JP5721201B1 - フロアパネル - Google Patents

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Abstract

フロアパネルと床面との間の空間に配置された配線等のケーブルが、フロアパネルの先端角部との接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができるフロアパネルを提供する。平面部とこの周部に四辺を有する板状の天板部44と、前記四辺それぞれから折曲げられて形成された複数の側板部46を備え、支持台6に支持されてフリーアクセスフロア42を構成するフロアパネル40であって、側板部46が折曲げられて側板部46の下端部に折曲部46cが形成された。

Description

本発明は、フリーアクセスフロアに用いられるフロアパネルに関するものである。
本発明のフロアパネルは、フリーアクセスフロアに用いられるものである。フリーアクセスフロアのフロアパネルは、建築構造物の一部を構成するコンクリート床面の上方に、支持台を介してその床面から空間を隔てて第2の床面を形成するために設けられるものである(例えば、特許文献1参照)。
図12から図18は、従来のフロアパネル2について説明するために参照する図である。ここで、図12は、従来のフロアパネル2を用いたフリーアクセスフロア4の敷設作業の途中段階における上面図であり、図13は、図12におけるフリーアクセスフロア4の側面の一部を拡大した部分拡大側面図である。
従来のフロアパネル2は、図13に示すように、建築構造物の一部を構成するコンクリート材により形成された床面3上に、連結部材8を介して立設する支持台6と共にフリーアクセスフロア4を構成するようになっていた。
すなわち、連結部材8は、図12に示すように、同図中上下左右に3列ずつ並んで配置された9つの支持台6を支持する9つの支持部12と、これら9つの支持部12を図中上下方向又は左右方向に互いに連結する連結部10を備えて構成されていた。
そして、連結部材8のそれぞれは、その外周部に配置された支持部12に支持された支持台6と、この支持台6に対向する隣りの別の連結部材8の支持部12に支持された支持台6との互いの中心部間の間隔が、フロアパネル2の一辺の長さ寸法とほぼ同じ長さになるように、床面3上において互いに離れて配置されていた。
支持台6は、図13に示すように、その下端部が連結部材8の支持部12に形成された凹部に上方から嵌入することにより、連結部材8を介して床面3上に並べられて、立設して配置されていた。
支持台6のそれぞれは、図12中上下左右に隣接する別の支持台6との互いの中心部間の間隔が、フロアパネル2の一辺の長さ寸法とほぼ同じ長さになるように、互いに離れて配置されていた。
支持台6は、図14にその上面図を示すように、その上端面6aから同図中紙面奥側に深さを有するように開口して、後述するフロアパネル2の側板部16に係合可能な4本の溝部6bが形成されていた。
支持台6に形成された4本の溝部6bの内の2本の溝部6bは、図14中上下方向に互いに略平行に伸びるように配置され、他の2本の溝部6bは、同図中左右方向に互いに略平行に伸びるように配置され、上記上下方向に伸びる2本の溝部6bと、支持台6の上端面6a中央部において直交していた。
そして、支持台6の4本の溝部6bは、その長さ途中部において、上記溝部6bの片側の側面部から溝部6bの内側に突出するリブ6cが形成されていた。このリブ6cは、弾力性及び可撓性を有しており、リブ6cを押圧して撓ませることにより元の形状に戻ろうとする反発力(押圧力)を発生するようになっていた。
従来のフロアパネル2は、1枚の金属製の板状部材をプレス加工することによりその形状が形成されており、図15に示すように、略正方形の上面14aを有する板状に形成された天板部14と、この天板部14の四辺より略垂直下方に折曲げられて形成された4つの側板部16(図18参照)を備えるよう構成されていた。
そして、従来のフロアパネル2は、天板部14の一辺に沿うように伸びて、その上面14aよりその厚さ方向の裏側に凹んだ長溝部14bが2つ形成されていた。これら2つの長溝部14bは、図15中上下方向に互いに間隔を置いて略平行に配置されていた。
また、従来のフロアパネル2は、その天板部14の四辺それぞれにおいて、その下方の側板部16と共に水平方向内側に略矩形状に切り欠かれたような開口形状を有し、天板部14の厚さ方向を貫通する開口部14cが形成されていた。
図16に示すように、従来のフロアパネル2は、その側板部16の長さ方向(同図中上下方向)中央部に、その両端部の段差面16aよりその高さ方向(同図中左右方向)の寸法差が大きくなるように突出した突出部16bが形成されていた。
このような従来のフロアパネル2は、図17に示すように、その側板部16の段差面16aが形成された長さ方向の端部が、支持台6の溝部6bに図中上方から嵌入して、天板部14の上面14aの裏面が支持台6の上端面6aに接触することにより、床面3上の所定の高さ位置に着脱自在に支持されていた。
このとき、その長さが互いに直交するように隣接する一対の側板部16の端部が、支持台6の、図14の上端面6aの90度毎に分割される四分の一の領域の、それに隣り合う領域側の部分に設けられた、互いに直交するL字状に形成された溝部6b内に嵌入し、上記一対の側板部16は、フロアパネル2が支持台6から容易に上方に抜け出さないように、支持台6の溝部6bの内側に形成されたリブ6cによりその側方から押圧されていた。
図12に示すように、従来のフロアパネル2は、1つの連結部材8に支持された9つの支持台6上に、互いの天板部14の隅部を突き合わせるようにして、図中上下方向及び左右方向のそれぞれに2枚ずつ計4枚並べて載置されていた。
また、図示してはいないが、図12中互いに間隔を置いて配置された複数のフロアパネル2の間を埋めるように別のフロアパネル2が、上記互いに間隔を置いて配置された複数のフロアパネル2より水平方向外側に突出している支持台6の上端面6a上に載置されていた。
このため、従来のフロアパネル2は、それを用いたフリーアクセスフロア4の敷設作業が完了すると、図12中上下及び左右に隙間無く並んで配置されて、床面3の上方に空間を隔てて第2の床面を形成するようになっていた。
このような従来のフロアパネル2は、1枚の金属製の板状部材をプレス加工することによりその形状が形成されるので、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化を防止することができた。
また、従来のフロアパネル2は、フリーアクセスフロア4に用いられた場合に、フロアパネル2の天板部14と床面3との間の空間に配線等のケーブルを配置することができるようになっていた。
特許第2778538号公報
しかしながら、前記従来のフロアパネル2は、所定形状に切断された板状部材をそのままプレス加工することによりその形状が形成されているため、図18に示すように、その側板部16の同図中左下端に尖った先端角部16cが形成されるので、フロアパネル2と床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルの長さ途中部が、フロアパネル2の側板部16の先端角部16cに接触して、そのケーブルの先端角部16cとの接触部が損傷を受けて事故を起こすおそれがあるという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、フロアパネルと床面との間の空間に配置された配線等のケーブルが、フロアパネルの先端角部との接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができるフロアパネルを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明によるフロアパネルは、
平面部とこの周部に四辺を有する板状の天板部と、前記四辺それぞれから略垂直に折曲げられて形成された複数の側板部により一体的に形成され、前記天板部が支持台の上端面に接触することにより、前記支持台に支持されるフロアパネルであって、
前記側板部が折曲げられて前記側板部の下端部に折曲部が形成され
前記側板部に前記折曲部を介して連続すると共に、前記側板部との間の角度が略直角になるような先端板部が形成され、
前記先端板部の前記折曲部と連続する端部とは反対側の先端部は、前記折曲部より前記平面部の中央部寄りの位置に配置されたことを特徴とするものである。
このような本発明のフロアパネルによれば、
平面部とこの周部に四辺を有する板状の天板部と、前記四辺それぞれから折曲げられて形成された複数の側板部を備え、支持台に支持されてフリーアクセスフロアを構成するフロアパネルであって、
前記側板部が折曲げられて前記側板部の下端部に折曲部が形成されたことにより、
フロアパネルと床面との間の空間に配置された配線等のケーブルが、フロアパネルの先端角部との接触により損傷を受けることを防止することができると共に、フロアパネルの構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
また、本発明のフロアパネルによれば、
平面部とこの周部に四辺を有する板状の天板部と、前記四辺それぞれから折曲げられて形成された複数の側板部を備え、支持台に支持されてフリーアクセスフロアを構成するフロアパネルであって、
前記側板部の下端部にR加工が施されて曲面部が形成されたことにより、
フロアパネルと床面との間の空間に配置された配線等のケーブルが、フロアパネルの先端角部との接触により損傷を受けることを防止することができると共に、フロアパネルの構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
また、本発明のフロアパネルによれば、
平面部とこの周部に四辺を有する板状の天板部と、前記四辺それぞれから折曲げられて形成された複数の側板部を備え、支持台に支持されてフリーアクセスフロアを構成するフロアパネルであって、
前記側板部の下端部に面取り加工が施されて前記側板部の側面及び/又は下端面に対して傾斜した傾斜面部が形成されたことにより、
フロアパネルと床面との間の空間に配置された配線等のケーブルが、フロアパネルの先端角部との接触により損傷を受けることを防止することができると共に、フロアパネルの構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るフロアパネル40の上面図である。 図1におけるフロアパネル40の側面図である。 図1におけるフロアパネル40のB−B線矢視断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るフロアパネル50を示す図であって、図1におけるフロアパネル40のB−B線矢視断面図に相当する断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るフロアパネル60を示す図であって、図1におけるフロアパネル40のB−B線矢視断面図に相当する断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るフロアパネル70を示す図であって、図1におけるフロアパネル40のB−B線矢視断面図に相当する断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るフロアパネル80を示す図であって、図1におけるフロアパネル40のB−B線矢視断面図に相当する断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係るフロアパネル90の上面図である。 図8におけるフロアパネル90の側面図である。 本発明の第7の実施の形態に係るフロアパネル100を示す図であって、図1におけるフロアパネル40のB−B線矢視断面図に相当する断面図である。 本発明の第8の実施の形態に係るフロアパネル110を示す図であって、図1におけるフロアパネル40のB−B線矢視断面図に相当する断面図である。 フロアパネル2又は40を用いて構成されたフリーアクセスフロア4又は42の敷設作業の途中段階を示す上面図である。 図12におけるフリーアクセスフロア4又は42の側面の一部を拡大して示す部分拡大側面図である。 図12における支持台6の拡大上面図である。 従来のフロアパネル2の上面図である。 図15における従来のフロアパネル2の側面図である。 図12における従来のフロアパネル2を支持台6に取付ける作業を説明するための図であって、従来のフリーアクセスフロア4の組立て側面図である。 図15における従来のフロアパネル2のA−A線矢視断面図である。
以下、本発明に係るフロアパネルを実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図3及び図12から図14は、本発明の第1の実施の形態に係るフロアパネル40について説明するために参照する図である。以下、前記従来のフロアパネル2と同様の部分には同じ符号を付して説明し、従来と同様の構成についての重複する説明は一部を除き省略する。
本実施の形態に係るフロアパネル40は、図18に示す前記従来のフロアパネル2の側板部16の代わりに、図3に示すような、側板部46及び先端板部48を備えている点において、前記従来のフロアパネル2とは著しく異なるものである。
すなわち、本実施の形態に係るフロアパネル40は、図12及び図13に示すように、建築構造物の一部を構成するコンクリート材により形成された床面3上に、連結部材8を介して立設する支持台6と共にフリーアクセスフロア42を構成するようになっている。
本実施の形態に係るフロアパネル40は、1枚の金属製の板状部材をプレス加工することによりその形状が形成されており、図1に示すように、略正方形の上面44aを有する板状に形成された天板部44(平面部)と、この天板部44の四辺より略垂直下方に折曲げられて形成された4つの側板部46(図3参照)と、4つの側板部46のそれぞれに折曲部46c(図3参照)を介して連続する4つの先端板部48を備えて構成されている。
そして、フロアパネル40は、天板部44の一辺に沿うように伸びて、その上面44aよりその厚さ方向の裏側に凹んだ長溝部44bが2つ形成されている。これらの2つの長溝部44bは、図1中上下方向に互いに間隔を置いて略平行に配置されている。
また、フロアパネル40は、その天板部44の四辺それぞれにおいて、図15に示す前記従来のフロアパネル2の開口部14cと同様に、その下方の側板部46と共に水平方向内側に略矩形状に切り欠かれたような開口形状を有し、天板部44の厚さ方向を貫通する開口部44cが形成されている。
図2に示すように、フロアパネル40は、天板部44から直角に折曲げられて連続する側板部46の、長さ方向(同図中上下方向)中央部に、その両端部の段差面46aよりその高さ方向(同図中左右方向)の寸法差が大きくなるように突出した突出部46bが形成されている。
図3においては、説明の便宜上、フロアパネル40の側板部46の突出部46bと、側板部46の段差面46aより図中上方に位置する板部とを、破線により部分ごとに区切るように描かれているが、図2に示すように、実際にはこれらを区切る境界のようなものはなく、全体的に連続して形成されている。
側板部46の突出部46bは、図3に示すように、その下端部の折曲部46cにおいて折曲げられて、折曲部46cより先端部寄りに形成された先端板部48と折曲部46cを介して連続するようになっている。この側板部46の折曲部46cは、その断面形状が略U字状に形成されている。
フロアパネル40の先端板部48は、側板部46の突出部46bが折曲部46cにおいて折曲げられることにより、その折曲部46cと連続する端部とは反対側の、先端角部48aを有する先端部が、天板部44の上面44aから折曲部46cの最下端までの距離(最短距離)より短い距離だけ天板部44の上面44aから離れて配置されている。
また、フロアパネル40の先端板部48は、側板部46より図3中右側に配置されている。換言すると、先端板部48は、側板部46の内側(天板部44の中央部寄り)に配置されている。
したがって、フロアパネル40は、従来のフロアパネル2の側板部16の先端角部16cに相当する部分である先端板部48の先端角部48aが、折曲部46cの最下端より天板部44の上面44a寄りに配置されると共に、天板部44から直角に折曲げられて連続する側板部46より内側に配置されている。
また、フロアパネル40は、図18中の従来のフロアパネル2の先端角部16cが形成された側板部16の下端部に相当する部分には、図3に示すように、その断面形状が略U字状でその外形輪郭が円弧曲面状の折曲部46cが形成されている。
また、フロアパネル40は、図17に示す従来のフロアパネル2と同様に、段差面46aが形成されたその側板部46の長さ方向の端部が、支持台6の溝部6bに上方から嵌入して、天板部44の裏面が支持台6の上端面6aに接触することにより、床面3上の所定の高さ位置に着脱自在に支持されている。
このとき、その長さが互いに直交するように隣接する一対の側板部46の端部が、支持台6の、図14の上端面6aの90度毎に分割される四分の一の領域の、それに隣り合う領域側の部分に設けられた、互いに直交するL字状に形成された溝部6b内に嵌入し、上記一対の側板部46は、フロアパネル40が支持台6から容易に上方に抜け出さないように、支持台6の溝部6bの内側に形成されたリブ6cによりその側方から押圧されている。
図12に示すように、フロアパネル40は、従来のフロアパネル2と同様に、1つの連結部材8に支持された9つの支持台6上に、互いの天板部44の隅部を突き合わせるようにして、図中上下方向及び左右方向のそれぞれに2枚ずつ計4枚並べて載置されている。
また、図示してはいないが、図12中互いに間隔を置いて配置された複数のフロアパネル40の間を埋めるように別のフロアパネル40が、上記互いに間隔を置いて配置された複数のフロアパネル40より水平方向外側に突出している支持台6の上端面6a上に載置されている。
このため、フロアパネル40は、それを用いたフリーアクセスフロア42の敷設作業が完了すると、図12中上下及び左右に隙間無く並んで配置されて、床面3の上方に空間を隔てて第2の床面を形成するようになっている。
本実施の形態に係るフロアパネル40は、図18中の従来のフロアパネル2の先端角部16cが形成された側板部16の下端部に相当する部分に折曲部46cが形成され、その先端板部48の先端角部48aが、折曲部46cの最下端より天板部44の上面44a寄りに配置されると共に、側板部46より内側に配置されているため、フロアパネル40と床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルの長さ途中部が、先端板部48の先端角部48aに接触することを防止することができる。
このため、本実施の形態に係るフロアパネル40は、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、その先端板部48の先端角部48aとの接触により損傷を受けて事故を起こすことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル40は、側板部46の折曲部46cが形成されることにより、その断面係数及び断面二次モーメントが高くなるので、フロアパネル40のたわみを抑えることができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル40は、所定形状に切断された板状部材をそのままプレス加工することにより、側板部46の折曲部46cを含めたその形状が形成されているので、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化を防止することができる。
以上に説明したように、本実施の形態に係るフロアパネル40によれば、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、その先端角部48aとの接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル40によれば、フロアパネル40のたわみを抑えることができる。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るフロアパネル50について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル50は、前記第1の実施の形態における側板部46の折曲部46c及び先端板部48の代わりに、図4に示すような、側板部52の折曲部52c及び先端板部54を備えている点において、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40とは異なるものである。
すなわち、フロアパネル50の側板部52は、図4に示すように、その突出部52bの下端部の折曲部52cにおいて、先端板部54が側板部52の内側になるよう折曲げられ、その断面形状が略レの字状に形成されている点において、前記第1の実施の形態に係る側板部46とは異なるものである。
また、フロアパネル50の側板部52の段差面52a、突出部52b及び先端板部54の先端角部54aは、折曲部52cにより各々の位置関係が若干異なる点以外は、前記第1の実施の形態に係る側板部46の段差面46a、突出部46b及び先端板部48の先端角部48aと同様のものである。
図4においては、説明の便宜上、フロアパネル50の側板部52の突出部52bと、側板部52の段差面52aより図中上方に位置する板部とを、破線により部分ごとに区切るように描かれているが、前記第1の実施の形態における側板部46と同様に、実際にはこれらを区切る境界のようなものはなく、全体的に連続して形成されている。この点については、後述する図5、図10及び図11における側板部62,102,112においても同様である。
図4に示すように、フロアパネル50の側板部52は、その突出部52bの下端部に折曲部52cが形成されることにより、側板部52と先端板部54との間の角度が鋭角になっている。
このため、フロアパネル50の先端板部54は、その折曲部52cと連続する端部とは反対側の、先端角部54aを有する先端部が、天板部44の上面44aから折曲部52cの最下端までの距離より短い距離だけ天板部44の上面44aから離れて配置されている。
また、フロアパネル50は、前記従来のフロアパネル2の側板部16の先端角部16cに相当する部分である、先端板部54の先端角部54aが、折曲部52cの最下端より天板部44の上面44a寄りに配置されると共に、側板部52より内側に配置されている。
また、フロアパネル50は、図18中の前記従来のフロアパネル2の先端角部16cが形成された側板部16の下端部に相当する部分には、その断面形状が略レの字状に形成されるようにその外形輪郭が円弧曲面状の折曲部52cが形成されている。
このため、本実施の形態に係るフロアパネル50は、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、その先端板部54の先端角部54aと接触することはないので、そのケーブルが損傷を受けて事故を起こすことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル50は、所定形状に切断された板状部材をそのままプレス加工することにより、側板部52の折曲部52cを含めたその形状が形成されているので、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化を防止することができる。
したがって、本実施の形態に係るフロアパネル50によれば、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40と同様に、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、先端板部54の先端角部54aとの接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル50によれば、側板部52の折曲部52cが形成されることにより、その断面係数及び断面二次モーメントが高くなるので、フロアパネル50のたわみを抑えることができる。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係るフロアパネル60について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル60は、前記第2の実施の形態における側板部52の折曲部52c及び先端板部54の代わりに、図5に示すような、側板部62の折曲部62c及び先端板部64を備えている点において、前記第2の実施の形態に係るフロアパネル50とは異なるものである。
すなわち、フロアパネル60の側板部62は、図5に示すように、その突出部62bの下端部の折曲部62cにおいて、先端板部64が側板部62の内側になるよう折曲げられ、その断面形状が略Lの字状に形成されている点において、前記第2の実施の形態に係る側板部52とは異なるものである。
また、フロアパネル60の側板部62の段差面62a、突出部62b及び先端板部64の先端角部64aは、折曲部62cにより各々の位置関係が若干異なる点以外は、前記第2の実施の形態に係る側板部52の段差面52a、突出部52b及び先端板部54の先端角部54aと同様のものである。
図5に示すように、フロアパネル60の側板部62は、その突出部62bの下端部に折曲部62cが形成されることにより、側板部62と先端板部64との間の角度が略直角になっている。
このため、フロアパネル60の先端板部64は、その折曲部62cと連続する端部とは反対側の、先端角部64aを有する先端部が、天板部44の上面44aから折曲部62cの最下端までの距離と略同一又はそれより短い距離だけ天板部44の上面44aから離れて配置されている。
また、フロアパネル60は、前記従来のフロアパネル2の側板部16の先端角部16cに相当する部分である、先端板部64の先端角部64aが、天板部44の上面44aから折曲部62cの最下端までの距離と略同一の距離だけ、天板部44の上面44aから離れて配置されると共に、側板部62より内側に配置されている。
また、フロアパネル60は、図18中の前記従来のフロアパネル2の先端角部16cが形成された側板部16の下端部に相当する部分には、その断面形状が略Lの字状に形成されるように、その外形輪郭が90度の円弧曲面状の折曲部62cが形成されている。
このため、本実施の形態に係るフロアパネル60は、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、その先端板部64の先端角部64aとの接触により損傷を受けて事故を起こすことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル60は、所定形状に切断された板状部材をそのままプレス加工することにより、側板部62の折曲部62cを含めたその形状が形成されているので、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化を防止することができる。
したがって、本実施の形態に係るフロアパネル60によれば、前記第2の実施の形態に係るフロアパネル50と同様に、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、先端板部64の先端角部64aとの接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル60によれば、側板部62の折曲部62cが形成されることにより、その断面係数及び断面二次モーメントが高くなるので、フロアパネル60のたわみを抑えることができる。
図6は、本発明の第4の実施の形態に係るフロアパネル70について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル70は、前記第3の実施の形態における側板部62の折曲部62c及び先端板部64の先端角部64aの代わりに、図6に示すような、側板部72の先端部に曲面部72cを備えている点において、前記第3の実施の形態に係るフロアパネル60とは異なるものである。
すなわち、フロアパネル70の側板部72は、図6に示すように、その突出部72bがその下端部で折曲げられることなく、段差面72aより同図中下方に真直ぐ伸びて形成されており、その先端部に切削等によりR加工が施されてその外形輪郭が円弧曲面状の曲面部72cが形成されている点において、前記第3の実施の形態に係る側板部62とは異なるものである。
本実施の形態に係るフロアパネル70は、その側板部72の先端部の曲面部72cの外形輪郭が円弧曲面状なので、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが接触により損傷を受けることを防止することができる。
このような本実施の形態に係るフロアパネル70は、所定形状に切断された板状部材をそのままプレス加工すること及び側板部72の曲面部72cを切削等により形成することにより、その形状が形成されているので、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化を防止することができる。
したがって、本実施の形態に係るフロアパネル70によれば、前記第3の実施の形態に係るフロアパネル60と同様に、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、側板部72の曲面部72cとの接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
図7は、本発明の第5の実施の形態に係るフロアパネル80について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル80は、前記第4の実施の形態における側板部72の先端部の曲面部72cの代わりに、図7に示すような、側板部82の先端部に傾斜面部82cを備えている点において、前記第4の実施の形態に係るフロアパネル70とは異なるものである。
すなわち、フロアパネル80の側板部82は、図7に示すように、その突出部82bがその高さ途中部で折曲げられることなく、段差面82aより同図中下方に真直ぐ伸びており、その先端部に切削等により面取り加工が施されて、側板部82の天板部44から直角に折曲げられて連続する基端部の板部の平面に対して傾斜した傾斜面部82cが形成されている点において、前記第4の実施の形態に係る側板部72とは異なるものである。
本実施の形態に係るフロアパネル80は、その側板部82の先端部の傾斜面部82cの外形輪郭が傾斜面状なので、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが接触により損傷を受けることを防止することができる。
このような本実施の形態に係るフロアパネル80は、所定形状に切断された板状部材をそのままプレス加工すること及び側板部82の傾斜面部82cを切削等により形成することにより、その形状が形成されているので、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化を防止することができる。
したがって、本実施の形態に係るフロアパネル80によれば、前記第4の実施の形態に係るフロアパネル70と同様に、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、その側板部82の傾斜面部82cとの接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
図8及び図9は、本発明の第6の実施の形態に係るフロアパネル90について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル90は、1枚の金属製の板状部材をプレス加工することによりその形状が形成されており、図8に示すように、略長方形の上面92aを有する板状に形成された天板部92と、この天板部92の四辺より略垂直下方に折曲げられて形成された6つの側板部94(図9参照)と、6つの側板部94のそれぞれに折曲部94c(図9参照)を介して連続する6つの先端板部96を備えて構成されている。
本実施の形態に係るフロアパネル90の天板部92は、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40の天板部44の上面44aの一辺と同じ長さを有する2辺と、天板部44の上面44aの一辺の2倍の長さを有する2辺を備えている。
また、図8及び図9に示すように、本実施の形態に係るフロアパネル90における天板部92の長溝部92b及び開口部92c、側板部94の段差面94a、突出部94b及び折曲部94c、並びに先端板部96の先端角部96aは、図1及び図2に示す前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40における天板部44の長溝部44b及び開口部44c、側板部46の段差面46a、突出部46b及び折曲部46c、並びに先端板部48の先端角部48aと同様のものである。
また、本実施の形態に係るフロアパネル90は、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40が2枚直列に並べられて6個の支持台6上に載置される代わりに、その1枚のフロアパネル90が6個の支持台6上に載置されるようになっている。
このため、本実施の形態に係るフロアパネル90は、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、その先端板部96の先端角部96aとの接触により損傷を受けて事故を起こすことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル90は、所定形状に切断された板状部材をそのままプレス加工することにより、側板部94の折曲部94cを含めたその形状が形成されているので、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化を防止することができる。
したがって、本実施の形態に係るフロアパネル90によれば、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40と同様に、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、先端板部96の先端角部96aとの接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル90によれば、側板部94の折曲部94cが形成されることにより、その断面係数及び断面二次モーメントが高くなるので、フロアパネル90のたわみを抑えることができる。
図10は、本発明の第7の実施の形態に係るフロアパネル100について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル100は、前記第1の実施の形態における側板部46の折曲部46c及び先端板部48の代わりに、図10に示すような、側板部102の折曲部102c及び先端板部104を備えている点において、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40とは異なるものである。
また、フロアパネル100の側板部102の段差面102a、突出部102b及び先端板部104の先端角部104aは、折曲部102cにより各々の位置関係が若干異なる点以外は、前記第1の実施の形態に係る側板部46の段差面46a、突出部46b及び先端板部48の先端角部48aと同様のものである。
フロアパネル100の側板部102は、図10に示すように、その突出部102bにおいて先端板部104が側板部102の外側になるよう折曲げられ、その折曲部102cの断面形状が略U字状に形成されている点において、前記第1の実施の形態に係る側板部46とは異なるものである。
フロアパネル100の先端板部104は、側板部102の突出部102bが折曲部102cにおいて折曲げられることにより、その折曲部102cと連続する端部とは反対側の、先端角部104aを有する先端部が、天板部44の上面44aから折曲部102cの最下端までの距離(最短距離)より短い距離だけ天板部44の上面44aから離れて配置されている。
また、フロアパネル100の先端板部104は、側板部102より図10中左側(外側)に配置されている。
したがって、フロアパネル100は、従来のフロアパネル2の側板部16の先端角部16cに相当する部分である先端板部104の先端角部104aが、折曲部102cの最下端より天板部44の上面44a寄りに配置されると共に、天板部44から直角に折曲げられて連続する側板部102より外側に配置されている。
また、フロアパネル40は、図18中の従来のフロアパネル2の先端角部16cが形成された側板部16の下端部に相当する部分には、図10に示すように、その断面形状が略U字状でその外形輪郭が円弧曲面状の折曲部102cが形成されている。
このため、本実施の形態に係るフロアパネル100は、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、その先端板部104の先端角部104aと接触することはないので、そのケーブルが損傷を受けて事故を起こすことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル100は、所定形状に切断された板状部材をそのままプレス加工することにより、側板部102の折曲部102cを含めたその形状が形成されているので、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化を防止することができる。
したがって、本実施の形態に係るフロアパネル100によれば、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40と同様に、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、先端板部104の先端角部104aとの接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル100によれば、側板部102の折曲部102cが形成されることにより、その断面係数及び断面二次モーメントが高くなるので、フロアパネル100のたわみを抑えることができる。
図11は、本発明の第8の実施の形態に係るフロアパネル110について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル110は、前記第7の実施の形態における側板部102及び先端板部104の代わりに、図11に示すような、側板部112及び先端板部114を備えている点において、前記第7の実施の形態に係るフロアパネル100とは異なるものである。
また、フロアパネル110の側板部112の段差面112a、突出部112b、折曲部112c及び先端板部114の先端角部114aは、側板部112の形状により各々の位置関係が若干異なる点以外は、前記第7の実施の形態に係る側板部102の段差面102a、突出部102b、折曲部102c及び先端板部104の先端角部104aと同様のものである。
すなわち、フロアパネル110の側板部112は、図11に示すように、天板部44の辺部から折曲げられて、その下端部が上端部よりも図中右側(天板部44の中央部寄り)になるように湾曲して形成されている点において、前記第7の実施の形態に係る側板部102とは異なるものである。
また、フロアパネル110の先端板部114は、側板部112の突出部112bが折曲部112cにおいて折曲げられることにより、その折曲部112cと連続する端部とは反対側の、先端角部114aを有する先端部が、天板部44の上面44aから折曲部112cの最下端までの距離(最短距離)より短い距離だけ天板部44の上面44aから離れて配置されている。
また、フロアパネル110の先端板部114は、側板部112より図11中左側(外側)に配置され、天板部44の図11中左端部よりも図中右側(天板部44の中央部寄り)に配置されている。
したがって、フロアパネル110は、従来のフロアパネル2の側板部16の先端角部16cに相当する部分である先端板部114の先端角部114aが、折曲部112cの最下端より天板部44の上面44a寄りに配置されると共に、天板部44から折曲げられて連続する側板部112より外側に配置されている。
また、フロアパネル110は、図18中の従来のフロアパネル2の先端角部16cが形成された側板部16の下端部に相当する部分には、図11に示すように、その断面形状が略U字状でその外形輪郭が円弧曲面状の折曲部112cが形成されている。
このため、本実施の形態に係るフロアパネル110は、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、その先端板部114の先端角部114aと接触することはないので、そのケーブルが損傷を受けて事故を起こすことを防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル110は、所定形状に切断された板状部材をそのままプレス加工することにより、側板部112の折曲部112cを含めたその形状が形成されているので、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化を防止することができる。
したがって、本実施の形態に係るフロアパネル110によれば、前記第7の実施の形態に係るフロアパネル100と同様に、床面3との間の空間に配置された配線等のケーブルが、先端板部114の先端角部114aとの接触により損傷を受けることを防止することができると共に、その構造が簡単であり、その製造費用の高額化をも防止することができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル110によれば、側板部112の折曲部112cが形成されることにより、その断面係数及び断面二次モーメントが高くなるので、フロアパネル110のたわみを抑えることができる。
なお、本発明は、前記実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の目的を達成することができる範囲内であれば、フロアパネル及びこのフロアパネルを用いたフリーアクセスフロアについて種々の変更が可能である。
例えば、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40は、その側板部46の突出部46bにおいて折曲げられて突出部46bの下端部に折曲部46cが形成されていたが、側板部46の段差面46aより上方の高さ位置において側板部46の長さ方向の全てにわたって折曲げられて、その側板部46の下端部に折曲部が形成されるようになっていてもよい。この点及び以下の点については、他の実施の形態に係るフロアパネルについても同様である。
また、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40は、その側板部46及び先端板部48のそれぞれの長さ中央部の断面形状が一本の直線状に形成されていたが、この形状に限定されず、その長さ中央部の途中において折曲り、その長さ中央部の断面形状が複数の直線が互いの端部において連続する稲妻形に形成されていたり、その長さ中央部の断面形状が1又は複数の円弧を有する湾曲形状に形成されていてもよい。
また、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40は、先端板部48の先端角部48aを有する先端部が、天板部44の上面44aから折曲部46cの最下端までの距離(最短距離)より短い距離だけ天板部44の上面44aから離れて配置されていたが、この形状に限定されず、天板部44の上面44aから折曲部46cの最下端までの距離より長い距離だけ天板部44の上面44aから離れて配置されていてもよい。
また、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40は、床面3上に連結部材8を介して立設する支持台6と共にフリーアクセスフロア42を構成するようになっていたが、連結部材8を有さない構成にして、支持台6が直接床面3上に立設するようになっていてもよい。
また、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル40は、段差面46aが形成されたその側板部46の長さ方向の端部が、支持台6の溝部6bに上方から嵌入して、天板部44の裏面が支持台6の上端面6aに接触することにより、床面3上の所定の高さ位置に着脱自在に支持されていたが、この形態に限定されず、支持台6に支持されるようになっていればよい。
また、前記第1の実施の形態における支持台6は、溝部6bの長さ途中部にリブ6cが形成されていたが、フロアパネル40の側板部46の端部が支持台6の溝部6bに嵌入することができるようになっていれば、リブ6cを有さない構成になっていてもよい。
2 フロアパネル
3 床面
4 フリーアクセスフロア
6 支持台
6a 上端面
6b 溝部
6c リブ
8 連結部材
10 連結部
12 支持部
14 天板部
14a 上面
14b 長溝部
14c 開口部
16 側板部
16a 段差面
16b 突出部
16c 先端角部
40 フロアパネル
42 フリーアクセスフロア
44 天板部
44a 上面
44b 長溝部
44c 開口部
46 側板部
46a 段差面
46b 突出部
46c 折曲部
48 先端板部
48a 先端角部
50 フロアパネル
52 側板部
52a 段差面
52b 突出部
52c 折曲部
54 先端板部
54a 先端角部
60 フロアパネル
62 側板部
62a 段差面
62b 突出部
62c 折曲部
64 先端板部
64a 先端角部
70 フロアパネル
72 側板部
72a 段差面
72b 突出部
72c 曲面部
80 フロアパネル
82 側板部
82a 段差面
82b 突出部
82c テーパ面部
90 フロアパネル
92 天板部
92a 上面
92b 長溝部
92c 開口部
94 側板部
94a 段差面
94b 突出部
94c 折曲部
96 先端板部
96a 先端角部
100 フロアパネル
102 側板部
102a 段差面
102b 突出部
102c 折曲部
104 先端板部
104a 先端角部
110 フロアパネル
112 側板部
112a 段差面
112b 突出部
112c 折曲部
114 先端板部
114a 先端角部

Claims (1)

  1. 平面部とこの周部に四辺を有する板状の天板部と、前記四辺それぞれから略垂直に折曲げられて形成された複数の側板部により一体的に形成され、前記天板部が支持台の上端面に接触することにより、前記支持台に支持されるフロアパネルであって、
    前記側板部が折曲げられて前記側板部の下端部に折曲部が形成され
    前記側板部に前記折曲部を介して連続すると共に、前記側板部との間の角度が略直角になるような先端板部が形成され、
    前記先端板部の前記折曲部と連続する端部とは反対側の先端部は、前記折曲部より前記平面部の中央部寄りの位置に配置された
    ことを特徴とするフロアパネル。
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