JP5748934B2 - 光パルス発生器及び光パルス試験器 - Google Patents
光パルス発生器及び光パルス試験器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5748934B2 JP5748934B2 JP2007179505A JP2007179505A JP5748934B2 JP 5748934 B2 JP5748934 B2 JP 5748934B2 JP 2007179505 A JP2007179505 A JP 2007179505A JP 2007179505 A JP2007179505 A JP 2007179505A JP 5748934 B2 JP5748934 B2 JP 5748934B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical pulse
- reverse bias
- laser diode
- pulse generator
- diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Description
従来の光パルス発生器には、スイッチング用トランジスタと電圧源とレーザダイオードとを閉ループ状に接続し、スイッチング用トランジスタをパルス状の制御信号でON/OFF駆動するものが採用されており、このような構成においてスイッチング用トランジスタにスイッチング動作が高速な高速スイッチング用トランジスタを用いる、あるいはピーキング回路を用いる等によって光パルスの立上がりや立下り急峻にしたり、あるいはパルス幅を狭幅化するものであったが、十分なものではなかった。
また、従来の光パルス発生器には、光パルスの波高値が小さく、これによって光パルスのダイナミックレンジが狭いという問題もある。
光パルス発生器に係る第1の解決手段として、所定の駆動手段を用いてレーザダイオードにパルス状の駆動電流を通電することにより光パルスを発生する光パルス発生器であって、前記駆動手段は、前記レーザダイオードに逆バイアス電圧を印加する逆バイアス回路を備え、該逆バイアス回路によって逆バイアス電圧が印加されたレーザダイオードに順バイアス電圧を印加して駆動電流を通電し、前記逆バイアス回路は、前記レーザダイオードのアノード端子にカソード端子が接続されて前記レーザダイオードのカソード端子にアノード端子が接続されたダイオードと、該ダイオードの一端に接続された抵抗器と、該抵抗器を介して前記ダイオードに順バイアス電圧を印加する電圧源とを備える、という手段を採用する。
光パルス発生器に係る第2の解決手段として、上記第1の手段において、前記逆バイアス回路は、レーザダイオードと並列に接続されたダイオードに通電するバイアス電流を所定値以上に可変設定するバイアス電流設定手段を具備する、という手段を採用する。
光パルス発生器に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の手段において、前記逆バイアス回路は、レーザダイオードへの逆バイアス電圧の印加をON/OFFするスイッチを備える、という手段を採用する。
また、本発明では、光パルス試験器に関る解決手段として、上記第1〜第3のいずれかに記載の光パルス発生器で発生した光パルスを試験対象である光ファイバに供給し、当該光ファイバから得られる戻り光に基づいて光ファイバの特性を測定する、という手段を採用する。
このような光パルス発生器を用いた光パルス試験器によれば、空間分解能を向上させることができる。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係る光パルス試験器の機能構成を示すブロック図である。この図に示すように、本光パルス試験器は、光パルス発生器1、方向性結合器2、受光部3、増幅部4、A/D変換部5及び表示部6から構成されている。
次に、第2実施形態に係る光パルス試験器について説明する。
なお、本光パルス試験器は上述した光パルス試験器に対して光パルス発生器の構成のみが相違する。したがって、以下では本光パルス試験器における光パルス発生器1Bについて詳しく説明する。
(1)上記各実施形態では、光パルス発生器1,1Bを光パルス試験器に適用した場合について説明したが、本発明に係る光パルス発生器は、光パルス試験器への適用のみに限定されるものではなく、光パルスの立上がり及び立下りの急峻性、高波高値あるいは/及び狭幅化が要求される各種アプリケーションに適用することが可能である。
この逆バイアス電圧は、レーザダイオード1eの逆降伏電圧以下に設定する必要があるが、逆バイアス回路は、逆バイアス電圧を上記逆降伏電圧以下に設定し得るものであれば他の構成でも良い。例えば、バイアスダイオード1gにゲルマニウムダイオード、あるいは定電圧ダイオードを用いて、逆バイアス電圧を変更することが考えられる。
(4)上記第2実施形態は光パルスの立上がり及び立下りの急峻性、高波高値あるいは/及び狭幅化に加えて、パルス幅の可変が要求される各種アプリケーションに適用することができる。このようなアプリケーションとしては、例えばパルス幅変調器、パルス幅調整器、立上がり遅延が要求される可変トリガ装置が考えられる。
次に、追加実施形態に係る光パルス試験器について説明する。
なお、本光パルス試験器は上述した光パルス試験器に対して光パルス発生器の構成のみが相違する。したがって、以下では本光パルス試験器における光パルス発生器1Cについて詳しく説明する。
Claims (4)
- 所定の駆動手段を用いてレーザダイオードにパルス状の駆動電流を通電することにより光パルスを発生する光パルス発生器であって、
前記駆動手段は、前記レーザダイオードに逆バイアス電圧を印加する逆バイアス回路を備え、該逆バイアス回路によって逆バイアス電圧が印加されたレーザダイオードに順バイアス電圧を印加して駆動電流を通電し、
前記逆バイアス回路は、
前記レーザダイオードのアノード端子にカソード端子が接続されて前記レーザダイオードのカソード端子にアノード端子が接続されたダイオードと、
該ダイオードの一端に接続された抵抗器と、
該抵抗器を介して前記ダイオードに順バイアス電圧を印加する電圧源と
を備えることを特徴とする光パルス発生器。 - 前記逆バイアス回路は、レーザダイオードと並列に接続されたダイオードに通電するバイアス電流を所定値以上に可変設定するバイアス電流設定手段を具備することを特徴とする請求項1記載の光パルス発生器。
- 前記逆バイアス回路は、
レーザダイオードへの逆バイアス電圧の印加をON/OFFするスイッチを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光パルス発生器。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光パルス発生器で発生した光パルスを試験対象である光ファイバに供給し、当該光ファイバから得られる戻り光に基づいて光ファイバの特性を測定することを特徴とする光パルス試験器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007179505A JP5748934B2 (ja) | 2006-09-29 | 2007-07-09 | 光パルス発生器及び光パルス試験器 |
