JP5742917B2 - 入力装置 - Google Patents
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Description
本発明は、AV機器やパーソナルコンピュータ等の電子機器が備える入力装置に関する。
図9は、従来の入力装置の構成を示すブロック図である。図9に示すように、入力装置100は、図示しない複数のキーと、複数のキーが押されることにより、オンの状態となる複数のキースイッチKと、キースイッチKのオン又はオフの状態を検出し、その情報を出力するマイクロコンピュータ101(以下、「キー入力マイコン」という。)と、キー入力マイコン101が出力する情報に基づいて、処理を行うマイクロコンピュータ102(以下、「キー処理マイコン」という。)と、を備えている。パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)では、キースイッチKとキー入力マイコン101とがキーボードに設けられており、キー処理マイコン102がPC本体に設けられている。また、AV機器では、キースイッチKとキー入力マイコン101とがパネルに設けられており、パネル(AV機器の筐体)の後部にキー処理マイコン102が設けられている。なお、ここでは、キー入力マイコン101とキー処理マイコン102とが別のマイコンである場合について説明したが、1つのマイコンで、キー入力マイコン101が行う処理、キー処理マイコン102が行う処理を行うようにしてもよい。すなわち、独立したプログラムによって、キースイッチKのオン又はオフの状態を検出し、その情報を出力するキー入力部(ソフトウェアモジュール)、キー入力部が出力する情報に基づいて、処理を行うキー処理部(ソフトウェアモジュール)として1つのマイコンを機能させ、これらがモジュール間通信によって、指示や情報のやり取りを行うようになっていてもよい。
従来の入力装置では、マトリクス方式と呼ばれる方式(例えば、特許文献1参照。)やA/D方式と呼ばれる方式(例えば、特許文献2参照。)を用いて、どのキーが押されたかを検出するようになっている。図10は、マトリクス方式について説明するための図である。キー入力マイコン101は、複数の入力端子103〜106と複数の出力端子107〜110とを有する。第1入力端子103には、キースイッチK11、K12、K13、K14、第2入力端子104には、キースイッチK21、K22、K23、K24、第3入力端子105には、キースイッチK31、K32、K33、K34、第4入力端子106には、キースイッチK41、K42、K43、K44が接続されている。また、第1出力端子107には、キースイッチK11、K21、K31、K41、第2出力端子108には、キースイッチK12、K22、K32、K42、第3出力端子109には、キースイッチK13、K23、K33、K43、第4出力端子110には、キースイッチK14、K24、K34、K44が接続されている。また、キースイッチK11〜K14には、抵抗R1を介して、キースイッチK21〜K24には、抵抗R2を介して、キースイッチK31〜K34には、抵抗R3を介して、キースイッチK41〜K44には、抵抗R4を介して、電源V1が接続されている。
キー入力マイコン101は、通常、出力端子107〜110の電圧をハイレベルとしている。そして、キースイッチK11〜K41のオン又はオフを検出する場合、キー入力マイコン101は、第1出力端子107をローレベルとする。例えば、第1出力端子107の電圧をローレベルとした場合に、キースイッチK11がオンの状態となる(キーが押される)と、第1入力端子103の電圧がローレベルとなる。このため、キー入力マイコン101は、第1入力端子103の電圧がローレベルの場合に、キースイッチK11がオンの状態であることを検出することができる。また、第1出力端子107の電圧をローレベルとした場合に、キースイッチK11がオフの状態である(キーが押されていない)と、電源V1に接続された抵抗R1によって、第1入力端子103の電圧がハイレベルとなる。このため、キー入力マイコン101は、第1入力端子103の電圧がハイレベルの場合に、キースイッチK11がオフの状態であることを検出することができる。キー入力マイコン101は、キースイッチK21、K31、K41も同様に、それぞれ、第2入力端子104、第3入力端子105、第4入力端子106の電圧のレベルから、オン又はオフの状態を検出することができる。ここで、キースイッチK11〜K41以外の他のキースイッチが押されていたとしても、第1出力端子107は、他の出力端子108〜110と別であるため、キー入力マイコン101は、他のキースイッチの状態に影響されずに、キースイッチK11〜K41のオン又はオフを検出することができる。
また、キー入力マイコン101は、第2出力端子108の電圧をローレベルとすることにより、キースイッチK12〜K42、第3出力端子109の電圧をローレベルとすることにより、キースイッチK13〜K43、第4出力端子110の電圧をローレベルとすることにより、キースイッチK14〜K44のオン又はオフの状態を検出することができる。
マトリックス方式では、全てのキースイッチについて、オン又はオフの状態を個別に検出することができる。このため、速いタイピングによって同時に複数のキーが押される場合があり、また、ShiftキーやCtrlキー等の同時に押されることを前提としたキーを有するPCに、マトリクス方式が採用されることが多い。キー入力マイコン101は、どのキースイッチKがオンの状態であるかを検出した後、オンの状態であることを検出したキースイッチKをそれぞれ固有のキーIDやキーコードに変換し、変換したキーIDやキーコードをキー処理マイコン102に出力する。
キー入力マイコン101は、複数のキースイッチKが同時にオンとなっている場合、オンとなっているキースイッチによって異なったキーIDに変換する。例えば、”r”、”u”、”n”のキーが順番に押され、最終的には、これら3つのキーに対応するキースイッチKが同時にオンとなったとする。この場合、キー入力マイコン101は、それぞれ、”r”、”u”、”n”に該当するキーIDに変換し、3つのキースイッチKが同時にオンとなったにもかかわらず、変換した”r”、”u”、”n”に該当するキーIDを順番にキー処理マイコン102に出力する。キー処理マイコン102は、キー入力マイコン101が出力した”r”、”u”、”n”に該当するキーIDにより、“run”のキーが押されたことを判断することができる。一方、例えば、Shiftキーと”r”キーとが同時に押され、これら2つのキーに対応するキースイッチが同時にオンとなった場合に、“R”に該当するキーIDに変換し、変換したキーIDをキー処理マイコン102に出力するか、又は、“r”に該当するキーIDに変換し、変換したキーIDとShiftキーがオンであるという情報とを組み合わせてキー処理マイコン102に出力する。
マトリクス方式では、キー入力マイコン101は、オンとなったキースイッチK(押されたキーの機能や文字)によって異なるキーIDに変換するため、キー処理マイコン102が複数のキースイッチKが同時にオンとなったか否かを判断できる場合と判断できない場合がある。PCでは、文字を入力するという通常の使用では、ユーザーが困ることがないので、上記した方式が採用されていることが多い。
しかしながら、PCにおいても、一部の特殊な用途(例えば、ゲーム用PC)では、キー処理マイコン102が、複数のキースイッチKが同時にオンとなったことを判断できることが要求される。このような場合、キー入力マイコン101は、オンとなったキースイッチKに該当するキーIDに変換するのではなく、キースイッチKのオン又はオフの状態を、1=オン、0=オフという1、0のビット値に変換する。そして、キー入力マイコン101は、全てのキースイッチK、又は、必要なキースイッチKの状態(1又は0)を集めてビット配列とし、そのビット配列をキー処理マイコン102に出力する。例えば、図10に示すように、16個のキースイッチK11〜K41があり、キースイッチK21がオンとなっていれば、キー入力マイコン101は、ビット配列の要素b(2,1)を1とする。また、キースイッチK42がオンとなっていれば、キー入力マイコン101は、ビット配列の要素b(4,2)を1とする。そして、キー入力マイコン101は、キースイッチK11〜K41の状態に対応したビット配列の要素b(1,1)〜b(4,4)をキー処理マイコン102に出力する。
図11は、A/D方式について説明するための図である。A/D方式は、AV機器や家電製品に採用されることが多い。キー入力マイコン101は、複数のA/D入力端子111〜114を有する。第1A/D入力端子111には、キースイッチK11、K12、K13、K14、第2A/D入力端子112には、キースイッチK21、K22、K23、K24、第3A/D入力端子113には、キースイッチK31、K32、K33、K34、第4A/D入力端子114には、キースイッチK41、K42、K43、K44が接続されている。また、キースイッチK11〜K14には、抵抗R11を介して、キースイッチK21〜K24には、抵抗R21を介して、キースイッチK31〜K34には、抵抗R31を介して、キースイッチK41〜K44には、抵抗R41を介して、電源V1(電圧値V)が接続されている。また、キースイッチK11とキースイッチK12との間、キースイッチK12とキースイッチK13との間、キースイッチK13とキースイッチK14との間には、分圧のために、それぞれ、抵抗R12、R13、R14が接続されている。キースイッチK21〜K24、K31〜K34、K41〜K44においても、キースイッチK11〜K14同様、抵抗R22〜R24、R32〜R34、R42〜R44が接続されている。また、キースイッチK11〜K44は、接地されている。
ここで、オンとなったキースイッチKと、A/D入力端子111〜114の電圧値と、が図12に示す関係となるように、分圧のための抵抗R11〜R14、R12〜R42、R13〜R43、R14〜R44に適切な抵抗値の抵抗を用いる。また、キー入力マイコン101は、図12に示すように、キースイッチKと、閾値と、を対応付けて記憶している。例えば、第1A/D入力端子111の電圧値が0.50Vとなった場合、キー入力マイコン101は、第1A/D入力端子111の電圧値が、閾値0.375〜0.625Vの範囲内であると判断する。そして、キー入力マイコン101は、閾値0.375〜0.625Vに対応するキースイッチK13がオンであることを検出する。このように、キー入力マイコン101は、A/D入力端子111〜114の電圧値がどの閾値の範囲にあるかを判断して、どのキースイッチKがオンの状態であるかを検出することができる。なお、隣接するキースイッチKがオンとなった場合の電圧値の差と、他の隣接するキースイッチKがオンとなった場合の電圧値の差と、が等間隔(図12では、0.25V)となっていることが好ましい。電圧値が確実に閾値の範囲内となるようにし、誤検出を防止するためである。
A/D方式では、同じA/D入力端子に接続されたキースイッチKが複数同時にオンとなっている場合に、キー入力マイコン101がどのキースイッチKがオンの状態となったかを検出できない場合がある。例えば、図13(a)に示すように、第1A/D入力端子111に接続されているキースイッチK11が先にオンとなり、同じ第1A/D入力端子111に接続されているキースイッチK13がオンとなった場合である。この場合、図13(b)に示すように、第1A/D入力端子111の電圧値は、先にキースイッチK11がオンとなったときに0となり、続いて、キースイッチK13がオンとなっても、0のままで変化しない。このため、キー入力マイコン101は、キースイッチK11とキースイッチK13とが同時にオンの状態となったことを検出することができない。すなわち、キー入力マイコン101は、同じA/D入力端子に接続された複数のキースイッチKにおいて、近くで(手前側で)A/D入力端子(キー入力マイコン101)に接続されているキースイッチKが先にオンの状態となると、そのキースイッチKよりも遠くでA/D入力端子(キー入力マイコン101)に接続されているキースイッチKの状態を検出することができないのである。
なお、例えば、図14(a)に示すように、第1A/D入力端子111に接続されているキースイッチK13が先にオンとなり、同じ第1A/D入力端子111に接続されているキースイッチK11がオンとなった場合は、キー入力マイコン101は、キースイッチK13とキースイッチK11が同時にオンの状態となったことを検出することができる。まず、キースイッチK13がオンとなると、図14(b)に示すように、第1A/D入力端子111の電圧値は、0.5Vとなる。キー入力マイコン101は、第1A/D入力端子111の電圧値が、閾値0.375〜0.625Vの範囲内であると判断する。そして、キー入力マイコン101は、閾値0.375〜0.625Vに対応するキースイッチK13がオンの状態であることを検出する。次に、キースイッチK11がオンとなると、図14(b)に示すように、第1A/D入力端子111の電圧値は、0Vとなる。キー入力マイコン101は、第1A/D入力端子111の電圧値が、閾値0〜0.125Vの範囲内であると判断する。そして、キー入力マイコン101は、閾値0〜0.125Vに対応するキースイッチK11がオンの状態であることを検出する。
A/D方式では、マトリクス方式と同様、キー入力マイコン101は、オンとなったキースイッチKをキーIDやキーコードに変換し、キーIDやキーコードをキー処理マイコン102に出力する。なお、キー入力マイコン101は、電圧値をA/D変換したA/D変換値をキー処理マイコン102に出力することで、A/D方式の制限の範囲内で、任意のキースイッチKのオン又はオフの状態をキー処理マイコン102に出力することができる。
マトリクス方式では、全てのキースイッチKのオン又はオフの状態を検出することができるという利点がある。一方、マトリクス方式では、キースイッチ(キー)の数が多くなると、キー入力マイコンの入力端子及び出力端子が多く必要となるという欠点がある。また、A/D方式では、一つのA/D入力端子に多くのキースイッチを接続することで、A/D入力端子を増やすことなく、キースイッチの数を増やすことができるという利点がある。一方、A/D方式では、複数のキースイッチが同時にオンの状態となったとき、オンの状態となったことを検出できないキースイッチの組み合わせがあるという欠点がある。
このように、マトリクス方式とA/D方式とは、相反する利点と欠点とが存在する。このため、入力装置では、目的によってどちらかの方式が選ばれて採用される。AV機器や家電製品等では、現行モデルから次モデルにモデルチェンジする場合に、キースイッチが搭載される基板はそのままで、キースイッチの配列を変える(デザイン変更する)ことがある。このため、キー処理マイコンが複数のキースイッチがオンの状態となったことを判断できるように、キー入力マイコンがキーIDをキー処理マイコンに出力するのではなく、マトリクス方式ではビット配列を、A/D方式ではA/D変換値を、キー処理マイコンに出力するほうがよい。
しかしながら、マトリクス方式ではビット配列、A/D方式ではA/D変換値がキー処理マイコンに出力されると、キー処理マイコンに出力される情報が異なるため、マトリクス方式とA/D方式とで、キー処理マイコンの処理、すなわち、キー処理マイコンが実行するプログラムを変更する必要がある。
本発明の目的は、マトリクス方式とA/D方式とで、キースイッチのオン又はオフの状態に基づいて処理を行う手段(ソフトウェアモジュールとしてのキー処理部やキー処理マイコン)の処理を変更する必要がない入力装置を提供することである。
第1の発明の入力装置は、一端が端子に接続され、且つ、他端が接地された複数のキースイッチと、前記複数のキースイッチのうち、前記端子に最も近くで接続されている前記キースイッチと前記端子との間に一端が接続され、且つ、他端が電源に接続された第1抵抗と、前記複数のキースイッチの隣接する2つの前記キースイッチの間に、それぞれ接続された複数の第2抵抗と、前記端子の電圧値に基づいて前記複数のキースイッチのオン又はオフの状態を検出し、検出した前記複数のキースイッチのオン又はオフの状態を、それぞれ、要素0又は1とすることにより、ビット配列に変換するキー入力部と、前記キー入力部が変換した前記ビット配列に基づいて処理を行うキー処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、いわゆるA/D方式と呼ばれる方式の入力装置において、キー入力部は、端子の電圧値に基づいて複数のキースイッチのオン又はオフの状態を検出し、検出した複数のキースイッチのオン又はオフの状態をビット配列に変換する。そして、キー処理部は、キー入力部が変換したビット配列に基づいて処理を行う。このため、ビット配列を出力するキー入力部を備えるマトリクス方式の入力装置においても、キー処理部の処理を変更する必要がない。
第2の発明の入力装置は、第1の発明の入力装置において、複数の前記端子のそれぞれに、前記キースイッチが複数接続されており、前記キー入力部は、1つの前記端子に接続された前記複数のキースイッチのオン又はオフの状態を1つのビット配列に変換することを特徴とする。
本発明では、キー入力部は、1つの端子に接続された複数のキースイッチのオン又はオフの状態を1つのビット配列に変換する。従って、1つの端子に接続された複数のキースイッチ毎に、独立したビット配列を作成することができる。
第3の発明の入力装置は、第1又は第2の発明の入力装置において、前記キー入力部は、前記端子の電圧値が前記電源の電圧値から変化した場合に、前記端子の電圧値からオンの状態となった前記キースイッチを検出し、オンの状態を検出した前記キースイッチに対応するビット配列の要素を1とし、オンの状態を検出した前記キースイッチよりも前記端子に近くで接続されている前記キースイッチに対応するビット配列の要素を0とし、オンの状態を検出した前記キースイッチよりも遠くで前記端子に接続されている前記キースイッチに対応するビット配列の要素を前回変換した値とし、前記端子の電圧値が前記電源の電圧値と同じである場合は、前記複数のキースイッチがオフの状態であることを検出し、オフの状態を検出した全ての前記複数のキースイッチに対応するビット配列の要素を0に変換することにより、検出した前記複数のキースイッチのオン又はオフの状態をビット配列に変換することを特徴とする。
従来のA/D方式の入力装置では、キー入力部は、端子に接続されているキースイッチのうち、端子に近くで接続されているキースイッチが先にオンの状態となると、そのキースイッチよりも遠くで端子に接続されているキースイッチのオン又はオフの状態を検出することができない。そのため、キー入力部は、キースイッチのオン又はオフの状態をビット配列に変換することができない。
本発明では、キー入力部は、オンの状態を検出したキースイッチに対応するビット配列の要素を1とする。また、キー入力部は、オンの状態を検出したキースイッチよりも端子に近くで接続されているキースイッチに対応するビット配列の要素を0とする。また、キー入力部は、オンの状態を検出したキースイッチよりも遠くで端子に接続されているキースイッチに対応するビット配列の要素を前回変換した値(例えば、前回変換した値が0であれば0、1であれば1)とする。例えば、端子に接続されているキースイッチが4つである場合、キー入力部は、端子から2番目のキースイッチのオンの状態を検出すると、そのキースイッチに対応するビット配列の要素を1とする。キー入力部は、端子から2番目のキースイッチよりも近くで端子に接続されている、端子から1番目のキースイッチに対応するビット配列の要素を0とする。キー入力部は、端子から2番目のキースイッチよりも遠くで端子に接続されている、端子から3番目、4番目のキースイッチに対応するビット配列の要素を前回変換した値、例えば、0、1とする。このようにして、キー入力部は、4つのキースイッチのオン又はオフの状態をビット配列「0101」に変換する。本発明によれば、A/D方式の入力装置において、キースイッチのオン又はオフの状態をビット配列に変換することができる。
本発明によれば、マトリクス方式とA/D方式とで、キースイッチのオン又はオフの状態に基づいて処理を行う手段(ソフトウェアモジュールとしてのキー処理部やキー処理マイコン)の処理を変更する必要がない入力装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、本発明に係る入力装置をCDプレーヤーに適用した場合について説明する。図1は、本実施形態に係るCDプレーヤーの構成を示すブロック図である。図1に示すように、CDプレーヤー1は、マイクロコンピュータ(以下、「キー処理マイコン」という。)2、ディスクドライブ3、DSP(Digital Signal Processor)4、D/Aコンバータ5、増幅部6、スピーカー7、表示部8、操作部9を備える。キー処理マイコン2と操作部9とによって入力装置10が構成されている。
