JPH07302150A - スイッチの多重押下検出装置 - Google Patents

スイッチの多重押下検出装置

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JPH07302150A
JPH07302150A JP6096191A JP9619194A JPH07302150A JP H07302150 A JPH07302150 A JP H07302150A JP 6096191 A JP6096191 A JP 6096191A JP 9619194 A JP9619194 A JP 9619194A JP H07302150 A JPH07302150 A JP H07302150A
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JP
Japan
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switch
voltage
pressed
converter
input
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Pending
Application number
JP6096191A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Oguro
久弘 大黒
Satoru Morita
森田  哲
Yoshikazu Horimoto
義和 堀本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つのA/D変換器入力端子による、入力ス
イッチの多重押下検出装置を提供する。 【構成】 電源端子11の電圧は抵抗12ないし15で
分圧され、押下するスイッチ(a)18とスイッチ
(b)17とでは異なった電圧がA/D変換器3の入力
端子2aに加えられ、これをデジタル値に変換した後、
スイッチ識別手段4でスイッチのいずれが押下されたか
を検知し、この出力をスイッチ記憶手段5に一時記憶す
るとともに機能決定手段6に与え、機能決定手段6はス
イッチ識別手段4の出力と前回のスイッチ記憶手段5の
記憶とを参照してスイッチの単独押下か多重押下かを判
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
等のA/D変換器入力において、複数の異なるスイッチ
の多重押し検出を行い、押下されたそれぞれのスイッチ
が持つ本来の動作以外の動作を行わせるスイッチの多重
押下検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロコンピュータ等のA/D
変換器入力において複数の異なるスイッチの多重押し検
出、すなわち複数のスイッチが同時に押されたとの検出
を行い、押下されたそれぞれのスイッチが持つ本来の動
作とは別の動作を行わせる場合、多重押しであることを
認識するためには押下されるスイッチはそれぞれにA/
D変換器を持った異なる複数の入力端子に接続された複
数のスイッチによらねばならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のA/D変換器入力スイッチの多重押下検出装
置は、必ず二つ以上の入力端子と、入力端子それぞれに
A/D変換器を必要とし、A/D変換器入力端子が一つ
しかない場合は、上記のような方法による多重押し検出
ができないという問題点を有していた。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を改善し、一
つのA/D変換器入力端子によるA/D変換器入力スイ
ッチの多重押下検出装置を提供することを目的としてな
されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のスイッチの多重押下検出装置は、基準電圧を
抵抗を切り換えることによりそれぞれ異なった電圧に分
圧する複数のスイッチを有する分圧手段と、前記分圧手
段のアナログ出力電圧をデジタル値に変換するA/D変
換器、前記A/D変換器の変換出力により前記分圧手段
の複数のスイッチのいずれが押下されたかを検知するス
イッチ識別手段、前記識別手段の出力を一時記憶するス
イッチ記憶手段、および前記スイッチ識別手段の出力と
前記スイッチ記憶手段の一時記憶値とを参照し前記分圧
手段のスイッチの単独押下か多重押下かを判断する機能
決定手段を有するマイクロコンピュータとを備えた構成
となっている。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成において、分圧手段の各ス
イッチの押下により定まるアナログ電圧をA/D変換器
でデジタル値に変換した後、スイッチ識別手段で分圧手
段の複数のスイッチのいずれが押下されたかを検知し、
この出力をスイッチ記憶手段に一時記憶するとともに機
能決定手段に与え、機能決定手段はスイッチ識別手段の
出力と前回のスイッチ記憶手段の記憶とを参照してスイ
ッチの単独押下か多重押下かを判断するように作用する
こととなる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例のスイッチの多重押下
検出装置について、図1ないし図3を参照しながら説明
する。本発明の一実施例のスイッチの多重押下検出装置
の構成を示すブロック図である図1(a)において、マ
イクロコンピュータ2は後述する入力回路1の入力を受
けてA/D変換器3で入力電圧をデジタル値に変換し、
そのデジタル電圧値よりスイッチ識別手段4でどのスイ
ッチが押されたかを識別し、その結果をスイッチ記憶手
段5に一時記憶する。スイッチ識別手段4の出力は同時
に機能決定手段6にも入力され、スイッチ識別手段4か
らの入力がなくなったときは機能決定手段6はスイッチ
記憶手段5に一時記憶された結果に基づいて動作すべき
機能を決定し、スイッチ識別手段4からの入力がなくな
らないうちに新たな入力変化がスイッチ識別手段4から
入来したときはその値とスイッチ記憶手段5に一時記憶
された結果とを判断して別の動作すべき機能を決定す
る。
【0008】図2は本実施例における入力回路の具体的
回路図である。基準電圧を与える電源端子11からマイ
クロコンピュータ2に電源電圧を与えるとともに、抵抗
12にも接続されている。抵抗12からは、さらに抵抗
13,14,および15にと直列に接続されている。抵
抗12と抵抗13との接続点からマイクロコンピュータ
2のA/D変換器入力端子2aに、また抵抗13と14
との接続点からはスイッチ(c)16の一端に、抵抗1
4と抵抗15との接続点からはスイッチ(b)17の一
端にそれぞれ接続され、抵抗15の他端はスイッチ
(a)18の一端に接続されている。スイッチ16,1
7,および18の他端は接地されている。
【0009】以上のように構成され、つぎにその動作を
説明すると、抵抗12ないし15はすべて直列に接続さ
れているので、各スイッチを押下したときは電源端子1
1より離れたスイッチを押下するほど直列抵抗が大とな
ってA/D変換器入力端子2aに与えられる入力電圧は
高くなる。たとえばスイッチ(b)17を押下したとき
はA/D変換器入力端子2aに与えられる入力電圧Eb
は、 Eb=抵抗12/抵抗12+13+14 …… (1) となるが、スイッチ(a)18を押下したときは、A/
D変換器入力端子2aに与えられる入力電圧Eaは、 Ea=抵抗12/抵抗12+13+14+15 …… (2) となり、各抵抗の値は同じであるから、スイッチ(b)
17よりスイッチ(a)18を押下したときの方がA/
D変換器入力端子2aに与えられる入力電圧は高くな
る。
【0010】ここでは18をスイッチ(a),17をス
イッチ(b)の2個のスイッチでの多重押し(この場合
は二重押し)について説明する。マイクロコンピュータ
の入力検出レベルを示す電圧変化チャートである図3に
おいて、縦軸はA/D変換器入力端子2aに与えられる
入力電圧を示す。図2の各スイッチがいずれも押下され
ていないときは、入力電圧は電源端子電圧が抵抗12と
A/D変換器入力端子2aの内部抵抗とで分圧された基
準電圧領域にある。
【0011】スイッチ(a)18を押下すると、入力電
圧は式(2)で示されるスイッチ(a)押下領域の電圧
を示す。つぎにスイッチ(b)17を押下すると式
(1)で示されるスイッチ(b)押下領域の電圧を示
す。スイッチ(a)18の押下に続いてスイッチ(b)
17を押下しても、入力電圧はスイッチ(b)の押下に
よりほとんど決定され、スイッチ(b)押下領域内にあ
る。
【0012】回路動作を示すフローチャートの図2を併
用してさらに詳しく説明する。マイクロコンピュータ2
は、クロック周波数に基づく一定のサイクルでA/D変
換器入力端子2aの電圧を読みとる。ステップS1で入
力があったとき、A/D変換器3の出力をスイッチ識別
手段4はステップS2において、この入力端子電圧が基
準電圧領域内にあって変化のないときはマイクロコンピ
ュータ2はいずれのスイッチも押下されないものとし
て、なんらの処理も行わずステップS11を経由してス
テップS1へ戻る。
【0013】まず任意のスイッチが単独で押下されたと
きの動作を説明する。いま、任意のスイッチ、この場合
はスイッチ(a)18かスイッチ(b)17のいずれか
が押下されたとき、マイクロコンピュータ2のスイッチ
識別手段はA/D変換器3の出力に基づいてどのスイッ
チが押下されたかを認識し、スイッチ記憶手段はそれを
一時記憶し(ステップS3またはS5)、1個のスイッ
チの単独押下なのでステップS4,S7,およびS8は
いずれもNとなり機能決定手段6は押下されたスイッチ
に対応する動作を行う(ステップS6またはS10)。
次回のサイクルで入力電圧を読みとったとき、スイッチ
記憶手段5を参照して入力端子電圧に変化がなければこ
の入力は無視される(ステップS4またはS7)。
【0014】つぎに二重押しが行われる場合を説明す
る。いまスイッチ18(a)が単独に押下されたとき、
上記と同様の過程でスイッチ(a)18に対応する動作
が行われる(ステップS3,S4,S6,S11,およ
びS1の過程で)。そこでスイッチ(a)18を押下し
たままスイッチ(b)17を押下すると、図3のように
入力端子電圧はスイッチ(a)18の押下領域からスイ
ッチ(b)の押下領域へと変化する。次のサイクルでマ
イクロコンピュータ2の機能決定手段6は前回読みとっ
てスイッチ記憶手段5に一時記憶していたスイッチ
(a)18押下領域の入力端子電圧と、今回読みとった
スイッチ(b)17押下領域の入力端子電圧とを比較し
て二重押下がされたと判断して(ステップS3,S5,
S7,およびS8の過程で)、スイッチ(b)17に対
応する動作を行わず押下されたそれぞれのスイッチに対
応する動作以外の二重押下に対応する動作を行う(ステ
ップS9)。
【0015】このようにマイクロコンピュータ2のスイ
ッチ記憶手段5はつねに前回の入力電圧を記憶し、機能
決定手段はスイッチ識別手段4からの入力とスイッチ記
憶手段の一時記憶とから演算してスイッチが単独で押下
されたか、二重押下されたかを判断する。
【0016】以上はスイッチ(a)18とスイッチ
(b)17の二重押しの場合について説明したが、スイ
ッチ(c)16を押下したときは、図4のスイッチ
(c)押下領域に示すようにA/D変換器入力端子2a
に印加される入力電圧はさらに低くなるので、図1
(b)の入力回路の場合はスイッチ(a)を押下し、そ
のまま後からスイッチ(c)を押下することで、図2の
フローチャートの流れを変えることにより上記の例とは
異なった動作を行わせることができる。さらにスイッチ
(a)を押下し、そのまま後からスイッチ(b)を押下
し、その状態のままさらにスイッチ(c)を押下するこ
とでさらに異なった動作をさせることは容易である。
【0017】なお、図2のフローチャートでステップS
6をスルーにしておけば、スイッチ(a)は独自の動作
のためのスイッチではなく多重押下のための専用スイッ
チとすることができる
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明のスイッチの多重押
下検出装置は、基準電圧を抵抗を切り換えることにより
それぞれ異なった電圧に分圧する複数のスイッチを有す
る分圧手段と、マイクロコンピュータとを備え、このマ
イクロコンピュータは分圧手段のアナログ出力電圧をデ
ジタル値に変換するA/D変換器、A/D変換器の変換
出力により分圧手段の複数のスイッチのいずれが押下さ
れたかを検知するスイッチ識別手段、識別手段の出力を
一時記憶するスイッチ記憶手段、およびスイッチ識別手
段の出力とスイッチ記憶手段の一時記憶値とを参照し分
圧手段のスイッチの単独押下か多重押下かを判断する機
能決定手段を有しているので、一つのA/D変換器入力
端子による、A/D変換器入力スイッチの多重押し検出
をすることができ、規模の小さな回路で複雑な動作を行
わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例のスイッチの多重押下
検出装置の構成を示すブロック図 (b)同じくその入力回路の具体的回路図
【図2】同じく回路動作を示すフローチャート
【図3】同じくマイクロコンピュータの入力検出レベル
を示す電圧変化チャート
【符号の説明】
1 入力回路 2 マイクロコンピュータ 2a A/D変換器入力端子 3 A/D変換器 4 スイッチ識別手段 5 スイッチ記憶手段 6 機能決定手段 11電源端子 12,13,14,15 抵抗 16 スイッチ(c) 17 スイッチ(b) 18 スイッチ(a)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01H 9/54 B 13/00 Z 4235−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧を抵抗を切り換えることにより
    それぞれ異なった電圧に分圧する複数のスイッチを有す
    る分圧手段と、 前記分圧手段のアナログ出力電圧をデジタル値に変換す
    るA/D変換器、前記A/D変換器の変換出力により前
    記分圧手段の複数のスイッチのいずれが押下されたかを
    検知するスイッチ識別手段、前記識別手段の出力を一時
    記憶するスイッチ記憶手段、および前記スイッチ識別手
    段の出力と前記スイッチ記憶手段の一時記憶値とを参照
    し前記分圧手段のスイッチの単独押下か多重押下かを判
    断する機能決定手段を有するマイクロコンピュータとを
    備えたスイッチの多重押下検出装置。
JP6096191A 1994-05-10 1994-05-10 スイッチの多重押下検出装置 Pending JPH07302150A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010073309A1 (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両
CN103003180A (zh) * 2010-06-02 2013-03-27 奥的斯电梯公司 开关检测系统
JP2015108859A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 オンキヨー株式会社 入力装置

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