JP2940509B2 - データ検出回路 - Google Patents

データ検出回路

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JP2940509B2
JP2940509B2 JP9024845A JP2484597A JP2940509B2 JP 2940509 B2 JP2940509 B2 JP 2940509B2 JP 9024845 A JP9024845 A JP 9024845A JP 2484597 A JP2484597 A JP 2484597A JP 2940509 B2 JP2940509 B2 JP 2940509B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ検出回路に係
り、特にスイッチ入力部のどのキースイッチを操作者が
操作したかの情報を検出して表示するデータ検出回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のデータ検出回路の一例のブ
ロック図を示す。同図に示すように、従来のデータ検出
回路は、スイッチ入力部100とキースイッチの検出を
行うためのデータ検出部110とデータ処理部111と
からなる。データ検出部110は、スイッチ入力部10
0からキー入力データ107が入力されるデータバッフ
ァ回路101と、キースイッチの情報を記憶する手段で
あるデータ記憶回路102と、データ検出制御部104
と、制御処理回路105とからなる。また、データ処理
部111は、データ設定記憶部103とデータ記憶回路
102からのデータが入力されるデータ入力回路106
からなる。
【0003】この従来のデータ検出回路において、実際
にデータ検出を行うためには、制御処理回路105がデ
ータ検出制御部104に予め格納してある制御命令に基
づき、制御信号Bをデータ記憶回路102に供給してこ
れを制御する。また、データ設定記憶部103は、デー
タ記憶回路102を動作させるために、制御信号Aをデ
ータ記憶回路102に送ってキースイッチの検出を行
う。
【0004】図7は図6の従来のデータ検出回路による
キースイッチ検出のタイミングチャートを示す。このタ
イミングチャートと共に図6のデータ検出回路の動作に
ついて説明するに、スイッチ入力部100から入力され
たキー入力データ107は、データバッファ回路101
を介してデータ記憶回路102に入力され、ここでデー
タ設定記憶部103からの図7に示す制御信号Aにより
図7に示す検出データ109としてデータ記憶部102
に記憶される。
【0005】データ記憶部102に記憶されたデータ
は、制御処理回路105から出力される、図7に示す制
御信号Bにより同図に示すように、出力データ108と
して読み出され、データ入力回路106に送られる。こ
のように、従来のデータ検出回路では、キースイッチの
検出を行うためにデータ記憶回路102には、制御命令
を予め格納したデータ設定記憶部103とデータ検出制
御部104及び制御処理回路105が必要となる。
【0006】また、従来のデータ検出回路として、テン
キー入力情報を検出して、この入力情報により呼び出し
音を変えることにより、多数の電話機を用いた時でもど
の電話機から呼び出し音が発生しているか認識させるも
のが知られている(特開平3−179854号公報:発
明の名称「電話機」)。
【0007】また、従来の他のデータ検出回路として、
予めキースイッチの入力情報を記憶手段に格納して、こ
の入力情報と実際にキースイッチ操作者が入力する入力
情報を比較することによりキースイッチ入力情報の検出
を行う回路も知られている(特開平3−269713号
公報:発明の名称「情報処理装置」)。
【0008】更に、従来の他のデータ検出回路として、
タイマ管理により、キースイッチの押下情報の検出を行
い、例えば、一定時間キースイッチの押下情報が検出さ
れなければ、自動的に動作情報を送出する回路も知られ
ている(特開平1−236847号公報:発明の名称
「電話機」)。
【0009】更に、従来のデータ検出回路として、アル
ファベットの信号などのキー情報を通常用いる数字の番
号に自動で変換することにより、アルファベットで記憶
してある電話番号でも自動的に発信する回路も知られて
いる(特開平4−282940号公報:「電話機」)。
【0010】
【発明が解決しょうとする課題】しかるに、図6に示し
た従来のデータ検出回路では、キースイッチの押下によ
りスイッチ入力部100から入力されたキー入力データ
を、シリアルつまり1つずつ検出を行って出力データ1
