JPH05257432A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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Publication number
JPH05257432A
JPH05257432A JP4052301A JP5230192A JPH05257432A JP H05257432 A JPH05257432 A JP H05257432A JP 4052301 A JP4052301 A JP 4052301A JP 5230192 A JP5230192 A JP 5230192A JP H05257432 A JPH05257432 A JP H05257432A
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JP
Japan
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display data
data
driving
data output
Prior art date
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Pending
Application number
JP4052301A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Konno
正則 今野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4052301A priority Critical patent/JPH05257432A/ja
Publication of JPH05257432A publication Critical patent/JPH05257432A/ja
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  • Control Of El Displays (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力を少なくしながら、表示制御にかか
わる実行時間をできるだけ少なくする。 【構成】 表示部専用CPU32から表示データをシリ
アルに出力し、ダイナミック駆動表示部31のシフトレ
ジスタ35およびスタティック駆動表示部32のシフト
レジスタ45により保持する。シフトレジスタ35に保
持されたデータを用い、セグメントドライバ37とソー
スドライバ38とにより、一部のLED表示素子40を
ダイナミック駆動し、シフトレジスタ45に保持された
データを用い残りのLED表示素子40をスタティック
駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等に
用いられ、マイクロコンピュータにより動作制御する表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置にお
いてコピー枚数等を表示する表示装置は、多数の表示素
子を有しており、これらを駆動する方式としてスタティ
ック駆動とダイナミック駆動がある。スタティック駆動
は表示素子に定常的に電流を流す方式であり、ダイナミ
ック駆動は選択信号によって周期的に順次選択される一
群の表示素子を表示データによって点灯させる方式であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、画像形成装置
において用いられているマイクロコンピュータは、表示
以外のキー入力や複写を行うための制御を行っている。
このマイクロコンピュータによって表示装置を制御する
場合、従来は複写制御のメインプログラムに割り込んで
表示プログラムを動作させていた。ところで、ダイナミ
ック駆動を用いる場合には、表示素子のちらつきを感じ
させないように、各表示の選択信号を一定周期で動作さ
せる必要がある。そのため、メインプログラムの実行時
間がまちまちであると点灯タイミングが大幅にくるうこ
とになり、表示のちらつき等の不具合を生じることにな
る。これを防止するためには不要ステップを挿入する等
の処理が必要となり、メインプログラムのステップ数の
増大させるという不具合を生じていた。
【0004】そこで、例えば特公昭63−64779号
公報には、一定の時間間隔でメインプログラムの実行を
中断して表示割込プログラムを実行し、この表示割込プ
ログラム実行毎に異なる選択信号を出力して異なる表示
素子を選択駆動する技術が開示されている。しかしなが
ら、この方式では、各選択信号毎に表示データを切り換
える必要があるため、各選択信号の合間に表示割込プロ
グラムを動作させるが、大量の表示データを表示する場
合には表示割込プログラムの実行時間が長くなり、メイ
ンプログラムの実行が遅れ、画像形成装置のシーケンス
動作に不具合を生じる虞がある。
【0005】また、表示装置専用のマイクロコンピュー
タを持って表示装置を制御する場合でも、マイクロコン
ピュータは、大量のキー入力の読み込み制御や、大量の