キー処理マイコン2(キー処理部)は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等のハードウェアから構成されている。CPUは、ROMに格納されたプログラムに従って、CDプレーヤー1を構成する各部を制御する。また、キー処理マイコン2は、後述するマイクロコンピュータ91が変換したビット配列に基づいて処理を行う。
ディスクドライブ3は、CDに記録されているデータを読み出してDSP4に出力する。ディスクドライブ3は、キー処理マイコン2によってデータの読み出し及びその停止が制御される。DSP4は、ディスクドライブ3が読み出したデータをデコードする。D/Aコンバータ5は、DSP4が出力するデータ(デジタル音声信号)をアナログ音声信号に変換する。増幅部6は、D/Aコンバータ5が出力するアナログ音声信号を増幅する。スピーカー7は、増幅部6が出力するアナログ音声信号に基づいて、CDに記録されているデータを楽曲(音声)として出力(再生)する。表示部8は、現在再生している楽曲のトラック番号、タイトル、現在のボリューム等の情報を表示するものであり、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)や蛍光表示管等である。
操作部9は、ユーザー操作を受け付けるためのものであり、マイクロコンピュータ(以下、「キー入力マイコン」という。)91、キースイッチKを備えている。キー入力マイコン91(キー入力部)は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェース等のハードウェアから構成されている。CPUは、ROMに格納されたプログラムに従って、操作部9を制御する。キースイッチKは、CDプレーヤー1の筐体に設けられた操作キーに対応して設けられており、操作キーが押されることにより、オンの状態となる。
図2は、キー入力マイコン91とキースイッチKとの接続を示した図である。図2では、4行×4列の複数のキースイッチK11〜K44、4つのA/D入力端子61〜64(端子)を有するキー入力マイコン91を示している。キースイッチK11〜K14は、一端が第1A/D入力端子61に接続されている。また、キースイッチK11〜K14は、他端が接地されている。また、キースイッチK11〜K14のうち、第1A/D入力端子61に最も近くで接続されているキースイッチK11と第1A/D入力端子61との間には、抵抗R11(第1抵抗)の一端が接続されている。抵抗R11の他端は、電圧値Vの電源V1に接続されている。また、キースイッチK11〜K14の、隣接する2つのキースイッチK11、K12の間、キースイッチK12、K13の間、キースイッチK13、K14の間には、それぞれ、分圧のための抵抗R12、R13、R14(第2抵抗)が接続されている。同様に、第2A/D入力端子62には、キースイッチK21〜K24、抵抗R21〜R24、第3A/D入力端子63には、キースイッチK31〜K34、抵抗R31〜R34、第4A/D入力端子64には、キースイッチK41〜K44、抵抗R41〜R44が接続されている。
キー入力マイコン91は、A/D入力端子61〜64の電圧値(電圧値をA/D変換したA/D変換値)に基づいて、キースイッチKのオン又はオフの状態を検出する。ここで、キー入力マイコン91は、A/D端子の電圧値が電源V1の電圧値Vから変化した場合に、A/D入力端子61〜64の電圧値からオンの状態となったキースイッチKを検出する。また、キー入力マイコン91は、A/D入力端子61〜64の電圧値が電源V1の電圧値Vと同じである場合は、そのA/D入力端子に接続されているキースイッチKがオフの状態であることを検出する。具体的には、キー入力マイコン91は、図3に示すように、キースイッチKと、閾値と、を対応付けて記憶している。キー入力マイコン91は、A/D入力端子61〜64の電圧値がどの閾値の範囲内であるかを判断する。そして、キー入力マイコン91は、閾値に対応するキースイッチKがオンの状態であることを検出する。このとき、キー入力マイコン91は、オンの状態を検出したキースイッチKを、対応するキー番号に変換する。例えば、キー入力マイコン91は、第1A/D入力端子61に接続されているキースイッチK13がオンの状態であることを検出した場合、キー番号「3」に変換する。キー入力マイコン91は、いずれのキースイッチK11〜K14もオフである場合は、キー番号「0」に変換する。なお、キー入力マイコン91によるキースイッチKのオン又はオフの状態の検出は、上記した従来の検出と同じであるため、詳細な説明は省略する。
また、キー入力マイコン91は、検出したキースイッチKのオン又はオフの状態をビット配列に変換する。ここで、キー入力マイコン91は、1つのA/D入力端子に接続された複数のキースイッチKのオン又はオフの状態を1つのビット配列に変換する。すなわち、キー入力マイコン91は、第1A/D入力端子61に接続されたキースイッチK11〜K14を1つのビット配列b(1,1)〜b(1,4)に変換する。同様に、キー入力マイコン91は、第2A/D入力端子62に接続されたキースイッチK21〜K24、第3A/D入力端子63に接続されたキースイッチK31〜K34、第4A/D入力端子64に接続されたキースイッチK41〜K44のオン又はオフの状態を、それぞれ、1つのビット配列b(2,1)〜b(2,4)、b(3,1)〜b(3,4)、b(4,1)〜b(4,4)に変換する。そして、キー入力マイコン91は、これらをまとめてビット配列b(1,1)〜b(4,4)をキー処理マイコン2に出力する。
具体的には、キー入力マイコン91は、オンの状態を検出したキースイッチKに対応するビット配列の要素を1とする。また、キー入力マイコン91は、オンの状態を検出したキースイッチKよりもA/D入力端子61〜64に近くで接続されているキースイッチKに対応するビット配列の要素を0とする。また、キー入力マイコン91は、オンの状態を検出したキースイッチKよりも遠くでA/D入力端子61〜64に接続されているキースイッチに対応するビット配列の要素を前回変換した値(例えば、前回変換した値が0であれば0、1であれば1とする)。例えば、第1A/D入力端子61に接続されているキースイッチK11〜K14のオン又はオフの状態を1つのビット配列に変換する場合、キー入力マイコン91は、第1A/D入力端子61から2番目のキースイッチK12のオンの状態を検出すると、そのキースイッチK12に対応するビット配列の要素b(1,2)を1とする。キー入力マイコン91は、第1A/D入力端子61から2番目のキースイッチK12よりも近くで端子に接続されている、第1A/D入力端子61から1番目のキースイッチK11に対応するビット配列の要素b(1,1)を0とする。キー入力マイコン91は、第1A/D入力端子61から2番目のキースイッチK12よりも遠くで第1A/D入力端子61に接続されている、第1A/D入力端子61から3番目、4番目のキースイッチK13、K14に対応するビット配列の要素b(1,3)、b(1,4)を前回変換した値、例えば、0、1とする。このようにして、キー入力マイコン91は、4つのキースイッチのオン又はオフの状態をビット配列b(1,1)〜b(1,4)=0101に変換する。
次に、キースイッチKのオン又はオフの状態をビット配列に変換する場合のキー入力マイコン91の処理動作を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、キー入力マイコン91は、y行目のA/D入力端子に対応する、変数yを1とする(S1)。次に、第yA/D入力端子に接続されているキースイッチKのオン又はオフの状態をビット配列に変換する(S2)。1回目のS2の処理では、第1A/D入力端子61に接続されているキースイッチK11〜K14のオン又はオフの状態がビット配列に変換される。次に、キー入力マイコン91は、変数yが4であるか否かを判断する(S3)。キー入力マイコン91は、変数yが4でないと判断した場合(S3:No)、変数yをy+1とする(S4)。次のS2の処理で、次のy行目のA/D入力端子に接続されているキースイッチKのオン又はオフの状態をビット配列に変換するためである。S4の処理の後、キー入力マイコン91は、S2の処理を行う。キー入力マイコン91は、変数yが4であると判断した場合(S3:Yes)、全てのキースイッチKのオン又はオフの状態をビット配列に変換したため、キー処理マイコン2にビット配列b(1,1)〜b(4,4)を出力する(S5)。
次に、1つのA/D入力端子に接続されているキースイッチKを1つのビット配列に変換する場合のキー入力マイコン91の処理動作を、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。ここでは、キー入力マイコン91が、第yA/D入力端子に接続されているキースイッチKy1〜Ky4のオン又はオフの状態を1つのビット配列に変換する場合について説明する。まず、キー入力マイコン91は、第yA/D入力端子の電圧値をA/D変換し、A/D変換したA/D変換値を読み取る(S11)。キー入力マイコン91は、読み取ったA/D変換値から、A/D変換値に対応するキー番号(0〜4)に変換する(図3参照、S12)。次に、キー入力マイコン91は、変数kを変換したキー番号とする(S13)。次に、キー入力マイコン91は、変数k=0であるか否かを判断する(S14)。すなわち、キー入力マイコン91は、全てのキースイッチKy1〜y4がオフの状態であるか否かを判断する。キー入力マイコン91は、変数k=0である、すなわち、全てのキースイッチKy1〜y4がオフの状態であると判断した場合(S14:Yes)、キースイッチKy1〜Ky4の列番号に対応する変数xを1とする(S15)。次に、キー入力マイコン91は、ビット配列の要素b(y,x)を0とする(S16)。1回目のS16の処理では、変数x=1であるため、ビット配列の要素b(y,1)が0となる。次に、キー入力マイコン91は、変数x=4であるか否かを判断する(S17)。キー入力マイコン91は、変数x=4でないと判断した場合(S17:No)、変数xをx+1とする(S18)。2回目以降の処理において、ビット配列の要素b(y,1)よりも列番号が大きいビット配列の要素b(y,x)を0とするためである。
キー入力マイコン91は、変数x=4でないと判断している間は(S17:No)、S16〜18の処理を繰り返し実行する。従って、第yA/D入力端子に接続されているキースイッチKy1〜Ky4のオン又はオフの状態に対応するビット配列の要素b(y,1)〜b(y,4)は全て0となる。キー入力マイコン91は、変数x=4であると判断した場合(S17:Yes)、処理を終了する。
一方、キー入力マイコン91は、変数k=0でない、すなわち、いずれかのキースイッチKy1〜Ky4がオンの状態であると判断した場合(S14:No)、キースイッチKy1〜Ky4の列番号に対応する変数xを1とする(S19)。次に、キー入力マイコン91は、変数x=k(キー番号)であるか否かを判断する(S20)。すなわち、キー入力マイコン91は、キースイッチKyxがオンの状態であるか否かを判断する。キー入力マイコン91は、変数x=kでない、すなわち、キースイッチKyxがオンの状態でない(オフの状態である)と判断した場合(S20:No)、ビット配列の要素b(y,x)を0とする(S21)。1回目のS21の処理では、変数x=1であるため、ビット配列の要素b(y,1)が0となる。次に、キー入力マイコン91は、変数xをx+1とする(S22)。次のS20の処理において、次の列番号に対応するキースイッチKyxがオンの状態であるか否かを判断するためのである。S22の処理の後、キー入力マイコン91は、S20の処理を実行する。
一方、キー入力マイコン91は、変数x=kである、すなわち、キースイッチKyxがオンの状態であると判断した場合(S23:Yes)、ビット配列の要素b(y,x)を1とし(S23)、処理を終了する。ここで、例えば、1回目のS20の処理で変数x=k、すなわち、キースイッチKy1がオンの状態であると判断すると、ビット配列の要素b(y,1)は1となって処理が終了する。従って、キースイッチKy1よりも遠くで第yA/D入力端子に接続されているキースイッチKy2〜Ky4に対応するビット配列の要素b(y,2)〜b(y,4)は前回変換した値のままである。また、例えば、2回目のS20の処理で変数x=k、すなわち、キースイッチKy2がオンの状態であると判断すると、ビット配列の要素b(y,1)は0、b(y,2)は1となって処理が終了する。従って、キースイッチKy2よりも遠くで第yA/D入力端子に接続されているキースイッチKy3、Ky4に対応するビット配列の要素b(y,3)、b(y,4)は前回変換した値のままである。
以上説明したように、本実施形態では、キー入力マイコン91は、A/D入力端子61〜64の電圧値に基づいて複数のキースイッチK11〜K44のオン又はオフの状態を検出する。また、キー入力マイコン91は、検出した複数のキースイッチK11〜K44のオン又はオフの状態をビット配列に変換する。そして、キー処理マイコン2は、キー入力マイコン91が変換したビット配列に基づいて処理を行う。このため、ビット配列を出力するキー入力マイコンを備えるマトリクス方式の入力装置においても、キー処理マイコン2の処理を変更する必要がない。
また、本実施形態では、キー入力マイコン91は、1つのA/D入力端子に接続された複数のキースイッチKのオン又はオフの状態を1つのビット配列に変換する。従って、1つのA/D入力端子に接続された複数のキースイッチK毎に、独立したビット配列を作成することができる。
また、従来のA/D方式の入力装置では、キー入力マイコンは、A/D入力端子に接続されているキースイッチのうち、A/D入力端子に近くで接続されているキースイッチが先にオンの状態となると、そのキースイッチよりも遠くで端子に接続されているキースイッチの状態を検出することができない。そのため、キースイッチのオン又はオフの状態をビット配列に変換することができない。
本実施形態では、キー入力マイコン91は、オンの状態を検出したキースイッチに対応するビット配列の要素を1とする。また、キー入力マイコン91は、オンの状態を検出したキースイッチKよりもA/D入力端子61〜64に近くで接続されているキースイッチKに対応するビット配列の要素を0とする。また、キー入力マイコン91は、オンの状態を検出したキースイッチKよりも遠くでA/D入力端子61〜64に接続されているキースイッチKに対応するビット配列の要素を前回変換した値(例えば、前回変換した値が0であれば0、1であれば1)とする。このようにすれば、A/D方式の入力装置1において、キースイッチKのオン又はオフの状態をビット配列に変換することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
上述の実施形態においては、入力装置10が4行×4列のキースイッチK11〜K44を備える場合について説明した。これに限らず、図6に示すように、キースイッチKの数は、m行×n列(mは1以上の自然数、nは3以上の自然数)であってもよい。この場合、キー入力マイコン91は、m個のA/D入力端子61〜6mを有する。
図6に示す構成の場合、キー入力マイコン91は、キースイッチKのオン又はオフの状態をビット配列に変換する場合に、図4に示すS3の処理に変えて、図7に示すように、変数yがmであるか否かを判断する(S103)。第mA/D入力端子6mに接続されているキースイッチKm1〜Kmnまで、キースイッチKのオン又はオフの状態をビット配列に変換するためである。また、図4に示すS5の処理に変えて、図7に示すように、キー入力マイコン91は、キー処理マイコン2にビット配列b(1,1)〜b(m,n)を出力する(S105)。
また、図6に示す構成の場合、キー入力マイコン91は、1つのA/D入力端子に接続されているキースイッチKを1つのビット配列に変換する場合に、図5に示すS17の処理に変えて、図8に示すように、変数x=nであるか否かを判断する(S117)。列番号nのキースイッチKynまで、キースイッチKyxに対応するビット配列の要素を0とするためである。
上述の実施形態においては、キー入力マイコン91とキー処理マイコン2とが別のマイコンである場合について説明した。これに限らず、1つのマイコンで、キー入力マイコン91が行う処理、キー処理マイコン2が行う処理を実行するようにしてもよい。すなわち、独立したプログラムによって、キー入力マイコン91が行う処理を実行するキー入力部(ソフトウェアモジュール)、キー処理マイコン2が行う処理を実行するキー処理部(ソフトウェアモジュール)として1つのマイコンを機能させるようにしてもよい。
上述の実施形態では、本発明に係る入力装置をCDプレーヤーに適用した場合について説明した。これに限らず、DVDプレーヤー、HDDプレーヤー、AVアンプ等のAV機器、家電製品、PC等の電子機器に本発明の入力装置を適用することができる。
本発明は、例えば、AV機器やパーソナルコンピュータ等の電子機器が備える入力装置に好適に採用され得る。
1 CDプレーヤー
2 マイクロコンピュータ(キー処理部)
9 操作部
10 入力装置
61 第1A/D入力端子(端子)
62 第2A/D入力端子(端子)
63 第3A/D入力端子(端子)
64 第4A/D入力端子(端子)
91 マイクロコンピュータ(キー入力部)
K11〜K44 キースイッチ
R11〜R14 抵抗(第1抵抗)
R12〜R14 抵抗(第2抵抗)
R22〜R14 抵抗(第2抵抗)
R32〜R34 抵抗(第2抵抗)
R42〜R44 抵抗(第2抵抗)
V1 電源
2 マイクロコンピュータ(キー処理部)
9 操作部
10 入力装置
61 第1A/D入力端子(端子)
62 第2A/D入力端子(端子)
63 第3A/D入力端子(端子)
64 第4A/D入力端子(端子)
91 マイクロコンピュータ(キー入力部)
K11〜K44 キースイッチ
R11〜R14 抵抗(第1抵抗)
R12〜R14 抵抗(第2抵抗)
R22〜R14 抵抗(第2抵抗)
R32〜R34 抵抗(第2抵抗)
R42〜R44 抵抗(第2抵抗)
V1 電源
Claims (3)
- 一端が端子に接続され、且つ、他端が接地された複数のキースイッチと、
前記複数のキースイッチのうち、前記端子に最も近くで接続されている前記キースイッチと前記端子との間に一端が接続され、且つ、他端が電源に接続された第1抵抗と、
前記複数のキースイッチの隣接する2つの前記キースイッチの間に、それぞれ接続された複数の第2抵抗と、
前記端子の電圧値に基づいて前記複数のキースイッチのオン又はオフの状態を検出し、検出した前記複数のキースイッチのオン又はオフの状態を、それぞれ、要素0又は1とすることにより、ビット配列に変換するキー入力部と、
前記キー入力部が変換した前記ビット配列に基づいて処理を行うキー処理部と、
を備えることを特徴とする入力装置。 - 複数の前記端子のそれぞれに、前記キースイッチが複数接続されており、
前記キー入力部は、1つの前記端子に接続された前記複数のキースイッチのオン又はオフの状態を1つのビット配列に変換することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。 - 前記キー入力部は、
前記端子の電圧値が前記電源の電圧値から変化した場合に、前記端子の電圧値からオンの状態となった前記キースイッチを検出し、オンの状態を検出した前記キースイッチに対応するビット配列の要素を1とし、オンの状態を検出した前記キースイッチよりも前記端子に近くで接続されている前記キースイッチに対応するビット配列の要素を0とし、オンの状態を検出した前記キースイッチよりも遠くで前記端子に接続されている前記キースイッチに対応するビット配列の要素を前回変換した値とし、
前記端子の電圧値が前記電源の電圧値と同じである場合は、前記複数のキースイッチがオフの状態であることを検出し、オフの状態を検出した全ての前記複数のキースイッチに対応するビット配列の要素を0に変換することにより、
検出した前記複数のキースイッチのオン又はオフの状態をビット配列に変換することを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
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