JP2013213998A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013213998A
JP2013213998A JP2012085037A JP2012085037A JP2013213998A JP 2013213998 A JP2013213998 A JP 2013213998A JP 2012085037 A JP2012085037 A JP 2012085037A JP 2012085037 A JP2012085037 A JP 2012085037A JP 2013213998 A JP2013213998 A JP 2013213998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image carrier
voltage
charging
photosensitive drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012085037A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Mochizuki
望月  淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012085037A priority Critical patent/JP2013213998A/ja
Publication of JP2013213998A publication Critical patent/JP2013213998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】像担持体に対するキャリア付着と搬送体に対するトナー付着の不都合を生じることなく、現像剤担持体及び像担持体の回転時間を節約して耐久寿命を延ばすことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成の終了後、感光ドラム1a上の帯電ローラ2aが帯電を停止した位置が現像位置へ達した後に、現像スリーブ42への現像電圧の印加を停止する。現像電圧の印加が停止される前に現像スリーブ42の回転を停止させ、感光ドラム1a上の現像スリーブ42への現像電圧の印加が停止された位置が一次転写部N1aを通過した後に感光ドラム1aから中間転写ベルト51を離間させ、直ちに感光ドラム1aを停止させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、中間転写体又は記録材搬送体が像担持体に対して接離可能に配置された画像形成装置、詳しくは像担持体の回転、帯電、現像に対する中間転写体又は記録材搬送体の接離時期を調整して現像装置及び像担持体の運転時間を削減する制御に関する。
像担持体に形成した静電像をトナーで現像したトナー像を搬送体(中間転写体又は記録材搬送体)を用いて記録材に転写し、トナー像が転写された記録材を定着装置で加熱加圧して画像を記録材に定着させる画像形成装置が広く用いられている。また、像担持体に対して搬送体を接離させる接離機構を備えた画像形成装置も実用化されている(特許文献1、2)。
特許文献1には、像担持体へのキャリア付着を回避するために像担持体上の帯電開始点が現像剤担持体の対向位置へ到達する前に現像剤担持体に現像電圧を印加すると、像担持体にトナー帯が現像されることが記載されている。そして、このようなトナー帯が中間転写体へ転写されることを阻止するために、一時的に中間転写体を像担持体から離間させている。
特許文献2には、フルカラー画像を形成する第一モードとモノクロ画像を形成する第二モードとを選択して実行可能な画像形成装置が示される。そして、第二モードでは、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像が形成される3個の像担持体から中間転写体を離間させて像担持体の摩耗を回避している。
特開2007−304152号公報 特開2010−134205号公報
現像剤担持体の回転時間、すなわち現像装置の運転時間を削減すると現像剤担持体の摩耗や現像剤の攪拌劣化が少なくなって、画像形成枚数で評価した現像装置の耐久寿命は長くなる。また、像担持体の回転時間が短いほど、像担持体の摩耗や劣化が少なくなって、画像形成枚数で評価した像担持体の耐久寿命は長くなる。
しかし、特許文献1、2では、現像剤担持体を起動した後に像担持体に対して中間転写体を当接させて画像形成を実行し、画像形成の終了後は、像担持体から中間転写体を離間させた後に現像剤担持体を停止させている。これは、後述するように、像担持体の回転、帯電、現像、転写の時期を調整して像担持体へのキャリア付着と中間転写体へのトナー付着とを回避する必要があるからである。このため、特許文献1、2では、現像剤担持体の回転時間もしくは像担持体の回転時間を短縮する余地が少ない。
本発明は、像担持体に対する中間転写体の接離時期を調整して、像担持体へのキャリア付着等の不都合を生じることなく、現像剤担持体及び像担持体の回転時間を短縮して耐久寿命を延ばすことができる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、回転可能な像担持体と、帯電電圧が印加され、前記像担持体を帯電位置で帯電する帯電手段と、現像電圧が印加され、前記像担持体に現像位置で二成分現像剤のトナーを付着させる回転可能な現像剤担持体と、前記像担持体に接離可能に配置され、前記像担持体に接触しているときに前記像担持体に付着したトナーを転写位置で搬送体へ転写する転写部材とを備えたものである。そして、画像形成終了の際、前記帯電電圧の印加を停止させたときに前記帯電位置にある前記像担持体上の位置が前記現像位置へ達するまでに前記現像剤担持体の回転を停止させ、前記帯電電圧の印加を停止させたときに前記帯電位置にある前記像担持体上の位置が前記現像位置に達した後に前記現像電圧の印加を停止し、前記現像電圧の印加が停止されたときに現像位置にある前記像担持体上の位置が前記転写位置を通過した後に前記像担持体と前記搬送体とを離間させ、前記像担持体の回転を停止させる制御手段を備える。
本発明の画像形成装置は、回転可能な像担持体と、帯電電圧が印加され、前記像担持体を帯電位置で帯電する帯電手段と、現像電圧が印加され、前記像担持体に現像位置で二成分現像剤のトナーを付着させる回転可能な現像剤担持体と、前記像担持体に接離可能に配置され、前記像担持体に接触しているときに前記像担持体に付着したトナーを転写位置で搬送体へ転写する転写部材とを備えたものである。そして、画像形成開始の際、前記像担持体の回転開始後に前記帯電電圧の印加を開始し、前記帯電電圧の印加を開始したときに前記帯電位置にある前記像担持体上の位置が前記現像位置へ達するまでに、前記像担持体と前記搬送体とが当接して回転している状態で前記現像電圧の印加を開始し、前記帯電電圧の印加を開始したときに前記帯電位置にある前記像担持体上の位置が前記現像位置に達した後に前記現像剤担持体の回転を開始させる制御手段を備える。
本発明の画像形成装置では、停止時、像担持体へのキャリア付着を防止するために、像担持体の帯電終了点が現像位置を通過した後に現像剤担持体への現像電圧の印加を停止するので、現像電圧が低下するまでに像担持体にトナー帯が現像される。そして、トナー帯が転写位置を通過する時点で像担持体と搬送体が当接しているため、トナー帯の少なくとも一部が搬送体へ移転する。そのため、像担持体上の帯電終了点が現像位置を通過する前に現像剤担持体の回転を停止させて像担持体へ現像されるトナー量を減らしている。
これにより、停止時において、像担持体へのキャリア付着を防止しつつ、搬送体へのトナー付着を軽減し、さらに現像剤担持体及び像担持体の回転時間が削減される。
したがって、像担持体に対する中間転写体の接離時期を調整して、像担持体に対するキャリア付着および搬送体へのトナー付着の不都合を抑制しつつ、現像剤担持体及び像担持体の耐久寿命を延ばすことができる。
本発明の画像形成装置では、起動時、像担持体へのキャリア付着を防止するために、像担持体の帯電開始点が現像位置へ来る前に現像剤担持体に現像電圧の印加を開始する。このため、現像電圧が立ち上がった後に帯電開始点が現像位置へ来るまでに像担持体にトナー帯が現像される。そして、トナー帯が転写位置を通過する際に既に像担持体と搬送体が当接しているため、トナー帯の少なくとも一部が搬送体へ移転する。そのため、像担持体上の帯電停止位置が対向位置へ達するまでは現像剤担持体の回転を停止させて像担持体へ現像されるトナー量を減らしている。
これにより、停止時において、像担持体へのキャリア付着を防止しつつ、搬送体へのトナー付着を軽減し、さらに現像剤担持体及び像担持体の回転時間が削減される。
画像形成装置の構成の説明図である。 画像形成部の構成の説明図である。 実施例1における接離機構の動作の説明図である。 画像形成装置の制御系のブロック図である。 比較例の画像形成制御のタイムチャートである。 実施例1の画像形成制御のタイムチャートである。 実施例2における現像装置の説明図である。 実施例3における接離機構の動作の説明図である。 実施例4における画像形成装置の構成の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、像担持体に対して中間転写体又は記録材搬送体を接離させる期間に現像装置が停止している限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、画像形成装置は、中間転写体又は記録材搬送体を用いる限りにおいて、フルカラー/モノクロ、1ドラム型/タンデム型、記録材搬送方式/中間転写方式、像担持体の種類、帯電方式、露光方式、転写方式、定着方式によらず実施できる。本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図2は画像形成部の構成の説明図である。図1はフルカラーモードにおける接離機構の動作の説明図でもある。
図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト51に沿って画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。画像形成部Saでは、感光ドラム1aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト51に転写される。画像形成部Sbでは、感光ドラム1bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト51に転写される。画像形成部Sc、Sdでは、感光ドラム1c、1dにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト51に転写される。
中間転写ベルト51に転写された四色のトナー像は、二次転写部N2へ搬送されて、記録材Pへ一括二次転写される。分離ローラ81は、ピックアップローラ82が記録材カセット80から引き出した記録材Pを、1枚ずつに分離して、レジストローラ83へ送り出す。レジストローラ83は、中間転写ベルト51のトナー像にタイミングを合わせて記録材Pを二次転写部N2へ送り込む。記録材Pは、二次転写部N2を搬送される過程で四色のトナー像を二次転写される。トナー像を転写された記録材Pは、定着装置7で加熱加圧を受けて画像を定着された後に、機体外へ排出される。
画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdは、現像装置4a、4b、4c、4dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、図2を参照して画像形成部Saについて説明し、他の画像形成部Sb、Sc、Sdについては、説明中、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの区別を示す符号末尾のaをb、c、dに読み替えて説明されるものとする。
図2に示すように、画像形成部Saは、感光ドラム1aを囲んで、帯電ローラ2a、露光装置3a、現像装置4a、一次転写ローラ53a、ドラムクリーニング装置6aを配置している。感光ドラム1aは、アルミニウム等の導電性基体11の外周に帯電極性が負極性の光導電層12を形成した円筒状の電子写真感光体である。感光ドラム1aは、画像形成装置本体によって支軸13を中心として回動自在に支持され、駆動手段(図示せず)に駆動されて、所定のプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電ローラ2aは、導電性の芯金21の外周に弾性層22と離型層23とを配置してローラ状に構成される。帯電ローラ2aは、両端部が軸受部材によって回転自在に支持されて感光ドラム1aの表面に所定の押圧力を持って圧接され、感光ドラム1aの回転に伴って、矢印R2方向に従動回転する。電源24は、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を帯電ローラ2aに印加して、感光ドラム1aの表面を一様な負極性の暗部電位VDに帯電する。
露光装置(レーザースキャナ)3aは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム1aの表面に画像の静電像を書き込む。露光装置3aは、画像情報に基づいてレーザー光をOFF/ONしながら感光ドラム1上を走査露光して、画像情報に応じた静電像を感光ドラム1上に形成する。
[現像装置]
現像容器41には、非磁性トナー粒子(トナー)と磁性キャリア粒子(キャリア)とを混合した二成分現像剤(現像剤)が充填されている。現像容器41は、現像室45と撹拌室46とに区画され、それぞれ配置されたスクリューによって現像剤が反対方向に搬送されて混合攪拌される。攪拌に伴って、トナーが負極性に、キャリアが正極性に帯電する。
現像容器41の感光ドラム1aに面した開口部に、円筒型の現像スリーブ42が回転自在に設置されている。現像スリーブ42内には、マグネットローラ43が、現像スリーブ42の回転に対して非回転に固定配置されている。マグネットローラ43が形成する磁界によって、現像剤が現像スリーブ42上に担持される。規制ブレード44は、現像スリーブ42上に担持された現像剤を規制して薄層化する。
現像スリーブ42上の現像剤の薄層は、現像スリーブ42の回転に伴って感光ドラム1aと対向した現像領域へ搬送される。現像スリーブ42上の現像剤は、現像領域に位置するマグネットローラ43の現像主極の磁気力によって穂立ちして磁気ブラシを形成する。現像スリーブ42上に磁気ブラシを形成して、磁気ブラシの先端側を感光ドラム1aに接触させる。現像剤の磁気ブラシが感光ドラム1aの周面を摺擦している状態で、電源48は、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を現像スリーブ42に印加する。感光ドラム1aと現像スリーブ42との間に形成される電界の作用によって、現像スリーブ42から感光ドラム1aへトナーが移転して静電像がトナー像に現像される。磁気ブラシを構成するキャリアに付着しているトナーが、感光ドラム1a上の静電像の露光部に付着して、トナー像が現像される。感光ドラム1aの帯電極性と同極性に帯電したトナーが、感光ドラム1a上の露光により電荷が減衰した部分に付着して静電像が反転現像される。
トナー補給装置47は、画像形成の1枚ごとに、画像形成で消費されただけのトナーを現像装置4aに補給して、現像装置4a内の現像剤のトナー重量比率(トナー濃度)を一定に保つ。
[一次転写ローラ]
一次転写ローラ53aは、芯金531の外周面に円筒状の弾性層532を配置して構成される。一次転写ローラ53aは、両端部がスプリングによって感光ドラム1に向けて付勢されているので、所定の押圧力で中間転写ベルト51を介して感光ドラム1aの表面に圧接される。一次転写ローラ53aは、中間転写ベルト51の内周面に接触して、中間転写ベルト51の移動に伴って回転する。感光ドラム1aと一次転写ローラ53aとの間には中間転写ベルト51が挟まれ、一次転写ローラ53と中間転写ベルト51の間に一次転写部N1aが形成される。
電源54は、一次転写ローラ53に、トナーの正規の帯電極性(負極性)とは逆極性(正極性)の直流電圧を印加する。一次転写ローラ53aと感光ドラム1aとの間には、感光ドラム1aから中間転写ベルト51に向けてトナーを移動させる方向の電界が形成される。
一次転写ローラ53は、外径8mmの芯金531と、厚さ4mmの導電性ウレタンスポンジ層532と、によって構成されている。一次転写ローラ53の電気抵抗値は、約10Ω(23℃/50%RH)であった。一次転写ローラ53の電気抵抗値は、500g重の荷重の下で接地された金属ローラに当接された一次転写ローラ53を50mm/secの周速で回転させ、芯金に500Vの電圧を印加して測定された電流値から求めた。
[ドラムクリーニング装置]
ドラムクリーニング装置6aは、クリーニングブレード61の先端を感光ドラム1aに当接させて、一次転写部N1aを通過した感光ドラム1aの表面に付着した転写残トナーを掻き落として回収する。クリーニングブレード61は、感光ドラム1aに対して、所定の角度、圧力で当接されている。
クリーニングブレード61が掻き落した転写残トナーは、ドラムクリーナハウジング63に落下し、搬送スクリュー62によってドラムクリーナハウジング63の一端部へ搬送されて、不図示の回収トナー容器に排出される。
[中間転写ベルト]
図1に示すように、中間転写ベルト51は、駆動ローラ52、テンションローラ55、対向ローラ56に掛け渡して支持され、駆動ローラ52によって駆動力が伝達されて、矢印R3方向に回転する。中間転写ベルト51の内周面において、感光ドラム1a、1b、1c、1dに対向する位置に、一次転写ローラ53a、53b、53c、53dが配置されて、一次転写ニップ部N1a、N1b、N1c、N1dを形成している。
中間転写ベルト51は、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)のような誘電体樹脂によって構成することができる。ここでは、中間転写ベルト51として、表面抵抗率1012Ω/□(JIS−K6911法準拠プローブを使用、印加電圧100V、印加時間60sec、23℃/50%RH)、厚み100μmのPI(ポリイミド)樹脂で形成されたものを用いた。しかし、これに限定されるものではなく、他の材料、体積抵抗率、及び厚みのものでも構わない。
二次転写ローラ57は、対向ローラ56に内側面を支持された中間転写ベルト51の外周面に当接して、二次転写ローラ57と中間転写ベルト51の間にトナー像の二次転写部N2を形成している。対向ローラ56は接地電位に接続され、二次転写ローラ57は、電源58に接続されている。電源58は、画像形成時に、トナーの正規の帯電極性(負極性)とは逆極性(正極性)の直流電圧を二次転写ローラ57に印加して、対向ローラ56と二次転写ローラ57との間に、トナーを記録材Pに向けて移動させる方向の電界を形成する。これにより、中間転写ベルト51上のトナー像は、記録材P上に二次転写される。
対向ローラ56は、外径18mmの芯金の外周面に厚さ2mmの導電性でソリッドのシリコーンゴム層を配置している。対向ローラ56の電気抵抗値は、一次転写ローラ53と同様の測定方法において、印加電圧が50Vの場合に、約10Ωであった。
二次転写ローラ57は、外径10mmの芯金の外周面に厚さ4mmの導電性のEPDMゴムのスポンジ層を配置している。二次転写ローラ57の電気抵抗値は、一次転写ローラ53と同様の測定方法において、印加電圧が2000Vの場合に、約10Ωであった。
[ベルトクリーニング装置]
中間転写ベルト51の回転方向における二次転写部N2の下流側に、ベルトクリーニング装置59が配置されている。ベルトクリーニング装置59は、ドラムクリーニング装置6aと同一に構成され、クリーニングブレード60を中間転写ベルト51に当接させて、二次転写部N2を通過した中間転写ベルト51の転写残トナー、紙粉等の付着物を除去、回収する。
定着装置7は、回転自在に配設された定着ローラ71に加圧ローラ72を圧接して記録材の加熱ニップを形成する。定着ローラ71の内部には、ハロゲンランプ等のヒータ73が配設されている。そして、ヒータ73へ供給する電圧等を制御することにより、定着ローラ71の表面の温度調節が行われている。記録材Pは、定着ローラ71と加圧ローラ72の間を通過する際に、表裏両面からほぼ一定の圧力、温度で加圧、加熱される。これにより、記録材Pの表面上の未定着トナー像は、溶融して記録材Pに定着されて、記録材P上にフルカラー画像が形成される。
[接離機構]
図3は実施例1における接離機構の動作の説明図である。図4は画像形成装置の制御系のブロック図である。
図3に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト51を、感光ドラム1a、1b、1cに対して当接及び離間させることが可能である。画像形成装置100は、フルカラーモードとブラック単色モードとを持ち、モードに応じて中間転写ベルト51を感光ドラム1a、1b、1cに対して接離させる。
図1に示すように、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdは、制御部120から指示を受けて画像形成を実行する。中間転写ベルト51の位置を規制するため、上流規制ローラ128が配置されており、上流規制ローラ128と駆動ローラ52に掛け渡される中間転写ベルト51の面は、感光ドラム1a、1b、1c、1dに接している。一次転写ローラ53a、53b、53c、及び上流規制ローラ128の回転軸の両端部は、着脱アーム127に支持されている。着脱アーム127は、揺動軸126を中心にして揺動可能である。着脱アーム127は、着脱モータ124によって駆動される揺動カム125の回転角度に応じて揺動端を昇降させて、感光ドラム1a、1b、1cに対する中間転写ベルト51の当接状態と離間状態とを切り替える。
[ブラック単色モード]
タンデム方式の画像形成装置では、白黒画像を出力する場合に、中間転写ベルトとの摺擦傷を発生させないために、黒以外のトナー像を形成するための感光ドラムも駆動する構成が多い。しかし、この構成では、画像形成に関係の無い感光ドラムまで、クリーニングブレードとの摺擦が生じて摩耗が進行して耐久寿命が短くなる。このため、モノクロ画像形成装置に比較して同じ画像形成を実行した場合のTCO(Total Cost of OwnerShip:使用者からみた全体の必要費用)が上がってしまう。
そこで、画像形成装置100では、白黒画像を出力する際には、カラー画像を出力するフルカラーモードを、白黒モードに切り替えて、黒以外のトナー像を形成するための感光ドラム1a、1b、1cを停止している。 即ち、白黒モードでは、黒のトナー像を形成するための感光ドラム1d以外の感光ドラム1a、1b、1cから中間転写ベルト51を離間させて回転を停止状態に保つ。
フルカラーモードでは、黒のトナー像を形成するための感光ドラム1dに加えて黒以外のトナー像を形成するための感光ドラム1a、1b、1cに対しても中間転写ベルト51を当接させる。
これにより、白黒画像を多く出力する使用者でも、黒以外のトナー像を形成するための感光ドラム1a、1b、1cの耐久寿命を長くして、フルカラー画像形成装置のランニングコストをモノクロ画像形成装置と等価にし、TCOを下げている。
図1に示すように、フルカラーモード時は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdのすべてが動作して画像を形成する。中間転写ベルト51は、感光ドラム1a、1b、1c、1dに接触して一次転写部N1a、N1b、N1c、N1dを形成して、4色のトナー像が中間転写ベルト51へ順次転写される。
図3に示すように、ブラック単色モード時は、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成部Sa、Sb、Scが停止して、ブラックの画像形成部Sdのみが動作して画像を形成する。ブラックの画像形成部Sdのみが動作することにより、ブラック単色のトナー像が形成される。中間転写ベルト51は、感光ドラム1dのみに接触して一次転写部N1dを形成し、ブラックの単色トナー像のみが中間転写ベルト51に転写される。
ブラック単色モード時、上流規制ローラ128は、中間転写ベルト51の位置を規制するため、図中の破線位置から図中の実線位置まで退避している。このとき、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成部Sa、Sb、Scは停止し、感光ドラム1a、1b、1cの消耗や、現像装置4a、4b、4c内の現像剤の劣化を抑制している。
図4に示すように、制御部120は、ROM121およびRAM122に記憶されているフルカラーモードの設定値とブラック単色モードの設定値を元に、モータドライバ123に対して必要な出力を指示する。モータドライバ123は、指示を受けて着脱モータ124を所定の回転回数だけ回転させることにより、感光ドラム1a、1b、1cに対して中間転写ベルト51を接離させる。
[キャリア付着]
図2に示すように、画像形成装置100は、帯電ローラ2aによって一様な暗部電位VD=−700Vに帯電した感光ドラム1aを露光して明部電位VL=−200Vに電位が低下した領域に、負極性に帯電したトナーを付着させてトナー像を現像する。
現像スリーブ42に印加される振動電圧の直流電圧Vdcは−500Vであるため、現像スリーブ42上のトナーは、現像スリーブ42の−500Vと感光ドラム1aの露光部−200Vとの電位差300Vによって感光ドラム1a側へ引き寄せられる。電位差300Vを現像コントラストVcontと呼ぶ。
感光ドラム1a上の露光されていない領域の暗部電位VD=−700Vと現像スリーブ42の−500Vの電位差=−200Vは、非画像部にかぶりトナーが形成されないための電位差となっている。電位差−200Vをかぶり取りコントラストVbackと呼ぶ。
そのため、かぶり取りコントラストVbackが小さくなり過ぎると、画像の白地部にトナーが現像されて画像品質が低下する。一方、かぶり取りコントラストVbackが大きくなり過ぎると、現像剤中のキャリア粒子が感光ドラム1a上に転移する現象(キャリア付着)が発生し易くなる。キャリアが感光ドラム1a上に転移すると、キャリアを中心とするトナー像の部分に丸い転写不良が発生して画像品質が低下することがある。
しかし、感光ドラム1aの表面の帯電開始位置に現像電圧の印加開始位置とを厳密に一致させるように、現像スリーブ42の現像電圧を立ち上げることは難しい。そこで、比較例1では、画像形成開始前、感光ドラム1aの表面の帯電開始位置が現像スリーブ42に達する前に現像スリーブ42の現像電圧を立ち上げている。また、画像形成終了後、感光ドラム1aの表面の帯電終了位置が現像スリーブ42を通過した後に現像スリーブ42の現像電圧を停止させている。いずれにおいても、かぶり取りコントラストVbackを小さく保って、現像スリーブ42から感光ドラム1aへキャリアが転移されにくい設定にしている。
<比較例>
図5は比較例の画像形成制御のタイムチャートである。図5に示される時刻t1〜t13は、以下のようなタイミングである。
t1:感光ドラムの回転開始
t2:現像電圧の印加開始及び中間転写ベルトの回転開始
t3:帯電電圧の印加開始及び現像スリーブの回転開始
t4:中間転写ベルトの当接
t5:一次転写ローラに対する転写電圧の印加開始
t6:露光開始
t7:露光終了
t8:一次転写ローラに対する転写電圧の印加停止
t9:中間転写ベルトの離間
t10:帯電電圧の印加停止及び現像スリーブの回転停止
t11:現像電圧の印加停止
t12:感光ドラムの回転停止
t13:中間転写ベルトの回転停止
図2を参照して図5に示すように、比較例1では、画像形成開始前、感光ドラム1aの表面の帯電開始位置が現像スリーブ42に達する前に現像スリーブ42の現像電圧を立ち上げている。また、画像形成終了後、感光ドラム1aの表面の帯電終了位置が現像スリーブ42を通過した後に現像スリーブ42の現像電圧を停止させている。いずれにおいても、かぶり取りコントラストVbackを小さく保って、現像スリーブ42から感光ドラム1aへキャリアが転移されにくい設定にしている。これにより、画像形成開始前及び画像形成終了後において、現像スリーブ42と感光ドラム1aとの間のかぶり取りコントラストVbackを小さく保って、感光ドラム1aにキャリアが転移されにくい設定にしている。
しかし、画像形成開始前及び画像形成終了後において、感光ドラム1aにキャリアが移転しない代わりにトナーが若干量現像されてしまう。そして、画像形成開始前及び画像形成終了後の感光ドラム1aに現像されたトナーは、中間転写ベルト51に転写されると、中間転写ベルト51に連れ回って二次転写ローラ57に付着してしまう。二次転写ローラ57に付着したトナーは、次回の画像形成時に記録材の裏面に付着して画像の裏面汚れを発生してしまう。
そのため、比較例では、感光ドラム1aと中間転写ベルト51とを離間させた状態で起動させ、画像形成開始前の感光ドラム1aに現像されたトナーが一次転写部N1aを通過した後に、感光ドラム1aに中間転写ベルト51を当接させている。また、画像形成終了後の感光ドラム1aに現像されたトナーが一次転写部N1aに到達する前に感光ドラム1aから中間転写ベルト51を離間させて、感光ドラム1aと中間転写ベルト51を停止させている。
比較例では、画像形成ジョブの開始時、現像スリーブ42に対する現像電圧の印加を開始したときに発生するかぶりトナーが、一次転写ニップ部N1aを通過してから感光ドラム1aに中間転写ベルト51を当接させる。現像電圧の印加を開始したときに発生するかぶりトナーは、ドラムクリーニング装置6aによって除去される。
比較例では、画像形成ジョブの停止時、現像スリーブ42に対する現像電圧の印加を停止したときに発生するかぶりトナーが、一次転写ニップ部N1aへ到達する前に感光ドラム1aから中間転写ベルト51を離間させる。現像電圧の印加を停止したときに発生するかぶりトナーは、ドラムクリーニング装置6aによって除去される。
一般的に、帯電ローラ2aに帯電電圧を印加した状態で感光ドラム1aの回転動作を続けるため、放電生成物が感光ドラム1aに生成される。感光ドラム1aの表面に放電生成物が堆積すると、クリーニングブレード61に作用する摩擦力が高くなる。感光ドラム1aとクリーニングブレード61の摩擦力が高まると、クリーニングブレード61のブレードエッジの接触状態が不安定になって、クリーニングブレード61が変形して、トナーすり抜けが発生する場合がある。
これを回避するため、比較例では、感光ドラム1aへの帯電印加時には、現像スリーブ42を回転させて、定常的に微量のかぶりトナーを供給している。感光ドラム1aの表面が帯電されている領域が現像スリーブ42に対向している間は、現像スリーブ42を回転させて、ごく微量のかぶりトナーが感光ドラム表面に供給されるようにしている。ごく微量のかぶりトナーを感光ドラム表面に供給するだけで、感光ドラム1aとクリーニングブレード61との摩擦力が劇的に低下して、トナーすり抜けを回避できる。しかし、感光ドラム1aの回転中を通じて現像スリーブ42を回転させ続けると、感光ドラム1aの回転時間が長くなると、それに伴って現像スリーブ42の回転時間も長くなって、現像装置4aにおける現像剤の劣化が促進されてしまう。
図5に示すように、時刻t1から時刻t12までの時間は感光ドラム1aの回転時間TDである。感光ドラム1aの摩耗を避けて寿命を長く確保するために、回転時間TDは、短いほうが望ましい。時刻t3から時刻t10までの時間は感光ドラム1aが回転しているうちの帯電電圧が印加されている帯電時間TVである。帯電時間TVは、感光ドラム1aの表面が放電を受けて、帯電物質の付着、ドラム表層の劣化(削れ易くなる)の原因となるため、短いほうが望ましい。時刻t3から時刻t10までの時間は、同時に、現像スリーブ42の回転時間TSである。回転時間TSが長いと、現像スリーブ42の摩耗が進行し、現像容器41内の現像剤の劣化が進むため、回転時間TSは短いほうが望ましい。
しかし、比較例では、帯電電圧の印加開始及び現像スリーブの回転開始(t3)から露光開始(t6)までの間に、中間転写ベルトの当接(t4)および一次転写ローラに対する転写電圧の印加開始(t5)が入る。このため、露光開始前の感光ドラム1a及び現像スリーブ42の回転時間が長くなる。比較例では、現像スリーブ42への現像電圧の印加開始時のかぶりトナーが一次転写部N1aを通過した後に、感光ドラム1aへ中間転写ベルト51を当接させる。このため、予め感光ドラム1aに中間転写ベルト51を当接させておいてから、現像スリーブ42に印加を開始して露光を開始する方式に比べ、帯電開始から露光開始までの感光ドラム1aの回転時間が長くなる。
また、比較例では、露光終了(t7)から帯電電圧の印加停止及び現像スリーブの回転停止(t10)までの間に、一次転写ローラに対する転写電圧の印加停止(t8)及び中間転写ベルトの離間(t9)の動作が入る。このため、露光終了後の感光ドラム1a及び現像スリーブ42の回転時間が長くなる。露光終了後に現像スリーブ42への現像電圧の印加を停止してから感光ドラム1aと中間転写ベルト51を離間する方式に比べて、画像形成終了後に感光ドラム1aの帯電を停止して感光ドラム1aの回転を停止させるまでの感光ドラム1aの回転時間が長くなる。
比較例では、中間転写ベルト51を感光ドラム1aから離間させて、画像形成開始前(t2)及び画像形成終了後(t11)に一時的に発生する帯トナー像が中間転写ベルト51に転写されるのを回避している。そのため、帯トナー像が二次転写ローラ57を汚すことがなく、帯トナー像による記録材の裏汚れを回避できる。
しかし、画像形成開始前(t2)及び画像形成終了後(t11)に一時的に発生する帯トナー像が二次転写ローラ57を汚すことを回避する方法は、中間転写ベルト51の離間には限られない。帯トナー像が一次転写部N1aを通過する際に一次転写ローラ53aに逆バイアスを印加して帯トナー像が中間転写ベルト51へ移転する量を減らすことができる。さらに、中間転写ベルト51上に転写された帯トナー像の一部が二次転写部N2を通過する際に、二次転写ローラ57に逆バイアスを印加すれば、二次転写ローラ57に転移するトナーの量を無視できるレベルまで低下させることが可能である。
そこで、実施例1では、現像スリーブ42の摩耗、現像剤の劣化、感光ドラム1aの摩耗の抑制を優先して、感光ドラム1aに中間転写ベルト51を当接させた後に現像スリーブ42に現像電圧を印加している。現像スリーブ42への現像電圧の印加を停止した後に感光ドラム1aから中間転写ベルト51を離間させている。
<実施例1>
図1に示すように、実施例1では、帯電手段の一例である帯電ローラ2aは、帯電電圧が印加され、回転可能な像担持体の一例である感光ドラム1aを帯電位置で帯電する。回転可能な現像剤担持体の一例である現像スリーブ42は、現像電圧が印加され、感光ドラム1aに現像位置で二成分現像剤のトナーを付着させる。転写部材の一例である一次転写ローラ53aは、感光ドラム1aに接離可能に配置され、感光ドラム1aに接触しているときに感光ドラム1aに付着したトナーを転写位置で搬送体の一例である中間転写ベルト51へ転写する。
搬送体の一例である中間転写ベルト5は、感光ドラム1aに対して接離可能に配置され、感光ドラム1aに当接した転写位置において感光ドラム1aから転写されたトナー像を搬送可能である。搬送体クリーニング装置の一例であるベルトクリーニング装置59は、搬送体上の一例である中間転写ベルト51上に付着したトナーを除去する。
制御手段の一例である制御部120は、画像形成開始の際、感光ドラム1aの回転開始後に帯電電圧の印加を開始する。制御部120は、帯電電圧の印加を開始したときに帯電位置にある感光ドラム1a上の位置が現像位置へ達するまでに、感光ドラム1aと中間転写ベルト51とが当接して回転している状態で現像電圧の印加を開始する。制御部120は、帯電電圧の印加を開始したときに帯電位置にある感光ドラム1a上の位置が現像位置に達した後に現像スリーブ42の回転を開始させる。
制御部120は、感光ドラム1aと中間転写ベルト51とが当接して回転している状態で現像スリーブ42に対する現像電圧の印加を開始する。制御部120は、像担持体上の帯電ローラ2aが帯電を開始した位置が対向位置を通過した後に現像スリーブ42の回転を開始させる。制御部120は、感光ドラム1aに中間転写ベルト51を当接させた後に感光ドラム1a及び中間転写ベルト51を回転開始させる。
制御手段の一例である制御部120は、画像形成終了の際、帯電電圧の印加を停止させたときに帯電位置にある感光ドラム1a上の位置が現像位置へ達するまでに現像スリーブ42の回転を停止させる。制御部120は、帯電電圧の印加を停止させたときに帯電位置にある感光ドラム1a上の位置が現像位置に達した後に現像電圧の印加を停止する。制御部120は、現像電圧の印加が停止されたときに現像位置にある感光ドラム1a上の位置が転写位置を通過した後に感光ドラム1aと中間転写ベルト51とを離間させ、その後、感光ドラム1aの回転を停止させる。
制御部120は、画像形成の終了後、像担持体上の帯電ローラ2aが帯電を停止した位置が対向位置へ達するまでに現像スリーブ42の回転を停止させる。制御部120は、現像スリーブ42に対する現像電圧の印加が停止された像担持体上の位置が転写位置を通過した後に中間転写ベルト51を離間させて直ちに感光ドラム1aの回転を停止させる。制御部120は、中間転写ベルト51上の感光ドラム1aが回転を停止した位置がベルトクリーニング装置59のクリーニング位置を通過した後に中間転写ベルト51の回転を停止させる。
制御部120は、モード切換機構の一例である着脱モータ124を作動させて着脱カム125を制御して、第一モードと第二モードとを切換え可能である。第一モードでは、原色トナー像が形成される複数の感光ドラム1a、1b、1cを中間転写ベルト51に当接させて画像形成を実行する。第二モードでは、感光ドラム1a、1b、1cを中間転写ベルト51から離間させて画像形成を実行する。
図1に示すように、実施例1では、現像スリーブ42の摩耗、現像剤の劣化、感光ドラム1aの摩耗を抑制するため、露光開始前回転および露光終了後回転の動作を短くして、感光ドラム1aおよび現像スリーブ42の回転時間を最小限にしている。そして、画像形成開始前(t2)及び画像形成終了後(t11)に一時的に発生する帯トナー像については、既知の二次転写ローラ57の逆バイアス印加等により回避している。現像電圧の印加の開始時と終了時とに形成される帯トナー像が二次転写ローラ57に転移することを、二次転写ローラ57に逆バイアスを印加して防いでいる。
しかし、二次転写ローラ57に転移しないで中間転写ベルト51に連れ回る帯トナー像は、最終的にベルトクリーニング装置59によって除去するまでに長い時間を要する。この間、感光ドラム1aを中間転写ベルト51に当接させて一緒に回転していると、現像スリーブ42の摩耗、現像剤の劣化、感光ドラム1aの摩耗が進行する。
そこで、実施例1では、現像電圧の印加の終了時に形成される帯トナー像が一次転写部N1aを通過後、直ちに感光ドラム1aから中間転写ベルト51を離間させ、同時に感光ドラム1aの回転を停止させている。現像スリーブ42及び感光ドラム1aの摩耗、現像剤の劣化を停止させた状態で、中間転写ベルト51に連れ回る帯トナー像をベルトクリーニング装置59によって除去し、それが終わった後に中間転写ベルト51の回転を停止させている。このようにして、感光ドラム1aおよび現像スリーブ42の回転時間を削減して、感光ドラム1aの摩耗および現像剤の劣化を抑制して、TCO(Total Cost of OwnerShip)を抑制している。
図6は実施例1の画像形成制御のタイムチャートである。図6に示される時刻t1〜t11は、以下のようなタイミングである。
T1:中間転写ベルトの当接
T2:感光ドラムの回転開始、中間転写ベルトの回転開始
T3:現像電圧の印加開始
T4:帯電電圧の印加開始、現像スリーブの回転開始、一次転写高電圧の印加開始
T5:露光開始(画像領域開始)
T6:露光終了(画像領域終了)
T7:帯電電圧の印加終了、現像スリーブの回転終了、一次転写高電圧の印加終了
T8:現像電圧の印加終了
T9:中間転写ベルトの離間
T10:感光ドラムの回転終了
T11:中間転写ベルトの回転終了
ここで、TCOへの影響が大きい項目を挙げると、
T2〜T10:感光ドラムの回転時間
T4〜T7:感光ドラムが回転しているうちの帯電電圧が印加されている時間
T4〜T7:現像スリーブの回転時間
図6に示すように、実施例1では、図5の比較例よりも、帯電電圧の印加開始および現像スリーブ42の回転開始(T4)から、露光開始(T5)までの時間が短い。露光終了(T6)から帯電電圧の印加終了及び現像スリーブ42の回転終了(T7)、までの時間も短い。このため、図5の比較例よりも、T2〜T10およびT4〜T7の時間が短く、その分、感光ドラム1aの摩耗や現像剤の劣化が抑制される。
実施例1では、中間転写ベルト51の離間(T9)後に速やかに感光ドラム1aの回転終了(T10)を行う。このため、感光ドラム1aと中間転写ベルト51を同時に回し続ける場合に比べて、感光ドラム1aの摩耗が抑制される。
実施例1では、感光ドラムの回転終了(T10)後、中間転写ベルト51上の画像のトナー像が二次転写部N2で記録材へ転写された後に中間転写ベルト51の回転を停止させる(T11)。T7〜T8間で発生する帯トナー像が二次転写部N2を通過してベルトクリーニング装置59によって除去されるまで中間転写ベルト51を回転させ続けて、中間転写ベルト51に帯トナー像が固着することを避けている。
したがって、実施例1では、中間転写ベルト51の回転時間(T2〜T11)は、図5に示す比較例における中間転写ベルト51の回転時間(t2〜t13)よりも長くなっている。しかし、中間転写ベルト51の寿命は、感光ドラム1aや現像剤に比べ、回転時間に依存する度合いが少ないため、問題とならない。
実施例1では、帯電電圧および現像電圧を変化させたときに発生する帯トナー像の一部が中間転写ベルト51に転写した後に中間転写ベルト51を感光ドラム1aから離間させて感光ドラム1aの回転を停止させる。その後に中間転写ベルト51の回転を停止させる。これにより、TCOへの影響が大きい、感光ドラム1aと現像スリーブ42の回転時間を抑制する。感光ドラム1aと現像スリーブ42の回転時間を低減して、感光ドラム1aの交換寿命を延ばすとともに、現像剤の劣化を抑制する。
画像形成装置100では、実施例1の動作は、フルカラーモードでの作像動作を終了して、ブラック単色モードに切り替わる際に、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成部を停止させる際にも適用している。
画像形成装置100では、一般的な使用形態として、ブラック単色の作像動作が多くなるので、ブラックの感光ドラム1dのみ高耐久の材質を用いることにより、他の色の感光ドラム1a、1b、1cの交換頻度と近づけている。具体的には、OPC感光体よりも耐摩耗性が高いアモルファスシリコン感光体を感光ドラム1dに採用した。
実施例1では、現像電圧の印加後に中間転写ベルト51を当接させる時間が除かれたため、図5に示すt3〜t6の時間1.5秒が、図6に示すT4〜T5の時間0.5秒に短縮された。また、現像電圧の停止前に中間転写ベルト51を離間させる時間が除かれたため、図5に示すt7〜t10の時間1.5秒が図6に示すT6〜T7の時間0.5秒に短縮された。
したがって、現像スリーブ42の回転時間は、図5に示すt3〜t10の時間4秒が図6に示すT4〜T7の時間2秒に短縮された。感光ドラム1aの回転時間は、図5に示すt1〜t12の時間6秒が図6に示すT2〜T10の時間4秒に短縮された。その結果、表1に示すように現像装置4aの耐久寿命が200%に改善された。
Figure 2013213998
なお、T3〜T4およびT7〜T8間で感光ドラム1aに現像される帯トナー像は、一次転写ローラ53aにトナーと同極性の電圧を印加しても(もしくは電圧を印加しなくても)少量が中間転写ベルト51上へ移転する。このため、実施例1では、帯トナー像が二次転写部N2を通過する際には、二次転写ローラ57にトナーと同極性の電圧を印加して(もしくは電圧を印加しないで)帯トナー像が二次転写ローラ57に転移することを防いでいる。
また、実施例1では、現像スリーブ42の回転開始と帯電電圧の印加開始と一次転写ローラ53aへの転写電圧の印加開始とを同一タイミング(T4)とした。しかし、現像スリーブ42の回転開始は、露光開始(T5)前であれば、帯電電圧の印加開始後でもかまわない。一次転写ローラ53aへの転写電圧の印加開始は、感光ドラム1a上の露光開始(T5)した位置が一次転写部N1aへ到達する前であれば、中間転写ベルト51の当接(T1)後の任意のタイミングを設定できる。
また、実施例1では、現像スリーブ42の回転終了と帯電電圧の印加停止と一次転写ローラ53aへの転写電圧の印加停止とを同一タイミング(T7)とした。しかし、現像スリーブ42の回転停止は、露光終了(T6)後であれば、帯電電圧の印加停止前でもかまわない。一次転写ローラ53aへの転写電圧の印加停止は、感光ドラム1a上の露光開始(T5)した位置が一次転写部N1aを通過した後であれば、中間転写ベルト51の離間(T9)前の任意のタイミングを設定できる。
また、実施例1における中間転写ベルト51の離間動作は、イエロー、マゼンタ、シアンの感光ドラム1a、1b、1cから一括で同時に離間する構成を示している。しかし、上流の色から順次離間する構成を用いると、より効果的に感光ドラムや現像装置の回転時間を短縮することができる。
また、二次転写部の構成についても二次転写ローラ57を中間転写ベルト51に当接させる構成には限定されず、記録材搬送ベルトを中間転写ベルト51に当接させる構成でも実施例1の制御を適用可能である。
<実施例2>
図7は実施例2における現像装置の説明図である。図3に示すように、実施例1では、感光ドラム1a、1b、1cから中間転写ベルト51を離間させることで、感光ドラム1a、1b、1c及び現像装置4a、4b、4cを早期に停止して摩耗等を回避できる。しかし、ブラックの感光ドラム1dは、中間転写ベルト51に当接したままであるため、感光ドラム1d及び現像装置4dについては摩耗等を回避できない。
そこで、実施例2では、ブラックの感光ドラム1dのみ高耐久の材質を用いることにより、他の色の感光ドラム1a、1b、1cの交換頻度と近づけている。また、ブラックの現像装置4dのみ、一成分現像剤を用いて非接触の現像を行うものとした。
なお、画像形成装置100では、一般的な使用形態として、ブラック単色の作像動作が多くなるので、ブラックの感光ドラム1dのみ高耐久の材質を用いることにより、他の色の感光ドラム1a、1b、1cの交換頻度と近づけている。
図7に示すように、現像装置4dは磁性トナーの一成分現像剤を現像スリーブ42に担持させて感光ドラム1aと対向する現像領域へ搬送する。電源48は、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を現像スリーブ42に印加して、現像スリーブ42と感光ドラム1aとの間で磁性トナーを往復移動させつつ現像スリーブ42から感光ドラム1aへ移転させるいわゆるジャンピング現像を行う。
現像装置4dは、キャリアを用いないので、感光ドラム1aにキャリア付着を生じることがない。また、現像スリーブ42に担持された磁性トナーは、感光ドラム1aと非接触であるため、現像スリーブ42を任意のタイミングで停止できる。
したがって、実施例2では、図6に示す露光終了(T7)位置が現像スリーブ42の対向位置を通過した後に、直ちに現像スリーブ42を停止している。それ以外の画像形成装置100の構成及び制御については、実施例1と同一であるため、重複する説明を省略する。
<実施例3>
図8は実施例3における接離機構の動作の説明図である。図3に示すように、実施例1では、感光ドラム1a、1b、1cから中間転写ベルト51を離間させることで、感光ドラム1a、1b、1c及び現像装置4a、4b、4cを早期に停止して摩耗等を回避できる。しかし、ブラックの感光ドラム1dは、中間転写ベルト51に当接したままであるため、感光ドラム1d及び現像装置4dについては摩耗等を回避できない。
そこで、実施例3では、ブラックの感光ドラム1dについても中間転写ベルト51から離間可能な構成を採用した。実施例3は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの感光ドラム1a、1b、1c、1dの一次転写部N1a、N1b、N1c、N1dがすべて離間可能な構成を採用した。実施例3は、それ以外の画像形成装置の構成は、図1、図3に示す実施例1と同一であり、図6に示す制御がブラックの画像形成部Sdでも実行される以外は、実施例1と同一の制御を実行する。このため、実施例1と重複する説明を省略して、実施例3の特徴的な動作のみ説明する。
図8に示すように、実施例3では、中間転写ベルト51は、感光ドラム1a、1b、1c、1dに対して接離可能である。実施例3の画像形成装置100Bでは、帯電電圧および現像電圧を変化させたときに感光ドラム1dに現像される帯トナー像を中間転写ベルト51に転写させた後に、中間転写ベルト51を感光ドラム1dから離間させ、ほぼ同時に感光ドラム1dの回転を停止させる。そして、中間転写ベルト51に連れ回る帯トナー像がベルトクリーニング装置59を通過した後に、中間転写ベルト51の回転を停止させる。これにより、とくにTCOへの影響が大きい、感光ドラム1dと現像装置4dの回転時間を抑制している。
<実施例4>
図9は実施例4における画像形成装置の構成の説明図である。本発明の画像形成装置は、中間転写方式には限らず、記録材搬送体を用いる画像形成装置でも実施できる。図9中、図1の画像形成装置と共通する構成には図1と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図9に示すように、画像形成装置100Cは、感光ドラム1a、1b、1cに対してベルト部材の一例である記録材搬送ベルト5cを当接状態にして回転開始させた後に、現像スリーブ(42)を回転させて画像形成を開始する。画像形成装置100は、画像形成の終了後、現像スリーブ(42)を停止させた後に感光ドラム1a、1b、1cから記録材搬送ベルト5cを離間させて直ちに感光ドラム1a、1b、1cを停止させる。
1a、1b、1c、1d 感光ドラム
2a、2b、2c、2d 帯電ローラ
3a、3b、3c、3d 露光装置
4a、4b、4c、4d 現像装置
6a、6b、6c、6d ドラムクリーニング装置
51 中間転写ベルト、52 駆動ローラ
53a、53b、53c、53d 一次転写ローラ
55 テンションローラ、56 対向ローラ、57 二次転写ローラ
59 ベルトクリーニング装置、60、61 クリーニングブレード
100 画像形成装置、120 制御部、124 着脱モータ
127 着脱アーム、125 着脱カム、126 揺動軸

Claims (5)

  1. 回転可能な像担持体と、
    帯電電圧が印加され、前記像担持体を帯電位置で帯電する帯電手段と、
    現像電圧が印加され、前記像担持体に現像位置で二成分現像剤のトナーを付着させる回転可能な現像剤担持体と、
    前記像担持体に接離可能に配置され、前記像担持体に接触しているときに前記像担持体に付着したトナーを転写位置で搬送体へ転写する転写部材と、を備えた画像形成装置において、
    画像形成終了の際、前記帯電電圧の印加を停止させたときに前記帯電位置にある前記像担持体上の位置が前記現像位置へ達するまでに前記現像剤担持体の回転を停止させ、前記帯電電圧の印加を停止させたときに前記帯電位置にある前記像担持体上の位置が前記現像位置に達した後に前記現像電圧の印加を停止し、前記現像電圧の印加が停止されたときに現像位置にある前記像担持体上の位置が前記転写位置を通過した後に前記像担持体と前記搬送体とを離間させ、前記像担持体の回転を停止させる制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送体に付着したトナーをクリーニング位置で除去する搬送体クリーニング装置を備え、
    前記制御手段は、前記現像電圧の印加が停止されたときの前記像担持体上の位置が前記転写位置に達したときに前記転写位置にある前記搬送体上の位置が前記クリーニング位置を通過した後に、前記搬送体の回転を停止させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 回転可能な像担持体と、
    帯電電圧が印加され、前記像担持体を帯電位置で帯電する帯電手段と、
    現像電圧が印加され、前記像担持体に現像位置で二成分現像剤のトナーを付着させる回転可能な現像剤担持体と、
    前記像担持体に接離可能に配置され、前記像担持体に接触しているときに前記像担持体に付着したトナーを転写位置で搬送体へ転写する転写部材と、を備えた画像形成装置において、
    画像形成開始の際、前記像担持体の回転開始後に前記帯電電圧の印加を開始し、前記帯電電圧の印加を開始したときに前記帯電位置にある前記像担持体上の位置が前記現像位置へ達するまでに、前記像担持体と前記搬送体とが当接して回転している状態で前記現像電圧の印加を開始し、前記帯電電圧の印加を開始したときに前記帯電位置にある前記像担持体上の位置が前記現像位置に達した後に前記現像剤担持体の回転を開始させる制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記像担持体と前記搬送体とを当接させた後に前記像担持体及び前記搬送体の回転を開始させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 原色トナー像が形成される複数の前記像担持体を前記搬送体に当接させて画像形成を実行する第一モードと、原色トナー像が形成される複数の前記像担持体を前記搬送体から離間させて画像形成を実行する第二モードとを切換えるモード切換機構を備え、
    前記制御手段は、前記モード切換機構を制御することで前記像担持体と前記搬送体とを接離させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2012085037A 2012-04-03 2012-04-03 画像形成装置 Pending JP2013213998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085037A JP2013213998A (ja) 2012-04-03 2012-04-03 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085037A JP2013213998A (ja) 2012-04-03 2012-04-03 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013213998A true JP2013213998A (ja) 2013-10-17

Family

ID=49587353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012085037A Pending JP2013213998A (ja) 2012-04-03 2012-04-03 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013213998A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065974A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2016191850A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2016206598A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 キヤノン株式会社 画像形成装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018094A (ja) * 1997-09-03 2005-01-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像位置ずれと画像濃度の検出方法、及びカラー画像形成装置
JP2007108363A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2007171752A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018094A (ja) * 1997-09-03 2005-01-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像位置ずれと画像濃度の検出方法、及びカラー画像形成装置
JP2007108363A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2007171752A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065974A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2016191850A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2016206598A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 キヤノン株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4966043B2 (ja) 画像形成装置
JP5358558B2 (ja) 画像形成装置
JP5094445B2 (ja) 画像形成装置
JP4885018B2 (ja) 画像形成装置
JP6468117B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび制御方法
JP2008268452A (ja) 画像形成装置
JP2013156446A (ja) 画像形成装置
JP2013213998A (ja) 画像形成装置
JP2017009913A (ja) 画像形成装置
JP5241305B2 (ja) 画像形成装置
JP2010134205A (ja) 画像形成装置
JP2016001249A (ja) 画像形成装置
JP4971775B2 (ja) 画像形成装置
US20190146366A1 (en) Image carrying member unit and image forming apparatus therewith
JP2013092734A (ja) 画像形成装置
JP2012123281A (ja) 画像形成装置
JP2018054652A (ja) 画像形成装置
JP2019008039A (ja) 画像形成装置、像担持体の研磨方法
JP5213753B2 (ja) 画像形成装置
JP3877272B2 (ja) 画像形成装置
US6807385B2 (en) Difference potential preventing image forming apparatus
JP4294714B2 (ja) 画像形成装置
JP6618365B2 (ja) 画像形成装置
US20190094743A1 (en) Charging apparatus and image forming apparatus
JP2023180142A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160712