JP5733188B2 - 赤外線検知器及びその製造方法 - Google Patents
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Description
先ず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る赤外線検知器を示す図である。図1(a)は断面構造を示し、図1(b)は伝導帯を示している。
次に、第2の実施形態について説明する。図2は、第2の実施形態に係る赤外線検知器を示す図である。図2(a)は断面構造を示し、図2(b)は伝導帯を示している。
次に、第3の実施形態について説明する。図3は、第3の実施形態に係る赤外線検知器の1画素の構造を示す断面図である。
第1のコンタクト層と、
前記第1のコンタクト層上方に形成された化合物半導体層と、
前記化合物半導体層上に形成された量子ドットと、
前記量子ドットを埋める障壁層と、
前記障壁層上方に形成された第2のコンタクト層と、
を有し、
前記化合物半導体層は、互いに組成が異なる第1の組成部及び第2の組成部を有し、
前記第1の組成部及び前記第2の組成部は、いずれも前記量子ドットの下面と接しており、前記量子ドットの平面視での直径よりも小さい周期で配列していることを特徴とする赤外線検知器。
前記化合物半導体層は、量子細線を含むことを特徴とする付記1に記載の赤外線検知器。
前記量子細線は、分子層超格子量子細線であることを特徴とする付記2に記載の赤外線検知器。
前記第1の組成部の組成がAlAsで表わされ、前記第2の組成がGaAsで表わされることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の赤外線検知器。
前記量子ドットの組成がInyGa(1-y)As(0<y≦1)で表わされ、
前記障壁層の組成がAlzGa(1-z)As(0<z≦1)で表わされることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の赤外線検知器。
前記化合物半導体層下に形成された中間層を有することを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の赤外線検知器。
前記化合物半導体層下に形成された中間層を有し、
前記中間層の組成がAlxGa(1-x)As(0≦x<1)で表わされ、
前記量子ドットの組成がInyGa(1-y)As(0<y≦1)で表わされ、
前記障壁層の組成がAlzGa(1-z)As(0<z≦1)で表わされ、
xの値がzの値よりも小さいことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の赤外線検知器。
前記化合物半導体層は、傾斜基板の上方に形成されていることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の赤外線検知器。
第1のコンタクト層上方に、互いに組成が異なる第1の組成部及び第2の組成部を有する化合物半導体層を形成する工程と、
前記化合物半導体層上に量子ドットを形成する工程と、
前記量子ドットを埋める障壁層を形成する工程と、
前記障壁層上方に第2のコンタクト層を形成する工程と、
を有し、
前記第1の組成部及び前記第2の組成部は、いずれも前記量子ドットの下面と接しており、前記量子ドットの平面視での直径よりも小さい周期で配列していることを特徴とする赤外線検知器の製造方法。
前記化合物半導体層は、分子層超格子量子細線を含むことを特徴とする付記9に記載の赤外線検知器の製造方法。
1a:第1組成部
1b:第2組成部
2:量子ドット
3:障壁層
4:中間層
11:分子層超格子量子細線
11a:AlAs部
11b:GaAs部
12:量子ドット
13:障壁層
14:中間層
21:基板
22:バッファ層
23、24:コンタクト層
25:下部電極
26:上部電極
30:赤外線撮像装置
31:赤外線検知器
32:画素
33:バンプ
34:信号読み出し回路
41:化合物半導体層
41a:AlAs部
41b:GaAs部
42:量子ドット
Claims (6)
- 第1のコンタクト層と、
前記第1のコンタクト層上方に形成された化合物半導体層と、
前記化合物半導体層上に形成された量子ドットと、
前記量子ドットを埋める障壁層と、
前記障壁層上方に形成された第2のコンタクト層と、
を有し、
前記化合物半導体層は、互いに組成が異なる第1の組成部及び第2の組成部を有し、
前記第1の組成部及び前記第2の組成部は、いずれも前記量子ドットの下面と接しており、前記量子ドットの平面視での直径よりも小さい周期で配列していることを特徴とする赤外線検知器。 - 前記化合物半導体層は、量子細線を含むことを特徴とする請求項1に記載の赤外線検知器。
- 前記量子細線は、分子層超格子量子細線であることを特徴とする請求項2に記載の赤外線検知器。
- 前記第1の組成部の組成がAlAsで表わされ、前記第2の組成がGaAsで表わされることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の赤外線検知器。
- 前記化合物半導体層下に形成された中間層を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の赤外線検知器。
- 第1のコンタクト層上方に、互いに組成が異なる第1の組成部及び第2の組成部を有する化合物半導体層を形成する工程と、
前記化合物半導体層上に量子ドットを形成する工程と、
前記量子ドットを埋める障壁層を形成する工程と、
前記障壁層上方に第2のコンタクト層を形成する工程と、
を有し、
前記第1の組成部及び前記第2の組成部は、いずれも前記量子ドットの下面と接しており、前記量子ドットの平面視での直径よりも小さい周期で配列していることを特徴とする赤外線検知器の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011270601A JP5733188B2 (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 赤外線検知器及びその製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011270601A JP5733188B2 (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 赤外線検知器及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2013122972A JP2013122972A (ja) | 2013-06-20 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011270601A Active JP5733188B2 (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 赤外線検知器及びその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7041337B2 (ja) * | 2017-07-13 | 2022-03-24 | 富士通株式会社 | 赤外線検出器、撮像素子、及び撮像システム |
JP7283182B2 (ja) * | 2019-04-01 | 2023-05-30 | 富士通株式会社 | 光検出器、これを用いた撮像装置、及び光検出器の製造方法 |
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2011
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