JPH06259077A - テンポ可変装置 - Google Patents

テンポ可変装置

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JPH06259077A
JPH06259077A JP5066142A JP6614293A JPH06259077A JP H06259077 A JPH06259077 A JP H06259077A JP 5066142 A JP5066142 A JP 5066142A JP 6614293 A JP6614293 A JP 6614293A JP H06259077 A JPH06259077 A JP H06259077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tempo
pressed
switch
setting
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP5066142A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Masubuchi
昌彦 増渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5066142A priority Critical patent/JPH06259077A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作でテンポを素早く変化せることが
できるようにすることを目的とする。 【構成】 テンポ設定用スイッチ1a、1bが設けられ
ているテンポ変化操作検出装置1と、上記テンポ変化操
作検出装置1によって検出される押下力情報に応じてテ
ンポ設定用のデータを演算して変更するテンポパラメー
タ設定装置2と、上記テンポパラメータ設定装置2によ
って設定されたテンポパラメータに基いてテンポ用クロ
ックを発生させるテンポ情報発生装置3とを設け、上記
テンポ設定用スイッチ1a、1bが押下された場合に
は、テンポをアップさせたり、ダウンさせたりするため
の演算を行う速度を上記スイッチ1a、1bが押下され
た強さに応じて行うようにして、上記スイッチが強く押
下された場合は素早く演算を行うことにより、一定時間
中に行われる演算回数が多くなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテンポ可変装置に係わ
り、特に、テンポ設定用スイッチが押下されるときの状
態に基いてテンポスピードを現在値から相対的に変化さ
せるようにするものに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】電子楽器において、楽曲情報のテンポを
変化させるために種々のテンポ可変装置が用いられてい
る。これらのテンポ可変装置のうち、ダイヤル型のパル
ス発生器を操作子として用いたテンポ可変装置において
は、上記パルス発生器から出力される回転方向情報とパ
ルス数情報とにより、出力中のテンポを現在値から相対
的に変化させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のテンポ可変装置
は、パルス発生器から出力されるパルス数に基いてテン
ポスピードを変化させるようにしているので、現在値か
ら目標値までの変化量が大きい場合には、上記目標値を
得るまでにダイヤルを何回も回転させなければならなく
なり、上記ダイヤルを回す操作が大変であった。
【0004】本発明は上述の問題点にかんがみ、簡単な
操作でテンポを素早く変化せることができるようにする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテンポ可変装置
は、テンポ設定用スイッチ、および上記テンポ設定用ス
イッチが押下される際の圧力値を検出するための圧力セ
ンサが設けられているテンポ変化操作検出装置と、上記
テンポ変化操作検出装置によって検出される押下力情報
に応じた速度で演算を行い、上記テンポ設定用スイッチ
が押下されたときの強さに応じたテンポパラメータを生
成して設定するテンポパラメータ設定装置と、上記テン
ポパラメータ設定装置によって設定されたテンポパラメ
ータに基いてテンポ用クロックを発生させるテンポ情報
発生装置とを具備している。
【0006】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、圧力セン
サが押下された場合には、その押圧力が検出され、上記
検出された押圧力に応じてテンポをアップさせたり、或
いはダウンさせたりするための演算が行われることにな
り、これにより、上記圧力センサが強く押下された場合
には、上記演算が素早く行われるので一定時間中に加算
される回数が多くなり、テンポデータを従来よりも急激
に変化させることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のテンポ可変装置の一実施例を
図面を参照して説明する。図1は、本実施例のテンポ可
変装置の構成図である。図1において、1はテンポ変化
操作検出装置、2はテンポパラメータ設定装置、3はテ
ンポ情報発生装置、4はA/D変換器である。
【0008】テンポ変化操作検出装置1は、演奏者によ
り行われるテンポ変化操作を検出するために設けられて
いるものであり、テンポ設定用スイッチとしてアップス
イッチ1aおよびダウンスイッチ1bを有している。こ
れらのアップスイッチ1aおよびダウンスイッチ1b
は、図2の構成図に示すように押下検出スイッチ5およ
び圧力センサ6を主要な部品として構成されている。
【0009】押下検出スイッチ5は、抵抗器R1を介し
て電源に接続されている一方の固定端子と、アースに接
続されている他方の固定端子との間を可動端子でもって
導通させたり、非導通状態にさせたりすることにより、
スイッチが演奏者によって押下されたか否かを検出する
ように構成されている。
【0010】また、圧力センサ6は押下検出スイッチ5
の下部に感圧素子を配置して構成されているものであ
り、この感圧素子の一端を抵抗器R2を介して電源に接
続するとともに、他端をアースに接続している。
【0011】このように構成されることにより、演奏者
によって可動端子が押下されると、その押下力に応じて
上記感圧素子の抵抗値が変化する。本実施例において
は、この抵抗値の変化を圧力データとして利用するよう
にしている。
【0012】これらのデータの内、スイッチデータはオ
ン/オフ情報として出力される。すなわち、スイッチデ
ータはディジタルデータで出力されるので、テンポパラ
メータ設定装置2に直接与えられる。一方、圧力データ
はアナログデータなので、先ずA/D変換器4に与えら
れ、ここでディジタルデータに変換されてからテンポパ
ラメータ設定装置2に与えられる。
【0013】テンポパラメータ設定装置2は、与えられ
たスイッチデータと圧力データとに基いて加減算を行
い、現在設定されているテンポスピードパラメータを、
入力された圧力データに応じたものに変更するための装
置であり、例えば、図3のブロック図に示すように構成
されている。
【0014】図3において、10はタイマー制御データ
生成回路、11はタイマー回路、12は加算回路、13
は加算データ作成回路、14はオア回路、15はテンポ
スピード設定用メモリである。このように構成されたテ
ンポパラメータ設定装置2においては、スイッチ5が押
されると、先ず、加算データ作成回路13においてその
加算データがセットされる。
【0015】この場合、アップスイッチ1aが押下され
た場合には+1がセットされ、ダウンスイッチ1bが押
下された場合には−1がセットされる。また、両方のス
イッチ1a、1bが押下された場合には、どちらのデー
タをセットしてもよいが、例えば、+1をセットしてお
く。なお、押下情報はオア回路14を介してクリア端子
CLRに与えられ、スイッチがなにも押下されていない
ときは0がセットされるように構成されている。
【0016】加算回路12は、タイマー回路11からト
リガー信号ST が与えられる毎に1回演算するように構
成されている。すなわち、タイマー回路11からトリガ
ー信号ST が与えられると、テンポスピード設定用メモ
リ15に予めセットされている第1のテンポデータA
と、加算データ作成回路13から与えられる第2のデー
タBとを加算する演算を1回行い、その演算結果を再び
テンポスピード設定用メモリ15に書き込む動作を行
う。
【0017】トリガー信号ST を導出するタイマー回路
11は、パネルスイッチが押下される強さに応じた時間
毎に、トリガーがかかるようにするための回路である。
ここでは、パネルスイッチが押下される圧力値が高いほ
ど、トリガー間隔が短くなるように設定している。すな
わち、圧力値が高ければ高いほど加算回路12において
一定時間に加算される回数が多くなるようにしている。
【0018】テンポ情報発生装置3は、テンポ用クロッ
クを発生させる回路であり、テンポパラメータ設定装置
2内に設けられているテンポスピード設定用メモリ15
内のデータを実際のテンポ情報(テンポクロック)に変
換するブロックである。ここでは、パルス発生間隔をt
w とした場合、tw =1/(TEMPO/60)×24
の値に応じた時間毎にパルスが1回出力されるように構
成されている。
【0019】次に、本実施例のテンポ可変装置の一連の
動作を図4のフローチャートを参照して更に詳細に説明
する。図4に示したように、動作がスタートすると、先
ず、ステップP1においてスイッチ1a、1bが押下さ
れたか否かを検出する。
【0020】ステップP1の検出の結果、スイッチ1a
または1bが押下されていない場合には、押下される迄
待機する。一方、どちらかのスイッチが押下された場合
には、ステップP2に進んでテンポ可変方向を検出す
る。すなわち、アップスイッチ1aが押下されたのか、
ダウンスイッチ1bが押下されたのかを検出する。
【0021】ステップP2において、テンポ可変方向の
検出が終了したら、次に、ステップP3に進んで押下力
を検出する。押下力の検出は、上述したように圧力セン
サ6の抵抗値の変化を検出することにより行う。
【0022】次いで、ステップP4に進み、検出した押
下データに基いてテンポスピードパラメータを計算す
る。この計算は、図3に示したように、先ず、ステップ
P3で検出した圧力値をタイマー制御データ生成回路に
与え、圧力値に応じた時間制御信号SC を生成する。そ
して、この生成した時間制御信号SC をタイマー回路1
1に与え、圧力値に応じた時間間隔でトリガー信号ST
が導出されるようにする。
【0023】このトリガー信号ST は、上述したように
加算回路12に与えられる。これにより、加算回路12
