JP2007321505A - ドアの開き保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】板バネがスライドブロックに及ぼす付勢力を調整するのに、板バネの交換を行う必要がなく、かつ、板バネがスライドブロックに及ぼす付勢力の大きさを現地で容易かつ迅速に調整できるドアの開き保持装置を提供すること。
【解決手段】板バネ30をガイドレール10の底面12に固定する。板バネ30の一端部34aを、板バネ保持部材40の第1保持部41a、第2保持部41bまたは第3保持部41cに嵌合させる。第1保持部41a、第2保持部41bおよび第3保持部41cは、いずれも高さが異なっている。板バネ30の一端部34aを、嵌合させる保持部41a,41b,41cを選択することによって、板バネ30の高さを調節して、板バネ30の山形形状部32a,32bがストップローラ23を付勢する付勢力を適宜調節する。
【選択図】図2
【解決手段】板バネ30をガイドレール10の底面12に固定する。板バネ30の一端部34aを、板バネ保持部材40の第1保持部41a、第2保持部41bまたは第3保持部41cに嵌合させる。第1保持部41a、第2保持部41bおよび第3保持部41cは、いずれも高さが異なっている。板バネ30の一端部34aを、嵌合させる保持部41a,41b,41cを選択することによって、板バネ30の高さを調節して、板バネ30の山形形状部32a,32bがストップローラ23を付勢する付勢力を適宜調節する。
【選択図】図2
Description
この発明は、ドアの開き保持装置に関し、特に、回転式のドアの開き保持装置に関する。また、この発明は、特に、上枠およびドア内臓型のドアクローザにより自閉力が付与されると共に、ドアを複数の開き位置に保持するドアの開き保持装置に関する。
従来、ドアの開き保持装置としては、特開2003−301651号公報(特許文献1)に記載されたものがある。図4(A)は、そのドア開き保持装置を上方から見た図であり、図4(B)は、上記ドア開き保持装置の側面図である。
このドアの開き保持装置は、図4(B)に示すように、ドアの上部にガイドレール101を設け、ガイドレール101の底面107に、金属製の板ばね103を取り付けている。上記板ばね103は、複数の断面山形形状の部分、すなわち、第1山形形状部102a、第2山形形状部102b、および、第3山形形状部102cを有している。上記ガイドレール101は、スライドブロック104を移動自在に案内している。上記スライドブロック104は、図4(B)に矢印Aで示すドアの閉じ方向に所定の力で付勢されている。上記スライドブロック104の本体部には、ローラピンを介してローラ105が回転自在に取り付けられている。
上記ドアを開くと、上記スライドブロック104が、図4(B)に矢印Bで示す開き方向に移動するようになっている。上記スライドブロック104が、矢印B方向に移動すると、スライドブロック104の移動に伴ってローラ105が、矢印B方向に移動することになる。ここで、上記ローラ105が、第1山形形状部102a、第2山形形状部102b、または、第3山形形状部102cの頂部を紙面において左から右に超えた時点で、人がドアから手を離すと、ローラ105が、常時スライドブロック104に加えられている矢印A方向への付勢力によって矢印A方向で示す閉じ方向に移動して、この閉じ方向の移動量に対応して強くなる付勢力を、ローラ105の閉じ側に位置しかつローラ105に最も近接している山形形状部の上面から受けるようになっている。そして、ローラ105が、上記最も近接している山形形状部の頂部よりも開き側で停止するようになっている。
ローラ105の停止位置と、ドアの開き角度(閉じた状態のドアに対するドアの角度)とは、一対一に対応している。このドアの開き保持装置は、山形形状部102a,102b,102cが三つあるから、ローラ105の停止位置が三個所あり、ドアの開き角度を三段階に調整できるようになっている。
上記ドアの開き保持装置では、板バネ103の弾性力は、使用する板バネ103の選定時点で決定するから、ローラ105が山形形状部の頂部を通過するときに、人がドアに加える力も、板バネ103の選定時点で決定することになる。
このような背景において、力が比較的強い若者が多い学校等の施設において、ドアの故障防止のために、ローラ105が山形形状部の頂部を通過するときに、人がドアに加える力を強くしたいという要請がある一方、力が比較的弱い老人が多い老人ホーム等の施設においては、ローラ105が山形形状部の頂部を通過するときに、人がドアに加える力を弱くしたいという要請がある。
しかしながら、上記ドアの開き保持装置では、ローラ105が山形形状部の頂部を通過するときに、人がドアに加える力を変更するには、板バネ103を交換するしか手がなく、ローラ105が山形形状部の頂部を通過するときに人がドアに加える力を調整するのに、ドア上部にスペースがない場合、ドアを外すという大掛かりな作業が必要になるという問題がある。
特開2003−301651号公報(第2図)
そこで、この発明の課題は、板バネがスライドブロックに及ぼす付勢力を調整するのに、板バネの交換を行う必要がなく、かつ、板バネがスライドブロックに及ぼす付勢力の大きさを現地で容易かつ迅速に調整できるドアの開き保持装置を提供することにある。
上記課題を達成するために、このドアの開き保持装置は、
ガイドレールと、
上記ガイドレールに案内されて動くスライドブロックと、
上記スライドブロックを上記ドアの開き位置に保持するための板バネと、
上記板バネの先端部を保持すると共に、互いに高さが異なる複数の保持部を有し、かつ、上記ガイドレールに対して移動可能であるバネ保持部材と
を備えることを特徴としている。
ガイドレールと、
上記ガイドレールに案内されて動くスライドブロックと、
上記スライドブロックを上記ドアの開き位置に保持するための板バネと、
上記板バネの先端部を保持すると共に、互いに高さが異なる複数の保持部を有し、かつ、上記ガイドレールに対して移動可能であるバネ保持部材と
を備えることを特徴としている。
本発明によれば、上記板バネの先端部を保持すると共に、互いに高さが異なる複数の保持部を有し、かつ、上記ガイドレールに対して移動可能であるバネ保持部材を備えるので、バネ保持部材を現地でガイドレールに対して移動させるだけで、板バネの先端部を保持する保持部を、現地で適宜変更することができる。したがって、板バネの先端部の配置位置の高さを現地で容易に変更することができるから、板バネがスライドブロックを付勢する力を現地で容易に変更することができる。また、バネ保持部材を現地でガイドレールに対して移動させるだけで、板バネがスライドブロックを付勢する力を容易に変更できるから、板バネがスライドブロックに及ぼす付勢力を調整するのに板バネの交換を行う必要がない。
また、一実施形態のドアの開き保持装置は、上記ガイドレールが、上に開口しており、上記バネ保持部材は、上記複数の保持部が形成されたバネ保持部と、上方から操作される操作部と、上記操作部と、上記バネ保持部とを連結する連結部とを有する。
上記実施形態によれば、上記ガイドレールが、上に開口しており、かつ、上記バネ保持部材が、上方から操作される操作部を有しているから、上記ガイドレールの開口を介して、例えば、ドライバ等の工具や、鉤状の針金等の治具を上方から操作部に接触させることができ、上記工具や治具によって、操作部をガイドレールに対して容易に移動させることができる。したがって、操作部に連結部を介して接続している保持部を、ガイドレールに対して容易に移動させることができる。
また、一実施形態のドアの開き保持装置は、上記連結部が、上記連結部の移動範囲が制限された状態で上記板ばねと嵌合している。
上記実施形態によれば、上記連結部が、上記連結部の移動範囲が制限された状態で上記板ばねと嵌合しているから、上記バネ保持部材が、その保持部が上記板バネの先端部に接触できない位置まで移動することを防止できる。
また、一実施形態のドア開き保持装置は、上記板バネが、樹脂製である。
従来、ガイドレールおよび板バネの材料としては、金属材が用いられている。ここで、金属製の板バネが弾性変形して、板バネの先端部がガイドレールに対して摺動する際に、耳障りな異音が発生することがある。この板バネとガイドレールとの摺動に起因する異音を防止して欲しいという要請がある。
上記実施形態によれば、上記板バネが、樹脂製であるから、板バネの先端部が、バネ保持部材の異なる保持部間を摺動する際に異音が発生することがない。
また、一実施形態のドアの開き保持装置は、上記バネ保持部材が、樹脂製である。
上記実施形態によれば、上記バネ保持部材を有し、かつ、上記バネ保持部材が、樹脂製であるから、板バネの先端部が、金属製のガイドレール上を摺動することがなく、かつ、板バネの先端部とバネ保持部材との接触と、バネ保持部材とガイドレールとの接触とのいずれもが、金属材と樹脂材との接触、または、樹脂材と樹脂材との接触になる。したがって、ドアの開き動作の際に異音が発生することがない。
本発明のドアの開き保持装置によれば、バネ保持部材を現地でガイドレールに対して移動させるだけで、板バネの先端部を保持する保持部を、現地で適宜変更することができる。したがって、板バネの先端部の配置位置の高さを現地で容易に変更することができるから、板バネがスライドブロックを付勢する力を現地で容易に変更することができる。また、バネ保持部材を現地でガイドレールに対して移動させるだけで、板バネがスライドブロックを付勢する力を容易に変更できるから、板バネがスライドブロックに及ぼす付勢力を調整するのに板バネの交換を行う必要がない。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のドアの開き保持装置を有するドアの開閉構造を示す図である。詳細には、図1(A)は、ドアの開閉構造を上から見たときの上面図であり、図1(B)は、ドアの開閉構造をドアの延在方向で切断したときのドアの開閉構造の正面断面図である。また、図1(C)は、ドアの開閉構造の上枠の下面図であり、図1(D)は、ドアの開閉構造を、ドアの延在方向に垂直な方向で切断したときの側方断面図である。以下に、図1を用いて、本発明の一実施形態の開き保持装置を備えるドアの開閉構造の構造および動作について簡単に説明する。
このドアの開閉構造は、ドア1を有し、ドア1は、ヒンジ2を介して枠体3に回転自在に取付けられている。上記ドア1の上端部には、図1(D)に示す断面コ字状のガイドレール10が、その開口を上側にして複数のネジ11によって埋設状に取付けられている。
このガイドレール10の底部の所定位置には、長さ方向の両側が山形形状に形成された上下方向に弾性変形可能な板バネ30の長さ方向の中間部分が、複数のネジによって固定されている。上記板バネ30の一端部は、フリー状態になっている一方、板バネ30の他端部は、後に詳細に説明する、ガイドレール10に対して移動可能であるバネ保持装置40に嵌合している。上記板バネ30は、上から押圧力が加えられると、その弾性力に抗して弾性変形すると共に、両端部が移動して、その高さ寸法が小さくなる一方、上記押圧力が、なくなると、その高さ寸法がもとの高さに戻るようになっている。
図1(B)に示すように、ガイドレール10は、対向する二つの内側側面部の夫々に、ガイドレール10の延在方向に延びる上下二本の直線状かつ凸形状のホールド部10a,10bを備えている。このガイドレール10の二本のホールド部10a,10bの間には、スライドブロックの20の本体部が、ガイドレール10の延在方向に移動自在に嵌合している。
上記スライドブロック20の本体部には、後に詳述するように、ローラピンを介して水平方向の回転軸を有するストップローラが、垂直面内で回転自在に取付けられている。ドア1の開閉動作に連動してスライドブロック20の本体部がガイドレール10に沿って移動すると、この本体部の移動に付随してスライドブロック20のストップローラが、ガイドレール10に沿って移動するようになっている。
図1(C)に示すように、上記枠体3の上枠3aの下面には、取付金具81が複数のネジ83によって固定されている。レバー4の一端部が、取付金具81を貫通するコンシールド型のドアクローザ5の回転軸59に対して、取付ネジ84を介して回転自在に取付けられている。また、このレバー4の他端部には、レバーピン85を介して上記スライドブロック20が取付けられている。
このように、レバー4の一端部を、コンシールド型のドアクローザ5の回転軸59に取り付けることにより。ドア1に、開閉に際して適切な開閉抵抗を付与し、ドア1に自閉力を付与している。
また、ドアクローザ5は、取付金具81を貫通する、ラッチング調整弁97、一速調整弁98および二速調整弁99を有している。これら調整弁98,99を調整することによって、ドアクローザ5の動作特性を調整できるようになっている。
図2は、本発明の一実施形態のドアの開き保持装置を詳細に示す図である。詳細には、図2(A)は、ドアの開閉構造のアーム4の先端付近を上からみた図であり、図2(B)は、ドアの開閉構造をドアの延在方向で切断したときの、ドアの開閉構造のアーム4の先端付近の切断断面図である。
図2(B)を参照して、このドアの開き保持装置は、金属製のガイドレール10と、スライドブロック20と、樹脂製の板バネ30と、樹脂製のバネ保持部材40とを備える。また、上記スライドブロック20は、本体部21と、ストップローラ23とを有する。
上述のように、上記スライドブロック20は、ガイドレール10に案内されて動くようになっており、板バネ30は、スライドブロック20をドアの開き位置に保持する役割を担っている。また、バネ保持部材40は、ガイドレール10の底面12に対して移動可能な構成になっている。
図2(B)に示すように、上記凸状のホールド部10a,10bは、ガイドレール10の内側側面部に設けられ、互いに平行な状態でガイドレール10の長さ方向に延在している。また、上記ガイドレール10の底面12は、その所定位置に板バネ30を固定するネジ孔13を有している。上述ように、上記スライドブロック20の本体21を、上下二条の凸状のホールド部10a,10bの間に水平方向に移動自在に嵌合させることにより、スライドブロック20が上下方向に移動できないようにし、スライドブロック20が、ガイドレール10から外れることを防止している。また、上記ストップローラ23は、スライドブロック本体21から突出する軸22に回動自在に取り付けられ、スライドブロック本体21から下方に突出している。
図2(A)に示すように、上記スライドブロック20には、スライドブロック本体21を貫通するレバーピン4aを介してレバー4の一端部が回転自在に取り付けられている。一方、上記レバー4の他端部は、上記枠体3の上枠3aに取り付けたドアクローザ5の回転軸59(図1(C)参照)に回転自在に取り付けられている。
上記板バネ30は、上下方向に弾性変形可能な樹脂製の材料からなっている。上記板バネ30は、ガイドレール10の延在方向の断面において、断面山形形状の第1山形形状部32a、第2山形形状部32bおよび第3山形形状部32cを有している。第2山形形状部32bと、第3山形形状部32cとは、山形形状部32a,32b,32cよりも高さが低い板状の平坦部38で連結されている。山形形状部32a、32b、32cの頂部の高さは、ストップローラ23における最も低い部分よりも高くなっている一方、山形形状部32a、32b、32cの頂部以外の部分の高さは、ストップローラ23における最も低い部分よりも低くなっている。上記平坦部38の上面には、座金36が配置されている。上記ガイドレール10の内底部12には板バネ固定用の穴が設けられている。また、平坦部38に、長穴35を設けると共に、座金36に、平坦部38の長穴35と略同一の開口形状を有する長穴を設けている。平坦部38の長穴35および座金36の長穴を一致させた上で、座金36における底面12側とは反対側から複数のネジ31を板バネ固定用の穴にねじ込んで、板バネ30をガイドレール10に固定している。この実施形態では、長穴35におけるネジの挿入部分を変動させることによって、ドア1の開き位置における開き角度を2°程度の範囲内で微調整できるようになっている。すなわち、上記ドア1の開き角度を微調整したい場合は、板バネ30の平坦部38に噛合しているネジ31を緩めて、長孔35の範囲内で、板バネ30を移動させて、再度、ネジ31を締めるだけで、ドアの専門家でない者でも、ドアの開き角度の微調整を容易に行うことができるようになっている。尚、この発明では、座金36を省略できるが、この実施形態のように、平坦部38と、ネジ31との間に座金36を配置すると、平坦部38の損傷を抑制することができる。
上記構成において、上記ドア1を開くと、上記スライドブロック20が、図2(B)に矢印Aで示す開き方向に移動するようになっており、スライドブロック20のストップローラ23が、矢印A方向に移動することになる。ここで、上記ストップローラ23が、第1山形形状部32a、第2山形形状部32b、または、第3山形形状部32cの頂部を超えた時点で、人がドアから手を離すと、ストップローラ23が、矢印B方向への上記自閉力によって閉じ方向に移動して、この閉じ方向の移動量に対応して強くなる付勢力を、ストップローラ23の閉じ側に位置しかつストップローラ23に最も近接している山形形状部の上面から受けるようになっている。そして、ストップローラ23が、上記最も近接している山形形状部の開き側で停止するようになっている。
上記板バネ30のヒンジ2側とは反対側の一端部34aおよび板バネ30のヒンジ2側の他端部34bはフリー状態で、さらに、他端部34bはガイドレール10の底面12に接触するようになっている。
上記バネ保持部材40は、バネ保持部41と、操作部44と、バネ保持部41と操作部44とを連結する連結部45とを有している。また、バネ保持部41は、第1保持部41a、第2保持部41bおよび第3保持部41cを有している。各保持部41a,41b,41cの夫々は、バネ保持部41の上面に形成された凹部からなり、各保持部41a,41b,41cの夫々は、ガイドレール10の底面12に略平行な底面を有している。板バネ30の上記一端部34aは、ドアの開閉構造を所定の位置に取り付けたとき、鉛直方向下方に突出する凸部を有している。この凸部は、第1保持部41a、第2保持部41bまたは第3保持部41cの底面に接触するように、凹部である第1保持部41a、第2保持部41bまたは第3保持部41cに、嵌りこんで、第1保持部41a、第2保持部41bまたは第3保持部41cに保持されるようになっている。
図2(B)に示すように、第1保持部41a、第2保持部41bおよび第3保持部41cは、ドアの閉じ方向からドアの開き方向に、第1保持部41a、第2保持部41b、第3保持部41cの順で形成されている。第1保持部41aの底面の高さは、第2保持部41bの底面の高さより高くなっており、第2保持部41bの底面の高さは、第3保持部41cの底面の高さより高くなっている。
上記板バネ30の一端部34の凸部が、高さが最も高い保持部41aに保持されると、板バネ30の第1山形形状部32aは、第1山形形状部32aが取りうる高さのうちで最も高い位置に位置することになり、同様に、板バネ30の第2山形形状部32bも、第2山形形状部32aが取りうる高さのうちで最も高い位置に位置することになる。このことから、ストップローラ23が、第1山形形状部32aを通過するときに、ストップローラ23が、第1山形形状部32aから受ける力が最大になると共に、ストップローラ23が、第2山形形状部32bを通過するときに第2山形形状部32bから受ける力が最大になる。したがって、ストップローラ23が、第1山形形状部32aを通過するときに、ドアを動かすのに必要な力、および、第2山形形状部32bを通過するときに、ドアを動かすのに必要な力が最大になる。
また、上記板バネ30の一端部34aの凸部が、高さが二番目に高い保持部41bに保持されると、板バネ30の第1山形形状部32aは、第1山形形状部32aが取りうる高さのうちで二番目に高い位置に位置することになり、同様に、板バネ30の第2山形形状部32bも、第2山形形状部32aが取りうる高さのうちで二番目に高い位置に位置することになる。このことから、ストップローラ23が、第1山形形状部32aを通過するときに、ストップローラ23が、第1山形形状部32aから受ける力が二番目に大きな値になると共に、ストップローラ23が、第2山形形状部32bを通過するときに第2山形形状部32bから受ける力が二番目に大きな力になる。したがって、ストップローラ23が、第1山形形状部32aを通過するときに、ドアを動かすのに必要な力、および、第2山形形状部32bを通過するときに、ドアを動かすのに必要な力が2番目に大きな力になる。
また、上記板バネ30の一端部34の凸部が、高さが最も低い保持部41cに保持されると、板バネ30の第1山形形状部32aは、第1山形形状部32aが取りうる高さのうちで最も低い位置に位置することになり、同様に、板バネ30の第2山形形状部32bも、第2山形形状部32aが取りうる高さのうちで最も低い位置に位置することになる。このことから、ストップローラ23が、第1山形形状部32aを通過するときに、ストップローラ23が、第1山形形状部32aから受ける力が最も低い値になると共に、ストップローラ23が、第2山形形状部32bを通過するときに第2山形形状部32bから受ける力が最も低い力になる。したがって、ストップローラ23が、第1山形形状部32aを通過するときに、ドアを動かすのに必要な力、および、第2山形形状部32bを通過するときに、ドアを動かすのに必要な力が最低になる。
このように、この発明のドアの開き保持装置のバネ保持部材40を、ガイドレール10の内底面に対して適宜摺動させるだけで、ドアの開き保持動作を行うときに必要な力を容易かつ精密に調整できるのである。
図2(A)に示すように、上記操作部44は、断面略矩形状の枠からなり、鉛直方向に延在する断面矩形状の貫通穴を有している。ドアを動かすのに必要な力を最弱にしたい場合には、現地において、使用者が、ガイドレール10の鉛直方向上方の開口から、例えば、ドライバのような棒材を操作部44の貫通穴に挿入して、操作部44を、操作部44が板バネ30から離れる方向に引っ張って、バネ保持部41を紙面の右から左に移動させて、板バネ30の一端部34の凸部が嵌合する保持部として、第3保持部41cを選択するようにする。一方、ドアを動かすのに必要な力を最強にしたい場合には、現地において、使用者が、ガイドレールの鉛直方向上方の開口から、例えば、ドライバのような棒材を操作部44の貫通穴に挿入して、操作部44を、板バネ30の方向に引っ張って、バネ保持部41を紙面の左から右に移動させて、板バネ30の一端部34の凸部が嵌合する保持部として、第1保持部41aを選択するようにする。このように、この発明では、ドアを動かすのに必要な力を調整するのに、板バネを交換する必要がないから、ドアを動かすのに必要な力を調整するのに要する労力を格段に低減することができる。また、ドアの取付の専門家でない使用者でも、操作部44を移動させるだけで、ドアを動かすのに必要な力を、容易かつ迅速に調整できる。
