JP2010248696A - 引戸の制動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 引戸を閉める際に移動速度を減速させることができ、また、引戸を開ける際は、摩擦抵抗力を減少させることができることはいうまでもなく、制動部材を挟圧する摺動部材の間隔を調整する機構が複雑でなく、調整が確実で引っ張りばねに負担が掛からない引戸の制動装置を提供する。
【解決手段】 装着部材の先端に固着された引戸の木口に沿って配置される固定部に設けられている調節ねじにより固定部の操作面に配置した第1の板状部材を前後方向に調節可能として第1の板状部材と制動部材との当接摺動の際の摩擦抵抗力を調整可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】 装着部材の先端に固着された引戸の木口に沿って配置される固定部に設けられている調節ねじにより固定部の操作面に配置した第1の板状部材を前後方向に調節可能として第1の板状部材と制動部材との当接摺動の際の摩擦抵抗力を調整可能とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、引戸が閉止する際に引戸の閉じ方向への勢いを減少させて衝撃音の発生や跳ね返りを防止するために設置される制動装置に関するものである。
従来、引戸について、開閉操作を容易且つ円滑なものとする必要性から建て付けの 正確さや摩擦抵抗の減少が図られ、開閉操作に関しては移動性が確保されてきている。反面、開閉方向の移動性についての改良が図られた結果、開閉時に引戸が予想以上の勢いで閉方向に移動することから、引戸が戸当たりや戸枠(柱)などに勢いよく衝突して衝突音や跳ね返りが発生し、更には指などを挟むなどの問題があった。
そこで、従来から、引戸と鴨居のいずれか一方に一対の摩擦部材を前後方向に対向して配置し、これらの摩擦部材の間を通過するスライダを摩擦部材に圧接させて制動する形式の引戸の制動装置が、例えば特開平7−269221号公報(特許文献1)、特開平8−21147号公報(特許文献2)などに提示されている。
ところが、前記従来の引戸の制動装置は、特許文献1に記載されている形式のものは板ばねを用いたものであって、一旦、閉じた引戸を開くときに負荷が掛かり円滑な開放操作ができな井という問題があり、また、特許文献2に記載されているものは、摩擦部材とスライダとを特殊な形状にする必要があるばかりか開放方向ヘの接触抵抗は小さく操作も市易いが、閉じる方向への接触抵抗が大きく引戸を何時でも勢いよく閉じる必要がありきわめて取扱が悪いという問題がある。更に、前記従来の制動装置はスライダを挟む一対の摩擦部材間における間隔の調節ができないことから、所望の制動間隔を得ることができないとともに、使用時における摩擦によって接触面が摩耗して制動機能が低下するという心配もある。
そこで、特開平9−317318号公報(特許文献3)に、引戸の移動に伴って摺動部材間の間隔を狭くして押圧力を増大させることができ、逆に、引戸の移動方向が反対になると摺動部材間の間隔を広くすることができ、摩擦抵抗力をほとんど無くすことができ、引戸の閉鎖方向に対して摺動部材の間隔が狭くなるよう装着することによって、引戸を閉める際に移動速度を減速させることができ、また、引戸を開ける際は、摩擦抵抗力を減少させることができて制動装置を装着する前と同様に引戸を軽く開けることができる引戸の制動装置が提示されている。
この特許文献3に記載されている引戸の制動装置は、図7に示すように、引戸の移動方向に沿った長手部材にて形成され、摩擦面2a,2bとなるほぼ平行な2面を具備する制動部材2と、この制動部材の摩擦面2a,2bを挟んで当接摺動でき、引戸の移動中に制動部材2との当接摺動により摩擦抵抗力を発生させる摺動部材31a,31bを具備する当接部材3とによって構成され、当接部材3は、断面L字状に形成された2つの板状部材3a,3bからなり、板状部材3a,3bの垂直部分に設けた摺動部材31a,31bを対向配置させるとともに、水平部分32a,32bを重ね合わせて配置し、水平部分32a,32bには引戸の移動方向に対して斜め方向に形成した貫通孔33a,33bを、水平部分を重ねた状態で互いにクロスするように形成して、両貫通孔33a,33bに遊嵌させた取付ネジ35を設けており、当接部材2は、制動部材3との当接摺動の際の摩擦抵抗力によって、引戸の一方向への移動時には、摺動部材31a,31b間の間隔が狭くなるようにずれ、引戸の逆方向への移動時には、摺動部材間31a,31bの間隔が広くなるようにずれるよう構成したものである。
ところが、前記特許文献3に記載された制動装置1は、当接部材3が、断面L字状に形成された板状部材3a,3bの垂直部分34a,34bに設けた摺動部材31a,31bを対向配置させるとともに、水平部分33a,33bを重ね合わせて配置した2つの板状部材3a,3bからなるものであることから、摺動部材31a,31bの間隔の調整するには、固定部材fの長手方向に調整ネジmを回転自在に通して取付け、その中間部分に2個の取付用ナットnを螺合させてあり、この取付用ナットnに対して水平部分33a,33bに遊嵌した取付ネジ35をねじ込んで当接部材3を装着し、調整ネジmを回転させると、取付用ナットnがその軸線方向に移動することとなり、取付用ナットnに支持された当接部材3の全体を調整ネジmの軸線方向に移動することにより、固定部材fに取付けている引っ張りバネcのバネ力を変えることができるので、取付板3a,3bの位置をずらせることができ、摺動部材31a,31b同士の間隔を変更するものである。
従って、固定部材fの下方に調整ネジmと取付用ナットnを組み込む等、複雑な構成にしなければならず、固定部材fの厚みも増すという問題点があり、特に、摺動部材31a,31bの間隔の調整は引っ張りバネcのバネ力を変えることにより行うものであることから、当接部材3を引っ張りバネcにより摺動部材31a,31bの間隔を所望の調整間隔に保持するものであり、引っ張りバネcが常時摺動部材31a,31bを所定位置に保持させておくことになり、劣化の原因になるとともに安定した状態に配置することができないという問題もある。
本発明は前記従来の引戸の制動装置が有する問題点を解決して、引戸を閉める際に移動速度を減速させることができ、また、引戸を開ける際は、摩擦抵抗力を減少させることができることはいうまでもなく、制動部材を挟圧する摺動部材の間隔を調整する機構が複雑でなく、調整が確実で引っ張りばねに負担が掛からない引戸の制動装置を提供するものである。
前記課題を解決するためになされた本発明は、引戸または鴨居に装着され、対向する鴨居または引戸方向に突出させて配置されその前後に摩擦部を形成する制動部材と前記制動部材の摩擦部に接触する一対の摩擦面に当接する開閉可能な一対の摺動面を有する摺動部材を有する当接部材とからなる引戸の制動装置であって、前記当接部材が、引戸または鴨居に装着する平板状の基板を有する装着部材と断面L字状に形成されているとともに垂直部分の内側に摺動部材を配置した前記装着部材に少なくとも引戸の開閉方向に移動不可に配置された第1の板状部材および前記第1の板状部材を水平部分を重ね合わせ対向配置される第2の板状部材とからなり、前記装着部材には基板に前後方向に延びる長孔が形成され、前記第1の板状部材には水平部分に前記装着部材の基板に形成した長孔と連通する引戸の移動方向に対して斜め方向に延びる斜め長孔が形成されるとともに、前記第2の板状部材は前記装着部材に固定されているとともに水平部分には前記装着部材の基板に形成した長孔および前記第1の板状部材における板状部材の水平部分に形成した斜め長孔に連通するねじ孔が形成されており、前記第2の板状部材に形成した通孔に螺挿した支軸を前記第1の板状部に形成した斜め長孔および装着部材の基板に形成した長孔に遊嵌させて前記装着部材、第1の板状部材、第2の板状部材が前記支軸により一体的に連結されており、前記当接部材を形成する前記第1の板状部材が制動部材との当接摺動の際の摩擦抵抗力によって、引戸の一方向への移動時には、前記第2の板状部材との間隔を狭めて制動部材を制動し、引戸の逆方向への移動時には、前記第2の板状部材との間隔を広めて制動を解除する。
本発明によれば、当接部材を構成する第2の板状部材が、引戸または鴨居に装着する装着部材に固定されているのできわめて安定した状態で装着することがてきる。また、当接部材を構成する第1の板状部材と第2の板状部材との間隔も第2の板状部材はそのままで、第1の板状部材を装着部材に対して引戸の移動方向へ移動させるだけでよく構造も複雑でなく調整も確実で且つ容易である。
特に、装着部材の先端に固着された引戸の木口に沿って配置される固定部に設けられている調節ねじにより前記固定部の操作面に配置した前記第1の板状部材を前後方向に調節可能として前記第1の板状部材と制動部材との当接摺動の際の摩擦抵抗力を調整可能として制動部材の幅や取り付け位置に簡単な操作で対応することができる。
また、装着部材の先端に固着された引戸の木口に沿って配置される固定部に設けられた調節ねじにより前記第1の板状部材と第2の板状部材とを一体的に前後方向に移動可能として前記鴨居または引戸に対する前後方向位置を調整可能としたことにより制動部材との前後方向位置や引戸枠と引戸との前後方向位置を簡単に調節することができる。
以上のように本発明である引戸の制動装置は、従来の同種のものに比べて引戸や鴨居への装着が確実であるとともに、当接部材を構成する板状部材間の調整も簡単且つ確実である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明の好ましい実施の形態を示すものであり、本実施の形態である引戸の制動装置1は、制動部材2を鴨居5側に、当接部材3を引戸6側に直接配置したものであるが本発明はこれに限らず鴨居5側に当接部材3を設置し引戸6側に制動部材2を配置した場合や吊車形式の引戸などについても同様にして実施することができるものである。
本実施の形態では、鴨居5に取り付けられる制動部材2は、平板状の取付基板21の底面に棒状で前後に摩擦部22,22を形成する制動部材本体23が突設されており、取付基板21に形成したねじ孔24,25に取付ねじ26により固定されるものであり、特に一方のねじ孔25は円弧状であって制動部材本体23の前後方向位置を調整可能に取り付けられる構成である。
一方、前記制動部材2が当接する当接部材3は、主として、複数の前後方向に延びる長孔382が引戸の移動方向へ所定の間隔で並設された平板状で端縁を下方に折り曲げて断面が下向きコ字形の基板381とその前後に連設された固定部36,37とからなり、その前後に配置されて引戸6の頂面61および木口62に形成された取付孔63に嵌装した当接部材3を固定するための固定部36,37を有している装着部材38と、断面L字状に形成されているとともに垂直部分32aに被冠されて少なくとも内側に摺動部材31aを配置して前記装着部材38における基板381に重ねて配置されるとともに水平部分33aに前記装着部材38における基板381に形成された各長孔382に連通する引戸6の移動方向に対して斜め方向に延びる斜め長孔34aを連設した第1の板部材3aと、断面L字状に形成されており、垂直部分32bに被冠して少なくとも内側に摺動部材31bを配置するとともに、第1の板部材3aの水平部分33aと重ねられる水平部分33bに前記装着部材38の基板381に形成した各長孔382および前記第1の板部材3aの水平部分33aに形成した斜め長孔34aにそれぞれ連通する円形の通孔34cを連設した第2の板部材3bとから構成される。
尚、前記摺動部材31a,31bは例えば硬質合成樹脂に摩擦材を混入させたものやそれ自体に摩擦力を有するゴム材など従来周知のものを用いることが可能であるが、特に摩擦力と耐久性とを考慮して適宜選択すればよい。
そして、前記装着部材38、第1の板部材3a, 第2の板部材3bが重ね合わされてそれぞれに形成された長孔382, 斜め長孔34a、ねじ孔34cに貫挿されて先端をかしめた支持軸35により一体化され、且つ、少なくとも前記第1の板部材3aは装着部材38と第2の板部材3bとに対して前記斜め長孔34aの範囲において水平方向へ移動可能に配置されている。また、前記第1の板部材3aは、前記ガイド364との間に介装させた圧縮ばね39により基端方向へと付勢されている。
従って、前記当接部材3を形成する第1の板状部材3aの摺動部材31aが制動部材2の制動部材本体22との当接摺動の際の摩擦抵抗力によって、引戸6の一方向への移動時には、第2の板状部材3bにおける摺動部材31bとの間隔を狭めて制動部材2を制動し、引戸の逆方向への移動時には、第2の板状部材3bとの間隔を広めて制動を解除するので引戸6を閉める際に移動速度を減速させることができ、また、引戸6を開ける際は、摩擦抵抗力を減少させることができて抵抗なく開けることができる。
本実施の形態についてさらに詳しく説明すると、本実施の形態では、前記装着部材38の先端側に形成される引戸6への固定部材36は、引戸6に取り付けたときに引戸6の木口62に沿って配置され、頂部を開放した空間部361の対向する側壁362,362間に架設した軸363には頂部に引戸6の移動方向と頂部とにわたって開放して前記鴨居5に取り付けた制動部材2の制動部材本体23をガイドするガイド部364を形成したガイド365が遊嵌されており、固定部材36における操作面366に配置される調整ねじ367を回転させることにより偏心カム367aを介して前記ガイド365が前記軸363に沿って移動させられることで前後方向位置を調整可能としている。
さらに、前記第2の板部材3bを形成する水平部分33bの基端部には前記装着部材38の固定部37に形成された係止溝371に嵌挿して前後方向への移動をガイドするためのガイド垂片331が折曲して形成されており、水平部分33aの先端部は前記装着部材38の前方に配置された固定部36に配置されたガイド365に固着されており、図5に示すように前記ガイド365の調整に伴って引戸6の前後方向位置が前記装着部材38に形成された長孔382の長さ範囲において移動可能とされている。
さらにまた、前記第1の板部材3aは前方に当接の固定部36内に配置した引戸6の木口62に沿って配置される操作面366に配置される調整ねじ368を螺挿する調整部材332が延設されており、前記操作面366に配置される調整ねじ368を回転操作させることにより前記調整部材332を介して第1の板部材3aを引戸6の移動方向へ移動可能とされており、第1の板部材3aを引戸6の移動方向へ移動させることにより第1の板部材3aに形成した斜め長孔34aに貫通させてある前記第2の板部材3bのねじ孔34cに螺挿させている支持軸35により引戸6の前後方向へ移動することになり、図6に示すように第1の板部材3aとの間隔、即ち、摺動部材31aと31bとの間隔を調整することができる。
このような構成を有する本実施の形態である制動装置は、前述の如く、当接部材3を引戸6に形成した取付孔36に嵌装して止めねじ64,65により装着部材38に形成されている固定部36,37に固着し、制動部材2を鴨居5の所定位置に取付基板21に形成したねじ孔24,25に取付ねじ26により所定の位置に固定して使用するものである。
即ち、前述の如く、引戸6を閉じたとき引戸6に装着されたガイド36を通して当接部材3が鴨居5に装着された制動部材2の第2の板部材3bに接することになり、さらに閉じ方向へ引戸6が移動すると制動部材2の制動部材本体23が摺動部材31aの摩擦力により一体となった状態で圧縮ばね39の付勢力に抗して第1の板部材3aが引戸6の移動方向へと移動させられ、同時に斜め長孔34aの作用により対向する第2の板部材3bの摺動部材31bとの間隔が狭まって、制動部材本体23が前記第当接部材3を形成する第1の板部材3aの摺動部材31aと第2の板状部材3bの摺動部材31bに挟まれて両摺動部材31a,32bとの摩擦抵抗力によって引戸6の閉じ方向への移動を制動して跳ね返りを防止して、さらに、必要であれば閉じた状態に保持させることができる。
特に、本実施の形態では、前述の如く引戸6の木口62に露出している固定部36における操作面366に配置されている調整ねじ367,368を用いて第1の板状部材3aおよび第2の板状部材3b全体または第1の板状部材3aと第2の板状部材3bとの間隔を調整して前記制動力を好適な状態に調整することができるので、確実に且つ所定の位置で所定の制動力で引戸6を制動させることができる。
また、本実施の形態では、引戸6を開ける際は、制動部材本体23が両摺動部材31a,32bと摩擦状態にある閉じた状態から開ける方向へ移動することにより摺動部材31aが付設されている第1の板部材3aが斜め長孔34aの作用により摺動部材32bと離反して摩擦抵抗力を減少させることができて圧縮ばね39の付勢力も加味されて制動力が解除されて抵抗なく開けることができる。
1 制動部材、2 制動部材、3 当接部材、5 鴨居、6 引戸、3a 第1の板部材、3b 第2の板部材、31a,31b 摺動部材、32a,32b 垂直部分、33a,33b 水平部分、34a 斜め長孔、35 支持軸、36 ガイド、38 装着部材、382 長孔、381 基板
Claims (3)
- 引戸または鴨居に装着され、対向する鴨居または引戸方向に突出させて配置されその前後に摩擦部を形成する制動部材と前記制動部材の摩擦部に接触する一対の摩擦面に当接する開閉可能な一対の摺動面を有する摺動部材を有する当接部材とからなる引戸の制動装置であって、前記当接部材が、引戸または鴨居に装着する平板状の基板を有する装着部材と断面L字状に形成されているとともに垂直部分の内側に摺動部材を配置した前記装着部材に少なくとも引戸の開閉方向に移動不可に配置された第1の板状部材および前記第1の板状部材を水平部分を重ね合わせ対向配置される第2の板状部材とからなり、前記装着部材には基板に前後方向に延びる長孔が形成され、前記第1の板状部材には水平部分に前記装着部材の基板に形成した長孔と連通する引戸の移動方向に対して斜め方向に延びる斜め長孔が形成されるとともに、前記第2の板状部材は前記装着部材に固定されているとともに水平部分には前記装着部材の基板に形成した長孔および前記第1の板状部材における板状部材の水平部分に形成した斜め長孔に連通するねじ孔が形成されており、前記第2の板状部材に形成した通孔に螺挿した支軸を前記第1の板状部に形成した斜め長孔および装着部材の基板に形成した長孔に遊嵌させて前記装着部材、第1の板状部材、第2の板状部材が前記支軸により一体的に連結されており、前記当接部材を形成する前記第1の板状部材が制動部材との当接摺動の際の摩擦抵抗力によって、引戸の一方向への移動時には、前記第2の板状部材との間隔を狭めて制動部材を制動し、引戸の逆方向への移動時には、前記第2の板状部材との間隔を広めて制動を解除することを特徴とする引戸の制動装置。
- 前記装着部材の先端に固着された引戸の木口に沿って配置される固定部に設けられている調節ねじにより前記固定部の操作面に配置した前記第1の板状部材を前後方向に調節可能として前記第1の板状部材と制動部材との当接摺動の際の摩擦抵抗力を調整可能としたことを特徴とする請求項1記載の引戸の制動装置。
- 前記装着部材の先端に固着された引戸の木口に沿って配置される固定部に設けられた調節ねじにより前記第1の板状部材と第2の板状部材とを一体的に前後方向に移動可能として前記鴨居または引戸に対する前後方向位置を調整可能としたことを特徴とする請求項1または2記載の引戸の制動装置。
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Cited By (2)
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JP2014088688A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Nakanishi Metal Works Co Ltd | 引戸用ブレーキ装置 |
CN113550572A (zh) * | 2021-07-09 | 2021-10-26 | 南京坤佳防水防腐保温工程有限公司 | 地下室外墙后浇带结构及其施工方法 |
-
2009
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