JP5727678B2 - 撮像レンズおよびこれを備えた撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像レンズおよびこれを備えた撮像装置に関し、より詳しくは、デジタルカメラ、放送用カメラ、監視用カメラ、車載用カメラ等に好適に使用可能な撮像レンズ、および該撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
従来、上記分野のカメラに適用可能で固体撮像素子と組み合わせて使用可能な広角のレンズ系が多数提案されている。その中で、構成レンズ枚数が8〜9枚のレンズ系としては、例えば下記特許文献1〜6に記載のものを挙げることができる。
特公平7−3503号公報 特開平7−63986号公報 特開平9−127413号公報 特開2004−102162号公報 特開2004−126522号公報 特開2010−85849号公報
監視用カメラや車載用カメラ等に用いられる撮像レンズには、広角でありながら、Fナンバーが小さいことが求められる。また、固体撮像素子の小型化および高画素化が進むに伴い、撮像レンズにも小型化および高性能化が要求されるようになってきている。近年では、広角、小さなFナンバー、コンパクト性、高性能を全て同時に満足するレンズ系が求められており、その要求レベルが年々厳しいものとなってきている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクトな構成でありながら、Fナンバーが小さく、広角で、良好な光学性能を有する撮像レンズ、および該撮像レンズを備えた撮像装置を提供することにある。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、前群と、後群とから実質的に構成され、前群が、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、負レンズと、負レンズと、正レンズとから実質的に構成され、後群が、物体側から順に、正レンズと、負レンズと、正レンズと、正レンズとから実質的に構成され、下記条件式(1)、(4)を満足することを特徴とするものである。
0.42<f/f2<1.0 … (1)
−0.065<f/f1<0.10 … (4)
ただし、
f:全系の焦点距離
f1:前記前群の焦点距離
f2:後群の焦点距離
本発明の撮像レンズにおいては、下記条件式(1’)を満足することが好ましく、下記条件式(1’’)を満足することがより好ましい。
0.45<f/f2<1.0 … (1’)
0.5<f/f2<0.8 … (1’’)
また、本発明の撮像レンズにおいては、下記条件式(2)を満足することが好ましく、下記条件式(2’)を満足することがより好ましい。
0.3<|R6a/f|<1.6 … (2)
0.8<|R6a/f|<1.5 … (2’)
ただし、
R6a:後群の負レンズの物体側の面の曲率半径
また、本発明の撮像レンズにおいては、前群と後群の間に絞りが設けられていることが好ましい。前群と後群の間に絞りが設けられている場合は、下記条件式(3)を満足することが好ましく、下記条件式(3’)を満足することがより好ましい。
1.0<Dab/f<5.1 … (3)
3.0<Dab/f<4.9 … (3’)
ただし、
Dab:前群の最も物体側のレンズ面から後群の最も物体側のレンズ面までの光軸上の距離
また、本発明の撮像レンズにおいては、下記条件式(4)を満足することが好ましい。
0.02<f/f1<0.02 … (4’
なお、上記の「〜とから実質的に構成され」の「実質的に」とは、挙げた構成要素以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、撮像素子、手ぶれ補正機構等の機構部分、等を含んでもよいことを意図するものである。
なお、上記の本発明の撮像レンズにおけるレンズの屈折力の符号、面形状、曲率半径は、非球面が含まれているものについては近軸領域で考えるものとする。
本発明の撮像装置は、本発明の撮像レンズを備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、物体側から順に、前群、後群が配列されてなる8枚構成のレンズ系において、8枚のレンズのパワー配列および最も物体側のレンズの形状を好適に設定し、所定の条件式を満足するように構成しているため、コンパクトな構成でありながら、Fナンバーが小さく、広角で、良好な光学性能を有する撮像レンズ、および該撮像レンズを備えた撮像装置を提供することができる。
本発明の実施例1の撮像レンズの構成を示す断面図 本発明の実施例2の撮像レンズの構成を示す断面図 本発明の実施例3の撮像レンズの構成を示す断面図 本発明の実施例4の撮像レンズの構成を示す断面図 本発明の実施例5の撮像レンズの構成を示す断面図 本発明の実施例6の撮像レンズの構成を示す断面図 図7(A)〜図7(D)は本発明の実施例1の撮像レンズの各収差図 図8(A)〜図8(D)は本発明の実施例2の撮像レンズの各収差図 図9(A)〜図9(D)は本発明の実施例3の撮像レンズの各収差図 図10(A)〜図10(D)は本発明の実施例4の撮像レンズの各収差図 図11(A)〜図11(D)は本発明の実施例5の撮像レンズの各収差図 図12(A)〜図12(D)は本発明の実施例6の撮像レンズの各収差図 本発明の実施形態にかかる車載用の撮像装置の配置を説明するための図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1〜図6は、本発明の実施形態にかかる撮像レンズの構成を示す断面図であり、それぞれ後述の実施例1〜6に対応している。図1〜図6においては、左側が物体側、右側が像側である。図1〜図6に示す例の基本構成や図示方法は同じため、以下では主に、図1に示す構成例を代表的に参照しながら説明する。
本発明の実施形態にかかる撮像レンズ1は固定焦点光学系であり、レンズ群としては、物体側から順に配列された、前群GFと、後群GRとの2つのレンズ群からなる。図1では、前群GFと後群GRの間に開口絞りStが配置された例を示している。なお、図1に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
この撮像レンズが撮像装置に搭載される際には、撮像素子を保護するためのカバーガラスや、撮像装置の仕様に応じたローパスフィルタや赤外線カットフィルタ等の各種フィルタを適宜備えるように撮像装置を構成することが考えられるため、図1ではこれらを想定した平行平板状の光学部材PPを最も像側のレンズ面と像面Simとの間に配置した例を示している。しかし、光学部材PPの位置は図1に示すものに限定されないし、光学部材PPを省略した構成も可能である。
また、図1では、撮像レンズ1が撮像装置に適用される場合を考慮して、撮像レンズ1の像面Simに配置された撮像素子5も図示している。なお、図1では、撮像素子5を簡略的に示しているが、実際には撮像素子5の撮像面が像面Simの位置に一致するように配置される。撮像素子5は、撮像レンズ1により形成される光学像を撮像して電気信号に変換するものであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いることができる。
前群GFは負の屈折力を有するレンズ群でもよく、正の屈折力を有するレンズ群でもよい。前群GFは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズであるレンズL1と、負レンズであるレンズL2と、負レンズであるレンズL3と、正レンズであるレンズL4とからなる。後群GRは、正の屈折力を有するレンズ群であり、物体側から順に、正レンズであるレンズL5と、負レンズであるレンズL6と、正レンズであるレンズL7と、正レンズであるレンズL8とからなる。
全系の最も物体側に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを配置することで広角化に有利となる。また、前群GF内のパワー配列を物体側から順に、負、負、負、正のレトロフォーカス型とすることで、さらに広角化に有利となる。後群GRにおいては、全系の最も像側に2枚の正レンズを配置することで、後群GRの正の屈折力を分担でき、球面収差の良好な補正に有利となる。また、全系の総レンズ枚数を8枚とすることで、コンパクトな構成としながら広角化、小さなFナンバー、高性能を実現することができる。
レンズL2、レンズL3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズでもよく、両凹レンズでもよい。レンズL4は、両凸レンズとすることができる。レンズL5は、両凸レンズとすることができる。レンズL6は、両凹レンズとすることができる。レンズL7は、両凸レンズでもよく、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズでもよい。レンズL8は、両凸レンズでもよく、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズでもよい。レンズL5とレンズL6は接合されていることが好ましく、レンズL5とレンズL6を接合した場合は、諸収差を悪化させることなく軸上の色収差を良好に補正することができる。レンズL3とレンズL4は接合されていてもよく、各々単レンズ構成としてもよい。
本実施形態の撮像レンズ1は、下記条件式(1)を満足するように構成されている。
0.42<f/f2<1.0 … (1)
ただし、
f:全系の焦点距離
f2:後群の焦点距離
条件式(1)の下限以下になると、小さなFナンバーの光学系を実現することが困難になる。また、画角を広くすることが困難になる。条件式(1)の上限以上になると、球面収差を良好に補正することが困難になる。条件式(1)を満足することで、Fナンバーが小さく、広角で、球面収差が良好に補正された光学系を実現することに有利となる。
上記事情から、下記条件式(1’)を満足することが好ましく、下記条件式(1’’)を満足することがより好ましい。
0.45<f/f2<1.0 … (1’)
0.5<f/f2<0.8 … (1’’)
また、本実施形態の撮像レンズ1は、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
0.3<|R6a/f|<1.6 … (2)
ただし、
R6a:後群の負レンズの物体側の面の曲率半径
f:全系の焦点距離
条件式(2)の下限以下になると、軸上色収差が悪化する。条件式(2)の上限以上になると、球面収差が悪化する。条件式(2)を満足することで、軸上色収差と球面収差の良好な補正に有利となる。
上記事情から、下記条件式(2’)を満足することがより好ましい。
0.8<|R6a/f|<1.5 … (2’)
また、本実施形態の撮像レンズ1は、前群GFと後群GRの間に開口絞りStが設けられていることが好ましい。開口絞りStを前群GFと後群GRの間よりも前群GF側に配置した場合は広角化に不利となり、後群GR側に配置した場合はレンズL1の外径が大きくなり小型化に反する。
また、前群GFと後群GRの間に開口絞りStを配置した場合には、開口絞りStをレンズ系のほぼ中間に配置することで、光線高が高くなりやすい最も物体側のレンズと最も像側のレンズにおける光線高を抑えてレンズ径を小さくすることができる。そして、開口絞りStの像側直後に正のレンズL5が位置することになるので、開口絞りStを通って広がる傾向にある光束に収束作用を施すことができ、小型化に有利となる。
開口絞りStを前群GFと後群GRの間に配置した場合は、下記条件式(3)を満足することが好ましい。
1.0<Dab/f<5.1 … (3)
ただし、
Dab:前群の最も物体側のレンズ面から後群の最も物体側のレンズ面までの光軸上の距離
f:全系の焦点距離
条件式(3)の下限以下になると、倍率色収差が悪化する。条件式(3)の上限以上になると、レンズ系の全長が長くなるか、または球面収差の良好な補正が困難になる。条件式(3)を満足することで、倍率色収差と球面収差の良好な補正、または倍率色収差の良好な補正と小型化に有利となる。
上記事情から、下記条件式(3’)を満足することがより好ましい。
3.0<Dab/f<4.9 … (3’)
また、本実施形態の撮像レンズ1は、下記条件式(4)を満足することが好ましい。
−0.065<f/f1<0.10 … (4)
ただし、
f:全系の焦点距離
f1:前群の焦点距離
条件式(4)の下限以下になると、レンズ系の全長が長くなる。条件式(4)の上限以上になると、画角を広くすることが困難になる。条件式(4)を満足することで、全長の長さを抑えながら広角に構成することに有利となる。
上記事情から、下記条件式(4’)を満足することがより好ましい。
−0.02<f/f1<0.02 … (4’)
上述した好ましい構成は、任意の組合せが可能であり、撮像レンズに要求される仕様に応じて適宜選択的に採用されることが好ましい。本実施形態の撮像レンズは、例えば、Fナンバーが1.6以下、全画角が95度以上の光学系に好適に適用可能であり、好ましい構成を適宜採用することで、光学性能をより良好にすることができる。
次に、本発明の撮像レンズの数値実施例について説明する。
[実施例1]
実施例1の撮像レンズのレンズ断面図は図1に示したものである。その図示方法については上述したとおりであるので、ここでは重複説明を省略する。
実施例1の撮像レンズの概略構成は以下のようになっている。すなわち、物体側から順に、負の屈折力を有する前群GFと、開口絞りStと、正の屈折力を有する後群GRとからなり、前群GFは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズL1、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズL2、両凹形状のレンズL3、両凸形状のレンズL4の4枚からなり、後群GRは、物体側から順に、両凸形状のレンズL5、両凹形状のレンズL6、両凸形状のレンズL7、両凸形状のレンズL8の4枚からなる。レンズL5とレンズL6は接合されており、その他のレンズは接合されていない単レンズである。レンズL1〜L8全てが球面レンズである。
実施例1の撮像レンズの詳細構成として、表1にレンズデータを示す。表1の枠上に記載されているfは全系の焦点距離、Bfはバックフォーカス(空気換算長)、FNo.はFナンバー、2ωは全画角であり、いずれもd線に関するものである。
表1の枠内のSiの欄は最も物体側の構成要素の物体側の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄はi番目の面の曲率半径を示している。曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。また、Diの欄はi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示している。Diの欄の最下欄は、表1に示す最も像側の面と像面Simとの面間隔である。
表1において、Ndjの欄は最も物体側の構成要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線(波長587.56nm)に対する屈折率を示し、νdjの欄はj番目の光学要素のd線に対するアッベ数を示している。なお、レンズデータには、開口絞りStと光学部材PPも含めて示しており、開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号と(St)という語句を記載している。
以下に示す各表では、角度の単位には度を用い、長さの単位にはmmを用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることも可能である。また、以下に示す各表では所定の桁でまるめた数値を記載している。
Figure 0005727678
図7(A)〜図7(D)にそれぞれ、実施例1の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差(ディストーション)、倍率色収差(倍率の色収差)の各収差図を示す。球面収差の図のFNo.はFナンバーを意味し、その他の収差図のωは半画角を意味する。各収差図には、d線(587.56nm)を基準波長とした収差を示すが、球面収差図には、C線(波長656.27nm)、F線(波長486.13nm)についての収差も示し、倍率色収差図ではC線、F線についての収差を示している。非点収差図ではサジタル方向については実線で、タンジェンシャル方向については点線で示しており、線種の説明にそれぞれ(S)、(T)という記号を記入している。図7(A)〜図7(D)は物体距離が無限遠のときのものである。
上記の実施例1のものに関する図示方法、各表中の記号、意味、記載方法は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるため、以下では重複説明を省略する。また、以下の実施例のレンズ断面図では、符号1、R6a、Dabの図示を省略している。
[実施例2]
実施例2の撮像レンズのレンズ断面図は図2に示したものである。実施例2の撮像レンズの概略構成は、実施例1のものと同様である。表2に実施例2の撮像レンズのレンズデータを示す。図8(A)〜図8(D)に実施例2の撮像レンズの各収差図を示す。
Figure 0005727678
[実施例3]
実施例3の撮像レンズのレンズ断面図は図3に示したものである。実施例3の撮像レンズの概略構成は、レンズL3が物体側に凸面を向けた負メニスカス形状である点、レンズL7が像側に凸面を向けた正メニスカス形状である点以外は、実施例1のものと同様である。表3に実施例3の撮像レンズのレンズデータを示す。図9(A)〜図9(D)に実施例3の撮像レンズの各収差図を示す。
Figure 0005727678
[実施例4]
実施例4の撮像レンズのレンズ断面図は図4に示したものである。実施例4の撮像レンズの概略構成は、レンズL2が両凹形状である点、レンズL3が物体側に凸面を向けた負メニスカス形状である点、レンズL8が物体側に凸面を向けた正メニスカス形状である点、レンズL3とレンズL4が接合されている点以外は、実施例1のものと同様である。表4に実施例4の撮像レンズのレンズデータを示す。図10(A)〜図10(D)に実施例4の撮像レンズの各収差図を示す。
Figure 0005727678
[実施例5]
実施例5の撮像レンズのレンズ断面図は図5に示したものである。実施例5の撮像レンズの概略構成は、前群GFが正の屈折力を有する点以外は、実施例4のものと同様である。表5に実施例5の撮像レンズのレンズデータを示す。図11(A)〜図11(D)に実施例5の撮像レンズの各収差図を示す。
Figure 0005727678
[実施例6]
実施例6の撮像レンズのレンズ断面図は図6に示したものである。実施例6の撮像レンズの概略構成は、実施例4のものと同様である。表6に実施例6の撮像レンズのレンズデータを示す。図12(A)〜図12(D)に実施例6の撮像レンズの各収差図を示す。
Figure 0005727678
表7に上記実施例1〜6の撮像レンズの条件式(1)〜(4)の対応値を示す。表7に示す値はd線を基準とするものである。
Figure 0005727678
以上のデータからわかるように、実施例1〜6の撮像レンズは、8枚のレンズからなり小型に構成され、全てのレンズ面が球面であり安価に作製可能である上、Fナンバーが1.5〜1.6と小さく、全画角が96°以上と広い画角を達成しつつ、諸収差が良好に補正されて高い光学性能を有する。
図13に使用例として、自動車100に本実施形態の撮像レンズを備えた撮像装置を搭載した様子を示す。図13において、自動車100は、その助手席側の側面の死角範囲を撮像するための車外カメラ101と、自動車100の後側の死角範囲を撮像するための車外カメラ102と、ルームミラーの背面に取り付けられ、ドライバーと同じ視野範囲を撮影するための車内カメラ103とを備えている。車外カメラ101と車外カメラ102と車内カメラ103とは、本発明の実施形態にかかる撮像装置であり、本発明の実施形態にかかる撮像レンズと、該撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えている。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、撮像装置の実施形態では、本発明を車載用カメラに適用した例について図を示して説明したが、本発明はこの用途に限定されるものではなく、例えば、放送用カメラ、監視用カメラ、デジタルカメラ等にも適用可能であり、特にデジタルカメラの交換レンズに好適に使用可能である。

Claims (10)

  1. 物体側から順に、前群と、後群とから実質的に構成され、
    前記前群が、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと、負レンズと、負レンズと、正レンズとから実質的に構成され、
    前記後群が、物体側から順に、正レンズと、負レンズと、正レンズと、正レンズとから実質的に構成され、
    下記条件式(1)、(4)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    0.42<f/f2<1.0 … (1)
    −0.065<f/f1<0.10 … (4)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f1:前記前群の焦点距離
    f2:前記後群の焦点距離
  2. 下記条件式(1’)を満足することを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
    0.45<f/f2<1.0 … (1’)
  3. 下記条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1または2記載の撮像レンズ。
    0.3<|R6a/f|<1.6 … (2)
    ただし、
    R6a:前記後群の前記負レンズの物体側の面の曲率半径
  4. 前記前群と前記後群の間に絞りが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  5. 下記条件式(3)を満足することを特徴とする請求項4記載の撮像レンズ。
    1.0<Dab/f<5.1 … (3)
    ただし、
    Dab:前記前群の最も物体側のレンズ面から前記後群の最も物体側のレンズ面までの光軸上の距離
  6. 下記条件式(1’’)を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.5<f/f2<0.8 … (1’’)
  7. 下記条件式(2’)を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.8<|R6a/f|<1.5 … (2’)
    ただし、
    R6a:前記後群の前記負レンズの物体側の面の曲率半径
  8. 下記条件式(3’)を満足することを特徴とする請求項4記載の撮像レンズ。
    3.0<Dab/f<4.9 … (3’)
    ただし、
    Dab:前記前群の最も物体側のレンズ面から前記後群の最も物体側のレンズ面までの光軸上の距離
  9. 下記条件式(4’)を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −0.02<f/f1<0.02 … (4’
  10. 請求項1から9のいずれか1項記載の撮像レンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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