JP5742093B2 - 液滴吐出装置の駆動装置、液滴吐出装置、画像形成装置、及び液滴吐出装置の駆動プログラム - Google Patents

液滴吐出装置の駆動装置、液滴吐出装置、画像形成装置、及び液滴吐出装置の駆動プログラム Download PDF

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Description

本発明は、液滴吐出装置の駆動装置、液滴吐出装置、画像形成装置、及び液滴吐出装置の駆動プログラムに関する。
特許文献1には、記録液供給部から記録液を供給する為の流入通路と、記録液を吐出する為の吐出オリフィスと、2つの液室と、各液室にある記録液に圧力を与える為の第1と第2加圧手段と、前記吐出オリフィスと第1液室とを連結する第1通路と、前記吐出オリフィスと第2液室とを連結する第2通路及び前記第1加圧手段と第2加圧手段を駆動する時間を制御することによって、前記第1液室内にある記録液に与えられる圧力と第2液室内にある記録液に与える圧力を制御して前記吐出オリフィスより吐出する液滴の飛翔方向を制御して記録する用にした事を特徴とする記録装置が記載されている。
特許文献2には、液滴を収容する液室と、上記液室を区画する隔壁と、上記液室を上記隔壁により区画することで配設される複数の加圧室と、上記各加圧室にそれぞれ配設され、エネルギが供給されることで上記各加圧室に収容された上記液体を押圧する圧力を発生させる圧力発生素子と、上記圧力発生素子による圧力に押圧された上記各加圧室内の上記液体を外部に吐出させる吐出口とを有する吐出手段と、上記各加圧室に配設された上記圧力発生素子に、略同じもしくは異なる上記エネルギを供給、又はタイミングを略同じ若しくはずらして上記エネルギを供給することで上記吐出口より吐出される上記液体の吐出方向を制御する吐出方向制御手段とを備え、上記吐出口は、上記隔壁の端部に位置して上記隔壁により区画された上記各加圧室に跨るように配設され、上記隔壁は、その端部が上記吐出口の設けられた外部側の一主面より内側にされている液体吐出装置が記載されている。
特許文献3には、液滴を吐出する複数のノズルと、前記複数のノズルのそれぞれに対して複数配置され、該ノズルから液滴を吐出させるための圧力を発生される圧力発生手段と、一のノズルに複数配置された前記圧力発生手段の一方と他のノズルに複数配置された前記圧力発生手段の一方とを電気的に接続する電気配線と、前記電気配線に接続され、前記液滴の打滴パターンに関係なく定常的に前記圧力発生手段を駆動する駆動手段と、前記ノズルから吐出される液滴の吐出方向が変更されるように、前記電気配線が接続されていない前記圧力発生手段の他方の駆動タイミング又は駆動エネルギーの大きさを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする液滴吐出ヘッドが記載されている。
特開昭55−3916号公報 特開2004−358701号公報 特開2009−208445号公報
本発明は、吐出電圧を印加してノズル内に液面を引き込まない場合に比べ、吐出電圧に対する変調波形の電圧値の比が小さな変調波形によりノズルから吐出する液滴の吐出角度が大きく変化される、液滴吐出ヘッド駆動装置、液滴吐出ヘッド、画像形成装置、及び液滴吐出ヘッド駆動プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の液滴吐出装置の駆動装置は、液滴を吐出するノズルに対して予め定められた方向に沿って同一平面に配置された第1の圧力室及び第2の圧力室を含む複数の圧力室の前記第1の圧力室に対応させて前記ノズル内部に液体を引き込んだ後に前記ノズル外部に液滴を吐出させるための予め定められた第1の波形の第1の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第1の圧力発生手段に前記第1の電圧を生成して印加し、前記第2の圧力室に対応させて前記第1の電圧が印加されたことにより前記ノズル内部に引き込まれた液体の液面を変形させるために、単独の印加では液滴が吐出しない第2の波形の第2の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第2の圧力発生手段前記第2の電圧を生成して印加する印加手段と、前記ノズル内部に液面が引き込まれた状態で、液滴吐出方向を基準吐出方向から前記予め定められた方向に沿った方向に変更するための前記基準吐出方向からの吐出角度に応じて予め定められた波形を含む前記第2の波形の前記第2の電圧を前記第2の圧力手段に印加するタイミングを制御する制御手段と、を備える。
請求項2に記載の液滴吐出装置の駆動道装置は、請求項1に記載の液滴吐出装置の駆動装置において、前記制御手段は、前記第1の圧力室の圧力弾性波の固有周期をTx、及び前記第1の波形と第2の波形との位相差をtcとした場合における、周期Tx、及び位相差tcの関係が(1)式を満たす第2の波形が前記第2の圧力発生手段に印加されるように前記印加手段を制御する。
Tx/4≦tc<Tx/2 ・・・(1)
請求項3に記載の液滴吐出装置の駆動装置は、請求項1または請求項2に記載の液滴吐出装置の駆動装置において、前記制御手段は、前記第1の圧力室の圧力弾性波の固有周期をTx、及び前記第1の波形と第2の波形との位相差をtcとした場合、(2)式を満たすように前記印加手段を制御する。
Tx/8≦tc≦Tx/5 ・・・(2)
請求項4に記載の液滴吐出装置の駆動装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液滴吐出装置の駆動装置において、前記制御手段は前記第1の圧力室の圧力弾性波の固有周期をTx、及び前記第1の波形と第2の波形との位相差をtcとした場合、(3)式を満たすように前記印加手段を制御する。
Tx/6≦tc<Tx/2 ・・・(3)
請求項5に記載の液滴吐出装置の駆動装置は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の液滴吐出装置の駆動装置において、前記制御手段は、前記吐出角度に応じて第2の電圧値が予め定められた前記第2の波形の前記第2の電圧及び前記吐出角度に応じて前記第1の波形との位相差が予め定められた前記第2の波形の前記第2の電圧の少なくとも一方が前記第2の圧力発生手段に印加されるように前記印加手段を制御する。
請求項6に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出するノズルと、前記ノズルに対して予め定められた方向に沿って同一平面に配置された第1の圧力室及び第2の圧力室を含む複数の圧力室前記第1の圧力室に対応させて前記ノズル内部に液体を引き込んだ後に前記ノズル外部に液滴を吐出させるための予め定められた第1の波形の第1の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第1の圧力発生手段と、前記第2の圧力室に対応させて前記第1の電圧が印加されたことにより前記ノズル内に引き込まれた液体の液面を変形させるために、単独の印加では液滴が吐出しない第2の波形の第2の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第2の圧力発生手段と、前記請求項1から前記請求項5のいずれか1項に記載の液滴吐出装置の駆動装置と、を備える。
請求項7に記載の画像形成装置は、液滴を吐出するノズル、前記ノズルに対して予め定められた方向に沿って同一平面に配置された第1の圧力室及び第2の圧力室を含む複数の圧力室前記第1の圧力室に対応させて前記ノズル内部に液体を引き込んだ後に前記ノズル外部に液滴を吐出させるための予め定められた第1の波形の第1の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第1の圧力発生手段、及び前記第2の圧力室に対応させて前記第1の電圧が印加されたことにより前記ノズル内に引き込まれた液体の液面を変形させるために、単独の印加では液滴が吐出しない第2の波形の第2の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第2の圧力発生手段を含む液滴吐出装置と、前記請求項1から前記請求項5のいずれか1項に記載の液滴吐出装置の駆動装置と、を備える。
請求項8に記載の液滴吐出装置の駆動プログラムは、前記請求項1から前記請求項7のいずれか1項に記載駆動装置における制御手段としてコンピュータを機能させるためのものである。
請求項1、請求項6、請求項7、及び請求項8に係る本発明によれば、吐出電圧を印加してノズル内に液面を引き込まない場合に比べ、吐出電圧に対する変調波形の電圧値の比が小さな変調波形によりノズルから吐出する液滴の吐出角度が大きく変化される。
請求項2に係る本発明によれば、変調波形によりノズル内に引き込まれた液面を変形させる時刻Tcが(1)式の範囲外である場合に比べ、適切に吐出角度を変化させられる。
請求項3に係る本発明によれば、変調波形によりノズル内に引き込まれた液面を変形させる時刻Tcが(2)式の範囲外である場合に比べ、適切に吐出角度を変化させられる。
請求項4に係る本発明によれば、変調波形によりノズル内に引き込まれた液面を変形させる時刻Tcが(3)式の範囲外である場合に比べ、適切に吐出角度を変化させられる。
請求項5に係る本発明によれば、吐出角度に応じて電圧値が予め定められた変調波形及び吐出角度に応じて吐出波形との位相差が予め定められた変調波形の少なくとも一方を生成して印加しない場合に比べ、吐出角度を大きく変化させられる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置においてメンテナンスユニットが液滴吐出ヘッドのノズル面に対向する対向位置にある状態を示す概略構成の具体的一例を示す概略構成図である。 本実施の形態に係る、液滴吐出ヘッドの構成の具体的一例を、その主要部分を抜き出して示す概略断面図である。 本実施の形態に係る、液滴吐出ヘッド駆動装置の概略構成の具体的一例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る、吐出波形及び変調波形を圧電素子に印加することにより、ノズルから吐出される液滴の吐出角度を変える作用を説明するための説明図である。 本実施の形態に係る、吐出波形の印加によりノズル内部に引き込まれた液滴の液面の変調波形の印加による変形を説明するための説明図である。 本実施の形態に係る、吐出波形が引き打ちの場合の駆動波形の具体的一例を説明するための説明図である。 本実施の形態に係る、吐出波形が押し打ちの場合の駆動波形の具体的一例を説明するための説明図である。 本実施の形態に係る、圧電素子の駆動条件の具体的一例を示した図である。 本実施の形態に係る、変調力(変調電圧Vc/吐出電圧Vm)×液面の引き込み量(液滴吐出速度v)と、吐出角度θと、の関係を説明するための設明図である。 圧電素子に電圧値が同じである駆動波形及び変調波形を印加する場合の具体的一例を説明するための説明図である。 図11で示した具体的一例により圧電素子を駆動させる場合の駆動条件の具体的一例を示した図である。 本実施の形態の吐出波形及び変調波形の具体的一例を説明するための説明図である。 本実施の形態の図13で示した具体的一例の駆動条件の具体的一例を示した図である。 本実施の形態の吐出波形と変調波形との位相差と、吐出角度との関係の具体的一例を示した図である。 本実施の形態の吐出波形及び変調波形の具体的一例を説明するための説明図である。 本実施の形態の図16で示した具体的一例の駆動条件の具体的一例を示した図である。 本実施の形態の吐出波形と変調波形との位相差と、吐出角度との関係の具体的一例を示した図である。 実施例1における駆動条件(レベル)の具体的一例を示した図である。 実施例2における変調波形を説明するための説明図である。 実施例3における駆動条件(レベル)の具体的一例を示した図である。 実施例4における変調波形を説明するための説明図である。 実施例4における駆動条件(レベル)の具体的一例を示した図である。 実施例5における変調波形を説明するための説明図である。 実施例における駆動条件(レベル)の具体的一例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施の形態に係る画像形成装置全体の概略構成について説明する。図1及び図2は、本実施の形態に係る画像形成装置の一例の概略構成を示す概略構成図である。
図1及び図2に示すように、画像形成装置10は、用紙等の記録媒体Pが収容される記録媒体収容部12と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14と、記録媒体収容部12から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する搬送手段16と、画像形成部14によって画像が形成された記録媒体Pが排出される記録媒体排出部18と、を備えている。
画像形成部14は、液滴としてのインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドの具体的一例として、インク滴をノズルから吐出して記録媒体の表面に画像を形成する液滴吐出ヘッド20Y、20M、20C、20K(以下、総称する場合は液滴吐出ヘッド20と言う)を備えている。
この液滴吐出ヘッド20は、記録媒体Pの搬送方向の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色の順で並列に並べられており、その各色に対応したインク滴を、圧電方式によって、ノズル面に形成された複数のノズルから吐出し、画像を形成する構成となっている。
また、液滴吐出ヘッド20は、記録媒体Pの搬送方向(副走査方向)よりも記録媒体Pの幅方向(主走査方向)に長くされて構成されている。液滴吐出ヘッド20は、記録媒体Pに対して主走査方向に相対移動することなく主走査方向の1ラインが形成されるように構成されており、記録媒体Pに対して副走査方向に相対移動して、カラー画像を形成するようになっている。なお、記録媒体Pの幅方向とは、記録媒体Pの搬送方向と交差する方向である。
画像形成装置10には、液体を貯留する液体貯留部として、インクを貯留するインクタンク21Y、21M、21C、21K(以下、総称する場合はインクタンク21と言う)が設けられている。このインクタンク21から、各液滴吐出ヘッド20へインクが供給される。なお、液滴吐出ヘッド20へ供給されるインクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、各種インク等を使用してもよい。
更に、画像形成装置10には、液滴吐出ヘッド20のメンテナンスを行うメンテナンスユニット22Y、22M、22C、22K(以下、総称する場合はメンテナンスユニット22と言う)が設けられている。このメンテナンスユニット22は、それぞれ、液滴吐出ヘッド20のノズル面に対向する対向位置(図2参照)と、液滴吐出ヘッド20のノズル面から退避した退避位置(図1参照)と、を移動するように構成されている。
各メンテナンスユニット22、液滴吐出ヘッド20のノズル面を覆うキャップ、予備吐出(空吐出)された液滴を受ける受け部材、液滴吐出ヘッド20のノズル面を清掃する清掃部材、ノズル内のインクを吸引するための吸引装置等を有しており、各液滴吐出ヘッド20をメンテナンスする際には、各液滴吐出ヘッド20が予め定められた高さ上昇すると共にメンテナンスユニット22が対向位置に移動し、各種のメンテナンスを行う。
搬送手段16は、記録媒体収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出しロール24と、送出しロール24によって送り出された記録媒体Pを搬送する搬送ロール対25と、搬送ロール対25によって搬送された記録媒体Pの被記録面を液滴吐出ヘッド20に対面させる無端状の搬送ベルト30と、を備えている。
搬送ベルト30は、記録媒体Pの搬送方向下流側に配置された駆動ロール26と、記録媒体Pの搬送方向上流側に配置された従動ロール28とに巻き掛けられ、予め定められた方向(図1においてA方向)に循環移動するように構成されている。
なお、搬送ベルト30は、記録媒体Pを搬送する搬送体であればよく、例えば、記録媒体Pを外周面に載せて搬送する搬送体の一例としての搬送ドラム等を用いても良い。
また、従動ロール28の上部には、記録媒体Pを搬送ベルト30へ押え付ける押さえロール27が設けられている。この押さえロール27は搬送ベルト30に従動すると共に帯電ロールを兼ねており、この押さえロール27によって搬送ベルト30が帯電されることにより、記録媒体Pが搬送ベルト30に静電吸着されて搬送される構成である。
この搬送ベルト30が記録媒体Pを搬送することにより、液滴吐出ヘッド20と記録媒体Pとが相対移動し、相対移動する記録媒体Pにインク滴が吐出されて画像が形成される。
なお、記録媒体Pに対して液滴吐出ヘッド20が移動する構成であっても良く、記録媒体Pと液滴吐出ヘッド20とが相対移動する構成であればよい。
また、搬送ベルト30は、記録媒体Pを静電吸着して保持する構成に限定されるものではなく、記録媒体Pとの摩擦により、あるいは記録媒体Pを吸引や粘着などの非静電的手段によって保持する構成にしてもよい。
また、搬送ベルト30の下流側には、その搬送ベルト30から記録媒体Pを剥離する剥離爪が接近・離隔するように配設されている。液滴吐出ヘッド20により画像が形成された記録媒体Pは、搬送ベルト30の曲率及び剥離爪(図示省略)により記録媒体Pが搬送ベルト30から剥離される構成となっている。
剥離爪の下流側には、記録媒体Pの被記録面側がスターホイールとされた複数の搬送ロール対29が設けられている。この搬送ロール対29により、画像形成部14で画像が形成された記録媒体Pが、記録媒体排出部18へ搬送される。
また、搬送ベルト30の下方には、記録媒体Pを反転させる反転部37が設けられており、搬送ロール対29が記録媒体Pを下流に一旦搬送した後、搬送ロール対29が逆転して記録媒体Pが反転部37に送られる構成となっている。
この反転部37には、記録媒体Pの被記録面側がスターホイールとされた複数の搬送ロール対23が設けられ、反転部37に送り込まれた記録媒体Pが再度、搬送ベルト30へ送られるようになっている。
また、画像形成装置10は、図示しないが、画像データに応じてインク滴の吐出タイミングと、使用する液滴吐出ヘッド20のノズルを決定するヘッドコントローラーと、画像形成装置10の全体の動作を制御するシステム制御手段と、を備えている。
次に、画像形成装置10の画像記録動作について説明する。
まず、送出しロール24により、記録媒体収容部12から記録媒体Pが送り出され、搬送ベルト30よりも上流側の搬送ロール対25により、搬送ベルト30へ送られる。
搬送ベルト30へ送られた記録媒体Pは、その搬送ベルト30の搬送面に吸着・保持され、液滴吐出ヘッド20の記録位置へ搬送され、記録媒体Pの被記録面に画像が形成される。そして、その画像形成終了後、記録媒体Pは搬送ベルト30から剥離爪によって剥離される。
記録媒体Pの片面へ画像を形成する場合は、搬送ベルト30よりも下流側の搬送ロール対29によって記録媒体排出部18へ排出される。
記録媒体Pの両面へ画像を形成する場合には、片面に画像が形成された後、記録媒体Pは、反転部37で反転されて、再び搬送ベルト30に送られる。記録媒体Pの反対面側に上述のようにして画像が形成され、記録媒体Pの両面へ画像が形成され、記録媒体排出部18へ排出される。
次に、本実施の形態に係る液滴吐出ヘッド20の概略構成を説明する。図3は、本実施の形態に係る液滴吐出ヘッドのイジェクタ21の構成を、その主要部分を抜き出して示す概略断面図である。また、本実施の形態の液滴吐出ヘッド20は、各々複数のノズルを備えて構成されており、各ノズルに対して2つの圧力室54が配置されている。図3には、1つのノズルに対する構成について示している。
図3に示すように、1つのイジェクタ21は、2つの圧力室54A、54Bを備えて構成されている。2つの圧力室54A、54Bは、1つのノズル52に通じており、2つの圧力室54A、54Bから1つのノズル52へインクが流通されるようになっている。
圧力室54A、54B上には、それぞれ、ノズル52からインク滴を吐出させるための圧力を発生させるための圧力発生手段の具体的一例としての圧電素子70A、70Bが配置されている。なお、1つのノズル52に対して、3つ以上の圧力室54及び圧電素子70が配置される構成であってもよい。
本実施の形態の液滴吐出ヘッド20は、具体的一例として、図3に示すように、SUSのエッチングプレート(エッチングプレート62A〜62E)を複数枚積層接合されて構成されている。また、ノズル52はレーザ加工されたポリイミドフィルム64により構成されている。
ノズル52と通じると共にインクが充填される2つの圧力室54A、54Bは、それぞれ、流路56A、56B及び流路58を介してノズル52と通じており、圧力室54A、54Bからノズル52へインクが流通されるようになっている。
2つの圧力室54A、54Bの各々に対して共通流路60A、60Bが設けられており、共通流路60A、60Bから流路61A、61Bを介して圧力室54A、54Bへインクが供給されるように構成されている。エッチングプレート62A上に形成された振動板68は、圧力室54A、54Bの上部開口を閉鎖して、圧力室54A、54Bの上壁をなすことにより、圧力室54の一部を構成している。
振動板68に積層された圧電素子70Aには、吐出波形で示される吐出電圧Vm(以下、単に吐出波形と言う、詳細後述)が印加される。また、圧電素子70Bには、変調波形で示される変調電圧Vc(以下、単に変調波形と言う、詳細後述)が印加される。吐出波形及び変調波形が印加されることにより圧電素子70A、70Bの各々が駆動する。
圧電素子70A、70Bは、吐出波形または変調波形が印加されると圧力室54内の容積を変化させるように振動板68を変位させて、圧力室54A、54B内に充填されているインクに対して圧力を発生させる。これより、圧力室54A、54Bから流路56A、56B及び流路58を介してノズル52へインクが送られ、ノズル52からインク滴が吐出される。
次に、本実施の形態に係る液滴吐出ヘッド20を駆動するための液滴吐出ヘッド駆動装置について説明する。図4は、本実施の形態に係る液滴吐出ヘッド駆動装置80の具体的一例の概略構成を示す機能ブロック図である。なお、図4では、液滴吐出ヘッド20に複数備えられているうちの1つのイジェクタ21を代表して図示している。
図4に示すように本実施の形態に係る液滴吐出ヘッド駆動装置80は、印加部81、記憶部82、及び制御部84を含んで構成されている。
制御部84は、液滴吐出ヘッド20のノズル52から画像データ等に応じて液滴が吐出されるように液滴吐出ヘッド20を駆動するためのものである。具体的には、画像データに応じて予め定められた吐出波形を生成して圧電素子70Aに印加するように印加部81を制御すると共に、画像データ等に応じて吐出させる液滴の吐出角度に応じた変調波形を生成して圧電素子70Bに印加するように印加部81を制御するものである。
本実施の形態では具体的一例として、ROM及びRAMを内蔵するCPU(図示省略)を含んでいる。CPUによりプログラムが実行されることにより制御部84による印加部81の制御が実行される。当該プログラム86は、記憶部82に記憶されている。なお、プログラム86は、制御部84に含まれる記録媒体としてのROMに記憶されていてもよいし、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体87に記録しておき、液滴吐出ヘッド駆動装置80内部にインストールし、CPUにより読み込まれて実行されるようにしてもよい。