US11/862,250 US8059967B2 (en) | 2006-09-29 | 2007-09-27 | Optical pulse generator and optical pulse tester |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006267992 | 2006-09-29 | ||
JP2006267992 | 2006-09-29 | ||
JP2007179505A JP5748934B2 (ja) | 2006-09-29 | 2007-07-09 | 光パルス発生器及び光パルス試験器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008107319A JP2008107319A (ja) | 2008-05-08 |
JP5748934B2 true JP5748934B2 (ja) | 2015-07-15 |
Family
ID=39440765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007179505A Active JP5748934B2 (ja) | 2006-09-29 | 2007-07-09 | 光パルス発生器及び光パルス試験器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5748934B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5220499B2 (ja) * | 2008-07-08 | 2013-06-26 | アンリツ株式会社 | 光パルス試験器 |
JP4835962B2 (ja) * | 2009-08-18 | 2011-12-14 | 横河電機株式会社 | 光パルス発生器およびこれを用いた光パルス試験器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63156374A (ja) * | 1986-12-19 | 1988-06-29 | Hitachi Cable Ltd | 発光素子駆動回路 |
-
2007
- 2007-07-09 JP JP2007179505A patent/JP5748934B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008107319A (ja) | 2008-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5688900B2 (ja) | 反射性対象に対する距離を求めるための方法及び装置 | |
JP5889152B2 (ja) | 受光回路、レーザレーダ | |
US20060197452A1 (en) | Apparatus and method for generating an output signal that tracks the temperature coefficient of a light source | |
US8115913B2 (en) | Light pulse generator and optical time domain reflectometer using the same | |
EP2226940B1 (en) | Light receiving detection circuit | |
CN102549449B (zh) | 操作自混和干涉传感器的方法和相应的传感器设备 | |
JP6825565B2 (ja) | 測距装置 | |
JP5748934B2 (ja) | 光パルス発生器及び光パルス試験器 | |
JP2008286697A (ja) | 分布型光ファイバセンサ | |
Kurtti et al. | An integrated receiver channel for a laser scanner | |
JP2002341018A (ja) | 距離測定装置 | |
JP2014228304A (ja) | レーダ装置 | |
JP2008160082A (ja) | 縮小されたパルス幅歪みを有する光カプラ | |
US8059967B2 (en) | Optical pulse generator and optical pulse tester | |
JP2012156458A (ja) | レーザダイオード駆動回路および光時間領域反射測定器 | |
JP6632484B2 (ja) | 光受信回路及びレーザレーダ装置 | |
JP4858055B2 (ja) | 光パルス発生器及び光パルス試験器 | |
JP5515199B2 (ja) | 光パルス試験装置及びその調整方法 | |
JP4119886B2 (ja) | 光パルス試験器 | |
Kurtti et al. | An integrated optical receiver with wide-range timing discrimination characteristics | |
EP3683983A1 (en) | Optical detector with dc compensation | |
JP2021061456A (ja) | 光受信回路 | |
JP2001281102A (ja) | 光ファイバの特性測定装置及び特性測定方法 | |
JP4034805B2 (ja) | 半導体レーザ素子の入出力特性検出方法とその装置 | |
JP5470891B2 (ja) | 測定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100104 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120807 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130404 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140220 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140227 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20140516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150513 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5748934 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |