JP2011113352A - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気機器において、実質的にフロントキーの数を増やし、しかも、パソコンのキーボードに準じた感覚で容易に操作を行うことを可能にする。
【解決手段】フロントパネルに設けられた複数のフロントキーには、シフトキー4dが含まれ、いずれかのフロントキー4a、4bが押下されたときに、押下されたフロントキーの種類に応じてA/Dコンバータ23から出力されるディジタル形式の電圧値と、メモリ24に記憶されたシフトフラグ26の値とに基づいて、押下されたフロントキーの種類を判定するようにした。これにより、押下されたフロントキーが同じで場合でも、マイコン20(のCPU21)は、シフトキー4dが押下中であるか否かに応じて、押下されたフロントキーが別の種類のフロントキーであると判定することができる。従って、実質的にフロントキーの数を増やすことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、装置本体のフロントパネルに複数のフロントキーを有する電気機器に係り、特に、押下されたフロントキーの種類を判定する技術に関する。
従来から、テレビジョン受像機やDVDプレーヤ等の電気機器では、フロントパネルに設けられた各フロントキーが押下されたときに、マイコンが、押下されたフロントキーの種類を判定する処理を行っている。そして、各フロントキーに対応するスイッチ(各フロントキーの押下に連動してオンとなるスイッチ)とマイコンとの接続には、これらのスイッチとマイコンとの接続用のラインの数や、これらのラインが接続されるマイコン側の入出力ポートの数を減らすため、リモコン等に用いられているキーマトリクス方式を用いず、各フロントキーに対応するスイッチをマイコン側のA/D(Analog-Digital)ポートに接続することが多い。ここで、A/Dポートとは、マイコン内蔵のA/D(Analog-Digital)コンバータに接続されたマイコン側の入力ポートのことを指す。
次に、図5を参照して、従来の電気機器において、押下されたフロントキーの種類を判定する仕組みについて説明する。図に示される電圧出力回路111は、押下されたフロントキーの種類に応じて異なる値のアナログ電圧を出力する回路である。この電圧出力回路111は、電源電圧Vccを分圧するための複数の抵抗112、113、114と、各フロントキー104a、104b、104cの押下に連動してオンになるスイッチSW101、SW102、SW103とを有している。これらのスイッチは、電源とグラウンドとの間に接続される抵抗112、113、114の組み合わせを切り換えることにより、(ラインL100から)出力するアナログ電圧を切り換えるためのスイッチである。
上記の構成において、いずれのフロントキーも押下されていないときには、電源とグラウンドとの間が接続されないので、電流が流れない。このため、電圧出力回路111は、電源電圧Vcc(3.3V)をそのままマイコン120側のA/Dポート122に出力する。これに対して、フロントキー104aが、ユーザにより押下されたときには、電圧出力回路111は、スイッチSW101がONになるので、グラウンドの電位である0Vをマイコン120側のA/Dポート122に出力する。また、フロントキー104bが、ユーザにより押下されたときには、スイッチSW102がONになるので、電圧出力回路111は、電源電圧Vcc(3.3V)を2つの抵抗112、113で分圧した1.65V(3.3V×{10kΩ/(10kΩ+10kΩ)})をマイコン120側のA/Dポート122に出力する。また、フロントキー104cが、ユーザにより押下されたときには、スイッチSW103がONになるので、電圧出力回路111は、電源電圧Vcc(3.3V)を分圧した2.2V(3.3V×{(10kΩ+10kΩ)/(10kΩ+10kΩ+10kΩ)})をマイコン120側のA/Dポート122に出力する。
図5に示されるマイコン120は、電圧出力回路111から出力されたアナログ電圧をディジタル形式の電圧値に変換するA/Dコンバータ123を有しており、マイコン120(のCPU121)は、A/Dコンバータ123から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、押下されたフロントキーの種類を判定する。
しかしながら、近年、電気機器の操作には、リモートコントローラ(以下、リモコンと略す)が用いられることが多いため、電気機器のフロントパネルに設けられるフロントキーの必要性が減ってきている。このため、電気機器のフロントパネルに設けられるフロントキーの数は、コストダウンの観点から少なくなる傾向にある。とは言え、操作に必要な数のフロントキーを確保できないと、ユーザが不便である。従って、電気機器のフロントパネルにパソコンのキーボードにおけるシフトキーの機能を有するキーを設けて、実質的にフロントキーの数を増やすことができれば便利である。
ところで、電気機器の分野において、複数の直列接続された抵抗と、これらの抵抗に並列に接続された(キー操作により短絡される)スイッチとを設けて、これらのスイッチの組み合わせ短絡による入力電圧をテーブルの値と比較することにより、多重で操作されたキーを判別し、この判別結果に基づき、多種の異なる動作指令をすることができるようにした操作装置が知られている(特許文献1参照)。
また、この種の分野において、スイッチ(キー)の多重押下を検出して、スイッチが単独押下された場合と多重押下された場合とでは、異なった動作をさせるようにした検出装置が知られている(特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載の装置では、ユーザが、押下するキーの組み合わせに応じて装置が行う動作(操作)を記憶しておく必要があり、ユーザが操作しにくいという問題があった。これに対して、上記のように電気機器のフロントパネルにキーボードにおけるシフトキーの機能を有するキーを設けた場合には、フロントパネルにおける各フロントキーの周辺に、シフトキーを押した状態で各フロントキーを押下した場合における操作(図1の場合は、「操作A」、「操作C」、「操作E」)を記載しておくことにより、ユーザが、この記載を参照しながらシフトキーを用いたフロントキーの操作を行うことで、パソコンのキーボードに準じた感覚で容易に電気機器の操作を行うことができる。
また、電気機器の入力キー判定用回路の分野において、電源とグラウンドとの間に、特定の値を持つ複数の抵抗を直列に配置して、これらの抵抗列の適切な位置からCPUポートへの出力電圧を取り出すことにより、スキャンノイズを排除すると共に、CPUポート数を減らすことができるようにした出力回路が知られている(特許文献3参照)。また、この種の入力キー判定用回路を備えたボタン押下検出装置において、簡単な構成によりボタンの多重押下を防止すると共に、ボタンの押下がオーバーラップしても、それぞれのボタンの押下を検出することが可能なものが知られている(特許文献4参照)。さらにまた、この種の入力キー判定用回路を備えた電子機器の分野において、部材の数を抑え、スイッチの片側を接地可能とし、かつ認識するキーの組み合わせに比して分解能が低いA/Dコンバータを用いることができるものが知られている(特許文献5参照)。
しかしながら、上記特許文献3乃至5に記載の装置では、上記のように電気機器のフロントパネルにシフトキーの機能を有するキーを設けた場合と異なり、実質的にフロントキーの数を増やすことができない。
特開平9−270685号公報 特開平7−302150号公報 特開平5−313803号公報 特開2005−149223号公報 特開2009−32201号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、実質的にフロントキーの数を増やすことができ、しかも、パソコンのキーボードに準じた感覚で容易に操作を行うことが可能な電気機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、装置本体のフロントパネルに設けられた複数のフロントキーと、前記複数のフロントキーのうち、いずれかのフロントキーが押下されると、押下されたフロントキーの種類に応じて異なる値のアナログ電圧を出力する電圧出力回路と、前記電圧出力回路から出力されたアナログ電圧の値に応じて、押下されたフロントキーの種類を判定する判定手段とを備え、前記電圧出力回路は、電源電圧を分圧するための複数の抵抗と、前記複数のフロントキーの各々の押下に連動してオンになる複数のスイッチとを有し、前記複数のスイッチは、電源とグラウンドとの間に接続される前記抵抗の組み合わせを切り換えることにより、出力するアナログ電圧を切り換えるためのスイッチであり、前記判定手段は、前記電圧出力回路から出力されたアナログ電圧をディジタル形式の電圧値に変換するA/D(Analog-Digital)変換器を有し、前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、押下されたフロントキーの種類を判定する電気機器において、前記複数のフロントキーには、シフトキーが含まれ、前記判定手段は、前記シフトキーが押下中であるか否かの情報を記憶するためのシフトキー押下情報記憶手段をさらに備え、前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、前記シフトキーが押下されたと判定すると、前記シフトキー押下情報記憶手段に前記シフトキーが押下中であるという情報を記憶し、前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、前記シフトキーの押下が解除されたと判定すると、前記シフトキー押下情報記憶手段に前記シフトキーが押下中でないという情報を記憶し、前記複数のフロントキーのうち、いずれかのフロントキーが押下されたときに、前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値と、前記シフトキー押下情報記憶手段に記憶された、前記シフトキーが押下中であるか否かの情報とに基づいて、押下されたフロントキーの種類を判定するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電気機器において、前記判定手段は、前記シフトキー押下情報記憶手段に前記シフトキーが押下中であるという情報を記憶しているときに、前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、いずれのフロントキーも押下されていないと判定すると、前記シフトキーの押下が解除されたと判定するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電気機器において、前記フロントパネルにおける各フロントキーの周辺に、前記シフトキーを押した状態で前記各フロントキーを押下した場合における操作が記載されているものである。
請求項1の発明によれば、フロントパネルに設けられた複数のフロントキーには、シフトキーが含まれ、いずれかのフロントキーが押下されたときに、押下されたフロントキーの種類に応じてA/D変換器から出力されるディジタル形式の電圧値と、上記シフトキーが押下中であるか否かの情報とに基づいて、押下されたフロントキーの種類を判定するようにした。これにより、押下されたフロントキーが同じで、A/D変換器から出力されるディジタル形式の電圧値が同じ場合でも、判定手段は、シフトキーが押下中であるか否かに応じて、押下されたフロントキーが別の種類のフロントキーであると判定することができる(シフトキーが押下中である場合と、シフトキーの押下が解除されている場合とで、押下されたフロントキーが別の種類のフロントキーであると判定することができる)。従って、実質的にフロントキーの数を増やすことができるので、実際のフロントキーの数を減らして、コストダウンを図ることができる。また、ユーザが、パソコンのキーボードに準じた感覚で容易にフロントキーの操作を行うことができる。
また、請求項2の発明によれば、シフトキー押下情報記憶手段にシフトキーが押下中であるという情報を記憶しているときに(シフトキーの押下中に)、A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、いずれのフロントキーも押下されていないと判定したときに、シフトキーの押下が解除されたと判定するようにした。これにより、シフトキーの押下が解除されたことを的確に判定することができ、しかも、ユーザが、パソコンのキーボードに準じた感覚で容易にシフトキーの押下を解除することができる。
また、請求項3の発明によれば、フロントパネルにおける各フロントキーの周辺に、シフトキーを押した状態で各フロントキーを押下した場合における操作を記載したことにより、ユーザが、パソコンのキーボードに準じた感覚で容易に、シフトキーを用いたフロントキーの操作を行うことができる。
本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機の前面図。 シフトキーを押下していない時の同テレビジョン受像機のフロントキー判定用回路の説明図。 シフトキーを押下した時の同テレビジョン受像機のフロントキー判定用回路の説明図。 同テレビジョン受像機の変形例のフロントキー判定用回路の構成図。 従来例のテレビジョン受像機のフロントキー判定用回路の構成図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態による電気機器であるテレビジョン受像機(以下、TV受像機という)を示す。このTV受像機1は、受信したテレビジョン放送を表示するための表示パネル2と、装置本体の前面に設けられたフロントパネル3とを備えている。このフロントパネル3は、装置本体に各種の操作入力を行うための複数のフロントキー4(図中における4a〜4iのキーの総称)を有している。このフロントキー4には、通常のフロントキー4a〜4c、チャンネル・アップキー4e、チャンネル・ダウンキー4f、音量アップキー4g、音量ダウンキー4h、電源キー4iに加えて、パソコンのキーボードにおけるシフトキーと同様な機能を有するシフトキー4dが配設されている。また、フロントパネル3におけるフロントキー4a〜4cの上部には、キーボードと同様な記載方法で上下二段に分けて、シフトキー4dを押した状態でフロントキー4a〜4cを押下した場合における操作(フロントキー4aの場合は「操作A」)と、シフトキー4dを押していない状態でフロントキー4a〜4cを押下した場合における操作(フロントキー4aの場合は「操作B」)とが記載されている。
次に、図2及び図3を参照して、上記TV受像機1において押下されたフロントキー4の判定に用いられる回路の構成について説明する。図2と図3とは、それぞれ、シフトキー4dを押下していない時と押下した時とにおける上記回路の状態を示す。なお、これらの図には、図1中の複数のフロントキー4(4a〜4i)のうち、3つのフロントキー(フロントキー4a、4b、及びシフトキー4d)が、マイコン20側の1つのA/D(analog-digital)ポート22に接続される場合の回路構成が示されている。図に示される電圧出力回路11は、押下されたフロントキー4の種類に応じて異なる値のアナログ電圧を出力する回路である。この電圧出力回路11は、電源電圧Vccを分圧するための複数の抵抗12、13、14と、各フロントキー4(フロントキー4a、4b、及びシフトキー4d)の押下に連動してオンになるスイッチSW1、SW2、SW3とを有している。これらのスイッチSW1、SW2、SW3は、電源(不図示)とグラウンド15a、15b、15dとの間に接続される抵抗12、13、14の組み合わせを切り換えることにより、ラインL0から出力するアナログ電圧(P点における電位)を切り換えるためのスイッチである。
上記の構成において、いずれのフロントキー4(フロントキー4a、4b、及びシフトキー4d)も押下されていないときには、電源とグラウンド15a、15b、15dとの間が接続されないので、P点に電流が流れない。このため、電圧出力回路11は、電源電圧Vcc(3.3V)をそのままマイコン20側のA/Dポート22(マイコン20内蔵のA/D(analog-digital)コンバータ23に接続されたマイコン20側の入力ポート)に出力する。これに対して、フロントキー4aが、ユーザにより押下されたときには、スイッチSW1がONになるので、電圧出力回路11は、グラウンド15aの電位である0Vをマイコン20側のA/Dポート22に出力する。また、フロントキー4bが、ユーザにより押下されたときには、スイッチSW2がONになるので、電圧出力回路11は、電源電圧Vcc(3.3V)を2つの抵抗12、13で分圧した1.65V(3.3V×{10kΩ/(10kΩ+10kΩ)})をマイコン20側のA/Dポート22に出力する。また、図3に示されるように、シフトキー4dがユーザにより押下されたときには、スイッチSW3がONになるので、電圧出力回路11は、電源電圧Vcc(3.3V)を分圧した2.2V(3.3V×{(10kΩ+10kΩ)/(10kΩ+10kΩ+10kΩ)})をマイコン20側のA/Dポート22に出力する。
一方、マイコン20(請求項における判定手段)は、図2に示されるように、押下されたフロントキー4の判定処理を含む各種処理を行うためのCPU21と、上記のA/Dポート22と、このA/Dポート22を介して電圧出力回路11から入力された(電圧出力回路11が出力した)アナログ電圧をディジタル形式の電圧値に変換するA/Dコンバータ23(請求項におけるA/D変換器)とを有している。また、マイコン20は、上記のCPU21を動作させるための制御プログラム25や、シフトキー4dが押下中であるか否かの情報を表すシフトフラグ26等のデータを記憶するためのメモリ24(シフトキー押下情報記憶手段)を有している。
マイコン20のCPU21は、制御プログラム25に記載された処理コードに基づき動作して、図3に示されるように、A/Dコンバータ23から出力されたディジタル形式の電圧値が2.2Vになると、シフトキー4dが押下されたと判定して、メモリ24におけるシフトフラグ26の値を”1”に書き換える(シフトキー4dが押下中であるという情報を記憶する)。これに対して、メモリ24におけるシフトフラグ26の値が”1”であるときに、図2に示されるように、A/Dコンバータ23から出力されたディジタル形式の電圧値が3.3Vになると、マイコン20のCPU21は、いずれのフロントキー4(フロントキー4a、4b、及びシフトキー4d)も押下されておらず、シフトキー4dの押下が解除されたと判定して、メモリ24におけるシフトフラグ26の値を”0”に書き換える(シフトキー4dが押下中でないという情報を記憶する)。
マイコン20のCPU21は、2つのフロントキー4a、4bのうち、いずれかのフロントキーが押下されたときに、その時点でA/Dコンバータ23から出力されたディジタル形式の電圧値と、上記のメモリ24に記憶されたシフトフラグ26の値とに基づいて、押下されたフロントキー4の種類を判定する。これにより、押下されたフロントキー4が同じであって、その時点でA/Dコンバータ23から出力されるディジタル形式の電圧値が同じ場合でも、シフトキー4dが押下中であるか否かに応じて、押下されたフロントキー4が別の種類のフロントキーであると判定することができる。従って、実質的にフロントキー4の数を増やすことができる。
具体的には、図2及び3に示されるように、A/Dポート22に接続されるフロントキー4の数が、図5に示される従来の電圧出力回路111と同様に3つの場合であっても、マイコン20のCPU21が、「フロントキー4aのみの押下」と、「フロントキー4bのみの押下」と、「シフトキー4dとフロントキー4aの押下」と、「シフトキー4dとフロントキー4bの押下」とを判別する。そして、マイコン20のCPU21は、「シフトキー4dとフロントキー4aの押下」の場合には、図1中のフロントキー4aの上部に上下二段に分けて記載されているように、「操作A」を実行し、「フロントキー4aのみの押下」の場合には、「操作B」を実行する。また、図1中のフロントキー4bの上部に上下二段に分けて記載されているように、「シフトキー4dとフロントキー4bの押下」の場合には、「操作C」を実行し、「フロントキー4bのみの押下」の場合には、「操作D」を実行する。
上記のように、図2及び3に示される回路構成によれば、フロントキー4の1つを、パソコンのキーボードにおけるシフトキーと同様な機能を有するシフトキー4dとしたことにより、図5に示される従来の回路構成111と同様に3つのフロントキー4(フロントキー4a、4b、及びシフトキー4d)を有する構成でありながら、4つの操作の実行を指示することができる。従って、実質的にフロントキー4の数を4つに増やすことができる。
また、図4に示されるように、図2及び3に示される電圧出力回路11と比べて、A/Dポート22に接続されるフロントキー4の数を1つ増やして、フロントキー4の数を4つにした上で、フロントキー4の1つをシフトキー4dとすることにより、6つ(3×2=6)の操作の実行を指示することができる。従って、A/Dポート22に接続されるフロントキー4の数が4つであっても、実質的にフロントキー4の数を6つにすることができる。このように、A/Dポート22に接続されるフロントキー4の数が増えるに従って、従来のようにA/Dポート22に接続されるフロントキー4をそのまま(シフトキー4dを設けずに)使用した場合と比べて、フロントキー4の1つをシフトキー4dとすることにより得られる実質的なフロントキー4の数の増加の割合は、大きくなる。
上記のように、本実施形態のTV受像機1によれば、フロントパネル3に設けられた複数のフロントキー4には、シフトキー4dが含まれ、いずれかのフロントキー4が押下されたときに、マイコン20(のCPU21)が、押下されたフロントキー4の種類に応じてA/Dコンバータ23から出力されるディジタル形式の電圧値と、メモリ24に記憶されたシフトフラグ26の値とに基づいて、押下されたフロントキー4の種類を判定するようにした。これにより、押下されたフロントキー4が同じで、A/Dコンバータ23から出力されるディジタル形式の電圧値が同じ場合でも、マイコン20(のCPU21)は、シフトキー4dが押下中であるか否かに応じて、押下されたフロントキー4が別の種類のフロントキー4であると判定することができる(シフトキー4dが押下中である場合と、シフトキー4dの押下が解除されている場合とで、押下されたフロントキー4が別の種類のフロントキー4であると判定することができる)。従って、実質的にフロントキー4の数を増やすことができるので、実際のフロントキー4の数を減らして、コストダウンを図ることができる。また、ユーザが、パソコンのキーボードに準じた感覚で容易にフロントキー4の操作を行うことができる。
また、本TV受像機1によれば、メモリ24に記憶されたシフトフラグ26の値が“1”であるときに(シフトキーの押下中に)、A/Dコンバータ23から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、いずれのフロントキー4も押下されていないと判定したときに、シフトキー4dの押下が解除されたと判定するようにした。これにより、シフトキー4dの押下が解除されたことを的確に判定することができ、しかも、ユーザが、パソコンのキーボードに準じた感覚で容易にシフトキー4dの押下を解除することができる。