表示データの処理や、メインのコンピュータとの通信制
御等を行うため、効率の良いプログラムが必要となる。
そして、表示以外のプログラムの実行時間がまちまちで
あると点灯タイミングが大幅にくるうことになり、表示
のちらつき等の不具合を生じることになる。
【0006】また、ダイナミック駆動では、セグメント
数×桁数と一致しない数の表示素子を駆動する場合に
は、回路構成上の無駄が生じる。例えば、表示素子の数
が300個でセグメント数が32ビットの場合、桁数が
9では全ての表示素子を駆動できないので、桁数を10
にする必要があるが、この場合には320個の表示素子
を駆動可能な回路構成で300個の表示素子を駆動する
ことになるため、回路構成上、無駄がある。
【0007】一方、スタティック駆動では、表示素子に
定常的に電流を流すため、消費電力が増え、表示装置の
発熱量が増えるという不具合がある。
【0008】また、従来は、表示装置の表示に異常が生
じた場合、表示素子の故障か、表示素子の駆動回路部の
故障かが分からないという問題点があった。
【0009】そこで本発明の目的は、消費電力を少なく
しながら、表示制御にかかわる実行時間をできるだけ少
なくすることのできる表示装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、上記目的に加え、回
路構成上の無駄を無くすことのできる表示装置を提供す
ることにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、表示素子の駆
動回路部の故障を発見できるようにした表示装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の表
示装置は、複数の表示素子と、各表示素子を駆動するた
めの表示データをシリアルに出力する表示データ出力手
段と、この表示データ出力手段から出力された表示デー
タを保持する保持手段と、駆動する表示素子群を順次切
り換えながら周期的に選択するための選択信号を発生す
る選択信号発生手段と、この選択信号発生手段によって
発生された選択信号と保持手段によって保持された表示
データとを用いて、表示素子をダイナミック駆動により
駆動するダイナミック駆動手段とを備えたものである。
【0013】この表示装置では、表示データ出力手段か
らシリアルに出力された表示データは、保持手段に保持
され、この表示データと選択信号発生手段によって発生
された選択信号とを用いて、ダイナミック駆動手段によ
って表示素子がダイナミック駆動により駆動される。
【0014】請求項2記載の発明の表示装置は、複数の
表示素子と、各表示素子を駆動するための表示データを
シリアルに出力する表示データ出力手段と、この表示デ
ータ出力手段から出力された表示データを保持する保持
手段と、駆動する表示素子群を順次切り換えながら周期
的に選択するための選択信号を発生する選択信号発生手
段と、この選択信号発生手段によって発生された選択信
号と保持手段によって保持された表示データの一部とを
用いて、全表示素子のうちの一部をダイナミック駆動に
より駆動するダイナミック駆動手段と、保持手段によっ
て保持された表示データのうちダイナミック駆動手段で
用いられる表示データ以外の表示データを用いて、全表
示素子のうちダイナミック駆動手段によって駆動される
表示素子以外の表示素子をスタティック駆動により駆動
するスタティック駆動手段とを備えたものである。
【0015】この表示装置では、表示データ出力手段か
らシリアルに出力された表示データは、保持手段に保持
される。この表示データの一部と選択信号発生手段によ
って発生された選択信号とを用いて、ダイナミック駆動
手段によって全表示素子のうちの一部がダイナミック駆
動により駆動され、残りの表示データを用いて、スタテ
ィック駆動手段によって、残りの表示素子がスタティッ
ク駆動により駆動される。
【0016】請求項3記載の発明の表示装置は、複数の
表示素子と、各表示素子を駆動するための表示データを
シリアルに出力する表示データ出力手段と、この表示デ
ータ出力手段から出力された表示データを、順次シフト
させながら取り込んで、保持するシフトレジスタと、こ
のシフトレジスタによって保持された表示データを用い
て表示素子を駆動する駆動手段と、表示データ出力手段
が出力した表示データの内容を記憶する記憶手段と、シ
フトレジスタの最後段のシリアルアウト端子からデータ
を取り込み、このデータの内容が記憶手段によって記憶
されたデータの内容と一致するか否かを判定する判定手
段とを備えたものである。
【0017】この表示装置では、表示データ出力手段か
らシリアルに出力された表示データは、シフトレジスタ
に保持され、この表示データを用いて、駆動手段によっ
て表示素子が駆動される。また、表示データ出力手段が
出力した表示データの内容は記憶手段によって記憶され
る。判定手段は、シフトレジスタの最後段のシリアルア
ウト端子からデータを取り込み、このデータの内容が記
憶手段によって記憶されたデータの内容と一致するか否
かを判定する。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図5は本発明の一実施例に係る
ものである。
【0019】図1は本実施例の操作表示装置の構成とこ
の操作表示装置が用いられる複写機の概略構成を示すブ
ロック図である。この図に示すように、複写機は、原稿
画像を読み取る画像読み取り部11と、この画像読み取
り部11で得られた画像データを処理する画像処理部1
2と、この画像処理部12によって制御されて画像を出
力する出力装置13とを備えている。画像処理部12と
出力装置13の間では画像信号、指令信号、状態信号等
の通信を行うようになっている。また、複写機は複写シ
ーケンスの制御を行う複写機コントロール中央処理装置
(以下、中央処理装置をCPUと記す。)15を備えて
いる。この複写機コントロールCPU15は、複写機の
各部に配置されたセンサ16、ソレノイド、クラッチ類
17、モータ18、操作表示装置20との間で信号の入
出力を行うと共に画像処理部12を制御し、また、他の
各システム19との間で通信を行うようになっている。
【0020】操作表示装置20は、操作表示装置20全
体の制御を行う表示部メインCPU21と、表示部専用
CPU22と、外部インタフェース装置23と、液晶デ
ィスプレイ(以下、LCDと記す。)24と、タッチパ
ネルおよびハードキー25と、ダイナミック駆動表示部
31と、スタティック駆動表示部32とを備えている。
表示部メインCPU21は、複写機メインCPU15、
表示部専用CPU22、外部インタフェース装置23と
の間で通信を行うと共にLCD24を制御するようにな
っている。
【0021】一方、表示部専用CPU22は、タッチパ
ネルおよびハードキー25と、発光ダイオード(以下、
LEDと記す。)表示素子を用いた表示部の制御を専門
に行うようになっている。この表示部専用CPU22
は、キースキャン信号26によってタッチパネルおよび
ハードキー25をスキャンし、タッチパネルおよびハー
ドキー25からのキーデータリターン信号27によって
タッチパネルおよびハードキー25の入力を判定するよ
うになっている。また、表示部専用CPU22は、ダイ
ナミック駆動表示部31に対して表示データとしてのシ
リアルデータおよび制御信号33とクロック34を送る
ようになっている。なお、図中、符号TXDは送信端
子、RXDは受信端子を示す。
【0022】本実施例において、操作表示装置20に2
つのCPU21、22を設けた理由は、1つのCPUで
操作表示装置20の全ての処理を行うようにすると、L
ED表示素子を用いた表示部の制御の他に、複写機メイ
ンCPU15との通信のための処理やLCD24を表示
するための処理に時間がかかってしまい、処理の負荷が
大きくなってしまうためである。なお、表示部メインC
PU21、表示部専用CPU22は、それぞれマイクロ
コンピュータで構成されている。
【0023】ダイナミック駆動表示部31は、表示部専
用CPU22からの表示データとしてのシリアルデータ
を保持する保持手段として、ラッチおよびドライバを含
む縦続接続された複数のシフトレジスタ35を有し、ま
た選択信号発生手段として、表示部専用CPU22から
のクロック34を分周して8スキャン信号を発生する8
スキャン信号発生器36を有している。ダイナミック駆
動表示部31は、さらに、シフトレジスタ35に接続さ
れたセグメントドライバ37と、8スキャン信号発生器
36に接続されたソースドライバ38と、これらセグメ
ントドライバ37およびソースドライバ38によって駆
動される多数のLED表示素子40とを有している。な
お、8スキャン信号発生器36から出力される8スキャ
ン信号はスキャン信号(scan0〜scan7)41
としてソースドライバ38に供給されると共に、表示デ
ータ選択信号(OEO〜OE7)42としてシフトレジ
スタ35に供給されるようになっている。
【0024】一方、スタティック駆動表示部32は、ダ
イナミック駆動表示部31のシフトレジスタ35に縦続
接続されたラッチおよびドライバを含む複数のシフトレ
ジスタ45と、このシフトレジスタ45のドライバによ
ってスタティック駆動にて駆動される複数のLED表示
素子40とを有している。
【0025】図2は、図1のダイナミック駆動表示部3
1およびスタティック駆動表示部32を詳しく示すブロ
ック図である。本実施例では、LED表示素子40が3
20個あるものとし、そのうちの256個をダイナミッ
ク駆動により駆動し、残りの64個をスタティック駆動
により駆動するものとする。従って、表示データは32
0ビットあり、そのうちの256ビットがダイナミック
駆動用のデータで、残りの64ビットがスタティック駆
動用のデータとなる。ダイナミック駆動により駆動され
る256個のLED表示素子40は32個を一桁とする
8桁S0〜S7に分けられ、ソースドライバ38によっ
て選択された一桁のLED表示素子40がセグメントド
ライバ37によって駆動されるようになっている。
【0026】ダイナミック駆動表示部31では、32ビ
ットのシフトレジスタ35が8個縦続接続されている。
このダイナミック駆動表示部31の最後段のシフトレジ
スタ35の後段に、スタティック駆動表示部32の32
ビットのシフトレジスタ45が2個縦続接続されてい
る。このスタティック駆動表示部32の最後段のシフト
レジスタ45のシリアルアウト端子は、表示部専用CP
U22の受信端子RXDに接続されている。各シフトレ
ジスタ35、45はラッチ機能を有すると共にそれぞれ
ドライバ35a、45aを含んでいる。
【0027】セグメントドライバ37は32個のドライ
バからなり、この32個のドライバは各シフトレジスタ
35の32個の出力ポートに接続されていると共に、1
つのドライバは互いに異なる桁に属する8個のLED表
示素子40を駆動するようになっている。また、ソース
ドライバ38は8個のドライバからなり、各ドライバは
それぞれ32個ずつの一桁のLED表示素子40を駆動
するようになっている。また、8スキャン信号発生器3
6は、表示部専用CPU22からのクロック34を分周
してパルス状の8スキャン信号を発生する8スキャンデ
コーダ36aと、この8スキャンデコーダ36aが発生
する各スキャン信号の間に、非点灯期間に相当するブラ
ンキング期間を作るブランキング回路36bとを有して
いる。
【0028】また、スタティック駆動表示部32の各シ
フトレジスタ45の32個の出力ポートには、それぞれ
LED表示素子40が接続されている。
【0029】次に、図3および図4を参照して本実施例
の動作について説明する。図3はシフトレジスタ35、
45への表示データの転送動作を示すタイミングチャー
ト、図4はダイナミック駆動による点灯動作を示すタイ
ミングチャートである。
【0030】まず、表示データの転送動作について説明
する。表示部専用CPU22は表示プログラムの実行に
より、出力ポートからシフトレジスタ35、45に対し
て図3に示すようなシフトクロック、シリアルデータ、
データラッチ、ストローブの各信号を送る。すなわち、
表示部専用CPU22は、まず、図3(a)、(b)に
示すようにシフトクロックに同期して表示データである
シリアルデータを出力する。シフトレジスタ35、45
は、シフトクロックに応じてシリアルデータを順次シフ
トさせながら取り込む。そして、320個のシフトクロ
ックによって全てのシフトレジスタ35、45にデータ
が取り込まれる。その後、表示部専用CPU22は、図
3(c)に示すようにデータラッチ信号を送り、このデ
ータラッチ信号に応じて各シフトレジスタ35、45は
データをラッチし、データを確定する。また、表示部専
用CPU22は、図3(d)に示すように、最初の表示
データを送り終わってデータが確定した後にストローブ
信号を“H”レベルから“L”レベルに切り換えて、各
シフトレジスタ35、45の出力を有効にする。
【0031】次に、ダイナミック駆動による点灯動作に
ついて説明する。表示データをシフトレジスタ35、4
5に全て転送し終わったら、8スキャン信号発生器36
より、図4(a)〜(h)に示すスキャン信号scan
0〜7を順次出力する。このスキャン信号scan0〜
7によって、ソースドライバ38は8桁(S0〜S7)
のLED表示素子40のうちの1桁を順次切り換えなが
ら周期的に選択し、点灯可能にする。また、図4(j)
に示すように、スキャン信号scan0〜7と同様の表
示データ選択信号OEO〜OE7の各々が各シフトレジ
スタ35のドライバ35aに送られ、この表示データ選
択信号OEO〜OE7によって、図4(i)に示すよう
に、8個の32ビットのシフトレジスタ35のうちの一
つの出力がセグメントデータとして選択されセグメント
ドライバ37に送られる。セグメントドライバ37は、
ソースドライバ38によって選択された一桁のLED表
示素子40をセグメントデータにより点灯する。このよ
うにして、表示データが32ビットずつダイナミック点
灯される。
【0032】一方、スタティック駆動表示部32では、
シフトレジスタ45に保持された表示データによって、
シフトレジスタ45の各ドライバ45aを介してLED
表示素子40が直接駆動される。
【0033】このように本実施例では、表示の切り換え
を行う場合には常に表示素子分のデータをシリアル転送
する必要があるが、一旦転送したデータはシフトレジス
タ35、45に保持されるので、プログラムによりスキ
ャン信号の切り換えのタイミングに合わせて表示データ
を送り続ける必要はない。従って、プログラムの表示制
御に費やす処理時間を大幅に減らすことができる。ま
た、表示以外のプログラムの実行によってLED表示素
子40の点灯タイミングがくるうことがないので、極め
て正確に表示の駆動制御を行うことができる。また、極
力、ダイナミック駆動を用いているので、消費電力、発
熱量を少なくすることができる。
【0034】なお、表示桁のスキャンサイクルタイムT
cy(図4参照)は、大きくし過ぎると前の桁の残像が目
立つようになり、表示のちらつき現象が現われるので、
通常5〜10m秒程度にする必要がある。また、表示デ
ータは、ノイズ等による誤動作を防止するため、表示デ
ータの変更がなくても100m秒程度に1回の割合で転
送すると、確実な表示が可能となる。
【0035】また、本実施例では、表示素子の大部分を
ダイナミック駆動により駆動し、残りの表示素子をスタ
ティック駆動により駆動するようにしている。このよう
に、表示素子をダイナミック駆動とスタティック駆動に
配分することにより、セグメント数×桁数と一致しない
数の表示素子を駆動する場合における、回路構成上の無
駄を無くすことができる。例えば、表示素子の数が30
0個の場合、全てをダイナミック駆動により駆動するに
は、セグメント数が32ビットの場合には桁数を10に
する必要があるが、この場合には320個の表示素子を
駆動可能な回路構成で300個の表示素子を駆動するこ
とになるため、回路構成上、無駄がある。これに対し、
ダイナミック駆動の桁数を例えば8桁または9桁とし、
余った表示素子をスタティック駆動により駆動すれば、
回路構成上の無駄を無くすことができる。
【0036】また、本実施例では、表示部専用CPU2
2から表示データをシリアルに転送するので、表示デー
タのために表示部専用CPU22の出力ポートを大量に
使う必要がなくなる。
【0037】また、本実施例の操作表示装置20は、L
ED表示素子40の表示データを取り込む駆動回路部の
自己診断機能を有している。以下、この自己診断機能に
ついて説明する。
【0038】図5は、操作表示装置20の自己診断機能
にかかわる構成を示す機能ブロック図である。この図に
示すように、表示部専用CPU22は、各LED表示素
子40を駆動するための表示データをシリアルに出力す
るシリアルデータ出力手段51と、このシリアルデータ
出力手段51が出力した表示データの内容を記憶するメ
モリ52と、表示データを保持するシフトレジスタ3
5、45の最後段のシフトレジスタ45のシリアルアウ
ト端子からデータを取り込み一時的に記憶する受信レジ
スタ53と、この受信レジスタ53に取り込まれたたデ
ータの内容がメモリ52に記憶されたデータの内容と一
致するか否かを判定する判定手段54とを備えている。
このうち、シリアルデータ出力手段51および判定手段
54は、表示部専用CPU22が実行するプログラムに
よって実現される。
【0039】LED表示素子40の駆動回路部の自己診
断を行う場合、例えば320ビット分の表示データを表
示する装置であれば、シリアルデータ出力手段51によ
って320ビットの表示データをシリアルにシフトレジ
スタ35、45に転送すると共に、この表示データの内
容をメモリ52に記憶しておく。そして、全表示データ
の転送後、最後段のシフトレジスタ45のシリアルアウ
ト端子からシフトクロックに同期して320ビットの表
示データを1ビットずつ順次出力させ、この表示データ
を表示部専用CPU22の受信端子RXDを通して受信
レジスタ53に取り込む。そして、判定手段54によっ
て、受信レジスタ53に取り込まれたデータとメモリ5
2に記憶されたデータとを1ビットまたは8ビット等の
単位で比較して、両者が一致するか否かを判定し、一致
すれば駆動回路部は正常であると判断し、一致しなけれ
ば駆動回路部が故障していると判断する。また、判定手
段54は、駆動回路部が故障していると判断した場合に
は、表示部メインCPU21に対してその旨を通知す
る。表示部メインCPU21は、この通知を受けると、
LCD24に故障内容を表示する。
【0040】この自己診断は、複写動作とは別に、複写
機の電源投入時のイニシャルチェックで行うようにして
も良いし、サービスマン等がハードキー等の設定により
個別に行うことができるようにしても良い。また、表示
の変更がある都度、実際の表示データを用いて自己診断
を行うようにしても良い。
【0041】このように本実施例によれば、最後段のシ
フトレジスタのシリアルアウト端子から表示データを取
り込むだけで、簡単に表示素子の駆動回路部の自己診断
を行うことができる。また、もし、LED表示素子40
の駆動回路部の故障が発生した場合には、別の表示装置
であるLCD24に故障内容を表示するようにしたの
で、メンテナンスの向上に役立つ。また、LED表示素
子40の表示に異常が生じた場合、LED表示素子40
の故障か駆動回路部の故障かを判別することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、表示データをシリアルに出力し、この表示デ
ータを保持し、この表示データを用いダイナミック駆動
によって表示素子を駆動するようにしたので、消費電力
を少なくしながら、表示制御にかかわる実行時間をでき
るだけ少なくすることができるという効果がある。
【0043】また、請求項2記載の発明によれば、表示
データをシリアルに出力し、この表示データを保持する
と共に、この表示データの一部を用いダイナミック駆動
によって一部の表示素子を駆動し、残りの表示データを
用いスタティック駆動によって残りの表示素子を駆動す
るようにしたので、上記効果に加え、ダイナミック駆動
によるセグメント数×桁数と一致しない数の表示素子を
駆動する場合でも、回路構成上の無駄を無くすことがで
きるという効果がある。
【0044】また、請求項3記載の発明によれば、表示
データの内容を記憶手段によって記憶しておき、表示デ
ータを保持するシフトレジスタの最後段のシリアルアウ
ト端子からデータを取り込んで、このデータの内容が記
憶手段によって記憶されたデータの内容と一致するか否
かを判定するようにして、表示素子の駆動回路部の自己
診断を行うことができるようにしたので、表示素子の駆
動回路部の故障を発見することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の操作表示装置の構成とこ
の操作表示装置が用いられる複写機の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 図1のダイナミック駆動表示部およびスタテ
ィック駆動表示部を詳しく示すブロック図である。
【図3】 一実施例におけるシフトレジスタへの表示デ
ータの転送動作を示すタイミングチャートである。
【図4】 一実施例におけるダイナミック駆動による点
灯動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 一実施例における操作表示装置の自己診断機
能にかかわる構成を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
20…操作表示装置、22…表示部専用CPU、31…
ダイナミック駆動表示部、32…スタティック駆動表示
部、35、45…シフトレジスタ、36…8スキャン信
号発生器、37…セグメントドライバ、38…ソースド
ライバ、40…LED表示素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 C 7046−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表示素子と、 各表示素子を駆動するための表示データをシリアルに出
    力する表示データ出力手段と、 この表示データ出力手段から出力された表示データを保
    持する保持手段と、 駆動する表示素子群を順次切り換えながら周期的に選択
    するための選択信号を発生する選択信号発生手段と、 この選択信号発生手段によって発生された選択信号と前
    記保持手段によって保持された表示データとを用いて、
    前記表示素子をダイナミック駆動により駆動するダイナ
    ミック駆動手段とを具備することを特徴とする表示装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の表示素子と、 各表示素子を駆動するための表示データをシリアルに出
    力する表示データ出力手段と、 この表示データ出力手段から出力された表示データを保
    持する保持手段と、 駆動する表示素子群を順次切り換えながら周期的に選択
    するための選択信号を発生する選択信号発生手段と、 この選択信号発生手段によって発生された選択信号と前
    記保持手段によって保持された表示データの一部とを用
    いて、全表示素子のうちの一部をダイナミック駆動によ
    り駆動するダイナミック駆動手段と、 前記保持手段によって保持された表示データのうち前記
    ダイナミック駆動手段で用いられる表示データ以外の表
    示データを用いて、全表示素子のうち前記ダイナミック
    駆動手段によって駆動される表示素子以外の表示素子を
    スタティック駆動により駆動するスタティック駆動手段
    とを具備することを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 複数の表示素子と、 各表示素子を駆動するための表示データをシリアルに出
    力する表示データ出力手段と、 この表示データ出力手段から出力された表示データを、
    順次シフトさせながら取り込んで、保持するシフトレジ
    スタと、 このシフトレジスタによって保持された表示データを用
    いて前記表示素子を駆動する駆動手段と、 前記表示データ出力手段が出力した表示データの内容を
    記憶する記憶手段と、 前記シフトレジスタの最後段のシリアルアウト端子から
    データを取り込み、このデータの内容が前記記憶手段に
    よって記憶されたデータの内容と一致するか否かを判定
    する判定手段とを具備することを特徴とする表示装置。
JP4052301A 1992-03-11 1992-03-11 表示装置 Pending JPH05257432A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343936A (ja) * 2000-03-31 2001-12-14 Ricoh Co Ltd 表示装置、画像形成装置、記録媒体、プログラム及び発光ダイオード駆動方法
JP2013050773A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Kyocera Document Solutions Inc 電子機器及び画像形成装置
JP2017202397A (ja) * 2017-08-25 2017-11-16 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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