JP5747239B2 - 半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極 - Google Patents

半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極 Download PDF

Info

Publication number
JP5747239B2
JP5747239B2 JP2013251748A JP2013251748A JP5747239B2 JP 5747239 B2 JP5747239 B2 JP 5747239B2 JP 2013251748 A JP2013251748 A JP 2013251748A JP 2013251748 A JP2013251748 A JP 2013251748A JP 5747239 B2 JP5747239 B2 JP 5747239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
semiconductor diamond
oxygen
diamond
terminated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013251748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014078733A (ja
Inventor
貴壽 山田
貴壽 山田
クマラグルバラン ソム
クマラグルバラン ソム
真一 鹿田
真一 鹿田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2013251748A priority Critical patent/JP5747239B2/ja
Publication of JP2014078733A publication Critical patent/JP2014078733A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5747239B2 publication Critical patent/JP5747239B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D64/00Electrodes of devices having potential barriers
    • H10D64/01Manufacture or treatment
    • H10D64/011Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor
    • H10D64/0111Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor to Group IV semiconductors
    • H10D64/0114Manufacture or treatment of electrodes ohmically coupled to a semiconductor to Group IV semiconductors to diamond, semiconducting diamond-like carbon or graphene

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Description

本発明は、ダイヤモンド半導体上に形成された低接触抵抗かつ高耐熱性を有するオーミック電極、該オーミック電極を備えた半導体ダイヤモンドデバイス及びその製造方法に関する。
ダイヤモンド電子デバイスや光デバイス応用の分野では、低接触抵抗で耐熱性に優れたオーミック電極の開発が重要である。半導体上にオーミック電極を形成する技術として、特許文献1乃至5が従来技術として知られている。例えば、半導体ダイヤモンド上にグラファイト層を介して金属層を設けオーミック接合を形成する方法がある(特許文献1)。
p型半導体ダイヤモンドに対するオーミック電極を形成する方法として、ダイヤモンドと反応して金属炭化物を形成するTi、Mo、Ta、Zr、Hf等をダイヤモンド上に堆積させて、400℃以上の加熱処理をすることにより、オーミック電極を形成する方法がある(特許文献2及び3参照)。
また、n型半導体ダイヤモンド対するオーミック電極を形成する方法として、金属炭化物を形成するTiを堆積させて600℃以上で熱処理することが試みられている。しかし、界面に形成される障壁が存在するため、オーミック電極の形成は難しい(非特許文献1)。一方、1.0×1020cm−3以上に不純物を添加した層に仕事関数の小さいAlを形成する方法が用いられている(特許文献4)。しかし、耐熱性の不足や整流性が観測されるという問題点が残っている。Gaイオン注入により、金属−ダイヤモンド遷移相を形成することで、熱処理を行わずにオーミック電極が形成できることが報告されている(特許文献4)。しかし、イオン注入層を電極として用いることが出来ず、Au等の表面層をさらに形成する必要がある等、プロセス上の問題点がある。
また、水素終端半導体ダイヤモンド上のオーミック電極として金や白金を用い、ショットキーバリアを形成する電極として銅、ニッケル、タングステン、鉄、クロムなどが、知られている(特許文献6)。
また、n型ダイヤモンド上にリンを1.2×1020cm−3程度に高濃度添加した中間層を有するTi電極を用いて、c−TML法により評価した接触抵抗が2×10−3Ωcmであることが知られている(非特許文献4参照)。高濃度添加層を中間層に有しても、420℃の熱処理が必要である。ここでc−TML法とは、同心円構造の円状電極とドーナツ状電極の2電極構造を構成し、電極間距離を異ならせたものを複数用意し、それぞれの電極間距離での電流−電圧特性を測定して、該特性から接触抵抗を算出する(以下見積もるともいう)方法である。
特開平5−891号公報 特開平7−78784号公報 特開平6−236855号公報 特開2001−77048号公報 特開2002−26391号公報 特開平9−312300号公報
T.Teraji et al., Phys.Stat.Sold.(a)vol181(2000) pp129−139 M.Suzuki et al., Appl.Phys.Lett. vol84(2004)pp2349−2351 M.Suzuki et al., Diam.Relat.Mater.vol13 (2004)pp198−202 H.Kato et al., Appl.Phys.Lett. Vol.93(2008)202103
半導体ダイヤモンド上に優れたオーミック電極を形成する従来の技術では、耐熱性の不足や整流性が観測されるという問題があった。また、オーミック電極を形成するために、加熱処理を必要とするという問題もあった。また、n型半導体ダイヤモンド上に優れたオーミック電極を形成することが困難であるという問題があった。例えば、特許文献1に示される従来技術では、金属オーミック電極とダイヤモンドの間に、グラファイト層を形成している。この従来技術のように、オーミック電極を形成するために、高濃度層や欠陥層などの中間層を半導体と金属界面に形成する方法は、よく用いられる方法であり、中間層を介するので金属電極材料の選択肢が多くなることが知られている。しかし、中間層を必要とするために、形成工程が増加するなどの問題があり、半導体ダイヤモンド上に直接形成できるオーミック電極が望まれる。
ところで、Crは、ホウ素添加p型ダイヤモンド半導体の場合、オーミック性を示すことが知られている。理論的には、p型半導体に対してオーミック性を示す金属は、n型半導体に対しては障壁を形成し、オーミック電極を形成しないことが知られている。また、Niは、n型半導体ダイヤモンドでは整流性を示し、200℃でも整流性を示すことが報告されている(非特許文献2)。このように、従来、Ni電極は、ダイヤモンドに対して良好なショットキーダイオード用電極であることが知られている(非特許文献2及び3、特許文献6)。このような背景から、Niを含む金属合金をオーミック電極には利用されていなかった。このため、Niのみ、Niを含む合金や化合物をオーミック電極に用いることが検討されていなかった。また、Niは炭素に対して溶剤として働き、ダイヤモンド表面から内部に浸食することから、耐熱性にも問題があった。
本発明は、これらの問題を解決しようとするものであり、半導体ダイヤモンド用のオーミック電極として、化学的にも熱的にも安定で、低接触抵抗かつ高耐熱性に優れたオーミック電極を提供することを目的とする。さらに、半導体ダイヤモンド上に直接形成できる
オーミック電極を提供することを目的とする。また、半導体ダイヤモンドデバイスの製造方法において、低接触抵抗かつ高耐熱性に優れたオーミック電極を形成する方法を提供するものである。さらに、加熱処理を必要としないでオーミック電極を提供することを目的
とする。すなわち、本発明は、Ni及びCrを含むニッケルクロム合金からなる導電膜層を設けることを特徴とする酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極である。また、本発明の酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極においては、ニッケルクロム合金が,Ni80Cr20又はNi85Cr15、とすることが望ましい。さらに、本発明の酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極においては、酸素終端n型半導体ダイヤモンドを酸素終端構造リン添加n型半導体ダイヤモンドとすることが好ましい。
またさらに、本発明は、酸素終端n型半導体ダイヤモンド上に、Ni及びCrを含むニッケルクロム合金からなる導電膜層を設けた酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極を備えたことを特徴とする半導体ダイヤモンドデバイスである。
また、本発明の半導体ダイヤモンドデバイスにおいては、ニッケルクロム合金を、Ni80Cr20、又はNi85Cr15、とすることが望ましい。さらに、本発明の半導体ダイヤモンドデバイスにおいては、酸素終端n型半導体ダイヤモンドを酸素終端構造リン添加n型半導体ダイヤモンドとすることが好ましい。またさらに、本発明は、酸素終端n型半導体ダイヤモンド上に、Ni及びCrを含むニッケルクロム合金からなる導電膜層を設けた酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極を形成することを特徴とする半導体ダイヤモンドデバイスの製造方法である。
また、本発明の半導体ダイヤモンドデバイスの製造方法においては、形成した酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極を、420℃以上1000℃以下で熱処理を行うことが望ましい。さらに、本発明の半導体ダイヤモンドデバイスの製造方法においては、酸素終端n型半導体ダイヤモンドを酸素終端構造リン添加n型半導体ダイヤモンドとすることが好ましい。
本発明者らは、化学的にも熱的にも安定なNiとCrからなる合金をオーミック電極に利用することを見いだしたものである。なお、GaN半導体に、400〜700℃で熱処理することにより、NiCrオーミック電極を形成する方法(特許文献5)が従来提案されている。しかし、一般的に、半導体材料が異なれば、オーミック電極材料は異なることが知られており、半導体ダイヤモンドに対するオーミック性は予測できない。
本発明は、上記の課題を解決するために、化学的にも熱的にも安定なNiCr合金又はNiCrを含む化合物をオーミック電極に用いるものである。また、NiCr合金又はNiCrを含む化合物には、NiとCrのみからなる合金、NiCrを主成分としてFe,Ti,Mn,Mo,Nb,Cu,Al,W,Ta,Gaのいずれか1つ以上の元素を含有するNiCr合金、NiとCrとさらに他の元素(Si,C,N)を含有する化合物用いることができる。本発明は、半導体ダイヤモンド上に形成されるオーミック電極であり、上記半導体ダイヤモンドとしては、n型、p型いずれでも可能である。n型がより好ましい。本発明は、半導体ダイヤモンドデバイスの製造において、オーミック電極を、NiCr合金又はNiCrを含む化合物を用いることで、接触抵抗が低く、高耐熱性のオーミック電極を得るものである。さらに、優れたオーミック電極を得るために熱処理を行うこともできる。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の特徴を有するものである。
本発明の半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極は、Ni及びCrを含むニッケルクロム合金又はニッケルクロム化合物からなることを特徴とする。また、本発明の半導体ダイヤモンドデバイスは、半導体ダイヤモンド上に、Ni及びCrを含むニッケルクロム合金又はニッケルクロム化合物からなるオーミック電極を備えたことを特徴とする。また、本発明の半導体ダイヤモンドデバイスの製造方法は、半導体ダイヤモンド上に、Ni及びCrを含むニッケルクロム合金又はニッケルクロム化合物からなるオーミック電極を形成することを特徴とする。
本発明は、電極材料として、NiCr、NiCrを含む合金、NiCrを含む化合物を用いることにより、半導体ダイヤモンドデバイス用のオーミック電極を得ることができたものである。本発明のオーミック電極は、低接触抵抗でかつ高耐熱性に優れる。また、半導体ダイヤモンド上に直接接触形成してオーミック電極とすることができるので、従来の中間層を必要とせず、製造プロセスが簡単である。さらに、本発明の電極材料を用いると、加熱処理工程を必要としないという効果がある。また、本発明の製造方法では、所定の温度の加熱処理を行うことにより、より良好なオーミック電極を得ることができる。加熱処理温度は、420〜1000℃で加熱処理することにより、接触抵抗が低減し、オーミック特性が良好となる。さらなる接触抵抗の低減の点から、より好ましくは700〜1000℃である。
本発明の特性評価のための電極構造を示す図 本発明の実施例1の電極の電流−電圧特性の図 本発明の実施例2の電極の電流−電圧特性の図 本発明の参考例1の電極の電流−電圧特性の図 本発明と比較例1の電極の電流−電圧特性の図 本発明の実施例3の熱処理を行わない場合の電極の電流−電圧特性の図 本発明の実施例3の各熱処理条件における電流−電圧特性の図 本発明の実施例4の高温保持前後の電流−電圧特性を示す図 本発明の参考例2及び3の電極の接触抵抗を示す図 比較例2及び3のTi電極の接触抵抗を示す図
本発明は、化学的にも熱的にも安定なNiとCrを含む合金又は化合物をオーミック電極に用いるものである。本発明のオーミック電極は、プラズマやイオンビームを用いたスパッタ方法など、従来知られている合金や化合物の形成方法を用いて形成できる。以下の実施例では、高周波プラズマスパッタリング法を用いた例を示した。以下、実施例を示して説明する。
酸素終端リン添加n型半導体ダイヤモンド上に、Ni80Cr20電極を形成した。図1に、各実施例で用いる特性評価のための電極構造を示す。図1に示すように、電極構造は、斜線で示す円状電極と、同じく斜線で示すドーナツ状電極の2電極で構成し、同心円構造である。電極間隔は、20μmである。Ni80Cr20電極は、Ni80Cr20をターゲットとして、スパッタリング法で成膜した。スパッタリングには、rfプラズマスパッタリング装置を用い、Arガス圧力を0.5Paとし、rf電力200Wで成膜した。Ni80Cr20をターゲットとして用いた。電極構造は、電子線リソグラフィーによりパターニングし、Ni80Cr20を成膜後、リフトオフ法で作製した。その後、アルゴンガス中で420℃の熱処理をおこなった。半導体ダイヤモンドは、高温高圧合成Ibダイヤモンド基板上にマイクロ波プラズマCVD法で成膜されたリン濃度が2×1020cm−3程度のリン添加n型半導体ダイヤモンドを用いた。面方位は(111)面である。酸素終端構造は、硫酸と硝酸の混合溶液中で、200℃以上の温度で60分以上の煮沸処理をおこなうことで形成した。電流−電圧測定は、2つの電極間に電圧を印加して流れる電流を評価することにより行った。測定は室温で行った。図2に、測定結果の電流−電圧特性を示す。図2の電流−電圧特性から、印加電圧の増加により、電流が増加していることがわかる。リン添加n型半導体ダイヤモンド上に直接形成したNi80Cr20電極が優れたオーミック電極特性を示している。
酸素終端n型半導体ダイヤモンド上に、実施例1と同様の図1に示す電極構造で、NiとCrの組成比を変えたNi85Cr15電極を形成した。NiCrはスパッタリング法により成膜した。スパッタリングには、rfプラズマスパッタリング装置を用い、Arガス圧力を0.5Paとし、rf電力200Wで成膜した。Ni85Cr15をターゲットとして用いた。Ni85Cr15電極は、電子線リソグラフィーによりパターニングし、リフトオフ法で作製した。その後、熱処理を、アルゴンガス中で、420℃の場合と700℃の場合との2つの条件で行った。半導体ダイヤモンドは、高温高圧合成Ibダイヤモンド基板上にマイクロ波プラズマCVD法で成膜されたリン濃度が2×1020cm−3程度のリン添加n型半導体ダイヤモンドを用いた。面方位は(111)面である。酸素終端構造は,硫酸と硝酸の混合溶液中で、200℃以上の温度で60分以上の煮沸処理をおこなうことで形成した。電流−電圧特性は、実施例1と同様に、2つの電極間に電圧を印加して流れる電流を評価することにより行い、測定は室温で行った。図3に、測定結果の電流−電圧特性を示す。図3の点線Aは、前記700℃で熱処理を行ったNi85Cr15電極の特性であり、実線Bは、420℃で熱処理を行ったNi85Cr15電極の特性である。いずれの熱処理温度でも、図3の電流−電圧特性から、印加電圧の増加により、電流が増加していることがわかる。また、700℃で熱処理することで、420℃で熱処理した場合に比べて、20Vの時に1.1倍の電流値が観測された。図3に示すように、420℃で熱処理した場合(実線B)に比べて、700℃で熱処理した場合(点線A)は、電流が流れやすいことが確認できた。さらに、900℃までの熱処理でも、安定に動作することが確認された。
参考例1)