また、本TV受像機1によれば、フロントパネル3におけるフロントキー4a、4b、4cの周辺に、シフトキー4dを押した状態でフロントキー4a、4b、4cを押下した場合における操作を記載したことにより、ユーザが、パソコンのキーボードに準じた感覚で容易に、シフトキー4dを用いたフロントキー4の操作を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明をTV受像機に適用した場合の例を示したが、本発明の適用対象は、これに限られず、例えば、各種のレコーダやプレーヤであってもよい。また、電圧出力回路の構成も、図2乃至図4に示される構成に限られず、各フロントキーの押下に連動してオンとなり、電源とグラウンドとの間に接続される抵抗の組み合わせを切り換えることができるスイッチを備えていればよい。さらにまた、上記図2及び3では、図1中の複数のフロントキー4(4a〜4i)のうち、フロントキー4a、4bとシフトキー4dとが、1つのA/Dポート22に接続される場合の例を示したが、他のフロントキーとシフトキーとが、1つのA/Dポートに接続されてもよい。
1 TV受像機
3 フロントパネル
4、4a、4b、4c フロントキー
4d シフトキー
11 電圧出力回路
12 抵抗
13 抵抗
14 抵抗
15a、15b、15c、15d グラウンド
20 マイコン(判定手段)
22 A/Dポート
23 A/Dコンバータ(A/D変換器)
24 メモリ(シフトキー押下情報記憶手段)
26 シフトフラグ(シフトキーが押下中であるか否かの情報)
31 抵抗
SW1、SW2、SW3、SW4 スイッチ

Claims (3)

  1. 装置本体のフロントパネルに設けられた複数のフロントキーと、
    前記複数のフロントキーのうち、いずれかのフロントキーが押下されると、押下されたフロントキーの種類に応じて異なる値のアナログ電圧を出力する電圧出力回路と、
    前記電圧出力回路から出力されたアナログ電圧の値に応じて、押下されたフロントキーの種類を判定する判定手段とを備え、
    前記電圧出力回路は、電源電圧を分圧するための複数の抵抗と、前記複数のフロントキーの各々の押下に連動してオンになる複数のスイッチとを有し、前記複数のスイッチは、電源とグラウンドとの間に接続される前記抵抗の組み合わせを切り換えることにより、出力するアナログ電圧を切り換えるためのスイッチであり、
    前記判定手段は、前記電圧出力回路から出力されたアナログ電圧をディジタル形式の電圧値に変換するA/D(Analog-Digital)変換器を有し、前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、押下されたフロントキーの種類を判定する電気機器において、
    前記複数のフロントキーには、シフトキーが含まれ、
    前記判定手段は、
    前記シフトキーが押下中であるか否かの情報を記憶するためのシフトキー押下情報記憶手段をさらに備え、
    前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、前記シフトキーが押下されたと判定すると、前記シフトキー押下情報記憶手段に前記シフトキーが押下中であるという情報を記憶し、前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、前記シフトキーの押下が解除されたと判定すると、前記シフトキー押下情報記憶手段に前記シフトキーが押下中でないという情報を記憶し、
    前記複数のフロントキーのうち、いずれかのフロントキーが押下されたときに、前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値と、前記シフトキー押下情報記憶手段に記憶された、前記シフトキーが押下中であるか否かの情報とに基づいて、押下されたフロントキーの種類を判定することを特徴とする電気機器。
  2. 前記判定手段は、前記シフトキー押下情報記憶手段に前記シフトキーが押下中であるという情報を記憶しているときに、前記A/D変換器から出力されたディジタル形式の電圧値に基づいて、いずれのフロントキーも押下されていないと判定すると、前記シフトキーの押下が解除されたと判定することを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記フロントパネルにおける各フロントキーの周辺に、前記シフトキーを押した状態で前記各フロントキーを押下した場合における操作が記載されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気機器。
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