JP2003138828A - キャビネットの移動体ガイド装置 - Google Patents

キャビネットの移動体ガイド装置

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JP2003138828A
JP2003138828A JP2001332144A JP2001332144A JP2003138828A JP 2003138828 A JP2003138828 A JP 2003138828A JP 2001332144 A JP2001332144 A JP 2001332144A JP 2001332144 A JP2001332144 A JP 2001332144A JP 2003138828 A JP2003138828 A JP 2003138828A
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JP
Japan
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cabinet
movable body
guide
mobile body
guide device
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JP2001332144A
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English (en)
Inventor
Michiharu Eguchi
道治 江口
Masao Imaizumi
雅夫 今泉
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Sun Wave Corp
Original Assignee
Sun Wave Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 キャビネットの抽斗や引戸等の移動体がバネ
の付勢力で自動的に閉じることができるキャビネットで
あっても、上記移動体を簡単に全開状態に保持すること
ができると共に、該移動体が全開状態から閉状態に移動
したときにガイドストッパの奥行側片がキャビネット側
突起と衝突して折損するのを有効に防止して移動体の移
動を経時円滑な状態に保持することができるキャビネッ
トの移動体ガイド装置を提供する。 【解決手段】 キャビネットの抽斗や引戸等の移動体を
開いた後に、バネの付勢力を利用して自動的に閉じるこ
とができるキャビネットの移動体ガイド装置を、上記移
動体を全開状態に保持することができるように構成する
と共に、該移動体が全開状態から閉状態に移動したとき
にガイドストッパの奥行側片がキャビネット側突起と衝
突して折損するのを有効に防止することができるように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャビネットの
抽斗や引戸等の移動体を開いた後に、バネの付勢力を利
用して自動的に閉じることができるキャビネットにおい
て、上記移動体を全開状態に保持することができると共
に、該移動体が全開状態から閉状態に移動したときにガ
イドストッパの奥行側片がキャビネット側突起と衝突し
て折損するのを有効に防止して移動体の移動を経時円滑
な状態に保持することができるキャビネットの移動体ガ
イド装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来の家具等のキャビネットに
配設される引戸や抽斗などの移動体をガイドする装置と
しては、キャビネット本体側に配設されたガイドレール
と、このガイドレールに沿ってスライド自在に配設され
た移動体と、から構成されてなり、上記移動体側には、
バネを介して閉状態に付勢されたガイドストッパを回動
自在に軸支すると共に、該ガイドストッパには、上記キ
ャビネット本体側に形成されたスライド溝とスライド自
在に遊嵌された突起を配設し、かつ、上記キャビネット
本体側には、上記ガイドストッパに形成された略U字状
の切欠溝と係脱自在なキャビネット側突起を配設し、移
動体を閉状態から移動させた後には、上記バネの付勢力
を介して移動体が閉状態まで自動的に閉じるように構成
してなるキャビネットの移動体ガイド装置が公知であ
る。
【0003】しかしながら、上記従来のキャビネットの
移動体ガイド装置にあっては、移動体がバネの付勢力に
よって常に自動的に閉じるように構成されているため、
一時的に移動体を空けたままの状態で利用したい場合に
は非常に不便であり、また、移動体を開け閉めしたとき
に、略U字状に形成されたガイドストッパの奥行側片が
キャビネット側突起と衝突して折損し易く、折損した場
合には、移動体の開け閉めを円滑に行ない難くなる等、
多くの問題を有していた。
【0004】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、キャビネット
の抽斗や引戸等の移動体を開いた後に、バネの付勢力を
利用して自動的に閉じることができるキャビネットであ
っても、上記移動体を簡単に全開状態に保持することが
できると共に、該移動体が全開状態から閉状態に移動し
たときにガイドストッパの奥行側片がキャビネット側突
起と衝突して折損するのを有効に防止して移動体の移動
を経時円滑な状態に保持することができるキャビネット
の移動体ガイド装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、キャビネット本体側に配設さ
れたガイドレールと、このガイドレールに沿ってスライ
ド自在に配設された移動体と、から構成されてなり、上
記移動体側には、バネを介して閉状態に付勢されたガイ
ドストッパを回動自在に軸支すると共に、該ガイドスト
ッパには、上記キャビネット本体側に形成されたスライ
ド溝とスライド自在に遊嵌された突起を配設し、かつ、
上記キャビネット本体側には、上記ガイドストッパに形
成された略U字状の切欠溝と係脱自在なキャビネット側
突起を配設し、移動体を閉状態から移動させた後には、
上記バネの付勢力を介して移動体が閉状態まで自動的に
閉じるように構成してなるキャビネットの移動体ガイド
装置を技術的前提とし、上記スライド溝の一方終端部を
略L字状に曲折させて上記移動体全開時に上記スライド
溝に遊嵌された突起が係合して上記移動体の閉方向への
移動を規制するように構成すると共に、上記ガイドスト
ッパの切欠溝を形成する奥行側片を弾性変形可能な材質
で形成したことを特徴とするものである。
【0006】この場合、上記移動体は、引戸或は抽斗が
好適である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の一形
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0008】図1乃至図5は、この発明を家具等の2枚
引戸に適用した場合を示しており、該形態例に係るキャ
ビネット本体Kは、2枚の引戸D1,D2が、キャビネ
ット本体K側に配設されたガイドレールUG1,UG2
に沿って転動自在に配置されたローラUR1,UR2を
介してスライド自在に吊持されて構成されている。
【0009】上記引戸D1,D2の下辺部は、該部に固
着されたブラケット10,11の自由端部に回転自在に
軸支されたローラDR1,DR2が、図4及び図5に示
すように、キャビネット本体Kの開口下部に配設された
ガイドレールDG1,DG2にスライド自在に遊嵌され
て保持されている。
【0010】また、上記引戸D1,D2側には、図6乃
至図9に示すように、バネSを介して閉状態に付勢され
た略L字状のガイドストッパ1が後記する突起軸3Aを
介して回動自在に軸支されてなるガイド装置Bが配設さ
れている。
【0011】このガイドストッパ1には、上記キャビネ
ット本体K側に形成されたスライド溝12とスライド自
在に遊嵌された一対の突起3A,3Bが突設されてお
り、かつ、上記キャビネット本体K側には、上記ガイド
ストッパ1に形成された略U字状の切欠溝4と係脱自在
なキャビネット側突起13が突設されている。
【0012】尚、図中符号15は一方の本体カバーを、
符号16はクッションを、符号17はスライダーを、符
号18は調整金具を、符号19は他方の本体カバーを、
符号20は固定ブロックを夫々しめしている。
【0013】このように構成することで、上記引戸D1
又はD2を閉状態から移動させた後は、上記バネSの付
勢力を介して引戸D1又はD2が閉状態まで自動的に閉
じるように構成されている。
【0014】また、上記スライド溝12の一方側終端部
12Bは、略L字状に曲折させて形成されており、上記
引戸D1又はD2の全開時に、上記スライド溝12に遊
嵌された一方の突起3Bが該曲折部12Bの内側辺部に
係合するので、上記引戸D1又はD2の閉方向への移動
を、バネSの引張力に抗して規制するように構成されて
いる。
【0015】そして、上記ガイドストッパ1の切欠溝4
を形成する奥行側片4Aは、弾性変形可能な合成樹脂材
で形成されており、引戸D1又はD2が全開状態から閉
状態に移動したときにガイドストッパ3の奥行側片4A
がキャビネット側突起13と衝突して折損するのを有効
に防止して引戸D1及びD2の移動を経時円滑な状態に
保持することができる。
【0016】尚、上記形態例では、この発明をキャビネ
ットに配設される2枚の引戸D1,D2を例にとり説明
したが、この発明にあってはこれに限定されるものでは
なく、例えば、本出願人が先に提案した特願平10−3
50779号で開示した「引き違いスライド扉の倍速機
構」が適用されたキャビネットにも用いることができる
ことは勿論、自動閉じ機構を有する抽斗等の移動体にも
適用できることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、キャビネットの抽斗や引戸等の移動体を
開いた後に、バネの付勢力を利用して自動的に閉じるこ
とができるキャビネットであっても、上記移動体を簡単
に全開状態に保持することができると共に、該移動体が
全開状態から閉状態に移動したときにガイドストッパの
奥行側片がキャビネット側突起と衝突して折損するのを
有効に防止して移動体の移動を経時円滑な状態に保持す
ることができる等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係るガイド装置が
適用される家具の概略的な構成を示す分解斜視図であ
る。
【図2】同家具の要部縦断面図である。
【図3】同家具の要部水平断面図である。
【図4】同家具の上要部水平断面図である。
【図5】同家具の下要部水平断面図である。
【図6】前記ガイド装置の要部の構成を示す水平断面図
である。
【図7】図6A−A線断面図である。
【図8】図6B−B線断面図である。
【図9】図6C−C線断面図である。
【符号の説明】
B ガイド装置 D1,D2 引戸 K キャビネット本体 DG1,DG2,UG1,UG2 ガイドレール DR1,DR2,UR1,UR2 ローラ S バネ 1 ガイドストッパ 3A 突起軸 3B 突起 4 切欠溝 4A ガイドストッパの奥行側片 12 スライド溝 12B スライド溝の曲折部 13 キャビネット側突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体側に配設されたガイド
    レールと、このガイドレールに沿ってスライド自在に配
    設された移動体と、から構成されてなり、上記移動体側
    には、バネを介して閉状態に付勢されたガイドストッパ
    を回動自在に軸支すると共に、該ガイドストッパには、
    上記キャビネット本体側に形成されたスライド溝とスラ
    イド自在に遊嵌された突起を配設し、かつ、上記キャビ
    ネット本体側には、上記ガイドストッパに形成された略
    U字状の切欠溝と係脱自在なキャビネット側突起を配設
    し、移動体を閉状態から移動させた後には、上記バネの
    付勢力を介して移動体が閉状態まで自動的に閉じるよう
    に構成してなるキャビネットの移動体ガイド装置におい
    て、上記スライド溝の一方終端部を略L字状に曲折させ
    て上記移動体全開時に上記スライド溝に遊嵌された突起
    が係合して上記移動体の閉方向への移動を規制するよう
    に構成すると共に、上記ガイドストッパの切欠溝を形成
    する奥行側片を弾性変形可能な材質で形成したことを特
    徴とするキャビネットの移動体ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記移動体は、引戸であることを特徴と
    する請求項1に記載のキャビネットの移動体ガイド装
    置。
  3. 【請求項3】 前記移動体は、抽斗であることを特徴と
    する請求項1に記載のキャビネットの移動体ガイド装
    置。
JP2001332144A 2001-10-30 2001-10-30 キャビネットの移動体ガイド装置 Pending JP2003138828A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100578604B1 (ko) 2003-12-16 2006-05-10 장명택 서랍식 도어용 토글힌지
KR101209406B1 (ko) * 2008-01-17 2012-12-06 가부시키가이샤 니프코 인입기구

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100578604B1 (ko) 2003-12-16 2006-05-10 장명택 서랍식 도어용 토글힌지
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