JP5754352B2 - 車両制御装置 - Google Patents
車両制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5754352B2 JP5754352B2 JP2011247663A JP2011247663A JP5754352B2 JP 5754352 B2 JP5754352 B2 JP 5754352B2 JP 2011247663 A JP2011247663 A JP 2011247663A JP 2011247663 A JP2011247663 A JP 2011247663A JP 5754352 B2 JP5754352 B2 JP 5754352B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve timing
- vehicle
- timing
- automatic transmission
- acceleration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、安定した加速性能を得ることのできる車両制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の装置は、車両の変速操作を自動的に行う自動変速機と、車両の駆動源としての内燃機関の吸気バルブのバルブタイミングを変更するバルブタイミング変更機構とを備える。そして、車両の運転状態に基づく自動変速機の作動制御と内燃機関の運転状態に基づくバルブタイミング変更機構の作動制御とが実行される。
さらに、上記装置では、機関運転状態に基づきバルブタイミングの制御目標値が算出されるとともに同制御目標値と前記バルブタイミングの実際値とが一致するようにバルブタイミング変更機構の作動制御が実行される。そして、車両の加速時において自動変速機の変速比を増大させた後において前記制御目標値と前記実際値との差が予め定めた判定値より大きい状態が所定期間にわたって継続したときには前記変速比をさらに増大させるといったように、自動変速機の作動制御が実行される。
したがって、前記制御目標値と実際値との差が大きい状態が続いているとき、言い換えれば車両の加速度が大きく低下している可能性が高いときに、自動変速機の変速比をさらに増大させることによって車両加速度を上昇させることができるため、車両加速度の低下を好適に抑えることができる。
図1に示すように、車両1には車両駆動源としての内燃機関10が搭載されている。内燃機関10の吸気通路11にはスロットルバルブ12が設けられている。スロットルバルブ12には、スロットルモータ13が連結されている。そして、このスロットルモータ13の作動制御を通じてスロットルバルブ12の開度(スロットル開度TA)が調節され、これにより吸気通路11を通じて燃焼室14内に吸入される空気の量(吸入空気量GA)が調節される。内燃機関10において吸気通路11と燃焼室14との間は吸気バルブ15の開閉動作によって連通・遮断される。この吸気バルブ15はクランクシャフト16の回転が伝達される吸気カムシャフト17の回転に伴って開閉動作する。
各種センサとしては、例えば車両1の走行速度(車速SPD)を検出するための車速センサ61や、アクセル操作部材26(具体的には、アクセルペダル)の操作量(アクセル開度ACC)を検出するためのアクセルセンサ62が取り付けられている。また、スロットル開度TAを検出するためのスロットルセンサ63や、内燃機関10のクランクシャフト16の回転速度(機関回転速度NE)を検出するための回転速度センサ64、吸入空気量GAを検出するための吸気量センサ65が取り付けられている。その他、吸気バルブ15のバルブタイミング(バルブタイミングVT)を検出するためのカムセンサ66なども取り付けられている。
内燃機関10の運転中においては、基本的に、固定機構40の解除用圧力室44内部にオイルが供給されるようにオイルコントロールバルブ50の作動が制御されて同固定機構40が解除状態にされる。また、上記要求吸入空気量Tgaおよび機関回転速度NEに基づいてバルブタイミングVTについての制御目標値(目標バルブタイミングTvt)が算出されるとともに、この目標バルブタイミングTvtと実際のバルブタイミングVTとが一致するようにオイルコントロールバルブ50の作動制御が実行される。こうしたオイルコントロールバルブ50の作動制御は、内燃機関10の燃焼室14内に吸入空気を効率よく導入することなどを目的に実行される。
図4に上記加速時制御処理の実行手順を示す。なお同図のフローチャートに示される一連の処理は上記加速時制御処理の実行手順を概念的に示したものであり、実際の処理は所定周期毎の割り込み処理として電子制御装置60により実行される。
[条件イ]アクセル開度ACCが予め定められた所定開度(例えば、60%開度)未満の状態から同所定開度以上の状態になったこと(ステップS101)。
[条件ロ]バルブタイミングVTが前記所定タイミングより遅角側のタイミングであること(ステップS102)。
図5に示す例では、その時刻t11において、アクセル操作部材26が操作されてアクセル開度ACCが所定開度より大きくなると、目標バルブタイミングTvtが急変するのに対して実際のバルブタイミングVTが若干の遅れをもって変化するために、それら目標バルブタイミングTvtおよびバルブタイミングVTの差が大きくなる。
図6に示す例では、その時刻t21において、アクセル操作部材26が操作されてアクセル開度ACCが所定開度より大きくなると、目標バルブタイミングTvtの変化に対して実際のバルブタイミングVTの変化が若干遅れるために、それら目標バルブタイミングTvtおよびバルブタイミングVTに差が生じる。
ップS103)、同処理を通じて自動変速機18の変速比を増大させた後に所定時間T1が経過するまでの期間にわたり(ステップS104:NO)、目標バルブタイミングTvtと実際のバルブタイミングVTとの差が予め定められた判定値Jspより小さくなったか否かが判断される(ステップS106)。そして、目標バルブタイミングTvtと実際のバルブタイミングVTとの差が判定値Jspより小さくなったと判断されると(ステップS106:YES)、変速比増大処理を通じた自動変速機18の変速比の増大が停止された後(ステップS107)、本処理は終了される。
(1)車両1の加速走行時に同車両1の定常走行時と比較して自動変速機18の変速比を増大させる処理を、車両1の加速開始時におけるバルブタイミングVTが所定タイミングより遅角側のタイミングであるときには実行する一方、同所定タイミングであるときや所定タイミングより進角側のタイミングであるときには実行しないようにした。そのため、バルブタイミング変更機構30の動作遅れ時間にばらつきがあるとはいえ、安定した車両1の加速性能を得ることができる。
・上記実施の形態では車両1を加速させるべくアクセル操作部材26が操作されたことを判断するための条件として[条件イ](図4のステップS101)を設定したが、例えば[条件ハ]や[条件ニ]を設定するなど、車両1の加速開始を判断することのできる条件であれば、[条件イ]に代えて任意の条件を設定することができる。
[条件ハ]アクセル開度ACCの拡大速度が所定速度以上になったこと。
[条件ニ]要求吸入空気量Tgaの増加速度が所定速度以上になったこと。
[条件ホ]車両1の加速開始時におけるバルブタイミングVTが所定タイミングより遅角側の位相であるときの補正項Kprと比較して、車両1の加速開始時におけるバルブタイミングVTが所定タイミングであるときや同所定タイミングより進角側の位相であるときの補正項Kprが小さい値になる。
・上記実施の形態では、自動変速機18の変速比の増大を停止させる条件として、「目標バルブタイミングTvtと実際のバルブタイミングVTとの差が判定値Jspより小さくなったこと」といった条件を採用した(図4のステップS106)。これに代えて、「バルブタイミングVTが所定タイミングになったこと」といった条件や「バルブタイミングVTが所定タイミングより進角側のタイミングになったこと」といった条件を採用することができる。
・上記実施の形態にかかる車両制御装置は、ベルト式の無段変速機が搭載された車両に限らず、他の方式(例えばトロイダル式)の無段変速機が搭載された車両や、複数の変速段を車両の運転状態に応じて自動的に切り換える多段変速機が搭載された車両にも適用することができる。要は、車両の変速操作を自動的に行う自動変速機が搭載された装置であれば、上記実施の形態にかかる車両制御装置はその構成を適宜変更したうえで適用することができる。なお、多段式の自動変速機が搭載された車両に上記実施の形態にかかる車両制御装置を適用する場合には、次のように自動変速機の変速比を増大させるようにすればよい。すなわち、車両の加速走行時にそうでないときと比較して自動変速機の変速段を低速側の低い変速段に設定することによって同自動変速機の変速比を増大させるとともに、このときの変速段を、車両の加速開始時における吸気バルブのバルブタイミングが遅角側のタイミングであるときに進角側のタイミングであるときと比較して低い変速段に設定する。こうした装置によっても、上記実施の形態に準じた作用効果を得ることができる。
Claims (4)
- 車両変速操作を自動的に行う自動変速機と車両駆動源としての内燃機関の吸気バルブのバルブタイミングを変更するバルブタイミング変更機構とを備えた車両に適用されて、車両運転状態に基づく前記自動変速機の作動制御と機関運転状態に基づく前記バルブタイミング変更機構の作動制御とを実行する車両制御装置において、
当該装置は、
前記機関運転状態に基づき前記バルブタイミングの制御目標値を算出するとともに、同制御目標値と前記バルブタイミングの実際値とが一致するように前記バルブタイミング変更機構の作動制御を実行するものであり、
前記車両の加速走行時にそうでないときと比較して前記自動変速機の変速比を増大させるとともに、前記変速比を増大させる度合いを、前記車両の加速開始時における前記バルブタイミングが遅角側のタイミングであるときに進角側のタイミングであるときと比較して大きくするといったように前記自動変速機の作動制御を実行し、
前記変速比を増大させた後において前記制御目標値と前記実際値との差が予め定めた判定値より大きい状態が所定期間にわたって継続したときに前記変速比をさらに増大させる、といったように前記自動変速機の作動制御を実行する
ことを特徴とする車両制御装置。 - 請求項1に記載の車両制御装置において、
当該装置は、前記加速開始時における前記バルブタイミングがその進角側の制御限界と遅角側の制御限界との間の所定タイミングより遅角側のタイミングであるときには前記自動変速機の変速比を増大させる一方、前記加速開始時における前記バルブタイミングが前記所定タイミングであるときおよび同所定タイミングより進角側のタイミングであるときには前記自動変速機の変速比を増大させない、といったように前記自動変速機の作動制御を実行する
ことを特徴とする車両制御装置。 - 請求項1または2に記載の車両制御装置において、
当該装置は、前記バルブタイミングを前記所定タイミングで固定する固定機構を備えてなる
ことを特徴とする車両制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両制御装置において、
当該装置は、前記制御目標値と前記実際値との差が予め定めた判定値より小さくなったときに前記変速比の増大を停止させる
ことを特徴とする車両制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011247663A JP5754352B2 (ja) | 2011-11-11 | 2011-11-11 | 車両制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011247663A JP5754352B2 (ja) | 2011-11-11 | 2011-11-11 | 車両制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013104466A JP2013104466A (ja) | 2013-05-30 |
JP5754352B2 true JP5754352B2 (ja) | 2015-07-29 |
Family
ID=48624177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011247663A Expired - Fee Related JP5754352B2 (ja) | 2011-11-11 | 2011-11-11 | 車両制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5754352B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3661321B2 (ja) * | 1996-12-17 | 2005-06-15 | トヨタ自動車株式会社 | パワートレーンの制御装置 |
JP2003129875A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-08 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
JP2004340019A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Toyota Motor Corp | 車載内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
-
2011
- 2011-11-11 JP JP2011247663A patent/JP5754352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013104466A (ja) | 2013-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6168087B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US20090254263A1 (en) | Apparatus for and method of controlling fuel injection of engine | |
JP2005083281A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2009281355A (ja) | 可変バルブタイミング機構の制御装置 | |
US20190178114A1 (en) | Valve timing controller | |
JP3750936B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
EP2093402B1 (en) | Valve performance controller for internal combustion engine | |
JP5369842B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP2009168038A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2009133263A (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP5754352B2 (ja) | 車両制御装置 | |
WO2012157074A1 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP2012225171A (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
WO2015005004A1 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP3972831B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
WO2019069593A1 (ja) | バルブタイミング制御装置及びバルブタイミング制御方法 | |
WO2018117257A1 (ja) | 車載エンジンの制御装置及び制御方法 | |
JP5263209B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP2008255914A (ja) | バルブタイミング調整装置及びバルブタイミング調整装置用の電子制御装置 | |
JP2010077813A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US20160025017A1 (en) | Control device for internal combustion engine | |
JP4096786B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP2012184676A (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP2013104376A (ja) | バルブタイミング調整システム | |
JP2008184952A (ja) | エンジンの可変動弁装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150428 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150511 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5754352 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |