JPH07271493A - キーボードコントロール装置 - Google Patents

キーボードコントロール装置

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JPH07271493A
JPH07271493A JP6079826A JP7982694A JPH07271493A JP H07271493 A JPH07271493 A JP H07271493A JP 6079826 A JP6079826 A JP 6079826A JP 7982694 A JP7982694 A JP 7982694A JP H07271493 A JPH07271493 A JP H07271493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
converter
voltage
pressed
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6079826A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaharu Hirata
完晴 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トータルスループットの向上とコストを下げ
て安価なキーボードの実現が可能なキーボードコントロ
ール装置を提供する。 【構成】 押下されたキーにより異なる電圧Vi をA/
D変換器4に入力して、このA/D変換器4により前記
電圧Vi に応じたデジタルコードに変換するとともに、
前記デジタルコード化された出力と前記押下されたキー
とを1対1に対応させる手段を設け、前記デジタルコー
ド化された出力より前記押下されたキーを識別すること
によりスキャン処理を無くすことができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置等に使用
されるキーボードスイッチのコントロール装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のキーボードにおける概略
構成回路図である。このキーボードでは、ソフトウエア
プログラムが組み込まれているCPU(中央演算処理装
置)1につながるドライブライン2とセンスライン3を
キーマトリックス状に配線し、その交点上にキーを各々
配置し、1つのキーを押下することによってドライブラ
イン2のどれか1本を選択して、その時のセンスライン
3の状態を読む、と言う一連の動作をCPU1内のソフ
トウエア上で行うことにより、押下キーを判定してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の装置では、キースキャン動作をソフトウエア上
で行うことになるために、ソフトウエアの負荷が大きく
なり、全体の処理能力(トータルスループット)が低下
すると言う問題点があった。また、キーの数が多くなる
と、スキャン処理の負担が大きくなり、キーボード専用
のコントローラが必要となって、コストアップとなる問
題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はトータルスループットの向上とコ
ストを下げて安価なキーボードの実現が可能なキーボー
ドコントロール装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、押下されたキーにより異なる電圧をA/D変換
器に入力して、前記A/D変換器により前記電圧に応じ
たデジタルコードに変換するとともに、前記デジタルコ
ード化された出力と前記押下されたキーとを1対1に対
応させる手段を設け、前記デジタルコード化された出力
より前記押下されたキーを識別する構成とすることによ
って達成される。
【0006】
【作用】これによれば、押下されたキーより発生する異
なる電圧がA/D変換器でそれぞれの出力にデジタルコ
ード化され、このコード化された出力より押下されたキ
ーを識別することができるので、従来装置のようなスキ
ャン処理を無くすことができる。また、市販のA/Dチ
ャンネル内蔵のマイクロコンピュータを用いれば、専用
コントローラを無くすことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例として示すキ
ーボードコントロール装置の回路構成ブロック図であ
る。この回路は、複数のキースイッチKey1 ,Key
2 ,Key3 ,…,Keyn と、この各キースイッチK
ey1 ,Key2 ,Key3 ,…,Keyn と各々直列
に接続されているそれぞれ異なる抵抗値を呈する抵抗R
1 ,R2 ,R3 ,…,Rn と、この抵抗R1 ,R2 ,R
3 ,…,Rn とでリファレンス電圧VR を分割する抵抗
Rとを有して、押下されたキースイッチKey1 ,Ke
2 ,Key3 ,…,Keyn により異なる電圧Vi
出力するための回路と、この電圧Viが入力されるとと
もに、この電圧Vi をデジタル化してKeyコードデー
タ5として出力するA/D変換器4と、このデジタルコ
ード化された出力データを読み取り、デジタルコード化
された出力データと押下されたキー(キースイッチKe
1 ,Key2 ,Key3 ,…,Keyn )とを1対1
に対応させて押下されたキースイッチKey1 ,Key
2 ,Key3 ,…,Keyn を判定するCPU(中央演
算処理装置)6等で構成されている。また、A/D変換
器4での変換は、入力された電圧Vi を次式(1)に従
って8ビットデータに変換する。ただし、ここでは10
進で表し、小数点以下は切り上げる。
【数1】n×(Vi /VR ) ・・・(1) ここで、nはキースイッチ(Key1 ,Key2 ,Ke
3 ,…,Keyn )及び抵抗(R1 ,R2 ,R3
…,Rn )の数であり、この数nは抵抗R1 ,R2 ,R
3 ,…,Rn の精度と、A/D変換器4の出力コード
(Keyコードデータ5)に対して押下されたキー(キ
ースイッチKey1 ,Key2 ,Key3 ,…,Key
n )を対応させることが可能な範囲で設定される。ま
た、抵抗R及び抵抗Rn は、図示せぬキーボード基板上
に印刷抵抗として印刷されており、キーボード基板上に
印刷することによりキー数の増加に伴い抵抗Rn が増加
すると言うデメリットを補い、実装スペースを小さくで
きるようにしている。
【0008】図2は、n=15とした場合に、デジタル
コードと押下されたキースイッチとを対応させる一例を
示しているものである。この例の場合では、キースイッ
チKeyi とKeyi-1 のスレッシュホールド電圧ViS
は0.3125ボルト(V)となる。また、図2に示す
実施例では、n=15としているため、8ビットのう
ち、上位4ビットで表される0〜E(16進表示)がキ
ースイッチKey1 〜Key15に対応している。そし
て、キースイッチKey1 〜Key15の押された位置に
よってA/D変換器4に入力される電圧Vinと、A/D
変換器4でデジタルコード化される出力コード(A/D
出力であるKeyコード)は、それぞれ図2中に示すよ
うに、すなわち以下に述べる(1)〜(15)のように
出力(Vi )とキースイッチKeyn (押下キー)とを
関連づけることによって1対1に対応させている。
【0009】(1)キースイッチKey1 が押下された
ときにA/D変換器4に入力される電圧Vi1は0.31
25V(ボルト),デジタルコードは0XH、(2)キ
ースイッチKey2 が押下されたときにA/D変換器4
に入力される電圧Vi2は0.625V,デジタルコード
は1XH、(3)キースイッチKey3 が押下されたと
きにA/D変換器4に入力される電圧Vi3は0.937
5V,デジタルコードは2XH、(4)キースイッチK
ey4 が押下されたときにA/D変換器4に入力される
電圧Vi4は1.25V,デジタルコードは3XH、
(5)キースイッチKey5 が押下されたときにA/D
変換器4に入力される電圧Vi5は1.5625V,デジ
タルコードは4XH、(6)キースイッチKey6 が押
下されたときにA/D変換器4に入力される電圧Vi6
1.875V,デジタルコードは5XH、(7)キース
イッチKey7 が押下されたときにA/D変換器4に入
力される電圧Vi7は2.1875V,デジタルコードは
6XH、(8)キースイッチKey8 が押下されたとき
にA/D変換器4に入力される電圧Vi8は2.5V,デ
ジタルコードは7XH、(9)キースイッチKey9
押下されたときにA/D変換器4に入力される電圧Vi9
は2.8125V,デジタルコードは8XH、(10)
キースイッチKey10が押下されたときにA/D変換器
4に入力される電圧Vi10 は3.125V,デジタルコ
ードは9XH、(11)キースイッチKey11が押下さ
れたときにA/D変換器4に入力される電圧Vi11
3.4375V,デジタルコードは10XH、(12)
キースイッチKey12が押下されたときにA/D変換器
4に入力される電圧Vi12 は3.75V,デジタルコー
ドは11XH、(13)キースイッチKey13が押下さ
れたときにA/D変換器4に入力される電圧Vi13
4.0625V,デジタルコードは12XH、(14)
キースイッチKey14が押下されたときにA/D変換器
4に入力される電圧Vi14 は4.375V,デジタルコ
ードは13XH、(15)キースイッチKey15が押下
されたときにA/D変換器4に入力される電圧Vi15
4.6875V,デジタルコードはEXH、(16)キ
ースイッチが何も押下されていない(未押下)ときの電
圧Vn は5.00V,デジタルコードはFXHとなる。
また、F(16進表示)が無押下状態となる抵抗Ri
電圧Vがスレッシュホールドの中間になるように決定す
る。この場合、抵抗の許容差は±3%以内であれば良
く、通常使用されているのが1%であるので、この通常
使用されている抵抗を使用することで十分である。
【0010】なお、図2に示した実施例では、キースイ
ッチKeyの数nを15とした場合について説明した
が、A/D変換器4のチャンネルを増やすことにより1
5キー以上設けたキーボードスイッチにも同様にして適
用することができるものである。
【0011】図3は、A/D変換器4がA/D0〜A/
D7の8個組み込まれているチャンネル数が8つのワン
チップマイコン(CPU)7を使用した場合の一例を示
すもので、この場合では15×8=120、すなわち1
20個のキーを配列させたキーボードに対応させること
ができる。なお、図3で図1と同一符号を付したものは
同じ部材を示している。
【0012】したがって、この回路構成によれば、押下
されたキー(キースイッチKey)により生成される異
なる電圧Vi がA/D変換器4でそれぞれの出力にデジ
タルコード化され、このコード化された出力(Keyコ
ードデータ5)より押下キーを識別することができるの
で、従来装置のスキャン処理を無くすことができる。ま
た、市販のA/Dチャンネル内蔵のマイクロコンピュー
タを用いれば、専用コントローラを使用しなくても実現
可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るキー
ボードコントロール装置によれば、押下されたキーより
発生する異なる電圧がA/D変換器でそれぞれの出力に
デジタルコード化され、このコード化された出力より押
下キーを識別することができるので、従来装置のスキャ
ン処理を無くすことができ、装置のトータルスループッ
トの向上が期待できる。また、従来、キー数が多くなる
と専用のキーボードコントローラで処理していたが、市
販のA/Dチャンネル内蔵のマイクロコンピュータを用
いれば、専用コントローラが不要となり、コスト及び実
装スペースの削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として示す回路構成ブロック
図である。
【図2】発生電圧と押下キーの対応図である。
【図3】本発明の一変形例を示す回路ブロック図であ
る。
【図4】従来のキーボードスイッチの回路構成ブロック
図である。
【符号の説明】
4 A/D変換器 5 Keyコードデータ 6 CPU(中央演算処理装置) 7 CPU(中央演算処理装置) VR リファレンス電圧 R 抵抗 R1 〜Rn 抵抗 Key1 〜Keyn キースイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーを配列してなるキーボードの
    コントロール装置において、 押下されたキーにより異
    なる電圧をA/D変換器に入力して、前記A/D変換器
    により前記電圧に応じたデジタルコードに変換するとと
    もに、前記デジタルコード化された出力と前記押下され
    たキーとを1対1に対応させる手段を設け、前記デジタ
    ルコード化された出力より前記押下されたキーを識別す
    ることを特徴とするキーボードコントロール装置。
  2. 【請求項2】 複数のキーを配列してなるキーボードの
    コントロール装置において、 押下されたキーによって
    異なる電圧を出力する回路と、 前記出力電圧をA/D変換器を用いてデジタルコード化
    する回路と、 前記A/D変換器でデジタルコード化された前記出力と
    前記押下されたキーとを1対1に対応させて前記押下さ
    れたキーを識別するための手段、 とを設けたことを特徴とするキーボードコントロール装
    置。
  3. 【請求項3】 押下されたキーによって出力電圧が異な
    る回路として、各押下キーと対応している各スイッチに
    それぞれ異なる抵抗を接続した請求項2に記載のキーボ
    ードコントロール装置。
JP6079826A 1994-03-25 1994-03-25 キーボードコントロール装置 Pending JPH07271493A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015108859A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 オンキヨー株式会社 入力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015108859A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 オンキヨー株式会社 入力装置
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