JP2018105955A - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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【課題】 遠方撮影に適した画角と高い結像性能を有し、かつ径方向の大型化を抑制した小型の撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。【解決手段】 物体側から順に、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けた第1レンズL1と、正の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、絞りStと、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、正の屈折力を有する第6レンズL6と、負の屈折力を有する第7レンズL7とからなり、下記条件式(1)を満足するものとする。−0.6<f4/f<−0.3 …(1)【選択図】図1

Description

本発明は、特に車載カメラに好適な撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
近年、車にカメラを搭載し、ドライバーの側方および/または後方等の死角領域の確認補助に用いたり、車両周辺の車、歩行者、および/または障害物等の画像認識に用いるようになってきている。
このような車両周辺の撮影用の車載カメラに使用可能な撮像レンズとしては、例えば下記特許文献1および2に記載のものが知られている。特許文献1および2では、7枚構成のレンズ系が開示されている。
特開2016−62021号公報 特願2015−92550号明細書
車載カメラでは、撮影距離に応じて広角、中間、または、望遠に特化したカメラを搭載し、画像認識の精度を向上させることが提案されている。このうち、望遠に特化したカメラは、主に車の前側遠方の監視に用いることが想定されており、全画角は40°以下で撮影距離は数100m(メートル)程度が想定されている。
このような前側遠方監視用の車載カメラは、一般的に車内天井のリアミラー後方に設置されるが、この空間は運転手の頭上前方視界に入り、物体の設置は運転手に圧迫感を与えるため、外径が小さく小型の撮像レンズとして、運転手に与える圧迫感を軽減させることが求められる。また、画像認識の精度を向上させるため、高い結像性能も求められる。
しかしながら、特許文献1、2の撮像レンズは、いずれも全画角が約70°以上と広く、遠方撮影時に被写体毎に撮像素子の画素数を十分に割り当てることができないため、画像認識精度が低下してしまうおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、遠方監視用の車載カメラに好適な撮像レンズにおいて、遠方撮影に適した画角と高い結像性能を有し、かつ径方向の大型化を抑制した小型の撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けた第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、絞りと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、負の屈折力を有する第7レンズとからなり、下記条件式(1)を満足することを特徴とする。
−0.6<f4/f<−0.3 …(1)
ただし、
f4:第4レンズの焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
なお、下記条件式(1−1)を満足することが好ましい。
−0.5<f4/f<−0.39 …(1−1)
本発明の撮像レンズにおいては、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
−2.9<f1/f<−1.7 …(2)
ただし、
f1:第1レンズの焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
また、下記条件式(3)を満足することが好ましい。
0.7<f2/f<1.3 …(3)
ただし、
f2:第2レンズの焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
また、下記条件式(4)を満足することが好ましい。
0.6<f123/f<0.8 …(4)
ただし、
f123:第1レンズと第2レンズと第3レンズの合成焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
また、下記条件式(5)を満足することが好ましい。
4.0<f4567/f<6.8 …(5)
ただし、
f4567:第4レンズと第5レンズと第6レンズと第7レンズの合成焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
また、下記条件式(6)を満足することが好ましい。
20<2ω<30 …(6)
ただし、
2ω:全画角、ただし単位は°
とする。
また、下記条件式(7)を満足することが好ましい。
1.0<TTL/f<2.0 …(7)
ただし、
TTL:第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離、ただしバックフォーカス分は空気換算長
f:全系の焦点距離
とする。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明の撮像レンズを備えたことを特徴とするものである。
なお、上記「〜からなる」とは、構成要素として挙げたもの以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやマスクやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、撮像素子、および/または手ぶれ補正機構等の機構部分等を含んでもよいことを意図するものである。
また、上記のレンズの面形状および屈折力の符号は、非球面が含まれている場合は近軸領域で考えるものとする。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けた第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、絞りと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、負の屈折力を有する第7レンズとからなり、下記条件式(1)を満足するものとしたため、遠方撮影に適した画角と高い結像性能を有し、かつ径方向の大型化を抑制した小型の撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することができる。
−0.6<f4/f<−0.3 …(1)
本発明の一実施形態にかかる撮像レンズ(実施例1と共通)のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例1の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例2の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例3の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例4の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例5の撮像レンズの各収差図 本発明の一実施形態にかかる撮像装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図である。図1に示す構成例は、後述の実施例1の撮像レンズの構成と共通である。図1は、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさおよび/または形状を表すものではなく、光軸Z上の絞りの位置を示すものである。また、軸上光束waおよび最大画角の光束wbも合わせて示している。
本実施形態の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けた第1レンズL1と、正の屈折力を有する第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、正の屈折力を有する第6レンズL6と、負の屈折力を有する第7レンズL7とから構成されている。
最も物体側の第1レンズL1を負レンズとすることによって、バックフォーカスの確保が容易となり、レンズ系の径方向の小型化が容易となる。また、第1レンズL1を物体側に凸面を向けたレンズとすることによって、ディストーションの補正が容易となる。
この第1レンズL1に続く正レンズとして正の屈折力を有する第2レンズL2および第3レンズL3を連続して配し、正の屈折力を分散させることによって、球面収差および非点収差の補正が容易となる。
開口絞りStの像側に隣接して配される第4レンズL4を負レンズとし、開口絞りStを通過後の光線を分離することによって、第5レンズL5から第7レンズL7での各収差の補正が容易となる。
この第4レンズL4に続く正レンズとして正の屈折力を有する第5レンズL5および第6レンズL6を連続して配し、正の屈折力を分散させることによって、球面収差および非点収差の補正が容易となる。
最も像側の第7レンズL7を負レンズとすることによって、像面Simに配される撮像素子への光線入射角特性(CRA:Chief Ray Angle)を適切に補正できるため、周辺光量の低下を防ぐことができる。
また、本実施形態の撮像レンズは、下記条件式(1)を満足するように構成されている。条件式(1)の上限以上とならないようにすることによって、特に周縁部の光束で高次収差を発生させることなく開口絞りStを通過後の光線を光軸から離れる方向に屈折させることができる。また屈折力を適切に抑えることによって、本実施形態の撮像レンズを車載カメラに搭載した場合に、車載特有の広い動作温度範囲(例えば、−40℃〜105℃程度)において屈折力の変動が過剰になるのを抑えることができるため、ピント位置の変動を抑えることができる。条件式(1)の下限以下とならないようにすることによって、開口絞りStを通過後の光線を強く分離することができるため、第5レンズL5から第7レンズL7での各収差の補正が容易となる。なお、下記条件式(1−1)を満足するものとすることによって、より良好な特性とすることができる。
−0.6<f4/f<−0.3 …(1)
−0.5<f4/f<−0.39 …(1−1)
ただし、
f4:第4レンズの焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
本発明の撮像レンズにおいては、下記条件式(2)を満足することが好ましい。条件式(2)の上限以上とならないようにすることによって、第1レンズL1の屈折力が強くなり過ぎるのを抑えることができるため、非点収差の補正が容易となる。条件式(2)の下限以下とならないようにすることによって、第1レンズL1の屈折力が弱くなり過ぎるのを抑えることができるため、バックフォーカスを確保することが容易になる。
−2.9<f1/f<−1.7 …(2)
ただし、
f1:第1レンズの焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
また、下記条件式(3)を満足することが好ましい。条件式(3)の上限以上とならないようにすることによって、第2レンズL2の屈折力が弱くなり過ぎるのを抑えることができるため、非点収差、球面収差およびディストーションの補正が容易となる。条件式(3)の下限以下とならないようにすることによって、第2レンズL2の屈折力が強くなり過ぎるのを抑えることができるため、第2レンズL2の偏心に対する誤差感度を抑えることが容易となる。
0.7<f2/f<1.3 …(3)
ただし、
f2:第2レンズの焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
また、下記条件式(4)を満足することが好ましい。条件式(4)の上限以上とならないようにすることによって、第1レンズL1から第3レンズL3の合成焦点距離が正の値で大きくなり過ぎるのを抑えることができるため、非点収差および球面収差を抑えることが容易となる。条件式(4)の下限以下とならないようにすることによって、第1レンズL1から第3レンズL3の合成焦点距離が正の値で小さくなり過ぎるのを抑えることができるため、広角化が容易となる。
0.6<f123/f<0.8 …(4)
ただし、
f123:第1レンズと第2レンズと第3レンズの合成焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
また、下記条件式(5)を満足することが好ましい。条件式(5)の上限以上とならないようにすることによって、第4レンズL4から第7レンズL7の合成焦点距離が正の値で大きくなり過ぎるのを抑えることができるため、球面収差、非点収差、もしくは倍率の色収差の補正が容易となる。条件式(5)の下限以下とならないようにすることによって、第4レンズL4から第7レンズL7の合成焦点距離が正の値で小さくなり過ぎるのを抑えることができるため、広角化が容易となるか、軸上の色収差の補正が容易となる。
4.0<f4567/f<6.8 …(5)
ただし、
f4567:第4レンズと第5レンズと第6レンズと第7レンズの合成焦点距離
f:全系の焦点距離
とする。
また、下記条件式(6)を満足することが好ましい。条件式(6)の上限以上とならないようにすることによって、遠方撮影時に被写体毎に撮像素子の画素数を十分に割り当てることができるため、画像認識精度を向上できる。条件式(6)の下限以下とならないようにすることによって、遠方撮影時に適切な撮影範囲を確保することができる。
20<2ω<30 …(6)
ただし、
2ω:全画角、ただし単位は°
とする。
また、下記条件式(7)を満足することが好ましい。条件式(7)の上限以上とならないようにすることによって、レンズ径方向の小型化に加えて、全長も短くすることができるため、設置の自由度を上げることができる。条件式(7)の下限以下とならないようにすることによって、像面湾曲を抑えることができる。
1.0<TTL/f<2.0 …(7)
ただし、
TTL:第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離、ただしバックフォーカス分は空気換算長
f:全系の焦点距離
とする。
本撮像レンズが厳しい環境において使用される場合には、保護用の多層膜コートが施されることが好ましい。さらに、保護用コート以外にも、使用時のゴースト光低減等のための反射防止コートを施すようにしてもよい。
また、本撮像レンズを撮像装置に適用する際には、レンズ系と像面Simとの間にカバーガラス、プリズム、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタを配置することが好ましいため、図1では、これらを想定した平行平面板状の光学部材PP1およびPP2をレンズ系と像面Simとの間に配置した例を示している。なお、これらの各種フィルタをレンズ系と像面Simとの間に配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよいし、いずれかのレンズのレンズ面に各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
次に、本発明の撮像レンズの数値実施例について説明する。
まず、実施例1の撮像レンズについて説明する。実施例1の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図1に示す。なお、図1および後述の実施例2〜5に対応した図2〜5においては、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさおよび/または形状を表すものではなく、光軸Z上の絞りの位置を示すものである。
実施例1の撮像レンズの基本レンズデータを表1に、諸元に関するデータを表2に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2〜5についても基本的に同様である。
表1のレンズデータにおいて、面番号の欄には最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加する面番号を示し、曲率半径の欄には各面の曲率半径を示し、面間隔の欄には各面とその次の面との光軸Z上の間隔を示す。また、nの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm(ナノメートル))に対する屈折率を示し、νの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。
ここで、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。基本レンズデータには、開口絞りStも含めて示している。開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号とともに(絞り)という語句を記載している。
表2の諸元に関するデータに、全系の焦点距離f´、FナンバーFNo.、全画角2ωの値、および条件式(7)におけるTTLの値を示す。
基本レンズデータおよび諸元に関するデータにおいて、角度の単位としては度を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることもできる。
実施例1の撮像レンズの各収差図を図6に示す。なお、図6中の左側から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、および倍率色収差を示す。これらの収差図は、物体距離を無限遠としたときの状態を示す。球面収差、非点収差、および歪曲収差を表す各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図にはd線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、およびF線(波長486.1nm)についての収差をそれぞれ実線、長破線、および短破線で示す。非点収差図にはサジタル方向およびタンジェンシャル方向の収差をそれぞれ実線および短破線で示す。倍率色収差図にはC線(波長656.3nm)およびF線(波長486.1nm)についての収差をそれぞれ長破線および短破線で示す。なお、球面収差図のFNo.はF値、その他の収差図のωは半画角を意味する。
上記の実施例1の説明で述べた各データの記号、意味、および記載方法は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるので、以下では重複説明を省略する。
次に、実施例2の撮像レンズについて説明する。実施例2の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図2に示す。また、実施例2の撮像レンズの基本レンズデータを表3に、諸元に関するデータを表4に、各収差図を図7に示す。
次に、実施例3の撮像レンズについて説明する。実施例3の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図3に示す。また、実施例3の撮像レンズの基本レンズデータを表5に、諸元に関するデータを表6に、各収差図を図8に示す。
次に、実施例4の撮像レンズについて説明する。実施例4の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図4に示す。また、実施例4の撮像レンズの基本レンズデータを表7に、諸元に関するデータを表8に、各収差図を図9に示す。
次に、実施例5の撮像レンズについて説明する。実施例5の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図5に示す。また、実施例5の撮像レンズの基本レンズデータを表9に、諸元に関するデータを表10に、各収差図を図10に示す。
実施例1〜5の撮像レンズの条件式(1)〜(7)に対応する値を表11に示す。なお、全実施例ともd線を基準波長としており、下記の表11に示す値はこの基準波長におけるものである。
以上のデータから、実施例1〜5の撮像レンズは全て、条件式(1)〜(7)を満たしており、遠方撮影に適した画角と高い結像性能を有し、かつ径方向の大型化を抑制した小型の撮像レンズであることが分かる。
次に、本発明の実施形態にかかる撮像装置について説明する。ここでは、本発明の撮像装置の一実施形態として車載カメラに適用した場合の例について説明する。図11に自動車に車載カメラを搭載した様子を示す。
図11において、自動車100は、ルームミラーの背面に取り付けられ、ドライバーの前側遠方を撮影するための車内カメラ101(撮像装置)を備えている。この車内カメラ101は、本発明の実施の形態による撮像レンズと、撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えている。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、およびアッベ数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、本発明の実施形態にかかる撮像装置は、車外撮影用の車載カメラとするのが特に好適であり、上記の車両前方撮影用の車載カメラに限らず、車両後方撮影用の車載カメラとしてもよい。また、車載カメラ以外にも、監視カメラとする等、種々の態様とすることができる。
100 自動車
101 車内カメラ
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
L7 第7レンズ
PP1、PP2 光学部材
Sim 像面
St 開口絞り
wa 軸上光束
wb 最大画角の光束
Z 光軸

Claims (9)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けた第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、絞りと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、負の屈折力を有する第7レンズとからなり、
    下記条件式(1)を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
    −0.6<f4/f<−0.3 …(1)
    ただし、
    f4:前記第4レンズの焦点距離
    f:全系の焦点距離
    とする。
  2. 下記条件式(2)を満足する
    請求項1記載の撮像レンズ。
    −2.9<f1/f<−1.7 …(2)
    ただし、
    f1:前記第1レンズの焦点距離
    とする。
  3. 下記条件式(3)を満足する
    請求項1または2記載の撮像レンズ。
    0.7<f2/f<1.3 …(3)
    ただし、
    f2:前記第2レンズの焦点距離
    とする。
  4. 下記条件式(4)を満足する
    請求項1から3のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.6<f123/f<0.8 …(4)
    ただし、
    f123:前記第1レンズと前記第2レンズと前記第3レンズの合成焦点距離
    とする。
  5. 下記条件式(5)を満足する
    請求項1から4のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    4.0<f4567/f<6.8 …(5)
    ただし、
    f4567:前記第4レンズと前記第5レンズと前記第6レンズと前記第7レンズの合成焦点距離
    とする。
  6. 下記条件式(6)を満足する
    請求項1から5のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    20<2ω<30 …(6)
    ただし、
    2ω:全画角、ただし単位は°
    とする。
  7. 下記条件式(7)を満足する
    請求項1から6のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    1.0<TTL/f<2.0 …(7)
    ただし、
    TTL:前記第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離、ただしバックフォーカス分は空気換算長
    とする。
  8. 下記条件式(1−1)を満足する
    請求項1記載の撮像レンズ。
    −0.5<f4/f<−0.39 …(1−1)
  9. 請求項1から8のいずれか1項記載の撮像レンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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