JP5751034B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
画像形成装置において用紙上にトナーで画像を形成した後、熱と圧力によって定着処理することが一般的である。加熱ローラ方式の場合、定着装置はヒータを内蔵する定着ローラを備え、この定着ローラが用紙を挟持して搬送することにより、用紙が加熱及び加圧される。
通常、定着ローラに対する用紙の搬送位置は固定されているため、同じサイズの用紙が定着ローラに搬送されると、搬送回数が増えるにつれ、用紙のエッジによりローラ面に傷が生じることがある。ローラ面に傷が生じると、ローラ面の傷も用紙に転写され、定着処理後の画質が低下する場合がある。
定着ローラの損傷を抑えるため、用紙の搬送方向に対して回転軸が傾斜するように配置された定着ローラが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この定着ローラによれば、ローラ面において用紙は、用紙の幅方向(搬送方向と用紙面において直交する方向)が定着ローラの回転軸に対し傾斜するように位置するので、用紙のエッジがローラ面上の同じ位置に集中することを防止し、定着ローラの損傷を抑えることができる。
特開2004−331311号公報
しかしながら、用紙の搬送方向に対して回転軸を傾斜させて定着ローラを配置した場合、用紙の先端と定着ローラのニップ入口までの距離が、用紙の幅方向で異なるため、ニップ入口に用紙が進入するタイミングに差が生じる。定着ローラの回転によって、ニップに先に進入した端部から用紙が定着ローラに引き寄せられ、傾斜した状態で送られるため、用紙が皺等の変形を生じやすい。
本発明の課題は、用紙のエッジによる定着ローラの損傷を低減するとともに、用紙の変形を防止することである。
請求項1に記載の発明によれば、
圧接してニップを形成する1対のローラであって、当該ニップに用紙を挟持して回転することにより用紙を搬送し、当該用紙上に形成された画像を定着させる定着ローラと、
前記1対のローラのうち少なくとも一方を付勢し、前記ニップを形成する付勢部と、を備え、
前記定着ローラは、1対のローラのうち少なくとも一方はその回転軸が用紙の幅方向に対し傾斜するように配置され、
前記付勢部が、前記定着ローラの回転軸の両端のうち、ニップ入口から用紙の先端までの距離が近い端部より、距離が遠い端部への付勢力を大きくすることにより、前記定着ローラに搬送される用紙の先端と、前記定着ローラのニップ入口とが略平行に位置するように、前記ニップが形成された定着装置が提供される。
請求項に記載の発明によれば、
前記1対のローラのうち、一方はその回転軸が用紙の幅方向に対して傾斜する位置に配置され、他方はその回転軸が用紙の幅方向と平行な位置に配置され、当該ローラの圧接により、用紙の先端とニップ入口とが略平行に位置する請求項1に記載の定着装置が提供される。
請求項に記載の発明によれば、
前記回転軸が用紙の幅方向に対して傾斜する位置に配置されるローラは、前記1対のローラのうち、ローラ面に損傷が発生しやすい方のローラである請求項に記載の定着装置が提供される。
請求項に記載の発明によれば、
請求項1〜の何れか一項に記載の定着装置を備える画像形成装置が提供される。
請求項に記載の発明によれば、
用紙の坪量又は剛度によって前記定着ローラの傾斜角度を変更する制御部と、
前記制御部より変更された傾斜角度に前記定着ローラを傾斜させる傾斜部と、を備え、
前記傾斜部によって傾斜され、配置された定着ローラのニップ入口と、用紙の先端とが略平行に位置するように、前記ニップが形成される請求項に記載の画像形成装置が提供される。
請求項に記載の発明によれば、
所定間隔毎に、前記定着ローラの傾斜角度を変更する制御部と、
前記制御部により変更された傾斜角度に前記定着ローラを傾斜させる傾斜部と、を備え、
前記傾斜部によって傾斜され、配置された定着ローラのニップ入口と、用紙の先端とが略平行に位置するように、前記ニップが形成される請求項に記載の画像形成装置が提供される。
本発明によれば、定着ローラを傾斜させて配置することにより、ローラ面における用紙のエッジの位置を分散させることができ、エッジの位置が集中することによるローラの損傷を低減することができる。ニップ入口と用紙の先端とが略平行に位置するので、用紙の先端がニップ入口に進入するタイミングを用紙の幅方向で略同一とし、定着ローラの傾斜によって生じやすい用紙の変形を防止することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。 画像形成装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に係る定着装置の断面図である。 定着ローラの図である。 定着ローラの上面図である。 回転軸の両端で異なる付勢力が付勢される定着ローラの図である。 定着ローラのニップ入口と用紙の先端の位置関係を示す図である。 回動可能な定着装置の断面図である。 図8の定着装置を傾斜させる傾斜部を示す図である。 傾斜部によって傾斜した定着ローラの上面図である。 一方のローラのみ傾斜して配置された定着ローラの上面図である。 一方のローラのみ回動可能な定着ローラの図である。 定着ローラの傾斜角度に対するローラ面の損傷の評価と、定着ローラの傾斜角度に対する皺の発生状況を示すグラフである。 定着ローラの回転軸の軸方向の両端において付勢力の差を変化させたときの、定着ローラの傾斜角度と皺の発生の関係を示すグラフである。 定着ローラの回転軸の両端における付勢力の差と、ニップ入口の傾きとの関係を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
〈第1の実施の形態〉
《画像形成装置の構成》
図1に、第1の実施の形態に係る画像形成装置1を示す。
画像形成装置1は、図1に示すように、スキャナ151、ADF(Auto Document Feeder)152、印刷部3、給紙部4、用紙反転部7を備える。ADF152はセットされた原稿をスキャナ151に搬送し、スキャナ151は原稿をスキャンする。印刷部3は、Y(イエロー)、M(マジェンタ)、C(シアン)、K(黒)の4色のトナーで、スキャンされた画像を形成し、給紙部4から給紙される用紙に印刷する。
印刷部3は、図1に示すように4色のトナー毎に画像形成部uY、uM、uC、uKを備える。以下、トナーで形成された画像をトナー画像という。画像形成部uY、uM、uC、uKは、用いるトナーの色が異なるのみで同じ構成を備えるので、同一の構成部分には同一の符号が付されている。画像形成部uY、uM、uC、uKは、それぞれ露光部u1、現像部u2、感光ドラムu3、帯電部u4、クリーニング部u5、1次転写ローラu6を備える。また、印刷部3は中間ベルト31、クリーニング装置32、2次転写ローラ33、定着装置5を備える。各画像形成部uY、uM、uC、uKの感光ドラムu3は、回動する中間ベルト31上に一列に配置される。
画像形成装置1による印刷処理を説明する。
最初に帯電部u4が感光ドラムu3を帯電させると、露光部u1はPWM(Pulse Width Modulation)変換された画像のデータに基づいてレーザ光を照射する。感光ドラムu3上には静電潜像が形成される。感光ドラムu3上に現像部u2がトナーを付着させて現像すると、感光ドラムu3上にトナー画像が形成される。トナー画像は感光ドラムu3及び1次転写ローラu6の回転により、中間ベルト31上に転写される。
以上の工程を、中間ベルト31の回動に合わせて各画像形成部uY、uM、uC、uKが行う。中間ベルト31上には4色のトナー画像が重ね合わされたカラー画像が形成される。
カラー画像が中間ベルト31の回動によって2次転写ローラ33の位置に到達するタイミングに合わせて、給紙部4から用紙が搬送される。2次転写ローラ33の圧着により用紙上にカラー画像が転写されると、定着装置5が用紙を定着処理する。定着処理された用紙は、画像形成装置1の外部に設けられた排紙トレイ上に排紙される。クリーニング部u5、32はそれぞれ感光ドラムu3、中間ベルト31に残存するトナーを除去する。
両面印刷を行う場合、表面が印刷された用紙は用紙反転部7に搬送され、用紙反転部7により裏表が反転されて印刷部3に再給紙される。用紙反転部7には循環経路が設けられ、この循環経路を用紙が通過することによって用紙の裏表が反転する。
図2は、画像形成装置1の機能ブロック図である。
画像形成装置1は、図2に示すように、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、画像読取部15、読取処理部16、圧縮IC17、メモリー制御IC18、画像メモリー19、伸張IC20、書込処理部21、印刷部3を備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等から構成されている。制御部11は、記憶部12に記憶されている各種処理プログラムとの協働によって各種演算を行い、画像形成装置1の各部を制御する。
例えば、制御部11は定着装置5が備える定着ローラの傾斜を制御する。制御部11は回転軸が用紙の幅方向に対して傾斜するように配置される定着ローラの傾斜角度を、用紙の坪量又は剛度によって変更する。或いは、制御部11は定着ローラの傾斜角度を、所定間隔毎に変更する。
記憶部12は、制御部11により用いられる各種処理プログラムの他、処理に必要なパラメータやデータ等を記憶している。例えば、記憶部12は給紙部4が備える給紙トレイの設定情報を記憶する。給紙トレイの設定情報は、各給紙トレイにセットされている用紙のサイズ、坪量、光沢紙か否か等が定められた設定情報である。記憶部12としてはハードディスクを用いることができる。
操作部13は、タッチパネルや操作キーを備える。操作部13は、ユーザによる入力操作に応じた操作信号を生成して制御部11に出力する。
表示部14は、制御部11の制御に従ってタッチパネルに操作画面や処理結果を表示する。
画像読取部15は、ADF152によって搬送された原稿をスキャナ151によりスキャンし、画像信号(アナログ信号)として読み取る。
読取処理部16は、画像読取部15によって読み取られた画像信号をA/D変換し、得られた画像データ(デジタルデータ)にシェーディング処理等の画像処理を施す。
圧縮IC17は、読取処理部16から出力された画像データを圧縮処理する。
メモリー制御IC18は、圧縮IC17によって圧縮処理された画像データを画像メモリー19に書き込む。また、メモリー制御IC18は画像メモリー19から印刷対象の画像データを読み出して伸張IC20に出力する。
画像メモリー19は画像データを記憶する。画像メモリー19としてはDRAM(Dynamic RAM)を用いることができる。
伸張IC20は、圧縮処理された画像データに伸張処理を施す。
書込処理部21は、伸張処理された画像データに画像処理を施す。画像処理は、例えば拡大縮小処理、階調補正処理、スクリーン処理である。書込処理部21は、画像処理後、画像データをPWM変換し、印刷部3に出力する。
印刷部3は、上述したとおりである。
《定着装置の構成》
図3は、加熱ローラ方式の定着装置5を示す断面図である。
図3に示すように、定着装置5は圧接してニップを形成する1対のローラ50A、50Bからなる定着ローラ50を備える。定着装置5に搬送された用紙Tはニップに挟持され、ローラ50A、50Bからの加圧及び加熱により定着処理される。ローラ50A、50Bの回転により用紙Tは搬送ローラ53に搬送され、搬送ローラ53により定着装置5外へ搬送される。
定着装置5には用紙Tが下から斜め上方に搬送され、用紙面は水平面に対して角度d(°)だけ傾斜している。定着ローラ50の2つのローラ50A、50Bは、水平面に対して角度dだけ傾斜して設けられ、用紙面に対し垂直に並設される。なお、用紙Tは幅方向の中心と、定着ローラ50の回転軸51A、51Bの軸方向中心とが一致するように定着装置5に搬送される。用紙Tの幅方向とは、用紙面上で搬送方向と直交する方向である。
ローラ50A、50Bは略同一に構成されるので、同一の構成部分には同一の符号を付して説明する。サイズも略同一であり、ローラ50A、50Bは例えば外径20〜70mmの円筒状に形成される。ローラ50A、50Bはそれぞれヒータやハロゲンランプ等の加熱源を内蔵する。
ローラ50A、50Bは、図3に示すように熱伝導性の芯金511、弾性層512、被覆層513等からなる。
芯金511としては熱伝導性の良好なアルミニウムが主に用いられるが、他にも非磁性ステンレス鋼材、耐熱性ガラス等も用いることができる。芯金511の厚みは、例えば0.8〜10mmである。
弾性層512は、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の合成ゴムが用いられる。印刷処理の高速化に対応するため、合成ゴム中にフィラーとしてシリカ、アルミナ、酸化マグネシウム等の金属酸化物の粉末5〜30質量%を配合させて、熱伝導率を向上させることが好ましい。配合されるフィラーは導電性カーボンブラックと同様に、良伝導性であることが好ましい。弾性層512の厚みは、例えば0.3〜20mmである。
被覆層513は、弾性層512の表面をPFA等のフッ素樹脂で被覆することにより形成される。
画像が形成された用紙面に接するローラ50Aの回転方向下流には、クリーニング部54が設けられる。クリーニング部54は定着処理後、ローラ50Aのローラ面に付着したトナーを除去する。
また、各ローラ50A、50Bのローラ面付近に温度センサS1、S2が設けられる。温度センサS1、S2はそれぞれ、ローラ50A、50Bの表面温度を測定し、測定結果を制御部11に出力する。制御部11は測定結果を解析し、ローラ50A、50Bの表面温度が所定値となるように、ローラ50A、50Bの加熱源の発熱を制御する。
図4は、定着ローラ50を用紙Tの進入方向から見た図である。
図4に示すように、定着処理時、ローラ50Bは付勢部56によって付勢され、ローラ50Aに圧接する。図4には、ローラ50Bのみ付勢する例を示したが、ローラ50Aにも付勢部56を設け、双方のローラ50A、50Bが互いに付勢されて圧接するようにしてもよい。
ローラ50Bは駆動部55の回転駆動によって回転軸51Bを中心に回転し、ローラ50Aはローラ50Bの回転に従って回転軸51Aを中心に回転する。
図5は、定着ローラ50の上面図である。
図5に示すように、定着ローラ50は用紙Tの幅方向に対し、回転軸51A、51Bが傾斜するように配置されている。傾斜角度をa(°)で示す。定着ローラ50を傾斜させて配置することで、ローラ面における用紙Tのエッジの位置を分散させ、ローラ面の損傷を低減させることができる。
ローラ50A、50Bの圧接によりニップNが形成されるが、定着ローラ50を傾斜させると、図5において直線で示すニップ入口Neも用紙Tの先端に対して角度aだけ傾斜する。ニップ入口Neが用紙Tの先端に対して傾斜すると、用紙Tの幅方向において、用紙Tの先端からニップ入口Neまでの距離が異なる。そのため、ニップ入口Neに先に進入した先端から、後に進入する先端が引き寄せられるようにしてニップNに挟持され、後に進入する先端部分に皺等の変形が生じやすい。
そこで、付勢部56によるローラ50Bに対する付勢力を、回転軸51Bの軸方向の両端で異ならせることにより、ニップ入口Neと用紙Tの先端とが略平行に位置するようにニップNを形成する。
そのようなニップNを形成するため、図6に示すように、付勢部56が、回転軸51Bの軸方向の両端のうち、用紙Tの先端からニップ入口Neまでの距離が近い左端部よりも、用紙Tの先端からニップ入口Neまでの距離が遠い右端部の付勢力を大きくする。左右に対する付勢力が同じ場合には、図5に示すように幅方向の両端でニップ幅に差は無かったが、左端部より右端部が強く付勢される結果、図7に示すように左端部より右端部側のニップ幅が大きくなる。用紙Tの幅方向に対するニップ入口Neの傾斜角度fは、定着ローラ50の傾斜角度aより小さくなり、用紙Tの先端と略平行になる。
以上のように、第1の実施の形態によれば、定着装置5は、圧接してニップNを形成する1対のローラ50A、50Bであって、当該ニップNに用紙Tを挟持して回転することにより用紙Tを搬送し、当該用紙T上に形成された画像を定着させる定着ローラ50と、1対のローラ50A、50Bのうちローラ50Bを付勢し、ニップNを形成する付勢部56とを備える。定着ローラ50は、2つのローラ50A、50Bがその回転軸51A、51Bが用紙Tの幅方向に対し傾斜するように配置され、付勢部56がローラ50Bの回転軸51Bの両端のうち、ニップ入口Neから用紙Tの先端までの距離が近い端部より、距離が遠い端部への付勢力を大きくし、用紙Tの先端と定着ローラ50のニップ入口Neとを略平行に位置させる。
定着ローラ50を傾斜させて配置することにより、ローラ面における用紙Tのエッジの位置を分散させることができ、エッジの位置が集中することによるローラの損傷を低減することができる。ニップ入口Neと用紙Tの先端とが略平行に位置するので、用紙Tの先端がニップ入口Neに進入するタイミングを用紙Tの幅方向で略同一とし、定着ローラ50の傾斜によって生じやすい用紙Tの変形を防止することができる。
上記第1の実施の形態において、回転軸51Bの両端で付勢部56による付勢力を変え、ニップ入口Neを用紙Tの先端と略平行に位置させた例を示したが、付勢力は変えずに、回転軸51Bの両端でローラ径を異ならせたローラ50Bを用いてもよい。
例えば、図7に示すような形状のローラ50B、つまり用紙Tの先端からニップ入口Neまでの距離が近い端部のローラ径より、用紙Tの先端からニップ入口Neまでの距離が遠い端部のローラ径が大きいローラ50Bを用いて、ローラ50A、50Bの圧接によりニップ入口Neを用紙Tの先端と略平行にさせる。ローラ径が大きい方がよりローラ50Aに圧接し、ニップ幅が大きくなるので、付勢力を変えた場合と同様に、ニップ入口Neの傾斜角度fを小さくすることができる。
また、定着ローラ50の傾斜角度aを変更できるように定着装置5を構成し、制御部11が用紙Tの坪量又は剛度によって傾斜角度aを変更し、変更された傾斜角度aに定着ローラ50を傾斜させることとしてもよい。
用紙Tの厚みが大きいほど、或いは用紙Tの剛度が大きいほど、定着ローラ50のローラ面が損傷しやすい傾向がある。特に、ローラ50A、50Bのうち、ローラ表面の硬度が小さい、やわらかいローラが損傷を受けやすい。2つのローラ50A、50Bが圧接すると、やわらかい方のローラ面に用紙Tが埋もれ、その際に用紙Tのエッジによってローラ面が傷つくが、用紙Tの厚みや剛度が大きいとそれだけローラ面に用紙Tが埋没し、損傷の程度も大きくなる。よって、用紙Tの厚みが大きいほど、或いは用紙Tの剛度が大きいほど定着ローラ50の傾斜角度aを大きく変更し、ローラ面における用紙Tのエッジの位置を大きく分散させることが好ましい。
傾斜角度aを大きくすると、ニップ入口Neの傾斜角度fも大きくなり、用紙Tが変形しやすくなるが、用紙Tの厚み又は剛度が大ききほど用紙Tの変形は発生しにくい。よって、用紙Tの厚みが大きいほど、或いは用紙Tの剛度が大きいほど傾斜角度aを大きくすることにより、定着ローラ50の損傷を低減させるとともに、用紙Tの変形を抑えることができる。
例えば、図8に示すように、定着装置5の筐体の底部分に回動軸C4を設け、この回動軸C4を中心に定着装置5、ひいては定着ローラ50を回動させて、傾斜角度aを変更すればよい。図8に示す定着装置5は底部分が定着部材C1、C2、C3からなる3重構造に形成される。
支持部材C1は支持部材C2の凸部C21により規制されて支持され、支持部材C2は凸部C22を介して支持部材C3により支持されている。支持部材C2には開孔が設けられ、この開孔を貫通する回動軸C4が支持部材C3に設けられている。開孔は回動軸C4の直径より大きく形成される。回動軸C4の先頭には開孔より直径が大きい円盤状の規制部材C41が設けられ、この規制部材C41によって支持部材C2と支持部材C3の離接が規制される。
回動軸C4は、用紙Tの搬送方向におけるニップ中心(回転軸51A、51B間を結ぶ線上で2つのローラ50A、50Bが接する位置)であって、定着ローラ50の回転軸51A、51Bの軸方向中心に一致する位置に設けられる。この回動軸C4を中心に定着装置5を回動させることにより、定着装置5に固定された定着ローラ50を回動させることができる。
図9は、図8に示す定着装置5の上面図である。
定着装置5の正面左側の端部には傾斜部6が付設され、傾斜部6は定着ローラ50の回転軸51A、51Bを用紙Tの幅方向に対して傾斜させる。傾斜部6はカム61とカム61を駆動するモータ62を備え、モータ62の駆動によりカム61が水平方向に移動すると、カム61に従って定着装置5の筐体は回動軸C4を中心に回動する。定着装置5の筐体の回動に伴い、図10に示すように定着ローラ50も回動軸C4を中心に回動し、用紙Tの幅方向に対し角度aで傾斜する。
用紙Tの厚みは坪量によって推定することができる。一般に、サイズが同じであれば、厚みが大きいほど用紙Tの坪量が大きい。制御部11は、定着ローラ50に搬送される用紙Tの坪量又は剛度を求めて当該坪量又は剛度に応じた傾斜角度aに変更すればよい。用紙Tの坪量、剛度の情報は、操作部13を介してユーザにより入力された情報を用いてもよいが、給紙トレイの設定情報として入力されることがあるので、当該給紙トレイの設定情報から取得してもよい。
予め、用紙Tの坪量毎に、或いは用紙Tの剛度毎に、最適な傾斜角度a、つまり損傷を効果的に低減できる傾斜角度aを実験的に求めておき、テーブル化して記憶部12に保存しておく。制御部11はジョブの実行時に記憶部12から印刷に使用する用紙Tの坪量又は剛度を取得する。そして、制御部11は取得した坪量又は剛度に対応する角度を上記テーブルから求め、定着ローラ50の傾斜角度aとして変更する。傾斜部6は、制御部11により変更された傾斜角度aの位置まで定着ローラ50を回動させる。
また、制御部11が所定間隔毎に傾斜角度aを変更し、ローラ面における用紙Tのエッジ位置をさらに分散させてもよい。所定間隔とは、例えば定着装置5へ搬送される用紙Tが一定枚数が達する毎に、一定時間が経過する毎に、或いはジョブ毎にといった間隔が挙げられる。傾斜部6は、制御部11により変更された傾斜角度aの位置まで定着ローラ50を回動させる。
傾斜角度aを変更すると、ニップ入口Neの傾斜角度fも変更されるため、ニップ入口Neと用紙Tの先端とが略平行になるように、ニップ幅の調整が必要となる。例えば、傾斜角度aが大きく変更された場合、図6に示すように回転軸51Bの軸方向左側の端部への付勢力をより大きくする。軸方向左側のニップ幅をより大きくして、変更された角度分、ニップ入口Neの傾斜角度fを小さくして、ニップ入口Neと用紙Tの先端とを略平行にする。
付勢力をどれだけ大きくするかは、予め付勢力とニップ入口Neの傾斜の関係を実験的に求めてテーブル化しておき、ニップ入口Neを傾斜させるのに必要な付勢力をテーブルから取得できるようにすればよい。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態に係る定着装置及び画像形成装置は、第1の実施の形態で示した定着装置5、画像形成装置1と備える構成部は同じである。よって、同じ構成部には同じ符号を付して説明する。
第2の実施の形態において、定着ローラ50は、1対のローラ50A、50Bのうちの一方が、用紙Tの幅方向と平行に配置され、ローラ50A、50Bの圧接により、用紙Tの先端とニップ入口Neとが略平行に位置する。例えば、図11に示すように、用紙Tの幅方向に対して回転軸51Aを角度aだけ傾斜させて配置されたローラ50Aに対し、ローラ50Bは用紙Tの幅方向に対して回転軸51Bが平行に配置されている。このような配置により、ローラ50A、50Bの圧接により形成されるニップNのニップ入口Neは、図11に示すように用紙Tの先端に対し略平行になる。
1対のローラ50A、50Bのうち、用紙Tの幅方向に対して傾斜して配置されるローラ50Aは、用紙Tのエッジによる損傷が発生しやすい方のローラである。用紙Tのエッジによる損傷が発生しやすいか否かは、ローラの製品硬度、ローラの表面硬度、ローラ表面の粗さ、ローラの表層の厚みのうち、何れか1以上によって決定される。ローラ面はやわらかいほど損傷しやすいので、エッジによる損傷が発生しやすいか否かは、第1にローラの硬度によって決定される。ローラの製品硬度は、ローラの製造メーカによって測定された硬度である。ローラ50A、50Bの製品硬度が不明であれば、ローラ50A、50Bの表面硬度を測定し、比較する。また、ローラの表面が平滑で粗さが小さいほど、或いはローラの表層の厚みが小さいほど、ローラ面に傷がつきやすく目立ちやすい。よって、ローラの硬度だけでなく、ローラ表面の粗さ、表層の厚みをローラ50Aとローラ50Bとで比較する。
以上のように、第2の実施の形態によれば、定着装置5は、圧接してニップNを形成する1対のローラ50A、50Bであって、当該ニップNに用紙Tを挟持して回転することにより用紙Tを搬送し、当該用紙T上に形成された画像を定着させる定着ローラ50を備える。定着ローラ50は、1対のローラ50A、50Bのうち、一方はその回転軸が用紙Tの幅方向に対して傾斜する位置に配置され、他方はその回転軸が用紙Tの幅方向と平行な位置に配置され、当該ローラ50A、50Bの圧接により、定着ローラ50に搬送される用紙Tの先端と、定着ローラ50のニップ入口Neとが略平行に位置するように、ニップNが形成される。
定着ローラ50を傾斜させて配置することにより、ローラ面における用紙Tのエッジの位置を分散させることができ、エッジの位置が集中することによるローラの損傷を低減することができる。ニップ入口Neと用紙Tの先端とが略平行に位置するので、用紙Tの先端がニップ入口Neに進入するタイミングを用紙Tの幅方向で略同一とし、定着ローラ50の傾斜によって生じやすい用紙Tの変形を防止することができる。
なお、第1の実施の形態と同様に、制御部11が用紙Tの幅方向に対して傾斜させたローラ50Aの傾斜角度aを、用紙Tの坪量又は剛度によって変更してもよい。
また、制御部11が用紙Tの幅方向に対して傾斜させたローラ50Aの傾斜角度aを、所定間隔で変更してもよい。
図12は、ローラ50Aを任意の傾斜角度aに傾斜させる傾斜部8が設けられた定着ローラ50の図である。
図12に示すように、傾斜部8は、ローラ50Aを保持するアーム81、アーム81の回動を駆動する駆動部82を備える。アーム81の支軸811の軸方向中心に回動軸812が設けられ、この回動軸812に駆動部82の歯車82A、82Bが噛合して装着されている。アーム81は、支軸811の軸方向が回転軸51Aに平行かつ用紙Tの搬送方向に垂直に取り付けられる。よって、モータ813が歯車82Bを回転駆動し、歯車82Bの回転に従って歯車82Aが回転すると、アーム81が回動軸812を中心に、その回動面が用紙面に平行となるように回動する。アーム81の回動量を調整することより、ローラ50Aの傾斜角度aを変更することができる。
ローラ50Bは回転軸51Bが用紙Tの先端に対して平行に配置されるので、第1の実施の形態に示したように、傾斜角度aの変更に合わせたニップ入口Neの調整は不要である。
なお、第2の実施の形態に、第1の実施の形態を組み合わせもよい。
例えば、図11に示すようにローラ50A、50Bを配置したうえで、さらに付勢部56による付勢力をローラ50Bの回転軸51Bの両端で変える。或いは、ローラ径が回転軸51Bの両端で異なるローラ50Bを用いる。ローラ50Bの回転軸51Bを用紙Tの幅方向に平行に配置させ、ニップ入口Neの傾斜角度fを小さくできるので、その分だけ付勢力の差やローラ径の大きさの差を緩和することができる。付勢力やローラ径の差が大きすぎると、回転軸51Bの両端でニップ幅の差が大きくなり、両端で定着の仕上がりに差が生じる場合がある。このような場合には、ローラ50A、50Bを図11に示すように配置し、付勢力の差やローラ径の大きさの差を緩和することが好ましい。
坪量の異なる用紙を用いて定着実験を行った。
実験条件は下記の通りである。
〈実験条件〉
実験環境:温度20℃、湿度60%
用紙:POD80(坪量80g)、POD128(坪量128g)、Mondi300(坪量300g)、何れもA4サイズ
印刷条件:
用紙の搬送速度:315mm/s
印刷枚数:1000枚を連続印刷
定着ローラ:
上部のローラ;直径60mm、硬度10°(JIS−A硬度)、ゴム厚10mm
下部のローラ;直径60mm、硬度30°(JIS−A硬度)、ゴム厚2mm
ニップ幅:16mm
ニップ総圧:1300N
上部のローラの温度/下部のローラの温度:180℃/100℃
傾斜角度a:用紙の幅方向に対し、0°<a<2°で角度を変えた。
定着実験後、定着ローラのローラ面の損傷と定着処理後の画質を下記評価基準に従って評価した。また、1000枚のうち、皺が発生した用紙の枚数をカウントした。
〈評価基準〉
5:ローラ面に大きな傷があり、定着処理後の画質が劣化する
4:ローラ面に大きな傷があり、定着処理後の画質に影響する
3:ローラ面に傷があり、定着処理後の画質にやや影響がある
2:ローラ面に傷はあるが、定着処理後の画質に問題無し
1:ローラ面に傷が全く無い
図13は、その評価結果と皺の発生状況を示すグラフである。
図13に示すように、傾斜角度aが大きいほど、ローラ面の損傷が低減していることが分かる。一方、傾斜角度aが小さいほど皺の発生が低減し、0.5°付近から1°付近の間で、ローラ面の損傷と皺の発生を抑えることができる。また、用紙の坪量が大きい、つまり厚みが大きければ、傾斜角度aを大きくすることで、ローラ面の損傷と皺の発生を抑える効果がより大きいことが分かる。例えば、傾斜角度1°の坪量128gのPOD128の用紙と比較して、坪量300gのMondi300の用紙は、傾斜角度2°でローラ面の損傷、皺の発生ともに約30%程度の改善が見られる。
次に、定着ローラの傾斜角度aを変えながら、定着ローラの回転軸の軸方向の両端に対する付勢力の差を変化させ、その関係を求めた。
図14は、定着ローラの傾斜角度と、定着ローラの回転軸の軸方向の両端における付勢力の差との関係を示すグラフである。図14に示すにように、傾斜角度aに比例して、付勢力の差を大きくすることにより、皺の発生を抑えることができる。
また、定着ローラの回転軸の軸方向の両端に対する付勢力の差を変化させたときのニップ入口の傾き(変化量)を求めた。
図15は、その結果を示すグラフである。図15に示すように、付勢力の差に比例してニップ入口の傾きが大きくなっていることがわかる。付勢力の差を0〜30%で調整することにより、ニップ入口の傾斜を0°から0.5°付近まで変化させることができる。
1 画像形成装置
11 制御部
12 記憶部
3 印刷部
5 定着装置
50 定着ローラ
50A ローラ
50B ローラ
N ニップ
Ne ニップ入口
6 傾斜部

Claims (6)

  1. 圧接してニップを形成する1対のローラであって、当該ニップに用紙を挟持して回転することにより用紙を搬送し、当該用紙上に形成された画像を定着させる定着ローラと、
    前記1対のローラのうち少なくとも一方を付勢し、前記ニップを形成する付勢部と、を備え、
    前記定着ローラは、1対のローラのうち少なくとも一方はその回転軸が用紙の幅方向に対し傾斜するように配置され、
    前記付勢部が、前記定着ローラの回転軸の両端のうち、ニップ入口から用紙の先端までの距離が近い端部より、距離が遠い端部への付勢力を大きくすることにより、前記定着ローラに搬送される用紙の先端と、前記定着ローラのニップ入口とが略平行に位置するように、前記ニップが形成された定着装置。
  2. 前記1対のローラのうち、一方はその回転軸が用紙の幅方向に対して傾斜する位置に配置され、他方はその回転軸が用紙の幅方向と平行な位置に配置され、当該ローラの圧接により、用紙の先端とニップ入口とが略平行に位置する請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記回転軸が用紙の幅方向に対して傾斜する位置に配置されるローラは、前記1対のローラのうち、ローラ面に損傷が発生しやすい方のローラである請求項に記載の定着装置。
  4. 請求項1〜の何れか一項に記載の定着装置を備える画像形成装置。
  5. 用紙の坪量又は剛度によって前記定着ローラの傾斜角度を変更する制御部と、
    前記制御部より変更された傾斜角度に前記定着ローラを傾斜させる傾斜部と、を備え、
    前記傾斜部によって傾斜され、配置された定着ローラのニップ入口と、用紙の先端とが略平行に位置するように、前記ニップが形成される請求項に記載の画像形成装置。
  6. 所定間隔毎に、前記定着ローラの傾斜角度を変更する制御部と、
    前記制御部により変更された傾斜角度に前記定着ローラを傾斜させる傾斜部と、を備え、
    前記傾斜部によって傾斜され、配置された定着ローラのニップ入口と、用紙の先端とが略平行に位置するように、前記ニップが形成される請求項に記載の画像形成装置。
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