JP5760191B2 - シャッターカーテンの消音構造 - Google Patents

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本発明は、シャッターカーテンが閉鎖状態にあるとき、シャッターカーテンが風圧などで振動することにより、ガイドレールとシャッターカーテンとの間で発生する衝撃音を消すための消音構造に関するものである。
従来のシャッターカーテンの消音構造には、ポリエチレンなどの高分子材料からなる消音帯を、シャッターカーテンが振動した際にガイドレールと接するガイドレール面側に固定した構造が採用されており、風などによるシャッターカーテンの振動に際して、ガイドレールとシャッターカーテンとの間の衝撃音を前記消音帯が低減するのを期待している。
特開平08−28164 特開2001−182461 実開平06−82390
しかしながら、上述した従来の消音帯は、常時ガイドレールに固定されているので、シャッターカーテンの摺動のためにシャッターカーテンと消音帯の間に隙間を有しており、また、太陽光、暴風雨あるいは温度変化の影響による劣化や、シャッターカーテンの開閉の際に摺動接触し、このシャッターカーテンの開閉が繰返される過程で消音帯が摩耗や破損し、あるいは消音帯が変形を起こすという欠点がある。
そのため、この消音帯とシャッターカーテンとの間において、シャッターカーテンを閉じた状態で、風の煽りによる風打音が発生して、十分な消音効果を維持できなくなるという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するために成されたもので、ガイドレールのシャッターカーテンを通す摺動溝幅はシャッターカーテンの厚さに対して十分な余裕を有し、シャッターカーテンが摺動する際には十分な滑り効果を発揮し、シャッターカーテンが閉じた状態ではシャッターカーテンの両端を押えて固定するため、風打音が発生するのを防止できる。
本発明の請求項1の風の煽りによるシャッターカーテンとガイドレールの衝撃音を防止する方法は、前記シャッターカーテンをガイドレールとガイドレールの摺動溝内に設けた押え板で前後から押圧して、シャッターカーテンとガイドレールとの間で風打音が発生するのを防止できるようにしたシャッターカーテンの消音構造を提供しようとするものである。前記押え板は、磁石の力を利用してシャッターカーテンを押えたり開放したりするように構成して居る。
このため、本発明では、ガイドレールの摺動溝内にあって、ガイドレールとシャッターカーテンとの間に位置する箇所に押え板を配置し、押え板にはガイドレールを貫通する支持棒を設け、支持棒の先端に磁石Aを取付け、この磁石Aに対向する位置に、ガイド
レール外側に設けられ駆動軸に固定された異極の磁石Bや同極の磁石Cが移動して来るように構成されている。押え板に取付けられた磁石Aと異極の磁石Bが対向位置に来た場合は磁石の吸引力により、同極の磁石Cが対向位置に来た場合は反発力により、押え板はガイドレールとの間でシャッターカーテンを開放したり押圧して、シャッターカーテンがガイドレール内をスムーズに摺動したり、シャッターカーテンの両端を固定して風打音が発生するのを防止したりするように形成したことを特徴としている。
本発明の請求項2の風の煽りによるシャッターカーテンとガイドレールの衝撃音を防止する方法は、ガイドレールとガイドレールの摺動溝内に設けた平板状の押え板で、前記シャッターカーテンを前記ガイドレールに押圧し、風打音が発生するのを防止するようにしたシャッターカーテンの消音構造を提供するものである。前記平板状の押え板は、磁石の吸引、反発力を利用してシャッターカーテンを押えたり開放したりするように構成して居る。
このため、本発明では、ガイドレールの摺動溝内にあって、ガイドレールとシャッターカーテンとの間に位置する箇所に平板状の押え板を配置し、平板状の押え板にはガイドレールを貫通する支持棒を設け、支持棒の先端に磁石Aを取付け、前記磁石Aに対向する位置に、ガイドレール外側に設けられ駆動軸に固定された異極の磁石Bや同極の磁石Cが移動して来るように構成されている。平板状の押え板に取付けられた磁石Aと異極の磁石Bが対向位置に来た場合は磁石の吸引力により押え板はシャッターカーテンから離れる方向に動き、シャッターカーテンはガイドレール内をスムーズに摺動するように形成し、同極の磁石Cが対向位置に来た場合は反発力により押え板はシャッターカーテンを押圧する方向に動き、シャッターカーテンの両端を固定して風打音が発生するのを防止したりするように形成したことを特徴としている。
本発明の請求項3の風の煽りによるシャッターカーテンとガイドレールの衝撃音を防止する方法は、ガイドレールとガイドレールの摺動溝内にコの字状の押え板を設け、コの字状の押え板の一辺で前記シャッターカーテンを前記ガイドレールに押圧し、風打音が発生するのを防止するようにしたシャッターカーテンの消音構造を提供するものである。前記コの字状の押え板は、磁石の吸引、反発力を利用してシャッターカーテンを押えたり開放したりするように構成して居る。
このため、本発明では、ガイドレールの摺動溝内にあって、ガイドレールとシャッターカーテンとの間にシャッターカーテンの端部がコの字に入り込むようにコの字状の押え板を配置し、コの字状の押え板にはガイドレールを貫通する支持棒を設け、支持棒の先端に磁石Aを取付け、前記磁石Aに対向する位置に、ガイドレール外側に設けられた駆動軸に固定された異極の磁石Bや同極の磁石Cが移動して来るように構成されている。コの字状の押え板に取付けられた磁石Aと異極の磁石Bが対向位置にきた場合は、磁石の吸引力により押え板はシャッターカーテンを押圧する方向に動き、シャッターカーテンの両端を固定して風打音が発生するのを防止し、極の磁石Cが対向位置に来た場合は反発力により押え板はシャッターカーテンをガイドレールから離す方向に動き、シャッターカーテンはガイドレール内をスムーズに摺動するように形成したことを特徴としている。
本発明の請求項4の風の煽りによるシャッターカーテンとガイドレールの衝撃音を防止する方法は、ガイドレール外側に設けられた駆動軸に、所定の角度で水平に離して、極性が異なる磁石B、Cを固定している。駆動軸は垂直には動かず、水平方向に回転するように構成されており、押え板の支持棒先端に設けた磁石Aの対抗する位置に、異極や同極の磁石B、Cを移動するには、駆動軸を所定の角度、水平方向に回転するように構成している。
このため、本発明では、押え板側に取付けられた磁石Aと異極の磁石Bが対向位置に来た後、同極の磁石Cを磁石Aの対抗位置に移動させるには、駆動軸を所定の角度、水平方向に回転させる。駆動軸の回転は、モーターによる電動式としてもよく、駆動軸にハ
ンドルを付けて手動式としてもよい。
本発明の請求項5の風の煽りによるシャッターカーテンとガイドレールの衝撃音を防止する方法は、ガイドレール外側に設けられた駆動軸に、所定の寸法を垂直方向に離して、極性が異なる磁石B、Cを固定している。駆動軸は垂直方向に上下するように構成されており、押え板の支持棒先端に設けた磁石Aの対抗する位置に、異極や同極の磁石B、Cを移動するには、駆動軸を上下垂直方向に動かすように構成している。
このため、本発明では、押え板側に取付けられた磁石Aと異極の磁石Bが対抗位置に来た後、同極の磁石Cを磁石Aの対抗位置に移動させるには、駆動軸を所定の寸法垂直方向に移動させる。駆動軸の垂直移動は、モーターによる電動式としてもよく、駆動軸にハンドルを付けて手動式としてもよい。
本発明の請求項6の風の煽りによるシャッターカーテンとガイドレールの衝撃音を防止する方法は、ガイドレールの摺動溝内にあって、シャッターカーテンをガイドレールのガイド面と押え板で挟む位置に前記押え板を配置し、この押え板でシャッターカーテンをガイドレールに押圧し、風打音が発生するのを防止できるようにしたシャッターカーテンの消音構造を提供するものである。前記押え板は、バネと磁石の力を利用してシャッターカーテンを押えたり開放したりするように構成して居る。
このため、本発明では、ガイドレールの摺動溝内にあって、ガイドレールとシャッターカーテンとの間に位置する箇所に押え板を配置し、押え板にはガイドレールを貫通した支持棒を設け、支持棒の先端に磁性体を取付けると共に、押え板とガイドレールの間にバネを配置している。押え板の形状は、平板状、またはコの字状で構成する。
前記磁性体に対向する位置には、ガイドレール外側に設けられた駆動軸に固定された磁石Bが移動して来るように構成している。押え板に支持棒を介して取付けられた磁性体と対向する位置に磁石Bが来た場合、磁石Bの吸引力により押え板はガイドレール側に引っ張られ、磁石Bが磁性体からは慣れた場合、押え板はバネの力によりガイドレールから離れる。このような押え板の動きにより、押え板とガイドレールの間でシャッターカーテンを押圧したり開放して、シャッターカーテンの両端を固定して風打音が発生するのを防止したり、シャッターカーテンがガイドレール内をスムーズに摺動するように形成したことを特徴としている。
従って、シャッター装置の開閉に際しては、押え板はシャッターカーテンから離れており、シャッターカーテンはガイドレールに沿ってスムーズな開閉動作を行うことが出来、シャッターカーテンが閉まっている場合は、押え板によりシャッターカーテンをガイドレールに押圧しているので、風の煽りを受けてもシャッターカーテンとガイドレールとの間で風打音が発生することはない。
本発明は、以上述べたように、押え板はガイドレールの摺動溝内にあって、シャッターカーテンとガイドレールの間に位置し、シャッターカーテンの摺動に際してはシャッターカーテンから離れた位置にあり、シャッターカーテンと接触することは無い。また、シャッターカーテンが閉まっている場合は、シャッターカーテンをガイドレールに押圧している。押え板は硬質の高分子材料、または金属より成り、ガイドレール内にあるので太陽光の影響は受けず、長期間の使用によっても劣化することは無い。
本発明の一実施例を示すシャッター装置の側面図である。 図1のA−A線に沿う実施例の断面図である。 図1のA−A線に沿う他の実施例の断面図である。 図1のA−A線に沿うバネと磁石を使った実施例の断面図である。 本発明の駆動軸が垂直に動く実施例を示す側面図である。 従来のシャッター装置の正面図である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのシャッター装置の一例を示すものであって、以下のものに特定するものでない。
図6は従来のシャッター装置の正面図である。図において、符号1は建物躯体(図示せず)に取付けられたガイドレールであり、シャッターケース3から引出されたシャッターカーテン2の両側部を、その摺動溝(ガイド溝)4内に案内している。
図1は本発明の一実施例を示すシャッター装置の側面図である。図に示すように、ガイドレール1の外側には、モーター11を設け、このモーター11で駆動される駆動軸12は軸に対して水平方向に回転する。駆動軸12には、駆動軸12に固定される側と反対面の磁石極が異極になる様に磁石B13と磁石C14を、同一水平面で水平方向に90度の角度離して取付けている。磁石A8はガイドレール1の長さにより複数個取り付けられている。磁石B13と磁石C14も駆動軸12の軸方向に、磁石A8と対向する各位置に取付けられている。駆動軸12は複数個の軸ガイド15で回転自在に保持されている。
図示していないが、モーター11をON、OFFするスイッチがあり、シャッターカーテン2が停止した任意の位置でスイッチを押すことにより、モーター11を動作させることが出来、駆動軸12を回転して磁石A8に対し、磁石B13、磁石C14を対向させる位置に駆動することが出来る。
図2(a),(b)は図1に示すガイドレールを含むA−A断面図であり、本発明の請求項2の実施例を示している。シャッターカーテン2の摺動に際しての、ガイドレール1とシャッターカーテン2との間の衝撃音を消すため、ガイドレール1の摺動溝4内に押え板5を設けている。押え板5のシャッターカーテン2と対向する面には弾性体のクッション材9を取付けてある。押え板5には、ガイドレール1の貫通穴6を通してストッパー10を有する支持棒7を取付け、ガイドレール1の外側で、前記支持棒7の先端に磁石A8を取付けている。
磁石B13は磁石A8と相互の対向面が異極に配置されており、相互の磁石が対向位置にあるときには吸引力が働く。図2(a)はこの状態を示しており、磁石A8は磁石B13に引き付けられており、同時に押え板5はガイドレール1側に引き寄せられており、シャッターカーテン2から離れているので、シャッターカーテン2は自由にガイドレール1の摺動溝4のガイド面20に沿って移動することが出来る。図2(b)は磁石A8と同極の磁石C14が対向位置ある状態を示しており、磁石A8は磁石C14と反発しており、同時に押え板5はガイドレール1から離れ、シャッターカーテン2を押圧しているので、シャッターカーテン2はガイドレール1のガイド面20と押え板5により挟持されるので、シャッターカーテン2は両端が固定され、風の煽りを受けてもシャッターカーテン2とガイドレール1との間で風打音が発生することはない。
図3(a),(b)は図1のガイドレールを含むA−A断面図であり、本発明の請求項3の実施例を示している。シャッターカーテン2の摺動に際しての、ガイドレール1とシャッターカーテン2との間の衝撃音を消すため、ガイドレール1の摺動溝4内にコの字状の押え板25を設けている。押え板25のシャッターカーテン2と対向する一辺には弾性体のクッション材28を取付けてある。押え板25のクッション材28を取付けていない対向する他辺には、ガイドレール1の貫通穴6を通して支持棒7を取付け、ガイドレ
ール1の外側で、前記支持棒7の先端に磁石A8を取付けている。
磁石C14は磁石A8と相互の対向面が同極に配置されており、相互の磁石が対向位置にあるときには反発力が働く。図3(a)はこの状態を示しており、磁石A8は磁石C14と反発しており、同時に押え板25はシャッターカーテン2から離れているので、シャッターカーテン2は自由にガイドレール1の摺動溝4のガイド面20に沿って移動することが出来る。支持棒7には、押え板25がシャッターカーテン2に接触しない適正な位置を越えて動かないようにストッパー10が設けられており、ガイドレール1にストッパー10が当って固定される。
図3(b)は磁石A8と異極の磁石B13が対向位置にある状態を示しており、磁石A8は磁石B13に吸引されており、同時に押え板25の一面がガイドレール1のガイド面20にシャッターカーテン2を押圧しているので、シャッターカーテン2はガイドレール1とクッション材28を介して押え板25の一面により挟持され、シャッターカーテンは両端が固定されるので、風の煽りを受けてもシャッターカーテン2とガイドレール1との間で風打音が発生することはない。
請求項4記載の駆動軸12が軸に対して水平方向に回転し、同一水平面で水平方向に90度の角度離して磁石B13、磁石C14を配置した例を図1、図2、図3に示す。
図4(a),(b)は図1のガイドレールを含むA−A断面相当図であり、本発明の請求項6の実施例を示している。但し、図1は駆動軸12に磁石B13、磁石C14を取付けているが、図4の発明では磁石B13のみで磁石C14は取付けていない。シャッターカーテン2の摺動に際しての、ガイドレール1とシャッターカーテン2との間の衝撃音を消すため、ガイドレール1の摺動溝4内に押え板35を設けている。押え板35のシャッターカーテン2と対向する面には弾性体のクッション材38を取付けている。押え板35とガイドレール1の間に押しバネ33を挟み、ガイドレール1の貫通穴6を通して支持棒37を取付けガイドレール1の外側で、前記支持棒37の先端に磁性体36、例えば鉄材等を取付けている。
磁石B13が磁性体36と対向位置にあるときには吸引力が働く。図4(a)はこの状態を示しており、磁性体36は磁石B13に引き付けられ、押しバネ33は圧縮されており、同時に押え板35はガイドレール1側に引き寄せられてシャッターカーテン2から離れているので、シャッターカーテン2は自由にガイドレール1の摺動溝4のガイド面20に沿って移動することが出来る。図4(b)は磁性体36に対して磁石B13が対向位置から離れた状態にある場合を示しており、磁性体36は磁石B13の吸引力から開放され、同時に押しバネ33は伸びて、押え板35は押しバネ33によりガイドレール1から離れ、シャッターカーテン2を押圧するので、シャッターカーテン2はガイドレール1のガイド面20と押え板35により両端を挟持、固定されるので、風の煽りを受けてもシャッターカーテン2とガイドレール1との間で風打音が発生することはない。
図4において、平板の押え板35の代わりに図3に示したようなコの字状の押え板を使用し、押しバネ33の変わりに引きバネを使用しても同様の効果を得ることが出来る。
バネの形状はツル巻バネ以外に板バネ等の他の種類のバネとしても良い。
図5は請求項5記載の実施例を示すもので、駆動軸12は垂直方向に上下するように構成している。このため、磁石B13、磁石C14は駆動軸12の垂直方向に離して、磁石B13を上部にその下方に磁石C14が固定している。
磁石B13は磁石A8と相互の対向面が異極に配置されており、相互の磁石が対向
位置にあるときには吸引力が働く。図5(a)はこの状態を示しており、磁石A8は磁石B13に引き付けられている。図2の押え板5が平板からなる構成(磁石C14が水平に取り付けられている点は異なる)では、図2(a)相当の状態を示しており、押え板5はガイドレール1側に引き寄せられて、シャッターカーテン2から離れているので、シャッターカーテン2は自由にガイドレール1の摺動溝4に沿って移動することが出来る。図5(b)は駆動装置21で駆動軸12を引き上げた状態である。磁石A8と同極の磁石C14が対向位置にあり、磁石A8は磁石C14と反発している。図2の押え板5が平板からなる構成では、図2(b)相当の状態を示しており(磁石C14が水平に取り付けられている点は異なる)、同時に押え板5はガイドレール1から離れ、シャッターカーテン2を押圧しているので、シャッターカーテン2はガイドレール1と押え板5により両端を挟持され、固定される。
コの字形状の押え板25を使用した図3の例において、図5記載の駆動軸12を垂直方向に上下するように構成しても、駆動軸12が回転する場合と同様な作用をする。
相互の磁石が異極で対向位置にあるときには吸引力が働く。図5(a)はこの状態を示しており、磁石A8は磁石B13に引き付けられている。図3(b)相当の状態を示しており(磁石C14が水平に取り付けられている点は異なる)、押え板25は、シャッターカーテン2を押圧しているので、シャッターカーテン2はガイドレール1のガイド面20と押え板25により両端を挟持され、固定される。
図5(b)はモーター21で駆動軸12を引き上げた状態である。磁石A8と同極の磁石C14が対向位置にあり、磁石A8は磁石C14と反発している。図3(a)の状態を示しており(磁石C14が水平に取り付けられている点は異なる)、同時に押え板25はシャッターカーテン2から離れで、シャッターカーテン2は自由にガイドレール1の摺動溝4に沿って移動することが出来る。
同様に、図5記載の駆動軸12を垂直方向に上下するように構成したものを、駆動軸12に固定する磁石を1グループ1個にして、請求項6の構造に適用できることは言うまでもない。
以上述べたように、ガイドレール1の摺動溝4内に挿入されたシャッターカーテン2は、摺動時には押え板5や押え板25や押え板35がシャッターカーテン2から離れ、シャッターカーテン2とガイドレール1との間に摺動に必要な十分な隙間を確保されるので、自在に摺動できるようになっている。
一方、シャッターカーテン2を閉めた状態では、磁石相互間の吸引、反発力やバネのバネ力により、押え板5や押え板25や押え板35を介してシャッターカーテン2をガイドレール1に押圧し強固に固定するので、風の煽りを受けてもシャッターカーテン2はガイドレール1との間で風打音が発生することがない。
上記各実施例は、本発明のシャッターカーテン2の防音構造例を説明したが、電動式シャッター装置、手動巻き上げ式シャッター装置、また、重量シャッターやパイプシャッター、各種の巻き上げ式シャッターなど各種のシャッター装置に適応できることは言うまでもない。
1 ガイドレール
2 シャッターカーテン
3 シャッターケース
4 摺動溝
5 押え板(平板形)
6 貫通穴
7 支持棒
8 磁石A
9 クッション材
10 ストッパー
11 モーター
12 駆動軸
13 磁石B
14 磁石C
15 軸ガイド

20 ガイド面
21 駆動装置

25 押え板(コの字形)

28 クッション材

33 押しバネ

35 押え板(平板形)
36 磁性体
37 支持棒
38 クッション材












Claims (6)

  1. ガイドレールの摺動溝内にあって、シャッターカーテンをガイドレールのガイド面と押え板で挟む位置に前記押え板を配置し、前記押え板に取付けた1個以上の磁石Aとこの磁石Aに対向する各位置に極性が異なるように駆動軸に配置した他の磁石B、極性が同じであるように配置した他の磁石Cを駆動させることにより、前記磁石Aと他の磁石B、C間の吸引、反発力により、前記押え板でシャッターカーテンを押圧、開放するようにしたことを特徴とするシャッターカーテンの消音構造。
  2. 押え板は平板形状である請求項1記載のシャッターカーテンの消音構造。
  3. 押え板はコの字形状である請求項1記載のシャッターカーテンの消音構造。
  4. 磁石B、Cは水平に離して、極性が異なるように駆動軸に配置したことを特徴とする請求項1から請求項3記載のいずれかのシャッターカーテンの消音構造。
  5. 磁石B、Cは垂直に離して、極性が異なるように駆動軸に配置したことを特徴とする請求項1から請求項3記載のいずれかのシャッターカーテンの消音構造。
  6. ガイドレールの摺動溝内にあって、シャッターカーテンをガイドレールのガイド面と押え板で挟む位置に前記押え板を配置し、前記押え板とガイドレールとの間にバネを介して磁性体を取付け、この磁性体に対向する位置に磁石を駆動させ、前記磁性体を吸引、開放することにより、前記押え板を介してシャッターカーテンを押圧、開放するようにしたことを特徴とするシャッターカーテンの消音構造。










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