JP5742001B2 - 脱穀装置 - Google Patents
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すなわち、請求項1記載の発明は、 扱室(11)から漏下する脱穀処理物を受けて揺動により移送しつつ選別を行う揺動選別棚(20)を設け、
この揺動選別棚(20)に、左右方向に延在するとともに前後方向に対する傾斜角度が固定の複数の固定シーブ部材(23b)を前後方向に併設した固定シーブ(23)と、左右方向に延在するとともに前後方向に対する傾斜角度が調整自在の複数の可動シーブ部材(24b)を前後方向に併設した可動シーブ(24)を備え、
前記固定シーブ部材(23b)に、固定シーブ部材(23b)の付着物を掻き取る傾斜縁部(82a)を備えた清掃体(80)を左右方向に往復移動可能に付設し、
前記可動シーブ部材(24b)に、可動シーブ部材(24b)の付着物を掻き取る清掃片(101)を左右方向に往復移動可能に付設し、
前記揺動選別棚(20)の下方に、唐箕(16)と、樋状の一番受樋(19A)と、二番受樋(19B)とを、前記揺動選別棚(20)の棚上処理物の移送方向にこの順で設け、前記唐箕(16)の送風口(65)は、上方に位置する天面部(67)と下方に位置する底面部(68)の間に形成し、該天面部(67)と底面部(68)の上下方向中間部に風割(66)を設けて、前記送風口(65)を上側風路(74)と下側風路(75)に区画し、前記風割(66)を回動自在とする水平方向の第1回動軸(66x)をこの風割(66)における送風方向中間部に配置し、前記天面部(67)を回動自在とする水平方向の第2回動軸(67x)をこの天面部(67)における唐箕(16)側の端部に配置し、前記風割(66)と天面部(67)が同じ方向に連動して回動する構成としたことを特徴とする脱穀装置
である。
各清掃片(101)が前記連結部材(102)に対する連結状態を維持しつつ、前記可動シーブ部材(24b)と一体的に傾斜角度が変化する構成としたことを特徴とする請求項1記載の脱穀装置である。
また、揺動選別棚(20)の下方に、唐箕(16)と、樋状の一番受樋(19A)と、二番受樋(19B)とを、揺動選別棚(20)の棚上処理物の移送方向にこの順で設け、唐箕(16)の送風口(65)は、上方に位置する天面部(67)と下方に位置する底面部(68)の間に形成し、天面部(67)と底面部(68)の上下方向中間部に風割(66)を設けて、送風口(65)を上側風路(74)と下側風路(75)に区画し、風割(66)を回動自在とする水平方向の第1回動軸(66x)をこの風割(66)における送風方向中間部に配置し、天面部(67)を回動自在とする水平方向の第2回動軸(67x)をこの天面部(67)における唐箕(16)側の端部に配置し、風割(66)と天面部(67)が同じ方向に連動して回動する構成としているので、送風口(65)の上側風路(74)と下側風路(75)の風向及び風量を同時に調整することができる。
脱穀装置3は穀稈の脱穀を行う扱室11を上部に備えている。この扱室11内には扱歯10bを有する扱胴10が前後方向に沿う軸心を中心として回転するように軸支されており、この扱胴10の主として下方側を扱胴10外周に沿って包囲するように扱網15が張設されている。扱室11に供給された穀稈は回転する扱胴10と扱網15との間で脱穀され、脱穀された穀粒は扱網15から漏下して選別室18に供給され、揺動選別装置21により選別される。
図5、図9等に示すように、扱室11の一方側(機体走行方向の左側)に設けられる脱穀部搬送装置12は、下側に位置するフィードチェーン13Bと、上側に位置し、且つスプリング等の付勢手段13cにより上部カバー11Uに対してフィードチェーン13B側に付勢される挟持杆13Aとから主に構成されている。図8及び図12等に示すように、フィードチェーン13Bは、前後に設けられた張設輪13d,13d及びこれらの間に設けられた伝動スプロケット13eに巻回されて駆動される無端のチェーンであり、上方側を後方に向かって移動する過程で挟持杆13Aとの間に穀稈の株元側が挟持されるようになっている。
扱室11の扱網15の下方には、扱網15から漏下する脱穀処理物を穀粒とそれ以外の物とに選別するための選別室18が形成されており、選別室18の上部には前後方向に往復揺動する揺動選別棚20により構成された揺動選別装置21が設けられ、選別室18の下部には、唐箕16と、一番受樋19A、二番受樋19Bとが、揺動選別棚20の移送方向に(前から後ろに向かって)この順で設けられている。
図8〜図13に示すように、扱室11のフィードチェーン部9側の側壁には、フィードチェーン部9の裏側を含む範囲に、取り外した第一シーブ23が通過可能である点検口11Sが形成されるとともに、この点検口11Sを開閉する蓋体11Zが設けられており、この蓋体11Zはフィードチェーン部9に連結一体化されている。フィードチェーン部9をオープン(揺動開放)すると、図8に示すように蓋体11Zもフィードチェーン部9に伴い移動して点検口11Sが開口し、図13に示すように点検口11Sから扱胴10の下端部及び扱胴10の下側空間が露出する。よって、点検口11S及び扱胴10の下側空間を介して後述の揺動選別棚20の上流側、具体的には移送棚22及び第一シーブ23の掃除やメンテナンスを行うことができる。
扱室11の後端部は連通口35を介して排塵処理室30に連通されている。排塵処理室30内には、扱胴10の軸心と略平行な排塵処理胴31が軸装されている。排塵処理室30の周壁のうち揺動選別棚20側(正面に向かって左側)の下部は、後端部に処理物排出口33が形成されるとともに、この排出口33と連通口35との間の部分が受網により形成されている。排塵処理胴31の外周面のうち、処理物の移送方向の初端部(前端部)にはスクリュー羽根体37が設けられ、処理物の移送方向の終端部(後端部)には径方向に沿って外方に突出する羽根体34が設けられ、これらの間には排塵処理歯36が設けられている。
排塵処理室30の前側には、二番物を処理して還元するための二番処理室40が設けられている。二番処理室40内には、外周面に間欠螺旋羽根を有する二番処理胴41が排塵処理胴31と同心的かつ直列的に軸装されている。二番処理室40における二番処理胴41の下方は、その終端部を除いて樋状の受板42により包囲されており、その側部上方は開口しており、その開口部は扱網15の側部下方に位置し、扱網15の側部から漏れ出る漏出物は二番物として二番処理室40に供給されるようになっている。また、二番処理室40における二番処理胴41の終端部(前端部)の下方は、二番処理物還元口43として、揺動選別棚20の上流側における二番処理室40側の側部の上方に開口されている。また、二番処理胴41の始端側(後端側)上方には二番コンベア27から供給される二番物の供給口44が開口している。
揺動選別棚20の終端部(後端部)の上方には吸引排塵ファン47の吸塵口47iが開口している。吸引排塵ファン47は、排風口46を有するケーシング45により覆われている。図示例では、揺動選別棚20の上方空間の両側壁のうち排塵処理室30と反対側の側壁に、排塵処理室30と対峙するように吸引排塵ファン47が取り付けられ、その取り付け部位に吸塵口47iが開口しているが、これらの取り付け位置は図示例に限定されるものではない。
脱穀装置3の後側では、扱室を通り脱穀を終えた穀稈、つまり排藁は排藁搬送装置14に引き継がれ、排藁搬送装置14の終端部から排藁処理装置としてのカッター装置48に排出される。カッター装置48は、上方から落下供給される排藁を一対のロータリーカッター刃49間に通して切断する構造のものである。ロータリーカッター刃49の外部側はフードにより覆われており、またロータリーカッター刃49の前側には、切断した排藁の切断藁屑を後方に落下するように案内するための切藁案内板50が設けられている。切藁案内板50は、上部が上側カッター刃49の下部とほぼ同じ高さに位置しており、下方に至るに従い後側に位置するように後下がりに傾斜し、切藁案内板50の下部は下側カッター刃49の下部より下方に位置している。カッター装置48に代えて他の排藁処理装置を用いることも可能である。
脱穀装置3の後側壁55には三番排塵口56が開口されており、揺動選別棚20の後部がこの三番排塵口56に臨むように構成されている。また、三番排塵口56を開閉する三番排塵口シャッタ57が設けられており、例えば圃場の一辺を刈り終えて次辺へ向けて旋回する際に、この三番排塵口シャッタ57を閉じれば、排塵処理室30の処理物排出口33から排出される排塵処理物に含まれる穀粒を、三番排塵口56から排出させずに、揺動選別棚20の第二シーブ24又はストローラック25に供給し、篩い選別により回収することができる。よって、三番ロスの発生を防止して脱穀効率を向上できるようになる。また、排塵処理室30と吸引排塵ファン47の吸塵口47iとは、揺動選別棚20を挟んで対峙するように配置されており、三番排塵口シャッタ57を閉めると、排塵処理室30から排出される排塵処理物が、吸引排塵ファン47の吸塵口47i側に向かって広範に拡散するため、カギ又などの回収効率が一層向上する。
図7、及び図14〜図16に示すように、本実施形態では、第二シーブ24上を往復移動することにより清掃を行う第二清掃体100が設けられている。より詳細には、第二シーブ24は左右方向に所定の間隔を空けて配置された複数の第二清掃体100,100…を備えており、これら第二清掃体100は前端部及び後端部を貫通する連結軸103及び連結カラー104により所定の間隔を空けて連結され、一体化されている。
図5〜図7に示すように、本実施形態では、第一シーブ(固定シーブ)23上を往復移動することにより清掃を行う第一清掃体(清掃体)80が設けられている。より詳細には、第一シーブ23は左右方向に所定の間隔を空けて配置された複数の第一清掃体80,80,80…を備えており、この第一清掃体80は図19〜図23に詳細に示すように、前後方向に沿うプレート部81と、第一シーブ23の各シーブ部材23bの上面に接触して付着物を除去するスクレーパ部82とを有するものである。
第二シーブ24、ストローラック25、及び選別網28の交換等を行う場合のメンテナンス性を向上させるために、図24に示すように、揺動選別棚20の本体部に対して、第二シーブ24、ストローラック25、及び選別網28を一体状態で着脱自在に構成するのは好ましい形態である。図25は揺動選別棚20の本体部から取り外した状態の、第二シーブ24、ストローラック25、及び選別網28の連結一体化物を示しており、図26はこの一体状態の第二シーブ24、ストローラック25、及び選別網28を揺動選別棚20の本体部に取り付けた状態を示している。図25と図26との対比からも分るように、揺動選別棚20の両側板20sに対して第二シーブ24の両側板をボルト20bで着脱可能に固定することにより、上述の取外し及び取付けが可能となっている。
第一唐箕16の唐箕ケーシング16cの送風口65は、上方に位置する天面部67と下方に位置する底面部68との間に開口しており、これら天面部67と底面部68との上下中間に風割66が設けられている。これにより、送風口65は、風割66と天面部67との間の上側風路74と、風割66と底面部68との間の下側風路75とに区画されている。
風割66及び天面部67の傾斜角は処理物量に関係なく固定としても良いが、揺動選別棚20の棚上処理物の量を検出する処理量検出センサ95を設け、この処理量検出センサ95の検出結果に基づき、棚上処理物の量(層厚)が増加したときに風割66及び天面部67の水平面に対する傾斜角を減少させ、棚上処理物の量が減少したときに風割66及び天面部67の水平面に対する傾斜角を増加させる制御装置(図示略)を設けるのも好ましい。これにより、処理物量に増減があっても、揺動選別棚20上の処理物量検出結果に応じて、風割66及び天面部67の傾斜角が適切に自動調整され、最適な穀粒損失と選別状態を得ることができる。
一番棚先29は、揺動選別棚20から落ちてくる被処理物を受けて、これに第一唐箕43からの選別風を当て、穀粒は一番棚先29の傾斜に沿って滑落させて一番受樋19Aに供給し、その他は選別風に乗せて後方に吹き飛ばすことにより選別を行うためのものである。本実施形態では、一番棚先29は前後方向中間部に位置する回動支点29xを中心として、後方に向かって斜め上向きとなる角度範囲内で回動するように構成されている。これにより、多収量品種においては、一番棚先29の角度を急傾斜にする(立てる)ことで、一番の回収率を高くすることが可能となり、また、藁屑、青葉、稈切れ等が混入しやすい品種においては、一番棚先29の角度を緩くすることで、一番棚先29上にて塵介の排出が行なわれ易くなる。そして、選別の悪化を防止できるようになる。
第一唐箕16の回転数(回転速度)は固定としても良いが、第一唐箕16の送風方向変化(風割66及び天面部67の傾斜角度の制御)と連動して変速する構成とするのは好ましい形態である。連動制御は適宜定めることができるが、特に、第一唐箕16の送風方向の傾斜角が増加するほど、第一唐箕16の回転数を増速させるのが好ましい。この制御により、第一唐箕16の送風方向が前寄りになると、一番棚先29に向かう風量が減少し、一番受樋19Aに稈切れ等が入り易くなるが、第一唐箕16の回転数を増加することでこれを補うことができ、選別性能を保つことが可能となる。しかも、第一唐箕16の送風方向が上向きであるため、三番排塵口56への第一唐箕16からの選別風の流出は少なく、三番ロスが増加し難い。
吸引排塵ファン47の回転数は固定としても良いが、第一唐箕16の送風方向変化(風割66及び天面部67の傾斜角度の制御)と連動して変速する構成とするのは好ましい形態である。連動制御は適宜定めることができるが、特に、第一唐箕16の送風方向が所定角度以上、例えば傾斜角最大のときに、吸引排塵ファン47の回転数(回転速度)を所定値以下に減速させるのが好ましい。これにより、第一唐箕16の送風方向が上向きになった時に吸引排塵ファン47の回転数が下がり、吸引力が弱くなるため、吸引排塵ファン47を効率良く駆動させることができる。
第二シーブ24の開度(第二シーブ部材24bの傾斜角度)は独立的に調節する構成としても良いが、第一唐箕16の送風方向変化(風割66及び天面部67の傾斜角度の制御)と連動して調節する構成とするのは好ましい形態である。連動制御は適宜定めることができるが、特に、第一唐箕16の送風方向が所定角度以上、例えば傾斜角最大のときに、第二シーブ24の開度を標準状態よりも絞る(第二シーブ部材24bの傾斜角を減少させる)のが好ましい。棚上処理物の量が少なく第一唐箕16の送風方向が前よりになったときに、第二シーブ24が開いたままであると稈切れ等が一番物に混入して選別不良を起こし易いが、上述のように第一唐箕16の送風方向の傾斜角が所定角度以上になったときに第二シーブ24の開度を標準状態よりも絞ることで、稈切れ等の混入による選別不良を防止することができる。
いうまでもないが、本発明は図32に示されるような第一唐箕16のみを備え、図5に示されるような第二唐箕17を有しない形態にも適用可能である。
Claims (7)
- 扱室(11)から漏下する脱穀処理物を受けて揺動により移送しつつ選別を行う揺動選別棚(20)を設け、
この揺動選別棚(20)に、左右方向に延在するとともに前後方向に対する傾斜角度が固定の複数の固定シーブ部材(23b)を前後方向に併設した固定シーブ(23)と、左右方向に延在するとともに前後方向に対する傾斜角度が調整自在の複数の可動シーブ部材(24b)を前後方向に併設した可動シーブ(24)を備え、
前記固定シーブ部材(23b)に、固定シーブ部材(23b)の付着物を掻き取る傾斜縁部(82a)を備えた清掃体(80)を左右方向に往復移動可能に付設し、
前記可動シーブ部材(24b)に、可動シーブ部材(24b)の付着物を掻き取る清掃片(101)を左右方向に往復移動可能に付設し、