図2に示す板バネ30の一端部34aの先端部39は、連結部45の移動範囲を制限する役割を担っている。詳細には、板バネ30の一端部34aの先端部39は、板状部分39bと、板状部分39bの先端側に連なるコ字状のストッパ部分39aとからなっている。コ字状のストッパ部分39aは、その開口を鉛直方向下側に向けている。上記バネ保持部材40の連結部45は、ストッパ部分39aにおける鉛直方向に延在すると共に、対向する二つの側面の間を通過している。上記板バネ30の一端部34aの上記凸部が、高さが最も高い第1保持部41aに嵌りこんだとき、ストッパ部分39aの操作部44側の端面が、操作部44のバネ保持部41側の端面に当接するか、または、操作部44のバネ保持部41側の端面との間に隙間を有する状態になっている。一方、板バネ30の一端部34aの上記凸部が、高さが最も低い第3保持部41cに嵌りこんだとき、ストッパ部分39aのバネ保持部41側の端面が、バネ保持部41の操作部44側の端面に当接するか、または、バネ保持部41の操作部44側の端面との間に隙間を有する状態になっている。
上記バネ保持部材40の連結部45は、ストッパの操作部44側の端面が、操作部44のバネ保持部41側の端面に当接している位置と、ストッパのバネ保持部41側の端面が、バネ保持部41の操作部44側の端面に当接している位置との間を、ガイドレール10の延在方向に自在に移動できるようになっている。
言い換えれば、上記バネ保持部材40の連結部45は、ガイドレール10の延在方向の移動範囲が制限されるようになっている。このように、板バネ30の一端部34aの先端部で、連結部45を拘束することにより、バネ保持部41が、板バネ30から無制限に離れることを防止している。このことから、バネ保持部41の保持部41a, 41b, 41cが上記板バネの先端部に接触できない位置まで移動することを防止している。
図3は、上記ドア1の開閉に伴う上記レバー4の動きを説明する図である。
人がドアハンドル6に力を加えて、ドア1をその全閉位置から開き位置に矢印Aに示す方向に移動させると、レバー4の一端部が、ドアクローザ5の回転軸59の回りを矢印Cに示す方向に回転するようになっている。別の言葉でいうと、ドア1をその閉じ位置から開き位置に矢印Aに示す方向に移動させると、上記スライドブロック20を回転自在に支持するレバーピン4aが、矢印Dの方向に移動するようになっており、回転軸59を中心にして、円弧状の軌跡7に沿って移動するようになっている。すると、レバー4の先端部に固定されると共に、ガイドレールに案内されたスライドブロック20が、ヒンジ2の方向に、正確には、矢印Bに示す方向に移動するようになっている。すると、上で詳細に説明したように、スライドブロック20のストップローラ23が、板バネ30の第1山形形状部32a、第2山形形状部32bまたは第3山形形状部32cのいずれかの頂部よりも、ヒンジ2側で停止し、ドアが、三つの所定の開き状態のうちのいずれかの状態に保持されるようになっている。
本発明者は、異音の発生の有無を調査するため、上記実施形態のドアの開き保持装置を有するドアの開閉構造において、ドアの開閉動作(ドアを、その全閉位置からその全開位置にした後、全閉位置にする動作)を、数万回連続して行った。そして、この数万回のドアの開閉動作の後においても、ドアの開閉動作時に異音が発生しないことを確認した。
上記実施形態のドアの開き保持装置によれば、板バネ30の一端部34aを保持すると共に、互いに高さが異なる複数の保持部41a,41b,41cを有し、かつ、ガイドレール10に対して移動可能であるバネ保持部材40を備えるので、バネ保持部材40を現地でガイドレール10に対して移動させるだけで、板バネ30の先端部を保持する保持部41a,41b,41cを、現地で適宜変更することができる。したがって、板バネ30の先端部の配置位置の高さを現地で容易に変更することができるから、板バネ30がスライドブロック20を付勢する力を現地で容易に変更することができる。また、バネ保持部材40を現地でガイドレール10に対して移動させるだけで、板バネ30がスライドブロック20を付勢する力を容易に変更できるから、板バネ30がスライドブロック20に及ぼす付勢力を調整するのに板バネ30の交換を行う必要がない。
また、上記実施形態のドアの開き保持装置によれば、ガイドレール10が、上に開口しており、かつ、バネ保持部材40が、上方から操作される操作部44を有しているから、ガイドレール10の開口を介して、例えば、ドライバ等の工具や、鉤状の針金等の治具を上方から操作部44に接触させることができ、上記工具や治具によって、操作部44をガイドレール10に対して容易に移動させることができる。したがって、操作部44に連結部45を介して接続しているバネ保持部41を、ガイドレール10に対して容易に移動させることができる。
また、上記実施形態のドアの開き保持装置によれば、連結部45が、連結部45の移動範囲が制限された状態で板ばね30と嵌合しているから、バネ保持部41の保持部41a,41b,41cが、板バネ30の先端部に接触できない位置まで移動することを防止できる。
また、上記実施形態のドアの開き保持装置によれば、板バネ30が、樹脂製であるから、板バネ30の一端部34aが、バネ保持部41の異なる保持部間を摺動する際、および、板バネ30の他端部34bが、底面12を摺動する際に異音が発生することがない。
また、上記実施形態のドアの開き保持装置によれば、バネ保持部材40が、樹脂製であるから、板バネ30の先端部が、金属製のガイドレール10上を摺動することがなく、かつ、板バネ30の先端部とバネ保持部材40との接触と、バネ保持部材40とガイドレール10との接触とのいずれもが、金属材と樹脂材との接触、または、樹脂材と樹脂材との接触になる。したがって、ドア1の開き動作の際に異音が発生することがない。
尚、上記実施形態ドアの開き保持装置では、樹脂製の板バネ30を使用したが、この発明では、金属製の板バネを使用しても良い。この場合、異音の発生を防止するため、バネ保持部材を設けていない側の板バネの端部に樹脂製材を貼付するか、または、板バネの先端の移動範囲の上記ガイドレールの底面に樹脂製材を貼付するのが好ましい。
また、上記実施形態のドアの開き保持装置では、板バネ30の一端部34a側のみにバネ保持部材40を配置し、平坦部38よりも一方の側に存在する山形形状部32a,32bの高さの調整だけを行うことができるようにした。しかしながら、この発明では、板バネ30の両端部側にバネ保持部材40を配置して、すなわち、図2(B)における山形形状部32c側の端部にもバネ保持部材を配置して、全ての山形形状部の高さの調整を行うことができるようにしても良い。
また、上記実施形態のドアの開き保持装置では、バネ保持部41に形成されると共に、互いに底面の高さが異なる断面凹形状の保持部41a,41b,41cが、三つ存在したが、この発明では、互いに底面の高さが異なる断面凹形状の保持部の数は、この実施形態のように三つに限らず、一つ、二つ、または、四つ以上であっても良い。また、この場合、山形形状部の頂部を通過するときの力を、一段階、二段階、または、四段階以上に調整できることなることは言うまでもない。また、この発明では、上記実施形態とは異なり、保持部を、必ずしも、操作部44側より、高さが高い順から低い順に並べる必要がないことも勿論である。
また、上記実施形態のドアの開き保持装置では、上記板バネ30が、三つの山形形状部32a,32b,32cを有し、ドア1を三つの開度の開き状態に保持することができるようになっていた。しかしながら、この発明では、板バネが、一つ、二つ、または、四つ以上の山形形状部を有し、ドアを一つ、二つ、または、四つ以上の開度の開き状態に保持することができるようにしても良い。
また、上記実施形態のドアの開き保持装置では、ストッパ部分39aは、コ字形状であったが、この発明では、ストッパ部分は、貫通穴を有する構造であっても良い。そして、バネ保持部材の連結部が、ストッパ部分の貫通穴を貫いて延在している構造であっても良い。このようにして、バネ保持部材の保持部が板バネの先端部に接触できない位置まで移動することを完全に防止しても良い。
また、上記実施形態ドアの開き保持装置では、上記ドアクローザ5を、枠体3側に設けたが、この発明では、ドアクローザを、ドア側に設けても良く、その場合、ガイドレールを、上枠(上記実施形態では3aに示す部分)の下部に取付けても良いことは言うまでもない。
1 ドア
3 枠体
4 レバー
5 ドアクローザ
10 ガイドレール
20 スライドブロック
23 ローラ
30 板バネ
32a,32b,32c 山形形状部
40 バネ保持部材
41 バネ保持部
41a,41b,41c 保持部
44 操作部
45 連結部
3 枠体
4 レバー
5 ドアクローザ
10 ガイドレール
20 スライドブロック
23 ローラ
30 板バネ
32a,32b,32c 山形形状部
40 バネ保持部材
41 バネ保持部
41a,41b,41c 保持部
44 操作部
45 連結部
Claims (5)
- ガイドレールと、
上記ガイドレールに案内されて動くスライドブロックと、
上記スライドブロックを上記ドアの開き位置に保持するための板バネと、
上記板バネの先端部を保持すると共に、互いに高さが異なる複数の保持部を有し、かつ、上記ガイドレールに対して移動可能であるバネ保持部材と
を備えることを特徴とするドアの開き保持装置。 - 請求項1に記載のドアの開き保持装置において、
上記ガイドレールは、上に開口しており、
上記バネ保持部材は、
上記複数の保持部が形成されたバネ保持部と、
上方から操作される操作部と、
上記操作部と、上記バネ保持部とを連結する連結部と
を有することを特徴とするドアの開き保持装置。 - 請求項2に記載のドアの開き保持装置において、
上記連結部は、上記連結部の移動範囲が制限された状態で上記板ばねと嵌合していることを特徴とするドアの開き保持装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のドアの開き保持装置において、
上記板バネは、樹脂製であることを特徴とするドアの開き保持装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のドアの開き保持装置において、
上記バネ保持部材は、樹脂製であることを特徴とするドアの開き保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006154963A JP2007321505A (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | ドアの開き保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006154963A JP2007321505A (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | ドアの開き保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007321505A true JP2007321505A (ja) | 2007-12-13 |
Family
ID=38854562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006154963A Withdrawn JP2007321505A (ja) | 2006-06-02 | 2006-06-02 | ドアの開き保持装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007321505A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100972170B1 (ko) | 2010-03-23 | 2010-07-26 | 신정철 | 가구용 일시 정지 스톱퍼 |
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JP2019206891A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 株式会社ノダ | ドア構造およびその施工方法 |
JP2020204168A (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-24 | 株式会社イトーキ | ドア構造 |
-
2006
- 2006-06-02 JP JP2006154963A patent/JP2007321505A/ja not_active Withdrawn
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JP7255380B2 (ja) | 2019-06-14 | 2023-04-11 | 株式会社イトーキ | ドア構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081209 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20090204 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |