JP5746321B2 - 2つの金属ストリップの2つの横方向端のバット溶接の超音波検査のための方法及び装置 - Google Patents

2つの金属ストリップの2つの横方向端のバット溶接の超音波検査のための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5746321B2
JP5746321B2 JP2013505343A JP2013505343A JP5746321B2 JP 5746321 B2 JP5746321 B2 JP 5746321B2 JP 2013505343 A JP2013505343 A JP 2013505343A JP 2013505343 A JP2013505343 A JP 2013505343A JP 5746321 B2 JP5746321 B2 JP 5746321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
welding
strip
weld
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013505343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013525768A (ja
JP2013525768A5 (ja
Inventor
ミショー マルク
ミショー マルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Clecim SAS
Original Assignee
Siemens VAI Metals Technologies SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens VAI Metals Technologies SAS filed Critical Siemens VAI Metals Technologies SAS
Publication of JP2013525768A publication Critical patent/JP2013525768A/ja
Publication of JP2013525768A5 publication Critical patent/JP2013525768A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5746321B2 publication Critical patent/JP5746321B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • G01N29/24Probes
    • G01N29/2418Probes using optoacoustic interaction with the material, e.g. laser radiation, photoacoustics
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K31/00Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups
    • B23K31/12Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups relating to investigating the properties, e.g. the weldability, of materials
    • B23K31/125Weld quality monitoring
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/041Analysing solids on the surface of the material, e.g. using Lamb, Rayleigh or shear waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/042Wave modes
    • G01N2291/0423Surface waves, e.g. Rayleigh waves, Love waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/26Scanned objects
    • G01N2291/267Welds
    • G01N2291/2675Seam, butt welding

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

本発明は、請求項1の冒頭に記載された、2つの金属ストリップの2つの横方向端のバット溶接を検査する方法と、この目的で使用される請求項11に記載された装置とに関する。
本発明は、金属ストリップ特に鋼を圧延、酸洗い、コーティング等により加工する装置(以下では一般に「加工装置」と呼ぶ)の中を進む金属ストリップのバット溶接に関する。本発明は特にバット溶接の非破壊検査に関している。
ロールごとに加工することを避けることにより鋼ストリップの冷間圧延と加工装置の生産性を向上させるために、現代の高性能な装置は、加工の終わったストリップのテール部を新しいストリップのヘッド部に結合して、ストリップを互いに連続的にバット溶接することにより連続的に機能動作する。
このバット溶接処理の間、溶接すべき2つの近接したストリップ端の動きは止められ、加工装置の下流部分には2つの続する溶接うちの先に供給されたストリップ蓄積装置が設けられている
トリップ端が止められる時間を制限し、結果的に蓄積装置の容量とコストを制限するために、バット溶接の処理速度に関して努力する当業者にはこの技術は周知である当業者の努力はまた、加工装置内で破損したり、または、これを構成する種々の機械の中を進んでいく間にその特定部分が損傷を受けたりしにくい、強くて丈夫な溶接実現するという要求にも向けられている
バット溶接処理は、フラッシュ、抵抗シーム、TIG、MIG、レーザ、レーザハイブリッドバット溶接による溶接装置自体に加えて、2つのクランピングジョーを備える溶接機によって行われる。各クランピングジョーはトリップのうちの1つ又は巻回された(又はすくなくとも巻回可能な)シート固定するように設計されており、一方のクランピングジョーはストリップの運動方向下流に配置されており、ラインに導入されるロールのテール部を固定するためのものであり、もう一方のクランピングジョーは上流に配置されており、導入された直後のロールのヘッド部を固定するためのものである。
この種の溶接機は初回で高品質の溶接を生成できなければならない。実際、ストリップが装置内を動く間の溶接の破損、又は正しくないと判別された溶接をやり直さなければならないことは、大きな生産ロスを発生させ兼ねない。溶接の品質に決定的な要素非常に込み入って多数有るが、主に次の基準に基づいいる。
・特に熱により影響される領域が冶金学的変質を受けやすい鋼の、溶接接合部の冶金学的品質
・理想的には過剰なさも過剰なさも存在しない溶接部
・溶接接合部の連続性とコンパクトさ
冶金学的品質は、使用される方法と該方法が影響領域に誘導する熱サイクル、並びに、接機自体又は溶接機の直ぐ下流で局所的に行われる焼きなましまたは予熱及び後熱といった種々の処理に依存する。
溶接されるは溶接後に行われる仕上げの方法と手段とに依存する。フラッシュバット溶接平らにしなければならないビード生じ、「フラッシュバット」と呼ばれる溶接機はふつう組み込まれたプレーナを具えている。抵抗シーム溶接も、溶接すべきシートの重なり合いのせいでな厚さが生じこれはふつう溶接機に組み込まれたローラ装置によって押しつぶさなければならない。レーザ溶接は非常に限られた熱により影響される領域にも関連する溶接部分を精密に管理できる。
接合部の連続性とコンパクトさは主に使用される溶接パラメータに依存する。これらのパラメータは主に電気的パラメータであり、ふつうは容易に高い信頼性をもって管理できる。
しかし、接合及びその部分の連続性とコンパクトさとの両方に関係する別のパラメータが重要でありそれは、溶接すべきエッジの真直度と溶接中のエッジの相対的位置に関するものである。
バット溶接の品質を保証するためには、溶接すべきストリップ端を完全に整列させ、真っ直ぐにしなければならない。これを確実に行うために、溶接機はふつうシートを固定するための2つのクランピングジョーを備えている。これら2つのクランピングジョーのうち、一方はストリップの運動方向において下流に配置されており、ラインに導入されたロールに属しているストリップのテール部を固定するためのものであり、もう一方は上流に配置されており、先行するストリップに結合させるために、入されたばかりのロールに属するストリップのヘッド部を固定するためのものである。それゆえ、ストリップ端は、溶接機に組み込まれたシャー又はレーザビームを使用して行われる精確かつ的確な剪断によって形成された張り出しが出た状態で、クランピングジョーに固定される。この張り出しは、溶接すべき隣接端を遊び有り又は制御された遊び無しで正しく整列された状態によく保つために、この隣接端に沿ってできるだけ小さくなければならない。
幾何学的条件、冶金学的条件、及び溶接パラメータ条件のすべてを満たすために講じられるすべての措置にもかかわらず、依然として、加工装置内を動いてく間に破損を生じかねない欠陥を有する溶接が存在する。このようなトラブルは、特に破損が連続焼鈍炉又は電気メッキ炉の中で生じる場合、深刻な結果をもたらしかねない。ストリップの連続性を再確立するために、装置は数日にわたって停止されかねない。
他の欠陥又は不完全性は過剰な厚さようなずっと軽微な結果であるが、過剰厚さ、例えばスキンパス」型ミルのシリンダの開放を要しかつ溶接の上流と下流でスキンパスされない数メートルのストリップの損失を要し、あまりにも重要である。この種のトラブルが複数生じると、加工装置内で加工されるロールの歩留まりが著しく低下してしまう。それゆえ、溶接が加工装置を通過するために溶接機を出る前に、溶接の品質が十分高いことにオペレータが確信を持てることが特に重要である。
このめに、殆どの装置では、時としてカメラを使用して溶接の視覚的検査が行われる。ペレータの注意力と経験がこの決定プロセスに重要でありこの決定は通常は保守的であり、必ずしも正しくない再溶接につながる。
或るケースでは、温度測定と赤外線カメラが用いられる。特に、高性能装置画像処理システムを有しているので、これはかなりの進歩である。しかしながら、これらの装置は一般にストリップ及び検査すべき溶接の上面の上方に配置されているため、溶接機内で下面にアクセスすることはほぼできない。
別のケースでは、電気的パラメータと動きパラメータが、正しい溶接を保証するようにプログラムされたパラメータと比較されるだけである。
現在のところ、これらの手段しかこれらのタイプの溶接の検査に使用されておらず、内部的な欠陥、特に「ストリップ‐溶接‐ストリップ」複合体の内部構造に関連する内部陥の存在又は有害性を判定する手段は存在していない。「ストリップ‐溶接‐ストリップ」複合体とは、すなわち、溶接すべきエッジと、「熱影響」と呼ばれる隣接する溶融領域とを接合する溶接エッジの溶融領域(および可能な溶着領域)であり、そして、使用されるカメラ又はオペレータによって捕捉される光線と実質的に平行な主平面を有するの不足又は割れのような非常に微かに発生する欠陥が生じる場所、あるいは、複数の異なる冶金学的変質が生じる場所である
さらに、上述のように、ジョーに保持された端部の張り出しを最小化するためのスペーわずかでなければならず、そのせいで溶接を正しく見ることができず、容易な温度/電気的測定が妨げられる。最後に、これらの事実を考慮しても、端部がまだジョーに保持されている間に溶接が検査されなければ、そして、ジョーがストリップを保持する位置からされた後にこの検査が行われなければ、そして、従来技術によって欠陥が検出される場合には、ストリップを再切断溶接作業を再開するために、れに伴う全ての欠点を伴って、必ずストリップを溶接機内に再挿入し、再位置決めしなければならない。
本発明の課題は、2つの金属ストリップの2つの横方向端のバット溶接を溶接中に使用されるクランピングジョーのきつい把持からこれらが解放される前に検査する方法であって、特に「ストリップ‐溶接‐ストリップ」構造に関連する外的及び内的な欠陥を検査できる方法を提案することである。また、この方法を実するための適切な装置を提供することが、本発明の別の課題である。
検査方法及びそれを実する装置は請求項1と請求項11に示されている。
したがって本発明は、2つの金属ストリップの2つの横方向端部のバット溶接を査するための方法であって、つの横方向端部が、各横方向端部に沿って配置されている第1のジョーと第2のジョーとの間で近づけられて保される方法において、以下のことを特徴としている。
金属ストリップの1つの表面上で超音波を可能な入射波が第1の伝送チャネルを通過させ、かつ、金属ストリップの表面から生じた波の第2の伝送チャネルを通過させるために、間隙が形成されように、第1のジョーと第2ジョーの間に少なくとも1つのスペースを設ける
第1のストリップの表面上に生成され、溶接部を通過して第2のチャネルへと生じる超音波の第3のチャネルを実現するよう少なくとも設けられた動作状態において、レーザパルスを用いて第1のチャネルの入射波を生成する
第2のチャネルへの超音波の発生の際の第2ストリップの表面の振動状態の識別特性(signature)などの少なくとも1つの測定及びパルスに関連した動作状態を分析すステップ(7)によって、溶接部の検査の特性(caracteristique)識別のために抽出する。
換言すると、本発明による方法は、圧延装置又は加工装置における鋼ストリップのロールの2つの端部のバット溶接を非破壊検査するために使用できるものであり、この方法では、延装置又は加工装置において巻回されていない一方のストリップの端部が、溶接機の“出口”ジョー同士の間で停止され、他方で、新しいストリップのヘッド部が、同一の溶接機の“入口”ジョー同士の間に供給され、これらのジョーにおいてクランプされた2つのストリップの端部は、溶接に適した幾何形状を形成するために切断され、ジョーの移動によって溶接位置へと動され、その後、例えばレーザビーム、プラズマアーク、アーク、抵抗シーム、又はフラッシュバット溶接のような適切な方法を使用して一体に溶接される。
本発明による方法は、を送信(又は成)及び受信するために使用される装置、溶接機のジョー同士の間の非常に小さいスペースに、すなわち例えばレーザ溶接機の場合には、溶接部に対して横方向に10mm未満であるスペースに配置可能でなければならないことを特徴としている。この装置は、ストリップとの結合の問題なしに速な動き可能であるとともに、例えば1のチャネルと2のチャネルを保持する装置がレーザ溶接ヘッドの直ぐ近くに続く場合に高温となりうる環境に耐える必要がある。
溶接機のジョー同士の間のこの小さいスペースにおいて、本発明による方法は、以下のことを保証することができる:
− 超音波は第1のチャネルの出力端において、トリップの表面で生成される。1のチャネルの出力端は、トリップの両端のうちいずれか一端の上方において非接触で、接部に対して平行に、かつ該溶接部の全長にわたって移動される。
従ってバット溶接を通じてされた超音波は(光)波入力端を有する第2のチャネルを介して受信器により捕捉される。この集波入力端は、トリップの他端の上方を非接触で、接部に対して行に、かつ該溶接部の全長に沿って、信器の経路に平行でありかつ同期する経路に沿って移動される。
信器により捕捉された超音波は、信器と信器との間の波伝播の少なくとも1つの特性データを識別することができる分析装置によって分析される。なくとも1つの特性データは、たとえば減衰、伝播時間または波の変形である。
伝播の特性は、溶接欠陥の種類関連づけられる伝播異常のライブラリと比較される。
− 識別された欠陥の種類と、接部の長さ方向における該欠陥の範囲とに基づき、分析システムは該欠陥の重度を定量化する。
とりわけ、1のチャネルおよび2のチャネルは、1点での入射、または、溶接部のエッジ上および各ストリップの1つの面上の1点において検出できる射を可能にするのに十分な、小さい断面積の波体を有する。実験の結果、スペクトル領域の波の伝送チャネルを実現するためには、断面積が約10mm未満である少なくとも1つの光ファイバまたはコリメータが適してることが明らかになっている。したがって、本発明の説明の冒頭にて言及した張り出しを非常に小さくすることができ、ジョー相互間に十分間隙提供するスペースが、本発明の範囲に含まれない端部の適正な維持に通常必要とされるスペースに実質的に等しく維持されることが分かる。したがって、ジョーを離す必要なく、または、換言すると、ストリップの両端をジョーから取り外す必要なく、検査を行うことができるようになる。
上述のつのチャネルの形態の超音波と光波手段により、第1のチャネルから生じた光波が超音波を発生させ、この超音波は第3のチャネル内を伝播し、すなわち第1のストリップの一部内を伝播し、溶接部を通り、最後に第2のストリップの一部の内部を伝播した後、この超音波は最終的に、第2のストリップから生じる波の分析ステップを実施するために設けられた第2のチャネルへと生じる音波の形態で、次いで、光学的に検出可能な表面振動の形態で伝播する
ストリップ‐溶接部‐ストリップ構造の表面および該構造のバルク内部当該超音波が伝播していくと(これにより第3のチャネルが実現される)、該超音波の物理的性質は変化する。超音波はこのようにして、予め定められた基準を用いて識別できる、溶接部の少なくとも1つの検査特性を伝搬する。め定められる基準はたとえば、分析される波の変化の種類を、理想的な溶接部、または、第2のチャネルから出力された信号の、登録された識別特性により典型的に認識可能である1つまたは複数の欠陥を有する溶接部予め分類することにより定められる。音波の物理的な発生原理は、「レーザ超音波技術」という技術用語で知られているが、本発明はこの理論をさらに発展させるものではない。本発明は、サイクルより必要とされかつ複雑なストリップ‐溶接部‐ストリップ構造の最終分析を効率的かつ瞬時に行うことを可能にする一連の革新的なステップによって実施することによる、理想的には、溶接欠陥を示唆する超音波の振動状態測定されかつデータベースに登録された典型的な欠陥の識別特性と比較され識別される識別特性分析によって実施することによる上述の物理原則を利用可能とする溶接位置における検査方法を対象とするものである。それゆえ、測定された登録された識別特性の比較による分析は簡単かつ迅速である。というのも、このような分析は複雑な知識を必要としないか、または少なくとも、異なる欠陥タイプごとに非常に複雑になるストリップ‐溶接部‐ストリップ構造における超音波の伝播挙動の複雑な物理的性質を抽出すアルゴリズムを実装する必要ないからである。
溶接部のこの検査特性は例えば、2のチャネルを介した波の測定による波の減衰、伝播時間または変形を測定することによって推されてもよい。これらの特性依存して、または少なくとも接部の検査から導出された識別特性に依存して、存在しうる欠陥を迅速に報告するために警告が生成される。
本発明の方法は、第1のチャネルの入力端に結合されたレーザ送信器によって送信されるパルスを用い、第2のチャネルの波は、第2のチャネルの出力に結合されている受信器によって捕捉される;
− 第1のチャネルの出力および第2のチャネルの入力は、ストリップに触れることなく、2つのジョーの間の間隙の上方のスペースまたはこの間隙を通るスペースに沿ってスライドされる。これは溶接部の検査特性たは識別特性を2つの方法で抽出するためである。すなわち:
2つのジョーの間のスペースに沿ったスライド機構によって動かされる溶接機自体に対して同期してつできるだけ短い時間抽出する
− 各ストリップ端の溶接が終了した後に抽出する。
そのため、第1のチャネルの出力および第2のチャネルの入力をスライドさせることによって、「ストリップ−溶接部−ストリップ」構造をこのスライド運動に関連して動かす必要なく、ストリップ端部に沿って、溶接中および溶接後に検査行うことが可能になる
使用されている溶接方法に依存して、設けられた間隙における2つのストリップ端部の上方の、第1のチャネルの出力および第2のチャネルの入力の非接触運動が、接部に並行に、かつその全長にわたって実施される:
− 溶接と同時に、および、抵抗シーム溶接、TIG溶接、MIG溶接、レーザ溶接またはレーザハイブリッド溶接などの漸進的溶接方法の場合と同じ速さで実施されるこの場合には、第1のチャネルの出力と第2のチャネルの入力溶接ヘッドの後方に溶接ヘッドと同じ運動装置に配置されるか、または溶接ヘッドとは別であるが、接ヘッドの運動装置と同期する運動装置に配置される。
− フラッシュ−バット溶接処理の場合には溶接が終了した後に実施される。
この方法を、以下のモードのうちの1つを用いて実施することもできる:
− 学習モード。これにはシステム上、溶接欠陥の識別および定量化(典型的な欠陥の識別特性の認識)を確認または修正するエキスパートが含まれる;
− 自動モード。これにおいては、溶接の検査特性に関連する分析ステップにより、少なくとも1つの溶接欠陥が(当該欠陥の識別特性の十分な認識により)独立に識別および定量化され、所定の許容差の下で少なくとも1つの警告オペレータに発せられる;
− 半自動モード。これにおいては、先の自動モードの一部として、超音波伝播特性/識別特性が十分に識別できな場合、さらなる検査についての決定要求がオペレータに送られる。
さらに、本発明にかかる方法は、以下のモードの少なくとも1つにより行うことができる:
− 学習モード。これにはシステム上、溶接欠陥の識別および定量化に基づいて、当該欠陥を修正するために、適切な溶接パラメータたとえば溶接ヘッドの移動速度や溶接パワーを修正するエキスパートが含まれる。
− 自動モード。これにおいては、溶接検査の特性/識別特性に関連する分析ステップによって、溶接欠陥の識別および定量化に基づいて溶接パラメータが独立に修正される;
− 半自動モード。これにおいては、先の自動モードの一部として、分析ステップにより、溶接欠陥の識別および定量化に基づいて、溶接パラメータの修正要求がオペレータに対して発せられる。
したがって、本発明にかかる方法のこれらの実施により、溶接欠陥に関する全ての疑念を非常に速やかに、すなわち、溶接の間および/または溶接の後、そして特に、溶接欠陥が予め疑われる他の処理段階に向かう溶接位置をストリップが出る前に柔軟に解消する、検査における高度の柔軟性が提供され
本発明にかかる方法では、有利には検査ステップ後の分析ステップのために、識別され定量化された欠陥が、集合的に登録された識別特性の形でかつ溶接欠陥ごとに、用いられた溶接のパラメータおよび溶接されたストリップに関するデータとともに、データベースに記録される。したがって、分析ステップによって、識別され定量化された欠陥のその後の分析を可能とするきるだけ多くのデータを得るた、複雑であり変化するストリップ溶接の設定および状況に従った、検査精度の向上が可能となる。欠陥発生状況を統計的に研究し、溶接パラメータを改善するため、オフライン分析を行うこともできる。
また、本発明にかかる方法によれば、以下の2つの動作状態の1つにおいて、(第1のチャネルの入力端に結合された)パルスレーザにより、第1のストリップの表面上に(第1のチャネルの出力端に)超音波を生成させることができる:
− 熱弾性動作状態;
アブレーション動作状態と交番的に切り替えられる熱弾性動作状態。この交番状態、異常又は警告に関する疑いがある場合に、波伝播に関する特性分析の起こりうる補完のために、特に分析テップによって決定される。交番的に行われる2つの動作状態によって、有利には、ストリップ-溶接部-ストリップ構造を通過する超音波の2つの交番的な振動状態の識別特性を取得することができ、これにより、特に測定された2つの識別特性のうちの一方に関して何らかの疑いが存在する場合に、検査がより信頼性が高いものとな。したがって不必要な警告を回避することができ、その結果、溶接検査は測定アーチファクトに対してよりロバストになる。
実際のところ、溶接のジョー間の非常に狭いスペースに配置可能にするため、および、ストリップとの結合問題高速な移動を実現するために、超音波送信装置は、「熱弾性動作状態、すなわち溶融無く、ストリップの表面に超音波振動を発生させるパルス式レーザである。この熱弾性の動作状態はラム波又は表面波の生成にとっては好適であり、すなわち、これらの波はストリップの表面に実質的に平行に伝播する。
択一的に、超音波は熱弾性動作状態と「アブレーション」動作状態において交番的に生成される。アブレーション動作状態はビームが当たった瞬間における非常に局所的な溶融を含み、また縦方向のバルク波、すなわち、ストリップの表面に実質的に垂直に伝播する波の生成を促進する。
レーザ送信機によって生成される超音波の異なる性質によって、単一の溶接部に関して非常に異なる波伝播特性が生じる。識別された所定のタイプの波伝播異常に関して、分析装置は、アブレーション状態のパルスを熱弾性状態のパルス間に挿入するために、レーザショットパラメータ(出力および持続時間)の変更を要求することができる。溶接欠陥の二重の「識別特性」は診断の信頼性を改善する。そのような方法は、熱弾性動作状態における波伝播の特性が識別特性ライブラリもしくはデータベースに記録されていない場合たはほとんど記録されていない場合に、分析装置によって必要とされることがる。
第2チャネルから出力される信号雑音比を改善することによりさな欠陥の検出を改善するため、本発明による上記の方法では、上記の分析ステップの前に、第2チャネルによって補足した超音波信号に開口合成技術(SAFT)処理を行う。
本発明による方法を実施するため、ョーに保持された2つのストリップ端部の溶接を非破壊検査する装置は、殊につぎのような特徴を有する。すなわち、第1および第2の2つの超音波チャネルのうちの少なくとも1つには、少なくとも1つの光導波(1つまたは複数の光ファイバ、コリメータおよび/またはフォーカス装置)が含まれており、これらの光導波は、トリップ端部の表面の上を溶接経路に平行に非接触で移動する。サイズの小さいこの光導波(理想的には1つまたは複数の光ファイバ)は、近づけられたストリップの各端部の側への、2つのジョーの間の極めて狭い部分ならびに溶接部の両側への、超音波の入射および出射のそれぞれのチャネル形成を可能にする。
このように溶接と同時に溶接ゾーンをスキャンすることができ、これによってサイクル時間最適化れ、これは、例えば、レーザ溶接ヘッドのを移動することよって行われる。また溶接の後にスキャンニングを行うことも可能であり、これは、例えば、フラッシュ溶接の場合である。
チャネルは、音波によって成されストリップ面の振動を感知する受信器たとえば干渉計に結合されており、また第2チャネルには、集波端部を有する少なくとも1つの光導波が含まれており、この集波端部は、第1ストリップの一面上の超音波の移動経路に平行しかつ同期した経路に沿って、ジョー間の間隙内を非接触で移動する。
第1チャネルの出力および第2チャネルの入力は、ストリップ端部の上を非接触で動かされ、上記の端部の所定の長さにわたる溶接動作に対して遅延同期可能である
上記のパルスは、理想的には第1チャネルの入力おいてYAGレーザパルスによって成され、チャネルを介してガイドされ、第1ストリップの表面への衝突によって第1チャネルの出力に超音波を成する。
第2チャネルの出力は、超音波受信器に結合されているか、または超音波によって発生されたストリッ表面の振動を光学的に感知する少なくとも1つの受信器に接続されている。この受信器は好適には、共焦形ファブリペローまたはPI−EMF(photo-induced electromotive force)干渉計であり、これは基準面を構成する連続レーザまたはパルスレーザに接続可能である。
上記のレーザ送信器の光ファイバ経路の送信端部の軸および上記の干渉式受信器の光ファイバ経路の受信端部の軸は、実質的に上記のストリップの表面に垂直であるか、または上記の溶接部に対してわずかに傾いていてもよい
従属請求項には本願発明の利点が記載されている。
ストリップ溶接機(断面図に図示)において本発明の方法の実現を可能にする実施形態を示す図である。
第1のストリップ1bのテール部は、溶接機の出口ジョー2b、3bにクランプされている。第2のストリップ1aのヘッド部は、接機の入口ジョー2a,3aにクランプされている。
入口ジョーと出口ジョーは接位置の近傍にあり、2つのストリップ端部1a,1bが溶接1cによって結合され、検査される。ストリップ端部の支持のために支持エレメント4を追加で設けることができる。
たとえばパルス型YAGレーザである送信器5が、本発明の方法で説明された第1のチャネルとしての光ファイバ経路52を介してレーザビーム51を送信する。1のストリップ上レーザビームの衝突によって、たとえば熱弾性モードでは、すなわちストリップの溶融がない場合、1のストリップ1bの表面(この場合は上面)に超音波が生され、この超音波は溶接部1c次いで第2のストリップ1aに向かって/その中伝播する。こ波によって、ストリップの表面に直の機械的運動が発生し、この機械的運動は、超音波によって生じるストリップ表面の振動状態により光学的に影響を受ける波の第2のチャネルとしての光ファイバ路61干渉計6によって検知することができオプションとして、第1の光学的チャネルが位置52’に破線を使用して図示されており、この位置で、2つの光ファイ経路の1つが反対のストリッに対して傾斜して入射す波の第3のャネルは「ストリップ-溶接-ストリップ」接合54,1c、55によって実現さ、その上およびその中をが伝播する。少なくとも1つのスペースが第1のジョーと第2のジョーとの間に設けられこれにより、超音波を第1のストリップ1bの表面上に発生させるための光学的入射の第1のチャネル52が通過可能であり、かつ、第2のストリップ1aの表面から発生する波を捕捉するための光学的出射の第2のチャネル61が通過可能な間隙54,55が形成されることが重要である。溶接部周囲の間隙54,55の幅は少なくとも第1と第2のチャネルの軸間に許容される間隔であり、この幅は、ジョーにより要求される接近のためにできるだけ小さくされように選択され、必要であれば、溶接部から所定の間隔にある正確な入射点を必要とする目標溶接特性をより良く抽出するため、ジョーにより許容される最大幅内で可変に適合させることができるいくつかの識別特性を、第1と第2のチャネル間の可変隔内での幾何配置に依存して有利に測定することができる。
(本発明の分析ステップを実行するために用いられる)分析装置7は、干渉計6によって成され第2のチャネルを介し信号と、溶接機を制御する自動化システム9から到来するータとを受け取る。これらのデータは、例えば、ストリップ厚さ、鋼等級、溶接パラメータの全て、および、溶接前後の熱処理に用いられる全ての装置に関する設定に関連する。装置は、送信器5と受信器6との間の伝播についての少なくとも1つのデータ特性または識別特性、例えば、減衰伝播時間、波の変形、または、ストリップ‐溶接‐ストリップ構造のとなる/識別可能な任意のその他の異常特性を識別し、そして、データライブラリ8において、理想的には単独の識別特性(またはの識別特性も)の識別によって、これらの伝播異常と溶接欠陥タイプとの潜在適合性探索る。陥の重大度が定量化され欠陥のために溶接の再実行が要求される場合には、自動化システム9によりオペレータ制御卓10へ警報を送出することができる。また、オペレータに制御卓10を介し決定を要求することもできる。分析装置7は送信器5のパルスモード(単純モードまたは交番モード)を制御するモジュールを含んでよくこれにより、パルスに関連する動作状態、第2のチャネルから到来する超音波の性質の少なくとも1つのを分析するステップにより、目標異常の識別のために溶接部の検査特性が抽出される
本発明の方法の選択的実施例では、分析装置7は、自動化システム9を介して、検出された欠陥に依存して、溶接パラメータを補正する。こうした補正はオペレータに通知可能である。
欠陥の発生分析され、かつ、自動化システム9データライブラリ8、渉計6、および場合によりオペレータ制御卓10から到来するデータは、欠陥発生の原因を分析するためにデータベース11に記録され
このように、本発明の方法および本発明の方法を実行するための装置によれば、溶接部の可視の表面だけでない、完全な調査が可能となる。こうした適合的な分析能力により、オペレータの監視の労ひいてはオペレータに要求される熟練性をより低減でき、不要な再溶接も低減される。特に有利には、きわめて短いストリップ停止時間で、さらには、少なくとも第1のチャネル52の波の出力端および第2のチャネル61の波の入力端のスライドが溶接ヘッドの運動に同期される場合において溶接の時間と同じ時間で、検査を実行でき
さらに、送信器および/または受信器、ならびに、第1のチャネルおよび第2のチャネルは、溶接構造部の周囲の超音波の生成ないし捕捉のための電気音響部品であってよい。ただし、これらの部品、特に厚さが数cmより薄いストリップの場合、(数cmの大きさの)ジョーの無い間隙に結合するには大きすぎる。このため、有利には、第1のチャネルおよび第2のチャネルは小断面の光導波体用として設けられる。

Claims (19)

  1. 2つの金属ストリップ(1a、1b)の2つの横方向端部のバット溶接部(1c)を検査するための方法であって、
    前記2つの横方向端部該各横方向端部に沿って配置されている第1のジョーと第2のジョー(2a、2b)との間で近づけられて保持される、方法において
    前記第1のストリップの1つの表面上に超音波を生成可能な入射波の伝送の第1のャネル(52)を通過させ、かつ、前記第2のトリップの表面から生じた波の伝送の第2のチャネル(61)を通過させるために、間隙(54、55)が形成されるように、前記第1のジョーと第2のジョーとの間に少なくとも1つのスペースを設け
    記第1ストリップの表面上に成され、前記溶接部を通過して前記第2のチャネルへと生じる超音波の第3のチャネル実現するよう少なくとも設けられた動作状態において、レーザパルスを用いて前記第1のチャネルの入射波を生成し
    記第2のチャネルへの超音波の発生の際の前記第2のストリップの表面の振動状態の識別特性の少なくとも1つの測定及び前記パルスに関連した動作状態を分析するステップ(7)によって、前記溶接部の検査特性を識別のために抽出
    ようにしたことを特徴とする方法。
  2. 前記パルスは、前記第1のチャネルの入力結合された送信器(5)によって送信され、前記第2のチャネルのが当該第2のチャネルの出力結合された受信器(6)によって捕捉され、
    前記第1のチャネルの出力と前記第2のチャネルの入力が、前記2つのジョーの間のスペースに沿って前記ストリップに接触のままでスライドされ、それによって溶接部の検査を以下の2つの方法で抽出する、すなわち、
    前記2つのジョーの間のスペースに沿っスライド構によって動かされる溶接自体にしてできるだけ短い時間同期して抽出するか、
    前記各ストリップの端部の溶接が完了した後に抽出する、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記溶接部の検査特性、前記第2のチャネルから到来する変形伝播時間、減の測定から推定する、請求項1または2記載の方法。
  4. 検査される溶接部の識別特性を、データベースに登録されている溶接欠陥の典型的な測定の識別特性と比較する、請求項1から3のいずれか1項記載の方法。
  5. 抽出された前記溶接部の検査特性または識別特性に依存して警告を生成する、請求項1から4のいずれか1項記載の方法。
  6. 以下のモード、すなわち、
    溶接陥の識別と定量化を確認若しくは修正するエキスパートがシステム上る学習モード、
    溶接部の検査特性に関する分析ステップによって独立に少なくとも1つの溶接欠陥識別及び定量化され、所定の許容差の下でオペレータになくとも1つの警告が発せられる自動モード、
    前記自動モードの一部として、超音波伝播特性が十分識別できない場合に、さらなる検査についての決定要求オペレータに送信される、半自動モード、
    のうち1つを実行する、請求項1から5のいずれか1項記載の方法。
  7. 学習モードと自動モードと半自動モードのうちの少なくとも1つを実行し、
    前記学習モードは、溶接欠陥の識別および定量化に基づき、切な溶接パラメータを補正して、前記欠陥を修正するエキスパートがシステム上係わる学習モードであり、
    前記自動モードにおいて、溶接部の検査特性に関する分析ステップによって、溶接欠陥の識別および定量化に基づき前記溶接パラメータ別個に補正され
    前記半自動モードにおいて、前記自動モードの一部として前記分析ステップによって、溶接欠陥の識別および定量化に基づき、オペレータに対し溶接パラメータ補正要求せられる、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記溶接パラメータは溶接ヘッドの移動速度または溶接電力を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 検査ステップ後に分析ステップを行うために、識別され定量化された陥を、使用した溶接パラメータおよび溶接されたストリップに関するデータとともに、欠陥溶接ごとにデータベースに記録する、請求項1からのいずれか1項に記載の方法。
  10. 熱弾性動作状態と、熱弾性動作状態とアブレーション動作状態とが交番的に現れる状態のうちの、少なくとも1つの動作状態において動作するパルスレーザによって、前記第1のストリップ表面に超音波を発生させる、求項1からのいずれか1項に記載の方法。
  11. 異常の場合には、超音波伝播に関する特性の起こりうる補完的分析のため、前記交番状態は分析ステップにより決定される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記分析ステップを行う前に、第2のチャネルを介して捕捉される超音波信号に対し、開口合成法(SAFT)プロセスを実施する、請求項1から11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 請求項1から12のいずれか1項記載の方法を実施可能な非破壊溶接検査装置において、
    前記第1および第2の超音波チャネルのうち少なくとも1つが、少なくとも1つの光導波体を含み、光導波体は、前記ストリップ端部表面上を溶接経路に平行に接触で移動することを特徴とする、
    非破壊溶接検査装置。
  14. 前記光導波体は、1つまたは複数の光ファイバまたはコリメータ/フォーカス装置を含む、請求項13に記載の非破壊溶接検査装置。
  15. 前記第2のチャネルは音波感応型の受信器と結合されており、該第2のチャネルは音波収集端部を有する少なくとも1つの光導波体を含み、該超音波収集端部は前記ジョーの間のスペースを、前記第1のストリップ表面上の超音波の移動経路平行にかつ同期した経路に沿って接触で移動する、請求項13または14記載の装置。
  16. 前記受信器は干渉計である、請求項15記載の装置。
  17. 前記第1のチャネルの出力端と前記第2のチャネルの入力端前記ストリップ端部表面上を接触で移動さ、かつ、前記端部の所定の長さにわたって溶接動作に対して同期たは可能である、請求項13から16のいずれか1項記載の装置。
  18. 前記パルスは、YAG型パルスレーザにより成され前記第1のチャネルを通して案内され、かつ、前記第1のストリップの側前記第1のチャネルの出力端超音波を発生させる、請求項13から17のいずれか1項記載の装置。
  19. 前記第2のチャネルの出力端は、共焦点型ファブリペロー干渉計または光誘導起電力型(PI−EMF)干渉計の超音波受信器と結合されている、請求項13から18のいずれか1項記載の装置。
JP2013505343A 2010-04-23 2010-08-12 2つの金属ストリップの2つの横方向端のバット溶接の超音波検査のための方法及び装置 Expired - Fee Related JP5746321B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10290219 2010-04-23
EP10290219.4 2010-04-23
PCT/EP2010/061783 WO2011131252A1 (fr) 2010-04-23 2010-08-12 Methode et installation d' inspection ultrasonore de soudure raboutage de deux extremites transversales de deux bandes metalliques

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013525768A JP2013525768A (ja) 2013-06-20
JP2013525768A5 JP2013525768A5 (ja) 2014-11-20
JP5746321B2 true JP5746321B2 (ja) 2015-07-08

Family

ID=43088269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013505343A Expired - Fee Related JP5746321B2 (ja) 2010-04-23 2010-08-12 2つの金属ストリップの2つの横方向端のバット溶接の超音波検査のための方法及び装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9052273B2 (ja)
EP (1) EP2561343B1 (ja)
JP (1) JP5746321B2 (ja)
KR (1) KR101719391B1 (ja)
CN (1) CN102869987B (ja)
BR (1) BR112012027050A8 (ja)
RU (1) RU2531508C2 (ja)
WO (1) WO2011131252A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107016893B (zh) * 2013-03-11 2020-03-06 林肯环球股份有限公司 使用虚拟现实焊接系统导入和分析外部数据
JP6030013B2 (ja) * 2013-03-22 2016-11-24 株式会社東芝 超音波検査装置、および超音波検査方法
CN104002054A (zh) * 2014-06-10 2014-08-27 昆山宝锦激光拼焊有限公司 一种焊缝焊接质量自动检测装置
RU2573707C1 (ru) * 2015-03-13 2016-01-27 Открытое Акционерное Общество "Российские Железные Дороги" Способ контроля качества сварки
CN105137300A (zh) * 2015-08-31 2015-12-09 武汉光迅科技股份有限公司 夹角式双光纤弧光检测探头
US9989495B2 (en) 2015-11-19 2018-06-05 General Electric Company Acoustic monitoring method for additive manufacturing processes
US10073060B2 (en) 2015-11-19 2018-09-11 General Electric Company Non-contact acoustic inspection method for additive manufacturing processes
JP6329188B2 (ja) * 2016-02-29 2018-05-23 株式会社Subaru 超音波検査システム、超音波検査方法及び航空機構造体
FR3057668B1 (fr) * 2016-10-19 2018-11-23 Saipem S.A. Procede d'inspection automatique d'un cordon de soudure depose dans un chanfrein forme entre deux pieces metalliques a assembler
CN109613120B (zh) * 2018-12-11 2021-05-07 中国航空工业集团公司基础技术研究院 一种主动扫描接收式高分辨率脉冲超声-声发射检测方法
CN109317796A (zh) * 2018-12-21 2019-02-12 江西大乘汽车有限公司 一种线束总成焊接装置
RU2725107C1 (ru) * 2019-12-30 2020-06-29 Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский технологический университет "МИСиС" Способ ультразвукового исследования твёрдых материалов и устройство для его осуществления
NO20200190A1 (en) * 2020-02-14 2021-08-16 Optonor As System and method for analysing an object
KR102328415B1 (ko) 2020-05-13 2021-11-22 한국원자력연구원 탄성계수 결정 장치, 방법, 컴퓨터 판독 가능한 기록매체 및 컴퓨터 프로그램
EP3940338A1 (en) * 2020-07-15 2022-01-19 The Boeing Company Characterizing internal structures via ultrasound
US20220171374A1 (en) * 2020-12-02 2022-06-02 Noodle Analytics, Inc. Defect profiling and tracking system for process-manufacturing enterprise

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU590659A1 (ru) * 1975-03-10 1978-01-30 Всесоюзный Ордена Трудового Красного Знамени Научно-Исследовательский И Конструкторско-Технологический Институт Трубной Промышленности Способ ультразвукового контрол качества стыковых сварных швов
SU1350608A1 (ru) * 1986-04-28 1987-11-07 Институт Электросварки Им.Е.О.Патона Способ ультразвукового контрол стыковых сварных соединений с подкладкой
JP2598398B2 (ja) * 1987-01-21 1997-04-09 川崎製鉄株式会社 ストリツプ溶接強度測定装置
DE3916276A1 (de) * 1989-05-19 1990-11-22 Betr Forsch Inst Angew Forsch Verfahren und vorrichtung zur interferometrischen detektion von oberflaechenverschiebungen bei festkoerpern
ES2043123T3 (es) 1990-01-20 1993-12-16 Thyssen Industrie Procedimiento y dispositivo para soldar una con otra chapas de acero mediante un procedimiento de soldadura por rayo laser.
RU2057331C1 (ru) * 1992-02-06 1996-03-27 Институт электросварки им.Е.О.Патона АН Украины Способ ультразвукового контроля стыковых сварных соединений
US5474225A (en) * 1994-07-18 1995-12-12 The Babcock & Wilcox Company Automated method for butt weld inspection and defect diagnosis
JPH08136512A (ja) * 1994-11-07 1996-05-31 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼管シーム溶接部超音波探傷方法
FR2756504B1 (fr) * 1996-11-29 1999-05-07 Kvaerner Clecim Machine automatique de raccordement transversal de bandes metalliques
JPH11271281A (ja) * 1998-03-23 1999-10-05 Nippon Steel Corp レーザー超音波検査装置及びレーザー超音波検査方法
JP2000019164A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 超音波探傷器
JP3545611B2 (ja) * 1998-08-26 2004-07-21 新日本製鐵株式会社 レーザー超音波検査装置及びレーザー超音波検査方法
US6747268B1 (en) * 1999-04-02 2004-06-08 Georgia Tech Research Corporation Object inspection method and system
JP4113654B2 (ja) * 2000-05-10 2008-07-09 株式会社東芝 レーザ超音波検査装置
LU90784B1 (en) * 2001-05-29 2002-12-02 Delphi Tech Inc Process for transmission laser welding of plastic parts
FR2840991B1 (fr) * 2002-06-17 2005-05-06 Air Liquide Procede de controle par ultrasons de joints soudes
US7492449B2 (en) * 2004-04-12 2009-02-17 Georgia Tech Research Corporation Inspection systems and methods
JP2008545123A (ja) 2005-07-06 2008-12-11 ナショナル・リサーチ・カウンシル・オブ・カナダ 超音波減衰量を使用して材料特性を決定する方法及びシステム
US7762136B2 (en) * 2005-11-07 2010-07-27 Georgia Tech Research Corporation Ultrasound systems and method for measuring weld penetration depth in real time and off line
EP2039458B1 (fr) * 2007-09-21 2011-03-16 Malex S.A. Méthode et dispositif de soudage de tôles bout à bout pour processus de fabrication continue
KR100907052B1 (ko) * 2007-10-09 2009-07-09 현대자동차주식회사 레이저 유도 초음파 방식의 전자빔 용접 비파괴 검사 장치및 그 검사 방법
US8243280B2 (en) * 2008-05-20 2012-08-14 Iphoton Solutions, Llc Laser ultrasonic measurement system with movable beam delivery
JP4614150B2 (ja) * 2008-11-19 2011-01-19 住友金属工業株式会社 溶接部の超音波探傷方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011131252A1 (fr) 2011-10-27
BR112012027050A8 (pt) 2017-03-21
BR112012027050A2 (pt) 2016-07-19
KR101719391B1 (ko) 2017-04-04
RU2531508C2 (ru) 2014-10-20
JP2013525768A (ja) 2013-06-20
RU2012150040A (ru) 2014-05-27
EP2561343A1 (fr) 2013-02-27
US20130036820A1 (en) 2013-02-14
CN102869987B (zh) 2016-04-20
KR20130094176A (ko) 2013-08-23
CN102869987A (zh) 2013-01-09
EP2561343B1 (fr) 2017-11-29
US9052273B2 (en) 2015-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5746321B2 (ja) 2つの金属ストリップの2つの横方向端のバット溶接の超音波検査のための方法及び装置
JP2013525768A5 (ja)
EP2388572B1 (en) Welding method
US6937329B2 (en) Method for detecting and identifying defects in a laser beam weld seam
ITRM20100461A1 (it) Metodo per l individuazione di difettosità nel processo di saldatura laser continua di parti metalliche
Yang et al. Measurement of weld penetration depths in thin structures using transmission coefficients of laser-generated Lamb waves and neural network
EP2239564B1 (en) Welding inspection method and welding inspection apparatus
Nomura et al. In situ measurement of ultrasonic behavior during lap spot welding with laser ultrasonic method
Fujita et al. Development of a welding monitoring system for in-process quality control of thick walled pipe
RU134132U1 (ru) Устройство контроля рельсов
JP3564683B2 (ja) 溶接監視方法
JP5909874B2 (ja) 電縫鋼管の溶接欠陥の検出システム及び電縫鋼管の製造方法
JP5920401B2 (ja) 電縫管の超音波探傷装置及び方法ならびに品質保証方法
KR101173612B1 (ko) 실시간 용접 건전성 확인 장치가 구비된 지능형 자동 용접장치
JP5179981B2 (ja) 自動溶接/検査方法および自動溶接/検査システム
JP4210560B2 (ja) レーザ溶接モニタリング方法およびレーザ溶接モニタリング装置
JP3557553B2 (ja) 溶接継手の超音波探傷試験方法
JP2002210575A (ja) レーザ溶接における溶接状態判定方法
JPH0972721A (ja) 連続処理ラインにおける薄板材の溶接部診断方法及び装置
KR102248442B1 (ko) 플래쉬 버트 용접용 테스트 장치
JP5797375B2 (ja) 電縫鋼管の製造方法
JP3260477B2 (ja) 薄板の溶接部診断方法
Mattulat Understanding the coaxial optical coherence tomography signal during the laser welding of hidden T-joints
Keitel et al. Hybrid laser-GMA girth welding technologies for transmission pipelines
JPH10244383A (ja) レーザビーム溶接機のクランプ装置の診断方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140707

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20141003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5746321

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees