JP5721492B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
(画像形成モード)
本発明では、画像形成として黒単色モードおよびカラーモードを備える。カラーモードとしては、フルカラーの他、単色カラー(例えば黒以外に赤のみ)であっても良い。
先ず、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。図1は、黒単色モードおよびカラーモードを備える本実施形態の画像形成装置の概略構成を示す。また図6はカラーモード時を示す。
本実施形態の画像形成装置100は、4つの感光ドラムを有し、中間転写方式を用いたカラー電子写真画像形成装置である。
転写ローラの抵抗値が変動した場合に最適な転写電流を印加できるように、転写ローラに対して定電圧制御(ATVC制御)を実施する。ATVC制御により、感光ドラムの表層削れ、中間転写ベルト、転写ローラの抵抗変動等に起因する転写電圧不一致による画像不良を防止し、高画質のフルカラー画像を形成する画像形成装置が得られる。ATVC制御を実行するタイミングとして、装置の立ち上げ動作の行なわれる前多回転、画像形成前の前回転、連続通紙中の紙間、画像形成後の後回転、画像形成回数が所定の積算値に達した時などがある。本実施形態において、黒単色あるいはフルカラーの画像形成毎に画像形成回数を積算し、積算値が夫々第1の所定値、第2の所定値に達した場合にATVC制御を行なう。即ち、接離に関する後述する第1のモード(第1モード)において第1の転写部材(黒に対応)に印加する電圧を設定する第1のテストモードと、接離に関する後述する第2のモード(第2モード)において少なくとも第2の転写部材(カラーに対応)に印加する電圧を設定する第2のテストモードと、を実行手段で実行する。
タンデム型中間転写方式の画像形成装置では、感光ドラムは、中間転写ベルトと接触回転することで、一次転写圧、クリーニングブレード、中間転写ベルトとの摺擦等によって表面にキズ、削れを生じる。このため、フルカラーの画像形成頻度が少ないにもかかわらず、キズ、削れによりイエロー、マゼンタ、シアンの感光ドラムが短寿命化してしまう場合があった。黒単色モードの画像形成時に、使用していないイエロー、マゼンタ、シアンの感光ドラムと中間転写ベルトとが常時接触状態で回転していることは好ましくない。
本実施形態に係るカラー画像形成装置においては、黒以外の像担持体をベルト(中間転写ベルト)から離間させることで長寿命化を図ることができるよう、黒以外の像担持体とベルトとの接離に関する接離機構を備える。この接離機構は、接離モードとして第1モードと第2モードを備え、第1モードでは黒の像担持体をベルトに当接させたまま黒以外の像担持体をベルトから離間させる。また、第2モードでは黒以外の像担持体を黒の像担持体と共にベルト(中間転写ベルト)に当接させる。
接離機構30を示す図4において、スライダ31を図中左右方向へ移動させることで、一次転写ローラ53a、53b、53cが軸支される回動支持枠39に固定されたピン38がアーム37を介して上下方向に移動される。黒単色モードでは、図4(b)に示すように、カム32がバネ34に付勢されたスライダ31を図中右方向へ移動させて、アーム37に固定されたピン36を長溝36に沿って上昇させる。これにより、ピン37Gを中心にしてアーム37が右回りに回転して回動支持枠39に固定されたピン38を下降させる。
図6のカラーモードでは、第1像担持体(1a、1b、1c)を中間転写体51に当接させた状態で、トナー像(イエロー、マゼンタ、シアン)及びトナー像(ブラック)を中間転写体51へ転写する。
ATVC制御の実施頻度に関し、ATVC制御により設定された転写電流は、転写ローラの抵抗変動により、目標転写電流からのずれを生じてしまう。この原因としては、装置本体の昇温による変化、転写ローラの通電耐久による抵抗値上昇が挙げられる。そのため、転写ローラの抵抗値が変動した場合でも最適な転写電流を印加できるように、画像形成枚数の積算枚数が所定以上に達した場合に、次のジョブが入力された時に再度ATVC制御を実施するようにしている。
本実施形態と比較するために、従来の接離動作とATVC制御を図8に示す。ATVC枚数カウンタとして、黒単色モード、カラーモードにおいて、200枚積算された紙間、または次のジョブ開始時の前回転にATVC制御を実施する。図8に示すようにジョブ開始時の各モードの枚数積算カウンタは、黒単色モード、カラーモードともに150枚である。このとき一連のジョブとして黒単色モードのジョブ130枚と、カラーモードのジョブ70枚を実行する場合について述べる。
次に、本実施形態のATVC制御と接離の動作タイミングについて図7と図9を用いて説明する。図7は本実施形態のフローを示すものであり、図9は本実施形態の動作タイミングを示すものである。ATVC制御を実行する積算枚数、ジョブ開始時の各モードのATVC枚数積算カウンタ、入力されたジョブは前述の比較例と同様とする。
ジョブ中に黒単色モードの積算値(即ち、黒単色画像での画像形成(第1の画像形成)の数と、ジョブの開始時の黒単色画像の積算値との和)が一度のみATVC制御を実行する枚数となる場合、即ち黒単色モードの積算値がATVC制御を実行する枚数である所定値(200枚)の2倍より小さい枚数である場合、上述した第2モードでATVC制御する。
(カラーモード次に黒単色モード更にカラーモードの場合のATVC制御を含む接離に関する第2モード)
本実施形態で、第1の実施形態における画像形成装置の全体構成及び動作、ATVC制御、接離機構および接離に関する第1モード、第2モード、および、ATVC制御におけるモード別の枚数積算カウンタの所定値は第1の実施形態と同様である。第1の実施形態では、黒単色モードにおいて、ATVC制御の実行時に接離に関する第2モードにしてATVC制御を実行することを特徴とした。一方、本実施形態では、一連のジョブとしてカラーモードの後に、黒単色モードを開始する際に、離間動作を行なわずに接離に関する第2モードを維持する。そして、接離に関する第2モードにて、ATVC制御を実行すると共に、カラーモード、黒単色モード、カラーモードの順に画像形成を継続する。
従来の制御例について説明する。図11に示すように、入力された一連のジョブは、カラーモード30枚、黒単色モード100枚、カラーモード50枚である。まず、カラーモードで画像形成を行なうために、中間転写ベルトと1次転写ローラの当接動作が行なわれる(接離に関する第2モード)。カラーモードによる30枚の画像形成終了後のATVC枚数積算カウンタは、黒単色モードが150枚、カラーモードが180枚(ATVC制御を行なう所定値である200枚より少ない枚数)になった。
次に、本実施形態における制御動作について図10、図12により述べる。図10は本実施形態のフローを示すものであり、図12は本実施形態を示すものである。本実施形態のATVC制御と中間転写ベルトの接離動作タイミングについて説明する。ATVC制御を実行する積算枚数、ジョブ開始時の各モードのATVC枚数積算カウンタ、入力されたジョブは前述の比較例と同様とする。中間転写ベルトと1次転写ローラの当接動作により第2モードに切り替えた後、カラーモードで30枚のジョブを行なう。
(黒単色モードの積算値がATVC制御をかける所定値の2倍以上となる場合)
黒単色モードの積算値(即ち、黒単色画像での画像形成(第2の画像形成)の数と、ジョブの開始時の黒単色画像の積算値との和)がATVC制御をかける所定値の2倍以上となる場合には、黒単色モードのジョブで更にもう一度ATVC制御を実行する積算値に達することになる。この場合も上述した取り扱いと同様に、接離に関する第2モードでATVC制御を実行することもできるが、本実施形態では図10のフローに示すように、接離に関する第1モードのままATVC制御を実行する。
接離機構の接離に関する第1モードとして、黒以外の感光ドラムに対し一次転写ローラを離間させることで、これに連動するように中間転写ベルトのループ形状を変えて中間転写ベルトを感光ドラムから離間させたが、これに限るものではない。例えば、中間転写ベルトのループ形状を変えずに、中間転写ベルトと一次転写ローラを一体的に黒以外の感光ドラムに対し離間させるものであっても良い。
Claims (6)
- 夫々が回転可能であって黒に対応した画像を形成する第1の像担持体とカラーに対応した画像を形成する第2の像担持体と、
前記第1及び第2の像担持体に対向する移動可能な転写媒体と、
前記第1及び第2の像担持体に対して前記転写媒体を介して夫々対向し、前記像担持体に形成される画像を前記転写媒体に夫々転写する第1及び第2の転写部材と、
第1の像担持体に対し転写媒体を当接させ、第2の像担持体に対し前記転写媒体を離間させる第1のモードと、第1及び第2の像担持体に対し前記転写媒体を当接させる第2のモードと、を切換え可能な接離手段と、
前記第1のモードにおいて前記第1の転写部材に印加する電圧を設定する第1のテストモードであって、前回の第1のテストモードの実行からの黒単色画像の画像形成毎の積算値が第1の所定値に達した場合に実行される前記第1のテストモードと、前記第2のモードにおいて少なくとも前記第2の転写部材に印加する電圧を設定する第2のテストモードであって、前回の第2のテストモードの実行からのカラー画像の画像形成毎の積算値が第2の所定値に達した場合に実行される前記第2のテストモードと、を実行する実行手段と、
黒単色画像での第1の画像形成に続いてカラー画像での第2の画像形成を行うジョブにおける前記第1の画像形成の途中で黒単色画像の積算値が前記第1の所定値に達したとき、
次の第2画像形成の途中でカラー画像の積算値が前記第2の所定値に達する予定の場合には、前記接離手段により前記第2のモードに切換えて前記第2のテストモードを行い、前記第2のモードを維持した状態で残りの前記第1の画像形成と前記第2の画像形成とを行う制御部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1の画像形成の数と前記ジョブの開始時の黒単色画像の積算値との和は前記第1の所定値の2倍より小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 夫々が回転可能であって黒に対応した画像を形成する第1の像担持体とカラーに対応した画像を形成する第2の像担持体と、
前記第1及び第2の像担持体に対向する移動可能な転写媒体と、
前記第1及び第2の像担持体に対して前記転写媒体を介して夫々対向し、前記像担持体に形成される画像を前記転写媒体に夫々転写する第1及び第2の転写部材と、
第1の像担持体に対し転写媒体を当接させ、第2の像担持体に対し前記転写媒体を離間させる第1のモードと、第1及び第2の像担持体に対し前記転写媒体を当接させる第2のモードと、を切換え可能な接離手段と、
前記第1のモードにおいて前記第1の転写部材に印加する電圧を設定する第1のテストモードであって、前回の第1のテストモードの実行からの黒単色画像の画像形成毎の積算値が第1の所定値に達した場合に実行される前記第1のテストモードと、前記第2のモードにおいて少なくとも前記第2の転写部材に印加する電圧を設定する第2のテストモードであって、前回の第2のテストモードの実行からのカラー画像の画像形成毎の積算値が第2の所定値に達した場合に実行される前記第2のテストモードと、を実行する実行手段と、
カラー画像での第1の画像形成の次に、黒単色画像での第2の画像形成、更にその次にカラー画像での第3の画像形成を行うジョブにおける前記第1の画像形成が終わったとき、前記第2の画像形成の途中で黒単色画像の積算値が前記第1の所定値に達する予定であり、その後に第3の画像形成の途中でカラー画像の積算値が前記第2の所定値に達する予定の場合には、前記接離手段により前記第2のモードに維持して第2の画像形成を行い、第2画像形成の途中で黒単色画像の積算値が前記第1の所定値に達したときに前記接離手段により前記第2モードに維持したまま前記第2のテストモードを行い、第2モードを維持した状態で残りの前記第2の画像形成と次の前記第3の画像形成とを行う制御部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2の画像形成の数と前記ジョブの開始時の黒単色画像の積算値との和は前記第1の所定値の2倍より小さいことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記第2のモードでの前記第2の画像形成を、前記第1の像担持体に画像を形成せずに実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記第2のモードでの前記第3の画像形成を、前記第1の像担持体に画像を形成せずに実行することを特徴とする請求項3叉は4に記載の画像形成装置。
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