JPH0438589Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0438589Y2 JPH0438589Y2 JP8912887U JP8912887U JPH0438589Y2 JP H0438589 Y2 JPH0438589 Y2 JP H0438589Y2 JP 8912887 U JP8912887 U JP 8912887U JP 8912887 U JP8912887 U JP 8912887U JP H0438589 Y2 JPH0438589 Y2 JP H0438589Y2
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- receiver
- signal
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 30
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は受信機のキヤリア検出装置に関す
る。
る。
〈従来の技術〉
制御チヤンネルのないマルチチヤンネルシステ
ム用の受信機等においては高速のチヤンネルスキ
ヤンを要求される。
ム用の受信機等においては高速のチヤンネルスキ
ヤンを要求される。
従来チヤンネルスキヤンのためのキヤリア検出
は、第5図に示すように受信機の中間周波数増幅
器55から信号を取りだし検波整流回路6により
検波整流して、比較装置7において基準電圧8と
電圧比較し、これにより信号の有無を判定し、キ
ヤリア検出を行つている。なお、図中50はアン
テナ、51は高周波増幅器、52はミキサ、53
は局部発振回路、54はフイルタ、55は中間周
波増幅器、56は検波回路である。
は、第5図に示すように受信機の中間周波数増幅
器55から信号を取りだし検波整流回路6により
検波整流して、比較装置7において基準電圧8と
電圧比較し、これにより信号の有無を判定し、キ
ヤリア検出を行つている。なお、図中50はアン
テナ、51は高周波増幅器、52はミキサ、53
は局部発振回路、54はフイルタ、55は中間周
波増幅器、56は検波回路である。
ところで、このようなキヤリア検出において、
従来より雑音成分により信号の検出の誤動作が生
じる欠点があり、これを避けるため一般に検波整
流回路6のCを大きくとり、出力を平滑化した上
で比較装置7へと入力する構成を採用している。
従来より雑音成分により信号の検出の誤動作が生
じる欠点があり、これを避けるため一般に検波整
流回路6のCを大きくとり、出力を平滑化した上
で比較装置7へと入力する構成を採用している。
〈従来技術の問題点〉
しかし、検波整流回路6のCを大きくとると、
このCRによる時定数τが大きくなり、充放電に
時間がかかるため、動作速度が遅くなる欠点があ
つた。上記したようにマルチチヤンネルシステム
用の受信機等においては高速のチヤンネルスキヤ
ンを要求されるため、キヤリア検出の動作速度が
大きな問題となつていた。
このCRによる時定数τが大きくなり、充放電に
時間がかかるため、動作速度が遅くなる欠点があ
つた。上記したようにマルチチヤンネルシステム
用の受信機等においては高速のチヤンネルスキヤ
ンを要求されるため、キヤリア検出の動作速度が
大きな問題となつていた。
〈考案の概要〉
本考案は上記した従来の欠点を改善することを
目的とし、受信機からの信号検出を複数回実行
し、この検出値の平均値を求めることにより、雑
音成分を除去しようとするもので、受信機から出
力を取りだしこれを基準電圧と比較して信号の有
無を判定するキヤリア検出装置において、受信機
からの出力と基準電圧を比較する手段と、該基準
電圧を所定値から所定値まで順次変化させる手段
と、前記比較する手段に所定回数比較を行わせ、
受信機からの出力と基準電圧が一致したときの基
準電圧値の平均値を算出し、該算出値が所定値以
上か否かを判定する手段とを有することを基本的
な特徴とするものである。
目的とし、受信機からの信号検出を複数回実行
し、この検出値の平均値を求めることにより、雑
音成分を除去しようとするもので、受信機から出
力を取りだしこれを基準電圧と比較して信号の有
無を判定するキヤリア検出装置において、受信機
からの出力と基準電圧を比較する手段と、該基準
電圧を所定値から所定値まで順次変化させる手段
と、前記比較する手段に所定回数比較を行わせ、
受信機からの出力と基準電圧が一致したときの基
準電圧値の平均値を算出し、該算出値が所定値以
上か否かを判定する手段とを有することを基本的
な特徴とするものである。
〈実施例〉
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図に概略を示す。比較装置1には受信機5
から取り出された出力と基準電圧供給装置2から
の基準電圧とが入力されている。基準電圧供給装
置2は基準電圧を所定値から所定値に変化させ
る。比較装置1は受信機5からの出力と変化する
基準電圧供給装置2からの基準電圧が一致した時
一致検出信号を演算制御装置3に出力する。演算
制御装置3はこの時の基準電圧供給装置2の基準
電圧を受信機5からの信号レベル検出値とする。
演算制御装置3は以上の動作をn回繰返させ、そ
の検出値の平均値を求める。そして、該平均値が
所定の基準値に達しているか否か判定する。達し
ていれば、信号検出の信号を出力する。
から取り出された出力と基準電圧供給装置2から
の基準電圧とが入力されている。基準電圧供給装
置2は基準電圧を所定値から所定値に変化させ
る。比較装置1は受信機5からの出力と変化する
基準電圧供給装置2からの基準電圧が一致した時
一致検出信号を演算制御装置3に出力する。演算
制御装置3はこの時の基準電圧供給装置2の基準
電圧を受信機5からの信号レベル検出値とする。
演算制御装置3は以上の動作をn回繰返させ、そ
の検出値の平均値を求める。そして、該平均値が
所定の基準値に達しているか否か判定する。達し
ていれば、信号検出の信号を出力する。
第2図に具体的な構成の一例を示す。
図面において、受信機5、検波整流回路6の構
成は従来のものと変わるところはない。但し、検
波整流回路6のCは従来の数十分の一に設定して
ある。検波整流回路6の出力側はオペアンプ等か
らなる比較装置1の一方の入力側に接続してい
る。比較装置1の他方の入力側には基準電圧供給
装置2が接続している。基準電圧供給装置2は複
数の抵抗からなるラダー抵抗20により構成され
ており、このラダー抵抗20の一方の端子は電源
に他方の端子は演算制御装置3に接続している。
成は従来のものと変わるところはない。但し、検
波整流回路6のCは従来の数十分の一に設定して
ある。検波整流回路6の出力側はオペアンプ等か
らなる比較装置1の一方の入力側に接続してい
る。比較装置1の他方の入力側には基準電圧供給
装置2が接続している。基準電圧供給装置2は複
数の抵抗からなるラダー抵抗20により構成され
ており、このラダー抵抗20の一方の端子は電源
に他方の端子は演算制御装置3に接続している。
演算制御装置3はマイクロコンピユータを主体
に構成されておりラダー抵抗20の各抵抗を選択
的に接地させることにより、基準電圧供給装置2
の基準電圧を所定値から所定値へと変化させる。
この実施例では電圧0から所定の値に順次変化さ
せるようにしている。検波整流回路6からの信号
レベルと基準電圧供給装置2の基準電圧が一致す
ると比較装置1の出力が反転し、これが一致信号
として演算制御装置3へとフイードバツクされる
ようになつている。演算制御装置3のプロセツサ
30は該一致信号があつたときのラダー抵抗20
の各抵抗の組合せに基づいた基準電圧供給装置2
からの基準電圧を算出し、これを検出値としてメ
モリ31に記憶させる。
に構成されておりラダー抵抗20の各抵抗を選択
的に接地させることにより、基準電圧供給装置2
の基準電圧を所定値から所定値へと変化させる。
この実施例では電圧0から所定の値に順次変化さ
せるようにしている。検波整流回路6からの信号
レベルと基準電圧供給装置2の基準電圧が一致す
ると比較装置1の出力が反転し、これが一致信号
として演算制御装置3へとフイードバツクされる
ようになつている。演算制御装置3のプロセツサ
30は該一致信号があつたときのラダー抵抗20
の各抵抗の組合せに基づいた基準電圧供給装置2
からの基準電圧を算出し、これを検出値としてメ
モリ31に記憶させる。
演算制御装置3は上記動作を所定のn回数繰り
返させ、その都度メモリ31に検出値を格納し、
n回終了したら演算器32に検出値の平均値を算
出させる。そしてこの平均値を比較器33により
基準値34と比較し、所定値以上であれば、信号
検出と判断し信号検出信号を出力する。
返させ、その都度メモリ31に検出値を格納し、
n回終了したら演算器32に検出値の平均値を算
出させる。そしてこの平均値を比較器33により
基準値34と比較し、所定値以上であれば、信号
検出と判断し信号検出信号を出力する。
第3図のAに検波整流回路6からの波形と動作
を示す。上記構成においては図のように雑音成分
があつても、所定の時間内にn回の信号検出を行
い、その平均値を取ることにより該雑音の悪影響
を除去出来、正確な信号検出が可能になる。一
方、Bに示す、従来のCを大きくとる構成では雑
音成分は除去されているものの、信号の立上り又
は立ち下がりに時間がかかり、信号検出動作が遅
くなる。
を示す。上記構成においては図のように雑音成分
があつても、所定の時間内にn回の信号検出を行
い、その平均値を取ることにより該雑音の悪影響
を除去出来、正確な信号検出が可能になる。一
方、Bに示す、従来のCを大きくとる構成では雑
音成分は除去されているものの、信号の立上り又
は立ち下がりに時間がかかり、信号検出動作が遅
くなる。
第4図は上記動作のフローチヤートであり、こ
れにより動作を説明する。
れにより動作を説明する。
まず、受信機のチヤンネルを所定の値に進め
(ステツプ40)、このチヤンネルにおける信号検出
を行う場合を説明する。最初に基準電圧を切り換
える(ステツプ41)。最初は所定の初期値に設定
する。この時、比較装置1からの一致出力が有る
か否か判定する(ステツプ42)。一致出力がない
場合はステツプ41に戻り、次の基準電圧設定を行
い、再び一致信号が有るか否か判定する。以後一
致出力があるまで上記動作を繰り返す。一致信号
があつたら、その時の基準電圧を検出値とし、こ
れを記憶する(ステツプ43)。この動作をn回繰
返し(ステツプ44)、該検出値の平均値を求める
(ステツプ45)。この平均値を基準値と比較し(ス
テツプ46)、所定値以上であれば信号検出とし、
チヤンネルスキヤンを停止する。所定値以下であ
れば、信号検出無しとして、更にチヤンネルをす
すめ(ステツプ40)、次のチヤンネルにおいて同
様の動作を繰り返す。
(ステツプ40)、このチヤンネルにおける信号検出
を行う場合を説明する。最初に基準電圧を切り換
える(ステツプ41)。最初は所定の初期値に設定
する。この時、比較装置1からの一致出力が有る
か否か判定する(ステツプ42)。一致出力がない
場合はステツプ41に戻り、次の基準電圧設定を行
い、再び一致信号が有るか否か判定する。以後一
致出力があるまで上記動作を繰り返す。一致信号
があつたら、その時の基準電圧を検出値とし、こ
れを記憶する(ステツプ43)。この動作をn回繰
返し(ステツプ44)、該検出値の平均値を求める
(ステツプ45)。この平均値を基準値と比較し(ス
テツプ46)、所定値以上であれば信号検出とし、
チヤンネルスキヤンを停止する。所定値以下であ
れば、信号検出無しとして、更にチヤンネルをす
すめ(ステツプ40)、次のチヤンネルにおいて同
様の動作を繰り返す。
以上のように、本考案のキヤリア検出装置によ
れば、検波整流回路6のCを大きくする必要がな
く、しかも雑音成分の悪影響を排除できるため、
動作の早い的確なキヤリア検出が可能になる。ま
た上記構成ではマイクロコンピユータを用い、こ
れとラダー抵抗20を組合せることにより基準電
圧を切り換えるようにしているため、回路が簡単
になる等の効果がある。
れば、検波整流回路6のCを大きくする必要がな
く、しかも雑音成分の悪影響を排除できるため、
動作の早い的確なキヤリア検出が可能になる。ま
た上記構成ではマイクロコンピユータを用い、こ
れとラダー抵抗20を組合せることにより基準電
圧を切り換えるようにしているため、回路が簡単
になる等の効果がある。
〈考案の効果〉
以上説明したように本考案のキヤリア検出装置
は受信機からの出力と基準電圧を比較する手段
と、 該基準電圧を所定値から所定値まで順次変化さ
せる手段と、前記比較する手段に所定回数比較を
比較を行わせ、受信機からの出力と基準電圧が一
致したときの基準電圧値の平均値を算出し、該算
出値が所定値以上か否かを判定する手段とを有し
ているため、動作の早い的確なキヤリア検出が可
能になる効果がある。
は受信機からの出力と基準電圧を比較する手段
と、 該基準電圧を所定値から所定値まで順次変化さ
せる手段と、前記比較する手段に所定回数比較を
比較を行わせ、受信機からの出力と基準電圧が一
致したときの基準電圧値の平均値を算出し、該算
出値が所定値以上か否かを判定する手段とを有し
ているため、動作の早い的確なキヤリア検出が可
能になる効果がある。
第1図は本考案の一実施例の基本構成を示すブ
ロツク図、第2図はその具体的な構成を示すブロ
ツク図、第3図は動作説明のための波形図、第4
図はフローチヤート図、第5図は従来例を示すブ
ロツク図である。 1……比較装置、2……基準電圧供給装置、3
……演算制御装置、5……受信機、6……検波整
流回路、7……比較装置、8……基準電圧、20
……ラダー抵抗、30……プロセツサ、31……
メモリ、32……演算器、33……比較器、34
……基準値、50……アンテナ、51……高周波
増幅器、52……ミキサ、53……局部発振回
路、54……フイルタ、55……中間周波増幅
器、56……検波回路。
ロツク図、第2図はその具体的な構成を示すブロ
ツク図、第3図は動作説明のための波形図、第4
図はフローチヤート図、第5図は従来例を示すブ
ロツク図である。 1……比較装置、2……基準電圧供給装置、3
……演算制御装置、5……受信機、6……検波整
流回路、7……比較装置、8……基準電圧、20
……ラダー抵抗、30……プロセツサ、31……
メモリ、32……演算器、33……比較器、34
……基準値、50……アンテナ、51……高周波
増幅器、52……ミキサ、53……局部発振回
路、54……フイルタ、55……中間周波増幅
器、56……検波回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 受信機から出力を取りだしこれを基準電圧と比
較して信号の有無を判定するキヤリア検出装置に
おいて、 受信機からの出力と基準電圧を比較する手段
と、 該基準電圧を所定値から所定値まで順次変化さ
せる手段と、 前記比較する手段に所定回数比較を行わせ、受
信機からの出力と基準電圧が一致したときの基準
電圧値の平均値を算出し、該算出値が所定値以上
か否かを判定する手段と、 を有することを特徴とする受信機のキヤリア検出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8912887U JPH0438589Y2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8912887U JPH0438589Y2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63198222U JPS63198222U (ja) | 1988-12-20 |
JPH0438589Y2 true JPH0438589Y2 (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=30947831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8912887U Expired JPH0438589Y2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438589Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-10 JP JP8912887U patent/JPH0438589Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63198222U (ja) | 1988-12-20 |
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