JP2010164757A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成用の記録媒体が、濃度、色値検知用のパッチ形成用に使われるため、記録媒体を必要以上に確保することで画像形成装置のコストがかさむ問題があった。本発明はこの課題に着目し、濃度、色値検出用のパッチを形成する際、記録媒体の種類や厚さを判別し、記録媒体の両面にパッチを形成して使用枚数を減らすことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置128を制御する制御手段901と、記録媒体Pの片面、又は両面に画像を形成する画像形成手段と、記録媒体の紙種を検知する紙種検知手段142と、画像形成手段により形成された画像形成特性検出用のパッチ401を検知するパッチ検知手段162を有する画像形成装置であって、制御手段901が、紙種検知手段の検知結果によりパッチ401を記録媒体の片面か、両面に形成するかを判別して画像形成手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置における、濃度や色値等を検出する為のパッチ形成に関する。
カラー画像を形成する画像形成装置は、次のような構成のものが知られている。
感光体の周囲に帯電装置、現像装置を配置した複数の電子写真プロセスユニットを装置内に並置させる。そして各プロセスユニット内の感光体表面にレーザ、LED光等を用いた露光装置により光学像を結像させることで感光体表面に潜像を形成する。その潜像を現像装置によりトナーを用いて可視化した後、中間転写ベルトに順次トナーを1次転写させる。そして中間転写ベルトのトナー像を記録媒体に一括して2次転写させた後、定着装置によって定着し、カラー画像を形成する。
そして、カラープリンタ、カラー複写機等の電子写真方式を採用したカラー画像形成装置は出力画像の更なる高画質化が求められている。
ところが、カラー画像形成装置は、環境の変化や長時間の使用による装置各部の変動があると、得られる画像の色も変動する場合がある。特に電子写真方式のカラー画像形成装置の場合、わずかな環境変化でも色の変動が生じ、カラーバランスを崩す恐れがあるので、色及び色の階調性を安定して再現するための手段を有している。例えば、各色のトナーに対して、湿度に応じた数種類の露光量や現像バイアスなどのプロセス条件、ルックアップテーブル(LUT)などの階調補正手段を持つ。そして温湿度センサによって測定された湿度に基づいて、その時のプロセス条件や階調補正の最適値を選択している。また、装置各部の変動が起こっても一定の色及び色の階調性が得られるように、各色のトナー単色で濃度検知用トナーパッチを中間転写体や感光体等の上に形成する機能を有している。そして、その未定着単色トナーパッチの濃度を未定着トナー用濃度検知センサ(以下「濃度センサ」と記す)で検知する。その検知結果より露光量、現像バイアスなどのプロセス条件やLUTなどの階調補正手段にフィードバックをかけて濃度制御を行う。そうすることで、安定した色及び色の階調性を得るように構成している。
ただし、前記濃度センサを用いた濃度制御はパッチを中間転写体や感光ドラム等の上に形成し検知するもので、その後に行われる記録媒体への転写及び定着による画像のカラーバランスの変化については制御していない。記録媒体へのトナー像の転写における転写効率や、定着による加熱及び加圧によってもカラーバランスが変化する。この変化には、前記濃度センサを用いた濃度制御では対応できない。
そこで記録媒体上に画像のカラーバランスの変化を検知するためのシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の単色の階調パッチや、C,M,Y混色のパッチを形成する。形成したパッチを定着した後、記録媒体上のパッチの濃度又は色値を検知するためのセンサ(以下「カラーセンサ」と記す)を設置したカラー画像形成装置が考案されている。例えば、特許文献1ではカラーセンサによる色識別手段を有した画像形成装置が開示されている。
これらのカラー画像形成装置では、検知した結果を画像形成部の露光量やプロセス条件、濃度−階調特性を補正するためのキャリブレーションテーブルなどへフィードバックするようにしている。そうすることで記録媒体上に形成した最終出力画像の濃度又は色制御を行うことができる。カラー画像形成装置の出力画像を外部の画像読取装置又は濃度計・色度計で検知し、同様の制御を行うことも可能であるものの、本方式はカラー画像形成装置内で制御が完結する点で優れている。
特開2003−084532号公報
しかしながら、上記の制御方法には以下のような問題点があった。
記録媒体上に形成するパッチの種類は、単色、混色、各種濃度を段階的に変化させたものなど数多くあり、パッチを形成する記録媒体のサイズによって、パッチすべてを形成するのに必要な枚数が異なっていた。たとえば、A4やレターサイズの場合は3枚必要であり、B4やリーガルサイズでは2枚、A3やレジャーサイズでは1枚が必要である。
そのため、本来、画像形成のために用意された記録媒体が、上記パッチ印字用として使われてしまうため、ユーザは記録媒体を必要以上に確保しておかなければならず、画像形成装置の維持費、ランニングコストがかさんでしまうという問題があった。
特に、A4やレターサイズといった小さいサイズの記録媒体を使用している場合において、その影響が大きくなっていた。
本発明は、以上の問題点に着目し成されたものである。すなわち、記録媒体上にパッチを形成する際に、記録媒体の紙種を判別して記録媒体の両面にパッチを形成することで、パッチ形成に使用される記録媒体の枚数を減らすことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、以下の構成を備えるものである。
画像形成装置を制御する制御手段と、記録媒体の片面、又は両面に画像を形成する画像形成手段と、前記記録媒体の紙種を検知する紙種検知手段と、前記画像形成手段により記録媒体上に形成された画像形成特性検出用のパッチを検知する、記録媒体搬送路上に設置されたパッチ検知手段とを有する画像形成装置であって、前記制御手段が、前記紙種検知手段の検知結果に応じて、前記パッチを前記記録媒体の片面にのみ形成するか、両面に形成するかを切り替えるよう前記画像形成手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体の紙種を判別して記録媒体の両面にパッチを形成することで、パッチ形成に使用される記録媒体の枚数を減らすことが可能となる。
また、パッチを読み取るカラーセンサを両面搬送路に配置した場合であっても、記録媒体を両面搬送路へ2回搬送する制御を行うようにした。その結果、記録媒体の両面に画像形成特性検出用パッチを形成することができ、カラーセンサを配置するスペースの余裕がない画像形成装置であっても、パッチ形成に要する記録媒体の枚数を減らすことが可能となる。
更に、自動両面搬送機能を有しない画像形成装置であっても、片面にパッチが形成された記録媒体を再び画像形成装置に搬送するようユーザに促すようにした。これによって、記録媒体の両面に画像形成特性検出用パッチを形成することができ、パッチ形成に要する記録媒体の枚数も減らすことが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明の第1実施例について説明する。
図1は本実施例1の画像形成装置の制御系ブロック図であり、図2は本実施例1の画像形成装置の断面図を示す。
まず、図1を用いて本実施例の画像形成装置の機能を説明する。本画像形成装置のすべての処理は、図中に示した制御手段であるシステムコントローラ901によって統括的に制御されている。システムコントローラ901は、主に画像形成装置内の各負荷の駆動、センサ類の情報収集解析、そして表示部906、即ちユーザインターフェースとのデータの交換の役割を担っている。システムコントローラ901の内部構成は、上述した役割を担うためにCPU903を搭載し、同様にシステムコントローラ901に搭載されたROM904に格納されたプログラムによって、予め決められた画像形成に関係した様々なシーケンスを実行する。またその際、一次的または恒久的に保存することが必要なデータを格納するために、RAM905も搭載しており、例えば後述する高圧制御部908への高圧設定値、後述する各種データ、表示部906からの画像形成指令情報などを保存する。
表示部906からシステムコントローラ901は、ユーザにより設定された印刷条件、濃度設定値などの情報を得る。その一方、システムコントローラ901から表示部906へは、画像形成装置の状態、例えば画像形成枚数や画像形成中か否かの情報、ジャムの発生やその箇所等をユーザに示すためのデータを送出している。
本画像形成装置は、装置内部の各所に複数のモータ、クラッチ/ソレノイド等のDC負荷及び、フォトインターラプター等のセンサを配置している。つまり、モータの駆動や各DC負荷を適宜駆動させることで記録媒体Pの搬送や各ユニットの駆動を行っており、その動作を監視するのが各種センサである。そこでシステムコントローラ901は、各種センサからの信号をセンサ入力部911で検知し、その信号をもとにモータ制御部909により各モータの停止、駆動を制御する。また、同時にDC負荷制御部910によってクラッチ/ソレノイドを動作させ、画像形成動作を円滑に進めている。
また、センサには後で説明するパッチ検知手段であるカラーセンサ162、紙種検知手段であるメディアセンサ142といったセンサも含まれる。システムコントローラ901は、メディアセンサ142の情報をセンサ入力部で検知し、その検知結果の情報に応じて記録媒体Pの種類を判別し画像形成条件を変化させている。またシステムコントローラ901は、カラーセンサ162の情報をセンサ入力部で検知し、その検知結果を画像形成部の露光量やプロセス条件、濃度−階調特性を補正するためのキャリブレーションテーブルなどへフィードバックするようにしている。
また、システムコントローラ901は、高圧制御部908に対し各種高圧制御信号を送出する。これらの高圧制御信号により高圧ユニット914から、帯電ローラ111〜114、現像ローラ105〜108、一次転写ローラ119〜122、二次転写ローラ126などに適切な高圧を印加させている。
更に、定着装置127の加熱体として定着ローラ157には定着ヒータ915が内蔵されており、この定着ヒータ915はACドライバ912によってON/OFF制御されている。その際、定着ローラ157にはその温度を測定するための温度検知体としてのサーミスタ913が設けられている。A/Dコンバータ907によって、定着ローラの温度変化に応じたサーミスタ913の抵抗値変化を電圧値に変換した後、デジタル値としてシステムコントローラ901に入力され、この温度データをもとに前述のACドライバ912を制御している。
次に図2の画像形成装置の断面図を用いて、自動両面画像形成機能を備えた画像形成装置の構造と動作について説明する。
画像形成装置128の下部に収容された給紙カセット140内の記録媒体Pは、ピックアップローラ144によって一枚づつ搬送された後、搬送ローラ148とレジストローラ160によって搬送される。そして記録媒体Pの先端が紙検知用センサであるレジセンサ161で検知されると、搬送ローラ148およびレジストローラ160を一時停止して記録媒体Pは待機状態となる。
そして、記録媒体搬送路上にあるメディアセンサ142の情報によってシステムコントローラ901は記録媒体Pの厚さや種類を判別する。なお、記憶媒体Pの厚さや種類などを総称して記録媒体Pの紙種と呼ぶこととする。紙種検知手段であるメディアセンサ142は、LEDなどの光源を記録媒体Pに照射し、記録媒体Pで反射した正反射光や乱反射光、あるいは記録媒体Pを透過した透過光などの光量を受光センサで計測する構成となっている。そして受光した光量の測定値や相対比から、記録媒体Pの厚さや種類を検知することが可能である。
また、記録媒体Pの厚さや種類に応じて、システムコントローラ901は定着装置127へ搬送される記録媒体Pの搬送速度を適切な速度に切り替える。たとえば、本実施例の場合では、記録媒体Pの坪量が75g/mから90g/m以下のいわゆる普通紙と検知した場合、通常速度で定着装置へ記録媒体Pを搬送する。しかし、記録媒体Pの坪量が90g/mよりも大きい厚紙と検知した場合は、通常速度の1/2速で定着装置127へ記録媒体Pを搬送するように構成されている。定着装置127への記録媒体Pの搬送速度が決まると、画像形成の速度を定着装置127への搬送速度と同じ速度で行う。すなわち、メディアセンサ142で普通紙と判別した場合は、通常速度で画像形成を開始し、一方、メディアセンサ142で厚紙と判別した場合は、通常速度の1/2の速度で画像形成を開始する。
画像形成装置の構成によっては、定着装置127への記録媒体Pの搬送速度が通常速度の1/2のように低速に落とす場合であっても、画像形成の速度は通常速度で行い、定着装置127への搬送速度のみを落とす方式も考えられる。しかし、本実施例は画像形成される中間転写ベルト123と定着装置127の距離が、記録媒体Pの長さに比べ短い構成のため、定着装置127への記録媒体Pの搬送速度と中間転写ベルト123の速度、すなわち画像形成速度を合わせる方式をとらざるを得ない。そのため本実施例の画像形成装置でもこの方式をとる。
次に画像形成部について説明する。
本実施例の画像形成装置128は、4つの感光ドラム101、102、103、104を持ち、中間転写ベルト123を用いて4色のトナー像を一度に形成し重ね合わせることによってフルカラー画像を得る、インライン方式のフルカラーレーザプリンタである。感光ドラム101〜104の周囲に、帯電ローラ111〜114、現像装置である現像ローラ105〜108を配置し、これらをユニット化したプロセスカートリッジ115〜118がレーザプリンタ本体から着脱可能な構成となっている。
以下、プロセスカートリッジ115について詳しく説明する。他の3つのプロセスカートリッジ116〜118についても同一の構成となっているので、説明は省略する。なお、プロセスカートリッジ115はイエロー(Y)、プロセスカートリッジ116はマゼンタ(M)、プロセスカートリッジ117はシアン(C)、プロセスカートリッジ118はブラック(K)の各色トナー用である。
プロセスカートリッジ115には、回動自在に支持された感光ドラム101を備へ、そして図に示す矢印方向に、不図示の駆動手段たるドラムモータによって回転駆動されている。感光ドラム101の上方には帯電ローラ111が配置され、不図示の押圧手段によって感光ドラム101の中心に向けて加圧され、感光ドラム101の回転に伴って従動回転する。また、帯電ローラ111は不図示の帯電用高圧電源によってバイアス電圧が印加されているため、感光ドラム101の表面は均一に接触帯電される。
帯電ローラ111により帯電された感光ドラム101の表面を、レーザスキャナ109からのレーザビームL1が照射される。レーザスキャナ109は、画像情報に基づいてレーザ光をオン/オフしながら走査して感光ドラム101上を露光し、感光ドラム101上に画像情報に応じた静電潜像を形成する。なお、レーザスキャナ109はイエローとマゼンタ用、レーザスキャナ110はシアンとブラック用の露光を行う構成となっている。
レーザビームL1の照射位置の下流側には、現像ローラ105が回転自在に設置され、不図示の現像剤容器からトナーが供給される。現像ローラ105には不図示の現像用高圧電源によって現像バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム表面の露光部にトナーが付着して、静電潜像がトナー像として現像される。
感光ドラム101の下方には、中間転写ベルト123を挟んで、接地された芯金と導電層から構成される一次転写ローラ119が配設されている。一次転写ローラ119は、不図示のスプリング等の押圧部材によって感光ドラム101の表面に圧接され、感光ドラム101と一次転写ローラ119との間に転写ニップ部を形成する。この転写ニップ部には、中間転写ベルト123が挟まれており、感光ドラム101表面と一次転写ローラ119間の電位差によって、帯電したトナーは、感光ドラム101表面から中間転写ベルト123の表面に一次転写される。トナー像転写後の感光ドラム101は、不図示のクリーナーによって残留トナー等の付着物が除去される。
中間転写ベルト123は、二次転写ローラ126の対向ローラ、テンションローラ125を含む3つのローラによって張架され、前記3つのローラの矢印方向に回転駆動される。
感光ドラム101〜104上に形成された各色のトナー像は、順次中間転写ベルト123上に転写された後、中間転写ベルト123の回転とともに二次転写ローラ126と対向ローラ136によって形成される二次転写部まで搬送される。また、レジセンサ161で先端を検知され停止待機していた記録媒体Pは、中間転写ベルト上のトナー像と前記二次転写部で一致するようなタイミングで再搬送させる。この記録媒体Pを一時停止状態から再度駆動開始することを再給紙と呼び、この再給紙が露光開始から適切なタイミングで実行されることにより、中間転写ベルト上のトナー像が、二次転写部で記録媒体上に位置ずれすることなく二次転写される。このとき、二次転写ローラ126と対向ローラ136間には、不図示の二次転写高圧電源より二次転写バイアスが印加される。
トナー像が転写された記録媒体Pは、定着装置127に搬送される。定着装置127は、回転自在に配設された定着ローラ157と、定着ローラ157に圧接しながら回転する加圧ローラ156を有している。そして、定着ローラ157の内部にはヒータ(不図示)が配設されており、ヒータへの供給電力を制御することで定着ローラ157の表面の温度調節を行っている。記録媒体Pが定着装置127に搬送されてくると、定着ローラ157と加圧ローラ156は一定速度で回転し、記録媒体が定着ローラ157と加圧ローラ156の間を通過する際に表裏両面から一定の圧力と温度で加圧、加熱される。これにより、記録媒体表面上の未定着トナー像は溶融して記録媒体上に定着し、フルカラーの最終画像が形成される。
フルカラー画像が定着された記録媒体Pは、定着装置の出口に配置された定着排紙センサ130を通過後、片面のみの場合は、そのままプリンタ上部の排紙トレイ129上に排出される。両面画像形成する場合は、両面フラッパ164を駆動することにより、定着装置から出てきた記録媒体Pを反転ローラ163の方向に搬送させる。そして、記録媒体Pの先端が反転ローラ163に突入し、記録媒体Pの後端が反転ローラ163の20mmまで近づいたタイミングで、反転ローラを逆方向に回転させる。そうすることにより、記録媒体Pの後端が今度は先端となって、画像形成面が裏返された状態で両面搬送路内を両面搬送ローラ165、166によって搬送されていく。
画像形成面が反転された記録媒体Pは、両面搬送路内の両面再給紙センサ167によって先端が検知されると、そのタイミングで一時停止する。そして、両面(2面目)用の画像形成が開始され、中間転写ベルト上に形成されたトナー像が再び二次転写部に移動してくるタイミングで記録媒体Pの搬送を再開する。搬送を開始した記録媒体Pには、片面(1面目)の時と同様に中間転写ベルト上のトナー像が、二次転写部で位置ずれすることなく両面(2面目)に画像が二次転写された後、定着装置127に搬送される。フルカラー画像が定着された記録媒体Pは、今度は両面フラッパ164を排紙トレイ129側に駆動し、両面画像形成された記録媒体Pが排紙トレイ129上に排出される。
以上が自動両面画像形成機能を備えたカラーレーザープリンタにおける画像形成の概略説明である。
次に、記録媒体上に画像形成特性検出用としてシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の単色の階調パッチや、C,M,Y混色のパッチを形成し、定着後に記録媒体上のパッチの濃度又は色値をカラーセンサによって検知する方法を述べる。この場合も、通常の画像形成と同じプロセスを行う。すなわち、通常の画像の代わりに、画像形成特性検出用のパッチ(以下「パッチ」と記す)を形成し、記録媒体Pに通常の画像を転写、定着させるのと同じ方法で、記録媒体Pにパッチを転写、定着させる。そして、図2に示す本画像形成装置では、記録媒体上に形成されるパッチを定着装置127の出口に配置されたカラーセンサ162によって検知される。
カラーセンサ162の構成の一例を図3に示す。カラーセンサ162は、LEDなどの発光素子301と、フォトダイオード等の受光素子302、受光データを処理する不図示のIC回路と、これらを収容する不図示のホルダーで構成される。図3の(a)は記録媒体Pに形成されたパッチの正反射成分と乱反射成分の両方を検出し、図3の(b)は鏡面反射の影響を受けずにパッチの乱反射成分のみを検出する構成である。
また、記録媒体Pに形成した画像形成特性検出用のパッチである濃度又は色制御用トナーパッチパターンの一例を図4に示す。濃度又は色制御用トナーパッチパターン401(以下「パッチ401」と記す)は、C,M,Y,Kの単色あるいは混色から構成されたトナーパッチパターンを濃度又は色値を変化させながら記録媒体上に連続して形成する。
[濃度又は色制御用トナーパッチパターンの形成と読み取り処理]
本実施例の画像形成装置の動作を図5のフローチャートで説明する。カラーセンサによるパッチ検知を行う場合、システムコントローラ901は、濃度又は色制御用トナーパッチパターン401の形成と読み取りをステップS100〜S115に従い実施する。
<S100>「スタート」
パッチ401の形成と読み取り処理を開始する。
<S101>「給紙カセットから給紙」
まず給紙カセットから記録媒体Pを1枚給紙する。
<S102>「メディア検知」
記録媒体Pのメディアをメディアセンサ142で検知する。
<S103>「パッチ形成」
メディアの種類に応じた定着装置への記録媒体Pの搬送速度を決定し、その速度に応じて、カラーセンサ用のパッチ形成を開始する。
<S104>「パッチの読み取り」
記録媒体Pに通常の画像印字と同様の方式で、パッチ401を転写、定着させた後、カラーセンサ162によってパッチ401を読み取る。
<S105>「パッチはすべて形成済か」
システムコントローラ901は、ステップS102で実施したメディア検知の結果よりパッチ401の形成がすべて終了したか否か判断する。記録媒体Pの長さが、A3サイズよりも長い場合は、記録媒体1枚内にすべてのパッチ401を形成できるので、ステップS106へ移動する。記録媒体Pの長さがA3サイズよりも短い場合は、記録媒体1枚ですべてのパッチ401を形成しきれないので、ステップS107へ移動する。更に、2枚目の記録媒体Pにパッチ401を形成するか、もしくは、1枚目の裏面にパッチ401を形成するかのどちらかの判断を行う。
<S106>「排紙トレイへ」
A3サイズより長い記録媒体の場合、1枚内にすべてのパッチ401が形成されるため、記録媒体Pを排紙トレイへ排出しカラーセンサによるパッチ読み取りを終了する。
<S107>「メディアは厚紙か」
システムコントローラ901は、メディアが所定値の坪量90g/m以下の普通紙であるか、90g/mを超える厚紙であるかを判断し、2枚目の記録媒体Pにパッチ401を形成するか、もしくは1枚目の裏面にパッチ401を形成するかの判断を行う。
<S108>「両面搬送へ」
所定値を超える厚紙であれば、記録媒体Pの裏面にパッチ401を形成するために両面搬送路上に搬送され印字面が反転される。
<S109>「排紙トレイへ」
記録媒体Pが所定値以下の普通紙の場合は、記録媒体Pの裏面にパッチ401を印字しないため記録媒体を排紙トレイに排紙する。
<S110>「給紙カセットから給紙」
2ページ目のパッチ401を印字するため、給紙カセットから次の記録媒体を1枚給紙する。
<S111>「パッチ形成」
2ページ目のパッチ401を中間転写ベルト上に形成した後、記憶媒体上に転写し定着される。記録媒体Pが厚紙の場合は裏面にパッチ401が形成され、普通紙の場合は2枚目の記憶媒体Pにパッチ401が形成される。
<S112>「パッチ読み取り」
搬送されて来た厚紙の裏面、或いは普通紙の記録媒体上に2ページ目に形成されたパッチ401を、カラーセンサ162で読み取る。
<S113>「排紙トレイへ」
パッチ401が読み取られた記録媒体Pを排紙トレイに排出する。
<S114>「パッチはすべて形成済か」
パッチ401のすべてが記憶媒体上に形成されたか否かを判断する。記録媒体PがB4やリーガルサイズであれば、2ページ分の中にすべてのパッチ401が収まるので、ステップS115へ移動しパッチ401の形成はすべて終了となりカラーセンサによるパッチ読み取りは終了となる。一方、記録媒体Pが上記条件を満たさないA4やレターサイズの場合、再度ステップS101へ移動して引き続き3ページ目のパッチ401を記録媒体Pに形成するため、給紙カセットから記録媒体Pを1枚給紙しパッチ形成処理を繰り返す。
<S115>「終了」
記憶媒体上にすべてのパッチ401の形成と読み取りが完了し制御を終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、記録媒体Pがメディアセンサ142で厚紙と検知された場合には、記録媒体Pの両面にカラーセンサ162の検知用のパッチ401を形成するようにした。厚紙であれば、仮に記録媒体Pの裏面にパッチ401が印字されていたとしても、それが表面のパッチ401の濃度、色値に影響を与える度合いは少ない。したがって、厚紙と検知した場合には、パッチ401を両面に形成することで、カラーセンサ162の検知用のパッチ形成に利用される記録媒体Pの枚数を減らすことが可能となる。
次に図6の本実施例の画像形成装置の断面図と、図7の濃度又は色制御用トナーパッチパターンの形成と読み取り処理を示すフローチャートに基づいて本発明の第二の実施例について説明する。
本実施例2では、図6の画像形成装置の断面図に示すように、パッチ401を読み取るカラーセンサ162が定着装置127の出口付近ではなく、両面搬送路内にあるところが実施例1と異なっている。定着装置127の出口は、スペース的な制約により、カラーセンサ162を配置するのが困難な場合がある。どうしても配置しようとすると、装置の大型化が避けられず、コストアップを招く可能性があった。また、定着装置の近傍では定着装置の熱によるカラーセンサ部品への影響が無視できない場合もある。このような場合の画像形成装置においては、スペース的に余裕があり、かつ熱的な制約も少ない両面搬送路にカラーセンサ162を配置すれば上記問題を解決することができる。
[濃度又は色制御用トナーパッチパターンの形成と読み取り処理]
図7に示したフローチャートで、カラーセンサ162が両面搬送経路上に設置された本実施例の画像形成装置の動作について説明する。カラーセンサ162によるパッチ検知を行う場合、システムコントローラ901は、パッチ401の形成と読み取りをステップS200〜S216に従い実施する。
<S200>「スタート」
パッチ401の形成と読み取り処理を開始する。
<S201>「給紙カセットから給紙」
まず給紙カセットから記録媒体Pを1枚給紙する。
<S202>「メディア検知」
記録媒体Pのメディアをメディアセンサ142で検知する。
<S203>「パッチ形成」
メディアの種類に応じた定着装置への記録媒体Pの搬送速度を決定し、その速度に応じてカラーセンサ用のパッチ形成を開始する。
<S204>「両面搬送へ」
記録媒体Pに通常の画像印字と同様の方式で、パッチ401を転写、定着させた後、記録媒体Pを両面搬送路上へ搬送し印字面を反転させる。
<S205>「パッチ読み取り」
両面搬送路上にあるカラーセンサ162によってパッチ401を読み取る。
<S206>「パッチはすべて形成済か」
パッチ401の形成がすべて終了したか否かを判断する。システムコントローラ901は、ステップS202のメディア検知の結果より記録媒体Pの長さが、A3サイズよりも長い場合は、記録媒体1枚内にすべてのパッチ401を形成できるので、ステップS207へ移動しパッチの形成を終了する。記録媒体Pの長さがA3サイズよりも短い場合は、記録媒体1枚ではすべてのパッチ401を形成しきれないため、ステップS208へ移動する。
<S207>「排紙トレイへ」
A3サイズよりも長い場合は、すべての制御用パッチの形成が完了したため記録媒体Pを排紙トレイへ排出し、カラーセンサ162によるパッチ読み取りを終了する。
<S208>「メディアは厚紙か」
システムコントローラ901は、メディアが所定値の坪量90g/m以下の普通紙であるか、90g/mを超える厚紙であるかを判別し、2枚目の記録媒体Pにパッチ401を形成するか、もしくは、1枚目の裏面にパッチ401を形成するかの判断を行う。所定値を超える厚紙であれば記録媒体Pの裏面にパッチ401を形成するためステップS211へ移動し、所定値以下の普通紙であればステップS209へ移動する。
<S209>「排紙トレイへ」
記録媒体Pが普通紙の場合は、記録媒体Pの裏面にパッチを印字しないため記録媒体Pを排紙トレイに排紙する。
<S210>「給紙カセットから給紙」
2枚目の記憶媒体Pにパッチ401を形成するため、給紙カセットから記録媒体Pを給紙する。
<S211>「パッチ形成」
普通紙の場合は、2枚目の記録媒体上に2ページ目のパッチ401を形成し、厚紙の場合は裏面にパッチ401を形成する。
<S212>「両面搬送へ」
記録媒体上に2ページ目のパッチ401を形成した後、両面搬送路上へ搬送される。
<S213>「パッチ読み取り」
両面搬送路上にあるカラーセンサ162によりステップS211で形成されたパッチ401の読み取りを行う。
<S214>「排紙トレイへ」
記録媒体Pを排紙トレイに排出する。
<S215>「パッチはすべて形成済か」
記録媒体上にパッチ401のすべてが形成されたか否かを判断する。終了していない場合は、ステップS201へ移動してパッチ形成を繰り返す。記録媒体PがB4やリーガルサイズであれば、2ページ分の中にすべてのパッチ401が収まるので、パッチの形成はすべて終了となりカラーセンサ162によるパッチ読み取りは終了となる。しかし記録媒体Pが上記条件を満たさないA4やレターサイズの場合、引き続き3ページ目のパッチ401を記録媒体Pに形成するため、ステップS201へ移動し給紙カセットから記録媒体Pを1枚給紙する。
<S216>「終了」
記憶媒体上にすべてのパッチ401の形成と読み取りが完了し制御を終了する。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置によれば、両面搬送路内にカラーセンサ162を配置した場合であっても、記録媒体Pが厚紙であると検知した場合には、両面搬送路へ記録媒体Pを2回搬送する制御を行うようにした。それにより記録媒体Pの両面にパッチ401を形成できるため、カラーセンサ162の検知用のパッチ401に利用される記録媒体Pの枚数を減らすことが可能である。また、カラーセンサ162を両面搬送路に配置できるので、画像形成装置の小型化、コストダウンを図ることが可能となる。
次に図8の本実施例の画像形成装置の断面図と、図9の濃度又は色制御用トナーパッチパターンの形成と読み取り処理を示すフローチャートに基づいて本発明の第三の実施例を説明する。
本実施例は図8の画像形成装置の断面図に示すように両面搬送路が存在していない点と、マルチパーパストレイ131が存在する点が第一の実施例とは異なる。マルチパーパストレイ131は、ユーザが自由に記録媒体をセットできる給紙トレイである。マルチパーパストレイに置かれた記録媒体を給紙するのがマルチピックアップローラ132である。マルチパーパストレイから給紙された記憶媒体をレジセンサ161に向けて搬送するのがマルチ搬送ローラ133である。その他の構成は第一の実施例の画像形成装置と同一であるため説明は省略する。
[濃度又は色制御用トナーパッチパターンの形成と読み取り処理]
図9に示したフローチャートで本実施例の画像形成装置の動作を説明する。
カラーセンサ162によるパッチ検知を行う場合、システムコントローラ901は、パッチ401の形成と読み取りをステップS300〜S316に従い実施する。
<S300>「スタート」
パッチ401の形成と読み取り処理を開始する。
<S301>「給紙カセットから給紙」
給紙カセットから記録媒体Pを1枚給紙する。
<S302>「メディア検知」
記録媒体Pのメディアをメディアセンサ142で検知する。
<S303>「パッチ形成」
メディアの種類に応じた定着装置への記録媒体Pの搬送速度を決定し、その速度に応じて、カラーセンサ用のパッチ形成を開始する。
<S304>「パッチ読み取り」
記録媒体Pに通常の画像印字と同様の方式で、パッチ401を転写、定着させた後、カラーセンサ162によってパッチ401を読み取る。
<S305>「排紙トレイへ」
パッチ401を読み取った記録媒体Pを排紙トレイ129へ排出する。
<S306>「パッチはすべて形成済か」
パッチ401の形成がすべて終了したか否か判断する。システムコントローラ901では、記録媒体Pの長さがA3サイズよりも長い場合は、記録媒体1枚内にすべてのパッチ401を形成できるのでパッチ401の形成を終了し、ステップS316へ移動してカラーセンサ162によるパッチ読み取りを終了する。記録媒体Pの長さがA3サイズよりも短い場合は、記録媒体1枚ですべてのパッチ401を形成できないため、2枚目の記録媒体Pにパッチ401を形成するか、もしくは、1枚目の裏面にパッチ401を形成するかの判断を行う。この判断の基準となるのは、ステップS302のメディア検知の結果を基におこなわれる。
<S307>「メディアは厚紙か」
システムコントローラ901は、メディアが所定値の坪量90g/m以下の普通紙であるのか、90g/mを超える厚紙であるのかを判断する。記録媒体Pが所定値以下の普通紙の場合はステップS311へ移動し、所定値を超える厚紙の場合はステップS308へ移動する。
<S308>「パッチが印字された記憶媒体をマルチパーパストレイにセットするよう表示パネルに表示する」
記録媒体Pが厚紙であれば、記録媒体Pの裏面にパッチ401を形成するために、排紙トレイ129に排出された片面印字済みの記録媒体Pをマルチパーパストレイ131にセットするように表示部906(図8の表示部134)に表示する。また、表示部906に表示させる代わりに画像形成装置とネットワークで接続された不図示のホストコンピュータのディスプレイに同様の表示をさせるようにしてもよい。
<S309>「記憶媒体がマルチパーパストレイにセットされたか」
マルチパーパストレイ131に片面印字済みの記録媒体Pがセットされるまで待機する。
<S310>「マルチパーパストレイから給紙」
排出された片面印字済みの記録媒体Pがセットされると、マルチパーパストレイから記録媒体Pを給紙する。そして、記録媒体Pの裏面にパッチ401を印字するステップS312へ移動する。
<S311>「給紙カセットから給紙」
ステップS307で普通紙と判断された場合は、記録媒体Pの裏面にパッチ401を印字しないため、給紙カセットから次の記録媒体Pを1枚給紙する。
<S312>「パッチ形成」
普通紙の場合は、給紙トレイから給紙された記憶媒体Pに2ページ目のパッチ401を形成し、厚紙の場合は、マルチパーパストレイ131から給紙された片面印字済みの記録媒体Pの裏面にパッチ401を形成する。
<S313>「パッチ読み取り」
記録媒体Pに印字された2ページ目のパッチ401を、カラーセンサ162で読み取る。
<S314>「排紙トレイへ」
パッチ401の印字された記録媒体Pを排紙トレイ129に排出する。
<S315>「パッチはすべて形成済か」
パッチ401がすべて形成されたか否か判断する。終了していない場合は、ステップS301へ移動してパッチ形成を繰り返す。
記録媒体PがB4やリーガルサイズであれば、2ページ分の中にすべてのパッチ401が収まるので、ステップS316へ移動しパッチの形成はすべて終了となる。記録媒体Pが上記条件を満たさないA4やレターサイズの場合、ステップS301へ移動して引き続き3ページ目のパッチを記録媒体Pに形成するため給紙カセットから記録媒体Pを1枚給紙する。
<S316>「終了」
記憶媒体上にすべてのパッチ401の形成と読み取りが完了し制御を終了する。
以上、本実施例によれば自動両面印字機能のない画像形成装置であっても、記録媒体Pが厚紙であると検知した場合には、パッチ401が片面印字された記録媒体Pを再びマルチパーパストレイ131にセットするよう報知してユーザを促すようにした。それによって記録媒体Pの両面にパッチ401を形成できるため、カラーセンサ162の検知用のパッチに利用される記録媒体の枚数を減らすことが可能となる。
実施例1に係る画像形成装置の制御系ブロック図 実施例1に係る画像形成装置の断面図 カラーセンサの構成図、(a)パッチの正反射成分と乱反射成分の両方の検出方法、(b)パッチの乱反射成分のみの検出方法 記録媒体上に形成した濃度又は色制御用トナーパッチパターンの例 実施例1に係るパッチの形成と検知動作を説明するフローチャート 実施例2に係る画像形成装置の断面図 実施例2に係るパッチの形成と検知動作を説明するフローチャート 実施例3に係る画像形成装置の断面図 実施例3に係るパッチの形成と検知動作を説明するフローチャート
C シアン
M マゼンタ
Y イエロー
K ブラック
P 記録媒体
101 イエローの感光ドラム
105 イエローの現像ローラ
109 イエローとマゼンタのレーザスキャナ
110 シアンとブラックのレーザスキャナ
111 イエローの帯電ローラ
115 イエローのプロセスカートリッジ
119 イエローの一次転写ローラ
123 中間転写ベルト
126 二次転写ローラ
127 定着装置
128 カラーレーザープリンタ
129 排紙トレイ
130 定着排紙センサ
131 マルチパーパストレイ
132 マルチピックアップローラ
133 マルチ搬送ローラ
134 表示部
140 給紙カセット
141 定着モータ
142 メディアセンサ(紙種検知手段に対応)
144 ピックアップローラ
160 レジストローラ
161 レジセンサ
162 カラーセンサ(パッチ検知手段に対応)
163 反転ローラ
164 反転フラッパ
165 両面搬送ローラ
167 両面再給紙センサ
301 LED
302 受光部
401 パッチ(画像形成特性検出用のパッチに対応)
901 システムコントローラ(制御手段に対応)
902 タイマ
903 CPU
904 ROM
905 RAM
906 表示部
907 A/Dコンバータ
908 高圧制御部
909 モータ制御部
910 DC負荷制御部
911 センサ入力部
912 ACドライバ
913 サーミスタ
914 高圧ユニット
915 定着ヒータ

Claims (5)

  1. 画像形成装置を制御する制御手段と、
    記録媒体の片面、又は両面に画像を形成する画像形成手段と、
    前記記録媒体の紙種を検知する紙種検知手段と、
    前記画像形成手段により記録媒体上に形成された画像形成特性検出用のパッチを検知する、記録媒体搬送路上に設置されたパッチ検知手段とを有する画像形成装置であって、
    前記制御手段が、
    前記紙種検知手段の検知結果に応じて、前記パッチを前記記録媒体の片面にのみ形成するか、両面に形成するかを切り替えるよう前記画像形成手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記紙種検知手段は、記録媒体の厚さを検知する機能を更に有し、
    前記制御手段が、
    前記紙種検知手段の検知結果より前記記録媒体の厚さが所定値よりも大であると判断した場合は前記パッチを前記記録媒体の両面に、前記記録媒体の厚さが所定値以下と判断した場合は前記記録媒体の片面にのみ形成するよう前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成手段は、片面に画像形成された記録媒体を反転させて両面に画像形成するため、該記録媒体を両面搬送路に搬送させることにより画像形成面を反転させ再び画像形成を行う機能を有することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記パッチ検知手段が、両面搬送路上に設置されていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段は、画像形成装置から排出された片面に画像形成された記録媒体をユーザによって反転させた後、再び画像形成装置内に搬送させることで該記録媒体の両面画像形成を行う構成を有し、
    前記制御手段が、
    前記紙種検知手段の検知結果より前記記録媒体の厚さが所定値よりも大であると判断した場合は、前記パッチを両面に形成する旨をユーザに報知して記録媒体の反転及び再搬送を促すように前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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