記憶部82は、プログラム86や、予め定められた液滴の吐出角度と変調電圧Vc、または位相差tcとの対応関係(詳細後述)等を記憶するものである。
本実施の形態では、記憶部82に変調電圧Vc及び吐出波形と変調波形との位相差tcの少なくとも一方と吐出角度θとの対応関係を予め記憶しておき、制御部84が、画像形成装置10全体を制御する外部の制御部等の外部から入力された画像データやノズル52の吐出状態(例えば不良ノズル52を示すデータ等)に応じて予め定められた吐出角度θに対応する変調電圧Vcまたは位相差tc、若しくは両方を読み出して、印加部81に指示する。
印加部81は、制御部84の制御に応じて、イジェクタ21の圧電素子70Aに画像データに応じて予め定められた吐出波形を生成して印加すると共にノズル52から吐出される液滴の吐出角度を変える(吐出方向を変調する)ための変調波形を生成して印加するものである。
次に、液滴吐出ヘッド駆動装置80により生成された吐出波形及び変調波形をそれぞれ圧電素子70A、70Bに印加することにより、ノズル52から吐出される液滴の吐出角度(吐出方向)を変える作用について説明する。
図5は、吐出波形及び変調波形をそれぞれ圧電素子70A、70Bに印加することにより、ノズル52から吐出される液滴の吐出角度を変える作用を説明するための説明図である。また、図6は、吐出波形の印加によりノズル52内部に引き込まれた液体の液面の変調波形の印加による変形を説明するための説明図である。
圧電素子70Aには、図5に具体的一例を示した吐出波形が印加される。当該吐出波形は単独で印加する(圧電素子70Bには変調波形を印加しない)場合でも液滴90がノズル52外部に吐出される吐出電圧Vmを有する波形である。吐出波形の印加により図6(A)に示すようにノズル52の内部に液体(本実施の形態ではインク)92が引き込まれ、ノズル内部に液面94が形成される。なお、このようにノズル52内部に液体92を引き込むための波形を印加することを引き打ちと称する。
また、圧電素子70Bには、図5に具体的一例を示した変調波形が印加される。当該変調波形は単独で印加する(圧電素子70Aには吐出波形を印加しない)場合には、液滴90がノズル52外部に吐出されない波形である。変調波形は、吐出波形の印加によりノズル52内部に引き込まれた液体92の液面(メニスカス)94を部分的に変形させて、液面をさらにノズル52内部に引き込んだ液面95(図6(B))またはノズル52外部方向に押し出した液面96(図6(C))を形成することにより、ノズル52から吐出される液滴90の吐出角度を変えるための変調電圧Vcを有する波形である。なお、ノズル52外部に液体92を押し出すための波形を印加することを押し打ちと称する。すなわち、図6(B)は、引き打ちの吐出波形により形成された液面94を引き打ちの変調波形により液面95に変形させられた状態を示しており、図6(C)は、引き打ちの吐出波形により形成された液面94を押し打ちの変調波形により液面96に変形させられた状態を示している。
さらに具体的一例を挙げて本実施の形態の液滴吐出ヘッド駆動装置80による液滴90の吐出角度を変える作用について詳細に説明する。なお、ここでは、液滴90の吐出角度は単独で圧電素子70Aに吐出波形を印加して駆動させた場合にノズル52から吐出された液滴90の方向を基準として、圧電素子70A側に傾いた場合(液滴90B)をプラス、圧電素子70B側に傾いた場合(液滴90A)をマイナスとして称する。具体的一例として液体として粘度5.88mPa.s、表面張力30.9mN/mの水性顔料インクを用いた場合について説明する。
図7に示すように、圧電素子70Aに引き打ちの吐出波形を、圧電素子70Bに押し打ちの変調波形を印加して圧電素子70A、70Bを駆動した場合及び図8に示すように、圧電素子70Aに押し打ちの吐出波形を、圧電素子70Bに押し打ちの変調波形を印加して圧電素子70A、70Bを駆動した場合について、図9に示した条件1、条件2、及び条件3により駆動させた駆動結果を図10に示す。図10は、変調力(変調電圧Vc/吐出電圧Vm)×液面の引き込み量(液滴吐出速度v)と、吐出角度θと、の関係を示した図である。図10中に■が条件1の結果を示し、×が条件2の結果を示し、●が条件3の結果をそれぞれ示している。
また、図11に示すように、圧電素子70Aに駆動波形を、圧電素子70Bに変調波形を印加して図12に示した条件4により圧電素子70A、70Bを駆動した場合の駆動結果を上述の図10中に▲で示す。なお、図11に示した駆動波形とは、単独で圧電素子70Aに印加しても液滴をノズル52外部に吐出させない波形である。また、変調波形とは、定常的に圧電素子70Bに印加される単独で印加しても液滴をノズル52外部に吐出させない波形である。駆動波形の駆動電圧及び変調波形の変調電圧はともに10Vであり、位相は異なっている。駆動波形及び変調波形を圧電素子70A、70Bにそれぞれ印加することにより2つの波形の引き打ちと押し打ちとの相乗効果により液滴の吐出角度を変化させている。
図10に示すように、吐出波形が押し打ちの場合(図8参照)である条件3では、液滴吐出速度を変化させても、吐出角度θは変わらない。一方、吐出波形が引き打ちの場合(図7参照)である条件1では、変調電圧Vcに応じて吐出角度θが変わり、条件2では、液滴吐出速度に応じて吐出角度θが変わる。また、条件4では、条件1及び条件2の場合に比べて吐出角度θが小さい、すなわち吐出角度の変化量が小さい。
条件1、条件2、及び条件3の駆動結果により示されるように、圧電素子70Aに印加される吐出波形を引き打ちの波形とすることにより吐出角度θの大きさが変えられる。また条件1及び条件4の駆動結果により示されるように、単独印加により液滴が52から吐出される吐出波形により液面をノズル52内部に引き込むので液面の引き込み量が大きくなるため、小さい変調電圧Vc(駆動エネルギ)の変調波形を圧電素子70Bに印加した場合でも吐出角度θを変化させられる。言い換えると、条件1及び条件4を比較すると吐出角度θが同じである場合、条件1の場合では、変調波形の変調電圧Vcが小さい。
すなわち、単独印加により液滴がノズル52から吐出される引き打ちの吐出波形により液面をノズル52内部に引き込むことにより液面の引き込み量が大きくなるため、一方の電圧に対する変調電圧の比(ここでは変調電圧Vc/吐出電圧Vm)が小さい場合でも、大きな吐出角度θが得られる。
次に、変調波形が押し打ちの場合の吐出波形と変調波形との位相差と、吐出角度の関係について図13、図14、及び図15を参照して説明する。図13は吐出波形及び変調波形を示しており、図14は駆動条件(条件5)を示しており、図15は吐出波形と変調波形との位相差と、吐出角度との関係を示している。図13に示すように条件5においては、変調電圧は液滴吐出速度によらずに5Vとしている。なお、吐出電圧は、液滴吐出速度に応じてノズル52内部への液体の引き込み量が変化するので調整を行っているが、25V前後としている。また、図13に示すように本実施の形態では、ノズル52内部に液体の引き込みを開始させるための時刻をT0、引き込みを終了させる(引き込まれた液面が元に戻る動作が開始される)時刻をT1としており、T1−T0は圧力室54Aの圧力弾性波の固有周期Txの1/2にあたる。また、ノズル52内部に引き込まれた液体の液面の変形を開始させるための時刻をTcとしており、吐出波形と変調波形との位相差をtcとしている。
また、変調波形が引き打ちの場合の吐出波形と変調波形との位相差と、吐出角度の関係について図16、図17、及び図18を参照して説明する。図16は吐出波形及び変調波形を示しており、図17は駆動条件(条件6)を示しており、図18は吐出波形と変調波形との位相差と、吐出角度との関係を示している。なお、ここでは、図16に示した変調波形は、液滴の吐出に影響を及ぼさないように少なくとも時刻T0よりも以前のタイミングでバイアス電圧(5V)に立ち上げておき、位相差がtcとなる時刻Tcのタイミングでバイアス電圧である変調電圧から電圧を降下させるようにした波形を用いている。
図15に示すように変調波形が押し打ちの場合は、−0.2≦tc/(T1−T0)≦0.4の範囲内では、位相差tcの増加に伴い、吐出角度θも増加する。なお、液滴吐出速度が10m/s及び6.3m/sの場合では、tc/(T1−T0)が0.4を越えると吐出される液滴が分離する。また、図18に示すように変調波形が引き打ちの場合は、−0.4≦tc/(T1−T0)≦0.4の範囲内では、位相差tcの増加に伴い、吐出角度θも増加し、tc/(T1−T0)が0.4を越えると吐出角度θは減少する。
図15及び図18に示されるように、液滴吐出速度にもよるが一般に、位相差tc、時刻T1、及び時刻T0の関係が−1/2≦tc/(T1−T0)<1を満たしていればよい。すなわち、位相差tcが下記(1)式を満たす場合に、吐出波形と変調波形とを用いて液滴の吐出角度θを変えられる。
Tx/4≦tc<Tx/2 ・・・(1)
さらに吐出角度θをプラス方向に変化させるために変調波形が押し打ちの場合は、位相差tc、時刻T1、及び時刻T0の関係が−1/4≦tc/(T1−T0)≦2/5を満たしていることが好ましい。すなわち、位相差tcが下記(2)式を満たしていることが好ましい。なお、図15において液滴吐出速度によらず吐出角度θが位相差tcの増加にともない増加している範囲である、−1/5≦tc/(T1−T0)≦2/5を満たしていることがより好ましい。
Tx/8≦tc≦Tx/5 ・・・(2)
また吐出角度θをマイナス方向に変化させるために変調波形が引き打ちの場合は、位相差tc、時刻T1、及び時刻T0の関係が−1/3≦tc/(T1−T0)<1を満たしていることが好ましい。すなわち、位相差tcが下記(3)式を満たしていることが好ましい。なお、図18において吐出角度θが位相差tcの増加にともない増加している範囲である、−1/3≦tc/(T1−T0)≦2/5を満たしていることがより好ましい。
Tx/6≦tc<Tx/2 ・・・(3)
(実施例1)
具体的一例の実施例1では、制御部84により印加部81が引き打ちの吐出波形を生成して圧電素子70Aに印加させ、変調電圧が異なる押し打ちの変調波形を圧電素子70Bに印加させた。なお、実施例1では、吐出波形と変調波形との位相差tcは、吐出角度が大きくなる2usとした。なお、このように位相差tc=2usとすることにより、エネルギ効率良く吐出角度を変えられる。変調電圧は0V(レベル1)〜3.5V(レベル6)まで変化させた。図19に示すように、変調電圧が0V(レベル1)の場合は液滴の吐出角度θが0mrad、0.6V(レベル2)の場合は吐出角度θが10mrad、1.3V(レベル3)の場合は吐出角度θが20mrad、2.1V(レベル4)の場合は吐出角度θが30mrad、2.8V(レベル5)の場合は吐出角度θが40mrad、及び3.5V(レベル6)の場合は吐出角度θが50mradになる。すなわち、レベル1〜レベル6の変調電圧Vcを用いることにより吐出角度θが10mrad刻みに制御される。
すなわち、実施例1では、例えば、記憶部82に図19に示す吐出角度と変調電圧Vcとの対応関係を記憶しておき、制御部84は、画像データ等に応じて、液滴を吐出させたい角度に応じた変調電圧(またはレベル)を印加部81に指示する。これにより吐出波形と変調波形との位相差やパルス間隔等を変更することなく、ノズル52から吐出される液滴の吐出角度θが制御される。
(実施例2)
具体的一例の実施例2では、実施例1と同様に、吐出波形と変調波形との位相差tcを2usとし、さらに図20に示すように、吐出波形による各吐出に対して、変調電圧が異なる押し打ちの変調波形と引き打ちの変調波形とを含む変調波形を圧電素子70Bに印加する構成とした。第1吐出(レベル1)では変調波形を変調電圧1Vの押し打ちとし、第2吐出(レベル2)では変調波形を変調電圧2Vの押し打ちとし、第3吐出(レベル3)では変調電圧を印加しない(変調電圧が0Vの変調波形)とし、第4吐出(レベル4)では、変調波形を変調電圧1Vの引き打ちとし、また第5吐出(レベル5)では、変調波形を変調電圧2Vの引き打ちとした。これにより実施例2では、変調波形を圧電素子70Bに印加しない場合に対して、液滴の吐出角度θをマイナスの方向及びプラスの方向に変化させられる。
このように実施例2では、吐出角度θを変化させられる角度の範囲が広くなる。
また、実施例2では、1つの変調パルスで立ち上げ、立ち下げ、及びその電圧値を制御することにより5レベル吐出角度θの方向を変化させられるため、圧電素子70A、70Bの寿命や発熱が改善される。
(実施例3)
具体的一例の実施例3では、制御部84により印加部81が引き打ちの吐出波形を生成して圧電素子70Aに印加させ、位相差tcが異なる押し打ちの変調波形を圧電素子70Bに印加させた。なお、実施例3では、吐出角度θを変化させない場合のレベル1以外では変調電圧は5Vとした。位相差tcは−0.6us(レベル2)〜1.7us(レベル7)まで変化させた。図21に示すように、レベル1の場合は液滴の吐出角度θが0mrad、位相差tcが−0.6us(レベル2)の場合は吐出角度θが10mrad、0us(レベル3)の場合は吐出角度θが20mrad、0.5us(レベル4)の場合は吐出角度θが30mrad、0.8us(レベル5)の場合は吐出角度θが40mrad、1.3us(レベル6)の場合は吐出角度θが50mrad、及び1.7us(レベル7)の場合は吐出角度θが60mradになる。すなわち、レベル1〜レベル7の位相差tcを用いることにより吐出角度θが10mrad刻みに制御される。
すなわち、実施例3では、例えば、記憶部82に図21に示す吐出角度と位相差tcとの対応関係を記憶しておき、制御部84は、画像データ等に応じて、液滴を吐出させたい角度に応じた変調電圧(またはレベル)を印加部81に指示する。これにより変調電圧Vcや吐出波形及び変調波形のパルス間隔等を変更することなく、ノズル52から吐出される液滴の吐出角度θが制御される。
(実施例4)
具体的一例の実施例4では、実施例3と同様に、変調波形の変調電圧を5Vとし、さらに図22及び図23に示すように、吐出波形による各吐出に対して、位相差tcが異なる押し打ちの変調波形と引き打ちの変調波形とを含む変調波形を圧電素子70Bに印加する構成とした。第1吐出(レベル1)では変調波形を位相差tcが1.7usの押し打ちとし、第2吐出(レベル2)では変調電圧を印加しない(変調電圧が0Vの変調波形)とし、また第3吐出(レベル3)では変調波形を位相差tcが0.5usの引き打ちとした。これにより実施例4では、変調波形を圧電素子70Bに印加しない場合に対して、液滴の吐出角度θをマイナスの方向及びプラスの方向に変化させられる。
すなわち、実施例4では、例えば、記憶部82に図23に示す吐出角度と位相差tcとの対応関係を記憶しておき、制御部84は、画像データ等に応じて、液滴を吐出させたい角度に応じた変調電圧(またはレベル)を印加部81に指示する。これにより変調電圧Vcや吐出波形及び変調波形のパルス間隔等を変更することなく、ノズル52から吐出される液滴の吐出角度θが制御される。
このように実施例4では、吐出角度θを変化させられる角度の範囲が広くなる。
また、実施例4では、1つの変調パルスで立ち上げ、立ち下げにおける位相差tcを制御することにより3レベル吐出角度θの方向を変化させられるため、圧電素子70A、70Bの寿命や発熱が改善される。
また、実施例2では、1つの変調パルスで立ち上げ、立ち下げ、及びその電圧値を制御することにより5レベル吐出角度θの方向を変化させられるため、圧電素子70A、70Bの寿命や発熱が改善される。
(実施例5)
具体的一例の実施例5では、制御部84により印加部81が引き打ちの吐出波形を生成して圧電素子70Aに印加させ、位相差tc及び変調電圧Vcが異なる押し打ちの変調波形と引き打ちの変調波形とを圧電素子70Bに印加させた。位相差tc及び変調電圧Vcは図25に示すように、レベル1〜レベル5まで変化させた。第1吐出(レベル1、位相差tcが2us、変調電圧Vcが2.1V)の場合は液滴の吐出角度θが30mrad、第2吐出(レベル2、位相差tcが0us、変調電圧Vcが5V)の場合は吐出角度θが20mrad、第3吐出(レベル3、変調波形を印加しない)の場合は吐出角度θが0mrad、第4吐出(レベル4、位相差tcが−0.6us、変調電圧Vcが5V)の場合は吐出角度θが10mrad、及び第5吐出(レベル5、位相差tcが0us、変調電圧Vcが2.1V)の場合は液滴の吐出角度θが−10mradになる。すなわち、レベル1〜レベル5の位相差tc及び変調電圧Vcを用いることにより吐出角度θが10mrad刻みに制御される。
すなわち、実施例5では、例えば、記憶部82に図25に示す吐出角度と位相差tcとの対応関係を記憶しておき、制御部84は、画像データ等に応じて、液滴を吐出させたい角度に応じた変調電圧(またはレベル)を印加部81に指示する。これにより変調電圧Vcや吐出波形及び変調波形のパルス間隔等を変更することなく、ノズル52から吐出される液滴の吐出角度θが制御される。
以上説明したように本実施の形態では、制御部84が単独印加により液滴がノズル52から吐出される引き打ちの吐出波形を生成して圧電素子70Aに印加させるとともに、位相差tc及び変調電圧Vcの少なくとも一方を液滴の吐出角度に応じた値とした押し打ちまたは引き打ちの変調波形を生成して圧電素子70Bに印加させるように印加部81を制御する。これにより吐出波形が印加されることにより液面をノズル52内部に引き込むため、液面の引き込み量が大きくなるため、一方の電圧に対する変調電圧Vcの比(ここでは変調電圧Vc/吐出電圧Vm)が小さい場合でも、大きな吐出角度θが得られる。
また、本実施の形態では、変調電圧Vcを単独で圧電素子70Bに印加しても液滴がノズル52から吐出されない電圧としているため、画像形成装置10が複数のノズルを備える場合に、全てのノズルに対して変調波形を印加し続けられるため、変調波形のオン及びオフの制御を行わなくてよい。そのため、印加部81や制御部84、及び圧電素子70A、70Bの電気配線や回路構造等が簡素化される。
なお、実施例1〜実施例5を含む本実施の形態は具体的一例を示したものであり、本発明を制限するものではない。
10 画像形成装置
20 液滴吐出ヘッド
52 ノズル
54A、54B 圧力室
70A、70B 圧電素子
80 液滴吐出ヘッド駆動装置
81 印加部
82 記憶部
84 制御部
86 プログラム

Claims (8)

  1. 液滴を吐出するノズルに対して予め定められた方向に沿って同一平面に配置された第1の圧力室及び第2の圧力室を含む複数の圧力室の前記第1の圧力室に対応させて前記ノズル内部に液体を引き込んだ後に前記ノズル外部に液滴を吐出させるための予め定められた第1の波形の第1の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第1の圧力発生手段に前記第1の電圧を生成して印加し、前記第2の圧力室に対応させて前記第1の電圧が印加されたことにより前記ノズル内部に引き込まれた液体の液面を変形させるために、単独の印加では液滴が吐出しない第2の波形の第2の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第2の圧力発生手段前記第2の電圧を生成して印加する印加手段と、
    前記ノズル内部に液面が引き込まれた状態で、液滴吐出方向を基準吐出方向から前記予め定められた方向に沿った方向に変更するための前記基準吐出方向からの吐出角度に応じて予め定められた波形を含む前記第2の波形の前記第2の電圧を前記第2の圧力手段に印加するタイミングを制御する制御手段と、
    を備えた液滴吐出装置の駆動装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の圧力室の圧力弾性波の固有周期をTx、及び前記第1の波形と第2の波形との位相差をtcとした場合における、周期Tx、及び位相差tcの関係が(1)式を満たす第2の波形が前記第2の圧力発生手段に印加されるように前記印加手段を制御する請求項1に記載の液滴吐出装置の駆動装置。
    Tx/4≦tc<Tx/2 ・・・(1)
  3. 前記制御手段は、前記第1の圧力室の圧力弾性波の固有周期をTx、及び前記第1の波形と第2の波形との位相差をtcとした場合、(2)式を満たすように前記印加手段を制御する請求項1または請求項2に記載の液滴吐出装置の駆動装置。
    Tx/8≦tc≦Tx/5 ・・・(2)
  4. 前記制御手段は前記第1の圧力室の圧力弾性波の固有周期をTx、及び前記第1の波形と第2の波形との位相差をtcとした場合、(3)式を満たすように前記印加手段を制御する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液滴吐出装置の駆動装置。
    Tx/6≦tc<Tx/2 ・・・(3)
  5. 前記制御手段は、前記吐出角度に応じて第2の電圧値が予め定められた前記第2の波形の前記第2の電圧及び前記吐出角度に応じて前記第1の波形との位相差が予め定められた前記第2の波形の前記第2の電圧の少なくとも一方が前記第2の圧力発生手段に印加されるように前記印加手段を制御する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の液滴吐出装置の駆動装置。
  6. 液滴を吐出するノズルと、
    前記ノズルに対して予め定められた方向に沿って同一平面に配置された第1の圧力室及び第2の圧力室を含む複数の圧力室前記第1の圧力室に対応させて前記ノズル内部に液体を引き込んだ後に前記ノズル外部に液滴を吐出させるための予め定められた第1の波形の第1の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第1の圧力発生手段と、
    前記第2の圧力室に対応させて前記第1の電圧が印加されたことにより前記ノズル内に引き込まれた液体の液面を変形させるために、単独の印加では液滴が吐出しない第2の波形の第2の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第2の圧力発生手段と、
    前記請求項1から前記請求項5のいずれか1項に記載の液滴吐出装置の駆動装置と、
    を備えた液滴吐出装置。
  7. 液滴を吐出するノズル、前記ノズルに対して予め定められた方向に沿って同一平面に配置された第1の圧力室及び第2の圧力室を含む複数の圧力室前記第1の圧力室に対応させて前記ノズル内部に液体を引き込んだ後に前記ノズル外部に液滴を吐出させるための予め定められた第1の波形の第1の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第1の圧力発生手段、及び前記第2の圧力室に対応させて前記第1の電圧が印加されたことにより前記ノズル内に引き込まれた液体の液面を変形させるために、単独の印加では液滴が吐出しない第2の波形の第2の電圧が印加されることにより圧力を発生させる第2の圧力発生手段を含む液滴吐出装置と、
    前記請求項1から前記請求項5のいずれか1項に記載の液滴吐出装置の駆動装置と、
    を備えた画像形成装置。
  8. 前記請求項1から前記請求項7のいずれか1項に記載駆動装置における制御手段としてコンピュータを機能させるための液滴吐出装置の駆動プログラム。
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