JP5746754B2 - 光学レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、多層成形により成形した光学レンズに関する。
近年需要が増大しつつあるLED照明等のプロジェクタレンズは、その集光特性上12mm以上の厚肉レンズとなる。そのような厚肉プラスチックレンズを従来の成形方法としての一層で成形する場合、最大肉厚部分に発生するひけの光学特性への影響を少なくするため長時間の冷却時間が必要とされていた。この問題を解決して成形時間を短縮する手段として多層成形の技術が提案されている。
特許文献1には、樹脂厚肉レンズの肉厚方向に対して何れか一方の面側から順次に肉厚を増していき、最終的には規定肉厚に達するようにした複数の金型を形成し、この一方の面の金型を交換しながら、金型毎の回数の樹脂の注入を行うという多層化技術が開示されている。
また、特許文献2には、最終的に得られる凸レンズの厚さの約1/2の厚さの凸レンズをインサートとして二次成形して、インサートとほぼ同曲率の凸レンズを成形する多層化技術が開示されている。
特開2001−191365号公報 特公平3−31124号公報
上述した特許文献1及び特許文献2の多層化技術において、各層を成形するための射出充填は、レンズの光学面ではなく、レンズの外周端面に設けたゲートから行われている。しかしながら、厚肉凸レンズの断面形状の特性から、その外周端面の厚さ寸法は極めて小さいため、多層成形品における各層の全てのゲートを外周端面に設けることは困難である。また、仮に凸レンズの外周端面に多層の各層のゲートを設けた場合には、各層のゲートの断面積は極めて小さくなるため、その場所の溶融樹脂に残留応力が集中し光学特性の悪化を招くことになる。これらの問題は、多層化の効果が十分に得られる4層以上の多層成形の場合に顕著となるのである。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、光学特性が向上した光学レンズを提供することを目的とする。
本発明は、金型キャビティの一方側を同一の形状及び寸法で形成する一又は複数の第一キャビティブロックと、前記金型キャビティの他方側を他の金型キャビティのものとは体積(容積)及び高さ(深さ)の異なる突出部又は凹部で形成し前記第一キャビティブロックと対をなす第二キャビティブロックと、前記第一キャビティブロックを固着する一又は複数の第一型板と、前記第二キャビティブロックを固着し前記第一型板と対をなす第二型板とを用い、前記第一キャビティブロックと前記第二キャビティブロックとの全てが型合わせすることにより形成され相互に容積が異なる三以上の整数(N)の前記金型キャビティそれぞれに溶融樹脂を射出して成形した中間成形品を前記金型キャビティの容積がより大きい金型キャビティへ順次移送し射出することを繰り返してN層の多層成形品を製造する多層成形品の製造方法により製造された光学レンズであって、前記金型キャビティの容積が最小となる第1層成形のための型合わせ状態から、前記金型キャビティの容積が最大となる第N層成形の一手前である第(N−1)層のための型合わせ状態までのそれぞれの型合わせ状態で前記各金型キャビティに溶融樹脂を供給する各ゲートは、該ゲートのゲート痕が前記光学レンズの外表面に現れないような位置に設けられると共に、前記金型キャビティの容積が最大となる第N層成形のための型合わせ状態の金型キャビティに溶融樹脂を供給するゲートは、前記光学レンズの外周端面又は外周端部に相当する位置に設けられ、第1層及び第N層を除く各層の隣合う層との界面並びに第N層を除く各層のゲート痕は、後発の層成形で溶融され前記光学レンズの外表面に現れないことを特徴とする。
この構成によれば、第1層及び第N層を除く各層の隣合う層との界面並びに第N層を除く各層のゲート痕は、後発の層成形で溶融されるので、光学レンズの外表面に現れないのである。すなわち、界面やゲート痕の微小な凹凸や残留応力は後発の層成形で消滅するので、光学特性の優れた光学レンズが得られるという優れた効果を奏する。
本発明は、光学レンズの外周端面又は外周端部には第N層を成形したゲートのゲート痕が露出することを特徴とする。
