JP5729486B2 - 車両前部構造 - Google Patents
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Description
本発明は、車両前部構造に関する。
車両の前部には、エンジンを冷却するラジエータや、エアコンのコンデンサ等の冷却ユニットが配置されており、車両前方から車両後方に向かって流れる外気によって冷却ユニットの冷却を行っている(例えば、特許文献1参照)。
WO/2010/097890
しかしながら、冷却ユニットの冷却を車両前方からの外気のみで行うには限界があり、改善の余地がある。
本願発明は、上記事実を考慮し、冷却ユニットを効率的に冷却する車両前部構造を提案することにある。
本願発明は、上記事実を考慮し、冷却ユニットを効率的に冷却する車両前部構造を提案することにある。
第1の態様に係る車両前部構造は、車両前部に設けられ、車両前方からの冷却風が導入され、車輪を駆動するパワーユニットの冷却系を構成する冷却ユニットと、カウル部から導入した冷却風を前記冷却ユニットに導入する冷却風導入部材と、カウル部に設けられ雨水を貯留し、貯留された雨水が前記冷却風導入部材へ流し込まれる雨水貯留部と、を有する。
次に、第1の態様に係る車両前部構造の作用を説明する。
第1の態様に係る車両前部構造では、車輪を駆動するパワーユニットの冷却系を構成する冷却ユニットが、車両前方からの冷却風とカウル部から導入した冷却風とで冷却されるので、車両前方からの冷却風のみで冷却されるよりも効率的に冷却が行われる。
第1の態様に係る車両前部構造では、車輪を駆動するパワーユニットの冷却系を構成する冷却ユニットが、車両前方からの冷却風とカウル部から導入した冷却風とで冷却されるので、車両前方からの冷却風のみで冷却されるよりも効率的に冷却が行われる。
第2の態様は、第1の態様に係る車両前部構造において、前記冷却風導入部材は、ブロアを備えている。
次に、第2の態様に係る車両前部構造の作用を説明する。
第2の態様に係る車両前部構造では、ブロアによって冷却風を積極的に冷却ユニットへ導くことができ、冷却ユニットを効率的に冷却することができる。
第2の態様に係る車両前部構造では、ブロアによって冷却風を積極的に冷却ユニットへ導くことができ、冷却ユニットを効率的に冷却することができる。
第3の態様は、第2の態様に係る車両前部構造において、前記冷却風導入部材は、前記ブロアで送風した冷却風の一部を空調ユニットを介して車両室内へ導入する。
次に、第3の態様に係る車両前部構造の作用を説明する。
第3の態様に係る車両前部構造では、ブロアで送風した冷却風、即ち、外気の一部が空調ユニットを介して車両室内へ導入される。
第3の態様に係る車両前部構造では、ブロアで送風した冷却風、即ち、外気の一部が空調ユニットを介して車両室内へ導入される。
また、第1の態様に係る車両前部構造では、雨天時に、カウル部に設けられた雨水貯留部に雨水を貯留することができる。
そして、雨水貯留部に貯留した雨水は、冷却風導入部材へ流し込まれる。冷却風導入部材で雨水を冷却ユニットへ送ることで、冷却ユニットの汚れを雨水で洗浄することができる。
そして、雨水貯留部に貯留した雨水は、冷却風導入部材へ流し込まれる。冷却風導入部材で雨水を冷却ユニットへ送ることで、冷却ユニットの汚れを雨水で洗浄することができる。
第4の態様は、第1〜3の態様において、前記冷却風導入部材には、カウル部側に塵取り用のフィルターが設けられている。
次に、第4の態様に係る車両前部構造の作用を説明する。
第4の態様に係る車両前部構造では、フィルターで塵が除去された雨水、及び外気が雨水導入路に導入されるので、冷却ユニットを塵の除去された雨水で洗浄できる。
第4の態様に係る車両前部構造では、フィルターで塵が除去された雨水、及び外気が雨水導入路に導入されるので、冷却ユニットを塵の除去された雨水で洗浄できる。
第5の態様は、第3の態様に係る車両前部構造において、前記空調装置に用いられるコンプレッサのモータが、前記ブロアの動力として用いられている。
次に、第5の態様に係る車両前部構造の作用を説明する。
第5の態様に係る車両前部構造では、空調装置に用いられるコンプレッサのモータが、ブロアの動力として用いられているので、ブロアの動力をコンプレッサの動力とは別に設ける場合に比較して、部品点数を低減することができる。
第5の態様に係る車両前部構造では、空調装置に用いられるコンプレッサのモータが、ブロアの動力として用いられているので、ブロアの動力をコンプレッサの動力とは別に設ける場合に比較して、部品点数を低減することができる。
以上説明したように第1の態様に係る車両前部構造によれば、冷却ユニットを効率的に冷却することができる、という優れた効果を有する。
第2の態様に係る車両前部構造によれば、冷却ユニットをより効率的に冷却することができる。
第3の態様に係る車両前部構造によれば、ブロアで送風した冷却風の一部を車両室内に導入することで、車両室内の換気を行うことができる。
第4の態様に係る車両前部構造によれば、雨水で冷却ユニットを洗浄できる。
第5の態様に係る車両前部構造によれば、塵の除去された雨水で冷却ユニットを洗浄できる。
第6の態様に係る車両前部構造によれば、部品点数を低減できる。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る車両前部構造10について、図1に基づいて説明する。なお、図中に適宜記す矢印FRは車両前後方向の前方向を、矢印UPは車両上下方向の上方向を、矢印INは車幅方向内側を、矢印OUTは車幅方向外側をそれぞれ示す。
本発明の第1の実施形態に係る車両前部構造10について、図1に基づいて説明する。なお、図中に適宜記す矢印FRは車両前後方向の前方向を、矢印UPは車両上下方向の上方向を、矢印INは車幅方向内側を、矢印OUTは車幅方向外側をそれぞれ示す。
図1に示すように、車体12の、前部には、バンパリインフォースメント14の車両後方側に車輪を駆動するエンジン等のパワーユニット16が配置されている。
バンパリインフォースメント14の車両前方側には、フロトバンパカバー18が配置されている。このフロトバンパカバー18には、後述する冷却ユニット20へ冷却風を送風するために開口22が形成されている。
ダッシュパネル24の車両後側のフロアパネル26の上方には、室内空気の環境制御ユニット(エアコンモジュール)としてのHVAC(heating and ventilating air conditioning)28が配置されている。HVAC28は、エバポレータ、ヒータコア、PTCヒータ、室内へ送風を行う各種通風ダクト、送風するダクトを切り替えるダクト切替装置等を含んで構成されている。
ダッシュパネル24の下方には、冷却ユニット20が配置されている。冷却ユニット20は、図示しないコンプレッサ、及びHVAC28のエバポレータに連結されてヒートポンプを構成しているコンデンサ30、及びパワーユニット16の冷却を行うラジエータ32、電動ファン34等を含んで構成されている。
なお、この冷却ユニット20では、車両前後方向前側から、コンデンサ30、ラジエータ32及び電動ファン34の順に配置されている。
また、冷却ユニット20の車両前方側には、ラジエータ前ダクト36が配置されている。
また、冷却ユニット20の車両前方側には、ラジエータ前ダクト36が配置されている。
車体12の前部上面にはフロントフード38が備えられており、フロントフード38の車体後方上側にはフロントウインドシールドガラス40が備えられている。車体12には、フロントウインドシールドガラス40の下端縁部、及びフロントフード38の後端部側の下方に、車幅方向に沿って延びる車体上方が開口した枠状のカウルパネル42が設けられている。
カウルパネル42の車体上方側には、カウルパネル42に沿ってカウルルーバ44が配置されており、カウルパネル42とカウルルーバ44との間には車幅方向に延びる空間Sが形成されている。
ダッシュパネル24の車両前方側には、冷却風導入部材としてのダクト48が上下方向に延びている。カウルパネル42には、開口部46が形成されており、この開口部46にダクト48の上端48A側が挿入されて空間Sに突出している。一方、ダクト48の下端48Bは、冷却ユニット20の車両前方側の上方に配置されており、コンデンサ30に向けて開口している。
ダクト48の中間部分には、ブロアファン50が配置されている。ブロアファン50は、図示しないモータで回転される。ブロアファン50が回転すると、ダクト48の上端48Aから外気が吸入され、ダクト48の下端48Bからコンデンサ30、及びラジエータ32に向けて外気(冷却風)が送風される。
(作用)
次に、本実施形態の車両前部構造10の作用を説明する。
車両が走行すると、フロトバンパカバー18の開口22から導入された冷却風W1は、パワーユニット16の下方を車両後方側へ流れ、冷却ユニット20に向けて送風される。なお、電動ファン34を駆動することで、コンデンサ30、及びラジエータ32の冷却効率を高めることができる。
次に、本実施形態の車両前部構造10の作用を説明する。
車両が走行すると、フロトバンパカバー18の開口22から導入された冷却風W1は、パワーユニット16の下方を車両後方側へ流れ、冷却ユニット20に向けて送風される。なお、電動ファン34を駆動することで、コンデンサ30、及びラジエータ32の冷却効率を高めることができる。
さらに、本実施形態の車両前部構造では、ブロアファン50を回転させてカウル側から吸入した外気を冷却風W2としてダクト48の下端からコンデンサ30、及びラジエータ32に向けて送風することができるので、フロトバンパカバー18の開口22から導入された冷却風W1(走行風)のみの場合に比較して熱交換効率を高めることができる。
これにより、冷却ユニット20の小型軽量化が可能となり、冷却ユニット20の配置の自由度を向上させることもできる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る車両前部構造10を図2、及び図3にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図2、及び図3に示すように、本実施形態の車両前部構造10では、カウルパネル42に、カウルパネル42に流れ込んだ雨水を集めて貯留可能な凹部52が形成されている。なお、凹部52の底部は、カウルパネル42の中で一番低い位置にある。
本発明の第2の実施形態に係る車両前部構造10を図2、及び図3にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図2、及び図3に示すように、本実施形態の車両前部構造10では、カウルパネル42に、カウルパネル42に流れ込んだ雨水を集めて貯留可能な凹部52が形成されている。なお、凹部52の底部は、カウルパネル42の中で一番低い位置にある。
ダクト48の上端48A側は、凹部52の底部に形成された開口部20Aに挿入されている。本実施形態の車両前部構造10では、ダクト48の上端48Aが凹部52の底部に配置されており、凹部52に溜まった雨水55がダクト48内に流れ込むようになっている。なお、本実施形態のダクト48は、本発明の冷却風導入部材であるが、本発明の雨水導入路を兼ねている。
ダクト48の上端48Aには、ダクト内に塵等が入らないようにフィルタ54が取り付けられている。
ダクト48の上端48Aには、ダクト内に塵等が入らないようにフィルタ54が取り付けられている。
さらに、凹部52には、排水ダクト56が取り付けられている。排水ダクト56は、上端が凹部52の底部よりも上方に配置されており、凹部52から雨水が溢れ出ないようにオーバーフロー用として設けられている。なお、排水ダクト56に流入した雨水は、車両下方へ排出される。
なお、本実施形態では、ブロアファン50が、HVAC28に連結されるヒートポンプを構成する部品であるコンプレッサ58を駆動するモータ60で回転されるようになっている。
(作用)
次に、本実施形態の車両前部構造10の作用を説明する。
本実施形態の車両前部構造10では、ブロアファン50が回転されることで、外気とカウルパネル42の凹部52に溜まった雨水とがダクト内に引き込まれ、引き込んだ外気と雨水55をコンデンサ30、及びラジエータ32に吹き付けることができる。これにより、雨水55によってコンデンサ30、及びラジエータ32を洗浄することができ、コンデンサ30、及びラジエータ32の汚れの付着による冷却効率の低下を抑制することができる。
次に、本実施形態の車両前部構造10の作用を説明する。
本実施形態の車両前部構造10では、ブロアファン50が回転されることで、外気とカウルパネル42の凹部52に溜まった雨水とがダクト内に引き込まれ、引き込んだ外気と雨水55をコンデンサ30、及びラジエータ32に吹き付けることができる。これにより、雨水55によってコンデンサ30、及びラジエータ32を洗浄することができ、コンデンサ30、及びラジエータ32の汚れの付着による冷却効率の低下を抑制することができる。
また、本実施形態の車両前部構造10では、ブロアファン50をコンプレッサ58を駆動するモータ60で回転するように構成しているので、ブロアファン50を専用のモータで駆動する場合に比較して部品点数を低減することができる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態に係る車両前部構造10を図4にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態の車両前部構造10では、ダクト48の長手方向中間部には、ブロアファン50の側部にHVAC28と連通する連通路62が形成されている。この連通路62には、連通路62を開閉する第1のフラップ64が設けられている。
本発明の第3の実施形態に係る車両前部構造10を図4にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態の車両前部構造10では、ダクト48の長手方向中間部には、ブロアファン50の側部にHVAC28と連通する連通路62が形成されている。この連通路62には、連通路62を開閉する第1のフラップ64が設けられている。
さらに、ダクト48には、ブロアファン50よりも冷却ユニット20側に、ダクト48を開閉する第2のフラップ66が設けられている。
(作用)
本実施形態の車両前部構造10では、例えば、導入した外気を室内に送る場合には、第1のフラップ64を開、第2のフラップ66を閉にすることで、ダクト48で吸入した外気を連通路62を介してHVAC28へ導入でき、ブロアファン50に通常の室内ユニットにおけるブロアファンとしての機能を持たせることが可能となっている。
本実施形態の車両前部構造10では、例えば、導入した外気を室内に送る場合には、第1のフラップ64を開、第2のフラップ66を閉にすることで、ダクト48で吸入した外気を連通路62を介してHVAC28へ導入でき、ブロアファン50に通常の室内ユニットにおけるブロアファンとしての機能を持たせることが可能となっている。
一方、ダクト48で吸入した外気を冷却ユニット20に送風をする場合には、第1のフラップ64を閉、第2のフラップ66を開にすれば良い。
なお、第1のフラップ64及び第2のフラップ66を両方とも開とすることもできる。
なお、第1のフラップ64及び第2のフラップ66を両方とも開とすることもできる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、冷却風でラジエータ32とコンデンサ30の冷却を行ったが、冷却するものであればラジエータ32及びコンデンサ30以外のもの、例えば、インタークーラー、オイルクーラー等の冷却を行っても良い。
上記実施形態では、冷却風でラジエータ32とコンデンサ30の冷却を行ったが、冷却するものであればラジエータ32及びコンデンサ30以外のもの、例えば、インタークーラー、オイルクーラー等の冷却を行っても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
Claims (5)
- ダッシュパネルの室外側の車両前部に設けられ、車両前方からの冷却風が導入され、車輪を駆動するパワーユニットの冷却系を構成する冷却ユニットと、
前記ダッシュパネルよりも車両前方側に配置されるカウル部から導入した冷却風を前記冷却ユニットに導入する冷却風導入部材と、
カウル部に設けられ雨水を貯留し、貯留された雨水が前記冷却風導入部材へ流し込まれる雨水貯留部と、
を有する車両前部構造。 - 前記冷却風導入部材は、ブロアを備えている、請求項1に記載の車両前部構造。
- 前記冷却風導入部材は、前記ブロアで送風した冷却風の一部を空調ユニットを介して車両室内へ導入する、請求項2に記載の車両前部構造。
- 前記冷却風導入部材には、カウル部側に塵取り用のフィルターが設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両前部構造。
- 前記空調ユニットに用いられるコンプレッサのモータが、前記ブロアの動力として用いられている、請求項3に記載の車両前部構造。
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