JP2016191850A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016191850A
JP2016191850A JP2015072439A JP2015072439A JP2016191850A JP 2016191850 A JP2016191850 A JP 2016191850A JP 2015072439 A JP2015072439 A JP 2015072439A JP 2015072439 A JP2015072439 A JP 2015072439A JP 2016191850 A JP2016191850 A JP 2016191850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image carrier
contact
carrier
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015072439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6494372B2 (ja
Inventor
仁 谷口
Hitoshi Taniguchi
仁 谷口
良浩 三井
Yoshihiro Mitsui
良浩 三井
勇介 城田
Yusuke Shirota
勇介 城田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015072439A priority Critical patent/JP6494372B2/ja
Priority to US15/076,702 priority patent/US9804521B2/en
Publication of JP2016191850A publication Critical patent/JP2016191850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6494372B2 publication Critical patent/JP6494372B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0131Details of unit for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/0136Details of unit for transferring a pattern to a second base transfer member separable from recording member or vice versa, mode switching
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5008Driving control for rotary photosensitive medium, e.g. speed control, stop position control
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • G03G2215/0122Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt
    • G03G2215/0125Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted
    • G03G2215/0132Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted vertical medium transport path at the secondary transfer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/019Structural features of the multicolour image forming apparatus
    • G03G2215/0193Structural features of the multicolour image forming apparatus transfer member separable from recording member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】像担持体と、像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材との間で異音が発生することを低減する。
【解決手段】感光ドラム11の駆動が開始されてから画像形成が開始されるまでの間、又は、画像形成が終了してから感光ドラム11の駆動が停止するまでの間における、感光ドラムと中間転写ベルト31との位置関係が、プロセススピードが第1速のときに画像形成が行われる場合には離間状態とし、プロセススピードが第2速のときに画像形成が行われる場合には当接状態とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、ページプリンタ等の画像形成装置として電子写真方式を採用したものが知られている。電子写真方式では静電的な力を利用し、感光ドラム(像担持体)に形成したトナー像を紙等の記録材上に転写し、その後、定着器で加えられる熱と圧力により、トナー像を記録材上に溶融固着(定着)させることで、記録材に画像を形成する。
近年、電子写真方式の画像形成装置では、カラー対応、高速化等の高機能化が進み、これらの点に対応するため中間転写ベルトを有する電子写真プロセスのカラー画像形成装置が広く採用されている。
このような画像形成装置において、感光ドラムが常に中間転写ベルトに接触し続けた状態であると、感光ドラム表面が中間転写ベルトとの接触によって摩耗してしまうことが懸念されていた。
そこで、中間転写ベルトのクリーニング動作時や、モノクロ画像の画像形成時等に、中間転写ベルトのうち、画像形成動作を行わない感光ドラムに対向するベルト部分を離間させ、感光ドラムの摩耗を抑制する構成が提案されている(特許文献1)。
特開平10−207151号公報
しかしながら、上記のような離間機構を有する画像形成装置においては、例えば、感光ドラムの表面をクリーニングするクリーニング部材のゴムが硬くなる低温環境に長期間置かれたりした場合には、次のような課題が生じる可能性がある。
すなわち、感光ドラムと中間転写ベルトが離間した状態で、感光ドラムの駆動が開始されると、感光ドラムの周速によってはクリーニング部材がスティックスリップを引き起こして感光ドラムを叩いてしまい、異音が発生してしまうことが懸念される。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、像担持体と、像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材との間で異音が発生することを低減することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
現像剤像を担持する像担持体と、
前記像担持体に接触するように配置され、前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、
前記像担持体に対して接離可能に設けられ、前記像担持体に当接したときに前記像担持体との間で転写部を形成するベルト部材と、
前記ベルト部材と、前記像担持体との位置関係を、互いに当接する当接状態とするか又は、互いに離間する離間状態とする接離手段と、
を有し、
前記像担持体の周速が異なる複数のモードで画像形成を実行可能であり、前記像担持体の駆動が開始されてから画像形成が行われ、画像形成後に前記像担持体の駆動が停止され
る画像形成装置において、
前記像担持体の駆動が開始されてから画像形成が開始されるまでの間、又は、画像形成が終了してから前記像担持体の駆動が停止するまでの間における、前記像担持体と前記ベルト部材との位置関係が、
前記像担持体の周速が第1の周速のときに画像形成が行われる場合には前記離間状態となり、
前記像担持体の周速が前記第1の周速とは異なる第2の周速のときに画像形成が行われる場合には前記当接状態となるように、前記接離手段を制御する制御手段を備える
ことを特徴とする。
現像剤像を担持する像担持体と、
前記像担持体に接触するように配置され、前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、
前記像担持体に対して接離可能に設けられ、前記像担持体に当接したときに前記像担持体との間で転写部を形成する転写部材と、
前記転写部材と、前記像担持体との位置関係を、互いに当接する当接状態とするか又は、互いに離間する離間状態とする接離手段と、
を有し、
前記像担持体の周速が異なる複数のモードで画像形成を実行可能であり、前記像担持体の駆動が開始されてから画像形成が行われ、画像形成後に前記像担持体の駆動が停止される画像形成装置において、
前記像担持体の駆動が開始されてから画像形成が開始されるまでの間、又は、画像形成が終了してから前記像担持体の駆動が停止するまでの間における、前記像担持体と前記転写部材との位置関係が、
前記像担持体の周速が第1の周速のときに画像形成が行われる場合には前記離間状態となり、
前記像担持体の周速が前記第1の周速とは異なる第2の周速のときに画像形成が行われる場合には前記当接状態となるように、前記接離手段を制御する制御手段を備える
ことを特徴とする。
本発明によれば、像担持体と、像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材との間で異音が発生することを低減することが可能となる。
実施例1の画像形成装置全体の構成について説明するための概略断面図 実施例1にて駆動時間に対して感光ドラムの周速が変化する様子を示す図 感光ドラム、中間転写ベルト、1次転写ローラの位置関係を示す概略図 複数色モードに引き続き単色モードが行われる場合について説明する図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。本実施形態では、トナー像(現像剤像)の形成/転写に係る主要部を中心に説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
[実施例1]
(画像形成装置全体構成)
図1は、本実施例の画像形成装置全体の構成について説明するための概略断面図である。
図1に示すように、本実施例の画像形成装置100は、ベルト部材としての中間転写ベルト31の直線区間に4つの画像形成部PY、PM、PC、PKを配列したタンデム型フルカラー複写機である。4つの画像形成部は、中間転写ベルト31の回転(移動)方向に沿って、上流から下流に向かうにしたがい画像形成部PY、PM、PC、PKの順に並んで配置されている。
各画像形成部においては、トナー像(現像剤像)を担持する像担持体としての感光ドラム11と、1次転写部材としての1次転写ローラ35とが、中間転写ベルト31を介して、それぞれ対向するように複数配設されている。感光ドラム11と1次転写ローラ35とが中間転写ベルト31を介して当接することで、感光ドラム11と中間転写ベルト31の間には1次転写部T1が形成される。
1次転写ローラ35及び中間転写ベルト31と、感光ドラム11とは、当接、離間が可能(接離可能)に構成されている。本実施例では、感光ドラム11に対して1次転写ローラ35が離間することで、中間転写ベルト31も感光ドラム11から離間する。
画像形成部PYでは、感光ドラム11Yにイエロートナー像が形成され、感光ドラム11Y上のイエロートナー像は、1次転写部T1Yで中間転写ベルト31に1次転写される。画像形成部PMでは、感光ドラム11Mにマゼンダトナー像が形成され、感光ドラム11M上のマゼンダトナー像は、1次転写部T1Mで、中間転写ベルト31上のイエロートナー像に重ねて1次転写される。画像形成部PCでは、感光ドラム11Cにシアントナー像が形成され、感光ドラム11C上のシアントナー像は、1次転写部T1Cで、中間転写ベルト31上のイエロートナー像、マゼンダトナー像に重ねて1次転写される。画像形成部PKでは、感光ドラム11Kにブラックトナー像が形成され、感光ドラム11K上のブラックトナー像は、1次転写部T1Kで、中間転写ベルト31上のイエロートナー像、マゼンダトナー像、シアントナー像に重ねて1次転写される。
中間転写ベルト31に1次転写された4色のトナー像は、2次転写部T2へ搬送され、2次転写部T2で記録材Sに一括して2次転写される。このとき、記録材Sは、給送カセット21から1枚ずつ取り出されて、レジストローラ25によって2次転写部T2へ給送される。
2次転写部T2でトナー像が2次転写された記録材Sは、定着装置40で加熱、加圧され、記録材表面にトナー像が定着された後に、排出ローラ44により排出トレイ38へ排出される。
なお、分離装置23は、各種サイズの記録材Sを積載可能な給送カセット21からピックアップローラ22によって引き出された記録材Sを1枚ずつ分離して、レジストローラ25へ向かって送り出す。また、レジストローラ25は、停止状態で記録材Sを受け入れて待機させ、中間転写ベルト31上のトナー像にタイミングを合わせて記録材Sを挟持搬送し、記録材Sを2次転写部T2へ給送する。
ここで、中間転写ベルト31は、厚さ80μmのポリイミド樹脂で無端状に形成され、1次転写部T1で1次転写されたトナー像を担持して、記録材Sへの2次転写が行われる2次転写部T2へ搬送する。感光ドラム11の回転軸方向に関して、中間転写ベルト31における1次転写部T1の長さは250mmである。
中間転写ベルト31は、張架ローラ33、駆動ローラ32、及びバックアップローラ34に支持され、不図示のパルスモータに駆動されて、記録材の種類に応じて所定のプロセススピードで矢印R2方向に回転する。
本実施例の画像形成装置100では、プロセススピードが異なる2つのモードが設定さ
れ、この2つのモードを切り替えて画像形成を実行可能に構成されている。プロセススピードは、普通紙等の記録材に対応する200mm/sec(以下、第1速)か、厚紙等の記録材に対応する60mm/sec(以下、第2速)に設定される。ここで、プロセススピードは、感光ドラム11の周速と同じである。本実施例では、感光ドラム11の周速と中間転写ベルト31の周速も同じであるが、これに限定されない。
中間転写ベルト31を介して各1次転写ローラ35と各感光ドラム11が当接することでニップが形成され、各感光ドラム11と中間転写ベルト31との間に1次転写部T1が形成される。
各1次転写ローラ35は、イオン導電系の導電剤が分散され抵抗値が5×10Ωに調整されたウレタンスポンジの表層が、直径8mmの芯金に被されて外径16mmに形成され、硬度(Asker−C)は17〜23度に設定されている。
各1次転写ローラ35に、トナーの正規の帯電極性とは逆極性(本実施例では正極性)の直流電圧が印加されることで、各感光ドラム11上の所定の正規の極性(本実施例では負極性)に帯電したトナー像が中間転写ベルト31へ1次転写される。
2次転写部材としての2次転写ローラ36は、中間転写ベルト31を介してバックアップローラ34に圧接するように配置されている。このことで、中間転写ベルト31と2次転写ローラ36との間に2次転写部T2が形成される。2次転写部T2では、中間転写ベルト31上のトナー像に重なるように記録材Sが挟持搬送される。
中間転写ベルト31上の負極性に帯電したトナー像は、不図示の電源から2次転写ローラ36へ正極性の電圧が印加されることにより、記録材Sへ2次転写される。バックアップローラ34は、2次転写部T2の下流側で、中間転写ベルト31の循環経路を折り曲げて、中間転写ベルト31に付着した記録材Sを曲率分離させる。
ベルトクリーニング装置47は、2次転写部T2を通過して中間転写ベルト31に残留した転写残トナーを除去して次の1次転写に備える。
定着装置40においては、中心にサーモヒータが配置された加熱ローラ41に加圧ローラ42がバネ付勢により圧接されて、定着部T3が形成されている。
定着部T3では、2次転写部T2でトナー像が2次転写された記録材Sが挟持搬送され加熱加圧されることで、記録材Sの表面にトナー像が定着される。
次に、画像形成部PY、PM、PC、PKについて説明する。
各画像形成部の構成及び動作は、用いるトナー(現像剤)の色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下の説明において特に区別を要しない場合は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用に設けられた要素であることを表すために図1中符号に与えた添え字Y、M、C、Kは省略して総括的に説明する。
図1に示すように、画像形成部Pは、感光ドラム11の周囲に、帯電装置12、露光装置13、現像装置14、1次転写ローラ35、クリーニング装置16で構成されている。
また、本実施例では、図1に示すように、感光ドラム11、帯電装置12、現像装置14、クリーニング装置16とを一体化したものをプロセスカートリッジとして画像形成装置100の装置本体に着脱可能に構成している。ただし、これに限定されず、現像装置やクリーニング装置自体が画像形成装置の装置本体に対して着脱可能な構成でもよい。
感光ドラム11は、直径30mmのアルミニウム製のシリンダと、シリンダの外周面に形成された、帯電極性が負極性の感光層とで構成されている。本実施例では、シリンダは接地電位に接続されている。
感光ドラム11は、両端部をフランジによって回転自在に支持され、回転軸方向の一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力が伝達して、所定のプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電装置12は、感光ドラム11に圧接して従動回転する帯電ローラを用いて感光ドラム11の表面を所定の極性(本実施例では負極性)の電位に一様に帯電させる。このように、本実施例の帯電装置12は接触帯電方式であるため、感光ドラム11は、帯電ローラに印加される帯電電圧まで一様に帯電される。
帯電ローラの表層は、カーボンブラック等の導電剤が分散混入され抵抗値が10〜10Ωcmに調整された導電性ゴムを用いて1〜2mmの厚さに形成されている。帯電ローラは、表層の弾性を利用して隙間無く感光ドラム11に当接している。このことで、帯電ムラの発生が低減される。
露光装置13は、各色の分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザビームを多面体ミラーで走査して、帯電した感光ドラム11の表面に潜像(静電潜像)を書き込む。
現像装置14は、負極性に帯電したトナーを感光ドラム11に供給して、感光ドラム11上に形成された潜像の露光部分に付着させることにより、潜像を反転現像する。現像装置14では、トナーを薄層状態で担持した現像ローラ15が、感光ドラム11に対して従動方向に回転するように配設されている。
現像ローラ15は、芯金外周面上に導電性弾性層(基層)が固定されることで構成され、基層となる導電性弾性層においては、原料の主成分としてシリコーンゴムを用いたゴム成型体が形成されている。このゴム成型体の硬度(Asker−C)は、15〜70度の範囲に設定されている。さらに、この導電性弾性層の外周面には、導電性表面層(表層)が積層され、この導電性表面層はポリウレタンで形成されている。
クリーニング装置16は、1次転写部T1を通過して感光ドラム11の表面に残留した転写残トナーを除去するものである。
本実施例のクリーニング装置16は、カウンタブレード方式であり、クリーニング部材としてのクリーニングブレード16aが、感光ドラム11の回転方向に対してカウンタ方向で感光ドラム11に摺擦するように構成されている。クリーニングブレード16aは、ウレタンを主体とした厚さ3mmの弾性ブレードで、感光ドラム11に対して、線圧約40g/cmで押圧され、自由長は10mmである。
トナーは、乳化重合法により製造された非磁性一成分トナーであり、摩擦帯電によって負極性に帯電する性質を有する。また、トナーの体積平均粒径は6μmであり、外添剤として酸化ケイ素(シリカ)粒子と、これよりも導電性の高い導電性外添剤として酸化チタン粒子とを含むものである。
次に、各画像形成部における画像形成動作について説明する。
画像形成装置100は、待機状態から画像形成命令を受けると、各駆動装置の駆動、露光装置の立ち上げ、定着装置の立ち上げ、高圧印加シーケンスをスタートさせる。このとき、画像形成装置100の制御部(制御手段)から各駆動装置に駆動を開始するように指示する信号が発信されるが、本実施例では、この信号が発信された時点で、感光ドラム11の駆動が開始するものとする。
感光ドラム11、1次転写ローラ35、中間転写ベルト31等は、所定のプロセススピードでそれぞれ回転を始める。感光ドラム11はこの回転過程で、帯電装置12により負極性の電位に一様に帯電処理される。
次に、帯電した感光ドラム11の表面には、露光装置13からのレーザビームによって、画像情報に従った潜像が形成される。本実施例では、露光装置13が感光ドラム11にレーザビームを照射するタイミングを、画像形成開始とする。
現像装置14内のトナーは、負極性に帯電されて現像ローラに担持され、現像ローラには、負極性の電圧が供給される。
そして、感光ドラム11が回転して、感光ドラム11上に形成された潜像が現像ローラ
との対向部(現像部)に到達すると、潜像は負極性のトナーによって可視化され、感光ドラム11上には各画像形成部に対応する色のトナー像が形成される。
次いで、各画像形成部の1次転写ローラ35に、正極性の電圧が印加されることで、上述したように、中間転写ベルト31にY、M、C、Kの各色のトナー像が順次、1次転写され、中間転写ベルト31上にトナー像が形成される。
本実施例においては、この1次転写工程終了をもって、画像形成の終了とする。
1次転写工程後に感光ドラム11上に残留した転写残トナーは、クリーニング装置16によって除去され回収される。その後、2次転写部N2において、中間転写ベルト31上の4色のトナー像が、一括して記録材S上に2次転写される。2次転写工程終了後の記録材Sは、定着装置40へと搬送され、トナー像の定着処理を受けて、画像形成物(プリント、コピー)として排出トレイ38へと排出される。
2次転写工程終了後、感光ドラム11、1次転写ローラ35、中間転写ベルト31の駆動は停止される。このとき、画像形成装置100の制御部から、感光ドラム11、1次転写ローラ35、中間転写ベルト31を駆動する各駆動装置に、駆動を停止するように指示する信号が発信される。この信号は、例えば、2次転写工程が終了するタイミングで発信されるように予め設定されていてもよいし、2次転写部N2を通過した記録材を検知するセンサが設けられ、このセンサの検知結果に基づいて発信されるものであってもよい。
画像形成物が排出トレイ38に正常に排出されると、画像形成装置100は待機状態に戻る。
本実施例の画像形成装置100においては、上述のように、感光ドラム11の駆動が開始されてから画像形成が行われ、画像形成後に感光ドラム11の駆動が停止される。
次に、感光ドラム11、1次転写ローラ35、中間転写ベルト31の位置関係について説明する。
本実施例では、感光ドラム11と中間転写ベルト31との位置関係を、互いに当接する当接状態とするか、又は、互いに離間する離間状態とすることができ、この当接状態と離間状態を切り替え可能に構成されている。
本実施例の画像形成装置100においては、中間転写ベルト31を介して感光ドラム11に当接する方向、又は感光ドラム11から離れる方向に、1次転写ローラ35を移動可能とする駆動機構が設けられている。そして、この駆動機構により、1次転写ローラ35が感光ドラム11から離れる方向に移動することで、1次転写ローラ35と感光ドラム11の間で感光ドラム11に当接していた中間転写ベルト31も感光ドラム11から離れることとなる。ここで、1次転写ローラ35と、1次転写ローラ35を移動可能とする駆動機構は、接離手段に相当する。
駆動機構としては、周知の機構を適用することができ、例えば、1次転写ローラ35の芯金が、回転可能に軸受部材に支持され、この軸受部材が、画像形成装置100の枠体に移動可能に取り付けられるものであるとよい。そして、この軸受部材の移動が画像形成装置100の制御部により制御されるものであるとよい。
このように、本実施例では、1次転写ローラ35の移動が制御手段に制御されることで、中間転写ベルト31と感光ドラム11が当接する当接状態と、中間転写ベルト31が感光ドラム11から離間する離間状態とを切り替えることができるように構成されている。
また、本実施例においては、感光ドラム11の駆動開始前、感光ドラム11の駆動停止後において、感光ドラム11の摩耗を抑制するために、感光ドラム11に対して、1次転写ローラ35及び中間転写ベルト31を離間させている。
(本実施例の特徴)
本実施例の画像形成装置100では、記録材Sに画像形成が行われる際、プロセススピ
ードが第2速(60mm/sec)の場合には、次のような制御が行われることを特徴とする。すなわち、1次転写ローラ35と感光ドラム11において駆動開始より先に当接動作が行われ、中間転写ベルト31を介して1次転写ローラ35と感光ドラム11が当接した状態でそれぞれの駆動が開始されることを特徴とする。また、画像形成終了後には、中間転写ベルト31、1次転写ローラ35、感光ドラム11は、当接状態のままそれぞれの駆動が停止され、その後、1次転写ローラ35の離間動作が行われ、感光ドラム11と中間転写ベルト31が離間することを特徴とする。
このように本実施例では、プロセススピードが第1速のときと第2速のときとで、1次転写ローラ35と感光ドラム11における当接と離間のタイミングが異なるように制御されている。そして、第2速のときでは、感光ドラム11に対する1次転写ローラ35の当接動作又は離間動作が行われる際に、中間転写ベルト31、1次転写ローラ35、感光ドラム11の駆動がそれぞれ停止された状態にある。
ここで、プロセススピードが第1速(200mm/sec)の場合には、感光ドラム11の摩耗を抑制するために、画像形成時以外は、感光ドラム11に対して、1次転写ローラ35及び中間転写ベルト31を離間させている。
以下に、本実施例の効果を説明するために実験結果を示す。
まず、表1に判定基準として、クリーニングブレード16aのスティックスリップによって、クリーニングブレード16aと感光ドラム11との間で発生する異音のレベルを音感で以下のように規定する。
Figure 2016191850
そして、本実施例の効果について、比較例として、中間転写ベルトの駆動時と停止時には、中間転写ベルト及び1次転写ローラと、感光ドラムとが離間状態となっている構成を用いて検証した。このとき、クリーニングブレードのクリーニング能力を向上するために、感光ドラムに対するクリーニングブレードの線圧を高めに設定した。
評価環境15℃、10%Rh(低温低湿環境、以下、L/L)で画像比率1%の横線を20000枚、間隔をあけて2枚ずつ画像形成を行う2枚間欠印字で耐久試験を行い、20000枚印字時点で第1速モードと第2速モードで全白画像3枚の画像形成を行った。ここで、画像比率は、トナー像が転写され得る記録材の全面積に対して、トナー像が占める面積の割合である。
表2に、本実施例と比較例において、プロセススピードが第1速と第2速での、中間転写ベルト31及び1次転写ローラ35と、感光ドラム11との当接離間状態を示す。
表2において第1モードは、駆動開始時と駆動停止時に、中間転写ベルト31及び1次転写ローラ35と、感光ドラム11との位置関係が当接状態にあるモードである。また、第2モードは、駆動開始時と駆動停止時に、中間転写ベルト31及び1次転写ローラ35と、感光ドラム11との位置関係が離間状態にあるモードである。
比較例では、第1速と第2速共に、第2モードとなっているのに対し、本実施例ではプロセススピードが第1速のときは第2モードを、第2速のときは第1モードを選択している。
Figure 2016191850
表3に本実施例と比較例における、クリーニングブレードと感光ドラムとの間で発生した異音の発生レベルを示す。また、図2に、駆動時間に対して感光ドラム11の周速が変化する様子を、プロセススピードが第1速と第2速それぞれの場合について示す。
比較例においては、第1速のプロセススピードで画像形成を行う際は、駆動開始〜駆動停止まで、異音の発生はなかった。
しかし、第2速のプロセススピードで画像形成を行う際には、駆動開始〜画像形成開始までの間と、画像形成終了〜駆動停止までの間で、それぞれBレベル、Cレベルの異音が発生してしまった。
これは、駆動開始〜画像形成開始までの間と、画像形成終了〜駆動停止までの間で、クリーニングブレードのスティックスリップに不利な低速回転時間が長く続いた(図2参照)ためと考えられる。画像形成中の速度域では、異音の発生はなかった。
これに対して本実施例では、第1速のプロセススピード、第2速のプロセススピードともに、駆動開始〜画像形成中〜駆動停止まで一貫して異音の発生はなかった。
Figure 2016191850
以上説明したように、本実施例では、画像形成時以外であっても、クリーニングブレード16aのスティックスリップが発生しやすいプロセススピードの速度域においては、感光ドラム11が中間転写ベルト31を介して1次転写ローラ35に当接している。このことで、クリーニングブレード16aのスティックスリップが発生し、クリーニングブレード16aが感光ドラム11を叩いてしまっても、クリーニングブレード16aと感光ドラム11との間で異音が発生することを低減することができる。
ここで、本実施例においては、プロセススピードの第2速は低速モードであり、低速側でスティックスリップによる異音が発生する場合について説明した。しかしながら、スティックスリップによる異音が発生する速度域は、低速側に限るものではない。異音の発生メカニズムとしては、クリーニング部材のスティックスリップが発生したときに、クリーニング部材が感光ドラムを叩くことで異音が発生すると考えられるが、異音が発生する速度域は画像形成装置の仕様に応じて異なると考えられる。すなわち、クリーニング部材のスティックスリップは、クリーニングブレードの硬度・形状、感光ドラムの表面摩擦係数や感光ドラムの表面性状、プロセススピードの設定値等の画像形成装置の仕様に応じて発生する速度域が異なると考えられる。
したがってプロセススピードがスティックスリップの発生する速度域となる場合に、感光ドラムに対する1次転写ローラの当接動作又は離間動作が行われる際に、上述のように中間転写ベルト、1次転写ローラ、感光ドラムの駆動をそれぞれ停止状態とすればよい。
このように、クリーニング部材のスティックスリップに起因して異音が発生することが懸念される場合には、本発明を適用することで、異音の発生を低減することができる。
ここで、感光ドラム11と中間転写ベルト31が当接状態にあり、感光ドラム11の駆動が停止されているときに、感光ドラム11に画像形成のための電圧印加が行われてしまうと、次のようなことが懸念される。すなわち、感光ドラム11のうち中間転写ベルト31と当接する部分で、電位ムラ(Vdムラ、メモリ)が発生してしまうことが懸念される。
これに対して本実施例では、第2速のプロセススピードで画像形成が行われる際、感光ドラム11と中間転写ベルト31が当接状態で、感光ドラム11の駆動が開始されてから、感光ドラム11に画像形成のための電圧印加が行われる。また、画像形成後、感光ドラム11の駆動が停止する前に、感光ドラム11への電圧印加が停止される。これにより、上記のような電位ムラの発生を、低減することができる。
また、本実施例では、中間転写ベルト31を介して1次転写ローラ35と感光ドラム11が当接することで、中間転写ベルト31と感光ドラム11との間で1次転写部T1を形成しているが、これに限るものではない。例えば、感光ドラム11に対向する位置に、電界を発生されて感光ドラム11から中間転写ベルト31へトナー像を転写するための部材が、1次転写ローラ35に相当する部材として配設されるものであってもよい。この部材が移動することで、感光ドラムと中間転写ベルトが当接又は離間するものであってもよい。
また、本発明は、1次転写ローラ35を備えず、2次転写ローラ36に電圧を印加する電源から中間転写ベルト31の周方向に電流を流し、各画像形成部の1次転写部T1に電流を供給する構成においても、好適に適用することができる。このような構成では、2次転写部材に電圧を印加する電源を、各1次転写部で1次転写を行うための電圧を供給するための電源としても使用することができるので、1次転写専用の電源が必要なくなりコストダウンすることが可能である。
1次転写ローラ35を備えていない構成の場合には、中間転写ベルト31を張架する張架部材としてのローラを移動可能に構成する、又は、中間転写ベルト31の内周側にローラを移動可能に配置するとよい。そして、このようなローラの移動により、中間転写ベルト31の感光ドラム11に対向する部分の位置が変位するように構成することで、中間転写ベルト31と感光ドラム11とを当接又は離間させることができる。
また、本実施例においては、クリーニング部材としてクリーニングブレードを用いた場合について説明したが、これに限るものではない。クリーニング部材として、感光ドラムとの間でスティックスリップによる異音が発生することが懸念される部材が用いられる場合であれば、本発明を好適に適用することができる。
また、本実施例においては、中間転写方式を採用した画像形成装置について説明したが、これに限るものではない。本発明は、ベルト部材として、記録材を担持搬送する搬送ベルト(記録材担持体)を備えた、直接転写方式の画像形成装置にも好適に適用できる。
直接転写方式の画像形成装置は、各画像形成部へと搬送ベルトにて搬送(担持搬送)される記録材に対して、それぞれ感光ドラムの表面に形成されたトナー像が順次直接転写されてカラー画像が記録される構成とされる。
直接転写方式の画像形成装置においては、搬送ベルトにて担持搬送される記録材にトナー像が転写されることで、画像形成が終了する。また、搬送ベルトにて担持搬送されトナー像が転写された記録材が、搬送ベルトから離れた後のタイミングで、感光ドラム、搬送ベルトの駆動が停止される。斯かる画像形成装置は周知であるので、これ以上の説明は省略する。
また、本発明は、ベルト部材を備えず、感光ドラムと転写部材との間に形成される転写
部で記録材を挟持搬送しながら、感光ドラムから記録材にトナー像を直接転写する方式の画像形成装置においても好適に適用することができる。また、本発明は、モノカラーの画像形成装置においても好適に適用することができる。
[実施例2]
以下に、実施例2について説明する。なお、本実施例においては、実施例1と異なる構成や処理について説明し、実施例1と同様の構成や処理についての説明は省略する。
本実施例の画像形成装置100は、フルカラー画像を形成する複数色モードと、モノクロ画像を形成する単色モードを有し、この2つのモードを実行可能に構成されている。
図3は、感光ドラム11、中間転写ベルト31、1次転写ローラ35の位置関係(当接離間状態)を示す概略図であり、図3(a)は、複数色モードで画像形成を行っている場合を示し、図3(b)は、単色モードで画像形成を行っている場合を示している。
複数色モードは、1次転写時に、複数の感光ドラム11Y、11M、11C、11Kを使用してフルカラー画像を形成するモードである。複数色モードでは、図3(a)に示すように、各画像形成部Pにおいて、1次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kと、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kが、中間転写ベルト31を介してそれぞれ当接している。これにより、1次転写部T1Y、T1M、T1C、T1Kが形成され、この状態で、画像形成が実行される。このモードでは、1次転写部T1Y、T1M、T1C、T1Kにおいて、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kから中間転写ベルト31にトナー像がそれぞれ1次転写される。ここで、感光ドラム11Kは、第1像担持体に相当し、感光ドラム11Y、11M、11Cは、第1像担持体以外の像担持体である第2像担持体に相当する。
一方、単色モードは、1次転写時に、複数の感光ドラムのうち感光ドラム11Kのみを使用しモノクロ画像を形成するモードである。
単色モードでは、図3(b)に示すように、各画像形成部Pにおいて、1次転写ローラ35Y、35M、35Cが感光ドラム11Y、11M、11Cから離れた状態、かつ、1次転写ローラ35Kと感光ドラム11Kが当接した状態で、画像形成が実行される。このとき、1次転写部T1Kにおいて、感光ドラム11Kから中間転写ベルト31にトナー像が1次転写される。単色モードでは、1次転写ローラ35Y、35M、35Cが感光ドラム11Y、11M、11Cから離れることで、中間転写ベルト31のうち、感光ドラム11Y、11M、11Cに対向する部分も各感光ドラムから離れている。これにより、1次転写部T1Y、T1M、T1Cが形成されることはなく、感光ドラム11Y、11M、11Cの表面が中間転写ベルト31によって削れることが抑制される。
以上のように、本実施例における1次転写ローラ35の当接、離間動作は表4に示すように2パターンを有する。
Figure 2016191850
次に、本実施例において、画像形成時に、フルカラー画像とモノクロ画像が、連続して画像形成される場合、すなわち複数色モードに引き続き単色モードが行われる場合について説明する。
図4は、複数色モードに引き続き単色モードが行われる場合について説明するための図であり、図4(a)はプロセススピードが第1速(200mm/sec)の場合を示し、図4(b)はプロセススピードが第2速(60mm/sec)の場合を示している。
プロセススピードが第1速の場合には、複数色モードから単色モードへ切り替わるタイミングで、次のような動作が行われる。
すなわち、複数色モードでの画像形成終了後、中間転写ベルト31が回転駆動した状態のまま、1次転写ローラ35Y、35M、35Cが感光ドラム11Y、11M、11Cから離間する方向へ移動する。このことにより、中間転写ベルト31と感光ドラム11Y、11M、11Cが離間する。このとき、1次転写ローラ35Kは移動しないので、中間転写ベルト31と感光ドラム11Kは離間せず当接状態のままである。この状態で、モノクロ画像の画像形成が行われる(図4(a)、以下第3モード、)。このとき本実施例では、1次転写ローラ35Y、35M、35Cと、感光ドラム11Y、11M、11Cの駆動は停止される。
プロセススピードが第2速の場合には、複数色モードから単色モードへ切り替わるタイミングで、次のような動作が行われる。
すなわち、複数色モードでの画像形成終了後、1次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kと、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kが中間転写ベルト31を介して当接した状態のまま全ての駆動が一旦停止される。この状態で、1次転写ローラ35Y、35M、35Cが感光ドラム11Y、11M、11Cから離間する方向へ移動することで、中間転写ベルト31と、感光ドラム11Y、11M、11Cが離間状態となる。その後、中間転写ベルト31を介して1次転写ローラ35Kと感光ドラム11Kが当接状態を維持したまま駆動が再開される。この状態で、モノクロ画像の画像形成が行われる(図4(b)、以下第4モード)。このとき本実施例では、1次転写ローラ35Y、35M、35Cと、感光ドラム11Y、11M、11Cの駆動は停止される。
次に、画像形成時に、モノクロ画像とフルカラー画像が連続する場合、すなわち、単色モードに引き続き複数色モードが行われる場合について説明する。
プロセススピードが第1速の場合には、単色モードから複数色モードへ切り替わるタイミングで、まず、中間転写ベルト31が回転駆動した状態のまま、1次転写ローラ35Y、35M、35Cが感光ドラム11Y、11M、11Cに当接する方向へ移動する。このことにより、中間転写ベルト31が感光ドラム11Y、11M、11Cに当接する。これにより、1次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kと、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kが中間転写ベルト31を介して当接した状態となり、1次転写部T1Y、T1M、T1C、T1Kが形成される。この状態で、フルカラー画像の画像形成が行われる(第3モード)。
一方、プロセススピードが第2速の場合には、単色モードから複数色モードへ切り替わるタイミングで、1次転写ローラ35Kと感光ドラム11Kが中間転写ベルト31を介して当接した状態のまま全ての駆動が一旦停止される。この状態で、1次転写ローラ35Y、35M、35Cが感光ドラム11Y、11M、11Cに当接する方向へ移動することで、1次転写ローラ35Y、35M、35Cと、感光ドラム11Y、11M、11Cが中間転写ベルト31を介してそれぞれ当接する。
これにより、1次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kと、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kが中間転写ベルト31を介してそれぞれ当接した状態となり、1次転写部T1Y、T1M、T1C、T1Kが形成される。この状態で、全ての駆動が再開され、フルカラー画像の画像形成が行われる(以下第5モード)。
以下に、本実施例の効果を説明するための実験結果について説明する。
本実施例の効果を説明するため、比較例として、スループットダウンのために中間転写ベルトが回転駆動した状態のまま、複数色モードから単色モードに、単色モードから複数色モードにそれぞれ切り替わる構成(第3モードのみ)を用い、検証を行った。
評価環境15℃、10%Rh(L/L)で画像比率1%の横線を20000枚、2枚間欠印字の耐久試験を行った。このとき、20000枚印字時点で、プロセススピードが第1速の場合と第2速の場合それぞれにおいて、複数色モードから単色モードの順番で画像比率2%の横線画像各5枚で計10枚の画像形成を行った。
表5に複数色モードから単色モードに、単色モードから複数色モードにそれぞれ切り替わるタイミングにおいて、本実施例と比較例の中間転写ベルト31と感光ドラム11の当接離間状態を示す。
比較例では、プロセススピードが第1速と第2速ともに第3モードで切り替わる。これに対し、本実施例においては、プロセススピードが第1速では第3モードで切り替わる。そして、第2速では、複数色モードから単色モードに切り替わるタイミングでは第4モード、単色モードから複数色モードに切り替わるタイミングでは第5モードで切り替わるように構成されている。
Figure 2016191850
表6に本実施例と比較例について、複数色モードから単色モードに、単色モードから複数色モードにそれぞれ切り替わるタイミングでのクリーニングブレードと感光ドラムとの間で発生した異音の発生レベルを示す。
比較例では、プロセススピードを第1速として画像形成を行った場合に、複数色モードから単色モードに、単色モードから複数色モードにそれぞれ切り替わるタイミングにおいて、異音の発生はなかった。しかし、プロセススピードを第2速として画像形成を行った場合、複数色モードから単色モードに、単色モードから複数色モードにそれぞれ切り替わるタイミングで、画像形成部PKの感光ドラム11Kが停止又は駆動する際に、Cレベルの異音が発生してしまった。なお、画像形成中には異音の発生はなかった。
一方、本実施例では、プロセススピードを第1速とした場合と第2速とした場合それぞれにおいて、複数色モードから単色モードに切り替わるタイミングと、単色モードから複数色モードに切り替わるタイミングで、異音の発生はなかった。
Figure 2016191850
以上のように本実施例では、クリーニングブレードのスティックスリップの発生が懸念されるプロセススピードの速度域の時間が長い場合に限って、次のような制御が行われる。
複数色モードから単色モードへ切り替わるタイミングでは、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kと1次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kが、中間転写ベルト31を介して当接した状態のまま、駆動が停止される。この駆動停止状態で、感光ドラム11Y、11M、11Cに対して、1次転写ローラ35Y、35M、35C及び中間転写
ベルト31が離れた状態とされる。その後、感光ドラム11Kと1次転写ローラ35Kが中間転写ベルト31を介して当接する状態を保ったまま、駆動が再開される。単色モードから複数色モードへ切り替わるタイミングでは、感光ドラム11Kと1次転写ローラ35Kが中間転写ベルト31を介して当接した状態のまま、駆動が停止される。この駆動停止状態で、感光ドラム11Y、11M、11Cに対して、1次転写ローラ35Y、35M、35Cが中間転写ベルト31を介して当接した状態とされる。その後、感光ドラム11Y、11M、11C、11Kと1次転写ローラ35Y、35M、35C、35Kが中間転写ベルト31を介して当接する状態を保ったまま駆動が再開される。
このように、クリーニングブレードのスティックスリップの発生が懸念される場合においては、感光ドラム11が中間転写ベルト31を介して1次転写ローラ35に当接した状態にあるので、異音の発生を低減することができる。
11…感光ドラム、16a…クリーニングブレード、31…中間転写ベルト、100…画像形成装置

Claims (18)

  1. 現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に接触するように配置され、前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、
    前記像担持体に対して接離可能に設けられ、前記像担持体に当接したときに前記像担持体との間で転写部を形成するベルト部材と、
    前記ベルト部材と、前記像担持体との位置関係を、互いに当接する当接状態とするか又は、互いに離間する離間状態とする接離手段と、
    を有し、
    前記像担持体の周速が異なる複数のモードで画像形成を実行可能であり、前記像担持体の駆動が開始されてから画像形成が行われ、画像形成後に前記像担持体の駆動が停止される画像形成装置において、
    前記像担持体の駆動が開始されてから画像形成が開始されるまでの間、又は、画像形成が終了してから前記像担持体の駆動が停止するまでの間における、前記像担持体と前記ベルト部材との位置関係が、
    前記像担持体の周速が第1の周速のときに画像形成が行われる場合には前記離間状態となり、
    前記像担持体の周速が前記第1の周速とは異なる第2の周速のときに画像形成が行われる場合には前記当接状態となるように、前記接離手段を制御する制御手段を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体の周速が前記第2の周速のときに画像形成が行われる場合、
    前記制御手段は、
    前記像担持体と前記ベルト部材との位置関係が、
    前記像担持体の駆動開始前は、前記離間状態となり、
    前記像担持体の駆動開始時には、前記当接状態となり、
    画像形成後、前記像担持体の駆動が停止される際には、画像形成時における前記当接状態を維持したまま前記像担持体の駆動が停止され、前記像担持体の駆動停止後に、前記離間状態となるように、前記接離手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体の周速が前記第2の周速のときに画像形成が行われる場合、
    前記像担持体の駆動が開始されてから、前記像担持体に画像形成のための電圧の印加が行われ、
    画像形成後、前記像担持体の駆動が停止する前に、前記像担持体への電圧印加が停止される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニング部材は、前記像担持体の回転方向に対してカウンタ方向で前記像担持体に当接するように配置される、弾性を有するブレードである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ベルト部材は、無端状である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体は、複数配設されている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記複数の像担持体は、前記ベルト部材の回転方向に沿って並んで配置されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記複数の像担持体が前記ベルト部材と当接した状態で、前記複数の像担持体による画像形成が行われる複数色モードと、
    前記複数の像担持体のうちの第1像担持体と前記ベルト部材とが当接した状態、かつ、前記複数の像担持体のうち前記第1像担持体以外の像担持体である第2像担持体と前記ベルト部材とが離間した状態で、前記第1像担持体による画像形成が行われる単色モードと、
    のうちいずれかのモードで画像形成が実行可能であり、
    前記像担持体の周速が前記第2の周速のときに、前記複数色モードに引き続き前記単色モードで画像形成が行われる場合、
    前記複数色モードでの画像形成終了後、前記複数の像担持体と前記ベルト部材とが当接した状態のまま、前記複数の像担持体と前記ベルト部材との駆動が一旦停止された後、前記第2像担持体と前記ベルト部材とが離間された状態となり、その後、前記第1像担持体と前記ベルト部材とが当接状態を維持したまま、前記第1像担持体と前記ベルト部材との駆動が再開され、前記単色モードでの画像形成が行われる
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記複数の像担持体が前記ベルト部材と当接した状態で、前記複数の像担持体による画像形成が行われる複数色モードと、
    前記複数の像担持体のうちの第1像担持体と前記ベルト部材とが当接した状態、かつ、前記複数の像担持体のうち前記第1像担持体以外の像担持体である第2像担持体と前記ベルト部材とが離間した状態で、前記第1像担持体による画像形成が行われる単色モードと、
    のうちいずれかのモードで画像形成が実行可能であり、
    前記像担持体の周速が前記第2の周速のときに、前記単色モードに引き続き前記複数色モードで画像形成が行われる場合、
    前記単色モードでの画像形成終了後、前記第1像担持体と前記ベルト部材とが当接した状態のまま、前記第1像担持体と前記ベルト部材との駆動を一旦停止した後、前記第2像担持体と前記ベルト部材とが当接された状態となり、その後、前記複数の第1像担持体及び前記第2像担持体と、前記ベルト部材との当接状態を維持したまま、前記第1像担持体、前記第2像担持体及び前記ベルト部材の駆動が再開され、前記複数色モードでの画像形成が行われる
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記ベルト部材は、前記転写部で前記像担持体から現像剤像が1次転写される中間転写ベルトであり、
    前記中間転写ベルトに1次転写されたトナー像は、前記中間転写ベルトと2次転写部材との間で記録材に2次転写される
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記中間転写ベルトと前記像担持体とが前記当接状態にあるときに、前記中間転写ベルトを介して各像担持体にそれぞれ対向するように複数配設された、移動可能な1次転写部材を備え、
    前記接離手段は、前記1次転写部材を移動させることで、前記中間転写ベルトと前記像担持体とを前記離間状態、又は前記当接状態とする
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記中間転写ベルトを張架する、移動可能な張架部材を備え、
    前記接離手段は、前記張架部材を移動させることで、前記中間転写ベルトと前記像担持
    体とを前記離間状態、又は前記当接状態とする
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 前記ベルト部材は、記録材を担持搬送する搬送ベルトであり、
    前記搬送ベルトにより担持搬送される記録材に対して、前記転写部で前記像担持体から現像剤像が転写される
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に接触するように配置され、前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材と、
    前記像担持体に対して接離可能に設けられ、前記像担持体に当接したときに前記像担持体との間で転写部を形成する転写部材と、
    前記転写部材と、前記像担持体との位置関係を、互いに当接する当接状態とするか又は、互いに離間する離間状態とする接離手段と、
    を有し、
    前記像担持体の周速が異なる複数のモードで画像形成を実行可能であり、前記像担持体の駆動が開始されてから画像形成が行われ、画像形成後に前記像担持体の駆動が停止される画像形成装置において、
    前記像担持体の駆動が開始されてから画像形成が開始されるまでの間、又は、画像形成が終了してから前記像担持体の駆動が停止するまでの間における、前記像担持体と前記転写部材との位置関係が、
    前記像担持体の周速が第1の周速のときに画像形成が行われる場合には前記離間状態となり、
    前記像担持体の周速が前記第1の周速とは異なる第2の周速のときに画像形成が行われる場合には前記当接状態となるように、前記接離手段を制御する制御手段を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  15. 前記転写部材は、転写ローラである
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記像担持体の周速が前記第2の周速のときに画像形成が行われる場合、
    前記制御手段は、
    前記像担持体と前記転写部材との位置関係が、
    前記像担持体の駆動開始前は、前記離間状態となり、
    前記像担持体の駆動開始時には、前記当接状態となり、
    画像形成後、前記像担持体の駆動が停止される際には、画像形成時における前記当接状態を維持したまま前記像担持体の駆動が停止され、前記像担持体の駆動停止後に、前記離間状態となるように、前記接離手段を制御する
    ことを特徴とする請求項14又は15に記載の画像形成装置。
  17. 前記像担持体の周速が前記第2の周速のときに画像形成が行われる場合、
    前記像担持体の駆動が開始されてから、前記像担持体に画像形成のための電圧の印加が行われ、
    画像形成後、前記像担持体の駆動が停止する前に、前記像担持体への電圧印加が停止される
    ことを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 前記クリーニング部材は、前記像担持体の回転方向に対してカウンタ方向で前記像担持体に当接するように配置される、弾性を有するブレードである
    ことを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2015072439A 2015-03-31 2015-03-31 画像形成装置 Active JP6494372B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015072439A JP6494372B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 画像形成装置
US15/076,702 US9804521B2 (en) 2015-03-31 2016-03-22 Image forming apparatus operable in plural speeds and having selective control of separation between image bearing member and belt

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015072439A JP6494372B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016191850A true JP2016191850A (ja) 2016-11-10
JP6494372B2 JP6494372B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=57016805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015072439A Active JP6494372B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9804521B2 (ja)
JP (1) JP6494372B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019040142A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 キヤノン株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019117302A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 株式会社沖データ 画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519641A (ja) * 1990-10-12 1993-01-29 Canon Inc 多重画像形成装置
JP2006084699A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US20060127139A1 (en) * 2004-12-10 2006-06-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US20100008689A1 (en) * 2008-06-23 2010-01-14 Hiroyuki Iwasaki Image forming device, photoconductor drum drive controlling method, and computer-readable recording medium
US20100080597A1 (en) * 2008-09-29 2010-04-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US20110097112A1 (en) * 2009-10-28 2011-04-28 Samsung Electronics Co., Ltd Image forming apparatus and printing method usable with the same
US20120027465A1 (en) * 2010-07-30 2012-02-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of performing rotational phase control of image bearing member
JP2013213998A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Canon Inc 画像形成装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10207151A (ja) 1997-01-22 1998-08-07 Fujitsu Ltd 画像形成装置
JP4752637B2 (ja) * 2006-06-19 2011-08-17 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5151929B2 (ja) * 2008-11-25 2013-02-27 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519641A (ja) * 1990-10-12 1993-01-29 Canon Inc 多重画像形成装置
JP2006084699A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US20060127139A1 (en) * 2004-12-10 2006-06-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2006163287A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Canon Inc 画像形成装置
US20100008689A1 (en) * 2008-06-23 2010-01-14 Hiroyuki Iwasaki Image forming device, photoconductor drum drive controlling method, and computer-readable recording medium
JP2010033030A (ja) * 2008-06-23 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、感光体の駆動制御方法、及び駆動制御プログラム
US20100080597A1 (en) * 2008-09-29 2010-04-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2010102320A (ja) * 2008-09-29 2010-05-06 Canon Inc 画像形成装置
US20110097112A1 (en) * 2009-10-28 2011-04-28 Samsung Electronics Co., Ltd Image forming apparatus and printing method usable with the same
US20120027465A1 (en) * 2010-07-30 2012-02-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of performing rotational phase control of image bearing member
JP2012032620A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2013213998A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019040142A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10303098B2 (en) 2017-08-28 2019-05-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP6494372B2 (ja) 2019-04-03
US9804521B2 (en) 2017-10-31
US20160291516A1 (en) 2016-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5678841B2 (ja) 画像形成装置
JP2014232128A (ja) 画像形成装置
US9268265B2 (en) Image forming apparatus
US20160195837A1 (en) Image forming apparatus
JP6494372B2 (ja) 画像形成装置
JP2010160185A (ja) 画像形成装置及びカートリッジ
US9563170B2 (en) Image forming apparatus configured to use a common driving source for image bearing members
US10151997B2 (en) Image forming apparatus
JP2013029769A (ja) 画像形成装置
US9703232B2 (en) Image forming apparatus that performs a contacting operation for contacting a developing member with an image bearing member
JP2015161914A (ja) 画像形成装置
JP4956240B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
US9239548B2 (en) Image forming apparatus
US9372462B1 (en) Image forming apparatus
JP2017015775A (ja) 画像形成装置
JP2008209565A (ja) 画像形成装置
JP2014178587A (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP6288555B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP7140553B2 (ja) 画像形成装置
US20150338787A1 (en) Image forming apparatus
JP2010072250A (ja) 画像形成装置
JP2006011317A (ja) 画像形成装置
JP2007108562A (ja) 画像形成装置
JP6344645B2 (ja) 画像形成装置
JP2017026724A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180330

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20181116

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190305

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6494372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151