前記揺動選別棚(20)の下方に、唐箕(16)と、樋状の一番受樋(19A)と、二番受樋(19B)とを、前記揺動選別棚(20)の棚上処理物の移送方向にこの順で設け、前記唐箕(16)の送風口(65)は、上方に位置する天面部(67)と下方に位置する底面部(68)の間に形成し、該天面部(67)と底面部(68)の上下方向中間部に風割(66)を設けて、前記送風口(65)を上側風路(74)と下側風路(75)に区画し、前記風割(66)を回動自在とする水平方向の第1回動軸(66x)をこの風割(66)における送風方向中間部に配置し、前記天面部(67)を回動自在とする水平方向の第2回動軸(67x)をこの天面部(67)における唐箕(16)側の端部に配置し、前記風割(66)と天面部(67)が同じ方向に連動して回動する構成としたことを特徴とする脱穀装置。 - 前後方向に並設された各可動シーブ部材(24b)の清掃片(101)を連結部材(102)により前後方向に相互に連結し、該連結部材(102)の左右方向の往復移動によって各清掃片(101)を一体的に左右方向に往復移動させる構成とし、
各清掃片(101)が前記連結部材(102)に対する連結状態を維持しつつ、前記可動シーブ部材(24b)と一体的に傾斜角度が変化する構成としたことを特徴とする請求項1記載の脱穀装置。 - 前記複数の可動シーブ部材(24b)を、左右方向に沿う軸心(24c)を中心として回動するように構成するとともに、各可動シーブ部材(24b)の清掃片(101)の下端部を、前後方向に沿って延在する共通の連結部材(102)に対し、左右方向の軸芯まわりに回動可能に連結して相互に一体化して、前記可動シーブ部材(24b)及びこれに付設された清掃片(101)からなる部分と前記連結部材(102)とが平行クランクをなすように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の脱穀装置。
- 前記揺動選別棚(20)は、前記可動シーブ(24)と、この可動シーブ(24)の後方に設けられたストローラック(25)と、前記可動シーブ(24)部の下方に設けられた選別網(28)と、これら可動シーブ(24)、ストローラック(25)及び選別網(28)が取り付けられた本体部(20s)とを備え、前記可動シーブ(24)、ストローラック(25)及び選別網(28)が一体として前記本体部(20s)に着脱可能な構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の脱穀装置。
- 前記唐箕(16)の送風方向を揺動選別棚(20)における処理物移送方向の上手側から下手側にわたり変更自在に構成し、前記一番受樋(19A)の後端部に後斜め上方に向かって延在する一番棚先(29)を設け、この一番棚先(29)を送風方向下流側の部位が上下するように姿勢変化自在に構成し、前記揺動選別棚(20)の棚上処理物の量を検出する処理量検出センサ(95)を設け、この処理量検出センサ(95)の検出結果に基づき、前記唐箕(16)の送風方向変化と前記一番棚先(29)の姿勢変化とが連動して行われる構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の脱穀装置。
- 前記唐箕(16)の送風方向を揺動選別棚(20)における処理物移送方向の上手側から下手側にわたり変更自在に構成し、前記唐箕(16)の回転数を作物選択スイッチ(91)による作物選択により変更可能な構成とするとともに、前記作物選択スイッチ(91)の各作物選択状態において前記唐箕(16)の送風方向が揺動選別棚(20)における移送上手側に向かうほど前記唐箕(16)の回転数を増速する制御を行う構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の脱穀装置。
- 前記唐箕(16)の送風方向を揺動選別棚(20)における処理物移送方向の上手側から下手側にわたり変更自在に構成し、前記揺動選別棚(20)の終端部の上方に吸引排塵ファン(47)の吸塵口(47i)を開口させ、前記唐箕(16)の送風方向が所定角度以上上方に向いたときに、前記吸引排塵ファン(47)の回転数を所定値以下に低下させる構成としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の脱穀装置。
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