JP2005219679A - 空気通路切換装置および車両用空調装置の内外気切換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サブドア14を別部品として構成することのない空気通路切換装置および車両用空調装置1の内外気切換装置を提供する。
【解決手段】 板ドア5の基板部5a、もしくはロータリドア55の基板部55aの回動方向端部に可撓性サブドア14を設けると共に、ドアの基板部5a・55aと可撓性サブドア14とを共に樹脂材を用いて一体に成形している。これによれば、サブドア14を別部品として構成することがないため、製作・管理・組み付けなどに掛かっていたコストを抑えることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、板ドアもしくはロータリドアを用いた空気通路切換装置および車両用空調装置の内外気切換装置に関するものであり、特に車両用空調装置において外気(車室外空気)導入時にサブドアから内気(車室内空気)の一部を吸込むようにした内外気切換装置に用いて好適なものである。
従来技術として、特許文献1には、内外気切換用インテークドア(内外気切換ドア)にサブドアを付設して、外気導入時にサブドアから内気の一部を吸込むようにした車両用空気調和装置が示されている。また、特許文献2には、内外気箱に車室内へ開口する内気サブ吸入口を設けると共に、その内気サブ吸入口に開閉切換操作用のモータを備えたサブドアを設けた車両用空調装置が示されている。
実開昭63−2605号公報 特開2000−355208号公報
しかしながら、上記した文献に示す従来技術では、いずれもサブドアが回転軸にて回動する構造であるため、ケースや内外気切換ドアとは別部品として構成する必要があり、製作・管理・組み付けなどにコストがかかるという問題点がある。また、上記した特許文献2に示す従来技術では、サブドアはケース外方に開く構造となっているため、ケース外方にサブドアを開くためのスペースが必要になるという問題点もある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その第1の目的は、サブドアを別部品として構成することのない空気通路切換装置および車両用空調装置の内外気切換装置を提供することにあり、第2の目的は、サブドアの無いものに対して余分にスペースを取ることのない空気通路切換装置および車両用空調装置の内外気切換装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項6に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、少なくとも第1、第2の空気導入口(3、4)を設けたケース(2)と、ケース(2)内に回転軸(5b)を中心として回動可能に配置され、基板部(5a)を有する板ドア(5)とを備え、板ドア(5)により空気導入口(3、4)を切換開閉する空気通路切換装置において、
基板部(5a)に第3の空気導入口(5d)を設けると共に、ケース(2)内部の負圧によって内部側に撓んで第3の空気導入口(5d)を開く可撓性サブドア(14)を、基板部(5a)に設けたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明では、少なくとも第1、第2の空気導入口(3、4)を設けたケース(2)と、ケース(2)内に回転軸(55b)を中心として回動可能に配置され、回動方向に延びる円周状の基板部(55a)と、基板部(55a)を回転軸(55b)に一体に連結する側板部(55d)とを有するロータリドア(55)とを備え、ロータリドア(55)により空気導入口(3、4)を切換開閉する空気通路切換装置において、
ケース(2)に第3の空気導入口(2d)を設けると共に、ケース(2)内部の負圧によって内部側に撓んで第3の空気導入口(2d)を開く可撓性サブドア(14)を、基板部(55a)の回動方向端部に設けたことを特徴としている。
請求項1に記載のものは板ドア(5)によって切換開閉するタイプであり、請求項2に記載のものはロータリドア(55)によって切換開閉するタイプである。これらは従来、回転軸にて回動していたサブドアを、ケース(2)内部の負圧によって内部側に撓んで第3の空気導入口(2d、5d)を開く可撓性サブドア(14)としたものである。これらの発明によれば、サブドアの無いものに対して余分にスペースを取ることがない。
また、請求項3に記載の発明では、基板部(5a、55a)と可撓性サブドア(14)とを、共に樹脂材を用いて一体に成形したことを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、サブドア(14)を別部品として構成することがないため、製作・管理・組み付けなどに掛かっていたコストを抑えることができる。
また、請求項4に記載の発明では、ケース(2)との隙間を埋めるために板ドア(5)およびロータリドア(55)の外周部に設けたシール部(5c、55c)と、可撓性サブドア(14)とを一体成形したことを特徴としている。この請求項4に記載の発明によれば、可撓性のシール部(5c、55c)をドア(5、55)の外周部に一体成形することは従来も行われているため、一部に形状を追加するだけでその可撓性のシール部(5c、55c)の成形と同時に本発明の可撓性サブドア(14)を一体に成形することも容易となる。
また、請求項5に記載の発明では、可撓性サブドア(14)は、エラストマ樹脂を用いて形成したことを特徴としている。これは、従来エラストマで形成しているドア(5、55)のシール部(5c、55c)と、本発明の可撓性サブドア(14)とは要求される特性が似通っているため、この請求項5に記載の発明によれば、一体成形容易で車両用空調装置などの類似部品に適用事例のあるエラストマ樹脂を用いれば適用容易である。
また、請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の空気通路切換装置を備え、ケース(2)は内外気切換箱(6)であり、第1の空気導入口(3)は車室内空気を内外気切換箱(6)内に導入する内気導入口(3)であり、第2の空気導入口(4)は車室外空気を内外気切換箱(6)内に導入する外気導入口(4)であり、板ドア(5)およびロータリドア(55)は内外気切換ドア(5、55)であり、第3の空気導入口(2d、5d)は内気サブ導入口(2d、5d)であり、可撓性サブドア(14)は内気導入サブドア(14)であることを特徴としている。
この請求項6に記載の発明のように、車両用空調装置(1)において外気導入時にサブドア(14)から内気の一部を吸込むようにした内外気切換装置に用いて好適である。尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜3の図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、本発明に係る車両用空調装置1を水冷エンジン11搭載の車両に適用したものであり、図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用空調装置1の構造を示す模式図である。また、図2は本発明の第1実施形態における送風機ユニット1Aの構造を示す縦断面図であり、図3は図2の送風機ユニット1Aにおける板ドアタイプの内外気切換ドア5を示す斜視図である。
本実施形態による車両用空調装置1の通風系は、大別して、送風機ユニット1Aと、空調ユニット1Bとの2つの部分に分かれている。送風機ユニット1Aは、車室内前方の計器盤下方部のうち、中央部から助手席側へオフセットして配置されており、これに対し、空調ユニット1Bは車室内前方の計器盤下方部のうち、車両左右方向の略中央部に配置されている。そして、空気流路を成す空調ケース2の空気上流部位に送風機ユニット1Aが配置されている。
更にこの送風機ユニット1Aは、大別して、内外気切換箱6と送風ブロワ7の収納された送風ブロワ部8とに分けられる。内外気切換箱6には、車室内空気(内気)を吸入するための内気導入口(第1の空気導入口)3と、車室外空気(外気)を吸入するための外気導入口(第2の空気導入口)4とが形成されていると共に、これらの導入口3・4を選択的に開閉する本実施形態では板ドアタイプの内外気切換ドア5が設けられている。
また、送風ブロワ部8には、送風ファン7aとその送風ファン7aを駆動するブロワモータ7b戸からなる送風ブロワ7が配設され、内外気切換箱6からの導入空気を空調ユニット1Bへと送風する。空調ケース2は、ポリプロピレンなどの樹脂材で形成されており、内外気切換箱6部分と送風ブロワ部8の上側部分を形成する上ケース2aと、送風ブロワ部8の下側部分を形成する下ケース2bとで構成されている。ちなみに図2中の2cは、送風ファン7aへの吸入口を形成するベルマウスである。
内外気切換ドア5は、回転軸5bを中心として回動可能に上ケース2a内に配置され、回転軸5bと一体に樹脂材で形成された板状の基板部5aを有している。そしてこの板状の基板部5aの外周部には、ケース2との隙間を埋めるためのシール部5cが形成されている。このシール部5cは、可撓性のあるエラストマ樹脂を用いて基板部5aに一体成形されている。
そして、本実施形態における発明の要部として、基板部5aには内気サブ導入口(第3の空気導入口)5dが開口しており、内外気切換ドア5が内気導入口3側を閉じた時に内気サブ導入口5dのケース2内部側になる面には、本発明の内気導入サブドア(可撓性サブドア)14を一体成形している。この内気導入サブドア14は、シール部5cと同じ可撓性のあるエラストマ樹脂を用いて板状に形成している。
そして、内気サブ導入口5dの一辺側に設けられた貫通固定部14aで基板部5aに固定するようになっているため、内外気切換ドア5が内気導入口3側を閉じて外気導入口4側から外気導入を行う時には、送風ファン7aで吸われる負圧によって内気導入サブドア14の反貫通固定部14a側がケース2の内部側に撓んで内気サブ導入口5dが開き内気の一部を導入するようになっている(図2の実線状態)。
また、内外気切換ドア5が外気導入口4側を閉じて内気導入口3側から内気導入を行う時には、外気のラム圧によって内気導入サブドア14が内気サブ導入口5dに押し付けられ、シールを保ちながら内気サブ導入口5dを閉じるようになっている(図2の一点鎖線状態)。これにより、外気が車室内へ流入するのを防ぐことができる。尚、内外気切換ドア5は、図示しないサーボモータなどの駆動手段によって切換開閉される。
送風ブロワ7の空気下流側には、空気冷却手段を成すエバポレータ9が配設されており、送風ブロワ7により送風された空気は全てこのエバポレータ9を通過する。エバポレータ9は、図示しないコンプレッサ・コンデンサ・膨張弁などと配管結合されて周知の冷凍サイクルを構成しており、コンプレッサはエンジン11に図示しない電磁クラッチを介して連結され、その電磁クラッチを断続することでON−OFF制御される。
エバポレータ9の空気下流側には、空気加熱手段を成すヒータコア10が配設されており、このヒータコア10は、先のエンジン11の冷却水を熱源として空気を加熱している。また、空調ケース2には、ヒータコア10をバイパスするバイパス通路12が形成されており、ヒータコア10の空気上流側には、ヒータコア10を通る風量とバイパス通路12を通る風量との風量割合を調節するエアミックスドア13が配設されている。そして、図示しないサーボモータなどの駆動手段にてこのエアミックスドア13の開度を調節して風量割合を調節し、吹出空気温度を調節している。
また、空調ケース2の最下流側部位には、車室内乗員の上半身に空調空気を吹き出すためのフェイス吹出口14と、車室内乗員の足元に空気を吹き出すためのフット吹出口15と、フロントガラス16の内面に向かって空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口17との複数の吹出口が形成されている。そして、各吹出口14・15・17の空気上流側部位には、モード切換ドアとしてのフェイスドア18・フットドア19・デフロスタドア20が配設されていて、図示しないサーボモータなどの駆動手段によって連動駆動され、それぞれの吹出口を開閉することにより、吹出モードが切り換えられる。
21は、図示しない電磁クラッチ・送風ブロワ7および図示しないサーボモータなどの駆動手段などを制御する空調制御装置(以下、ECUという)であり、ECU21は中央演算装置(CPU)、随時読み込み・書き込み可能な記憶装置(RAM)および読み込み専用の記憶装置(ROM)などからなる周知のマイクロコンピュータである。
このECU21には、図示しないが所望の車室内温度を設定する温度設定手段、車室内の温度を検出する内気温センサ、外気の温度を検出する外気温センサ、車室内に侵入する日射量を検出する日射センサ、エバポレータ9の後流温度を検出する温度センサ、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ、エアミックスドア13のサーボモータに付いていて開度を検出するポテンションメーターが接続されて入力される。
そしてECU21は、これらセンサ群からの入力信号に基づいて予め定められた手順により、コンプレッサをON−OFFさせる電磁クラッチや、送風ブロワ7を駆動する図示しないモータコントローラや、内外気切換ドア5を駆動するサーボモータ、エアミックスドア13を駆動するサーボモータ、モード切換ドア18〜20を駆動するサーボモータなどに制御信号を出力する。
次に、本実施形態での特徴を説明する。まず、内気空気導入口3と外気空気導入口4を設けたケース2と、ケース2内に回転軸5bを中心として回動可能に配置され、基板部5aを有する板ドアの内外気切換ドア5とを備え、この内外気切換ドア5により内気空気導入口3と外気空気導入口4とを切換開閉する車両用空調装置1の内外気切換装置において、基板部5aに内気サブ導入口5dを設けると共に、ケース2内部の負圧によって内部側に撓んで内気サブ導入口5dを開く可撓性の内気導入サブドア14を、基板部5aに設けている。
これは板ドア5によって内外気導入口3・4を切換開閉するタイプであり、従来、回転軸にて回動していたサブドアを、ケース2内部の負圧によって内部側に撓んで内気サブ導入口5dを開く可撓性サブドア14としたものである。この発明によれば、サブドアの無いものに対して余分にスペースを取ることがない。また、基板部5aと可撓性サブドア14とを、共に樹脂材を用いて一体に成形している。これによれば、サブドア14を別部品として構成することがないため、製作・管理・組み付けなどに掛かっていたコストを抑えることができる。
また、ケース2との隙間を埋めるために板ドア5の外周部に設けたシール部5cと、可撓性サブドア14とを一体成形している。これによれば、可撓性のシール部5cをドア5の外周部に一体成形することは従来も行われているため、一部に形状を追加するだけでその可撓性のシール部5cの成形と同時に本発明の可撓性サブドア14を一体に成形することも容易となる。
また、可撓性サブドア14は、エラストマ樹脂を用いて形成している。これは、従来エラストマで形成しているドア5のシール部5cと、本発明の可撓性サブドア14とは要求される特性が似通っているため、これによれば、一体成形容易で車両用空調装置などの類似部品に適用事例のあるエラストマ樹脂を用いれば適用容易である。
また、本実施形態の空気通路切換装置を備え、ケース2は内外気切換箱6であり、第1の空気導入口3は車室内空気を内外気切換箱6内に導入する内気導入口3であり、第2の空気導入口4は車室外空気を内外気切換箱6内に導入する外気導入口4であり、板ドア5は内外気切換ドア5であり、第3の空気導入口2dは内気サブ導入口2dであり、可撓性サブドア14は内気導入サブドア14である。このように、車両用空調装置1において外気導入時にサブドア14から内気の一部を吸込むようにした内外気切換装置6に用いて好適である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図4・5の図面を参照しながら詳細に説明する。図4は、本発明の第2実施形態における送風機ユニット11Aの構造を示す縦断面図であり、図5は図4の送風機ユニット11Aにおけるロータリードアタイプの内外気切換ドア55を示す斜視図である。本実施形態は、上述した第1実施形態と内外気切換ドアをロータリードアタイプの内外気切換ドア55とした点が異なるため、同様の部分は同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態での特徴を説明する。内気空気導入口3と外気空気導入口4を設けたケース2と、そのケース2内に回転軸55bを中心として回動可能に配置され、回動方向に延びる円周状の基板部55aと、その基板部55aを回転軸55bに一体に連結する側板部55dとを有するロータリドアの内外気切換ドア55とを備えている。そして、この内外気切換ドア55により内気空気導入口3と外気空気導入口4とを切換開閉する車両用空調装置1の内外気切換装置となっている。
この装置において、ケース2に第3の空気導入口である内気サブ導入口2dを設けると共に、ケース2内部の負圧によって内部側に撓んで内気サブ導入口2dを開く可撓性の内気導入サブドア14を、基板部55aの回動方向端部に設けている。尚、第1実施形態と同様で、基板部55aの外周部にはシール部55cを形成しており、このシール部55cと内気導入サブドア14とはエラストマ樹脂を用いて一緒に基板部55aに一体成形している。
これはロータリドア55によって内外気導入口3・4を切換開閉するタイプであり、従来、回転軸にて回動していたサブドアを、ケース2内部の負圧によって内部側に撓んで内気サブ導入口2dを開く可撓性サブドア14としたものである。この発明によれば、サブドアの無いものに対して余分にスペースを取ることがない。また、内気導入時には内気サブ導入口2dが導入口の一つとなって導入面積を大きくすることができ、内気モードでの風量をアップすることができる。
(その他の実施形態)
図6の(a)は送風機ユニット1Aを示す斜視図であり、(b)は(a)のA部に可撓性サブドア14を設けた場合の部分断面図、(c)は(a)のB部に可撓性サブドア14を設けた場合の部分断面図である。このように、ケース2のA部やB部に内気サブ導入口を設けたうえ、可撓性サブドア14をケース2側に設けても良い。図中の22は可撓性サブドア14をケース2に固定するためのスナップフィットである。
上述の実施形態では、車両用空調装置1が送風機ユニット1Aと空調ユニット1Bとの2つの部分に分かれているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば送風機ユニット部分と空調ユニット部分とが一体のものであっても良い。また、上述の第1実施形態では、板ドアタイプの内外気切換ドアは1枚の構成のものを示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば2枚の構成のものであっても良い。
また、上述の第1実施形態では、板ドア5の外周に形成するシール部5cとは独立して板ドア5の中央部に第3の空気導入口5dを形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第3の空気導入口5dを外周に寄った部分に形成してシール部5cと可撓性サブドア14とを一体に形成しても良い。
本発明の第1実施形態に係る車両用空調装置1の構造を示す模式図である。 本発明の第1実施形態における送風機ユニット1Aの構造を示す縦断面図である。 図2の送風機ユニット1Aにおける板ドアタイプの内外気切換ドア5を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態における送風機ユニット11Aの構造を示す縦断面図である。 図4の送風機ユニット11Aにおけるロータリードアタイプの内外気切換ドア55を示す斜視図である。 (a)は送風機ユニット1Aを示す斜視図であり、(b)は(a)のA部に可撓性サブドア14を設けた場合の部分断面図、(c)は(a)のB部に可撓性サブドア14を設けた場合の部分断面図である。
符号の説明
2…ケース
2d…第3の空気導入口、内気サブ導入口
3…第1の空気導入口、内気導入口
4…第2の空気導入口、外気導入口
5…板ドア、内外気切換ドア
5a…基板部
5b…回転軸
5c…シール部
5d…第3の空気導入口、内気サブ導入口
6…内外気切換箱
14…可撓性サブドア、内気導入サブドア
55…ロータリドア、内外気切換ドア
55a…基板部
55b…回転軸
55c…シール部
55d…側板部

Claims (6)

  1. 少なくとも第1、第2の空気導入口(3、4)を設けたケース(2)と、
    前記ケース(2)内に回転軸(5b)を中心として回動可能に配置され、基板部(5a)を有する板ドア(5)とを備え、
    前記板ドア(5)により前記空気導入口(3、4)を切換開閉する空気通路切換装置において、
    前記基板部(5a)に第3の空気導入口(5d)を設けると共に、前記ケース(2)内部の負圧によって内部側に撓んで前記第3の空気導入口(5d)を開く可撓性サブドア(14)を、前記基板部(5a)に設けたことを特徴とする空気通路切換装置。
  2. 少なくとも第1、第2の空気導入口(3、4)を設けたケース(2)と、
    前記ケース(2)内に回転軸(55b)を中心として回動可能に配置され、回動方向に延びる円周状の基板部(55a)と、前記基板部(55a)を前記回転軸(55b)に一体に連結する側板部(55d)とを有するロータリドア(55)とを備え、
    前記ロータリドア(55)により前記空気導入口(3、4)を切換開閉する空気通路切換装置において、
    前記ケース(2)に第3の空気導入口(2d)を設けると共に、前記ケース(2)内部の負圧によって内部側に撓んで前記第3の空気導入口(2d)を開く可撓性サブドア(14)を、前記基板部(55a)の回動方向端部に設けたことを特徴とする空気通路切換装置。
  3. 前記基板部(5a、55a)と前記可撓性サブドア(14)とを、共に樹脂材を用いて一体に成形したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気通路切換装置。
  4. 前記ケース(2)との隙間を埋めるために前記板ドア(5)および前記ロータリドア(55)の外周部に設けたシール部(5c、55c)と、前記可撓性サブドア(14)とを一体成形したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気通路切換装置。
  5. 前記可撓性サブドア(14)は、エラストマ樹脂を用いて形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の空気通路切換装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の空気通路切換装置を備え、前記ケース(2)は内外気切換箱(6)であり、前記第1の空気導入口(3)は車室内空気を前記内外気切換箱(6)内に導入する内気導入口(3)であり、前記第2の空気導入口(4)は車室外空気を前記内外気切換箱(6)内に導入する外気導入口(4)であり、前記板ドア(5)および前記ロータリドア(55)は内外気切換ドア(5、55)であり、前記第3の空気導入口(2d、5d)は内気サブ導入口(2d、5d)であり、前記可撓性サブドア(14)は内気導入サブドア(14)であることを特徴とする車両用空調装置の内外気切換装置。
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