中心部25とが互いに干渉して、ホルダ40のそれ以上の取り付け動作が規制される。その結果、ホルダ40の誤組み付けが防止される。さらに、レバー収容室20の周壁19がハウジング側回動中心部25によって補強されるため、レバー収容室20に収容されるレバーの収容状態が安定する。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1とは逆に、カバー側ロック部が撓み変形するようになっており、カバー側ロック部の撓み空間に規制部材が進入してカバー側ロック部の撓み動作が規制される構成であってもよい。
(2)規制部材が電線カバー又はハウジングと一体に連結された構造であってもよい。
(3)ハウジング側回動中心部が省略され、ホルダ側回動中心部が電線カバーの回動軸上の位置に対をなして設けられる構成であってもよい。
10…ハウジング
11…ハウジング部
16…キャビティ
19…周壁
20…レバー収容室
24…ハウジング側係止部
25…ハウジング側回動中心部
26…ハウジング側ロック部
28…受け部
32…挿入空間
40…ホルダ
43…貫通孔
47…ホルダ側回動中心部
60…シール部材
61…シール孔
70…電線カバー
73…カバー側ロック部
76…カバー側回動中心部
90…規制部材
110…端子金具
200…電線
電線カバー70が閉止位置に至ると、カバー側ロック部73がハウジング側ロック部26に弾性的に係止されて、電線カバー70がハウジング10に保持される(図1を参照)。閉止位置では、電線カバー70の前端のほぼ全縁が連結部14の後面に当接して配置されるとともに、ホルダ40の各貫通孔43から引き出された電線200が背板71によって強制的に屈曲させられ、各電線200が背板71に沿って外部へ導出させられる。また、閉止位置では、電線カバー70の両凹部75の内側に、それぞれカバー側回動中心部76に係合されない他のハウジング側回動中心部25及びホルダ側回動中心部47が進入して逃がされる。なお、カバー側回動中心部76に係合されない他のハウジング側回動中心部25及びホルダ側回動中心部47は、実施例1とは反対側にハウジング側ロック部26及び受け部28が配設された図示しない他のコネクタに適用され、その他のコネクタに備わる電線カバー70のカバー側回動中心部76と係合可能となっている。

Claims (3)

  1. 電線の端末部に接続される端子金具と、
    前記端子金具が収容され、ハウジング側ロック部を有するハウジングと、
    前記ハウジングから引き出された前記電線を覆うように前記ハウジングに取り付けられ、取り付け状態で前記ハウジング側ロック部と係止可能な位置にカバー側ロック部を有し、前記カバー側ロック部と前記ハウジング側ロック部のいずれか一方が撓み変形した後、他方と係止し合うことによって前記ハウジングに保持されるようになっている電線カバーと、
    前記カバー側ロック部と前記ハウジング側ロック部とが係止状態にある場合に、前記カバー側ロック部と前記ハウジング側ロック部のいずれか一方の撓み空間に進入することにより、前記一方の撓み動作を規制する規制部材と、を備えていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングには、前記カバー側ロック部と前記ハウジング側ロック部のいずれか一方の撓み方向で対向する位置に、受け部が設けられ、且つ、前記受け部と前記一方との間に、前記規制部材が嵌合状態で挿入される挿入空間が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記電線カバーが、回動中心部を中心として前記ハウジング側に対して開放位置と閉止位置との間を回動可能とされており、前記閉止位置にて前記カバー側ロック部が前記ハウジング側ロック部に弾性的に係止可能となっていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
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