JP5751208B2 - ガラス板の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Description
〈ガラス溶融〉
ガラス材料:アルミノシリケートガラス
ガラス転移温度:Tg=540℃
屈伏点:At=615℃
線膨張係数α=99×10-7
〈ガラス供給〉
溶融炉からフィーダーにより下型3の金型面に供給した。
金型(下型3,上型4)の材質:ステンレス(STAVAX)
金型受け面,成形面には、硬質クロムメッキを形成した。
金型サイズ:250×150mm
〈成形ガラス〉
外形サイズ:200×100mm,板厚:3mm,重量:150g
〈成形条件〉
プレス圧:50kg/cm2
プレス時間:10秒
プレスタイミング:10秒(ガラス表面温度:700°)
金型(下型3,上型4)の温度:500℃
〈穴形状〉
1.2mm×5mmの長穴
1h 貫通穴
1c 面取り部
2 第2下型
2p 凸部
3 下型
4 上型
4p 凸部
4c 面取り部
5 溶融ガラス
5h 貫通穴
5d ガラスくず
5s ガラス面
6 カバーガラス板
6h 貫通穴
6c 面取り部
6s ガラス面
7A 白金ノズル
7B ブレード
8 ガラス受け
9 回収箱
10 制御部
Claims (14)
- 貫通穴を有するガラス板の製造方法であって、
貫通穴を有する第1下型と凸部を有する第2下型とから成る下型に対し、第1下型の下側から挿入された前記凸部で前記貫通穴が塞がれた状態において、一定量の溶融ガラスを滴下する滴下工程と、
前記貫通穴から前記凸部を下方向に退避させる退避工程と、
凸部を有する上型を下方向に移動させて、上型の凸部が前記第1下型の貫通穴に挿入されるように上型の凸部で下型上の溶融ガラスに貫通穴をあけ、その後、上型でのプレスによりガラス面を成形するプレス工程と、
を有することを特徴とするガラス板の製造方法。 - 前記上型の凸部の周囲と前記第1下型の貫通穴の周囲とに面取り形状が形成されており、前記プレス工程でのガラス面の成形においてガラス板の貫通穴の周囲に面取りを付加することを特徴とする請求項1記載のガラス板の製造方法。
- 前記プレス工程での貫通穴成形時に発生するガラスくずを回収するガラス受けを前記第1,第2下型間に配置する準備工程を、前記退避工程とプレス工程との間に有し、前記ガラス受けを前記第1,第2下型間外に移動させて、回収したガラスくずを廃棄する廃棄工程を、前記プレス工程よりも後に有することを特徴とする請求項1又は2記載のガラス板の製造方法。
- 前記貫通穴の開口の最小寸法が0.5mm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラス板の製造方法。
- ガラス板厚が0.7〜5mmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス板の製造方法。
- ガラス板が、α≦100×10-7(ただし、α:線膨張係数である。)、300℃≦Tg≦700℃(ただし、Tg:ガラス転移温度である。)のガラス特性を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のガラス板の製造方法。
- 前記上型の凸部のテ―パ角度が3〜10°であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラス板の製造方法。
- 前記上型の凸部の長さがガラス板厚の3〜10倍であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のガラス板の製造方法。
- 前記滴下工程で溶融ガラスを下型上に供給してから、ガラス温度が(Tg+100)℃〜(Tg+300)℃になった時に(ただし、Tg:ガラス転移温度である。)、前記プレス工程に入ることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のガラス板の製造方法。
- 前記退避工程における第2下型の凸部の退避を前記プレス工程における上型の下方向への移動に連動させて、退避工程における第2下型の凸部の退避を、上型の凸部が下型上の溶融ガラスに接すると同時に開始するか、あるいは上型の凸部が下型上の溶融ガラスに接する前3秒以内に開始することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のガラス板の製造方法。
- ガラス板が、携帯用デジタル機器の画像表示面に設けられる薄板状のカバーガラス板であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のガラス板の製造方法。
- 貫通穴を有するガラス板の製造装置であって、
貫通穴を有する第1下型と、凸部を有する第2下型と、凸部を有する上型と、装置各部を制御する制御部と、を有し、
第1下型の貫通穴に第2下型の凸部を第1下型の下側から挿入して第1下型の貫通穴を塞いだ状態とし、第1,第2下型から成る下型に対し、一定量の溶融ガラスを滴下させ、第1下型の貫通穴から第2下型の凸部を下方向に退避させて第1下型の貫通穴が塞がれていない状態とし、上型を下方向に移動させて、上型の凸部が第1下型の貫通穴に挿入されるように上型の凸部で下型上の溶融ガラスに貫通穴をあけ、その後、上型でのプレスによりガラス面を成形する制御を、前記制御部で行うことを特徴とするガラス板の製造装置。 - 前記上型の凸部の周囲と前記第1下型の貫通穴の周囲とに面取り形状が形成されており、前記ガラス面の成形においてガラス板の貫通穴の周囲に面取りを付加することを特徴とする請求項12記載のガラス板の製造装置。
- さらに、貫通穴成形時に発生するガラスくずを回収するガラス受けを有し、貫通穴成形前に前記ガラス受けを第1,第2下型間に配置し、貫通穴成形後に前記ガラス受けを第1,第2下型間外に移動させてガラスくずを廃棄する制御を、前記制御部で行うことを特徴とする請求項12又は13記載のガラス板の製造装置。
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JP2012107421A JP5751208B2 (ja) | 2012-05-09 | 2012-05-09 | ガラス板の製造方法及び製造装置 |
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JP2012107421A JP5751208B2 (ja) | 2012-05-09 | 2012-05-09 | ガラス板の製造方法及び製造装置 |
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JP2013234090A JP2013234090A (ja) | 2013-11-21 |
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JP4052627B2 (ja) * | 2001-12-03 | 2008-02-27 | Hoya株式会社 | ガラス母材の製造方法、ディスク状ガラスの製造方法および情報記録媒体の製造方法 |
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2012
- 2012-05-09 JP JP2012107421A patent/JP5751208B2/ja not_active Expired - Fee Related
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