JP4089879B2 - 扉の異物引き込み防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、扉の異物引き込み防止装置に関し、特にエレベータに用いるのに適したスライド扉と三方枠の縦枠との間の隙間への異物引き込みを防止する扉の異物引き込み防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5には、エレベータでスライド扉と三方枠の縦枠との隙間へ異物が引き込まれて故障等の原因となることへの対策として特開平8−67480号公報に開示されているエレベータのスライド扉に共に用いられる異物引き込み防止装置を示してある。
【0003】
この従来の扉の異物引き込み防止装置は、引き戸であるスライド扉1と縦枠2に設けられている。スライド扉1の上端面に強固にボルト止めされ、スライド扉1を吊すドアハンガー3と、スライド扉1の上端面とドアハンガー3との間に設けられ、スライド扉1の移動方向と平行に歯部4aが切られ、スライド扉1の主面1aより歯部4aが突出する様に配置されたラック4と、ラック4の位置を調整するハサミ金(図示せず)とがスライド扉1側に設けられている。ラック4とハナミ金(図示せず)はドアハンガー3と一緒にスライド扉1にボルト止めされている。ドアハンガー3はローラ5を介して図示しないトラックに懸垂されており、スライド扉1は図5の矢印aの方向に移動して開く構造となっている。
【0004】
一方、鋼板で作成された箱体からなり、スライド扉1に対向した面に開口2aを形成している縦枠2の内部に、ラック4の歯部4aと噛合して回転するピニオン6と、ピニオン6と噛合して回転する歯車7と、歯車7が軸8aの上端部に軸止されて、歯車7の回転に伴い回転するローラ8が収納されている。ローラ8はスライド扉1の前面1aと微小な隙間をもって縦枠2と略々平行に相対し、スライド扉1の高さとほぼ同じ長さである。ローラ8は縦枠2とスライド扉1間の隙間(一般には5mm)より大きい半径を持っている。ローラ8の軸8aの上下の軸端は縦枠2の上面及び下面に設けられた支持部材9に回転自在に支持されている。またローラ8は軸8aを中心に囲んで、円柱状に成型したゴムからなる。縦枠2に固定し、ラック4に設けたガイド溝10と嵌合するガイドバー11で縦枠2とスライド扉1との隙間を一定に保持している。
【0005】
このように構成されたエレベータのスライド扉1と共に用いられる扉の異物引き込み防止装置の動作を説明する。スライド扉1が矢印a方向に開くと、ラック4も矢印a方向に移動し、ラック4の歯部4aと噛み合ってピニオン軸6aを中心にピニオン6を上方から見て時計方向e方向にピニオン6が回転する。さらにピニオン6と噛み合った歯車7が軸8aを中心に歯車7を上方から見て反時計方向fに回転する。ローラ8の軸8aには歯車7が固定されているので、ローラ8が軸8aを中心にローラ8を上方から見て反時計方向に回転する。従ってローラ8のスライド扉1に対向する側面の回転方向fがスライド扉1の移動方向aと反対になる。その結果ローラ8が縦枠2とスライド扉1の隙間に挟まった異物を掃き出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の扉の異物引き込み防止装置は次のような問題があった。スライド扉1の開閉にともない、ラック4、ピニオン6、歯車7及びローラ8が常に連動して動くので、それぞれの動作の伝達による音が発生するし、特にローラ8の回転による異音が乗員に不快感を与えることがある。
【0007】
また、スライド扉1の左右への移動にともない、スライド扉1と縦枠2との下部での隙間の寸法変化が大きいこともあり、スライド扉1の上端面に取り付けられたラック4と縦枠2に取り付けられたピニオン6との噛み合い程度が変化するので、スライド扉1とローラ8が当接してスライド扉1の開閉時の走行に外乱を与え、スライド扉1のスムーズな移動やローラ8が回転しないことが起こる恐れがある。
また、ドアハンガー3とスライド扉1の上端面との間にラック4を取り付けるため、ラック4のスペースを確保するため全長の短い特殊なドアパネルまたは特殊なドアハンガー3が必要になり標準の扉や既存の扉に対応することができないという問題があった。
【0008】
この発明の目的は異物がスライド扉と縦枠の隙間に引き込まれたときだけ作動して、異音の発生がなく、スライド扉の動きに外乱を与えない扉の異物引き込み防止装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明によれば、上述の課題を解決するための手段は次の通りである。
(1)扉の異物引き込み防止装置は、出入り口の縦枠との間に隙間を有するスライド扉と共に用いる扉の異物引き込み防止装置に於いて、隙間の入口近傍に設けられて、スライド扉から離間しているが隙間をほぼ塞いだ閉塞位置に設けられた排出ローラと、排出ローラを閉塞位置および隙間の入口から後退した後退位置間で移動可能に支持する可動部材と、排出ローラを常時閉塞位置に偏倚するばね装置と、排出ローラと外接し、可動部材に軸支され、排出ローラが後退位置にあるときだけスライド扉に接触する変換ローラとを備え、スライド扉が変換ローラを回転し、変換ローラがその回転方向と反対方向に排出ローラを回転する。
【0010】
(2)可動部材が閉塞位置および後退位置間で揺動可能に縦枠上に枢支され、ばね装置が可動部材に作用するねじりコイルばねであってもよい。
【0011】
(3)可動部材が閉塞位置および後退位置間で摺動可能に縦枠上に案内支持され、ばね装置が可動部材に作用するコイルばねであってもよい。
【0012】
(4)縦枠上に設けられて、可動部材の閉塞位置および後退位置間の範囲を超えた移動を制限するストッパを設けてもよい。
【0013】
(5)可動部材およびばね装置が、縦枠の中空部に収納されてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の扉引き込まれ防止装置の部分斜視図である。図2、図3は図1を扉上方から見た斜視図であり、図2、図3では排出ローラがそれぞれ閉塞位置と後退位置にある。
【0015】
図1の扉の異物引き込み防止装置は、上述の従来の扉の異物引き込み防止装置とは異なり、スライド扉1には特別な加工は施されてはいない。スライド扉1にはドアハンガー3が固定され、ドアハンガー2はローラ5を介して図示しないトラックに懸垂されている。スライド扉1は図1の左右に開閉される構造となっている。また出入口を形成する縁を持つ出入り口枠のうち、縦枠21は鋼板で作成された箱体からなり、スライド扉1に面する面が開口していて、スライド扉1との間には約5mm位の隙間ができている。
【0016】
扉の異物引き込み防止装置は、スライド扉1と縦枠21の間にできる隙間の入口近傍に設けられて、スライド扉1から離間しているが隙間をほぼ塞いだ閉塞位置に設けられた排出ローラ22と、排出ローラ22を閉塞位置および隙間の入口から後退した後退位置間で移動可能に支持する可動部材23、24と、排出ローラ22を常時閉塞位置に偏倚するばね装置であるねじりコイルばね25、26と、可動部材23、24に軸支されて、排出ローラ22が後退位置にあるときだけスライド扉1に接触して回転され、外接している排出ローラ22をその回転方向と反対方向に回転する変換ローラ27、28とを備えている。排出ローラ22は縦枠21のほぼ全長に亘って設けられており、変換ローラ27、28は排出ローラ22の上下両端部に設けられている。排出ローラ22および変換ローラ27、28はゴム、プラスチック等の弾性があり、表面の摩擦が大きい材料でできている。
【0017】
より詳しく説明すると、可動部材23、24は、縦枠21の上部と下部に設けられた支持部材29、30に連結金具軸31、32で回転自在に支持されている。排出ローラ22の軸は上下の可動部材23、24に両端を支持されている。また変換ローラ27、28はそれぞれ上下の可動部材23、24に軸支され、排出ローラ22と変換ローラ27、28は外接しているので、一方が回転すると従動して他方のローラが回転するように配置されている。
【0018】
さらに、排出ローラ22は常時縦枠21に当接している閉塞位置と、排出ローラ22を隙間の入口方向から奥方向に押してスライド扉1に当接する後退位置の間を移動できる。排出ローラ22が常時は閉塞位置に偏倚するように、排出ローラ22が軸支している可動部材23、24を、連結金具軸31、32を中心に縦枠21の上方から見て反時計方向に、連結金具軸31、32を中心にしてねじりコイルばね25、26で付勢している。この状態では変換ローラ27、28はスライド扉1と隙間gを保っていて、排出ローラ22はそのローラ面が縦枠21に当接して閉塞位置に偏倚している。ねじりコイルばね25、26の両端は、可動部材23、24と支持部材29、30に固定されている。さらに、支持部材29、30には連結金具軸31、32を中心に可動部材23、24を上方から見て時計方向に可動部材23、24を停止するストッパ33、34が設けられている。
【0019】
このように構成されたエレベータスライド扉に用いられた扉の異物引き込み防止装置の動作を図2、図3を用いて説明する。図2に示すように、指35などの異物がスライド扉1と縦枠21の隙間にないときは、可動部材23、24は連結金具軸31、32を中心にして図2で反時計方向にねじりコイルばね25、26で付勢され、排出ローラ22は縦枠21に当接している。また、変換ローラ22、23はスライド扉1と隙間gを有して離れている。
【0020】
図3に示すように、スライド扉1がa方向に開くときに、指35がスライド扉1と縦枠21の隙間に巻き込まれようとすると、指35が排出ローラ22を図3で連結金具軸31を中心に時計方向に押し込む。変換ローラ27は排出ローラ22と接しているので、排出ローラ22と同様に時計方向に移動して、変換ローラ27がスライド扉1と接触し、変換ローラ27が時計方向dに回転する。排出ローラ22は上下の変換ローラ27、28に接しているので、排出ローラ22はe方向に回転する。排出ローラ22は指35をスライド扉1と縦枠21の隙間から押し出すことができる。
【0021】
さらに、スライド扉1と縦枠21の隙間が大きいときは、可動部材23、24がストッパ33、34に当たって、指35が引き込まれることを機械的に防止することができる。
【0022】
このような扉の異物引き込み防止装置では、指35などの異物が引き込まれていないとき、変換ローラ27、28とスライド扉1が離れているので、この扉の異物引き込み防止装置は作動しないし、音の発生も見られない。また、異物が引き込まれたときでも、変換ローラ27、28がゴムからできていて、音の発生がほとんどない。
【0023】
また、スライド扉1の上下の両端で変換ローラ27、28が当たるので、均一な力が変換ローラ27、28に加わり、変換ローラ27、28がスムーズに回転する。同時にスライド扉1もスムーズな開閉動作する。
【0024】
また、縦枠21内に扉の異物引き込み防止装置の構成要素のほとんど収納されているので、縦枠21だけを交換したり、または新たに設計するだけで扉の異物引き込み防止装置を様々な型式のエレベータにもまた既存のエレベータにも設置できる。
【0025】
尚、この実施の形態1はエレベータに適用したが、乗客輸送用の車両に適用しても同様な効果が得られる。
【0026】
また、スライド扉1の表面は特に加工していないが、変換ローラ27、28が当接する部分にガラスの微粒子などを吹き付けて、表面の凹凸が大きくなる塗膜を設けて、スライド扉1と変換ローラ27,28との摩擦力を大きくすることで、スライド扉1の動きを確実に変換ローラ27、28に伝達することもできる。また、上述のように、スライド扉1の変換ローラ27、28が当たる領域を除いた表面に、滑り性を向上するポリテトラフルオロエチレンなどの被覆をすることで、指35などの異物とスライド扉1の間の摩擦力を小さくすることができ、排出ローラ22の回転だけが指35などの異物に作用することができる。
【0027】
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2の扉引き込み防止装置の平面図である。実施の形態1と異なるのは、可動部材と、排出ローラを閉塞位置に偏倚するばね装置である。
【0028】
可動部材41は、支持部材42にねじ43で固定され、縦枠21の開口の近傍にスライド扉1に略水平な溝44を設けた保持板45に、その溝44に摺動可能に嵌合し案内支持されている。可動部材41には排出ローラ22の一方の軸端と、変換ローラ27が軸支されている。排出ローラ22を閉塞位置に偏倚するように、可動部材41をスライド扉1と縦枠21の隙間の入口方向に付勢している引張コイルばね46が保持板45に設けられている。
【0029】
このように構成された扉の異物引き込み防止装置の動作を説明する。図示なしの指などがスライド扉1と縦枠21の隙間にスライド扉1の開く動作に引きずられて間違って引き込まれようとすると、指が排出ローラ22を指の挿入方向に押す。排出ローラ22は変換ローラ27、28と一体に可動部材41に支持されていて、可動部材41がコイルばね46で一方に付勢されているので、可動部材41が指の挿入方向に動いて、変換ローラ22がスライド扉1に当接し、スライド扉1のa方向の動きに連動して、変換ローラ22が図4に示すように時計方向に回転する。それ以降は実施の形態1と同様な動作で指などの異物が隙間から押し出される。この場合は、溝44の変換ローラ22側には一定の隙間を設け、可動部材41が必要以上に後退しないようにストッパになっている。そのため、指が入り込みすぎることはない。
【0030】
このように扉の異物引き込み防止装置は、実施の形態1と同様に異物が隙間に引き込まれたときだけ作動するから、常時は音の発生が見られない。また挟まれたときも、変換ローラ27、28がゴムからできているので、音の発生がほとんどない。
【0031】
また、縦枠21内に扉の異物引き込み防止装置の構成要素の大部分が収納されているので、縦枠21だけを交換したり、または新たに設計するだけで扉の異物引き込み防止装置をいろいろなエレベータに設置できる。
【0032】
また、排出ローラ22を閉塞位置に偏倚するばね装置を、スライド式の可動部材41とコイルばね46で構成しているので、簡単な部材であり、コストも安くすることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上の如くこの発明の扉の異物引き込み防止装置による効果は次の通りである。
(1)扉の異物引き込み防止装置は、出入り口の縦枠との間に隙間を有するスライド扉と共に用いる扉の異物引き込み防止装置に於いて、隙間の入口近傍に設けられて、スライド扉から離間しているが隙間をほぼ塞いだ閉塞位置に設けられた排出ローラと、排出ローラを閉塞位置および隙間の入口から後退した後退位置間で移動可能に支持する可動部材と、排出ローラを常時閉塞位置に偏倚するばね装置と、可動部材に軸支されて、排出ローラと外接し、排出ローラが後退位置にあるときだけスライド扉に接触する変換ローラとを備え、スライド扉が変換ローラを回転し、変換ローラがその回転方向と反対方向に排出ローラを回転するので、異物が縦枠と扉の隙間に入ったときだけ、排出ローラが入り込んできた異物を排出して、変換ローラと扉の接触が一時だけになり、異音の発生も限られる。また、通常では変換ローラと扉は接触していなので扉の走行抵抗がなく円滑な扉の動きにできる。また異物が引き込まれたときだけ作動するので、変換ローラや排出ローラに力がそのときだけ加わるだけで、ゴムなどのクリープ現象での劣化が少なくなる。
【0034】
(2)可動部材が閉塞位置および後退位置間で揺動可能に縦枠上に枢支され、ばね装置が可動部材に作用するねじりコイルばねを有しているので、簡単に扉引き込まれ防止装置を設置することができる。また、簡単なねじりコイルばねを用いているので長年に渡って使用できる。
【0035】
(3)可動部材が閉塞位置および後退位置間で摺動可能に縦枠上に案内支持され、ばね装置が可動部材に作用するコイルばねを有しているので、可動部材は保持板の溝に沿って1軸方向だけに移動しスライド扉に垂直に当たることで、小型な構造になる。
【0036】
(4)縦枠上に設けられて、可動部材の閉塞位置および後退位置間の範囲を超えた移動を制限するストッパを設けているので、スライド扉と縦枠の隙間が大きいとき、可動部材の必要以上の動きを機械的に止めて、引き込みを防止する。
【0037】
(5)可動部材およびばね装置が、縦枠の中空部に収納されているので、標準の扉に対応することができて、既存の扉にも、縦枠の部分だけを変更することで扉の異物引き込み防止装置を設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の扉の異物引き込み防止装置の部分斜視図である。
【図2】 図1の縦枠上部を上方から見た平面図である。
【図3】 図2に指を挿入した状態の平面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の扉の異物引き込み防止装置を縦枠上部から見た平面図である。
【図5】 従来の扉の異物引き込み防止装置の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 スライド扉、21 縦枠、22 排出ローラ、23、24、41 可動部材、25、26 ねじりコイルばね、27、28 変換ローラ、29、30、42 支持部材、31、32 連結金具軸、33、34 ストッパ、36 指、43 ねじ、44 溝、45 保持板、46 コイルばね。
Claims (5)
- 出入り口の縦枠との間に隙間を有するスライド扉と共に用いる扉の異物引き込み防止装置に於いて、上記隙間の入口近傍に設けられて、上記スライド扉から離間しているが上記隙間をほぼ塞いだ閉塞位置に設けられた排出ローラと、上記排出ローラを上記閉塞位置および上記隙間の入口から後退した後退位置間で移動可能に支持する可動部材と、上記排出ローラを常時上記閉塞位置に偏倚するばね装置と、上記排出ローラと外接し、上記可動部材に軸支され、上記排出ローラが上記後退位置にあるときだけ上記スライド扉に接触する変換ローラとを備え、上記スライド扉が上記変換ローラを回転し、上記変換ローラがその回転方向と反対方向に上記排出ローラを回転することを特徴とする扉の異物引き込み防止装置。
- 上記可動部材が上記閉塞位置および上記後退位置間で揺動可能に上記縦枠上に枢支され、上記ばね装置が上記可動部材に作用するねじりコイルばねを有することを特徴とする請求項1に記載の扉の異物引き込み防止装置。
- 上記可動部材が上記閉塞位置および上記後退位置間で摺動可能に上記縦枠上に案内支持され、上記ばね装置が上記可動部材に作用するコイルばねを有することを特徴とする請求項1に記載の扉の異物引き込み防止装置。
- 上記縦枠上に設けられて、上記可動部材の上記閉塞位置および上記後退位置間の範囲を超えた移動を制限するストッパを設けたことを特徴とする請求項1及至3のいずれか1項に記載の扉の異物引き込み防止装置。
- 上記可動部材および上記ばね装置が、上記縦枠の中空部に収納されたことを特徴とする請求項1及至4のいずれか1項に記載の扉の異物引き込み防止装置。
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