この構成によれば、本発明の多層成形品は、ゲート痕が一箇所にしか露出しないので外観的に優れたものになるという優れた効果を奏する
本発明は、前記光学レンズの外周端部は、一層又は二層に形成され、前記光学レンズの前記外周端部を除いた部分はN層に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、本発明の光学レンズは、外周端部以外の部分は三層以上の多層であるにも拘わらず外周端部は一層又は二層で形成される。すなわち、外周端部以外の部分は多層であることから本来の機能が発揮され、取り付け部材としての機能のみが要求される外周端部は成形性を維持しつつ必要最小限の形状に形成することができる。それ故、本発明の光学レンズは、機能的、特性的及び外観的に良好なものになるという優れた効果を奏する。
本発明は、前記多層成形品の一方の表面、多層成形の第1層からなって小曲率又は平面状を有し、前記多層成形品の他方の表面、多層成形の第N層からなって前記一方の表面の曲率より大きい曲率を有することを特徴とする。
この構成によれば、このような本発明の光学レンズを成形する金型装置は、同一形状で且つ同一寸法を有する側の凹部の加工面積が減少してその加工費用を低減することができるので、金型装置を低コストで製造でき、本発明の光学レンズが低価格になるという優れた効果を奏する。
図1は本発明金型装置の一実施形態の構成を示す部分断面の側面図である。 図2は金型キャビティが8個(8層)の場合で射出後型開きした第一キャビティブロックの状態を示す正面図である。 図3Aは図2の金型キャビティ(第8層)部分を拡大して詳細を示す正面図である。 図3Bは図2の金型キャビティ(第8層)を示す図3AのIIIA−IIIA線断面図である。 図4Aは図2におけるゲートの第1変形態様を示す金型キャビティの正面図である。 図4Bは図2におけるゲートの第1変形態様を示す金型キャビティの断面図である。 図5は図2におけるゲートの第2変形態様を示す金型キャビティの断面図である。 図6は図2におけるゲートの第3変形態様を示す金型キャビティの断面図である。 図7は図1乃至図5に示す金型装置で成形した多層成形品の斜視図である。 図8は外周端部が二層である多層成形品の側面図である。 図9は第4変形態様のゲートを備えた金型装置で成形した多層成形品の部分断面による斜視図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
図1に示すように、本実施形態の多層成形品としての光学レンズを成形する金型装置1は、互いに型合わせして金型キャビティ6を形成する第一キャビティブロック2及び第二キャビティブロック3の対、並びに、第一キャビティブロック2を固着する第一型板4及び第二キャビティブロック3を固着する第二型板5の対から構成される。一対の第一キャビティブロック2と第二キャビティブロック3に、図1に示すように、複数の金型キャビティ6を設けることが経済性や作業性を向上させる点で有効となる。しかしながら、一対の第一キャビティブロックと第二キャビティブロックに一の金型キャビティを設けるようにしてもよい。このとき、第一型板と第二型板は、求める多層成形品の層数(N)と同数の第一キャビティブロックと第二キャビティブロックをそれぞれの所定位置に固着することになる。また、一又は複数の金型キャビティを有する第一キャビティブロックと第二キャビティブロックの一又は複数対を一又は複数対の第一型板と第二型板にそれぞれ固着してもよい。さらに、第一型板と第二型板が複数対の場合、第一型板と第二型板の全ての対を同一の型締装置に取付けるか、第一型板と第二型板の一部の対を他の型締装置に分散して取付けるかのどちらの構成も実施可能である。このように、金型キャビティの数と、第一キャビティブロック及び第二キャビティブロックの対の数と、第一型板及び第二型板の対の数と、型締装置の数との間における様々な組み合わせ形態は、金型キャビティが後述するような所定の要件で配設されるものであれば、全て実施可能である
金型キャビティ6は、図1に示すように、第一キャビティブロック2に形成される一方側と第二キャビティブロック3に形成される他方側とが、第一キャビティブロック2と第二キャビティブロック3との型合わせで一体化することにより形成される。金型キャビティ6の数は、金型装置1で成形する多層成形品の層数(N)と同数である。第一キャビティブロック2における金型キャビティ6の一方側を形成する凹部は、全て同一形状で且つ同一寸法を有している。第二キャビティブロック3における金型キャビティ6の他方側を形成する突出部12は、金型キャビティ6の一方側を形成する凹部の深さ寸法より小さい高さ寸法で第二キャビティブロック3の型合わせ面から突出し、前記凹部の外周形状と相似の外周形状を有する。突出部12の高さ寸法と外周径は、N=8の実施例である図2及び図3(a)に示すように、金型キャビティ6aから金型キャビティ6hに対応する突出部12aから突出部12h(便宜上二点鎖線と括弧で示す)に向けていずれも順次小さくなるように設定されている。但し、突出部12は負の高さにまで突出して凹部を形成する場合もある。そのときの突出部の形状は、体積及び高さではなく容積及び深さで表わされることになる(以下同様)。金型キャビティ6a〜6hの外周端部は第二キャビティブロック3の金型キャビティ面に対向している。尚、突出部12hの高さは、この実施例では零である。すなわち、金型キャビティ6hで成形される多層成形品の表面は平面となる。そのようにして形成される金型キャビティ6a〜6hは、図2に示すように、円周上に等間隔となるよう配設される。そして、金型キャビティ6a〜6hの容積は、金型キャビティ6aから金型キャビティ6hに向けて順次大きくなるのである。なお、金型キャビティの配設は、円周上ではなく、直線上に行ってもよい。
突出部12aの体積が最大であって金型キャビティの容積が最小の金型キャビティ6aでは、第1層としての中間成形品が成形される。その中間成形品は、型開き時に第一型板4を回転させる等の手段により、金型キャビティ6aから金型キャビティの容積がより大きい併設の金型キャビティ6bに移送される。金型キャビティ6bでは、第1層の中間成形品の第二キャビティブロック側の面により実質的な金型キャビティ6bが形成され、第2層が成形される。このように金型キャビティ6aから金型キャビティ6gに対応する第1層から第7層の各層で成形された中間成形品は、より大きい金型キャビティ容積の金型キャビティへ順次移送される。図3Bに示すように、突出部12hの体積が最小であって金型キャビティの容積が最大の金型キャビティ6hでは、N=8の場合の最終層となる第8層が成形され、多層成形品15,16が完成する。その後、多層成形品15,16は、金型キャビティ6hから離型されて取出される。尚、多層成形品15,16としては凸レンズを例示したが、多層成形品は、光学製品である導光板等であってもよいし、非光学製品であってもよい。
ところで、多層成形品16の第N層としての表面19は、図1の金型において第一キャビティブロック2の凹部深さより深い凹部になったと仮定した場合の突出部12により転写成形して形成される。この表面19の転写状態は、多層成形品16が光学製品である場合には、その特性を左右する重要な要素となる。良好な転写状態は、突出部12の表面形状が忠実に転写されたときに発現するが、そうするには、第N層の成形時の冷却効果を緩和する必要がある。そのため、第N層成形用の突出部12の温度を他の層の成形用突出部の温度よりも高く設定する。そこで、第1層から第N層までの各層の成形時間の統一を図るために、各層を成形する突出部12の高さ又は深さの層間毎の差を均一にすることが好ましいところ、第N層の最大厚さ寸法を他の層の最大厚さ寸法のうちで最も小さくするべく、第N層成形用の突出部12(凹部)の最大高さ又は最大深さと、第(N−1)層成形用の突出部12(凹部)の最大高さ又は最大深さとの差が、それより若い層順のいずれの層間における同差よりも小さくなるように構成する。
ゲート7a〜7gは、図2及び図3に示すように、金型キャビティ6a〜6gの外周に突出して連通する樹脂通路11a〜11gの連通部分とは対極の端部に設けられている。ゲート7、7a〜7gには、図1に示すように、第二キャビティブロック3と第二型板5とに穿孔して形成される各ランナ8が接続されている。各ランナ8は、中間成形品の第二キャビティブロック3からの離型時にゲート7、7a〜7gから切断可能である。ランナ9は、ランナ8に連通するように第二型板5内に穿孔して設けられている。ランナ9は、ホットランナやコールドランナが好ましく採用されるが、第二型板5をランナ9の部分で分割してできる間隙からランナ9をランナ8とともに取出すような構成であってもよい。スプル10は、ランナ9に連通するよう第二型板5に穿孔して設けられ、その開口端には図示しない射出装置のノズルが当接して溶融樹脂が射出注入される。ゲート7a〜7gは、ゲート痕を極力小さくし中間成形品との分離を容易にする点で、ピンゲートであることが好ましい。また、ゲート7a〜7gをホットランナのホットチップとする構成は、中間成形品の分離をさらに容易にする点で効果的である。なお、ゲート7a〜7gは第N層の金型キャビティ面となる位置に設けられるが、これに代えて、樹脂通路11a〜11gを外方へ延長して多層成形品の外周端面となる面に設けるように構成してもよい。この場合には、多層成形品の二層となった外周端面の一方の面に第1層乃至第(N−1)層のゲートが設けられ、多層成形品の二層となった外周端面の他方の面に第N層のゲートが設けられることになる。
樹脂通路11a〜11gは、図2及び図3に示すように、第二キャビティブロック3の第一キャビティブロック2との型合わせ面に各突出部12a〜12g(凹部)の外周端部へ連結して設けた棒状突起13(便宜上括弧で示す)に基づいて、各層の成形時に形成される。樹脂通路11a〜11gは、各金型キャビティ6a〜6gへの溶融樹脂の流入口近傍に残留する射出圧力に基づく応力を軽減させるに十分な断面積を有するため、多層成形品の光学特性を向上させる効果を有する。また、樹脂通路11a〜11gは、その断面積を各金型キャビティ6a〜6g毎に変化させてゲートバランスを調整することもできる。
図4に示すように、ゲート7iは、ゲート7a〜7gの第1変形態様である。ゲート7iは、各金型キャビティ6a〜6gの第二キャビティブロック3と対向する部分に直接設けられる。すなわち、ゲート7iは、第8層(第N層)成形のための金型キャビティ6hの面に設けられるのであり、そのゲート痕は、後発であり第N層としての第8層の成形で界面が溶融されるので、微小な凹凸や残留応力が消滅し、光学特性の優れた多層成形品15を製造することができる。ゲート7iは、ピンゲートであることが好ましい。この構成は、樹脂通路を要しないことから、極めて簡易であり、多層成形用金型装置を容易に構成することができる。
ゲート7hは、図3及び図4に示すように、第8層(第N層)の金型キャビティ6hで成形される多層成形品15の外周端面に相当する位置に設けられる。ゲート7hは、多層成形品の外周端面に残存する残留応力を軽減させるために、断面積が比較的大きいサイドゲートであることが好ましい。多層成形品15の外周端面には、図7に示すように、ランナがゲート7h部分で切断され分離されてできたゲート痕14が現れている。そして、図4に構成を示す金型装置で成形した成形品15は、第1層の成形部分でありゲート痕が露出しないA層20と、第8層(第N層)の成形部分でありゲート痕14が露出するB層21との二層からなる外周端部を有する。なお、図示はしないが、ゲート7hを多層成形品15の外周端面に相当する位置ではなく、第8層(第N層)の成形で形成される外周端部又はその近傍に相当する位置に設けるようにしてもよい。また、第1層の成形でA層20を形成しないように図4に示す金型装置を構成し、成形品15の外周端部を第8層(第N層)の成形で形成される一層のみで構成してもよい。
図3に示すように、第8層(第N層)のための金型キャビティ6hは、上述した、第1層〜第7層としての中間成形品、樹脂通路11a〜11g、及びゲート7a〜7g(ゲート7i)を一方側とする実質的なものである。そして、金型キャビティ6hへの第8層(第N層)の成形は、第1層〜第7層としての中間成形品、樹脂通路11a〜11g、及びゲート7a〜7g(ゲート7i)を覆って、多層成形品となす最終工程となるものである。そのため、多層成形品の外表面にはゲート7a〜7gの痕は現れず、図7に示すように、外周端面にゲート7hの痕であるゲート痕14のみが残るのである。また、図3に構成を示す金型装置で成形した成形品15は、第1層の成形部分でありゲート痕が露出しないA層20と、第8層(第N層)の成形部分でありゲート痕14が露出するB層21との二層からなる外周端部を有する。なお、図示はしないが、ゲート7hを多層成形品15の外周端面に相当する位置ではなく、第8層(第N層)の成形で形成される外周端部又はその近傍に相当する位置に設けるようにしてもよい。また、第1層の成形でA層20を形成しないように図3に示す金型装置を構成し、成形品15の外周端部を第8層(第N層)の成形で形成される一層のみで構成してもよい。
第1層〜第7層としての中間成形品、樹脂通路11a〜11g、及びゲート7a〜7g(ゲート7i)を覆う第8層(第N層)の工程では、流動する溶融樹脂が、第1層〜第7層としての中間成形品、樹脂通路11a〜11g、及びゲート7a〜7g(ゲート7i)のそれぞれの表面と相互間の界面を溶融させるので、微小な凹凸や残留応力を消滅させて、光学特性の優れた多層成形品を製造することができる。また、ゲート7a〜7g(ゲート7i)は、第8層(第N層)成形用の金型キャビティ6hを形成する面である光学面に相当する任意の位置に設定可能であるから、多層成形品設計の自由度が高まるのである。
図5に示すのは、ゲート7a〜7gの第2変形態様である。図5は、図2の金型装置における第3層の成形状態を示す。ゲート7jは、第1層から第(N−1)層までの各層を成形する突出部12に穿孔して形成されたランナ8の先端に位置する。突出部12で成形された中間成形品の第二キャビティブロック3と対向する面は、後発としての第4層成形のための金型キャビティ面となる。したがって、ゲート7jは、各層の後発層成形のための金型キャビティ面に設けられることになる。ゲート7jは、一又は複数の任意の金型キャビティに設けることができる。各層の成形で生じたゲート7jのゲート痕は、後発の層成形で界面が溶融されるので、微小な凹凸や残留応力が消滅し、光学特性の優れた多層成形品15を製造することができる。また、図7に示すように、図5に構成を示す金型装置で成形した成形品15は、第1層の成形部分でありゲート痕が露出しないA層20と、第8層(第N層)の成形部分でありゲート痕14が露出するB層21との二層からなる外周端部を有する。なお、図示はしないが、第8層(第N層)を成形するゲートは、多層成形品15の外周端面に相当する位置又は第8層(第N層)の成形で形成される外周端部若しくはその近傍に相当する位置に設けることができる。また、第1層の成形でA層20を形成しないように図5に示す金型装置を構成し、成形品15の外周端部を第8層(第N層)の成形で形成される一層のみで構成してもよい。
図6に示すのは、ゲート7a〜7gの第3変形態様である。図6は、図2の金型装置における第7層(第(N−1)層)の成形状態を示す。ゲート7kは、第1層から第6層までの各層成形に対応して、第7層成形のための金型キャビティ面に設けられている。ゲート7lは、第7層を成形する第二キャビティブロック3に穿孔して形成されたランナ8の先端に位置し、第8層(第N層)成形のための金型キャビティ面に設けられる。第1層から第6層までの各成形で生じたゲート7kのゲート痕は、後発としての第7層の成形で界面が溶融されるので、微小な凹凸や残留応力が消滅し、光学特性の優れた多層成形品を製造することができる。図6に構成を示す金型装置で成形した多層成形品は、第1層での成形部分をA層とし、第7層での成形部分をC層とし、図示しない第8層(第N層)での成形部分をB層とする三層からなる外周端部を有する。このとき、第8層成形用のゲートは、多層成形品の外周端面に相当する位置又は第8層(第N層)の成形で形成される外周端部若しくはその近傍に相当する位置に設けることができる。なお、第1層及び第7層の成形で多層成形品の外周端部を形成しないように図6に示す金型装置を構成し、多層成形品の外周端部を第8層(第N層)の成形で形成される一層のみで構成してもよい。
以上説明したように、図2〜図6に係る実施例は、各金型キャビティ6の一方側を形成し全て同一形状で且つ同一寸法を有する凹部の深さ寸法が、各突出部12のうちの最大の高さ寸法より大きい場合である。これに対し、各金型キャビティ6の一方側を形成し全て同一形状で且つ同一寸法を有する凹部の深さ寸法を、突出部12が凹状となった場合の各凹部のうちの最大の深さ寸法より小さく構成することもできる。このように構成することにより、凹部の加工費用を削減することが可能となる。特に、成形品が光学レンズのときには、凹部を非球面の鏡面にする必要があり、加工費用が高額となるので、顕著な効果を奏する。
図8に示す多層成形品16は、このような構成の多層成形用金型装置により成形した光学レンズである。多層成形品16は、金型キャビティにおける同一形状の各凹部の一つで転写成形された小曲率の非球面又は平面状の表面18、及び、突出部12が凹状となった場合の凹部のうちで深さが最大となった凹部で転写成形され表面18の曲率より大きい曲率を有する非球面の表面19からなる。そして、表面18は多層成形品の第1層であり、表面19は多層成形品の第N層である。なお、成形品16は、第1層での成形部分をA層20とし、最終層である第8層(第N層)での成形部分をB層21とする二層からなる外周端部を有する。このように、前項で述べた構成の多層成形用金型装置によれば、光学レンズの相互に異なる曲率の両表面を容易且つ低コストで形成することができる。
図9に示すのは、図8に示す多層成形品16の他の例としての多層成形品17であって、ゲートの第4変形態様をも含むものである。多層成形品17は、図3に示す金型装置とは次の点が異なる金型装置で成形される。すなわち、図3における第1層から第7層までの各金型キャビティへ溶融樹脂を供給するゲート7a〜7gは、樹脂通路11a〜11gの端部に第8層の金型キャビティへ向けて設けられている。これに対し、多層成形品17の金型装置では、ゲートは樹脂通路28〜31の多層成形品17外周端面まで延長された部分に設けられている。また、各成形層の積層順序は、図3に示す金型装置では凸面から平面の順に積層するのに対し、多層成形品17の金型装置では平面から凸面の順に積層する。このようにして成形された多層成形品17は、その二層となった外周端面の一方に、樹脂通路を備えない第1層としてのA層20を成形したゲートのゲート痕22を有し、その二層となった外周端面の他方に、第2層32を樹脂通路28を介して成形したゲートのゲート痕23と、第3層33を樹脂通路29を介して成形したゲートのゲート痕24と、第4層34を樹脂通路30を介して成形したゲートのゲート痕25と、第5層35を樹脂通路31を介して成形したゲートのゲート痕26と、第6層36及び第7層37の図示しないゲート痕と、樹脂通路を備えない第8層38(B層21)を成形したゲートのゲート痕27とを有する。このように、第1層乃至第6層(第(N−2)層)成形での各中間成形品を擁する第2層乃至第7層(第(N−1)層)成形における実質的な各金型キャビティには、その外周から放射状にゲートまで連通する樹脂通路がA層20(第1層)の表面に形成されるように設けられている。第3層から第7層までの各層の積層は、前の層の全面を覆うように示したが、前の層の一部を部分的に覆うように金型キャビティを構成してもよい。その場合には、樹脂通路は複数の層となった中間成形品の表面に設けられることになる。ゲートは、ゲート部分での発熱の影響が少ないサイドゲートであることが好ましい。
以上述べたように、図7、図8及び図9に示した多層成形品はいずれもその外周端部としての鍔部が、中間成形品としての第1層成形部分及び第N層成形部分からなる二層、又は第N層成形部分からなる一層に形成されている。この場合、多層成形品における鍔部を除く部分である主要部分はN層となっている。従来の金型装置にあっては、N層の主要部分を成形するために、N層の厚さに相当する厚さの鍔部を必要とした。したがって、本発明の多層成形品の外周端部は、Nが三以上であっても一層又は二層となるので、Nが三以上であるときに本発明の優れた効果が発揮されるのである。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態の光学レンズによれば、第1層及び第N層を除く各層の隣合う層との界面並びに第N層を除く各層のゲート痕は、後発の層成形で溶融されるので、光学レンズの外表面に現れないのである。すなわち、界面やゲート痕の微小な凹凸や残留応力は後発の層成形で消滅するので、光学特性の優れた光学レンズが得られるという優れた効果を奏する。
また、本実施形態の多層成形品(光学レンズ)15は、その外周端部又はその近傍にのみ第N層を成形したゲートのゲート痕14が現れ、その外表面には他の層を成形したゲートの痕は現れないので、中間成形品のゲートを光学面に設けるにも拘わらず、多層成形品の光学特性が著しく向上するという優れた効果を奏する。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変更を施すことが可能である。
例えば、本発明は上述したゲートの各変形態様を様々に組み合わせて実施するものについても適用できる。
1 金型装置
2 第一キャビティブロック
3 第二キャビティブロック
4 第一型板
5 第二型板
6 金型キャビティ
6a〜6h 金型キャビティ
7 ゲート
7a〜7h ゲート
7i ゲート
7j ゲート
7k ゲート
7l ゲート
11a〜11g 樹脂通路
12 突出部
12a〜12g 突出部
13 棒状突起
14 ゲート痕
15,16,17 多層成形品
18,19 表面
20 A層
21 B層
22〜27 ゲート痕
28〜31 樹脂通路

Claims (4)

  1. 金型キャビティの一方側を同一の形状及び寸法で形成する一又は複数の第一キャビティブロックと、前記金型キャビティの他方側を他の金型キャビティのものとは体積(容積)及び高さ(深さ)の異なる突出部又は凹部で形成し前記第一キャビティブロックと対をなす第二キャビティブロックと、前記第一キャビティブロックを固着する一又は複数の第一型板と、前記第二キャビティブロックを固着し前記第一型板と対をなす第二型板とを用い、前記第一キャビティブロックと前記第二キャビティブロックとの全てが型合わせすることにより形成され相互に容積が異なる三以上の整数(N)の前記金型キャビティそれぞれに溶融樹脂を射出して成形した中間成形品を前記金型キャビティの容積がより大きい金型キャビティへ順次移送し射出することを繰り返してN層の多層成形品を製造する多層成形品の製造方法により製造された光学レンズであって、
    前記金型キャビティの容積が最小となる第1層成形のための型合わせ状態から、前記金型キャビティの容積が最大となる第N層成形の一手前である第(N−1)層のための型合わせ状態までのそれぞれの型合わせ状態で前記各金型キャビティに溶融樹脂を供給する各ゲートは、該ゲートのゲート痕が前記光学レンズの外表面に現れないような位置に設けられると共に
    前記金型キャビティの容積が最大となる第N層成形のための型合わせ状態の金型キャビティに溶融樹脂を供給するゲートは、前記光学レンズの外周端面又は外周端部に相当する位置に設けられ、
    第1層及び第N層を除く各層の隣合う層との界面並びに第N層を除く各層のゲート痕は、後発の層成形で溶融され前記光学レンズの外表面に現れないことを特徴とする光学レンズ。
  2. 記光学レンズの外周端面又は外周端部には第N層を成形したゲートのゲート痕が露出することを特徴とする請求項1に記載の光学レンズ。
  3. 記光学レンズの外周端部は、一層又は二層に形成され、
    前記光学レンズの前記外周端部を除いた部分はN層に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学レンズ。
  4. 記光学レンズの一方の表面は、多層成形の第1層からなって小曲率又は平面状を有し、前記光学レンズの他方の表面は、多層成形の第N層からなって前記一方の表面の曲率より大きい曲率を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学レンズ。
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