酸素終端n型半導体ダイヤモンド上に、図1に示すように2つのNi72Cr18Si10電極を形成した。Ni72Cr18Si10はスパッタリング法で成膜した。スパッタリングには、rfプラズマスパッタリング装置を用い、Arガス圧力を0.5Paとし、rf電力200Wで成膜した。Ni72Cr18Si10をターゲットとして用いた。Ni72Cr18Si10電極は、電子線リソグラフィーによりパターニングし、リフトオフ法で作製した。その後、アルゴンガス中で420℃の熱処理をおこなった。ダイヤモンドは、高温高圧合成Ibダイヤモンド基板上にマイクロ波プラズマCVD法で成膜されたリン濃度が2×1020cm−3程度のリン添加n型半導体ダイヤモンドを用いた。面方位は(111)面である。酸素終端構造は,硫酸と硝酸の混合溶液中で、200℃以上の温度で60分以上の煮沸処理をおこなうことで形成した。図4に、測定結果の電流−電圧特性を示す。図4の線Dは本実施例3のNi72Cr18Si10電極の特性であり、線Cは実施例1のNi80Cr20電極の特性である。図4の電流−電圧特性から、印加電圧の増加により、電流が増加していることがわかる。また、本参考例1の電極では、実施例1の電極と比べると、低電圧での電流は小さいが、高電圧では同等の電流値が観測された。この結果から、Ni72Cr18Si10電極が、優れたオーミック電極であることが確認できた。
(比較例1)
従来より報告されているTi電極を実施例1と同様の方法により作製した。Ti電極の形成方法は、リフトオフ法で作製した。電極構造は、電子線リソグラフィーによりパターニングした。Ti電極は、Tiを蒸着源として、真空蒸着法で成膜した。Tiの酸化を防止するために、Ti上にPtおよびAuを積層した。PtおよびAuも真空蒸着法で成膜した。真空度は、1×10−8Torr以下である。成膜後、リフトオフ法で作製した。その後、Ti/Pt/Au電極をアルゴンガス中で420℃の熱処理をおこなった。図5に、測定結果の電流−電圧特性を示す。図5の点線Eは、本発明の700℃で熱処理を行ったNi80Cr20電極の特性であり、実線Fは、本発明の420℃で熱処理を行ったNi80Cr20電極の特性であり、点線Gは、比較例1の電極の特性である。本発明のNiCr電極の場合は、Ti/Pt/Au電極に比べて電流が大きいことが確認できた。
実施例3では、酸素終端リン添加n型半導体ダイヤモンド上に、Ni80Cr20電極を形成して、熱処理の条件による特性を調べた。ダイヤモンドは、n型ダイヤモンドを用いた。マイクロ波プラズマCVD法により、高温高圧合成(111)基板)上にn型ダイヤモンドを成膜した。リンを添加することで、n型伝導性を得た。リン濃度が、2.3×1020cm−3であるのを用いた。次に半導体ダイヤモンドを、硫酸と硝酸の混合溶液中で、200℃以上の温度で60分以上の煮沸処理をおこない、酸素終端表面を形成した。その後、電子線リソグラフィーにより、電極パターンを形成した。電極パターンは、図1に示すように、円状電極とドーナツ状電極の2電極で構成し、同心円構造とした。電極間隔は、20μmとした。Ni80Cr20電極は、スパッタリング法により成膜した。スパッタリングには、rfプラズマスパッタリング装置を用い、Arガス圧力を0.5Paとし、rf電力200Wで成膜した。Ni80Cr20をターゲットとして用いた。Ni80Cr20を成膜後、リフトオフ法で電極構造を作製した。電流−電圧測定は、2つの電極間に電圧を印加し、流れる電流を評価し、測定は室温でおこなった。図6に、測定結果の電流−電圧特性を示す。図6に示すように、印加電圧の増加により、電流が増加した。熱処理をおこなわずに、オーミック性の良い特性が観測された。
次に、Ni80Cr20電極の熱処理の効果を評価するために、熱処理後の電流−電圧特性を評価した。評価には、熱処理前の特性を測定し、熱処理後に同一試料の測定をおこない、比較することで行った。熱処理条件は、1×10−6Torr以下の真空中で、30分間とした。熱処理温度は、420、650、800、1000℃で、電流−電圧測定は、2つの電極間に電圧を印加し、流れる電流を評価した。測定は室温でおこなった。図7に、測定結果の電流−電圧特性を示す。図7の実線Kは、熱処理をしない場合の特性であり、破線Lは、650℃で熱処理を行った電極の特性、3点鎖線Mは、800℃で熱処理を行った電極の特性、点線Nは、1000℃で熱処理を行った電極の特性である。420℃で熱処理した特性は、破線Lと同等であった。図7に示すように、いずれの場合も、印加電圧の増加により、電流が増加している。この結果から、NiCr電極が、熱処理しない場合もまた熱処理する場合は熱処理温度によらず、優れたオーミック電極であることが確認できた。熱処理温度は、実施例1の420℃の場合を含め、420℃から1000℃の範囲で良好な特性が得られた。また、3点鎖線M(800℃で熱処理を行った電極)の特性、点線N(1000℃で熱処理を行った電極)の特性は、実線Kや点線Nと比べると、電流が大きいことがわかる。また、破線L(650℃で熱処理を行った電極)も、低電圧で高い電流値を示している。
実施例4では、高温保持前後の電流−電圧特性を比較し、耐熱性を評価した。比較試料は、実施例3で示した650℃で熱処理した試料を用いた。酸素終端リン添加n型半導体ダイヤモンド上に、Ni80Cr20電極を形成して、熱処理の条件による特性を調べた。ダイヤモンドは、n型ダイヤモンドを用いた。マイクロ波プラズマCVD法により、高温高圧合成ダイヤモンド(111)基板上にn型ダイヤモンドを成膜した。リンを添加することで、n型伝導性を得た。リン濃度が、2.3×1020cm−3であるのを用いた。次に半導体ダイヤモンドを、硫酸と硝酸の混合溶液中で、200℃以上の温度で60分以上の煮沸処理をおこない、酸素終端表面を形成した。その後、電子線リソグラフィーにより、電極パターンを形成した。電極パターンは、図1に示すように、円状電極とドーナツ状電極の2電極で構成し、同心円構造とした。電極間隔は、20μmとした。Ni80Cr20電極は、スパッタリング法により成膜した。スパッタリングには、rfプラズマスパッタリング装置を用い、Arガス圧力を0.5Paとし、rf電力200Wで成膜した。Ni80Cr20をターゲットとして用いた。Ni80Cr20を成膜後、リフトオフ法で電極構造を作製した。その後,試料を650℃、1×10−6Torr以下の真空中、30分間の条件で熱処理をおこなった。試料の電流−電圧特性を評価した。次に、試料を高温で保持した。高温保持条件は、400℃、1×10−7Torr以下の真空中、1時間である。電流−電圧特性を図8に示す。図8の白抜き線Qは高温保持前の試料の電流−電圧特性を示し、黒丸線Pは高温保持後の試料の電流−電圧特性を示す。高温保持前後で、電流−電圧特性に大きな変化が観測されず、耐熱性の高い電極であることが確認できた。
(参考例2)
Ni72Cr18Si10電極の接触抵抗を評価した。接触抵抗の評価は、c−TML法によりおこなった。同心円構造の円状電極とドーナツ状電極の2電極構造を構成し、電極間距離を、2、4、6、8、10、12、14、16、18μmと設計した。このような電極構造をもつNi72Cr18Si10電極を、酸素終端リン添加n型半導体ダイヤモンド上形成し、接触抵抗を評価した。
参考例2における半導体ダイヤモンドデバイスの作製工程は以下の順で行った。まず、マイクロ波プラズマCVD法で、リン濃度が8×1019cm−3程度のリン添加n型半導体ダイヤモンドを、高温高圧合成Ibダイヤモンド基板(111)面上に合成した。合成されたn型ダイヤモンド薄膜の抵抗率は300〜500Ωcmである。次に、酸素終端構造を酸素プラズマ処理により形成した。電子線リソグラフィーにより電極構造をパターニングし、Ni72Cr18Si10を成膜した。Ni72Cr18Si10電極は、Ni72Cr18Si10をターゲットとして、スパッタリング法で成膜した。スパッタリングには、rfプラズマスパッタリング装置を用い、Arガス圧力を0.5Paとし、rf電力200Wで成膜した。Ni72Cr18Si10電極の酸化を防ぐために、同一スパッタリング装置内でサンプルを大気に曝さずに、Ni72Cr18Si10電極上に連続して白金をスパッタリング法で成膜し、Ni72Cr18Si10電極の保護層として用いた。その後、リフトオフにより電極構造が形成された。最後に、アルゴンガス中で420℃の熱処理をおこなった。
接触抵抗の評価は以下の手順で行った。まず、ダイヤモンド表面のクリーニングを酸素プラズマ処理により行った。酸素プラズマ処理条件は、酸素雰囲気圧力を100Pa、高周波プラズマ電力を300W、処理時間を300秒とした。表面クリーニング後に、それぞれの電極間距離での電流−電圧特性を測定し、見積もった接触抵抗は、5×10−4Ωcmであった。
(比較例2)
比較例2として、従来からダイヤモンド用オーミック電極として用いられているTi電極を、参考例2と同様の方法で作製し、実施例6と同様の方法で接触抵抗を見積もった。接触抵抗の評価は、c−TML法によりおこなった。同心円構造の円状電極とドーナツ状電極の2電極構造を構成し、電極間距離を、2、4、6、8、10、12、14、16、18μmと設計した。このような電極構造をもつTi電極を、酸素終端リン添加n型半導体ダイヤモンド上に形成し、接触抵抗を評価した。
比較例2の半導体ダイヤモンドデバイスの作製工程は以下の順で行った。まず、マイクロ波プラズマCVD法で、リン濃度が8×1019cm−3程度のリン添加n型半導体ダイヤモンドを、高温高圧合成Ibダイヤモンド基板(111)面上に合成した。合成されたn型ダイヤモンド薄膜の抵抗率は300〜500Ωcmである。次に、酸素終端構造を酸素プラズマ処理により形成した。電子線リソグラフィーにより電極構造をパターニングし、Tiを成膜した。Ti電極の酸化を防ぐために、同一真空蒸着装置内でサンプルを大気に曝さずに、Ti電極上に連続して白金を電子線蒸着法で成膜し、Ti電極の保護層として用いた。その後、リフトオフにより電極構造が形成された。最後に、アルゴンガス中で420℃の熱処理をおこなった。
接触抵抗の評価は以下の手順で行った。まず、ダイヤモンド表面のクリーニングを酸素プラズマ処理により行った。酸素プラズマ処理条件は以下の通りである。酸素雰囲気圧力を100Pa、高周波プラズマ電力を300W、処理時間を300秒とした。表面クリーニング後に、それぞれの電極間距離での電流−電圧特性を測定し、見積もった接触抵抗は、3.6×10−2Ωcmであった。
参考例2と比較例2の接触抵抗を対比すると、本参考例のNi72Cr18Si10電極により2桁も接触抵抗が低減できた。また、本参考例のNi72Cr18Si10電極は、非特許文献1のTi電極に比べ接触抵抗が10桁低減している。さらに、高濃度リン添加中間層を有するTi電極(非特許文献4)に比べても、1桁低減できた。
(参考例3)
Ni72Cr18Si10電極の高温保持後の接触抵抗を測定し、接触抵抗の耐熱性を評価した。試料の作製は参考例2と同様の方法である。
高温保持の効果を調べるために、高温保持後にc−TML法により接触抵抗を見積もり、接触抵抗の変化を評価することでおこなった。高温保持条件は、アルゴン雰囲気圧力を1Pa、時間を1時間とし、保持温度を、650、800、1000、1150℃とした。高温保持後、ダイヤモンド表面のクリーニングを酸素プラズマ処理により行った接触抵抗の評価は、以下の手順で行った。まず、ダイヤモンド表面のクリーニングを酸素プラズマ処理により行った。酸素プラズマ処理条件は以下の通りである。酸素雰囲気圧力を100Pa、高周波プラズマ電力を300W、処理時間を300秒とした。表面クリーニング後に、それぞれの電極間距離での電流−電圧特性を、室温、大気中で測定した。電流−電圧特性から見積もった接触抵抗を、図9に示す。参考に、参考例2の高温保持を行っていない場合の接触抵抗も括弧で示す。高温保持温度が650、800、1000、1150℃の場合の接触抵抗は、それぞれ4.3×10−4、3.5×10−4、3.5×10−4、7.5×10−3Ωcmと見積もられた。この結果より、1000℃の高温保持後でも接触抵抗は増加せず、良好な耐熱特性を示していることがわかる。
(比較例3)
従来からダイヤモンド用オーミック電極として用いられているTi電極の高温保持後の接触抵抗を測定し、接触抵抗の耐熱性を評価した。試料の作製は比較例2と同様の方法である。
高温保持の効果を調べるために、参考例3と同じように高温保持後にc−TML法により接触抵抗を見積もり、接触抵抗の変化を評価することでおこなった。高温保持条件は、参考例3と同じである。また、高温保持後、ダイヤモンド表面のクリーニングを酸素プラズマ処理により行った接触抵抗の評価は以下の手順で行った。まず、参考例3と同様の条件で、ダイヤモンド表面のクリーニングを酸素プラズマ処理により行った。表面クリーニング後に、それぞれの電極間距離での電流−電圧特性を室温、大気中で測定した。電流−電圧特性から見積もった接触抵抗を図10に示す。参考に、比較例2の高温保持を行っていない場合の接触抵抗も括弧で示す。高温保持温度が650、800、1000℃の場合の接触抵抗は、それぞれ1.8×10−2、0.11、0.19Ωcmと見積もられた。
参考例3と比較例3における高温保持後の接触抵抗の値を対比すると、Ti電極では、高温保持により接触抵抗の増大が顕著になってしまうのに対して、参考例3では1000℃においても接触抵抗が増加しなかった。このことから、本発明の電極は、耐熱性の優れたオーミック電極であることを示している。耐熱性でTi電極と比較して350℃改善できた。
参考例2及び3によれば、Ti電極では、接触抵抗が3.6×10−2Ωcmであったのに対して、本発明の参考例では、5×10−4Ωcmであり、接触抵抗が0.001Ωcm未満である半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極を得ることができる。また、図10から明らかなように、Ti電極では、高温保持前及び保持後で接触抵抗が10×10−3Ωcm以上となるのに対して、本発明の参考例では、図9から明らかなように、接触抵抗が、高温保持前及び650〜1000℃保持後で、(0.1〜1)×10−3Ωcmである。1000℃で1時間高温保持した後の接触抵抗が0.001Ωcm未満であるような高い耐熱性を有する。特に、Ti電極の図10に示唆されるように、電極は高温保持により接触抵抗が増大する傾向があるのに対して、本参考例の電極では、図9に示されるように、高温保持前の接触抵抗値より低い抵抗値を有することから、本参考例の電極は、800〜1000℃で1時間高温保持した後の接触抵抗が、高温保持前の接触抵抗より低くなるという特徴を有している。
以上の実施例によれば、熱処理温度については、420℃から1000℃の範囲で良好な特性が得られている。また、実施例3から、650℃から1000℃がより好ましい。さらに、実施例2の場合(700℃で熱処理を行った)を考慮すると、700℃から1000℃の熱処理で、より優れたオーミック電極が得られるので、より好ましい。また、熱処理時の雰囲気は、アルゴン雰囲気を例示したが、真空中や、窒素などの不活性ガス中で行うことができる。
本発明の電極は、NiCr合金又はNiCrを含む化合物からなる。NiCr合金として、NiとCrのみからなる合金又は、NiCrを主成分としてFe,Ti,Mn,Mo,Nb,Cu,Al,W,Ta,Gaのいずれか1つ以上の元素を含有するNiCr合金を用いることができる。Niが100%では、オーミック電極として機能しないため、Ni/(Ni+Cr)比で、1〜99wt%(重量%)の範囲とする。NiとCrからなる合金の例としては、実施例1及び2で示したように、Ni80Cr20電極やNi85Cr15電極が代表例であるが一例にすぎない。ニッケルクロム合金の例として、ニッケル85wt%とクロム15wt%とを含有する85Ni−15Cr、ニッケル80wt%とクロム20wt%とを含有する80Ni−20Cr、ニッケル60wt%とクロム40wt%とを含有する60Ni−40Cr、ニッケル40wt%とクロム60wt%とを含有する40Ni−60Cr、ニッケル20wt%とクロム80wt%とを含有する20Ni−80Crなどのニッケル及びクロムを主成分とする合金がある。
また、NiとCrとさらに他の元素X(XはFe,Ti,Mn,Mo,Nb,Cu,Al,W,Ta,Ga,Si,C,N)を含有する合金または化合物であってもよい。化合物は、例えば熱的安定性の観点から、Ni76Cr15.5Fe.05やNi41.5Cr16Ti7.535(XはMn,Mo,Nb,Cu,Al,W,Ta,Ga,Si,C,N)などのニッケル基超合金やNi77Cr19.5Si2.5(XはFe,Ti,Mn,Mo,Nb,Cu,Al,W,Ta,Ga,C,N)などのナイモニック系超合金などがある。NiCrを含む化合物の例として、参考例1のNi72Cr18Si10電極((Ni80Cr2090Si10電極)やNiCrFe電極が代表例であるが一例にすぎない。熱的安定性や化学的安定性の観点から、合金や化合物の組成は、Niを32.5〜85wt%及びCrを12.8〜30wt%の範囲であることが望ましい。さらに、各実施例において示した組成から、Niを72〜85wt%及びCrを15〜20wt%の範囲で含有する合金又は化合物でオーミック電極を形成するとより好ましい。
電極の製造方法としては、プラズマスパッタリング法等のスパッタリング法を例示したが、NiCr合金又はNiCr化合物の膜を形成する方法として知られている従来の形成方法を用いるとよい。
なお、電極構造は、実施例では、評価のための特殊な形状(図1)を示したが、本発明の電極は、半導体デバイスにおいて採用されている電極構造で実施することができる。
電極を形成する半導体ダイヤモンドとして、実施例では、酸素終端リン添加n型の場合を例示した。しかし、本発明は、酸素終端リン添加n型に限定されず、半導体ダイヤモンドであればどのタイプのものでも良い。結晶構造(001)、(111)、(110)などが挙げられ、本発明のオーミック電極は、リン添加以外のイオウ、リチウム、窒素等が添加されたn型、ホウ素等のp型の半導体ダイヤモンドの上に形成される。ダイヤモンド表面としては、炭素終端ダイヤモンド、水素終端ダイヤモンド、酸素終端のダイヤモンドなどが挙げられる。なお、実施例で、酸素終端のダイヤモンドを用いているのは次の理由による。ダイヤモンドの合成は、水素の多い雰囲気でおこなわれ、表面には水素が終端している。この水素終端表面は、半導体の電気伝導とは関係なく、電気伝導性がある。ダイヤモンドを半導体として評価するためには、この電気伝導性を消すために、一般的に、酸素終端を形成することを行っている。また、半導体ダイヤモンドの結晶構造として実施例の(111)面以外の(001)面、(110)面などの面方位の単結晶ダイヤモンドや多結晶ダイヤモンドを用いることができる。多結晶ダイヤモンドは、粒子サイズに制限はない。
接触抵抗の値は、従来のTi電極と比較して1桁以上低くできる。NiCr合金又はNiCrを含む化合物は化学的に安定な構造であるためにダイヤモンドとの界面で接触抵抗を増大するような形成物が出来ないため、参考例2及び3の組成に限らず、本発明のNiCr合金又はNiCrを含む化合物において、0.001Ωcm未満とすることができる。また、同様に、高温保持後の接触抵抗が増大することなく、高温保持前の値以下である特徴を有する。NiCr合金又はNiCrを含む化合物は、一般的にも耐熱性に優れていることが知られていることから、参考例2及び3の組成に限らず、NiCr合金又はNiCrを含む化合物においても、Tiとは異なって、高温保持後にも接触抵抗の増大がない。
上記実施の形態に示した例は、発明を理解しやすくするために記載したものであり、この例に限定されるものではない。

Claims (9)

  1. Ni及びCrを含むニッケルクロム合金からなる導電膜層を設けることを特徴とする酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極。
  2. ニッケルクロム合金が、Ni80Cr20又はNi85Cr15、であることを特徴とす
    る請求項1記載の酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極。
  3. 酸素終端n型半導体ダイヤモンドが酸素終端構造リン添加n型半導体ダイヤモンドである請求項1又は請求項2に記載した酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極。
  4. 酸素終端n型半導体ダイヤモンド上に、Ni及びCrを含むニッケルクロム合金からなる導電膜層を設けた酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極を備えたことを特徴とする半導体ダイヤモンドデバイス。
  5. ニッケルクロム合金が、Ni80Cr20、又はNi85Cr15、である請求項4に記
    載した半導体ダイヤモンドデバイス。
  6. 酸素終端n型半導体ダイヤモンドが酸素終端構造リン添加n型半導体ダイヤモンドである請求項4又は請求項5に記載した半導体ダイヤモンドデバイス。
  7. 酸素終端n型半導体ダイヤモンド上に、Ni及びCrを含むニッケルクロム合金からなる導電膜層を設けた酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極を形成することを特徴とする半導体ダイヤモンドデバイスの製造方法。
  8. 形成した酸素終端n型半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極を、420℃以上1000℃以下で熱処理を行うことを特徴とする請求項7記載の半導体ダイヤモンドデバイスの製造方法。
  9. 酸素終端n型半導体ダイヤモンドが酸素終端構造リン添加n型半導体ダイヤモンドである請求項7又は請求項8に記載した半導体ダイヤモンドデバイスの製造方法。
JP2013251748A 2009-07-22 2013-12-05 半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極 Expired - Fee Related JP5747239B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013251748A JP5747239B2 (ja) 2009-07-22 2013-12-05 半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009170667 2009-07-22
JP2009170667 2009-07-22
JP2013251748A JP5747239B2 (ja) 2009-07-22 2013-12-05 半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011523669A Division JP5488602B2 (ja) 2009-07-22 2010-07-21 半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014078733A JP2014078733A (ja) 2014-05-01
JP5747239B2 true JP5747239B2 (ja) 2015-07-08

Family

ID=43499126

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011523669A Expired - Fee Related JP5488602B2 (ja) 2009-07-22 2010-07-21 半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極
JP2013251748A Expired - Fee Related JP5747239B2 (ja) 2009-07-22 2013-12-05 半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011523669A Expired - Fee Related JP5488602B2 (ja) 2009-07-22 2010-07-21 半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8735907B2 (ja)
JP (2) JP5488602B2 (ja)
WO (1) WO2011010654A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6466197B2 (ja) * 2015-02-19 2019-02-06 国立研究開発法人産業技術総合研究所 半導体−金属複合材料及びその製造方法
US10700165B2 (en) 2016-06-17 2020-06-30 Adamantite Technologies LLC Doped diamond SemiConductor and method of manufacture using laser abalation

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3890699A (en) * 1974-06-04 1975-06-24 Us Army Method of making an ohmic contact to a semiconductor material
JPH01243511A (ja) 1988-03-25 1989-09-28 Idemitsu Petrochem Co Ltd ダイヤモンド半導体ディバイスおよびその製造方法
US5055424A (en) * 1989-06-29 1991-10-08 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Method for fabricating ohmic contacts on semiconducting diamond
US5210431A (en) * 1989-07-06 1993-05-11 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Ohmic connection electrodes for p-type semiconductor diamonds
JP2836790B2 (ja) * 1991-01-08 1998-12-14 株式会社神戸製鋼所 ダイヤモンド薄膜へのオーミック電極形成方法
JPH05299635A (ja) * 1992-04-23 1993-11-12 Kobe Steel Ltd 耐熱性オーミック電極を備えたダイヤモンド薄膜及びその製造方法
US5389799A (en) * 1992-06-12 1995-02-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
JP2803741B2 (ja) * 1993-03-19 1998-09-24 日亜化学工業株式会社 窒化ガリウム系化合物半導体の電極形成方法
JP3755904B2 (ja) * 1993-05-14 2006-03-15 株式会社神戸製鋼所 ダイヤモンド整流素子
US5609926A (en) * 1994-03-21 1997-03-11 Prins; Johan F. Diamond doping
JPH07263717A (ja) * 1994-03-23 1995-10-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 整流素子およびその製造方法
DE69721763D1 (de) * 1996-06-10 2003-06-12 De Beers Ind Diamond Methode für die herstellung eines kontakts zu einem diamanten
JP3051912B2 (ja) 1996-09-03 2000-06-12 科学技術庁無機材質研究所長 リンドープダイヤモンドの合成法
JP2000223006A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ダイヤモンド電子放出素子及びその製造方法
JP2004214264A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 低抵抗n型半導体ダイヤモンドおよびその製造方法
US7053425B2 (en) * 2003-11-12 2006-05-30 General Electric Company Gas sensor device
KR100778820B1 (ko) * 2006-04-25 2007-11-22 포항공과대학교 산학협력단 금속 전극 형성 방법 및 반도체 발광 소자의 제조 방법 및질화물계 화합물 반도체 발광 소자

Also Published As

Publication number Publication date
US20120132928A1 (en) 2012-05-31
JP2014078733A (ja) 2014-05-01
JPWO2011010654A1 (ja) 2013-01-07
JP5488602B2 (ja) 2014-05-14
WO2011010654A1 (ja) 2011-01-27
US8735907B2 (en) 2014-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5286677B2 (ja) P型4H−SiC基板上のオーミック電極の形成方法
Moazed et al. A thermally activated solid state reaction process for fabricating ohmic contacts to semiconducting diamond
CN100463216C (zh) 肖特基结合型半导体装置的制造方法
CN104303269B (zh) 碳化硅半导体装置的制造方法
CN101385146A (zh) 肖特基结半导体元件及其制造方法
CN101124660A (zh) 用于SiC半导体器件的富硅的镍-硅化物欧姆接触
JP3646548B2 (ja) SiC半導体デバイス
JP4501488B2 (ja) 炭化珪素半導体のオーミック電極及びその製造方法
JP5544778B2 (ja) オーミック電極およびその製造方法
JP5747239B2 (ja) 半導体ダイヤモンドデバイス用オーミック電極
JP4545975B2 (ja) 炭化珪素半導体用電極の製造方法、及び炭化珪素半導体用電極を備える炭化珪素半導体素子の製造方法
JP4021448B2 (ja) ショットキー接合型半導体装置の製造方法
CN101567383B (zh) 一种用于碳化硅的欧姆电极结构的制造方法
JPH05299635A (ja) 耐熱性オーミック電極を備えたダイヤモンド薄膜及びその製造方法
JP5344484B2 (ja) ダイヤモンド半導体素子におけるショットキー電極及びその製造方法
JP4038498B2 (ja) 半導体素子および半導体素子の製造方法
US6747291B1 (en) Ohmic contacts on p-type silicon carbide using carbon films
JP2010177581A (ja) オーミック電極およびその形成方法
CN104538294A (zh) 一种碳化硅欧姆接触电极及其制作方法
US9035323B2 (en) Silicon carbide barrier diode
CN117711924A (zh) 一种在金刚石上制备低阻欧姆接触的方法及欧姆接触电极结构
JP3924628B2 (ja) SiCショットキーダイオードの製造方法
JP5158777B2 (ja) ダイヤモンド半導体整流素子
JP6341477B2 (ja) ダイヤモンド半導体装置及びその製造方法
JPH06232050A (ja) ダイヤモンド電子素子及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5747239

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees