JP5747702B2 - 吸着式ヒートポンプ及び情報処理システム - Google Patents
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Description
特に、データセンター等では、1ラックに複数のボードを装着してデータ処理能力を向上させるブレードサーバーが一般的になっており、1ラック当たりの消費電力は数kW以上と大電力化している。このような1ラック当たりの消費電力の増加に伴い、発熱源であるCPUなどの冷却技術についても課題が増加している。
この圧力差駆動式バルブを用いる場合、吸着器室と蒸発器室との間の気相の冷媒の圧力差、あるいは、吸着器室と凝縮器室との間の気相の冷媒の圧力差で弁体が駆動される。つまり、これらの圧力差によって、弁体が浮上して弁座から離れた状態になることで流路が開けられる一方、弁体が浮上せずに弁座に接した状態になることで流路が閉じられる。
また、上述の圧力差駆動式バルブを用いる場合、例えば弁体の位置がずれる、弁体自体が歪む等によって弁体が弁座の表面に密着せず、空隙ができてしまい、流路を流れる冷媒を完全に遮断できず、ヒートポンプの性能が低下してしまう場合がある。
本実施形態にかかる吸着式ヒートポンプは、吸着剤が冷媒を吸脱着することで、熱源からの低温廃熱等の温熱から冷熱を生成する吸着式ヒートポンプである。なお、吸着式ヒートポンプを吸着式冷凍機ともいう。
まず、真空状態の容器の中に、吸着剤20と、吸着剤20に対して吸脱着可能な液相の冷媒21Yが封入された状態とする。そして、気相の冷媒21Xが吸着剤20に吸着して雰囲気中の冷媒21Xの蒸気圧が減少すると、液相の冷媒21Yが蒸発(気化)する。この蒸発の際に冷媒21は熱を奪うため、そこから冷熱を取り出すことができる。これを吸着工程という。
このような吸着工程と脱着工程とを繰り返して、温熱から冷熱を生成する。
このため、本吸着式ヒートポンプは、図1に示すように、冷媒21を吸脱着しうる第1及び第2吸着器1、2と、冷媒21を蒸発させる蒸発器3と、冷媒21を凝縮させる凝縮器4とを備える。
また、第1吸着器1と凝縮器4との間、即ち、第1吸着器室1Xと凝縮器室4Xとの間に設けられ、気相の冷媒21Xが流れる第2流路6を備える。つまり、第1吸着器1から脱着された気相の冷媒21Xが第2流路6を介して凝縮器4へ供給されるようになっている。
また、第2吸着器2と凝縮器4との間、即ち、第2吸着器室2Xと凝縮器室4Xとの間に設けられ、気相の冷媒21Xが流れる第4流路8を備える。つまり、第2吸着器2から脱着された気相の冷媒21Xが第4流路8を介して凝縮器4へ供給されるようになっている。
そして、第1流路5に、第1流路5を開閉する第1バルブ10が設けられている。また、第2流路6に、第2流路6を開閉する第2バルブ11が設けられている。さらに、第3流路7に、第3流路7を開閉する第3バルブ12が設けられている。また、第4流路8に、第4流路8を開閉する第4バルブ13が設けられている。これらの第1〜第4バルブ10〜13は、気相の冷媒を連通・遮断するための開閉バルブである。また、第1〜第4バルブ10〜13は真空バルブである。
なお、第1及び第2吸着器室1X,2X、蒸発器室3X、凝縮器室4X及び各流路5〜9は、密閉された空間になっており、吸着式ヒートポンプの使用時には、この空間は真空状態、即ち、減圧された状態に保たれる。
このため、吸着器用配管22、23に流す流体の温度(ここでは冷却水か温水か)によって、吸着剤20の温度が制御され、これにより、冷媒21の脱着又は吸着が制御されるようになっている。
蒸発器3は、蒸発器室3Xの中に設けられており、凝縮器4から供給された液相の冷媒21Yを蒸発させて気相の冷媒21Xにするものである。この蒸発器3は、冷熱を取り出すための熱交換器を含み、液相の冷媒21Yが蒸発する際に生じた冷熱を外部へ搬送するための熱搬送用媒体として冷熱用循環水27(ここでは約15℃)を循環させるための蒸発器用配管26を備える。この蒸発器3では、吸着工程で一方の吸着器(ここでは第1吸着器1)で気相の冷媒21Xが吸着され、流路(ここでは第1流路5)を介して、蒸発器3から一方の吸着器1へ気相の冷媒21Xが流出することによって、飽和吸着量に達するまで液相の冷媒21Yが蒸発しつづける。そして、液相の冷媒21Yが蒸発する際に、蒸発熱として蒸発器用配管26の内部を流れる冷熱用循環水27から熱が奪われ、例えば入口で約15℃の冷熱用循環水27が出口で約10℃になり、温度が約5℃程度低下し、冷熱が得られる。つまり、液相の冷媒21Yが蒸発する際に生じた冷熱は、蒸発器用配管26の内部を流れる冷熱用循環水27によって外部へ搬送され、例えば冷却に用いられる。このため、吸着工程は、蒸発器3で蒸発した冷媒21を吸着器1、2で吸着することで冷熱を取り出す工程である。
例えば、図2に示すように、第1及び第4バルブ10、13を開いた状態とし、第2及び第3バルブ11、12を閉じた場合、第1吸着器1を備える第1吸着器室1Xと蒸発器3を備える蒸発器室3Xとが連通し、第2吸着器2を備える第2吸着器室2Xと凝縮器4を備える凝縮器室4Xとが連通する。
なお、吸収した廃熱や汲み上げた熱は、冷却水24、29を例えば消費電力が極端に小さなクーリングタワーなどの放熱器との間で循環させて放熱させれば良い(図12参照)。
そして、第1吸着器1には、外部の発熱体から回収した廃熱等の温熱を流体(ここでは約60℃の温水25)によって搬送して、吸着剤20を加熱する。また、第2吸着器2には、冷却水24(ここでは約25℃)を流して、吸着剤20を冷却する。また、蒸発器3には冷熱用循環水27(ここでは約15℃)を循環させて、冷熱を取り出す。また、凝縮器4には冷却水29(ここでは約25℃)を流して、気相の冷媒21Xを冷却して凝縮させる。
なお、ここでは、第1吸着器1の吸着工程と第2吸着器2の脱着工程とが同時に行なわれ、第1吸着器1の脱着工程と第2吸着器2の吸着工程とが同時に行なわれ、これらが繰り返し行なわれるようにしているが、これに限られるものではない。例えば、第1吸着器1の吸着工程と第2吸着器2の吸着工程とが同時に行なわれ、第1吸着器1の脱着工程と第2吸着器2の脱着工程とが同時に行なわれ、これらが繰り返し行なわれるようにしても良い。つまり、吸着工程と脱着工程とを段階的に行なうようにしても良い。この場合、吸着工程では、第1及び第3バルブ10、12を開いた状態とし、第2及び第4バルブ11、13を閉じた状態とし、両方の吸着器1、2に冷却水24を流して、吸着剤20を冷却すれば良い。一方、脱着工程では、第2及び第4バルブ11、13を開いた状態とし、第1及び第3バルブ10、12を閉じた状態とし、両方の吸着器1、2に廃熱などから回収した温熱を流体25によって搬送して、吸着剤20を加熱すれば良い。
なお、弁体31をキャップ部ともいう。また、弁座32は、その表面に弁体31が密着することで気相の冷媒21Xが通過するのを遮断するものであるため、パッキング部ともいう。
また、弁座用配管35を、吸着器用配管22、23又は凝縮器用配管28に接続するようにしても良い。つまり、図5に示すように、弁座用配管35を、吸着器用配管22、23に接続することで、吸着器用配管22、23を流れる温水25(又は冷却水24)の一部を、弁座32を加熱又は冷却するための温水(又は冷却水)として用いるようにしても良い。また、弁座用配管35を、凝縮器用配管28及び吸着器用配管22、23に接続することで、凝縮器用配管28を流れる冷却水29の一部、及び、吸着器用配管22、23を流れる温水25又は冷却水24の一部を、弁座32を加熱又は冷却するための温水又は冷却水として用いるようにしても良い。また、弁座用配管35を、吸着器用配管22、23に接続することで、吸着器用配管22、23を流れる冷却水24の一部を、弁座32を冷却するための冷却水として用いるようにしても良い。また、図6に示すように、弁座用配管35を、凝縮器用配管28に接続することで、凝縮器用配管28を流れる冷却水29の一部を、弁座32を冷却するための冷却水として用いるようにしても良い。これらの場合、弁座用配管35は、弁座32を冷却するための冷却手段となるため、弁座32を加熱するための加熱手段として、弁座32に例えば電気ヒータ(電気的な加熱手段)を設ければ良い。つまり、弁座32を加熱又は冷却するための加熱・冷却手段34として、弁座用配管35及び電気ヒータ(図示せず)を設ければ良い。
また、第2吸着器2が脱着工程から吸着工程に切り替わる場合、制御手段50によって、第2吸着器2の脱着工程の後期、吸着工程の初期及び中期に、第3バルブ12の弁座32に設けられた弁座用配管35に温水が流れるように例えばバルブ51に対する制御を行なうようにすれば良い。
また、第1吸着器1が脱着工程から吸着工程に切り替わる場合、制御手段50によって、第1吸着器の脱着工程の後期、吸着工程の初期及び中期に、第1バルブ10の弁座32に設けられた弁座用配管35に温水が流れるように例えばバルブ51に対する制御を行なうようにすれば良い。
これに対し、制御手段50は、第1〜第4バルブ10〜13が開状態から閉状態に切り替わる前に、加熱・冷却手段34によって弁座32が冷却されるように制御する。つまり、第1〜第4バルブ10〜13の開状態、即ち、弁体31が開いて、弁座32の表面から離れている状態で、弁座32が冷却されるようにしている。これにより、弁座32の表面上で気相の冷媒21Xが凝縮し、弁座32の表面に液相の冷媒21Yが存在する状態にすることができる。このため、気相の冷媒21Xの圧力差によって閉じてきた弁体31を、弁座32の表面に存在する液相の冷媒21Yの表面張力によって、弁座32の表面に確実に密着させることができる。つまり、例えば弁体31の位置がずれる、弁体自体が歪む等によって弁体31が弁座32の表面に密着せず、空隙ができてしまい、流路5〜8を流れる冷媒21を完全に遮断できず、ヒートポンプ30の性能が低下してしまうのを防止することができる。
具体的には、第1吸着器1が脱着工程から吸着工程に切り替わる場合、制御手段50によって、第1吸着器1の脱着工程の後期、吸着工程の初期及び中期に、第2バルブ11の弁座32に設けられた弁座用配管35に冷却水が流れるように例えばバルブ51に対する制御を行なうようにすれば良い。
また、第2吸着器2が脱着工程から吸着工程に切り替わる場合、制御手段50によって、第2吸着器2の脱着工程の後期、吸着工程の初期及び中期に、第4バルブ13の弁座32に設けられた弁座用配管35に冷却水が流れるように例えばバルブ51に対する制御を行なうようにすれば良い。
このように、制御手段50によって、第1及び第2吸着器1、2の吸着工程と脱着工程とが切り替わるタイミングの直前の時期、即ち、第1及び第2吸着器1、2に流入する冷却水24と温水25とを切り替えるタイミングの直前の時期(吸着工程又は脱着工程の後期)に入ったところで、弁座32に設けられた弁座用配管35に流入する冷却水と温水とを切り替えるように制御している。つまり、制御手段50によって、弁座32に設けられた弁座用配管35に流入する冷却水と温水とを切り替えるタイミングが、第1及び第2吸着器1、2に流入する冷却水24と温水25とを切り替えるタイミングに対して所定時間前になるように制御している。
ここでは、温水/冷却水の切り替えタイミングの制御であって、センサを用いた切替タイミング制御を例に挙げて説明する。
なお、センサを用いた切替タイミング制御を行なう場合には、図1に示すように、第1吸着器室1X及び第2吸着器室2Xのそれぞれに、例えば湿度センサや圧力センサ(蒸気圧センサ)などの吸着器室1X、2Xの状態、即ち、吸着器1、2の吸着状態・脱着状態を検出しうる第1及び第2センサ52、53を設ける。そして、制御手段50は、これらの第1及び第2センサ52、53からの検出情報に基づいて切替タイミング制御を行なう。
まず、吸着式ヒートポンプ30が初めて作動する初期状態にあるか、即ち、第1吸着器1が脱着工程の初期であり、第2吸着器2が吸着工程の初期であるか、又は、第1吸着器1が吸着工程の初期であり、第2吸着器2が脱着工程の初期であるかを判断する(ステップS10)。
この結果、第1吸着器1が吸着工程の初期であると判断した場合、ステップS10の判断は「NO」となり、ステップS80へ進む。また、第2吸着器2が脱着工程の初期であると判断した場合、ステップS10の判断は「NO」となり、ステップS80へ進む。
また、制御手段50は、第2センサ53からの検出情報に基づいて、第2吸着器2が脱着工程の中期に入ったかを判断する(ステップS90)。この判断の結果、第2吸着器2が脱着工程の中期に入っていないと判断した場合は、まだ脱着工程の初期であるため、ステップS80に戻り、例えばバルブ51に対する制御を行なわずに、温水/冷却水を循環させたままとする。これを、第2吸着器2が脱着工程の中期に入ったと判断するまで繰り返す。
次に、制御手段50は、第1センサ52からの検出情報に基づいて、第1吸着器1が吸着工程の後期に入ったかを判断する(ステップS110)。この判断の結果、第1吸着器1が吸着工程の後期に入っていないと判断した場合は、まだ吸着工程の中期であるため、ステップS100に戻り、例えばバルブ51に対する制御を行なわずに、温水/冷却水の循環を停止したままとする。これを、第1吸着器1が吸着工程の後期に入ったと判断するまで繰り返す。
また、制御手段50は、第2センサ53からの検出情報に基づいて、第2吸着器2が吸着工程の初期に入ったかを判断する(ステップS130)。この判断の結果、第2吸着器2が吸着工程の初期に入っていないと判断した場合は、まだ脱着工程の後期であるため、ステップS120に戻り、例えばバルブ51に対する制御を行なわずに、温水/冷却水を循環させたままとする。
次に、制御手段50は、第1センサ52からの検出情報に基づいて、第1吸着器1が脱着工程の中期に入ったかを判断する(ステップS30)。この判断の結果、第1吸着器1が脱着工程の中期に入っていないと判断した場合は、まだ脱着工程の初期であるため、ステップS20に戻り、例えばバルブ51に対する制御を行なわずに、温水/冷却水を循環させたままとする。これを、第1吸着器1が脱着工程の中期に入ったと判断するまで繰り返す。
また、制御手段50は、第2センサ53からの検出情報に基づいて、第2吸着器2が吸着工程の中期に入ったかを判断する(ステップS30)。この判断の結果、第2吸着器2が吸着工程の中期に入っていないと判断した場合は、まだ吸着工程の初期であるため、ステップS20に戻り、例えばバルブ51に対する制御を行なわずに、温水/冷却水を循環させたままとする。これを、第2吸着器2が吸着工程の中期に入ったと判断するまで繰り返す。
次に、制御手段50は、第1センサ52からの検出情報に基づいて、第1吸着器1が脱着工程の後期に入ったかを判断する(ステップS50)。この判断の結果、第1吸着器1が脱着工程の後期に入っていないと判断した場合は、まだ脱着工程の中期であるため、ステップS40に戻り、例えばバルブ51に対する制御を行なわずに、温水/冷却水の循環を停止したままとする。これを、第1吸着器1が脱着工程の後期に入ったと判断するまで繰り返す。
また、制御手段50は、第2センサ53からの検出情報に基づいて、第2吸着器2が脱着工程の初期に入ったかを判断する(ステップS70)。この判断の結果、第2吸着器2が脱着工程の初期に入っていないと判断した場合は、まだ吸着工程の後期であるため、ステップS60に戻り、例えばバルブ51に対する制御を行なわずに、温水/冷却水を循環させたままとする。
以降、同様の処理を繰り返す。
ところで、ステップS10の判断の結果、第1吸着器1が脱着工程の初期であると判断した場合、ステップS10の判断は「YES」となり、ステップS20へ進む。また、第2吸着器2が吸着工程の初期であると判断した場合、ステップS10の判断は「YES」となり、ステップS20へ進む。そして、制御手段50は、第1バルブ10の弁座32に設けられた弁座用配管35に冷却水が流れ、第2バルブ11の弁座32に設けられた弁座用配管35に温水が流れるように例えばバルブ51に対する制御を行なう(ステップS20;図9中、Step1)。また、制御手段50は、第3バルブ12の弁座32に設けられた弁座用配管35に温水が流れ、第4バルブ13の弁座32に設けられた弁座用配管35に冷却水が流れるように例えばバルブ51に対する制御を行なう(ステップS20;図9中、Step1)。
上述のように、この具体例では、第1〜第4バルブ10〜13の開閉が切り替わる直前及び直後、即ち、吸着工程及び脱着工程の初期及び後期のみに温水/冷却水を循環させる一方、吸着工程及び脱着工程の中期には温水/冷却水の循環を停止させるため、ポンプ動力を削減することが可能となる。なお、温水/冷却水の循環を停止させることなく、循環させ続けても良い。
例えば、センサを用いない時間による切替タイミング制御を行なうようにしても良い。時間による切替タイミング制御を行なう場合には、予め、吸着工程の初期、中期、後期、脱着工程の初期、中期、後期のそれぞれにどれくらいの時間がかかるかを求めておき、制御手段50は、これらの時間に基づいて切替タイミング制御を行なう。
つまり、ヒートポンプ30の最初の作動開始から約5分経過するまでは、第1吸着器1は吸着工程の初期であり、第2吸着器2は脱着工程の初期であるとする(図8のステップS10でNo;図11中、Step4)。そして、約5分経過したら、第1吸着器1の吸着工程の初期が終わって中期に入ったと判断し、第2吸着器2の脱着工程の初期が終わって中期に入ったと判断する(図8のステップS90でYes;図11中、Step5)。その後約7分経過したら、第1吸着器1の吸着工程の中期が終わって後期に入ったと判断し、第2吸着器2の脱着工程の中期が終わって後期に入ったと判断する(図8のステップS110でYes;図11中、Step6)。その後約5分経過したら、第1吸着器1の吸着工程の後期が終わって脱着工程の初期に入ったと判断し、第2吸着器2の脱着工程の後期が終わって吸着工程の初期に入ったと判断する(図8のステップS130でYes;図11中、Step1)。その後約5分経過したら、第1吸着器1の脱着工程の初期が終わって中期に入ったと判断し、第2吸着器2の吸着工程の初期が終わって中期に入ったと判断する(図8のステップS30でYes;図11中、Step2)。その後約7分経過したら、第1吸着器1の脱着工程の中期が終わって後期に入ったと判断し、第2吸着器2の吸着工程の中期が終わって後期に入ったと判断する(図8のステップS50でYes;図11中、Step3)。その後約5分経過したら、第1吸着器1の脱着工程の後期が終わって吸着工程の初期に入ったと判断し、第2吸着器2の吸着工程の後期が終わって脱着工程の初期に入ったと判断する(図8のステップS70でYes;図11中、Step4)。以降、同様の判断を繰り返せば良い。そして、各判断の結果に応じて、上述のセンサを用いた切替タイミング制御の場合と同様の処理を行なえば良い。なお、制御内容は、上述の具体例の場合と同様である。また、図11中、1.は第1吸着器1の各工程を示しており、2.は第2吸着器2の各工程を示している。
つまり、ヒートポンプ30の最初の作動開始から約5分経過するまでは、第1吸着器1は脱着工程の初期であり、第2吸着器2は吸着工程の初期であるとする(図8のステップS10でYes;図11中、Step1)。そして、約5分経過したら、第1吸着器1の脱着工程の初期が終わって中期に入ったと判断し、第2吸着器2の吸着工程の初期が終わって中期に入ったと判断する(図8のステップS30でYes;図11中、Step2)。その後約7分経過したら、第1吸着器1の脱着工程の中期が終わって後期に入ったと判断し、第2吸着器2の吸着工程の中期が終わって後期に入ったと判断する(図8のステップS50でYes;図11中、Step3)。その後約5分経過したら、第1吸着器1の脱着工程の後期が終わって吸着工程の初期に入ったと判断し、第2吸着器2の吸着工程の後期が終わって脱着工程の初期に入ったと判断する(図8のステップS70でYes;図11中、Step4)。その後約5分経過したら、第1吸着器1の吸着工程の初期が終わって中期に入ったと判断し、第2吸着器2の脱着工程の初期が終わって中期に入ったと判断する(図8のステップS90でYes;図11中、Step5)。その後約7分経過したら、第1吸着器1の吸着工程の中期が終わって後期に入ったと判断し、第2吸着器2の脱着工程の中期が終わって後期に入ったと判断する(図8のステップS110でYes;図11中、Step6)。その後約5分経過したら、第1吸着器1の吸着工程の後期が終わって脱着工程の初期に入ったと判断し、第2吸着器2の脱着工程の後期が終わって吸着工程の初期に入ったと判断する(図8のステップS130でYes;図11中、Step1)。以降、同様の判断を繰り返せば良い。そして、各判断の結果に応じて、上述のセンサを用いた切替タイミング制御の場合と同様の処理を行なえば良い。
ところで、本実施形態では、上述のように構成される吸着式ヒートポンプ30は、例えば図12に示すように、例えばサーバーなどの電子機器(情報機器)60を含む情報処理システムに備えられ、電子機器60(例えばCPUなどの発熱源)からの廃熱(温熱)を利用して作動するようになっている。この場合、情報処理システムは、例えばサーバーなどの電子機器60と、電子機器60から発せられる熱を利用して作動する上述の吸着式ヒートポンプ30とを備えるものとなる。例えば、発熱源としてのCPU61に熱的に接続されたコールドプレート62と、吸着式ヒートポンプ30の第1吸着器1(又は第2吸着器2)とを、吸着器用配管22(又は23)を介して接続する。そして、第1吸着器1(又は第2吸着器2)の脱着工程において、発熱源としてのCPU61から発せられた熱を回収した温熱を、吸着器用配管22(又は23)の内部を流れる熱搬送媒体としての流体(温水)によって第1吸着器1(又は第2吸着器2)へ搬送し、吸着剤20を加熱して吸着剤20から冷媒21を脱着させるようにすれば良い。
つまり、バルブ10〜13の開閉の不具合が発生することがなくなり、バルブ10〜13の開閉を確実に行なうことができるため、吸着式ヒートポンプ30の動作が停止又は性能が低下するといった不具合を防止することができる。このため、性能低下を引き起こすことなく、長期にわたって安定して動作しうる連続稼動可能な吸着式ヒートポンプ30を実現することができる。
第1吸着器1及び第2吸着器2としては、シリカゲル約200g(RD2060、富士シリシア化学社製)を充填した銅製のコルゲートフィン型熱交換器を用いた。
凝縮器4は、吸着器1、2と同一の銅製コルゲートフィン型熱交換器を用いた。
冷媒21には水を用いた。
蒸発器室3Xと第1吸着器室1Xとの間、凝縮器室4Xと第1吸着器室1Xとの間、蒸発器室3Xと第2吸着器室2Xとの間、凝縮器室4Xと第2吸着器室2Xとの間には、それぞれ、弁体31と弁座32とからなる第1バルブ〜第4バルブ(圧力差駆動式バルブ)10〜13を設けた。
吸着器1、2に吸着した冷媒21の水を乾燥させるための温水25の温度は約60℃とし、吸着器一基当たり約2L/minで吸着器1、2へ流入させ、吸着器1、2を加熱し、脱着工程を行なった。一方、蒸発器3から蒸発した冷媒31を吸着器1、2が吸着する吸着工程において、吸着器1、2の冷却に用いる冷却水24の温度は約25〜約30℃とし、吸着器一基当たり約2L/minで吸着器1、2へ流入させた。また、凝縮器4に流入させる冷却水29の温度は約25℃とした。また、蒸発器3に流入させる冷熱用循環水27の温度は約15℃とした。
例えば、上述の実施形態では、2つの吸着器1、2を設けるようにしているが、これに限られるものではなく、1つの吸着器を設けるだけでも良いし、3つ以上の吸着器を設けるようにしても良い。つまり、1又は複数の吸着器を備える吸着式ヒートポンプに本発明を適用することができ、吸着式ヒートポンプの構成は、上述の実施形態のものに限られるものではない。少なくとも、吸着式ヒートポンプは、吸着器室と蒸発器室とを接続する流路、及び、吸着器室と凝縮器室とを接続する流路に、これらの流路を開閉するバルブを備え、そのバルブが、気相の冷媒の圧力差によって開閉する弁体と、弁座と、弁座を加熱又は冷却するための加熱・冷却手段とを備えるものであれば良い。実際にサーバーなどの電子機器からの廃熱を利用する場合、継続的に吸着器による吸熱処理をしなければならないため、複数台の吸着器、可能であれば3台以上の吸着器を、吸着工程と脱着工程のタイミングをずらして同時に作動させるのが好ましい。なお、通常、蒸発器は一台で、複数台の吸着器と真空バルブ(圧力分離装置)を介して接続される。同様に、凝縮器も一台で、複数台の吸着器と真空バルブ(圧力分離装置)を介して接続される。
また、上述の実施形態では、第1〜第4バルブ10〜13を、シート状の弁体31の全体が浮上するバルブ構造としているが、これに限られるものではなく、シート状の弁体31の少なくとも一部が浮上するバルブ構造とすれば良い。例えば図13(A)に示すように、シート状の弁体31の一方の側のみ(4辺のうちの1辺のみ)を弁座32に取り付け、圧力差によって、シート状の弁体31の弁座32に取り付けられた部分以外の部分が浮上するバルブ構造にしても良い。この場合、図13(B)〜(D)に示すように、弁座32を加熱又は冷却するための加熱・冷却手段34として、温水又は冷却水を流すために弁座32に設けられる弁座用配管35は、シート状の弁体31が取り付けられている弁座32の1辺以外の3辺に沿うように設ければ良い。このような配管35を有する弁座32は、例えば図13(E)に示すように、配管35を設置するための溝32Xを有し、開口部32Yを有する2つの環状部材32A、32Bを用意し、弁座用配管35を間に挟んで、これらを貼り付けることによって作製することができる。なお、上述の実施形態のものも同様にして作製することができる。
1X 第1吸着器室
2 第2吸着器
2X 第2吸着器室
3 蒸発器
3X 蒸発器室
4 凝縮器
4X 凝縮器室
5 第1流路
6 第2流路
7 第3流路
8 第4流路
9 第5流路
10 第1バルブ
11 第2バルブ
12 第3バルブ
13 第4バルブ
20 吸着剤
21 冷媒
21X 気相の冷媒
21Y 液相の冷媒
22、23 吸着器用配管
24 冷却水
25 温水
26 蒸発器用配管
27 冷熱用循環水
28 凝縮器用配管
29 冷却水
30 ヒートポンプ
31 弁体
32 弁座
32A、32B 環状部材
32X 溝
32Y 開口部
33 ガイドピン
34 加熱・冷却手段
35 弁座用配管
40 仕切壁
40A 開口部
41 断熱材
50 制御手段
51 バルブ
52 第1センサ
53 第2センサ
60 電子機器
61 CPU
62 コールドプレート
63 空調機器(ドライコイル)
64 ファン
65 クーリングタワー
Claims (5)
- 冷媒を吸脱着しうる吸着器と、
前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、
前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、
前記吸着器と前記蒸発器との間に設けられ、気相の冷媒が流れる第1流路と、
前記吸着器と前記凝縮器との間に設けられ、気相の冷媒が流れる第2流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブとを備え、
前記第1バルブ及び前記第2バルブの少なくとも一方は、気相の冷媒の圧力差によって開閉する弁体と、弁座と、前記弁座を加熱又は冷却するための加熱・冷却手段とを備え、
前記弁座を加熱又は冷却するタイミングを制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記第1バルブ及び前記第2バルブの少なくとも一方が閉状態から開状態に切り替わる前に、前記加熱・冷却手段によって前記弁座が加熱されるように制御し、前記第1バルブ及び前記第2バルブの少なくとも一方が開状態から閉状態に切り替わる前に、前記加熱・冷却手段によって前記弁座が冷却されるように制御することを特徴とする吸着式ヒートポンプ。 - 前記加熱・冷却手段として、前記弁座に設けられ、温水又は冷却水を流すための弁座用配管を備えることを特徴とする、請求項1に記載の吸着式ヒートポンプ。
- 前記加熱・冷却手段として、前記弁座に設けられた電気ヒータを備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の吸着式ヒートポンプ。
- 前記吸着器に温水又は冷却水を流すための吸着器用配管と、
前記凝縮器に冷却水を流すための凝縮器用配管とを備え、
前記弁座用配管が、前記吸着器用配管又は前記凝縮器用配管に接続されていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の吸着式ヒートポンプ。 - 電子機器と、
前記電子機器から発せられる熱を利用して作動する吸着式ヒートポンプとを備え、
前記吸着式ヒートポンプは、
冷媒を吸脱着しうる吸着器と、
前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、
前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、
前記吸着器と前記蒸発器との間に設けられ、気相の冷媒が流れる第1流路と、
前記吸着器と前記凝縮器との間に設けられ、気相の冷媒が流れる第2流路と、
前記第1流路に設けられ、前記第1流路を開閉する第1バルブと、
前記第2流路に設けられ、前記第2流路を開閉する第2バルブとを備え、
前記第1バルブ及び前記第2バルブの少なくとも一方は、気相の冷媒の圧力差によって開閉する弁体と、弁座と、前記弁座を加熱又は冷却するための加熱・冷却手段とを備え、
前記弁座を加熱又は冷却するタイミングを制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記第1バルブ及び前記第2バルブの少なくとも一方が閉状態から開状態に切り替わる前に、前記加熱・冷却手段によって前記弁座が加熱されるように制御し、前記第1バルブ及び前記第2バルブの少なくとも一方が開状態から閉状態に切り替わる前に、前記加熱・冷却手段によって前記弁座が冷却されるように制御することを特徴とする情報処理システム。
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