JP5754144B2 - 耐食性、加工性に優れためっき鋼材および製造方法 - Google Patents

耐食性、加工性に優れためっき鋼材および製造方法 Download PDF

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本発明は、耐食性、加工性に優れたNi系めっき鋼材に関するものであり、特に比較的低付着量のNiで耐食性が優れ、電池缶をはじめとする厳しい加工にも耐えうるめっき鋼材および製造方法に関する。
電気電子器具、電池缶に代表される容器材料、バインダー等の日用家電部材等に用いられる鋼材には、耐食性、加工性等の観点から多くの場合Niめっきが施される。Niは自然環境中で、また種々の薬品に対しても安定であり、また耐熱性にも優れ、その表面外観の変化も少ないことから、前記用途以外にも種々の展開が期待されている。
Niめっきでは、加工時のめっき剥がれ等が問題となりやすいが、Niめっき後熱処理することでめっきと地鉄の界面にFe−Ni拡散層を形成して密着性を向上させると同時に、Niを再結晶、軟質化してめっき層の延展性を向上させる方法が知られており、加工性は大幅に改善される(特許文献1)。
前記技術では、表層Niが再結晶、軟質化しているため、加工時の摺動性や耐疵付き性が不足し、結果として加工性が悪化する場合もある。これに対して、特許文献2では、表層に加熱により硬化したNi−P合金層を設けることで、表層を硬質化して耐疵付き性を改善している。しかしながら、Ni−P合金層はNiに比較して融点が低いため、加熱処理時に軟化あるいは溶融して設備を汚染する問題が発生しやすい。
特許文献3では、Fe−Ni拡散層を介して形成されている再結晶軟質化されたNiめっき層と、更にその上層に加熱により硬化していないNi−Pめっき層を有することを特徴とする電池缶用Niめっき鋼板が示されており、前述のような問題なく、耐疵付き性を改善できる。しかしながら、この技術は、Niめっき、熱拡散処理後に再度Ni−Pめっきを行っており、工程が複雑であるとともに、加工の条件によってはNi−Pめっき層の密着性が不足する場合もある。
以上に述べたいずれの技術も、耐食性については通常のNiめっきからの改善効果は微々たるものである。Niは電気的に鋼材よりも貴であるため、亜鉛系めっきのような犠牲防食作用は期待できず、不可避的に存在するめっきピンホール部からの鉄錆(赤錆)発生が問題となる場合がある。そういった場合には、ニッケルの付着量を極端に大きくするといった経済的にきわめて不利な対策が必要となる。
一方、Fe−Ni拡散層の組成、厚みを制御することでピンホールは軽減され、また、貴なNiと卑なFeとの電位差腐食も緩和されることから、耐食性向上効果が得られることが知られている(特許文献4)ものの、より厳しい腐食環境においては十分とはいえない。
また、特許文献5では、鋼材にMnめっきとNiめっきをこの順で施し、熱拡散処理によって合金化することで、鋼母材上にFe−Mn拡散層又はFe−Mn−Ni拡散層を有し、表層にNi層又はMn−Ni拡散層又はFe−Mn−Ni拡散層を有する事を特徴とする高耐食性めっき鋼材が示されている。しかし、この技術では、厳しい加工の場合の加工性が不足し、加工部耐食性も不足する。
特開昭61−235594号公報 特公平5−25958号公報 特許第4031679号公報 特開平6−2104号公報 特開2009−203497号公報
本発明は、耐食性、加工性に優れ、特に比較的低付着量のNiでも耐食性が優れ、電池缶をはじめとする厳しい加工にも耐え得るめっき鋼材および製造方法の提供を目的とする。
本発明の要旨とするところは、
(1)鋼材表面に、Ni−Fe拡散層又はNi−Fe拡散層と、その上のNi層とから成る下層めっき(a)を有し、その上層にNi−Mn合金層である上層めっき(b)を有し、前記上層めっき(b)の付着量(B)が1〜20g/m 2 であり、前記下層めっき(a)中の全Ni量(A)が5〜40g/m 2 であり、B/Aの質量比が1以下であることを特徴とする耐食性、加工性に優れためっき鋼材、
(2)前記Ni−Mn合金層のMn濃度が0.1〜50質量%であることを特徴とする(1)に記載の耐食性、加工性に優れためっき鋼材、
(3)前記Ni−Mn合金層が、更に10質量%未満のFeを含むことを特徴とする(1)又は(2)に記載の耐食性、加工性に優れためっき鋼材、
)鋼材に、Niめっきを施し、次いでNi−Mn合金めっき、又はNi−Fe−Mn合金めっきを施し、その後熱拡散処理を行うことを特徴とする(1)〜()のいずれかひとつに記載の耐食性、加工性に優れためっき鋼材の製造方法、
)前記Niめっきの付着量(以下C)が5〜40g/m2であり、Ni−Mn合金めっき、又はNi−Fe−Mn合金めっきの付着量(以下D)が1〜20g/m2であり、D/Cの質量比が1以下であることを特徴とする()に記載の耐食性、加工性に優れためっき鋼材の製造方法、
である。
本発明によって、耐食性、加工性に優れためっき鋼材およびその製造方法が提供される。
本発明の鋼材は、Ni−Fe拡散層又はNi−Fe拡散層と、その上のNi層とからなる下層めっきを有し、その上層にNi−Mn合金層である上層めっきを有するものである。Ni−Fe拡散層又はNi−Fe拡散層とその上のNi層とは、鋼材表面にNiめっきを施した後、加熱処理によって鋼材のFeとめっき層のNi相互に拡散させることで、Ni層の一部又はすべてをNi−Fe拡散層にしたものである。
Ni−Fe拡散層又はNi−Fe拡散層とその上のNi層(以下、下層めっき(a))の全Ni量(A)は5〜40g/m2とする。5g/m2未満では耐食性が不足し、40を超えても効果が飽和して不経済であり、本発明の趣旨に合わない。
本発明の下層めっき(a)において、鋼材との界面にNi−Fe拡散層が存在することで、密着性の向上、電位差腐食の緩和による耐食性の向上などの効果が得られる。この効果を得るための厚みは特に制約されず、その存在が確認できる程度の厚みがあれば良い。Ni−Fe拡散層は、GDS(グロー放電発光分光分析)による深さ方向の組成分析や、或いはめっき層の断面をCMA等により元素分布分析することによって、めっき層中のNi、Fe濃度が深さ方向に連続的に変化する部位を特定することで、その存在や厚みが確認できる。
前述したとおり、その厚みは特に制約されるものではないが、先に述べた付着量や、後に述べる熱拡散処理条件のもとでは、0.5μm程度から下層めっき(a)の厚みまでのNi−Fe拡散層が確認でき、いずれも良好な特性が得られる。
上層めっきであるNi−Mn合金層のMn濃度は0.1〜50%が望ましく、0.1%未満では耐食性が不足するとともに、めっき層が軟質なため摺動性に劣る。50%を超えると、めっき層が硬質化しすぎ、めっき割れやめっきの剥離が発生しやすく好ましくない。また表面酸化もしやすく、外観上好ましくない。より好ましくは、1〜20%である。
Ni−Mn合金層には、10%以下のFeを含有させることができる。10%を超えると、合金層内のFeが腐食して赤錆が顕著となるため好ましくない。Ni−Mn合金層にFeを含有させると、硬度や伸びなどの機械特性が改善される。この観点から、Ni−Mn合金層中のFeは0.5〜10%とするのがよい。より好ましくは、0.5〜6%である。
Ni−Mn合金層中のFeは、下地鋼材からの拡散で供給されたものでも、また電気めっきにおけるめっき浴から供給されたものでも、またその両方でも構わない。
Ni−Mn合金層(以下、上層めっき(b))の付着量(B)は1〜20g/m2とするのがよく、1g/m2未満では摺動性の改善効果が不足する。20g/m2を超えるとめっき層の割れが顕著となりやすい。加工部の耐食性確保の観点からは、上層めっき(b)の付着量(B)と下層めっき(a)中の全Ni量(A)の比も重要であり、B/Aの質量比は1以下が望ましい。この値が1を超えると、曲げなどの加工において上層に発生する割れが下層にまで波及し、その部位の耐食性を低下させやすい。
つぎに、本発明のめっき鋼材の製造方法について説明する。本発明では、鋼材にNiめっきを施し、次いでNi−Mn合金めっき又はNi−Fe−Mn合金めっきを施し、次いで熱拡散処理を行うことで製造できる。
下層のNiめっきの条件は特に問わない。硫酸浴、塩化物浴、watt浴、スルファミン酸浴などの一般的なNiめっき浴による電気めっきで形成することができる。Niの付着量は5〜40g/m2とするのが望ましい。
上層のNi−Mn合金めっき又はNi−Fe−Mn合金めっきは、硫酸浴、塩化物浴、watt浴、スルファミン酸浴などの一般的なNiめっき浴に、Mn塩(硫酸Mn、塩化Mn等)、又はMn塩に加えてFe塩(硫酸第一鉄、塩化第一鉄等)を添加した浴を用いて電気めっきを施すことにより、得ることができる。めっき層の組成はめっき浴だけでなく、電流密度にも依存する傾向があり、高電流密度ほどめっき層のMn濃度が増加しやすい。所定の組成になるように電流密度を調整する必要があるが、通常は1〜100A/dm2程度の条件が用いられる。
Ni−Mn合金めっきの場合には、めっき層Mn濃度を0.1%〜50%、好ましくは1%〜20%となるように浴濃度と電流密度を調整する。Ni−Fe−Mn合金めっきの場合には、めっき層Mn濃度を0.1%〜50%、好ましくは1%〜20%となるように、Fe濃度は0.5〜10%、好ましくは0.5%〜6%となるように浴濃度と電流密度を調整する。
いずれの合金めっきの場合も、めっき層の付着量は、1〜20g/m2となるようにする。
めっき後の熱拡散処理は、通常の加熱方式で行うことができ、バッチ加熱方式、連続加熱方式いずれも用いられる。また両方を併用することも可能である。尚、めっきを施す鋼材の材質特性を考慮すると、加熱拡散処理と焼鈍処理を同時に行う事が好ましく、この場合の加熱処理は通常の焼鈍用の炉で行うことができ、バッチ焼鈍、連続焼鈍のいずれを用いても良く、また両方を併用することも可能である。その条件は、バッチ加熱或いはバッチ焼鈍においては、鋼材温度を450〜650℃、好ましくは500〜600℃の範囲で、数時間〜数十時間、好ましくは6〜24時間処理を行い、連続加熱或いは連続焼鈍においては、鋼材温度を700〜900℃、好ましくは700〜850℃の範囲で、均熱時間を数秒〜数十分間、通常は、10秒〜120秒で処理を行う。
鋼材中のFeとめっき層が相互拡散し、既に述べたような組成の拡散層となるように温度、時間を微調整すればよい。処理時の雰囲気は、表面酸化を避けるため、窒素などの不活性ガス、又は不活性ガスに水素などの還元ガスを混合した雰囲気で行うのが望ましい。
Ni−Mn合金めっき、Ni−Fe−Mn合金めっきは、通常のNiめっきに比較して鋼材のFeの拡散が速い傾向が認められる。この理由は必ずしも明確でないが、Mnの存在がNi中のFeの活量を下げ、Feの活量こう配が大きくなることに起因するものと考えられる。拡散が速い効果によって、比較的厚い下層Niの上にNi−Mn合金めっきを施した場合でも、表層のNi−Mn合金層中まで少量のFeを拡散させやすい。鋼材材質の制約等で熱拡散処理の温度を比較的低温(800℃以下)にしたい場合や、表層のFe濃度を所定量確保したい場合にはNi−Fe−Mn合金めっきを施すことが好ましい。
熱拡散処理後には、必要に応じて通常用いられる圧延を施して、形状や表面粗度を調整することができる。
(実施例1〜16、参考例17及び実施例18)
Nb,Ti複合添加の極低炭素鋼板(未再結晶鋼板)を原板として、脱脂、酸洗処理の後、表1に示す条件でNiめっきを行い、次いで表2に示す条件でNi−Mn合金めっきを行い、種々の組成、付着量の二層めっきを形成した。その後熱拡散処理を行った。熱拡散処理は、連続焼鈍炉にて、5%H2含有N2雰囲気(露点−40℃)にて800℃、40sec均熱の条件にて行った。
Figure 0005754144
Figure 0005754144
(実施例19〜21)
Nb,Ti複合添加の極低炭素鋼板(未再結晶鋼板)を原板として、脱脂、酸洗処理の後、表1に示す条件でNiめっきを行い、次いで表3に示す条件でNi−Fe−Mn合金めっきを行い、種々の組成、付着量の二層めっきを形成した。その後熱拡散処理を行った。熱拡散処理は、連続焼鈍炉にて、5%H2含有N2雰囲気(露点−40℃)にて800℃、40sec均熱の条件にて行った。
Figure 0005754144
(比較例1)
Nb,Ti複合添加の極低炭素鋼板(未再結晶鋼板)を原板として、脱脂、酸洗処理の後、表1に示す条件でNiめっきを行い、その後熱拡散処理を行った。熱拡散処理は、連続焼鈍炉にて、5%H2含有N2雰囲気(露点−40℃)にて800℃、40sec均熱の条件にて行った。
(比較例2)
Nb,Ti複合添加の極低炭素鋼板(未再結晶鋼板)を原板として、脱脂、酸洗処理の後、表1に示す条件でNiめっきを行い、次いで表4に示す条件でNi−Fe合金めっきを行い、その後熱拡散処理を行った。熱拡散処理は、連続焼鈍炉にて、5%H2含有N2雰囲気(露点−40℃)にて800℃、40sec均熱の条件にて行った。
Figure 0005754144
(比較例3)
Nb,Ti複合添加の極低炭素鋼板(未再結晶鋼板)を原板として、脱脂、酸洗処理の後、表2に示す条件でNi−Mn合金めっきを行い、その後熱拡散処理を行った。熱拡散処理は、連続焼鈍炉にて、5%H2含有N2雰囲気(露点−40℃)にて800℃、40sec均熱の条件にて行った。
各サンプルの付着量、作製条件を表5に示す。
Figure 0005754144
(評価方法)
・ 製品組成は、GDSの深さ方向分析により、上層めっき(b)のMn%、Fe%を求めた。また下層めっき(a)の拡散層状態も観察した。B/Aの質量比については、GDSにより、各元素の面積を求め、予め作成した検量線に照合することで算出した。
・ 耐食性:JISZ2371の塩水噴霧試験を3日間行い、赤錆(鉄錆)発生状況を目視観察し、発生皆無を◎、面積率3%未満を○、20%未満を△、20%超を×と評価した。
・ 加工部耐食性:LR06型電池缶に加工し、JISZ2371の塩水噴霧試験を3日間行い、赤錆(鉄錆)発生状況を目視観察し、発生皆無を◎、面積率3%未満を○、20%未満を△、20%超を×と評価した。
・ 加工損傷:LR06型電池缶に加工し、その側面のめっき損傷を目視観察および光学顕微鏡およびSEMにより観察した。損傷が見られないものを◎、極めて軽微な損傷が見られる(SEMでのみ観察されるレベル)ものを○、損傷が見られる(光学顕微鏡で確認されるレベル)ものを△、目視で確認できる顕著な損傷のあるものを×と評価した。
・ 摺動性:ドロービード試験による摩擦係数測定を行い、0.12未満を◎、0.15未満を○、0.2未満を△、0.2以上を×と評価した。
各サンプルの性能評価結果を表6に示す。本発明の鋼材は優れた耐食性、加工性を有することが分かる。
Figure 0005754144
本発明の鋼材は、優れた耐食性、加工性を有し、電気電子器具、電池缶に代表される容器材料、バインダー等の日用家電部材等はもちろんのこと、従来Niめっきが適用されていなかった部材まで幅広く適用できる可能性がある。

Claims (5)

  1. 鋼材表面に、Ni−Fe拡散層又はNi−Fe拡散層と、その上のNi層とから成る下層めっき(a)を有し、その上層にNi−Mn合金層である上層めっき(b)を有し、前記上層めっき(b)の付着量(B)が1〜20g/m 2 であり、前記下層めっき(a)中の全Ni量(A)が5〜40g/m 2 であり、B/Aの質量比が1以下であることを特徴とする耐食性、加工性に優れためっき鋼材。
  2. 前記Ni−Mn合金層のMn濃度が0.1〜50質量%であることを特徴とする請求項1に記載の耐食性、加工性に優れためっき鋼材。
  3. 前記Ni−Mn合金層が、更に10質量%未満のFeを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の耐食性、加工性に優れためっき鋼材。
  4. 鋼材に、Niめっきを施し、次いでNi−Mn合金めっき、又はNi−Fe−Mn合金めっきを施し、その後熱拡散処理を行うことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の耐食性、加工性に優れためっき鋼材の製造方法。
  5. 前記Niめっきの付着量(以下C)が5〜40g/m2であり、Ni−Mn合金めっき、又はNi−Fe−Mn合金めっきの付着量(以下D)が1〜20g/m2であり、D/Cの質量比が1以下であることを特徴とする請求項に記載の耐食性、加工性に優れためっき鋼材の製造方法。
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