08として出力しているため、検出すべきキースイッチ
の情報が増加すると、検出に長時間を要し、また、1対
1の対応を行うために前の情報を保持するために、この
データを制御するための手段が必要になる。
【0011】また、上記の従来のデータ検出回路では、
キースイッチの検出を行うためにデータ記憶回路102
に検出データを記憶させる必要があり、そのためには制
御命令を予め格納したデータ設定記憶部103とデータ
検出制御部104及び制御処理回路105が必要となる
ので、このために多数の制御命令が必要となり、開発期
間が長くなると共に制御も複雑になる。更に、従来のデ
ータ検出回路では、キースイッチの入力情報を、外部に
設けた専用装置のモニタに表示するようにしているた
め、システムの規模が大きくなると共に、この従来回路
だけでは、キースイッチの情報を確認できなかった。
【0012】また、特開平3−179854号公報記載
のデータ検出回路では、押下しているテンキーの入力情
報を制御する手段が必要なために、制御用の命令体系が
必要になることから、ソフトウェアの負担が大きくな
る。また、特開平3−269713号公報記載のデータ
検出回路は、比較によりキースイッチ入力情報の検出を
行うために、ハードウェア上で記憶手段が必要となり、
回路規模が増加して装置の費用が高いという問題があ
る。
【0013】また、特開平1−236847号公報記載
のデータ検出回路は、押下しているキースイッチの押下
情報の検出及び制御をタイマで行うために、タイマの数
はキースイッチの情報が増加するとそれに比例してタイ
マの数も増加するので、ハードウェアでは、回路規模の
増加による装置の費用が高くなることと、ソフトウェア
でのタイマ管理の制御が必要となる。
【0014】更に、特開平4−282940号公報記載
のデータ検出回路では、アルファベットデータと数字デ
ータが1対1の対応ではなく、アルファベットデータが
グループ化されているので、これらのキー情報の検出手
段を有していても、正確な情報が得られないことがある
ことである。
【0015】また、更に上記したいずれの公報記載のデ
ータ検出回路においても、操作者が入力するキースイッ
チ等の情報と比較するための期待値を記憶するために、
この情報を制御するための命令方式やデータ変換が複雑
になることや構成する回路の規模が大きくなり、装置と
しての製品コストが高くなる。
【0016】更に、いずれの従来のデータ検出回路もキ
ースイッチ情報を検出する時に故障しているかの判断を
行っていないために、装置の信頼性及び故障時の対応が
遅れてしまうという課題もある。
【0017】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、キースイッチの情報をパラレル(同時に複数)に検
出してこのキースイッチの情報を表示部に表示すること
により、安価な構成により現在のキー入力状態を正確に
検出し得るデータ検出回路を提供することを目的とす
る。
【0018】また、本発明の他の目的は、キースイッチ
に故障があった場合に、即座にキースイッチ操作者に認
識させることにより、早期に故障検出し得るデータ検出
回路を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、オンかオフかを識別されるべきキースイッ
チが複数個配列されたスイッチ入力部と、スイッチ入力
部からのキースイッチの情報を一時蓄えるバッファ回路
と、 複数のセグメントからなる表示素子により表示を
行うと共にその表示素子を複数個有する表示部と、複数
個の表示素子のうちの一の表示素子によりスイッチ入力
部を構成する複数個のキースイッチを複数のキースイッ
チ群に分割したときに各スイッチ群を順次識別表示させ
るデコード手段と、複数個の表示素子のうちの残りの表
示素子によりそのスイッチ群に配列されているキースイ
ッチに割り当てられたセグメントにそれぞれバッファ回
路を介してパラレル入力されたキースイッチの情報を、
表示部の表示素子の複数のセグメントのうち、スイッチ
入力部に配列されているキースイッチに割り当てられた
セグメントにそれぞれ表示させる駆動手段とを有する構
成としたものである。
【0020】この発明では、スイッチ入力部を構成する
複数個のキースイッチのうち、どのキースイッチが押下
(オン)されたか否かを、バッファ回路を介してパラレ
ル入力されたキースイッチの情報に基づき、表示部の表
示素子の複数のセグメントのうち、キースイッチに割り
当てたセグメント位置により表示できる。
【0021】
【0022】この発明では、スイッチ入力部を構成する
キースイッチの個数が表示部の表示素子のセグメントの
総数よりも多くても、複数個の表示素子のうちの一の表
示素子の表示セグメント位置により、残りの表示素子に
より表示されているキースイッチ情報がスイッチ入力部
のどのスイッチ群かを特定できる。
【0023】更に、本発明は、表示部を、複数のセグメ
ントからなる表示素子とは別の表示素子を更に有し、表
示制御回路は、バッファ回路を介して入力されたキース
イッチの情報に基づき、スイッチ入力部を構成するすべ
てのキースイッチがオフのとき第1の論理値となり、す
べてのキースイッチのどれか一つでもオンのとき第2の
論理値となる信号を演算出力する演算回路を更に有し、
演算回路の出力信号を別の表示素子に入力して表示制御
するように構成したものである。
【0024】この発明では、別の表示素子を演算回路の
出力信号が第1の論理値のとき発光(又は消灯)、第2
の論理値のとき消灯(又は発光)させることができるた
め、別の表示素子が発光か消灯かにより、スイッチ入力
部を構成するすべてのキースイッチがオフか、どれか一
つでもオンかを識別させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面と共に説明する。図1は本発明になるデータ検
出回路の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示す
ように、データ検出回路は、キースイッチの情報をパラ
レル(同時に複数)に検出することを実現するための、
入力キースイッチの検出を行うスイッチ入力部11及び
バッファ回路12から構成される操作系と、キースイッ
チの情報を表示するための、表示部14と表示制御回路
15から構成される表示系とから構成されており、更に
ここでは従来と同様に入力制御回路16とモニタ部17
からなるキースイッチの情報を表示させる手段も備えて
いる。ただし、この入力制御回路16とモニタ部17は
設けなくともよい。
【0026】モニタ部17の表示方法としては、入力制
御回路16に予めデータ入力制御を行うボードを挿入し
ておき、ここで検出されるキースイッチの情報をもと
に、モニタ部17に表示用のデータを送出して現在のキ
ースイッチの情報を認識することも可能である。
【0027】図1のスイッチ入力部11は、キースイッ
チの情報を入力するための手段であり、オン/オフ情報
が表示される複数個のキースイッチからなり、ここでは
例えば第1のスイッチ群を構成する7個のキースイッチ
と、第2のスイッチ群を構成する7個のキースイッチを
少なくとも有している。この実施の形態のスイッチ入力
部11のキースイッチの情報は、キースイッチが押下し
たときに、“1”(HIGH)、反対に押下しないとき
には、“0”(LOW)の信号が検出される。バッファ
回路12は、スイッチ入力部11からのキースイッチ情
報を常に検出するためと、表示制御回路15及び入力制
御回路16のインターフェイスを行う機能を持つ。
【0028】図1の表示系にある表示部14の正面パネ
ルは、例えば図3に示すように、それぞれ7つのセグメ
ントが8の字形状に配列された全部で4つの液晶表示素
子251〜254からなる液晶表示部と、1つの発光ダイ
オード(LED)からなるLED表示部23と、0〜9
の数字とA〜Fのアルファベットを入力するためのキー
スイッチ26とがそれぞれ配置されている。
【0029】ここで、図3にある液晶表示部のうちビッ
ト1の液晶表示素子251により、キースイッチ26に
より入力された0〜9の数字とA〜Fのアルファベット
の表示を行い、ビット2、ビット3及びビット4の3つ
の液晶表示素子252、253及び254により、操作系
のスイッチ入力部11のキースイッチ情報の表示を行
う。
【0030】従って、例えば、図3の表示部14中のキ
ースイッチ26のうち「1」の数字キーを押した時に
は、液晶表示素子251のセグメント2とセグメント3
が表示される。同様にして、キースイッチ26のうち
「8」の数字キーが押下された時には、液晶表示素子2
1の7つのセグメントが全て表示される。このキース
イッチ26の押下によるビット1の液晶表示素子251
の表示自体は、従来より公知であり、また本発明と直接
の関係はないので、その詳細な説明は省略する。
【0031】一方、表示制御回路15は、図2に示すよ
うに、少なくともビット演算回路20、ビット演算回路
21及びビット演算回路22と、液晶駆動回路18と液
晶駆動回路19から構成されている。ビット演算回路2
0及びビット演算回路21は、図1のスイッチ入力部1
1からバッファ回路12を介してパラレルに入力される
ビット(キースイッチ)情報を検出する回路である。
【0032】ビット演算回路22は、後述するようにス
イッチ入力部11のキースイッチの故障検出を行うため
の制御回路であり、この演算結果に応じて、LED表示
部23に信号を送り、発光するか、発光しないかの制御
を行う。また、液晶駆動回路18は図3のビット2の液
晶表示素子252を駆動表示する回路で、液晶駆動回路
19は図3のビット3の液晶表示素子253を駆動表示
する回路である。
【0033】表示制御回路15が図2の構成である場合
について、動作を説明する。この場合は、キースイッチ
の情報を簡易的に表示部14の液晶表示部に表示するこ
とにより現在の押下しているキースイッチの情報を認識
するために、図1のスイッチ入力部11からバッファ回
路12を介してパラレルに出力されるキースイッチの情
報は、“0”か“1”のデジタル値であ。バッファ回路
12は、スイッチ入力部11からのキースイッチの情報
(2値データ)が、常にパラレル入力されている。
【0034】図1において、バッファ回路12にスイッ
チ入力部11から送られてきたN+1ビット(0〜N:
ここで、Nは任意とする。)パラレルのキースイッチの
情報は2分岐され、一方は外部装置である入力制御回路
16に送られ、他方が表示制御回路15に入力される。
入力制御回路16は、パラレル入力されたキースイッチ
の情報をもとにしてモニタ部17に現在の情報を出力す
る。
【0035】一方、表示制御回路15は、パラレル入力
されたキースイッチの情報をもとにして表示部14に表
示させる制御を行う。例えば、一例として、スイッチ入
力部11のキースイッチが14個あり、パラレルに入力
されたキースイッチの情報が、図2に示すような0〜1
3までの14ビットのデータとしたときを想定すると、
データ0に相当するキースイッチが押下(オン)された
とすると、この時には、データ0のみが“1”(HIG
H)となる。
【0036】すなわち、図2に示すデータ(0:6)の
7ビットの入力信号は、スイッチ入力部11の第1のス
イッチ群を構成する7個のキースイッチのオン/オフ情
報を1:1に対応して示しており(オンのとき論理”
1”、オフのとき論理”0”)、図3に示す液晶表示部
にあるビット2の液晶表示素子252の7つのセグメン
トに対しても1対1で対応している。同様に、図2に示
すデータ(7:13)の7ビットの入力信号は、スイッ
チ入力部11の第2のスイッチ群を構成する7個のキー
スイッチのオン/オフ情報を1:1に対応して示してお
り(オンのとき論理”1”、オフのとき論理”0”)、
図3に示す液晶表示部にあるビット3の液晶表示素子2
3の7つのセグメントにも1対1で対応する。
【0037】従って、スイッチ入力部11の第1のスイ
ッチ群のデータ0に対応する所定の一つのキースイッチ
が押下されたときは、データ0に対応したビットが
“1”(HIGH)となり、これが液晶駆動回路18の
データバスに入力されてこのデータバスに相当する、ビ
ット2の液晶表示素子252の一つのセグメントを表示
させる。つまり、上記のデータ0のキースイッチが押下
された時には、このデータ0に相当するセグメントの1
が表示される。
【0038】もちろんデータ(0〜13)に相当するキ
ースイッチが全て“0”(LOW)の時には、液晶表示
素子252及び253は表示しないし、データ0と他のデ
ータ1〜13のいずれかが同時に押下されている時に
は、液晶表示部にあるビット2の液晶表示素子252
び253の対応するセグメントを同時に2つ以上表示す
る。
【0039】このようにして、この実施の形態によれ
ば、スイッチ入力部11を構成している14個のキース
イッチのうちの任意のキースイッチが押下されると、液
晶表示素子252及び253の全部で14個のセグメント
のうち、その押下されたキースイッチに割り当てられた
特定のセグメントが表示されるので、スイッチ入力部1
1のどのキースイッチが押下されているかを、液晶表示
素子252及び253の表示セグメント位置にて識別させ
ることができる(すなわち、液晶表示素子252及び2
3は、液晶表示素子251のように数字やアルファベッ
トを表示するのではなく、押下されたキースイッチを表
示する)。
【0040】ここで上記の考え方からすると、スイッチ
入力部11のキースイッチを増加したときには、単純に
増加した分だけ図3にある液晶表示部の液晶表示素子の
個数を増加すれば対応できる。しかし、図3に示すよう
に、表示部14の液晶表示素子の個数がビット1〜4ま
での4個、すなわちセグメント数が28(7×4=2
8)と限られている場合には、図3の液晶表示部のうち
のビット4の液晶表示素子254を図4に示すようなカ
ウンタ回路30とデコーダ回路31を用いて効率性を考
慮した構成とする。
【0041】すなわち、図4のブロック図に示すカウン
タ回路30、デコーダ回路31及び液晶駆動回路32は
図2の構成と共に図1の表示制御回路15に内蔵されて
いる。ここで、液晶駆動回路32は図3のビット4の液
晶表示素子254を駆動表示制御する回路である。
【0042】この図4の回路の動作について、図5のタ
イミングチャートと共に説明する。図4のカウンタ回路
30はクロックをカウントして基準信号をデコーダ回路
31に供給し、これより、図5に示すように、キー入力
データ(D0〜D6)に同期したデコード信号1〜7を
発生させ、液晶駆動回路32に供給させる。
【0043】ここで、キー入力データ(D0〜D6)は
それぞれ7ビットのデータであり、図1の表示制御回路
15に入力されている。例えば、このキー入力データ
は、前述したデータ(0:6)がD0(デコード信号1
でデータを検出)、データ(7:13)がDl(デコー
ド信号2でデータを検出)である。ここで、このキース
イッチ情報つまり15個以上のキースイッチの情報を検
出して表示を行う時には、図5に示すようにデコード信
号3とデコード信号4、デコード信号5とデコード信号
6といったようにぺアを組んで切り換えることによりキ
ースイッチの拡張性にも対応できる。
【0044】すなわち、このときには、図4のビット4
の液晶駆動回路32では、図5のデコード信号に相当す
るセグメント(1〜7)が入力されることにより、図3
のビット4の液晶表示素子254で対応するセグメント
で表示され、これにより同じキースイッチの情報が出力
されていてもデコード信号の番号(すなわち、7個ずつ
のキースイッチ群)に対応したセグメントがビット4に
表示されるので、どのキースイッチであるかも認識でき
る。
【0045】次に、LED表示部23によるキースイッ
チの故障の検出表示について説明する。前記したよう
に、図1の表示制御回路15の内部に図2に示すよう
に、ビット演算回路20、ビット演算回路21及びビッ
ト演算回路22が設けられており、またスイッチ入力部
11のキースイッチの情報は、キースイッチが押下した
ときに、“1”(HIGH)、反対に押下しないときに
は、“0”(LOW)の信号が検出される。
【0046】従って、ビット演算回路20、21、22
は、ORの論理回路により構成され、いずれかのキース
イッチが押下(オン)される“1”の時には、論理が
“1”となる信号がビット演算回路22からLED表示
部23に送られる。反対に、すべてのキースイッチが押
下されていない(オフである)ときには、“0”(LO
W)の信号がビット演算回路20及び21により検出さ
れ、ビット演算回路22から論理“0”の信号がLED
表示部23に送られる。
【0047】ここで、LED表示部23は、入力信号が
論理”0”(LOW)ときに発光し、論理”1”(HI
GH)のときには発光しないように設定すると、LED
表示部23が発光したときは、スイッチ入力部11のす
べてのキースイッチがオフであり、発光しないときはス
イッチ入力部11のキースイッチのいずれかがオンされ
ていることとなる。従って、操作系のスイッチ入力部1
1にてキースイッチの入力を行っているにも拘らず、L
ED表示部23が発光しているときには、キースイッチ
の故障であることを操作者に識別させることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スイッチ入力部を構成する複数個のキースイッチのう
ち、どのキースイッチが押下(オン)されたか否かを、
表示部の表示素子の複数のセグメントのうち、キースイ
ッチに割り当てたセグメント位置により表示できるた
め、外部装置のモニタに出力していた情報をシステム内
にある表示部で共用した安価な構成で表示でき、また、
上記の表示はパラレルに入力されるキースイッチ情報に
基づいて同時に複数のセグメントで表示できるので、短
時間でキースイッチのオン/オフデータの検出表示がで
きる。
【0049】また、本発明によれば、複数個の表示素子
のうちの一の表示素子の表示セグメント位置により、残
りの表示素子により表示されているキースイッチ情報が
スイッチ入力部のどのスイッチ群かを特定できるため、
スイッチ入力部を構成するキースイッチの個数が表示部
の表示素子のセグメントの総数よりも多くても、スイッ
チ入力部のキースイッチのオン/オフデータの検出表示
ができる。
【0050】更に、本発明によれば、別の表示素子を演
算回路の出力信号が第1の論理値のとき発光(又は消
灯)、第2の論理値のとき消灯(又は発光)させること
により、別の表示素子が発光か消灯かにより、スイッチ
入力部を構成するすべてのキースイッチがオフか、どれ
か一つでもオンかを識別させることができるため、スイ
ッチ入力部のキースイッチの故障を別の表示素子により
表示でき、よって、初期状態や通常使用時のいずれの状
態でも早期にキースイッチの故障状態が認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1中の表示制御回路の要部の一実施の形態の
ブロック図である。
【図3】図1中の表示部の正面パネルの一例を示す図で
ある。
【図4】図1中の表示制御回路の他の要部の一実施の形
態のブロック図である。
【図5】図6の動作説明用のタイミングチャートであ
る。
【図6】従来装置の一例のブロック図である。
【図7】図6の動作説明用タイミングチャートである。
【符号の説明】
11 スイッチ入力部 12 バッファ回路 14 表示部 15 表示制御回路 16 入力制御回路 17 モニタ部 18、19、32 液晶駆動回路 20、21、22 ビット演算回路 23 LED表示
部 251 液晶表示素子(ビット1) 252、253、254 スイッチ入力部のキースイッチ
のオン/オフデータ検 出表示用液晶表示素子(ビット2、ビット3、ビット
4)26 キースイッチ 30 カウンタ回路 31 デコーダ回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンかオフかを識別されるべきキースイ
    ッチが複数個配列されたスイッチ入力部と、 前記スイッチ入力部からのキースイッチの情報を一時蓄
    えるバッファ回路と、 複数のセグメントからなる表示素子により表示を行う
    共に該表示素子を複数個有する表示部と、前記複数個の表示素子のうちの一の表示素子により前記
    スイッチ入力部を構成する複数個のキースイッチを複数
    のキースイッチ群に分割したときに各スイッチ群を順次
    識別表示させるデコード手段と、 前記複数個の表示素子のうちの残りの表示素子によりそ
    のスイッチ群に配列されているキースイッチに割り当て
    られたセグメントにそれぞれ 前記バッファ回路を介して
    パラレル入力された前記キースイッチの情報を、前記表
    示部の表示素子の複数のセグメントのうち、前記スイッ
    チ入力部に配列されているキースイッチに割り当てられ
    たセグメントにそれぞれ表示させる駆動手段とを有する
    ことを特徴とするデータ検出回路。
  2. 【請求項2】 オンかオフかを識別されるべきキースイ
    ッチが複数個配列されたスイッチ入力部と、 前記スイッチ入力部からのキースイッチの情報を一時蓄
    えるバッファ回路と、 複数のセグメントからなる表示素子により表示を行うと
    共に該表示素子を複数個有し、更に前記複数のセグメン
    トからなる表示素子とは別の表示素子を有する表示部
    と、 前記複数個の表示素子のうちの一の表示素子により前記
    スイッチ入力部を構成する複数個のキースイッチを複数
    のキースイッチ群に分割したときに各スイッチ群を順次
    識別表示させるデコード手段と、 前記複数個の表示素子のうちの残りの表示素子によりそ
    のスイッチ群に配列されているキースイッチに割り当て
    られたセグメントにそれぞれ前記バッファ回路を介して
    パラレル入力された前記キースイッチの情報を、前記表
    示部の表示素子の複数のセグメントのうち、前記スイッ
    チ入力部に配列されているキースイッチに割り当てられ
    たセグメントにそれぞれ表示させる駆動手段と、 前記バッファ回路を介して入力された前記キースイッチ
    の情報に基づき、前記スイッチ入力部を構成するすべて
    のキースイッチがオフのとき第1の論理値となり、該す
    べてのキースイッチのどれか一つでもオンのとき第2の
    論理値となる信号を演算し、その演算結果を前記別の表
    示素子に出力して表示制御する演算回路と を有すること
    特徴とするデータ検出回路。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、前記スイッチ入力部のキ
    ースイッチとは異なるキースイッチの操作により、数字
    又はアルファベットを表示する表示素子を有することを
    特徴とする請求項1又は2記載のデータ検出回路。
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