においてはトリガー信号ST が与えられる度に上述した
加算演算が行われることになる。したがって、加算演算
が行われる間隔は演奏者によって圧力センサ6が押下さ
れる強さに応じたものとなり、圧力センサ6が強く押下
されたときには演算を行う間隔が短くなる。
【0024】短い時間間隔で演算が行われるということ
は、一定時間内に行われる演算の回数が多くなるので、
圧力センサ6が強く押下されたときにはテンポデータを
急激に変化させることができる。また、その反対に演奏
者による押下が弱い場合には加算回路12の演算間隔が
長くなるので、一定時間内に行われる演算の回数が少な
くなり、テンポデータの変化が緩やかになる。
【0025】次に、計算したテンポスピードパラメータ
をテンポスピード設定用メモリ15に書き込み、その
後、ステップP5に進む。ステップP5においては、新
しく計算したテンポスピードパラメータで実際の情報を
発生させる処理を行う。
【0026】本実施例のテンポ可変装置は、このように
してテンポを変化させるので、演奏者はアップスイッチ
1a、またはダウンスイッチ1bを押下するだけで楽曲
情報のテンポを可変することができる。すなわち、一つ
の部分を押下するだけで所望のテンポを得ることができ
るので、従来のように指を大きく動かす面倒が無く、テ
ンポを変える操作を簡素化できる。
【0027】また、圧力センサが押下される強さに応じ
て演算速度を変えるようにしたので、テンポスピードを
変化させる速度を大幅に向上させることができ、テンポ
変化を素早く行うことができるようになる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述したように、テンポ設定用
のスイッチが押下されたか否かを検出するとともにその
ときの押下力を検出し、上記スイッチが押下されたとき
の強さに応じてテンポ速度を変更するための加算および
減算のスピードを変えるようにしたので、演奏者は一つ
の部分を押さえるだけで所望のテンポを簡単に得ること
ができるようになり、指を大きく動かす面倒を無くして
テンポを変化させる操作を簡素化することができる。ま
た、上記圧力センサが強く押下されたときには上記演算
速度を早くするようにしたので、テンポデータを急激に
変化させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテンポ可変装置の一実施例を示す機能
構成図である。
【図2】テンポ変化検出装置の具体的な構成の一例を示
す構成図である。
【図3】テンポパラメータ設定装置の概略構成を示す構
成図である。
【図4】テンポ可変装置の概略動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 テンポ変化操作検出装置 1a アップスイッチ 1b ダウンスイッチ 2 テンポパラメータ設定装置 3 テンポ情報発生装置 4 A/D変換器 5 押下検出スイッチ 6 圧力センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンポ設定用スイッチ、および上記テン
    ポ設定用スイッチが押下される際の圧力値を検出するた
    めの圧力センサが設けられているテンポ変化操作検出装
    置と、 上記テンポ変化操作検出装置によって検出される押下力
    情報に応じた速度で演算を行い、上記テンポ設定用スイ
    ッチが押下されたときの強さに応じたテンポパラメータ
    を生成して設定するテンポパラメータ設定装置と、 上記テンポパラメータ設定装置によって設定されたテン
    ポパラメータに基いてテンポ用クロックを発生させるテ
    ンポ情報発生装置とを具備することを特徴とするテンポ
    可変装置。
JP5066142A 1993-03-02 1993-03-02 テンポ可変装置 Pending JPH06259077A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5066142A JPH06259077A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 テンポ可変装置

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JP5066142A JPH06259077A (ja) 1993-03-02 1993-03-02 テンポ可変装置

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JPH06259077A true JPH06259077A (ja) 1994-09-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020217324A1 (ja) * 2019-04-23 2020-10-29

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020217324A1 (ja) * 2019-04-23 2020-10-29
WO2020217324A1 (ja) * 2019-04-23 2020-10-29 AlphaTheta株式会社 電子楽器および楽曲フレーズ生成プログラム

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