JP5734031B2 - 冷凍空調装置 - Google Patents

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本発明は、冷凍空調装置に係り、より詳しくは、冷媒回路にR32冷媒を用いた場合においても、圧縮機からの冷媒の吐出温度の上昇を抑制することのできる冷凍空調装置に関するものである。
従来の冷凍空調装置に、運転容量が可変である圧縮機と、熱源側熱交換器と、減圧装置と、負荷側熱交換器とを環状に接続された冷凍サイクルを複数備え、各冷凍サイクルの負荷側熱交換器において負荷側熱媒体を冷却又は加熱し、冷温熱を供給するとともに、負荷側熱媒体の流路が各冷凍サイクルの負荷側熱交換器を直列に流れるように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−181146号公報(特許請求の範囲、図1)
特許文献1に記載された冷凍空調装置においては、水の流路が各冷凍サイクルの負荷側熱交換器を直列に流れるように構成されているため、暖房運転時に下流側の冷凍サイクルに上流側の冷凍サイクルで加熱された温水が流入し、上流側の冷凍サイクルに比べて圧力が高くなるため、冷媒を従来のR410Aから地球温暖化係数が小さいR32に変えると、その熱物性により圧縮機の吐出温度が約20℃上昇し、下流側冷凍サイクルの圧縮機の冷凍機油が劣化する高温限界温度を超えるおそれがあり、このため、圧縮機耐熱性及び耐摩耗性が低下して機器の信頼性を損うという問題点があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、冷媒回路にR32冷媒を使用しても圧縮機の吐出温度の上昇を抑制して、圧縮機の信頼性及び運転能力を高めることのできる冷凍空調装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る冷凍空調装置は、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器が冷媒配管によりそれぞれ環状に接続され、R32冷媒を使用する上流側冷媒回路及び下流側冷媒回路と、これら上流側冷媒回路及び下流側冷媒回路の凝縮器を直列に接続する水配管とを有し、前記下流側冷媒回路のみに、前記凝縮器と絞り装置との間に接続された冷媒熱交換器と、一端が前記凝縮器と冷媒熱交換器との間又は前記冷媒熱交換器と前記絞り装置との間に接続され、インジェクション用膨張弁を介して前記冷媒熱交換器を通り、他端が前記圧縮機の圧縮室に接続されたバイパス回路とを設け、前記下流側冷媒回路の圧縮機の吐出側に温度センサ及び圧力センサを設け、これら温度センサ及び圧力センサの検知情報に対応して前記インジェクション用膨張弁の開度を制御することにより、前記下流側冷媒回路の圧縮機に吸入される冷媒の流量を調整し、吐出冷媒の温度を冷凍機油が劣化しない設定温度となるように制御するものである。
本発明によれば、冷媒回路にR32冷媒を使用しても圧縮機の吐出温度の上昇を抑制することができるので、冷凍空調装置の信頼性及び運転能力を高めることができる。
本発明の実施の形態1に係る冷凍空調装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態1に係る冷凍空調装置の他の例の冷媒回路図である。 図2の冷媒回路のインジェクション用膨張弁の制御手順を示すフローチャート図である。 本発明実施の形態2に係る冷凍空調装置の冷媒回路図である。 本発明実施の形態2に係る冷凍空調装置の他の例の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態3に係る冷凍空調装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態3に係る冷凍空調装置の他の例の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態4に係る冷凍空調装置の冷媒回路図である。
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1に係る冷凍空調装置の冷媒回路を示す図1において、20は上流側冷媒回路、30は下流側冷媒回路図である。
上流側冷媒回路20において、1aは例えばスクロール圧縮機の如き第1の圧縮機、2aは負荷側熱交換機能を備えた第1の凝縮器、3aは第1の絞り装置、4aは第1の蒸発器で、これらは第1の冷媒配管6aにより環状に接続されている。
下流側冷媒回路30において、1bは第2の圧縮機、2bは負荷側熱交換機能を備えた第2の凝縮器、3bは第2の絞り装置、4bは第2の蒸発器、5は第2の凝縮器2bと第2の絞り装置3bとの間に直列に接続された冷媒熱交換器で、これらは第2の冷媒配管6bにより環状に接続されている。
8は一端が冷媒熱交換器5と第2の絞り装置3bとの間に接続され、インジェクション用膨張弁7を介して冷媒熱交換器5を通り、他端が第2の圧縮機1bの圧縮室の中間に接続されたバイパス回路である圧縮機中間インジェクション回路である。
そして、上流側冷媒回路20の第1の凝縮器2aと、下流側冷媒回路30の第2の凝縮器2bとは、負荷側熱媒体である水が流れる水配管15により直列に接続されている。
ここで、本実施の形態においては、上流側冷媒回路20及び下流側冷媒回路30の冷媒に、R32冷媒を使用する。このR32冷媒は、地球温暖化係数(GWP)が675と、従来の冷媒R410Aの2090に比べて低く、地球環境に与える影響が小さい冷媒である。しかし、一方では圧縮機吐出温度が従来のR410A冷媒と比べて約20℃高くなり、圧縮機全体の内部温度が上昇して冷凍機油が劣化し、油漏不良により圧縮機の信頼性が低下するおそれがあった。
次に、上記のように構成した本実施の形態に係る冷凍回路の作用を説明する。
冷媒回路が運転を開始すると、上流側冷媒回路20においては第1の圧縮機1aから高温高圧のガス冷媒が吐出し、第1の凝縮器2aに入る。このガス冷媒は、第1の凝縮器2aで負荷側熱媒体である水配管15を流れる水と熱交換が行われ、凝縮して液冷媒となり、第1の絞り装置3aに入る。そして、第1の絞り装置3aで減圧され、乾き度0.2〜0.3程度の低温低圧の気液二相冷媒となって第1の蒸発器4aに入り、空気と熱交換が行われてガス冷媒となり、第1の圧縮機1aの吸入管に吸入される。
また、下流側冷媒回路30においては、第2の圧縮機1bから高温高圧のガス冷媒が吐出し、第2の凝縮器2bに入る。第2の凝縮器2bでは、第2の圧縮機1bから吐出したガス冷媒と、上流側冷媒回路20の第1の凝縮器2aで熱交換して加熱され、水配管15を介して送られた温水との間で熱交換が行われ、ガス冷媒は凝縮して液冷媒となり、冷媒熱交換器5へ送られる。
冷媒熱交換器5を通過した液冷媒は、一部はバイパスしてインジェクション用膨張弁7に流れ、残りは第2の絞り装置3b側に流れる。
インジェクション用膨張弁7側に流れた液冷媒は、インジェクション用膨張弁7で減圧され、低温の気液二相冷媒となって冷媒熱交換器5に流入し、冷媒熱交換器5内で第2の凝縮器2bから流出した液冷媒と熱交換され、乾き度の高い低温の気液二相冷媒となって第2の圧縮機1bの圧縮室の中間に吸引される。このようにして、第2の凝縮器2bから流出した高温の液冷媒は冷却される。
一方、第2の絞り装置3b側に流れた液冷媒は、第2の絞り装置3bで減圧されて乾き度0.1〜0.2程度の低温低圧の気液二相冷媒となり、第2の蒸発器4bに入る。そして気液二相冷媒は空気と熱交換を行ってガス冷媒となり、第2の圧縮機1bに吸入される。
上記のような冷媒回路において、上流側冷媒回路20と下流側冷媒回路30とは、第1、第2の凝縮器2a、2bが水配管15により直列に接続されているため、下流側冷媒回路30の第2の凝縮器2bには、上流側冷媒回路20に比べて負荷側熱媒体である高い温度の水(温水)が流入する。
このため、下流側冷媒回路30の運転圧力は、上流側冷媒回路20の運転圧力より高くなり、上流側冷媒回路20の第1の圧縮機1aから吐出するガス冷媒の温度に比べて、下流側冷媒回路30の第2の圧縮機1bから吐出されるガス冷媒の温度の方が高くなる。
本実施の形態においては、図2に示すように、さらに下流側冷媒回路30の第2の圧縮機1bの吐出側に、吐出冷媒の温度を検知する温度センサ41及び吐出冷媒の圧力を検知する圧力センサ42を設け、その検知情報を制御回路40に入力し、制御回路40はこの入力情報に対応して、インジェクション用膨張弁7の開度を制御する制御信号を出力する。
すなわち、図3のフローチャートに示すように、温度センサ41で検知した第2の圧縮機1bの吐出温度Tdと、圧力センサ42で検知した吐出圧力Pdを制御回路40に入力する(ステップS1,S2)。そして、圧力センサ42で検知した吐出圧力Pdから高温飽和温度Tdsを演算し(ステップS3)、吐出温度Tdと高温飽和温度Tdsとの差から吐出過熱度SHdを演算する(ステップS4)。
次に、吐出過熱度SHdと、冷凍機油が劣化しない上限温度としあらかじめ設定した設定温度SHdmとを比較し(ステップS5)、吐出過熱度SHdが設定温度SHdmより大きい場合は、制御回路40からインジェクション用膨張弁7を開動作させる制御信号を出力し(ステップS6)、吐出過熱度SHdが設定温度SHdmより小さい場合は、インジェクション用膨張弁7を開動作させる制御信号を出力する(ステップS6)。
このように、本実施の形態においては、第2の圧縮機1bの吐出温度が高くなり易い下流側冷媒回路30では、第2の圧縮機1bの吐出側の冷媒の温度及び圧力に対応してインジェクション用膨張弁7の開度を制御することにより、第2の圧縮機1bに吸入される冷媒の流量を調整し、吐出冷媒の温度を冷凍機油が劣化しない設定温度となるように制御するので、R32冷媒を使用しても第2の圧縮機1bの吐出温度の上昇を制御することができ、冷凍機油の劣化を防止し、信頼性及び運転能力を向上することができる。
また、冷媒の吐出温度が上昇しやすい下流側冷媒回路30のみに、第2の圧縮機1bの吐出温度を制御する圧縮機中間インジェクション回路8を設けたので、従来の冷媒回路からのコストの上昇を抑えつつ、地球環境に与える影響の小さい冷凍空調装置を得ることができる。
さらに、インジェクション用膨張弁7で減圧した気液二相冷媒と、第2の凝縮器2bから流出した高温の液冷とを冷媒熱交換器5で熱交換し、第2の絞り装置3bに流入する高温の液冷媒を冷却するようにしたので、第2の蒸発器4bにおける熱交換量が増大して外気から吸熱する熱量を加熱させ、負荷側熱媒体である水を加熱する能力を拡大することができる。
また、上流側冷媒回路20と下流側冷媒回路30の第1、第2の圧縮機1a,1bに同じ構造のものを使用したので、組立作業やアフターサービスが容易であり、コストを低減することができる。
上記の説明では、圧縮機中間インジェクション回路8の一端を冷媒熱交換器5と第2の絞り装置3bとの間に接続した場合を示したが、第2の圧縮機1bと冷媒熱交換器5との間に接続してもよい。また、第2の圧縮機1bの吐出過熱度SHdと設定温度SHdmとを比較して、インジェクション用膨張弁7の開度を制御する場合を示したが、第2の圧縮機1bの吐出温度Tdと設定温度とを比較して、インジェクション用膨張弁7の開度を制御するようにしてもよい(以下の実施の形態においても同様である)。
[実施の形態2]
図4、図5は本発明の実施の形態2に係る冷凍空調装置の冷媒回路図である。なお、実施の形態1と同じ部分には、これと同じ符号が付してある。
実施の形態1においては、バイパス回路である圧縮機中間インジェクション回路8の他端を第2の圧縮機1bの圧縮室の中間に接続した場合を示したが、本実施の形態においては、バイパス回路である圧縮機吸入インジェクション回路9の他端を、第2の圧縮機1bの吸入管に接続したものである。なお、その他の構造は、実施の形態1の場合と同じである。
本実施の形態においても、上流側冷媒回路20及び下流側冷媒回路30の冷媒には、R32冷媒が使用される。そして、インジェクション用膨張弁7側に流れた液冷媒は、インジェクション用膨張弁7で減圧され、低温の気液二相冷媒となって冷媒熱交換器5に流入し、乾き度の高い低温の気液二相冷媒となり、圧縮機吸入インジェクション回路9により第2の圧縮機1bの吸入管に吸入される。
また、本発明においても実施の形態1の場合と同様に、図5に示すように、下流側冷媒回路30の第2の圧縮機1bの吐出側に、温度センサ41及び圧力センサ42を設け、これらの検知情報に対応してインジェクション用膨張弁7の開度を制御し、第2の圧縮機1bに流入する冷媒の流量を制御する。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
[実施の形態3]
図6、図7は本発明の実施の形態3に係る冷凍空調装置の冷媒回路図である。なお、実施の形態1と同じ部分には、同じ符号を付してある。
本実施の形態は、実施の形態2の冷媒回路において、下流側冷媒回路30に設けた冷媒熱交換器5を省略し、第2の凝縮器2bと第2の絞り装置3bとの間に一端が接続され、インジェクション用膨張弁7を介して他端が第2の圧縮機1bの吸入管に接続されたバイパス回路である圧縮機吸入インジェクション回路10を設けたものである。なお、本実施の形態においても、上流側冷媒回路20と下流側冷媒回路30の冷媒に、R32冷媒を使用している。
本実施の形態において、上流側冷媒回路20の作用は、実施の形態1の場合と同じである。
また、下流側冷媒回路30の第2の圧縮機1bから吐出した高温高圧のガス冷媒は第2の凝縮器2bに流入し、実施の形態1の場合と同様に、上流側冷媒回路20から水配管15を介して流入した温水との間で熱交換され、ガス冷媒は凝縮して液冷媒となる。
この第2の凝縮器2bから吐出した液冷媒の一部は、圧縮機吸入インジェクション回路10に流入し、インジェクション用膨張弁7により減圧され、気液二相冷媒となって第2の圧縮機1bの吸入管に流入し、残りの液冷媒は第2の絞り装置3b側に流れる。
第2の絞り装置3b側に流れた液冷媒は第2の絞り装置3bによって減圧され、乾き度0.1〜0.2程度の低温低圧の気液二相冷媒となって第2の蒸発器4bに入り、空気と熱交換されてガス冷媒となり、第2の圧縮機1bの吸入管に吸入される。
本実施の形態においても、図7に示すように、下流側冷媒回路30の第2の圧縮機1bの吐出側に、温度センサ41及び圧力センサ42を設け、これらからの検知情報に対応してインジェクション用膨張弁7の開度を制御することは、実施の形態1の場合と同様である。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができるが、さらに、冷媒熱交換器5を省略したので構造が簡単になり、その分コストを低減することができる。
[実施の形態4]
図8は本発明の実施の形態4に係る冷凍空調装置の冷媒回路図である。なお、実施の形態1と同じ部分には、これと同じ符号を付してある。
本実施の形態は、実施の形態1の冷媒回路(図1)において、下流側冷媒回路30の冷媒熱交換器5及びバイパス回路である圧縮機中間インジェクション回路8を省略し、上流側冷媒回路20の冷媒にはR32冷媒を使用し、下流側冷媒回路30の冷媒には、R410A冷媒を使用したものである。
本実施の形態における上流側冷媒回路20の作用は、実施の形態1の場合と同様である。
下流側冷媒回路30においては、第2の圧縮機1bから高温高圧のガス冷媒が吐出され、第2の凝縮器2bに入る。そして、第2の凝縮器2bで負荷側熱媒体である水配管15を流れる水(温水)で熱交換され、凝縮して液冷媒となり、第2の絞り装置3bに入る。液冷媒は第2の絞り装置3bで減圧され、乾き度0.2〜0.3程度の低温低圧の気液二相冷媒となり、第2の蒸発器4bに入る。そして、第2の蒸発器4bで空気と熱交換され、ガス冷媒となって第2の圧縮機1bに吸入される。
本実施の形態においては、第1の凝縮器2aに流入する負荷側熱媒体である水の温度が低い上流側冷媒回路20にはR32冷媒を使用し、第2の凝縮器2bに流入する負荷側熱媒体である水の温度が高い下流側冷媒回路30にはR410A冷媒を使用したので、下流側冷媒回路30の第2の圧縮機1bからの冷媒の吐出温度の上昇を抑えることができ、冷凍空気調和装置の信頼性を向上することができる。
また、従来の冷媒回路をそのまま使用できるので、コストが上昇することなく、地球環境に与える影響の少ない冷凍空調装置を得ることができる。
1a 第1の圧縮機、1b 第2の圧縮機、2a 第1の凝縮器、2b 第2の凝縮器、3a 第1の絞り装置、3b 第2の絞り装置、4a 第1の蒸発器、4b 第2の蒸発器、5 冷媒熱交換器、6a 第1の冷媒配管、6b 第2の冷媒配管、7 インジェクション用膨張弁、8 圧縮機中間インジェクション回路、9,10 圧縮機吸入インジェクション回路、15 水配管、20 上流側冷媒回路、30 下流側冷媒回路、40 制御回路、41 温度センサ、42 圧力センサ。

Claims (3)

  1. 圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器が冷媒配管によりそれぞれ環状に接続され、R32冷媒を使用する上流側冷媒回路及び下流側冷媒回路と、これら上流側冷媒回路及び下流側冷媒回路の凝縮器を直列に接続する水配管とを有し、
    前記下流側冷媒回路のみに、前記凝縮器と絞り装置との間に接続された冷媒熱交換器と、一端が前記凝縮器と冷媒熱交換器との間又は前記冷媒熱交換器と前記絞り装置との間に接続され、インジェクション用膨張弁を介して前記冷媒熱交換器を通り、他端が前記圧縮機の圧縮室に接続されたバイパス回路とを設け
    前記下流側冷媒回路の圧縮機の吐出側に温度センサ及び圧力センサを設け、これら温度センサ及び圧力センサの検知情報に対応して前記インジェクション用膨張弁の開度を制御することにより、前記下流側冷媒回路の圧縮機に吸入される冷媒の流量を調整し、吐出冷媒の温度を冷凍機油が劣化しない設定温度となるように制御する
    ことを特徴とする冷凍空調装置。
  2. 前記下流側冷媒回路のバイパス回路の他端を前記下流側冷媒回路の圧縮機の吸入管に接続したことを特徴とする請求項1記載の冷凍空調装置。
  3. 圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器が冷媒配管によりそれぞれ環状に接続され、R32冷媒を使用する上流側冷媒回路及び下流側冷媒回路と、これら上流側冷媒回路と下流側冷媒回路の凝縮器を直列に接続する水配管とを有し、
    前記下流側冷媒回路のみに、一端が前記凝縮器と絞り装置との間に接続され、インジェクション用膨張弁を介して他端が前記圧縮機の吸入側に接続されたバイパス回路を設け
    前記下流側冷媒回路の圧縮機の吐出側に温度センサ及び圧力センサを設け、これら温度センサ及び圧力センサの検知情報に対応して前記インジェクション用膨張弁の開度を制御することにより、前記下流側冷媒回路の圧縮機に吸入される冷媒の流量を調整し、吐出冷媒の温度を冷凍機油が劣化しない設定温度となるように制御する
    ことを特徴とする冷凍空調装置。
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