JP5318057B2 - 冷凍機、冷凍装置及び空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空冷凝縮器を備えた冷凍機、冷凍装置及び空気調和装置に関するものであり、特に、低外気温度時でも高効率での冷却運転を可能とする冷凍機、冷凍装置及び空気調和装置に関する。
冷凍装置や空気調和装置等の従来の冷凍サイクル装置においては、低外気温度条件での凝縮圧力の異常低下を抑制するため、凝縮圧力調整弁を設置して冷媒流量を低下させ、凝縮圧力を所定値以上に保持していた。しかし、このとき、凝縮器に大量の液冷媒が溜まり込むため、冷凍サイクル回路全体として冷媒不足状態となり、蒸発器出口過熱度が過大となって冷却能力が不足する等の不具合が生じていた。
そこで、従来の冷凍サイクル装置には、凝縮器出口の高圧液冷媒の一部を圧縮機吸入側にバイパスし、圧縮機吸入ガスの異常過熱を抑制するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の冷凍サイクル装置には、空冷凝縮器を2つに分割し、外気温度に応じて空冷凝縮器の容量を切り替えることで放熱能力を調整し、凝縮圧力を所定値に保持するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−346467号公報(要約、図1) 特開2002−61978号公報(要約、図1)
しかしながら、特許文献1に示されたような従来の冷凍サイクル装置は、圧縮機吐出ガスの異常な温度上昇は回避できるものの、蒸発器を流通する冷媒の流量は小さいままなので、依然として冷却能力が不足するという問題点が残存していた。
また、特許文献2に示されたような従来の冷凍サイクル装置は、放熱能力が段階的に変動してしまうので、凝縮圧力が急変してしまい圧縮機の高圧異常停止が発生する等、運転が安定しないという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、外気温度が極めて低温となる条件でも、凝縮器の放熱能力を広範囲において連続的に調整することができ、安定して冷却能力を確保できる冷凍サイクル装置(冷凍装置や空気調和装置等)を得ることを目的としている。
本発明に係る冷凍機は、圧縮機と、圧縮機の吐出側に並列接続された複数の凝縮器と、これら凝縮器に送風する風量調整可能な送風機とを備え、膨張装置及び蒸発器を有する利用側ユニットと接続されて冷凍サイクル回路を構成する冷凍機であって、冷凍サイクル回路を流れる冷媒の凝縮温度、高圧側圧力、低圧側圧力、又は高圧側圧力と低圧側圧力との差を、比較値として検出する比較値検出装置を備え、複数の凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの上流側に当該凝縮器へ流入する冷媒の流路を圧縮機から流入する流路又は利用側ユニットから流入する流路に切り換える流路切替装置を備え、冷媒流れの下流側に逆流防止装置を備え、流路切替装置を備えた凝縮器以外の凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの下流側に、当該凝縮器を流れる冷媒の量を調整する流量調整装置を備え、送風機は、比較値検出装置の検出する比較値が第1の所定値となるように風量が調整され、流量調整装置は、比較値検出装置の検出する比較値が第2の所定値となるように開度が調整され、第1の所定値が第2の所定値よりも大きいものである。
また、本発明に係る冷凍機は、圧縮機と、圧縮機の吐出側に並列接続された複数の凝縮器と、これら凝縮器に送風する風量調整可能な送風機とを備え、膨張装置及び蒸発器を有する利用側ユニットと接続されて冷凍サイクル回路を構成する冷凍機であって、冷凍サイクル回路を流れる冷媒の凝縮温度、高圧側圧力、低圧側圧力、又は高圧側圧力と低圧側圧力との差を、比較値として検出する比較値検出装置を備え、複数の凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの上流側に当該凝縮器へ流入する冷媒の流路を圧縮機から流入する流路又は利用側ユニットから流入する流路に切り換える流路切替装置を備え、冷媒流れの下流側に逆流防止装置を備え、流路切替装置を備えた凝縮器以外の凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの下流側に、当該凝縮器を流れる冷媒の量を調整する流量調整装置を備え、流量調整装置は、比較値検出装置の検出する比較値が第2の所定値となるように開度が調整され、該流量調整装置には、最小開度及び最大開度が設定されており、流量調整装置の開度が最小開度を下回る状況になった場合、流路切替装置の流路を、圧縮機から凝縮器へ冷媒が流入する流路から、利用側ユニットから凝縮器へ冷媒が流入する流路に切り替え、流量調整装置の開度が最大開度となった場合、流路切替装置の流路を、利用側ユニットから凝縮器へ冷媒が流入する流路から、圧縮機から凝縮器へ冷媒が流入する流路に切り替えるものである。
また、本発明に係る冷凍装置は、上記の冷凍機と、膨張装置及び蒸発器を有し、当該冷凍機と接続される利用側ユニットと、を備えたものである。
また、本発明に係る空気調和装置は、圧縮機、複数の凝縮器、膨張装置、蒸発器、及び凝縮器に送風する風量調整可能な送風機を備え、圧縮機、複数の凝縮器、膨張装置及び蒸発器が順次接続されて冷凍サイクル回路を構成する空気調和装置であって、冷凍サイクル回路を流れる冷媒の凝縮温度、高圧側圧力、低圧側圧力、又は高圧側圧力と低圧側圧力との差を、比較値として検出する比較値検出装置を備え、複数の凝縮器は並列接続され、複数の凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの上流側に当該凝縮器へ流入する冷媒の流路を圧縮機から流入する流路又は利用側ユニットから流入する流路に切り換える流路切替装置を備え、冷媒流れの下流側に逆流防止装置を備え、流路切替装置を備えた凝縮器以外の凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの下流側に、当該凝縮器を流れる冷媒の量を調整する流量調整装置を備え、送風機は、比較値検出装置の検出する比較値が第1の所定値となるように風量が調整され、流量調整装置は、比較値検出装置の検出する比較値が第2の所定値となるように開度が調整され、第1の所定値が第2の所定値よりも大きいものである。
また、本発明に係る空気調和装置は、圧縮機、複数の凝縮器、膨張装置、蒸発器、及び凝縮器に送風する風量調整可能な送風機を備え、圧縮機、複数の凝縮器、膨張装置及び蒸発器が順次接続されて冷凍サイクル回路を構成する空気調和装置であって、冷凍サイクル回路を流れる冷媒の凝縮温度、高圧側圧力、低圧側圧力、又は高圧側圧力と低圧側圧力との差を、比較値として検出する比較値検出装置を備え、複数の凝縮器は並列接続され、複数の凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの上流側に当該凝縮器へ流入する冷媒の流路を圧縮機から流入する流路又は利用側ユニットから流入する流路に切り換える流路切替装置を備え、冷媒流れの下流側に逆流防止装置を備え、流路切替装置を備えた凝縮器以外の凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの下流側に、当該凝縮器を流れる冷媒の量を調整する流量調整装置を備え、流量調整装置は、比較値検出装置の検出する比較値が第2の所定値となるように開度が調整され、該流量調整装置には、最小開度及び最大開度が設定されており、流量調整装置の開度が最小開度を下回る状況になった場合、流路切替装置の流路を、圧縮機から凝縮器へ冷媒が流入する流路から、利用側ユニットから凝縮器へ冷媒が流入する流路に切り替え、流量調整装置の開度が最大開度となった場合、流路切替装置の流路を、利用側ユニットから凝縮器へ冷媒が流入する流路から、圧縮機から凝縮器へ冷媒が流入する流路に切り替えるものである。
本発明においては、外気温度が低い状況で所定の凝縮温度を保持しようとするとき、まず送風機の風量を小さくすることによって凝縮器の放熱能力を抑制し、所定の凝縮温度を保持することができる。また、送風機の風量が最小風量となってもなお凝縮温度が低下する状況では、凝縮器の一部の冷媒流量を冷媒流量調整装置によって低下させることにより、凝縮器の放熱能力をさらに抑制し、所定の凝縮温度を保持することができる。それでもなお凝縮温度が低下する状況では、流路切替装置及び逆流防止装置によって凝縮器の一部の冷媒流通を停止することにより、凝縮器の放熱能力をさらに抑制し、所定の凝縮温度を保持することができる。
したがって、本発明においては、外気が極めて低温(例えば−20℃以下)となる条件でも、凝縮器の放熱能力を広範囲において連続的に調整することができ、凝縮温度(つまり、凝縮圧力)を所定値以上に保持することができるので、安定して冷却能力を確保することができる。
本発明の実施の形態における冷凍装置の一例を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態における冷凍装置の冷却運転時の冷凍サイクル動作を示すP−h線図である。 本発明の実施の形態における冷凍装置の外気温度変化に対する凝縮温度制御動作を示す図である。 本発明の実施の形態における冷凍装置の凝縮温度制御の流れを示すフローチャートである。
実施の形態.
以下、本発明の具体的な実施の形態について説明する。なお、本発明に係る冷凍装置と空気調和装置は、基本的に同様の冷凍サイクル回路となる。このため、以下の実施の形態では、冷凍装置を例にして、本発明の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における冷凍装置の冷媒回路を示すものである。
冷凍装置100は、冷凍機1及び利用側ユニットであるユニットクーラー2を、液配管3及びガス配管4で接続して構成されている。なお、利用側ユニットは、ユニットクーラー2に限らず、ショウケース等でもよい。
冷凍機1は、圧縮機5、複数の室外凝縮器6、室外送風機7、及びレシーバー8を備えている。本実施の形態では、3つの室外凝縮器6(室外凝縮器6a,6b,6c)を備えている。また、本実施の形態では、室外送風機7は、室外凝縮器6の数に対応して3つの室外送風機7(室外送風機7a,7b,7c)を備えている。室外凝縮器6a,6b,6cは、圧縮機5の吐出側とレシーバー8との間に並列接続されている。また、圧縮機5の吸入側は、ガス配管4を介して、ユニットクーラー2(より詳しくは、後述する室内冷却器13)と接続されている。レシーバー8の例えば下部は、液配管3を介して、ユニットクーラー2(より詳しくは、後述する液開閉装置11)と接続されている。
なお、室外凝縮器6a,6b,6cのそれぞれは、1つの凝縮器で構成されていてもよいし、複数の凝縮器で構成されていてもよい。また、室外送風機7は室外凝縮器6の数に対応している必要は必ずしもなく、例えば1つの室外送風機7で室外凝縮器6a,6b,6cの全てに送風してもよい。また、室外送風機7を室外凝縮器6の数に対応して設ける場合、室外送風機7の数は室外凝縮器6を構成する凝縮器の数と必ずしも一致しなくてもよい。例えば室外凝縮器6aが複数の凝縮器で構成されている場合、室外送風機7aは、室外凝縮器6aを構成する凝縮器と同数にしてもよいし、1つの室外送風機7aで室外凝縮器6aを構成する複数の凝縮器に送風してもよい。
また、本実施の形態に係る冷凍機1は、流量調整装置17、高低圧切替装置15、逆止弁16、内部熱交換器9、バイパス配管10A及びバイパス膨張装置10を備えている。流量調整装置17は、例えば開度を調整可能な弁構造を有するものであり、室外凝縮器6cの下流側に設けられている。流量調整装置17の開度を調整することにより、室外凝縮器6cを流れる冷媒の流量を調整することが可能となる。高低圧切替装置15は、例えば流路を切り替え可能な弁構造を有するものであり、室外凝縮器6bの上流側に設けられている。高低圧切替装置15の流路を切り替えることにより、室外凝縮器6bへ流入する冷媒の流路は、圧縮機5から流入する流路又はユニットクーラー2(より詳しくは、後述する室内冷却器13)から流入する流路に切り替えられる。逆止弁16は、室外凝縮器6bの下流側に設けられており、室外凝縮器6bからレシーバー8への冷媒流れのみを許容するものである。
内部熱交換器9は、レシーバー8と液配管3との間の冷媒配管に設けられている。バイパス配管10Aは、一方の端部が内部熱交換器9の下流側に接続されており、他方の端部が圧縮機5の圧縮過程に接続されている。また、バイパス配管10Aは、その途中が内部熱交換器9に接続されている。このバイパス配管10Aには、内部熱交換器9に流入する冷媒を膨張させるバイパス膨張装置10(例えば膨張弁)が設けられている。これら内部熱交換器9、バイパス配管10A及びバイパス膨張装置10を設けることにより、液配管3を介してユニットクーラー2へ流入する冷媒の過冷却度を十分に確保することができ、冷凍装置100の冷凍能力を向上させることができる。
ここで、室外凝縮器6が本発明の凝縮器に相当し、室外送風機7が本発明の送風機に相当し、高低圧切替装置15が本発明の流路切替装置に相当し、逆止弁16が本発明の逆流防止装置に相当する。なお、逆流防止装置は、逆止弁16に限定されず、高低圧切替装置15と同期して開閉される開閉弁等、種々のものを用いることが可能である。
また、本実施の形態に係る冷凍機1には、圧縮機5の回転数、室外送風機7の回転数、高低圧切替装置15の流路、流量調整装置17の開度及びバイパス膨張装置10の開度等を制御する制御装置51が設けられている。
ユニットクーラー2は、液開閉装置11、主膨張装置12、室内冷却器13及び室内送風機14を備えている。例えば膨張弁である主膨張装置12は、液配管3を介して冷凍機1のレシーバー8と接続されている。室内冷却器13の冷媒流入側(上流側)の端部は、主膨張装置12と接続されている。また、室内冷却器13の冷媒流出側(下流側)の端部は、ガス配管4を介して、冷凍機1の圧縮機5(より詳しくは、圧縮機5の吸入側)及び高低圧切替装置15と接続されている。また、ユニットクーラー2への冷媒流入を遮断する液開閉装置11は、主膨張装置12と液配管3の間に設けられている。室内冷却器13へ送風する室内送風機14は、室内冷却器13の近傍に設けられている。
ここで、主膨張装置12が本発明の膨張装置に相当し、室内冷却器13が本発明の蒸発器に相当する。
また、本実施の形態に係るユニットクーラー2には、主膨張装置12の開度や室内送風機14の回転数等を制御する制御装置52を備えている。
つまり、本実施の形態に係る冷凍装置100の主たる冷凍サイクル回路は、圧縮機5、室外凝縮器6、レシーバー8、主膨張装置12、及び室内冷却器13を順次配管接続して構成されている。本実施の形態では、この冷凍サイクル回路にR410Aを封入している。
なお、本実施の形態では、冷凍機1とユニットクーラー2の製造メーカーが異なる場合があることも考慮し、各々に制御装置(制御装置51,52)を設けている。しかしながら、冷凍機1とユニットクーラー2の製造メーカーが同じ場合等、冷凍機1とユニットクーラー2が通信可能であれば、どちらか一方の制御装置にて冷凍機1及びユニットクーラー2の制御対象を制御してもよい。
また、本実施の形態に係る冷凍サイクル回路を空気調和装置に用いる場合、冷凍機1が室外機に相当し、ユニットクーラー2が室内機に相当することになる。この場合、室内機から発生する騒音を抑制するため、主膨張装置12を室外機に設けることがある。主膨張装置12を室外機に設けることにより、液配管3には液リッチの気液二相冷媒が流れることとなるが、本発明では、液リッチの気液二相冷媒が流れる場合も液配管3と称することとする。
(動作説明)
図2は、本発明の実施の形態における冷凍装置の冷却運転時の冷凍サイクル動作を示すP−h線図である。
以下、図1及び図2を用いて、本実施の形態に係る冷凍装置100の冷却運転時の動作について説明する。
圧縮機5から吐出された高温高圧のガス冷媒(状態A)は、室外凝縮器6で外気に放熱し、凝縮して高圧液冷媒(状態B)となる。ここで、室外送風機7の送風量(回転数)を制御することにより、室外凝縮器6からの放熱量を調整することができる。また、室外凝縮器6の放熱性能を最大限に発揮させる場合、高低圧切替装置15は室外凝縮器6bを凝縮器として機能させるように圧縮機5の吐出側と連通し、流量調整装置17は全開として室外凝縮器6cの放熱性能を最大限発揮させる。
室外凝縮器6から流出した高圧液冷媒(状態B)は、レシーバー8に流入する。レシーバー8は、この冷凍サイクル回路に封入された余剰分の液冷媒を貯留するので液とガスの共存状態であり、状態Bは飽和液となる。レシーバー8を流出した高圧液冷媒(状態B)は、内部熱交換器9を通過した後、一部がバイパス配管10Aへ流入し、残りの一部は液配管3を介してユニットクーラー2へ流入する。高圧液冷媒(状態B)が内部熱交換器9を通過する際、高圧液冷媒(状態B)は、バイパス配管10Aへ流入してバイパス膨張装置10で中間圧力の気液二相状態となった冷媒(状態F)と熱交換し、過冷却度を大きくする(状態C)。
ユニットクーラー2に流入した高圧液冷媒(状態C)は、液開閉装置11を通過し、主膨張装置12によって低圧まで減圧され、気液二相冷媒(状態D)となって室内冷却器13へと流入する。この室内冷却器13に流入した気液二相冷媒(状態D)は、室内送風機14によって供給される冷却対象の空気と熱交換し、蒸発して低圧ガス冷媒(状態E)となる。室内冷却器13を流出した低圧ガス冷媒(状態E)は、ガス配管4を経由して再び圧縮機5に吸入される。このようにして冷却対象を所定温度まで冷却する運転が行われる。
引き続いて、凝縮圧力(換言すると、冷凍サイクル回路を流れる冷媒の高圧側圧力)又はその飽和温度である凝縮温度の制御について説明する。夏季の運転条件の場合(すなわち比較的外気が高温である場合)、前述したように、凝縮温度(つまり凝縮圧力)を下げた方が冷凍サイクルの運転効率が高い。このため、室外凝縮器6a,6b,6cが最大限の凝縮性能を発揮するように、室外送風機7を最大風量で運転する。しかしながら、冬季のように外気温度が著しく低くなる場合には、凝縮温度を所定値(例えば20℃)以上に保持することが必要となる。
これは、冷凍サイクル回路を流れる冷媒の高低圧差(高圧側圧力と低圧側圧力との差)が著しく小さくなると、主膨張装置12の冷媒流量が小さくなって室内冷却器13の出口が大きく過熱し、冷却能力が低下してしまう状況が発生するためである。また、それに伴って、圧縮機5の吐出ガス温度の異常上昇等の不具合が発生してしまうためである。このため、室外送風機7の風量調整等によって、凝縮温度を所定値(例えば20℃)以上に保持するような運転が行われる。
この低外気時における冷凍装置100(より詳しくは冷凍機1)の運転制御動作について、図3及び図4を参照して説明する。
図3は、本発明の実施の形態における冷凍装置の外気温度変化に対する凝縮温度制御動作を示す説明図である。また、図4は、この冷凍装置の凝縮温度制御の流れを示すフローチャートである。なお、図3には、外気温度に対して制御されるアクチュエーターである室外送風機7、流量調整装置17及び高低圧切替装置15の動作を示している。また、図3には、これらアクチュエーターの制御によって変動する凝縮温度を示している。
運転開始後、制御装置51は、まず凝縮温度CTを検出する(ステップS1)。なお、凝縮温度CTの検出方法は、従来より知られている種々の方法を用いることができる。例えば、室外凝縮器6を流れる冷媒温度を直接検出し、凝縮温度を求めてもよい。また例えば、圧縮機5から吐出される冷媒の圧力や室外凝縮器6から流出する冷媒の圧力から、凝縮温度を求めてもよい。
ここで、これら冷媒の温度を検出する温度センサーや冷媒の圧力を検出する圧力センサー等が、本発明における比較値検出装置に相当する。
ステップS1終了後、制御装置51は、室外送風機制御を行う(ステップS2)。具体的には、制御装置51は、凝縮温度CTが第1の目標凝縮温度(例えば25℃)となるように、室外送風機7の風量(回転数)を調整する。前述のように、外気温度が十分高い状況では、凝縮能力(つまり放熱性能)は、室外送風機7の風量が最大となるところで制限されることとなる。このため、外気温度が十分高い状況では、凝縮温度は、第1の目標凝縮温度(例えば25℃)より高いところで推移する。外気温度が例えば15℃以下になると、凝縮温度25℃を保持するために室外送風機7の風量が調整されることとなる。
つまり本実施の形態では、凝縮温度が本発明の比較値に相当し、第1の目標凝縮温度が本発明の第1の所定値に相当する。
さらに外気温度が低下していくと、室外送風機7が最小風量となる。ここで、室外送風機7を停止させてしまうと、外風の影響が大きくなって凝縮温度が大きく変動し、圧縮機5の高圧保護停止を引き起こす場合がある。このため、本実施の形態では、外風の影響が生じない程度となるように室外送風機7の最小風量を設定している。このため、室外送風機7の風量が最小風量となっても第2の目標凝縮温度(例えば20℃)を保持できないような状況においては、ステップS3の流量調整装置制御が機能する。なお、室外送風機最小風量は、例えば制御装置51に保存されている。
ここで、第2の目標凝縮温度が本発明の第2の所定値に相当する。
ステップS3では、制御装置51は、流量調整装置制御を行う。具体的には、制御装置51は、流量調整装置17の開度(流動抵抗)を調整し、室外凝縮器6cに流通する冷媒の流量を減少させる。室外凝縮器6cに流通する冷媒の流量を減少させて室外凝縮器6cの出口過冷却度を増大させることにより、室外凝縮器6c放熱量を減らすことができる。これにより、室外送風機7の風量を低下させなくても室外凝縮器6全体の放熱量を抑制することができ、凝縮温度を第2の目標凝縮温度(例えば20℃)に保持する運転が可能となる。ただし、室外凝縮器6c内部に液冷媒が大量に溜まり込んでしまうと、いわゆる冷媒不足状態に陥って、冷凍装置100の冷却能力が低下しまう。このため、本実施の形態では、冷媒不足状態にならないような、流量調整装置17の最小開度Lminを設定している。なお、最小開度Lminは、例えば制御装置51に保存されている。
外気温度がさらに低下し(例えば−10℃)、流量調整装置17の開度がLminを下回る状況となった場合、制御装置51は、ステップS4の高低圧切替装置制御を行う。
具体的には、制御装置51は、高低圧切替装置15を切り替えて、室外凝縮器6bへ流入する冷媒の流路をユニットクーラー2から流入する流路とする。つまり、制御装置51は、室外凝縮器6bを冷凍サイクル回路の低圧側に連通させる。これによって逆止弁16は閉止されるので、室外凝縮器6bは内部に液冷媒が溜まり込まない状態のまま放熱能力をゼロにすることができる。また、このとき、室外凝縮器6に対応して室外送風機7を設けている本実施の形態の冷凍装置100においては、室外送風機7bを停止させることにより、冷凍装置100の消費電力を節減できる。
室外凝縮器6bの放熱停止により凝縮温度は上昇方向となるので、第2の目標凝縮温度(例えば20℃)となるように制御されている流量調整装置17の開度は大きくなる。これより、さらに外気温度が低下する状況においてもステップS3が機能し、凝縮温度を20℃に保持することができる。ここで、室外凝縮器6bの放熱を停止した状態で外気温度が上昇した場合、流量調整装置17の開度が最大開度Lmaxとなる場合がある。このような場合、制御装置51は、高低圧切替装置15を切り替えて、室外凝縮器6bを冷凍サイクル回路の高圧側(つまり、圧縮機5の吐出側)に連通させる。最大開度Lmaxは、例えば制御装置51に保存されている。
なお、本実施の形態では室外凝縮器6bを1台としているが、室外凝縮器6bを複数の凝縮器で構成することにより、高低圧切替時の放熱能力変化が小さく、より安定した凝縮温度制御が可能となる。
また、本実施の形態では、室外凝縮器6b及び室外凝縮器6cの容量について特に言及しなかったが、室外凝縮器6b及び室外凝縮器6cの容量を例えば以下のように設定されるのがより望ましい。例えば、室外凝縮器6cの容量は、流量調整装置17が閉止され液冷媒が室外凝縮器6c内に溜まり込んだとしても、冷凍サイクル回路で冷媒不足が生じない程度の大きさであることが望ましい。また、連続的に凝縮能力を調整することが可能である室外凝縮器6cの容量は、停止と稼働の2通りの凝縮能力となる室外凝縮器6bの容量よりも大きいことが望ましい。室外凝縮器6cの容量を室外凝縮器6bの容量よりも大きくすることにより、室外凝縮器6bの高低圧切替時の放熱能力変化幅よりも、室外凝縮器6cの流量調整装置17による放熱変化幅の方を大きくすることができる。これにより、室外凝縮器6bの稼働/停止切替時の放熱能力変動を室外凝縮器6cの流量調整で吸収することができ、連続的な凝縮温度調整が可能となる。
以上のように、本実施の形態に係る冷凍装置100においては、外気温度が極めて低温となる状況(例えば外気温度が−20℃を下回るような状況)においても、冷却能力を低下させることなく安定した運転を行うことが可能となる。
すなわち、外気温度が低い状況において所定の凝縮温度を保持しようとしたとき、まず室外送風機7の風量を小さくすることによって放熱能力を抑制し、所定の凝縮温度を保持することができる。室外送風機7が最小風量となってもなお凝縮温度が低下する状況では、室外凝縮器6cの冷媒流量を低下させることで放熱能力を抑制し、所定の凝縮温度を保持することができる。それでもなお凝縮温度が低下する状況では、室外凝縮器6bの冷媒流通を停止することで放熱能力を抑制し、所定の凝縮温度を保持することができる。
このとき、室外凝縮器6bは冷凍サイクル回路の低圧側に連通しているので、液冷媒が室外凝縮器6b内に溜まり込むことがなく、冷媒不足によって冷却能力が低下すること無く冷凍装置100を運転することができる。
また、室外送風機7が室外凝縮器6の数に対応して設けられているので、停止した室外凝縮器6bに送風する室外送風機7bを停止することができ、冷凍装置100の消費電力を低減することができる。
また、圧縮機が固定容量ではなく回転数調整可能なものの場合、低容量運転での凝縮温度保持がより一層困難となる。このため、本実施の形態に係る冷凍装置100のように構成して凝縮温度を調整することは、回転数調整可能な圧縮機を用いた冷凍装置にとって特に有効となる。
なお、本実施の形態に係る冷凍装置100では、比較値を凝縮温度として説明したが(つまり、凝縮温度を凝縮能力制御の対象として説明したが)、この比較値は凝縮温度に限定されるものではない。例えば、凝縮温度と等価である凝縮圧力(冷凍サイクル回路を流れる冷媒の高圧側圧力)を比較値として、凝縮能力を制御してもよい。また例えば、冷凍サイクル回路を流れる冷媒の高圧側圧力(例えば圧縮機5の吐出圧力や凝縮圧力)と低圧側圧力(例えば圧縮機5の吸入圧力や蒸発圧力)との差を比較値として、凝縮能力を制御してもよい。冷凍サイクル回路を流れる冷媒の高低圧差を用いて凝縮能力を制御する方法は、例えば、摺動部分への給油がこの高低圧差によって行われるものであって、凝縮温度の低下が給油量の低下となって高圧下限制約がある圧縮機5を用いる場合、特に有効である。この場合、低圧側圧力の検出方法は、例えば圧縮機5の吸入側に圧力センサーを設置する等、従来より知られている種々の方法を採用することができる。
また、本実施の形態に係る冷凍装置100は、室外凝縮器7cのみに流量調整装置17を設けたが、室外凝縮器7aや室外凝縮器7bに流量調整装置17を設けてもよい。室外凝縮器7aや室内凝縮器7bに流量調整装置17設けられている場合、室外凝縮器7aや室内凝縮器7bに冷媒が溜まり込まない範囲で流量調整装置17の開度を制御し、室外凝縮器7aや室内凝縮器7bの放熱能力を制御すればよい。また、室外凝縮器7bに流量調整装置17設けられている場合、高低圧切替装置15が低圧側へ接続されているときに流量調整装置17を閉止することで、流量調整装置を逆流防止装置として用いることも可能である。つまり、高低圧切替装置15が設けられている室外凝縮器以外の室外凝縮器のうちの少なくとも1台に流量調整装置17が設けられていれば、本発明を実施することができる。
1 冷凍機、2 ユニットクーラー、3 液配管、4 ガス配管、5 圧縮機、6(6a〜6c) 室外凝縮器、7(7a〜7c) 室外送風機、8 レシーバー、9 内部熱交換器、10A バイパス配管、10 バイパス膨張装置、11 液開閉装置、12 主膨張装置、13 室内冷却器、14 室内送風機、15 高低圧切替装置、16 逆止弁、17 流量調整装置、51 制御装置、52 制御装置、100 冷凍装置。

Claims (11)

  1. 圧縮機と、該圧縮機の吐出側に並列接続された複数の凝縮器と、これら前記凝縮器に送風する風量調整可能な送風機とを備え、
    膨張装置及び蒸発器を有する利用側ユニットと接続されて冷凍サイクル回路を構成する冷凍機であって、
    前記冷凍サイクル回路を流れる冷媒の凝縮温度、高圧側圧力、低圧側圧力、又は高圧側圧力と低圧側圧力との差を、比較値として検出する比較値検出装置を備え、
    複数の前記凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの上流側に当該凝縮器へ流入する冷媒の流路を前記圧縮機から流入する流路又は前記利用側ユニットから流入する流路に切り換える流路切替装置を備え、冷媒流れの下流側に逆流防止装置を備え、
    前記流路切替装置を備えた前記凝縮器以外の前記凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの下流側に、当該凝縮器を流れる冷媒の量を調整する流量調整装置を備え
    前記送風機は、前記比較値検出装置の検出する比較値が第1の所定値となるように風量が調整され、
    前記流量調整装置は、前記比較値検出装置の検出する比較値が第2の所定値となるように開度が調整され、
    前記第1の所定値が前記第2の所定値よりも大きいことを特徴とする冷凍機。
  2. 圧縮機と、該圧縮機の吐出側に並列接続された複数の凝縮器と、これら前記凝縮器に送風する風量調整可能な送風機とを備え、
    膨張装置及び蒸発器を有する利用側ユニットと接続されて冷凍サイクル回路を構成する冷凍機であって、
    前記冷凍サイクル回路を流れる冷媒の凝縮温度、高圧側圧力、低圧側圧力、又は高圧側圧力と低圧側圧力との差を、比較値として検出する比較値検出装置を備え、
    複数の前記凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの上流側に当該凝縮器へ流入する冷媒の流路を前記圧縮機から流入する流路又は前記利用側ユニットから流入する流路に切り換える流路切替装置を備え、冷媒流れの下流側に逆流防止装置を備え、
    前記流路切替装置を備えた前記凝縮器以外の前記凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの下流側に、当該凝縮器を流れる冷媒の量を調整する流量調整装置を備え
    前記流量調整装置は、前記比較値検出装置の検出する比較値が第2の所定値となるように開度が調整され、
    該流量調整装置には、最小開度及び最大開度が設定されており、
    前記流量調整装置の開度が前記最小開度を下回る状況になった場合、前記流路切替装置の流路を、前記圧縮機から前記凝縮器へ冷媒が流入する流路から、前記利用側ユニットから前記凝縮器へ冷媒が流入する流路に切り替え、
    前記流量調整装置の開度が前記最大開度となった場合、前記流路切替装置の流路を、前記利用側ユニットから前記凝縮器へ冷媒が流入する流路から、前記圧縮機から前記凝縮器へ冷媒が流入する流路に切り替えることを特徴とする冷凍機。
  3. 前記送風機は、複数の前記凝縮器に対応して複数台設置され、
    これら前記送風機は、それぞれ独立して風量調整可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷凍機。
  4. 前記圧縮機は、回転数が調整可能であることを特徴とする請求項1請求項3のいずれか一項に記載の冷凍機。
  5. 前記流量調整装置を備えた前記凝縮器は、前記流路切替装置を備えた前記凝縮器よりも容量が大きいことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の冷凍機。
  6. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の冷凍機と、
    膨張装置及び蒸発器を有し、当該冷凍機と接続される利用側ユニットと、
    を備えたことを特徴とする冷凍装置。
  7. 圧縮機、複数の凝縮器、膨張装置、蒸発器、及び前記凝縮器に送風する風量調整可能な送風機を備え、
    前記圧縮機、複数の前記凝縮器、膨張装置及び蒸発器が順次接続されて冷凍サイクル回路を構成する空気調和装置であって、
    前記冷凍サイクル回路を流れる冷媒の高圧側圧力、低圧側圧力、又は高圧側圧力と低圧側圧力との差を、比較値として検出する比較値検出装置を備え、
    複数の前記凝縮器は並列接続され、
    複数の前記凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの上流側に当該凝縮器へ流入する冷媒の流路を前記圧縮機から流入する流路又は前記利用側ユニットから流入する流路に切り換える流路切替装置を備え、冷媒流れの下流側に逆流防止装置を備え、
    前記流路切替装置を備えた前記凝縮器以外の前記凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの下流側に、当該凝縮器を流れる冷媒の量を調整する流量調整装置を備え
    前記送風機は、前記比較値検出装置の検出する比較値が第1の所定値となるように風量が調整され、
    前記流量調整装置は、前記比較値検出装置の検出する比較値が第2の所定値となるように開度が調整され、
    前記第1の所定値が前記第2の所定値よりも大きいことを特徴とする空気調和装置。
  8. 圧縮機、複数の凝縮器、膨張装置、蒸発器、及び前記凝縮器に送風する風量調整可能な送風機を備え、
    前記圧縮機、複数の前記凝縮器、膨張装置及び蒸発器が順次接続されて冷凍サイクル回路を構成する空気調和装置であって、
    前記冷凍サイクル回路を流れる冷媒の高圧側圧力、低圧側圧力、又は高圧側圧力と低圧側圧力との差を、比較値として検出する比較値検出装置を備え、
    複数の前記凝縮器は並列接続され、
    複数の前記凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの上流側に当該凝縮器へ流入する冷媒の流路を前記圧縮機から流入する流路又は前記利用側ユニットから流入する流路に切り換える流路切替装置を備え、冷媒流れの下流側に逆流防止装置を備え、
    前記流路切替装置を備えた前記凝縮器以外の前記凝縮器のうちの少なくとも1台は、冷媒流れの下流側に、当該凝縮器を流れる冷媒の量を調整する流量調整装置を備え
    前記流量調整装置は、前記比較値検出装置の検出する比較値が第2の所定値となるように開度が調整され、
    該流量調整装置には、最小開度及び最大開度が設定されており、
    前記流量調整装置の開度が前記最小開度を下回る状況になった場合、前記流路切替装置の流路を、前記圧縮機から前記凝縮器へ冷媒が流入する流路から、前記利用側ユニットから前記凝縮器へ冷媒が流入する流路に切り替え、
    前記流量調整装置の開度が前記最大開度となった場合、前記流路切替装置の流路を、前記利用側ユニットから前記凝縮器へ冷媒が流入する流路から、前記圧縮機から前記凝縮器へ冷媒が流入する流路に切り替えることを特徴とする空気調和装置。
  9. 前記送風機は、複数の前記凝縮器に対応して複数台設置され、
    これら前記送風機は、それぞれ独立して風量調整可能であることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の空気調和装置。
  10. 前記圧縮機は、回転数が調整可能であることを特徴とする請求項7〜請求項9のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  11. 前記流量調整装置を備えた前記凝縮器は、前記流路切替装置を備えた前記凝縮器よりも容量が大きいことを特徴とする請求項〜請求項10のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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