JP7411444B2 - トイレ装置のカバー材 - Google Patents

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Description

本開示は、トイレ装置のカバー材に関する。
従来、本体カバー(カバー材)を備えるトイレ装置がある。トイレ装置の本体カバーを、透光部が設けられた遮光層と透光着色層とにより形成する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-85707号公報
トイレ装置のカバー材である便蓋や本体カバーを、露出面側に配置される透光層部と、透光層部の露出面側と反対側に配置される有色層部と、を有して構成することで、露出面側に配置される透光層部の透明感を強調して、意匠性を向上させることが求められている。透光層部と有色層部とを有する複層構造の便蓋や本体カバーの軽量化も求められている。
本開示は、意匠性を向上させつつ、軽量化を実現できるトイレ装置のカバー材を提供することを目的とする。
本開示は、便蓋及び本体カバーの少なくとも何れか一方からなるトイレ装置のカバー材であって、前記カバー材は、露出面側に配置される透光層部と、前記透光層部の少なくとも一部において露出面側と反対側に積層される有色層部と、を有する天面板を備え、前記透光層部と前記有色層部とが積層されている部分の少なくとも一部において、前記透光層部の厚さは、前記有色層部の厚さよりも薄い、トイレ装置のカバー材に関する。
第1実施形態に係るトイレ装置の側面図である。 第1実施形態に係るトイレ装置の平面図である。 図2のA-A線断面図である。 図2のB-B線断面図である。 便蓋の製造方法を説明するための図である。 第1実施形態の変形形態に係るトイレ装置において、図2のB-B線断面図に対応する図である。 第2実施形態に係るトイレ装置の側面図である。 便蓋天面有色層端部壁部の第1変形形態を示す図である。 便蓋天面有色層端部壁部の第2変形形態を示す図である。
以下、トイレ装置1の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の説明において、便座2に着座したユーザから見た場合の前後の方向を前後方向とする。便座2に着座したユーザから見た場合の左右の方向を左右方向とする。鉛直方向を上下方向とする。
図1及び図2に示すように、第1実施形態に係るトイレ装置1は、便座2と、便蓋3(カバー材)と、便器4と、本体カバー6(カバー材)を有するトイレ本体5と、を備える。本実施形態においては、便蓋3及び本体カバー6は、トイレ装置1のカバー材である。
便器4は、上方に向けて開口して形成され、例えば陶器製である。便座2及び便蓋3は、トイレ本体5の前部に、便器4に対して回転可能に取り付けられる。便座2は、使用者が着座する部分である。便座2は、環状の形状に形成される。便蓋3は、便座2及び便器4の開口を開閉可能に覆う蓋である。便蓋3は、便座2及び便器4の開口を開閉可能に覆うカバー材でもある。本実施形態においては、便蓋3は、電動開閉で開閉されるように構成される。本実施形態においては、便蓋3を電動開閉で開閉されるように構成した。しかし、これに限定されない。便蓋3を手動開閉で開閉されるように構成してもよい。
便蓋3は、便座2の上部に配置される。便蓋3は、左右対称の形状に形成される。便蓋本体311と、一対の便蓋ヒンジ部312と、を備える。便蓋本体311は、前方側に半円形状に突出する円弧板状に形成される共に後方側に延びる。
一対の便蓋ヒンジ部312は、便蓋本体311の後端の左右方向の両端部から、便蓋3の後方側に延びる。一対の便蓋ヒンジ部312の左右方向の中央側には、便蓋3の後方側から前方側に方形状に窪む後端凹部313が形成される。後端凹部313には、トイレ本体5の本体カバー6の前方側の部分が配置される。後端凹部313は、水平方向において、便蓋3におけるトイレ本体5の本体カバー6と対向する部分である。一対の便蓋ヒンジ部312は、回転中心Cを中心に回転可能に、トイレ本体5に取り付けられている。
便蓋3は、図1及び図2に示すように、便蓋本体311及び一対の便蓋ヒンジ部312を含んで構成され、便蓋天面板32(天面板)と、便蓋側壁板35と、を有する。本実施形態の便蓋3の説明において、便蓋3の上方側及び下方側は、便蓋3が閉位置に位置する場合における上方側及び下方側である。
便蓋天面板32は、前後方向に延びる板状に形成される。便蓋天面板32の厚さは、便蓋側壁板35の厚さよりも厚く形成される。便蓋天面板32の上面は、図1に示すように、前後方向にほぼ水平に直線状に延びる。便蓋天面板32は、図2に示すように、平面視で、先端において前方側に半円形状に突出する円弧板部321と、円弧板部321から後方に延びる延在板部322と、延在板部322に左右方向の両端から後方側に長方形状に延出する一対の後部突出板部323と、を有する。
便蓋天面板32は、図3及び図4に示すように、便蓋天面透光層部33(透光層部)と、便蓋天面有色層部34(有色層部)と、を有する2層構造で構成される。便蓋天面透光層部33及び便蓋天面有色層部34は、上下に積層して配置される。便蓋天面透光層部33は、便蓋3が閉位置に位置する場合において、上方側に露出する露出面側に配置される。便蓋天面透光層部33は、便蓋天面板32の略全面を覆うように形成されている。詳細には、便蓋天面透光層部33は、便蓋天面板32における便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層端部壁部342以外の部分を覆うように形成されている。しかし、これに限定されない。便蓋天面透光層部33は、便蓋天面板32の全体の8割以上が覆われていればよい。
便蓋天面透光層部33は、例えば、光が透過する樹脂材料により形成される。便蓋天面透光層部33は、光が透過する材料であればよい。便蓋天面透光層部33は、例えば、着色された半透明の樹脂材料により形成してもよい。
便蓋天面有色層部34は、便蓋天面有色層本体341(有色層本体)と、便蓋天面有色層端部壁部342(有色層壁部)と、を有する。便蓋天面有色層本体341は、板状に形成され、便蓋天面透光層部33の露出面側と反対側に、便蓋天面透光層部33に積層して配置される。便蓋天面有色層部34は、例えば、光が透過しない着色された樹脂材料により形成される。
便蓋天面有色層端部壁部342は、図2に示すように、便蓋天面有色層本体341の端部のうち、後端凹部313を除いたトイレ装置1の外側に露出する外周の端部において、図3及び図4に示すように、便蓋天面板32の便蓋天面有色層本体341の外周縁の端部から上方側に壁状に立ち上がる。このように、便蓋天面板32の端部のうち、後端凹部313を除いたトイレ装置1の外側に露出する外周の端部は、便蓋天面有色層端部壁部342により構成される。
便蓋天面透光層部33は、図3及び図4に示すように、便蓋天面板32における便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層端部壁部342よりも内側において、便蓋天面有色層部34の上方側に積層されて配置される。便蓋天面透光層部33と便蓋天面有色層部34とが積層されている部分の少なくとも一部において、便蓋天面透光層部33の厚さは、便蓋天面有色層部34の厚さよりも薄く、便蓋天面透光層部33は、便蓋天面有色層部34よりも薄い層で形成されている。便蓋天面透光層部33と便蓋天面有色層部34とが積層されている部分の全てがこの関係である必要はなく、便蓋天面透光層部33と便蓋天面有色層部34とが積層されている部分の大半(半分以上)がこの関係となるようになっていればよい。
本実施形態においては、便蓋天面透光層部33の密度は、便蓋天面有色層部34の密度よりも大きい。便蓋天面透光層部33及び便蓋天面有色層部34は、いずれも、ベース樹脂として、例えば、ABS樹脂を用いている。便蓋天面透光層部33は、例えば、ベース樹脂としてのABS樹脂に、抗菌剤などを添加して形成される。便蓋天面有色層部34は、例えば、ベース樹脂としてのABS樹脂に、顔料などを添加して形成される。
便蓋天面板32の端部のうち、トイレ本体5の本体カバー6と対向する後端凹部313に配置される端部は、便蓋天面有色層端部壁部342が形成されない端部であり、便蓋天面透光層部33と便蓋天面有色層部34とが積層されて形成される。便蓋天面板32における便蓋天面有色層端部壁部342が形成されない端部において、便蓋天面透光層部33と便蓋天面有色層部34とが積層されて形成される端部は、便蓋天面透光層部33の端面331が、便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層本体341の端面341aよりも便蓋天面板32の内側に位置する段差状に形成される。便蓋天面透光層部33の端面331と便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層本体341の端面341aとは、段差Daを介して配置されている。
本実施形態においては、便蓋3の後端凹部313の左右方向の中央側の便蓋天面透光層部33の端面331には、図2及び図4に示すように、便蓋天面透光層部33の成形時に使用されるゲート領域G1が設けられる。ゲート領域G1は、便蓋天面透光層部33の端面331において、左右方向に幅広い領域を有して設けられる。これにより、便蓋天面透光層部33の成形時に、便蓋天面透光層部33の端面331に形成されるゲート領域G1において導入される樹脂材料により、厚さが薄い便蓋天面透光層部33においても、綺麗に見栄えよく便蓋天面透光層部33を成形できる。
便蓋側壁板35は、図3及び図4に示すように、便蓋天面有色層本体341の端部のうち、後端凹部313を除いたトイレ装置1の外側に露出する外周の端部において、便蓋天面板32の裏面から、下方側に立ち下がって延出する。便蓋側壁板35は、便蓋天面板32の便蓋天面有色層部34と一体に形成される。便蓋側壁板35は、便蓋天面有色層部34と同一の材料により形成され、便蓋天面有色層部34と同じ有色である。便蓋側壁板35は、図2に示すように、前部円弧状壁351と、一対の側部直線状壁352と、一対の後部直線状壁353と、を有する。便蓋側壁板35は、トイレ本体5の本体カバー6と対向する後端凹部313には設けられていない。
トイレ本体5は、図1及び図2に示すように、機能部(図示せず)を覆うように配置される本体カバー6(カバー材)を備える。機能部は、便器4の後部の上部に配置される。機能部は、機能部品(図示せず)を備える。
機能部品の図示は省略する。機能部品は、例えば、便座2の保温装置や、洗浄タンクを備えた便器洗浄装置や、使用者の局部を洗浄するシャワーノズルや、ホースや、電源ユニットや、制御回路基板や、便座2及び便蓋3を電動で開閉させる電動開閉ユニットや、バルブユニットや、各種配管等である。機能部品は、例示したこれらの部品の1つ以上を備えていればよい。
本体カバー6は、トイレ本体5の外形を覆うカバー材である。本体カバー6は、図1及び図2に示すように、カバー天面板62(天面板)と、カバー側壁板65と、を有して構成される。
カバー天面板62は、左右方向及び前後方向に延びる長方形の板状に形成される。カバー天面板62の上面は、前後方向にぼぼ水平に直線状に延びる。カバー天面板62の上面及び便蓋天面板32の上面は、同一平面上に配置される。
カバー天面板62は、図3及び図4に示すように、カバー天面透光層部63(透光層部)と、カバー天面有色層部64(有色層部)と、を有する2層構造で構成される。カバー天面透光層部63及びカバー天面有色層部64(有色層部)は、上下に積層して配置される。カバー天面透光層部63は、上方側に露出する露出面側に配置される。カバー天面透光層部63は、例えば、光が透過する樹脂材料により形成される。カバー天面透光層部63は、光が透過する材料であればよい。カバー天面透光層部63は、着色された半透明の樹脂材料により形成してもよい。
カバー天面有色層部64は、カバー天面有色層本体641(有色層本体)と、カバー天面有色層端部壁部642(有色層壁部)と、を有する。カバー天面有色層本体641は、板状に形成され、カバー天面透光層部63の露出面側と反対側に、カバー天面透光層部63に積層して配置される。カバー天面有色層部64は、例えば、光が透過しない着色された樹脂材料により形成される。
カバー天面有色層端部壁部642は、図2に示すように、カバー天面有色層本体641の端部のうち、後端凹部313に対向する端部を除いたトイレ装置1の外側に露出する外周の端部において、図3及び図4に示すように、カバー天面有色層本体641の外周縁の端部から上方側に壁状に立ち上がる。このように、カバー天面板62の端部のうち、後端凹部313に対向する端部を除いたトイレ装置1の外側に露出する外周の端部は、便蓋天面有色層端部壁部342により構成される。
カバー天面透光層部63は、カバー天面板62におけるカバー天面有色層部64のカバー天面有色層端部壁部642よりも内側において、カバー天面有色層部64の上方側に積層されて配置される。カバー天面透光層部63とカバー天面有色層部64とが積層されている部分の少なくとも一部において、カバー天面透光層部63の厚さは、カバー天面有色層部64の厚さよりも薄く、カバー天面透光層部63は、カバー天面有色層部64よりも薄い層で形成される。カバー天面透光層部63とカバー天面有色層部64とが積層されている部分の全てがこの関係である必要はなく、カバー天面透光層部63とカバー天面有色層部64とが積層されている部分の大半(半分以上)がこの関係となるようになっていればよい。
本実施形態においては、カバー天面透光層部63の密度は、カバー天面有色層部64の密度よりも大きい。本実施形態においては、カバー天面透光層部63及びカバー天面有色層部64は、いずれも、ベース樹脂として、例えば、ABS樹脂を用いている。カバー天面透光層部63は、例えば、ベース樹脂としてのABS樹脂に、抗菌剤などを添加して形成される。カバー天面有色層部64は、例えば、ベース樹脂としてのABS樹脂に、顔料などを添加して形成される。
カバー天面板62の端部のうち、便蓋3の後端凹部313に対向する端部は、カバー天面有色層端部壁部642が形成されない端部であり、カバー天面透光層部63とカバー天面有色層部64とが積層されて形成される。カバー天面板62におけるカバー天面有色層端部壁部642が形成されない端部において、カバー天面透光層部63とカバー天面有色層部64とが積層されて形成される端部は、カバー天面透光層部63の端面631が、カバー天面有色層部64のカバー天面有色層本体641の端面641aよりもカバー天面板62の内側に位置する段差状に形成される。カバー天面透光層部63の端面631とカバー天面有色層部64のカバー天面有色層本体641の端面641aとは、段差Dbを介して配置されている。
本実施形態においては、本体カバー6の左右方向の両端の前側の端面631には、図2及び図3に示すように、カバー天面透光層部63の成形時に使用されるゲート領域G2が設けられる。本体カバー6の左右方向の両端の前側の端面631にゲート領域G2が設けられるため、便蓋3が開いた場合でも、外部からは見えにくい。ゲート領域G2は、本体カバー6の左右方向の両端の前側の端面631において、前後方向に幅広い領域を有して設けられる。これにより、カバー天面透光層部63の成形時に、カバー天面透光層部63の端面631に形成されるゲート領域G2において導入される樹脂材料により、厚さが薄いカバー天面透光層部63においても、綺麗に見栄えよくカバー天面透光層部63を成形できる。
カバー側壁板65は、図3及び図4に示すように、カバー天面板62の周縁部において、カバー天面板62の裏面から、下方側に立ち下がって延出する。カバー側壁板65は、カバー天面有色層部64と一体に形成される。カバー側壁板65は、カバー天面有色層部64と同一の材料により形成され、カバー天面有色層部64と同じ有色である。
次に、便蓋3を製造する製造方法について説明する。便蓋3は、便蓋天面透光層部33及び便蓋天面有色層部34を2色成形することで製造される。本実施形態においては、便蓋3を製造する製造方法について説明する。しかし、これに限定されない。便蓋3を製造する製造方法は、本体カバー6を製造する製造方法にも適用できる。
便蓋3を製造する場合には、有色層側金型(図示せず)を用いて、便蓋天面有色層部34を形成する。そして、便蓋天面有色層部34を形成した後に、透光層形成用金型100を用いて、便蓋天面有色層部34の上面側に便蓋天面透光層部33を積層する。
具体的には、図5に示すように、有色層側金型(図示せず)を用いて成形した便蓋天面有色層部34の上面側に、便蓋天面透光層部33の樹脂材料を導入する空間を設けた状態で、透光層形成用金型100を配置する。透光層形成用金型100はL字状に形成され、長方形状部分110と、長方形状部分110の端部から下方に突出する突出部120と、を有する。
この状態においては、透光層形成用金型100の長方形状部分110の下側が便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層端部壁部342の上面に当接すると共に、透光層形成用金型100の先端側の突出部120が、便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層本体341の先端側の上面に当接する。これにより、便蓋天面有色層部34と透光層形成用金型100との間に、便蓋天面透光層部33の樹脂材料を導入する空間が形成される。
便蓋天面有色層部34と透光層形成用金型100とは、便蓋天面透光層部33の樹脂材料を導入する空間を設けるために、一部が重なって配置される。便蓋天面有色層本体341の先端側の上面は、2色成形により便蓋3を製造した場合に、便蓋天面透光層部33の端面331と便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層本体341の端面341aとの段差Daとなる部分である。
続けて、透光層形成用金型100の突出部120に形成される樹脂注入穴121から、便蓋天面有色層部34と透光層形成用金型100との間の空間に、透光樹脂を注入する。これにより、便蓋天面有色層部34と透光層形成用金型100との間の空間に注入された樹脂材料により、カバー天面板62における便蓋天面有色層端部壁部342よりも内側において便蓋天面透光層部33を便蓋天面有色層本体341に積層して形成する。便蓋天面透光層部33の端面331の左右方向に幅広い領域は、樹脂注入穴121から透光樹脂が注入されるゲート領域G1である。このようにして、便蓋3は、2色成形により製造される。
以上のように形成される便蓋天面板32においては、便蓋天面有色層部34と透光層形成用金型100とは、便蓋天面透光層部33の樹脂材料を導入する空間を設けるために、一部が重なって配置される。これにより、便蓋天面有色層部34の端面において、便蓋天面透光層部33の端面331と便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層本体341の端面341aとには、段差Daが形成される。
便蓋3の製造時に、便蓋天面板32を形成する場合に、便蓋天面有色層本体341の上方側に便蓋天面透光層部33を形成するため、便蓋天面透光層部33は、便蓋天面有色層本体341及び便蓋天面有色層端部壁部342を溶かしながら、便蓋天面有色層本体341と便蓋天面有色層端部壁部342との境界領域において接合される。これにより、便蓋天面有色層部34及び便蓋天面有色層本体341の接合強度を向上させることができる。便蓋天面透光層部33は、便蓋天面有色層本体341に接合されるだけでなく、便蓋天面有色層端部壁部342にも接合されているため、接合面積が増大され、便蓋天面透光層部33と便蓋天面有色層部34との接合強度を向上させることができる。
第1実施形態の変形形態について説明する。図6に示すように、便蓋天面透光層部33の端面331と便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層本体341の端面341aとに第1実施形態の段差Daを設けなくてもよい。カバー天面透光層部63の端面631とカバー天面有色層部64のカバー天面有色層本体641の端面641aとに第1実施形態の段差Dbを設けなくてもよい。
段差Da,Dbを設けない構成とする場合には、2色成形により便蓋3Aを成形した後に、第1実施形態の段差Daを設けた状態で、便蓋天面有色層部34の便蓋天面有色層本体341の端面341a側の段差Daを切削することで、便蓋天面板32における便蓋天面有色層端部壁部342が形成されない端部において、便蓋天面透光層部33の端面331と便蓋天面有色層本体341の端面341aとを同一平面上になるように形成する。同様に、2色成形により本体カバー6Aを成形した後に、第1実施形態の段差Dbを設けた状態で、カバー天面有色層部64のカバー天面有色層本体641の端面641a側の段差Dbを切削することで、カバー天面板62におけるカバー天面有色層端部壁部642が形成されない端部において、カバー天面透光層部63の端面631とカバー天面有色層本体641の端面641aとを同一平面上になるように形成する。これにより、便蓋天面板32の端面及びカバー天面板62の端面を段差がなくなるように研磨することで、意匠性を向上できる。
以上説明した本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。トイレ装置1のカバー材(便蓋3、本体カバー6)3は、天面板(便蓋天面板32、カバー天面板62)を備える。天面板(便蓋天面板32、カバー天面板62)は、露出面側に配置される透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)と、透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)の少なくとも一部において露出面側と反対側に積層される便蓋天面有色層壁部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)と、を有する。透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)と有色層壁部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)とが積層されている部分において、透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)の厚さは、有色層壁部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)の厚さよりも薄い。
透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)には透明度を確保するため不純物を添加することが難しい。しかし、層が厚い有色層部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)を設けることで、層が厚い有色層部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)において曲げ強度や引っ張り強度の調整を行うことができる。これにより、有色層部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)の重量が重くなるとしても、カバー材(便蓋3、本体カバー6)の全体の重量を重くしなくてよいため、カバー材(便蓋3、本体カバー6)を軽量化できる。特に、カバー材が便蓋3で構成される場合には、便蓋3が軽量化されることで、便蓋3をモータにより電動開閉で開閉する場合に、モータへの負荷を軽減できる。
本実施形態においては、透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)部の密度は、有色層壁部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)の密度よりも大きい。有色層部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)の密度よりも透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)の密度が大きい場合には、密度が大きい透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)を薄い層で形成することで、カバー材(便蓋3、本体カバー6)を軽量化できる。特に、カバー材が便蓋3で構成される場合には、便蓋3が軽量化されることで、便蓋3をモータにより電動開閉で開閉する場合に、モータへの負荷を軽減できる。
本実施形態においては、透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)の端面331,631には、透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)の成形時に使用されるゲート領域G1が設けられる。これにより、便蓋天面透光層部33の成形時に、便蓋天面透光層部33の端面331に形成されるゲート領域G1において導入される樹脂材料により、厚さが薄い便蓋天面透光層部33においても、綺麗に見栄えよく便蓋天面透光層部33を成形できる。カバー天面透光層部63の成形時に、カバー天面透光層部63の端面631に形成されるゲート領域G1において導入される樹脂材料により、厚さが薄いカバー天面透光層部63においても、綺麗に見栄えよくカバー天面透光層部63を成形できる。
本実施形態においては、トイレ装置1のカバー材(便蓋3、本体カバー6)の製造方法であって、有色層部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)を形成し、有色層部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)を形成した後に、透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)を有色層部(便蓋天面有色層部34、カバー天面有色層部64)に積層して形成する。これにより、意匠性を向上できると共に強度を向上できるカバー材(便蓋3、本体カバー6)を容易に形成できる。
次に、第2実施形態について、図7を参照して説明する。第2実施形態のトイレ装置1Bにおいては、第1実施形態のトイレ装置1と比べて、便蓋3B(カバー材)の便蓋天面板32Bの表面及びケース本体5Bの本体カバー6B(カバー材)のカバー天面板62Bの表面が傾斜している点において、第1実施形態と異なる。第2実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同様である。
便蓋3Bの便蓋天面板32Bの上面は、前方側から後方側に向かうに従って上り傾斜で直線状に延びる。カバー天面板62Bの上面は、前方側から後方側に向かうに従って上り傾斜で直線状に延びる。カバー天面板62Bの上面は、便蓋天面板32Bの上面と同一平面状に配置される。
第2実施形態によれば、以下のような効果を奏する。本実施形態においては、カバー天面板62Bの上面は、便蓋天面板32Bの上面と同一平面状に配置されるため、デザイン性を向上できる。カバー天面板62Bの上面と便蓋天面板32Bの上面とを、前方側から後方側に向けて連続して拭き掃除を行うことができる。よって、トイレ装置1Aの上面を容易に清掃できる。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明した。本開示は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記第1実施形態及び第2実施形態においては、便蓋3及びトイレ本体5の本体カバー6(カバー材)の両方を、透光層部と有色層部との2層で構成した。しかし、これに限定されない。便蓋3及びトイレ本体5の本体カバー6(カバー材)のいずれか一方を、透光層部と有色層部との2層で構成してもよい。
前記実施形態においては、便蓋天面有色層本体341の端部の少なくとも一部から立ち上がる便蓋天面有色層端部壁部342を、便蓋天面有色層本体341から垂直に立ち上がる四角形状に形成した。しかし、これに限定されない。便蓋天面有色層端部壁部342Cの形状を、例えば、図8Aに示す第1変形形態のように、便蓋天面有色層本体341の端部において端部に向かうに従って曲線状に立ち上がる円弧状の傾斜形状に形成してもよいし、便蓋天面有色層端部壁部342Dの形状を、図8Bに示す第2変形形態のように、便蓋天面有色層本体341の端部において端部に向かうに従って直線形状に立ち上がる三角形状の傾斜形状に形成してもよい。カバー天面有色層本体641の端部の少なくとも一部から立ち上がるカバー天面有色層端部壁部642の形状についても同様である。
前記実施形態においては、有色層壁部(便蓋天面有色層端部壁部342、カバー天面有色層端部壁部642)を、カバー材(便蓋3、本体カバー6)の外周縁の一部に形成した。しかし、これに限定されない。カバー材(便蓋3、本体カバー6)の外周縁の全部に形成してもよい。
前記実施形態において、便蓋3と本体カバー6が対向する部分に形成される便蓋3の後端凹部313には、有色層壁部(便蓋天面有色層端部壁部342、カバー天面有色層端部壁部642)が形成されていない。しかし、これに限定されない。便蓋3と本体カバー6が対向する部分に形成される便蓋3の後端凹部313に、有色層壁部(便蓋天面有色層端部壁部342、カバー天面有色層端部壁部642)を形成してもよい。
前記実施形態において、透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)の下方の全面に、有色層壁部(便蓋天面有色層端部壁部342、カバー天面有色層端部壁部642)を形成しなくてもよい。透光層部(便蓋天面透光層部33、カバー天面透光層部63)の下方の一部に、有色層壁部(便蓋天面有色層端部壁部342、カバー天面有色層端部壁部642)を形成しないことで、若しくは透光層部を形成することで、光を通過させるように構成してもよい。
前記実施形態においては、カバー材(便蓋3、本体カバー6)を2色成形により形成した。しかし、これに限定されない。カバー材(便蓋3、本体カバー6)をインサート成形により形成してもよい。カバー材(便蓋3、本体カバー6)をインサート成形により形成する場合に、透光層部を形成してから、有色層部を形成してもよい。
前記実施形態おいては、本体カバー6を、カバー天面板62(天面板)とカバー側壁板65とにより一体に形成した。しかし、これに限定されない。カバー天面板62(天面板)を本体カバー6から着脱可能に構成してもよい。
前記実施形態において、光層部と有色層部とを、積層して配置する場合に、接着剤や両面テープにより接着してもよい。この場合には、接着部が見ないように、透光層部における有色層側の面を有色塗装するとよい。
1 トイレ装置、3 便蓋(カバー材)、6 本体カバー(カバー材)、32 便蓋天面板(天面板)、33 便蓋天面透光層部(透光層部)、34 便蓋天面有色層部(有色層部)、62 カバー天面板(天面板)、63 カバー天面透光層部(透光層部)、64 カバー天面有色層部(有色層部)、331 端面、341 便蓋天面有色層本体(有色層本体)、342 便蓋天面有色層端部壁部(有色層壁部)、631 端面、641 カバー天面有色層本体(有色層本体)、642 カバー天面有色層端部壁部(有色層壁部)、G1、G2 ゲート領域

Claims (4)

  1. 便蓋及び本体カバーの少なくとも何れか一方からなるトイレ装置のカバー材であって、
    前記カバー材は、露出面側に配置される透光層部と、前記透光層部の少なくとも一部において露出面側と反対側に積層される有色層部と、を有する天面板を備え、
    前記透光層部と前記有色層部とが積層されている部分の少なくとも一部において、前記透光層部の厚さは、前記有色層部の厚さよりも薄く、
    前記透光層部の端面には、前記透光層部の成形時に使用されるゲート領域が設けられる、トイレ装置のカバー材。
  2. 前記透光層部の密度は、前記有色層部の密度よりも大きい、請求項1に記載のトイレ装置のカバー材。
  3. 前記有色層部は、有色層本体と、前記有色層本体の端部の少なくとも一部から立ち上がる有色層壁部と、を有する請求項1又は2に記載のカバー材。
  4. 請求項1~のいずれかに記載のトイレ装置のカバー材の製造方法であって、
    前記有色層部を形成し、
    前記有色層部を形成した後に、前記透光層部を前記有色層部に積層して形成する、トイレ装置のカバー材の製造方法。
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