JP2008290684A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】凝縮水の排水性を向上できる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載され、車室内に空調空気を吹き出す車両用空調装置であって、空調空気を冷却する冷却用熱交換器20と、冷却用熱交換器20で凝縮した凝縮水70を車両前方側に向かって流下させるドレインパイプ30と、ドレインパイプ30の車両前方側の一部が下向きに開口されて形成され、ドレインパイプ30を流下した凝縮水70を下方に排出する開口部21と、車両の走行により車両前方側から車両後方側に向かって生じる走行風を少なくとも開口部21近傍に流通させる走行風通路33と、開口部21の車両前方側に設けられ、開口部21の車両後方側の開口端21bよりも低い位置まで下向きに突出する突出部32とを有するように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、凝縮水を排出する排水構造を備えた車両用空調装置に関する。
特許文献1には、車両用空調装置のユニット排水構造が開示されている。この車両用空調装置では、配風ユニットケース下部に、エバポレータで発生した凝縮水を排水口まで流下させる排水溝が形成されている。また送風ユニットから導入される空気の一部は、凝縮水の流下方向に沿って排水溝内を流動するようになっている。これにより凝縮水は、空気流れに沿ってスムーズに排水溝を流下し、排水口から外部に排出される。
特開2001−253231号公報
しかしながら、車両における部品搭載スペースには制約があるため、排水口は配風ユニットケースから離れて車両前方側に配置される場合がある。この場合、配風ユニットケースは、車両前方側に延びるドレインパイプを介して排水口に接続される。車両走行により生じる走行風がこのドレインパイプ内に流入すると、凝縮水の流下方向とは逆に排水口から配風ユニットケースに向かう空気の流れがドレインパイプ内に生じるため、凝縮水の排水性が低下してしまうという問題がある。
本発明の目的は、凝縮水の排水性を向上できる車両用空調装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、車両に搭載され、車室内に空調空気を吹き出す車両用空調装置であって、空調空気を冷却する冷却用熱交換器(20)と、冷却用熱交換器(20)で凝縮した凝縮水(70)を車両前方側に向かって流下させるドレインパイプ(30)と、ドレインパイプ(30)の車両前方側の一部が下向きに開口されて形成され、ドレインパイプ(30)を流下した凝縮水(70)を下方に排出する開口部(21)と、車両の走行により車両前方側から車両後方側に向かって生じる走行風を少なくとも開口部(21)近傍に流通させる走行風通路(33)と、開口部(21)の車両前方側に設けられ、開口部(21)の車両後方側の開口端(21b)よりも低い位置まで下向きに突出する突出部(32)とを有することを特徴としている。
車両が走行するときには、車両前方側から車両後方側に向かう走行風が突出部(32)により遮られて開口部(21)近傍が負圧になるため、ドレインパイプ(30)内には開口部(21)側に向かう空気の流れが生じる。これにより、凝縮水(70)は空気の流れに沿ってドレインパイプ(30)内を円滑に流下するため、凝縮水(70)の排水性を向上できる。
請求項2に記載の発明は、ドレインパイプ(30)は、空調空気の一部を開口部(21)側に流通させることを特徴としている。これにより、ドレインパイプ(30)内には開口部(21)側に向かう空気の流れが生じ、凝縮水(70)は空気の流れに沿ってドレインパイプ(30)内を円滑に流下するため、凝縮水(70)の排水性を向上できる。
請求項3に記載の発明は、突出部(38)は、走行風を水平方向よりも下向きに導くガイド面(39)を有していることを特徴としている。これにより、開口部(21)近傍の圧力がさらに低下するため、凝縮水(70)の排水性をさらに向上できる。
請求項4に記載の発明は、突出部(36)は、開口部(21)の車両側方側まで延設されていることを特徴としている。これにより、開口部(21)近傍に側方から回り込む走行風も突出部(36)により遮られるため、開口部(21)近傍の圧力がさらに低下し、凝縮水(70)の排水性をさらに向上できる。
請求項5に記載の発明は、突出部(32)は、ドレインパイプ(30)と一体的に形成されていることを特徴としている。これにより、部品点数の増加や製造工程の煩雑化を抑制できる。
請求項6に記載の発明は、ドレインパイプ(30)は、略長方形状の断面形状を有していることを特徴としている。これにより、ドレインパイプ(30)を作製する際の型構造が簡素化し、型割りが容易になる。
ここで、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係の一例を示している。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態における車両用空調装置1の全体構成を示す概略図である。図1に示すように、車両用空調装置1は、空調空気を流通させる空気通路11を内部に備えた空調ケース10を有している。空調ケース10は、車室内前部の計器盤内側に配置されている。
空調ケース10には、車室内側に向かう空気の流れを空気通路11内に発生させる送風機16が設けられている。送風機16は、遠心式の送風ファン17と、送風ファン17を駆動する駆動用モータ18とを有している。
送風機16の空気流れ上流側には、内外気切替箱12が設けられている。内外気切替箱12には、車室外の空気(外気)を導入する外気導入口13と、車室内の空気(内気)を導入する内気導入口14とが形成されている。また内外気切替箱12には、外気導入口13及び内気導入口14を開閉する板状の内外気切替ドア15が設けられている。内外気切替ドア15は不図示のサーボモータにより駆動され、外気及び内気を吸込モードに基づいて切替え導入するようになっている。
空気通路11内であって送風機16の下流側には、内部を流通する冷媒との熱交換により空調空気を冷却する冷媒蒸発器(冷却用熱交換器)20が配置されている。冷媒蒸発器20は、冷媒が循環する冷凍サイクルの一部を構成する。
冷媒蒸発器20の下方には、冷媒蒸発器20表面で凝縮した凝縮水や送風機16側から吹き出された水を排水するための排水口21が設けられている。
図2(a)は冷媒蒸発器20及び排水口21近傍の構成を示す断面図であり、図2(b)は排水口21近傍の構成を示す下面図である。図2(a)の上下方向は概ね鉛直上下方向を表し、右方向は車両前方側を表している。図2(a)、(b)に示すように、冷媒蒸発器20の直下には、ほぼ水平な底面23を備えた空間部22が設けられている。空間部22は空気通路11の一部を構成し、空気流れにおいて送風機16より下流側であって冷媒蒸発器20より上流側に位置している。すなわち、送風機16側から空間部22に流入した空調空気は、冷媒蒸発器20を下方から上方に向かって通過するようになっている。
空間部22には、例えば空調ケース10と一体的に形成され、車両前方側に向かって延びるドレインパイプ30が接続されている。ドレインパイプ30は、略長方形状の断面形状を有している。またドレインパイプ30は、車両前方側が低くなるように傾斜する傾斜面31を有している。ドレインパイプ30の車両前方側の先端部近傍には、下向きに開口された排水口(開口部)21が形成されている。排水口21の開口形状は例えば略長方形状である。
略長方形状の排水口21のうち車両前方側の一辺には、当該排水口21の車両後方側の開口端21bよりも低い位置まで下向きに突出する突出部32が形成されている。これにより、排水口21の車両前方側の開口端21aは、車両後方側の開口端21bよりも高さH1(例えば3〜10mm程度)だけ低くなっている。突出部32は、例えばドレインパイプ30と一体的に形成されている。
ドレインパイプ30は、車両の前進走行により車両前方側から車両後方側に向かって生じる走行風(図2(a)中では走行風の流れ方向を破線矢印で表している)が流通する走行風通路33が少なくとも排水口21近傍に形成されるように配置されている。排水口21出口近傍の走行風は突出部32により遮られるため、車両走行時には排水口21出口近傍が負圧になるようになっている。
図1に戻り、冷媒蒸発器20の空気流れ下流側には、回動自在な板状のエアミックスドア51が設けられている。エアミックスドア51のさらに下流側には、内部を流通するエンジン冷却水との熱交換により、冷媒蒸発器20で冷却された空気を加熱するヒータコア50が設けられている。ヒータコア50の上方には、ヒータコア50を迂回して空気を流すバイパス通路52が形成されている。エアミックスドア51は、不図示のサーボモータにより駆動され、ヒータコア50を通過して再加熱される高温の空気と、ヒータコア50を迂回してバイパス通路52を通過する低温の空気との混合比率を調節できるようになっている。これにより、車室内に吹き出される空気の温度が調節される。
ヒータコア50及びバイパス通路52の空気流れ下流側には、フット吹出口55、フェイス吹出口56及びデフロスタ吹出口57が設けられている。フット吹出口55からは、車室内の乗員の下半身側に空気が吹き出され、フェイス吹出口56からは、乗員の上半身側に空気が吹き出されるようになっている。フット吹出口55及びフェイス吹出口56は、回動自在な板状のモードドア58によって開閉される。またデフロスタ吹出口57からは、車両のフロントガラス内面に空気が吹き出されるようになっている。デフロスタ吹出口57は、回動自在な板状のモードドア59によって開閉される。
次に、本実施形態における車両用空調装置の作動について説明する。送風機16側から空間部22に流入した空調空気は、冷媒蒸発器20を図2中下方から上方に向かって通過して冷却される。その後空調空気は、エアミックスドア51の開度に基づいて所定の温度に調節されて車室内に吹き出される。
冷媒蒸発器20表面で凝縮した凝縮水70は、自重により冷媒蒸発器20から滴下して、送風機16側から吹き出された水と共に底面23上に溜められる。凝縮水70は所定量以上溜められるとドレインパイプ30側に流出する。ドレインパイプ30側に流出した凝縮水70は、傾斜面31を車両前方側に向かって流下し、ドレインパイプ30の車両前方側の先端部近傍に下向きに設けられた排水口21を介して外部に排出される。
ここで、車両用空調装置1が運転状態であり、車両が停止している場合を考える。車両が停止しているときには走行風が生じないため、排水口21出口近傍の圧力は大気圧にほぼ等しくなる。このとき、送風機16側から空間部22に流入した空気の一部はドレインパイプ30に流入して排水口21を介して外部に流出する。すなわちドレインパイプ30は、空気通路11から分岐して空調空気の一部を流通させる分岐通路として機能し、ドレインパイプ30内には空間部22から排水口21側に向かう空気の流れが生じる。したがって、車両停止時の凝縮水70は、空気の流れに沿ってドレインパイプ30内を円滑に流下する。
一方、車両が前進走行しているときには、排水口21出口近傍の走行風通路33に車両前方側から車両後方側に向かう走行風が流れる。本実施形態では排水口21がドレインパイプ30の下面に設けられているため、走行風が排水口21に直接流入しないようになっている。しかしながら、仮に突出部32が形成されていなかったとすると、走行風の一部が排水口21からドレインパイプ30内に流入する場合があり得る。この場合、ドレインパイプ30内には排水口21から空間部22に向かう空気の流れが生じるため、ドレインパイプ30内の凝縮水70が空間部22側に向かって逆流してしまうおそれがある。
本実施形態では、排水口21より車両前方側に設けられた突出部32によって走行風が遮られ、排水口21出口近傍が負圧になるようになっている。これにより、ドレインパイプ30内では、空間部22側と排水口21側との間に圧力差が生じ、空間部22から排水口21に向かう空気の流れが生じ易くなる。このため、車両停止時と同様に、送風機16側から空間部22に流入した空気の一部はドレインパイプ30に流入して排水口21から外部に流出する。したがって凝縮水70は、車両が前進走行しているときにも空気の流れに沿ってドレインパイプ30内を円滑に流下する。
以上のように本実施形態によれば、車両停止時及び前進走行時の双方において、凝縮水70が空気の流れに沿ってドレインパイプ30内を円滑に流下するため、凝縮水70の排水性を向上できる。
また本実施形態では、突出部32をドレインパイプ30や空調ケース10と一体的に形成できるため、部品点数の増加や製造工程の煩雑化を抑制できる。
さらに本実施形態では、ドレインパイプ30及び突出部32が単純な形状を有しているため、ドレインパイプ30及び突出部32を作製する際の型構造が簡素化し、製造コストの増加を抑制できる。
また本実施形態では、ドレインパイプ30が略長方形状の断面形状を有しているため、ドレインパイプ30を作製する際の型構造が簡素化し、型割りが容易になる。
さらに本実施形態では、吸込モードが内気循環モードに設定されているときであっても、空調空気の一部は排水口21を介して外部に流出する。車室内には、排水口21を介して流出した流量分の外気が隙間等を介して流入する。したがって本実施形態によれば、内気循環モードでの車室内の換気性能が向上する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図3を用いて説明する。図3は、本実施形態における車両用空調装置の要部構成を示す模式図である。図3(a)は図2(a)に対応し、排水口21近傍の構成を示す断面図である。図3(b)は図2(b)に対応し、排水口21近傍の構成を示す下面図である。図3(a)、(b)に示すように、本実施形態では、略長方形状の排水口21のうち車両前方側の一辺に形成された突出部34に加え、突出部34よりも高い位置まで下向きに突出する突出部35が他の三辺にも形成されている。これにより、排水口21の車両後方側の開口端21b及び車両側方側の開口端21c、21dはいずれもほぼ同じ高さに配置され、排水口21の車両前方側の開口端21aは開口端21b、21c、21dよりも高さH2だけ低い位置に配置されている。
本実施形態においても、排水口21の車両前方側の開口端21aが車両後方側の開口端21bよりも低くなるような突出部34が形成されているため、車両走行時に生じる走行風は突出部34により遮られ、排水口21出口近傍が負圧になる。したがって、ドレインパイプ30内には排水口21側に向かう空気の流れが生じるため、第1実施形態と同様に凝縮水70の排水性を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図4及び図5を用いて説明する。図4は、本実施形態における車両用空調装置の要部構成を示す模式図である。図4(a)は排水口21近傍の構成を示す断面図であり、図4(b)は排水口21近傍の構成を示す下面図である。図4(a)、(b)に示すように、本実施形態では、排水口21の車両後方側の開口端21bよりも低い位置まで突出する突出部36が、排水口21の車両前方側の一辺から、当該一辺の両側にそれぞれ隣接する車両側方側の二辺にまで延設されている。これにより、排水口21の車両前方側の開口端21a及び車両側方側の開口端21c、21dはいずれもほぼ同じ高さに配置され、開口端21a、21c、21dは排水口21の車両後方側の開口端21bよりも低い位置に配置されている。
本実施形態では、突出部36が車両側方側の二辺にまで延設されているため、側方から排水口21出口近傍に回り込む走行風も突出部36により遮られるようになっている。したがって排水口21出口近傍の圧力をさらに低下させることができるため、第2実施形態よりも車両走行時の凝縮水70の排水性をさらに向上させることができる。
図5は、本実施形態における車両用空調装置の変形例を示す模式図である。図5(a)は排水口21近傍の構成を示す断面図であり、図5(b)は排水口21近傍の構成を示す下面図である。図5(a)、(b)に示すように、突出部37は、排水口21の車両前方側の一辺から、車両側方側の二辺のうち一方(車両進行方向左側(図5(b)では下側))のみに延設されている。これにより、排水口21の車両前方側の開口端21a及び車両進行方向左側の開口端21cは互いにほぼ同じ高さに配置され、排水口21の車両後方側の開口端21b及び車両進行方向右側の開口端21dは互いにほぼ同じ高さに配置されている。開口端21a、21cは、開口端21b、21dよりも低い位置に配置されている。本変形例によっても、車両進行方向左側から排水口21出口近傍に回り込む走行風が突出部37により遮られるため、第2実施形態よりも凝縮水70の排水性を向上させることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図6を用いて説明する。図6は、本実施形態における車両用空調装置の要部構成を示す模式図である。図6(a)は排水口21近傍の構成を示す断面図であり、図6(b)は排水口21近傍の構成を示す下面図である。図6(a)、(b)に示すように、本実施形態では、法線方向が鉛直下方向から車両前方側に傾き、図2(a)、(b)に示した開口端21a表面よりも面積の大きいガイド面39が突出部38の下面に形成されている。ガイド面39は、突出部38近傍においてほぼ水平方向に流れる走行風の流れ方向を水平方向よりも下向きに導くようになっている(図6(a)では走行風の流れ方向を破線矢印で示している)。
本実施形態によれば、排水口21の車両後方側の開口端21bより低い位置まで突出する突出部38により走行風が遮られるだけでなく、走行風の流れ方向がガイド面39により下向きに導かれる。したがって、排水口21出口近傍の圧力をさらに低下させることができるため、車両走行時の凝縮水70の排水性をさらに向上させることができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、突出部32がドレインパイプ30や空調ケース10と一体的に形成された例を挙げたが、突出部32又は突出部32を含むドレインパイプ30先端部は、ドレインパイプ30本体とは別部品であってもよい。
また上記実施形態では、ドレインパイプ30の断面形状を略長方形状としたが、ドレインパイプ30は円形状等の他の断面形状を有していてもよい。
さらに上記実施形態では、排水口21の開口形状を略長方形状としたが、排水口21は他の開口形状を有していてもよい。
第1実施形態における車両用空調装置の全体構成を示す概略図である。 冷媒蒸発器及び排水口近傍の構成を示す模式図である。 第2実施形態における車両用空調装置の要部構成を示す模式図である。 第3実施形態における車両用空調装置の要部構成を示す模式図である。 第3実施形態における車両用空調装置の変形例を示す模式図である。 第4実施形態における車両用空調装置の要部構成を示す模式図である。
符号の説明
1 車両用空調装置
20 冷媒蒸発器(冷却用熱交換器)
21 排水口(開口部)
21a、21b、21c、21d 開口端
30 ドレインパイプ
32、34、35、36、37、38 突出部
33 走行風通路
39 ガイド面
70 凝縮水

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、車室内に空調空気を吹き出す車両用空調装置であって、
    前記空調空気を冷却する冷却用熱交換器(20)と、
    前記冷却用熱交換器(20)で凝縮した凝縮水(70)を車両前方側に向かって流下させるドレインパイプ(30)と、
    前記ドレインパイプ(30)の車両前方側の一部が下向きに開口されて形成され、前記ドレインパイプ(30)を流下した凝縮水(70)を下方に排出する開口部(21)と、
    前記車両の走行により車両前方側から車両後方側に向かって生じる走行風を少なくとも前記開口部(21)近傍に流通させる走行風通路(33)と、
    前記開口部(21)の車両前方側に設けられ、前記開口部(21)の車両後方側の開口端(21b)よりも低い位置まで下向きに突出する突出部(32)とを有することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記ドレインパイプ(30)は、前記空調空気の一部を前記開口部(21)側に流通させることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記突出部(38)は、前記走行風を水平方向よりも下向きに導くガイド面(39)を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記突出部(36)は、前記開口部(21)の車両側方側まで延設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記突出部(32)は、前記ドレインパイプ(30)と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  6. 前記ドレインパイプ(30)は、略長方形状の断面形状を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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