JP5723805B2 - 木質様樹脂成形体および木質様積層樹脂成形体 - Google Patents
木質様樹脂成形体および木質様積層樹脂成形体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5723805B2 JP5723805B2 JP2012037388A JP2012037388A JP5723805B2 JP 5723805 B2 JP5723805 B2 JP 5723805B2 JP 2012037388 A JP2012037388 A JP 2012037388A JP 2012037388 A JP2012037388 A JP 2012037388A JP 5723805 B2 JP5723805 B2 JP 5723805B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- wood
- resin
- molded body
- flame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
ABS樹脂をベース樹脂とする木質様樹脂成形体は、その特徴を生かして建築材料として有用なものであるが、可燃性であるが故に、テラス用のデッキ材やパイプ材などの一部の建築材料には使用できないという問題があった。
ここでいうプレートアウトとは、加熱成形加工の際に難燃剤等の添加物の一部、またはそれらが酸化・分解などで生成した生成物が、カレンダーロールやエンボシングロールまたは押出加工機のスクリューやダイ部分に付着する現象である。これを放置すると製品のスジ引き、表面荒れ、光沢低下および厚みムラなどが生じることにより商品価値が著しく損なわれてしまうものである。更に、このプレートアウトが発生したときは、その都度加工機の運転を停止して滞積した付着物を拭き取らねばならず、非常に生産効率を低下させるものとして、当業者はその回避に苦慮している。
更に、当該樹脂成形体に難燃剤を含む極く薄い化粧層を積層した場合には、製品自体の物性に影響を及ぼす恐れはなく、且つ、成形時も、その薄さにより成形体本体に比べて金型内で高い圧力がかかるので、難燃剤のプレートアウトが抑制され、耐候性を発揮することを確認した。
(A)アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂15〜30質量%、(B)塩化ビニル樹脂30〜40質量%、および(C)木粉40〜50質量%〔(A)、(B)および(C)の合計を100質量%とする〕を含んでなる木質様樹脂成形体の表面の一部に、重合体樹脂、(C)木粉、(E)難燃剤、および(F)光安定剤を主成分として含有してなる0.2〜2mm厚の化粧層が積層されている積層樹脂成形体からなることを特徴とする不燃性木質様難燃建築材であって、前記化粧層が、(A)アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂3〜10質量%、(C)木粉5〜20質量%、(D)アクリロニトリル・スチレン・アクリレート共重合体樹脂60〜84.9質量%、(E)難燃剤7〜9質量%、および(F)光安定剤0.1〜1質量%〔(A)、(C)、(D)、(E)、および(F)の合計を100質量%とする〕を含有してなる前記不燃性木質様難燃建築材が提供される。
本発明において使用するABS樹脂は、アクリロニトリル、ブタジエン、およびスチレンの共重合体であり、耐衝撃性、剛性、引っ張り強度及び光沢性に優れた樹脂である。その構造は、AS(アクリロニトリル・スチレン)樹脂などのマトリックスの中にポリブタジエンなどの弾性体が島状に分散した不均一の構造を持ち、正確には、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンの3つのモノマーの共重合体ではないと言われている。アクリロニトリルの含有量は一般に20〜35%であるが40%程度のものもある。ブタジエンは5〜30%程度である。上記三成分の一部を代え、光沢性、流動性、耐熱性などの特性を向上させた改良ABS樹脂も多数存在し、例えば、「テクノABS」(テクノポリマー社)、「UMGABS」(UMGABS社)、「デンカABS」(電気化学工業社)などが市販されている。本発明においては、これらABS樹脂の中から、目的に応じて選択して使用することができる。
即ち、樹脂成形体が自消性を発現するためには、その構成を、(A)ABS樹脂15〜45質量%、(B)塩化ビニル樹脂20〜40質量%、および(C)木粉30〜50質量%〔(A)、(B)および(C)の合計を100質量%とする〕とすることが必須である。この配合比で構成した場合、その成形体は、荷重たわみ温度が85℃以上であり、JIS K6911 5.24Aに準拠した耐燃性試験において、燃焼時間が180秒以内であり、且つ、燃焼距離が100mm以下を達成し得る。
上記構成を満たさない限り。上記耐燃性を発現しない。更に、(A)ABS樹脂が15質量%未満であると荷重たわみ温度が低くなり、高温時のたわみが大きくなる。45質量%を超えると自消性の効果が得られなくなる。(B)PVC樹脂が20質量%未満では自消性の効果が得られなく、40質量%を超えると荷重たわみ温度が低くなる。(C)木粉30質量%未満の場合は製品の剛性及び木質感が得られなく、50質量%を超えると吸水性が高くなり寸法変化が大きくなり、しかも成型時の流動特性が悪くなる。
上記化粧層は、(A)ABS樹脂2〜10質量%、(C)木粉5〜20質量%、(D)ASA樹脂55〜90質量%、(E)難燃剤7〜15質量%、および(F)光安定剤0.1〜2質量%〔(A)、(C)、(D)、(E)、および(F)の合計を100質量%とする〕を含有してなる樹脂層であって、基体の樹脂成形体と併せて、木質様の外観、耐燃性を有し、しかも耐候性を付与する層である。
ABS樹脂をこの範囲で含有させることにより、基材の樹脂成形体との密着性が良好で、しかも木材と類似した退色変化を発現する。2質量%未満では密着性が悪く退色変化が見られない。10質量%を超えると耐候性が悪くなる。木粉は、この範囲で含有させることにより、化粧層の成形特性や基体である樹脂成形体との密着性を維持しつつ、木質様の外観を発現することができる。
当該化粧層の厚みは、0.2〜2mmであることが好適である。0.2mm未満であると化粧層を設けた目的が達成されず、2mmを超えると自消性の効果が得られなくなる。
当該成型用組成物は、射出成型、真空成型、カレンダー成型、圧縮成型、特に生産性や複雑な断面形状の成形体の容易製造性の観点から、押出成形法が好ましく採用され、目的に応じた所定の成型体とされる。その成型機や成型条件などは従来公知の中から任意に選択して決定すれば良い。樹脂成形体の表面に化粧層を設けた木質様積層樹脂成形体とするためには、共押出成形法が好適に採用される。
以下の実施例及び比較例で用いた各種成分と略号は、以下の通りである。
(A)ABS樹脂
A−1:クララスチックSR(日本A&L社製)、SP値=9.8
A−2:UMG ABS EX270(UMG ABS社製)、SP値=9.8
(B)塩化ビニル樹脂3
B−1:TH1000(大洋塩ビ社製);重合度1000、SP値=9.6
(C)木粉
C−1:40メッシュ、平均粒径160μmの木粉
C−2:20メッシュ、平均粒径220μmの木粉
(D)ASA樹脂
D−1:ダイヤラック E610(UMG ABS社製)
(E)難燃剤
E−1:臭素化ポリカーボネート(ハロゲン系有機難燃剤)
E−2:三酸化アンチモン(無機系難燃剤)
E−3:芳香族縮合リン酸エステル(リン系難燃剤)
(F)光安定剤
F−1:TINUVIN770 DF(BASF社製、ヒンダードアミン系光安定剤)
実施例及び比較例における荷重たわみ試験、耐燃性試験、吸放湿試験、密着性試験、並びにその評価は次の通りに行った。
[荷重たわみ試験]
・試験方法:JIS K7191−2007A法
・試験片形状:
各成形体から、長さ80mm×幅10mm×厚さ4mmの試験片を切り出した。
・測定器:
HC-PCヒートデストーションテスター(安田精機製)で以下の条件で測定した。
・試験条件:
フラットワイズでの試験において、支点間距離を64mm、試験片に加える曲げ応力を1.80MPa、1時間に120℃で昇温した。
[耐燃性試験]
・試験方法:
JIS A5721−1995「プラスチックデッキ」
試験項目・・・5.6耐燃性試験(JIS K6911 5.24A法)
・試験片形状:
各成形体から、150mm×10mm×4mmの試験片を切り出した。
・試験手順:
1)試験片に、端から25mmおよび100mmの所に標線を付した。
2)試験片を長さ方向に水平に、幅方向は水平に対して45°の角度に保持する。
注)化粧層を有する場合は、化粧層側を下向きとした。
3)試験片の下端に青色炎の先端を30°の角度に保持して30秒間接触し、炎を取り去ると同時に燃焼時間の計測を開始する。
・試験数:n=3
・試験環境:温度25℃、湿度45%
・判定基準:
可燃性「×」:180秒以上、炎が消えない
自消性「〇」:180秒以内に炎が消え、燃焼距離が25mm以上、100mm以下
不燃性「◎」:180秒以内に炎が消え、燃焼距離が25mm以下
[吸放湿試験]
・試験片形状:
各成形体から、長さ300mm×幅140mm×厚さ27mmの試験片を切り出した。
・試験手順:
1)試験片を、80°の恒温器に72時間入れ、乾燥させた。
2)40℃、40%の恒温恒室器に3時間入れ、長さの数値を測定し、初期値とした。
3)恒温恒室器を40℃、90%に設定し、2)の試験片を入れ30日放置後、長さの数値を測定し、初期値と比較して寸法変化率を算出した。
・算出式:
寸法変化率(%)={(30日放置後の測定値−初期値)/初期値}×100
[密着性試験]
・試験片形状:
各成形体から、長さ300mm×幅140mm×厚さ27mmの試験片を切り出した。
・試験手順:
1)試験片を、80°の恒温器に72時間入れ、乾燥させた。
2)40℃、40%の恒温恒室器に3時間入れ、初期表面状態を観察した。
3)恒温恒室器を40℃、90%に設定し、2)の試験片を入れ30日放置後、表面状態を観察した。
・判定基準:
「〇」:基体の樹脂成形体と化粧層との剥がれや膨れがない。
「×」:基体の樹脂成形体と化粧層との剥がれ或いは膨れがみられた。
表1に示す処方に従って、(A)ABS樹脂、(B)PVC樹脂、および(C)木粉の混合物を押出機に投入し、150〜230℃の成形温度で溶融混練して押出し、長さ300mm×幅50mm×厚さ50mm,肉厚5.5mmの中空の角材の木質様樹脂成形体を作製した。参考例においては、ポリエチレン40質量%と木粉(C−1)60質量%とを用いて同様に成形体を作製した。
得られた樹脂成形体から、前記試験用の試験片を各々切り出し、各物性測定を実施した。その結果を、合わせて表1に示す。
木質様樹脂成形体の組成は実施例1の処方に従った。当該組成の樹脂組成物を第一の押出機に供給し、第二の押出機に、表2に示す処方の化粧層用組成物を供給し、150〜230℃の成形温度の条件で、積層状態で共押出しした。成形体は長さ300mm×幅50mm×厚さ50mm,肉厚5.5mmの中空の角材であり、化粧層は成形体の全周面に亘って積層され、その厚みは1.0mmであった。
得られた化粧層を有する樹脂成形体から、前記試験用の試験片を各々切り出し、各物性測定を実施した。その結果を、合わせて表2に示す。
Claims (3)
- (A)アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂15〜45質量%、(B)塩化ビニル樹脂20〜40質量%、および(C)木粉30〜50質量%〔(A)、(B)および(C)の合計を100質量%とする〕を含んでなる木質様樹脂成形体の表面の一部に、重合体樹脂、(C)木粉、(E)難燃剤、および(F)光安定剤を主成分として含有してなる0.2〜2mm厚の化粧層が積層されている積層樹脂成形体からなることを特徴とする自消性木質様難燃建築材であって、
前記化粧層が、(A)アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂3〜10質量%、(C)木粉5〜20質量%、(D)アクリロニトリル・スチレン・アクリレート共重合体樹脂60〜84.9質量%、(E)難燃剤7〜9質量%、および(F)光安定剤0.1〜1質量%〔(A)、(C)、(D)、(E)、および(F)の合計を100質量%とする〕を含有してなる前記自消性木質様難燃建築材。 - (A)アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂15〜30質量%、(B)塩化ビニル樹脂30〜40質量%、および(C)木粉40〜50質量%〔(A)、(B)および(C)の合計を100質量%とする〕を含んでなる木質様樹脂成形体の表面の一部に、重合体樹脂、(C)木粉、(E)難燃剤、および(F)光安定剤を主成分として含有してなる0.2〜2mm厚の化粧層が積層されている積層樹脂成形体からなることを特徴とする不燃性木質様難燃建築材であって、
前記化粧層が、(A)アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂3〜10質量%、(C)木粉5〜20質量%、(D)アクリロニトリル・スチレン・アクリレート共重合体樹脂60〜84.9質量%、(E)難燃剤7〜9質量%、および(F)光安定剤0.1〜1質量%〔(A)、(C)、(D)、(E)、および(F)の合計を100質量%とする〕を含有してなる前記不燃性木質様難燃建築材。 - 難燃剤が、ハロゲン系有機難燃剤または無機系難燃剤であり、光安定剤がヒンダードアミン系光安定剤であることを特徴とする請求項1または2に記載の木質様難燃建築材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012037388A JP5723805B2 (ja) | 2012-02-23 | 2012-02-23 | 木質様樹脂成形体および木質様積層樹脂成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012037388A JP5723805B2 (ja) | 2012-02-23 | 2012-02-23 | 木質様樹脂成形体および木質様積層樹脂成形体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015065538A Division JP2015171818A (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | 木質様難燃建築材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013173808A JP2013173808A (ja) | 2013-09-05 |
JP5723805B2 true JP5723805B2 (ja) | 2015-05-27 |
Family
ID=49267019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012037388A Active JP5723805B2 (ja) | 2012-02-23 | 2012-02-23 | 木質様樹脂成形体および木質様積層樹脂成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5723805B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6087263B2 (ja) * | 2013-11-28 | 2017-03-01 | フクビ化学工業株式会社 | マスターペレットおよび木質様樹脂成形体の製造方法 |
JP7461107B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2024-04-03 | Toppanホールディングス株式会社 | 表装材、表装材の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131447A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-13 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性木質材組成物 |
JPH01121347A (ja) * | 1987-11-05 | 1989-05-15 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 木質様成形体 |
-
2012
- 2012-02-23 JP JP2012037388A patent/JP5723805B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013173808A (ja) | 2013-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI494362B (zh) | 改良耐刮性之方法及相關產品與用途 | |
CA2630844C (en) | Use of a blend of phthalate plasticizers in poly(vinyl halide) compounds | |
JP6174910B2 (ja) | 塩化ビニル樹脂薄肉押出成形体および共押出積層体 | |
JP5583470B2 (ja) | ポリオレフィン樹脂フィルム | |
EP3862183A1 (en) | Floor tile with a bio-based plasticizer | |
KR102015692B1 (ko) | 폴리염화비닐 수지와 아크릴계 수지의 혼합수지 조성물로 제조된 실내 내장재용 보드 | |
US20070260006A1 (en) | Rigid polyvinyl chloride polymer compositions having improved impact properties | |
JP5723805B2 (ja) | 木質様樹脂成形体および木質様積層樹脂成形体 | |
JP2015171818A (ja) | 木質様難燃建築材 | |
TW201842034A (zh) | 組成物、模塑製品及其應用 | |
CN111372991B (zh) | 阻燃聚(氯乙烯)复合物 | |
CN111601848B (zh) | 极性聚合物与多元醇聚酯和多羟基烷烃的掺混物 | |
JP2014105284A (ja) | 樹脂成形体および樹脂積層体 | |
EP2837662B1 (en) | Biodegradable resin composition containing eco-friendly plasticizer, and biodegradable resin product using same | |
JP4430202B2 (ja) | 木目模様を有するポリオレフィン系樹脂成形品の製造方法 | |
JP5120865B2 (ja) | 永久帯電防止樹脂組成物、透明シートおよび透明永久帯電防止シート | |
JP6087263B2 (ja) | マスターペレットおよび木質様樹脂成形体の製造方法 | |
KR102056707B1 (ko) | 폴리염화비닐계 피복재료 조성물 및 이를 사용한 전선 및 케이블 | |
JP6498954B2 (ja) | 塩化ビニル系樹脂組成物 | |
JP2002046224A (ja) | 複合成形体 | |
JP6363531B2 (ja) | ポリカーボネート樹脂組成物 | |
JP6177063B2 (ja) | ブロー成形用樹脂組成物、ブロー成形体並びにその製造方法 | |
JP6534241B2 (ja) | セルロースアセテート組成物 | |
KR20220009723A (ko) | 열가소성 수지 조성물, 이의 제조방법 및 이로부터 제조된 성형품 | |
JP2016147951A (ja) | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140909 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150303 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150330 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5723805 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |