JP2017144757A - 車両用送風機 - Google Patents
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Abstract
Description
車室内に配設され、空調用空気を送風する車両用送風機において、
送風ファンと、
上記送風ファンを収容する送風ケーシングとを有し、
上記送風ケーシングには、上記車両に形成されている車室外との連通口を介して車室外と連通し、車室外の空気を該送風ケーシングに導入するための外気導入口が形成され、
上記送風ケーシングの下部には、上記外気導入口から上記送風ケーシングの内部に浸入した水を排水するための排水管部が上記送風ケーシングの外方へ突出するように設けられ、
上記排水管部は、上記車室内と車室外とを区画するための区画部材に形成された貫通口に対して車室内側から挿入されて車室外と連通することを特徴とする。
上記送風ケーシングの外面における上記排水管部周りには弾性材からなるシール材が配設され、
上記シール材は、上記車両用送風機が車両に組み付けられた状態で上記区画部材の車室内面における上記貫通口周りに押圧されることを特徴とする。
上記送風ケーシングの下部の内面には、上記排水管部の上流端に向かって下降傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする。
上記傾斜面は、上記送風ケーシングの底壁部を下方へ膨出させた膨出部の内面に形成されており、
上記膨出部の下方への膨出量は、上記排水管部との接続部に近づくほど大きくなるように設定されていることを特徴とする。
上記車両用送風機の車両への組み付け時の移動方向は車両前方とされ、
上記排水管部は上記送風ケーシングの車両前部から車両前方へ突出していることを特徴とする。
上記送風ケーシングには、上記外気導入口に連通する第1空気通路及び第2空気通路が形成され、上記第2空気通路は上記第1空気通路よりも下方まで延びており、
上記排水管部の上流端は、上記第2空気通路に連通していることを特徴とする。
上記排水管部は、車両のエンジンルームに突出することを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用送風機1の縦断面図である。この車両用送風機1は、例えば自動車の車室内に配設されて空調用空気を送風するためのものであり、図示しない空調ユニットと共に車両用空調装置を構成している。空調ユニットは、冷却用熱交換器と、加熱用熱交換器と、エアミックスダンパと、吹出方向切替ダンパと、これらを収容する空調ケーシングとを備えている。車両用送風機1から送風された空調用空気は、空調ケーシングの内部に導入されて冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過して所望温度の空調風とされた後、吹出方向切替ダンパによって設定された吹出モードに応じて車室の各部に供給される。空調風の温度調整は、エアミックスダンパによって設定される加熱用熱交換器の空気通過量よって行われる。
この車両用送風機1が配設される車両は、エンジンルームEと、車室Rとを区画するためのダッシュパネル(区画部材)100を備えている。エンジンルームEは車両の前部に設けられていて、エンジンや変速機等が配設されるようになっている。ダッシュパネル100は略上下方向に延びている。ダッシュパネル100の下部には貫通口100aが形成されており、この貫通口100aによって車室RとエンジンルームEとが連通する。
図2にも示すように、車両用送風機1は、送風ファン2と、送風ファン2を回転駆動するためのモーター3と、第1内外気切替ダンパ4と、第2内外気切替ダンパ5と、エアフィルタ6と、内外気切替用アクチュエータ7と、送風ケーシング8とを備えている。送風ケーシング8は、例えば複数の樹脂製部材が組み合わされて構成されており、その内部には、送風ファン2、第1内外気切替ダンパ4、第2内外気切替ダンパ5及びエアフィルタ6が収容されている。
上記のように構成された車両用送風機1を車両に組み付ける際には、シール材33に排水管部30を貫通させた状態で、該シール材33をシール材押し当て板部31に保持させておく。その後、車両用送風機1を車室内に搬送してから前方へ移動させ、このとき、排水管部30をダッシュパネル100の貫通口100aに挿入する。車両用送風機1が正規の組み付け位置になると、排水管部30がエンジンルームEに突出し、シール材33がシール材押し当て板部31とダッシュパネル100とで押圧されて押し当て面32及びダッシュパネル100の車室内面に沿うように弾性変形する。これにより、ダッシュパネル100の貫通口100a周りがシールされて車室外から水や騒音が入ってくるのが抑制される。
図3及び図4は、本発明の実施形態2に係る車両用送風機1を示すものである。この実施形態2では、送風ケーシング8の下部の内面に傾斜面35を形成している点で実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
図5及び図6は、本発明の実施形態3に係る車両用送風機1を示すものである。この実施形態3では、排水管部30が右端部に形成されている点と、送風ケーシング8の下部の内面に傾斜面35を形成している点とで実施形態1のものと異なっている。以下、実施形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
2 送風ファン
8 送風ケーシング
8a 底壁部
8c 膨出部
9 外気導入口
11 内気導入口
17 上層空気通路(第1空気通路)
18 下層空気通路(第2空気通路)
30 排水管部
33 シール材
35 傾斜面
100 ダッシュパネル(区画部材)
100a 貫通口
101a 連通口
E エンジンルーム
R 車室内
Claims (7)
- 車室内に配設され、空調用空気を送風する車両用送風機において、
送風ファンと、
上記送風ファンを収容する送風ケーシングとを有し、
上記送風ケーシングには、上記車両に形成されている車室外との連通口を介して車室外と連通し、車室外の空気を該送風ケーシングに導入するための外気導入口が形成され、
上記送風ケーシングの下部には、上記外気導入口から上記送風ケーシングの内部に浸入した水を排水するための排水管部が上記送風ケーシングの外方へ突出するように設けられ、
上記排水管部は、上記車室内と車室外とを区画するための区画部材に形成された貫通口に対して車室内側から挿入されて車室外と連通することを特徴とする車両用送風機。 - 請求項1に記載の車両用送風機において、
上記送風ケーシングの外面における上記排水管部周りには弾性材からなるシール材が配設され、
上記シール材は、上記車両用送風機が車両に組み付けられた状態で上記区画部材の車室内面における上記貫通口周りに押圧されることを特徴とする車両用送風機。 - 請求項1または2に記載の車両用送風機において、
上記送風ケーシングの下部の内面には、上記排水管部の上流端に向かって下降傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする車両用送風機。 - 請求項3に記載の車両用送風機において、
上記傾斜面は、上記送風ケーシングの底壁部を下方へ膨出させた膨出部の内面に形成されており、
上記膨出部の下方への膨出量は、上記排水管部との接続部に近づくほど大きくなるように設定されていることを特徴とする車両用送風機。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の車両用送風機において、
上記車両用送風機の車両への組み付け時の移動方向は車両前方とされ、
上記排水管部は上記送風ケーシングの車両前部から車両前方へ突出していることを特徴とする車両用送風機。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載の車両用送風機において、
上記送風ケーシングには、上記外気導入口に連通する第1空気通路及び第2空気通路が形成され、上記第2空気通路は上記第1空気通路よりも下方まで延びており、
上記排水管部の上流端は、上記第2空気通路に連通していることを特徴とする車両用送風機。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載の車両用送風機において、
上記排水管部は、車両のエンジンルームに突出することを特徴とする車両用送風機。
Priority Applications (1)
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JP2016025592A JP2017144757A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | 車両用送風機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017144757A true JP2017144757A (ja) | 2017-08-24 |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN111615462A (zh) * | 2018-03-27 | 2020-09-01 | 日本空调系统股份有限公司 | 车辆空调用送风装置 |
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-
2016
- 2016-02-15 JP JP2016025592A patent/JP2017144757A/ja active Pending
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