JP2009040330A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半内気モード時に外気風が内気導入口から車室内に流れることを防止する。
【解決手段】車室内空気を導入する内気導入口11および車室外空気を導入する外気導入口12を開閉するロータリドア30の内周側に、円周壁31の内周面から吸入口21に向かって延びるガイド板40を設ける。半内気モード時には、このガイド板40により、外気導入口12から導入された空気を吸入口21側へ導き、内気導入口11から車室内に流れることを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータリドアにより内気導入口及び外気導入口を開閉する車両用空調装置に関するものである。
従来の車両用空調装置は、吸入口を有するスクロールケース内にファンが配置され、ファンの作動により吸入口から吸入した空気を車室内に吹き出すようになっている。スクロールケースよりも空気流れ上流側には、円弧状の円周壁を持つロータリドアが回動自在に配置され、このロータリドアにより内気導入口及び外気導入口を開閉して、内外気モードを切り替えるようになっている(例えば、特許文献1参照)。また、クールダウン時には内気モードで急速冷房を行った後、半内気モード(内気モードと外気モードの中間状態)で運転し、熱負荷が充分低下した時点で外気モードに切り替える制御も行われている。
特開2003−170727号公報
しかしながら、ロータリドアにより内外気モードを切り替える車両用空調装置は、夏場の外気温が高い時に高速走行している際に半内気モードになった場合、外気導入口からラム圧により大量の外気風が流入するため、高温の外気風の一部がスクロールケース内に吸い込まれずに内気導入口から車室内に入ってしまい、空調フィーリングが悪化するという問題が生じている。この場合、スクロールケースの吸入口から離れた位置ではファンの吸引力が低下する為、吸入口から離れた位置を流れる外気風はスクロールケース内に吸い込まれ難く、その外気風が内気導入口から車室内に入りやすいという傾向がある。
本発明は上記点に鑑みて、半内気モード時に外気風が内気導入口から車室内に流れることを防止することを目的とする。
本発明は、車室内空気を導入する内気導入口(11)および車室外空気を導入する外気導入口(12)を有する内外気ケース(10)と、この内外気ケース(10)内に回転軸(33)を中心として回動自在に配置され、回動方向に延びる円周壁(31)とこの円周壁(31)の軸方向両端に位置して円周壁(31)を回転軸(33)に連結する側板部(32)とを有して、内気導入口(11)および外気導入口(12)を開閉するロータリドア(30)と、内外気ケース(10)およびロータリドア(30)の空気流れ下流側に配置され、内気導入口(11)および外気導入口(12)からの空気が導入される吸入口(21)を有するスクロールケース(20)と、このスクロールケース(20)内に配置され、吸入口(21)から吸入した空気を車室内に吹き出すファンと、ロータリドア(30)の内周側に配置され、外気導入口(12)から導入された空気を吸入口(21)側へ導く風向変更部材(40、50、60)とを備えることを特徴とする。
このようにすれば、半内気モード時に外気導入口(12)から導入された空気が内気導入口(11)から車室内に流れることを防止することができる。
この場合、風向変更部材(40)を、板状とし、円周壁(31)の内周面から吸入口(21)に向かって延ばすようにすれば、半内気モード時に外気導入口(12)から導入された空気を吸入口(21)側へ確実に導くことができる。
また、風向変更部材(40)は、円周壁(31)の軸方向一端側に配置された第1風向変更部材(40a)と、円周壁(31)の軸方向他端側に配置された第2風向変更部材(40b)とに分割することができる。
このようにすれば、半内気モード時に外気導入口(12)から導入された空気のうち、円周壁(31)の軸方向一端側と他端側(すなわち吸入口から離れた位置)を流れる空気を吸入口(21)側へ確実に導くことができる。また、半内気モード時に外気導入口(12)から導入された空気のうち、円周壁(31)の軸方向中央部付近(すなわち吸入口に近い位置)を流れる空気は、ファンの吸引力が十分に作用するため、ファンの吸引力によってスクロールケース(20)内に吸入される。したがって、半内気モード時に外気導入口(12)から導入された空気が内気導入口(11)から車室内に流れることを防止することができる。
一方、内気モード時には、吸入口(21)から離れた位置は元々空気が流れ難く、内気導入口(11)から導入された空気は2つの風向変更部材(40a、40b)の間を通って吸入口(21)側へ容易に流れることができるため、風向変更部材(40)を設けたことによる内気モード時の圧損増加を抑制することができる。
また、風向変更部材(40)の突出長さについて、円周壁(31)の軸方向中央部よりも円周壁(31)の軸方向端部側の方を長くすることができる。
このようにすれば、風向変更部材(40)の突出長さは円周壁(31)の軸方向端部側(すなわち吸入口から離れた位置)の方が長くなっているため、半内気モード時に外気導入口(12)から導入された空気のうち、吸入口(21)から離れた位置を流れる空気を吸入口(21)側へ確実に導くことができる。
また、風向変更部材(40)の突出長さは円周壁(31)の軸方向中央部(すなわち吸入口に近い位置)の方が短くなっているため、内気導入口(11)から導入された空気は風向変更部材(40)の突出長さが短い部位側を通って吸入口(21)側へ容易に流れることができ、したがって風向変更部材(40)を設けたことによる内気モード時の圧損増加を抑制することができる。
また、風向変更部材(50、60)は、円周壁(31)の内周面から吸入口(21)に向かって延びるとともに、空気が流通する空気流通穴(51)が形成された固定板(50)と、風圧を受けて作動して空気流通穴(51)を開閉する可動板(60)とを備え、可動板(60)は、内気導入口(11)から導入された空気の風圧を受けて空気流通穴(51)を開くとともに、外気導入口(12)から導入された空気の風圧を受けて空気流通穴(51)を閉じるように構成することができる。
このようにすれば、半内気モード時には可動板(60)が空気流通穴(51)を閉じるため、外気導入口(12)から導入された空気が内気導入口(11)から車室内に流れることを防止することができる。また、内気モード時には空気流通穴(51)が開かれるため、内気導入口(11)から導入された空気は空気流通穴(51)を介しても流れることができ、風向変更部材(40、50、60)を設けたことによる内気モード時の圧損増加を抑制することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は第1実施形態に係る車両用空調装置の半内気モード状態を示す送風機ユニット部の断面図、図2は図1のA−A線に沿うロータリドア30単体の断面図、図3は図1のロータリドア30単体の斜視図、図4は外気モード状態を示す送風機ユニット部の断面図、図5は内気モード状態を示す送風機ユニット部の断面図である。
送風機ユニット部は、通常、自動車の車室内前部の計器盤下方で、助手席側の部位に配置される。図1に示すように、送風機ユニット部のケースは、樹脂製の内外気ケース10と、この内外気ケース10の下方に隣接して配置された樹脂製のスクロールケース20とからなり、内外気ケース10の内部空間はスクロールケース20のベルマウス状の吸入口21に連通している。
内外気ケース10には、車室内空気を導入する内気導入口11と車室外空気を導入する外気導入口12が隣接して設けられ、内気導入口11と外気導入口12の中間部に仕切り壁13が設けられている。また、内外気ケース10には、内気導入口11の一端側(反仕切り壁13側)に内気側開口縁部14が設けられ、外気導入口12の一端側(反仕切り壁13側)に外気側開口縁部15が設けられている。
内外気ケース10内には、内気導入口11および外気導入口12を開閉するロータリドア30が回動自在に収納されている。なお、ロータリドア30は、空調制御パネル(図示せず)に設けられた手動操作レバーの手動操作により回動操作するか、或いは空調制御パネルの内外気切替スイッチを作動させて、電気的アクチュエータ(モータ等)により回動操作することができる。以下、本明細書では、ロータリドア30の回動方向を周方向といい、ロータリドア30の回動軸方向を軸方向という。
図1〜図3に示すように、ロータリドア30は、円弧状の円周壁31を有しており、本例ではこの円周壁31の円周角は略90°となっている。この円周壁31の軸方向両端にはそれぞれ扇形の側板部32が設けられている。
側板部32には、側板部32から軸方向外向きに突出する回転軸33が設けられている。回転軸33は、内外気ケース10に形成された軸受穴に回動自在に挿入されている。回転軸33の位置は、円周壁31の曲率半径中心と一致する。なお、円周壁31、側板部32、および回転軸33は、樹脂にて一体成形されている。
円周壁31の端部及び側板部32の端部には、エラストマよりなるリップシール部34が接着されている。より詳細には、リップシール部34は、円周壁31の周方向の両端部に位置し、この端部から径方向の外方へ突出している。また、リップシール部34は、側板部32の周方向の両端部に位置し、この端部から軸方向の外方へ突出している。
ロータリドア30の内周側(ロータリドア30の内部空間)には、外気導入口12から導入された空気を吸入口21側へ導く風向変更部材としての板状のガイド板40が配置されている。図1に示すように、ガイド板40は、円周壁31の周方向中間部に位置するとともに、円周壁31の内周面35から吸入口21に向かって延びている。また、図2に示すように、ガイド板40は、円周壁31の軸方向一端側に配置された第1ガイド板40aと、円周壁31の軸方向他端側に配置された第2ガイド板40bとに分割されている。なお、ガイド板40とロータリドア30は、樹脂にて一体成形されている。
図1に示すように、スクロールケース20は、上側スクロールケース20aと下側スクロールケース20bとからなる。スクロールケース20の内部には、スクロール形状の中心部位に遠心式多翼ファン(シロッコファン)からなる送風用ファン22が配置されており、このファン22の回転により吸入口21から吸入された空気がファン22の径方向外方へ流れるようになっている。ファン22は、電動モータ23により駆動される。
スクロールケース20よりも空気流れ下流側には、図示しない冷却ユニット及び加熱ユニットが連結されている。そして、ファン22にて送風された空気は、周知のごとく両ユニットを通過する際に冷却、除湿、再加熱されて所定の温度に調整された後に車室内へ吹き出される。
次に、上記構成になる本実施形態の作動を説明する。内気導入と外気導入との切替は、回転軸33を中心とするロータリドア30の回転により行うことができ、外気モードを選択するときは、ロータリドア30を図1において反時計回りに回動させてロータリドア30を図4に示す位置にする。
ロータリドア30が図4に示す位置に回動すると、内気導入口11は円周壁31により覆われるとともに、リップシール部34が仕切り壁13および内気側開口縁部14に密着して、内気導入口11が閉塞される。一方、外気導入口12は全開状態となる。したがって、ファン22の回転により、外気導入口12から外気が導入される。そして、その外気は、吸入口21からスクロールケース20内に吸入され、冷却ユニット側へ吹き出される。
次に、内気モードを選択するときは、ロータリドア30を図4に示す位置から時計回りに略90°回動させて、ロータリドア30を図5に示す位置にする。
ロータリドア30が図5に示す位置に回動すると、外気導入口12は円周壁31により覆われるとともに、リップシール部34が仕切り壁13および外気側開口縁部15に密着して、外気導入口12が閉塞される。一方、内気導入口11は全開状態となる。したがって、ファン22の回転により、内気導入口11から内気が導入される。そして、その内気は、吸入口21からスクロールケース20内に吸入され、冷却ユニット側へ吹き出される。
次に、半内気モードを選択するときは、ロータリドア30を図4に示す位置から時計回りに略45°回動させて、あるいは、ロータリドア30を図5に示す位置から反時計回りに略45°回動させて、ロータリドア30を図3に示す位置にする。
ロータリドア30が図3に示す位置に回動すると、内気導入口11および外気導入口12はともに半開状態となる。したがって、ファン22の回転により、内気導入口11から内気が導入されるとともに、外気導入口12から外気が導入される。
前述したように、高速走行している際に半内気モードになった場合、外気導入口11からラム圧により大量の外気風が流入するため、外気風の一部がスクロールケース20内に吸い込まれずに内気導入口12から車室内に入り易くなる。特に、吸入口21から離れた位置ではファン22の吸引力が低下する為、吸入口21から離れた位置を流れる外気風が内気導入口12から車室内に入りやすいという傾向がある。
これに対し、本実施形態では、円周壁31の軸方向一端側と他端側(すなわち吸入口21から離れた位置)に配置された2つのガイド板40a、40bにより、吸入口21から離れた位置を流れる外気風の流れの向きが吸入口21側に変えられ、吸入口21から離れた位置を流れる外気風が吸入口21側へ確実に案内される。また、円周壁31の軸方向中央部付近(すなわち吸入口21に近い位置)を流れる外気風は、ファン22の吸引力によってスクロールケース20内に吸入される。したがって、半内気モード時に外気導入口12から導入された空気が内気導入口11から車室内に流れることを防止することができる。
なお、内気モード時には、吸入口21から離れた位置は元々空気が流れ難く、内気導入口11から導入された空気は2つのガイド板40a、40bの間を通って吸入口21側へ容易に流れることができるため、ガイド板40a、40bを設けたことによる内気モード時の圧損増加を抑制することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図6は第2実施形態に係る車両用空調装置におけるロータリドアの断面図である。この図6は、図1のA−A断面に相当する。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態のガイド板40は、第1ガイド板40aと第2ガイド板40bとに分割されているが、本実施形態のガイド板40は分割されていない。
図6に示すように、本実施形態のガイド板40は、円周壁31の軸方向一端側から他端側まで連続した1枚の板である。そして、ガイド板40における円周壁31の内周面35から吸入口側端部41までの突出長さは、円周壁31の軸方向中央部よりも円周壁31の軸方向端部側の方が長くなっている。
このように、ガイド板40の突出長さは、円周壁31の軸方向端部側(すなわち吸入口31から離れた位置)の方が長くなっているため、半内気モード時に外気導入口12から導入された空気のうち、吸入口21から離れた位置を流れる空気を吸入口21側へ確実に導くことができる。
また、ガイド板40の突出長さは円周壁31の軸方向中央部(すなわち吸入口21に近い位置)の方が短くなっているため、内気導入口11から導入された空気はガイド板40の突出長さが短い部位側を通って吸入口21側へ容易に流れることができ、したがってガイド板40を設けたことによる内気モード時の圧損増加を抑制することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図7は第3実施形態に係る車両用空調装置における送風機ユニット部の断面図、図8は図7の固定板50の近傍を示す図、図9は図7の固定板50が可動板60に覆われた状態を示す図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、風向変更部材は固定板50と可動板60とによって構成されている。図7に示すように、固定板50は、円周壁31の周方向中間部に位置するとともに、円周壁31の内周面35から吸入口21に向かって延びている。また、図8に示すように、固定板50は、円周壁31の軸方向一端側に配置された第1固定板50aと、円周壁31の軸方向他端側に配置された第2固定板50とに分割されている。また、各固定板50a、50bには、空気を流通させるための空気流通穴51が複数個形成されている。なお、固定板50とロータリドア30は、樹脂にて一体成形されている。
図7に示すように、固定板50における周方向両端面のうち、半内気モード時のロータリドア30の位置において外気導入口12側となる周方向端面側に、可動板60が配置されている。可動板60は、ゴムのような柔軟性に富む材料よりなり、可動板60における円周壁31の内周面35側の端部が接着剤により固定板50に接着されている。図9に示すように、可動板60は、固定板50に密着した状態では固定板50の全域を覆う形状及び大きさになっている。
そして、半内気モード時には、外気導入口12から導入された空気の風圧を受けて可動板60が固定板50に密着して可動板60が空気流通穴51を閉じるため、外気導入口12から導入された空気が内気導入口11から車室内に流れることを防止することができる。
また、図7に示す内気モード時には、内気導入口11から導入された空気の風圧を受けて可動板60が固定板50から離れて空気流通穴51が開かれるため、内気導入口11から導入された空気は空気流通穴51を介しても流れることができ、固定板50および可動板60を設けたことによる内気モード時の圧損増加を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用空調装置の半内気モード状態を示す送風機ユニット部の断面図である。 図1のA−A線に沿うロータリドア単体の断面図である。 ロータリドア単体の斜視図である。 外気モード状態を示す送風機ユニット部の断面図である。 内気モード状態を示す送風機ユニット部の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用空調装置におけるロータリドアの断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用空調装置における送風機ユニット部の断面図である。 固定板の近傍を示す図である。 固定板が可動板に覆われた状態を示す図である。
符号の説明
10…内外気ケース、11…内気導入口、12…外気導入口、20…スクロールケース、21…吸入口、22…ファン、30…ロータリドア、31…円周壁、32…側板部、33…回転軸、40…ガイド板(風向変更部材)。

Claims (6)

  1. 車室内空気を導入する内気導入口(11)および車室外空気を導入する外気導入口(12)を有する内外気ケース(10)と、
    この内外気ケース(10)内に回転軸(33)を中心として回動自在に配置され、回動方向に延びる円周壁(31)とこの円周壁(31)の軸方向両端に位置して前記円周壁(31)を前記回転軸(33)に連結する側板部(32)とを有して、前記内気導入口(11)および前記外気導入口(12)を開閉するロータリドア(30)と、
    前記内外気ケース(10)および前記ロータリドア(30)の空気流れ下流側に配置され、前記内気導入口(11)および前記外気導入口(12)からの空気が導入される吸入口(21)を有するスクロールケース(20)と、
    このスクロールケース(20)内に配置され、前記吸入口(21)から吸入した空気を車室内に吹き出すファン(22)と、
    前記ロータリドア(30)の内周側に配置され、前記外気導入口(12)から導入された空気を前記吸入口(21)側へ導く風向変更部材(40、50、60)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記風向変更部材(40)は板状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記風向変更部材(40)は、前記円周壁(31)の内周面から前記吸入口(21)に向かって延びていることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記風向変更部材(40)は、前記円周壁(31)の軸方向一端側に配置された第1風向変更部材(40a)と、前記円周壁(31)の軸方向他端側に配置された第2風向変更部材(40b)とに分割されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記風向変更部材(40)は、前記円周壁(31)の内周面(35)から吸入口側端部(41)までの突出長さが、前記円周壁(31)の軸方向中央部よりも前記円周壁(31)の軸方向端部側の方が長くなっていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置。
  6. 前記風向変更部材(50、60)は、前記円周壁(31)の内周面から前記吸入口(21)に向かって延びるとともに、空気が流通する空気流通穴(51)が形成された固定板(50)と、風圧を受けて作動して前記空気流通穴(51)を開閉する可動板(60)とを備え、
    前記可動板(60)は、前記内気導入口(11)から導入された空気の風圧を受けて前記空気流通穴(51)を開くとともに、前記外気導入口(12)から導入された空気の風圧を受けて前記空気流通穴(51)を閉じるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
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