JP5720040B1 - 複合資材及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被装着体に装着する複合資材について、被装着体に対して適切に固定できる構成としながらも、その製品精度を高める。【解決手段】金型30に取付固定した第2係合部材22に第1係合部材21を係合させる第1工程と、第2係合部材22により第1結合部材21を係合保持した金型30を用いて樹脂成形を行うことにより、本体部15を形成すると共に本体部15と第1係合部材21とを融着させる第2工程と、第1係合部材21を第2係合部材22から離脱させると共に、本体部15を金型30から取り外す第3工程とを行う。【選択図】図9

Description

本発明は、樹脂成形された複合資材及びその製造方法に関する。
一般に、樹脂成形には、例えば射出成形、ブロー成形、回転成形及びディップ成形等の種々の方法がある。例えば、特許文献1には、電線の先端に圧着された丸端子に対し、ディップ成形されたカバーを装着することが記載されている。
ここで、ディップ成形では、予熱した金型を塩化ビニルペースト等の液状原料(ゾル)に浸漬して引き上げる工程と、金型の表面に付着した原料の層を加熱して硬化(ゲル化)させる工程と、硬化した層を冷却して金型から外す工程とが行われる。このように、ディップ成形には金型が雄型だけで済むという利点がある。
上記特許文献1に記載されたカバーは、電線に予め移動自在に取り付けられており、丸端子を相手方部材にボルト又はナットにより締め付けた後に、当該カバーを電線の先端側へ移動させて丸端子に装着するようになっている。
上記カバーは、下面が開口された四角筒部と、この四角筒部の一側面に設けられた貫通穴に連続する小径円筒部とを備えている。小径円筒部には、上記電線が挿通される。そして、小径円筒部の内面には、カバーが電線の先端側へ外れないように、複数の環状リブが丸端子に当接するストッパーとして形成されている。
また、特許文献2には、手袋をブロー成形する際に、金型内で手袋の外面にスポンジ等の装着部材を熱溶着させることが開示されている。すなわち、左型の内側には凹状のインサート部が形成されており、このインサート部に装着部材が配置される。そして、装着部材と共にパリソンを金型の内部に収容し、加圧エアーによりパリソンを金型内で膨張させる。そのことにより、成形品の外面に装着部材を熱溶着させるようにしている。
特開2012−109067号公報 特開平9−296312号公報
上記特許文献1のカバーは、電線の先端側への移動が環状リブによって規制されるものの、電線の基端側へ移動可能になっているので、丸端子を確実に保護することが難しい。上記丸端子等の被装着体をカバーによって確実に保護するためには、カバーを被装着体に係合させて固定することが望ましい。
上記特許文献1のカバーは比較的小さいが、被装着体が大きくなりカバーも大きくなると、カバーを被装着体に固定することがより難しくなる。そこで、例えば、カバー本体に係合部材としての面ファスナーを縫い付ける一方、対応する面ファスナーを被装着体に貼り付けることが考えられる。このようにすれば、カバー本体を被装着体に装着した状態で、カバーの面ファスナーを被装着体の面ファスナーに係合させることにより、カバーを被装着体に固定することが可能になる。
しかし、この構成では、上記面ファスナー等の係合部材を上記カバー本体等の本体部に取り付ける工程が別途必要になるので、上記カバー等の複合資材を製造するための工程数が増加してしまうという問題がある。
一方、上記特許文献2に記載されている手袋の製造方法では、ブロー成形の際に装着部材を成形品の外面に熱溶着させるので、工程数の増加を抑制できる。しかしながら、この特許文献2の製造方法では、ブロー成形の際に、装着部材を金型内の凹状のインサート部に単に配置するだけであるため、成形品と装着部材とを所望の位置で確実に固定した状態で熱溶着させることが困難である。つまり、この装着部材は、ブロー成形前に少しの外力が加わるだけで凹状のインサート部から外れてしまうので、特許文献2の製造方法には、製品精度を高めることが難しいという問題がある。ここで、製品精度とは、製造工程における製品の各構成部材の位置精度や寸法精度もしくは融着安定度などによって決まる製品精度のことをいう。
また、特許文献2の手袋は、筒状部分の外面に装着部材が熱溶着されている。しかし、この特許文献2のブロー成形では、パリソンに加圧エアーを吹き込んで膨張させることにより、金型のインサート部に配置されている装着部材にパリソンの外面を押し付けて熱溶着させているので、このように膨張するパリソンの内面に装着部材を熱溶着することは極めて困難である。
ここで、袋状の成形品をブロー成形する際にその外面に装着部材を熱溶着し、その後、その成形品を裏返しにして最終成形品を製造すると共にその最終成形品の内面に装着部材を配置させることが考えられる。
しかし、上記成形品が非常に柔らかく且つ厚みが薄い場合には、このような袋状の成形品を裏返しにする作業が可能であるかも知れないが、ブロー成形された成形品を裏返しにするという新たな工程が必要になってしまう。一方、成形品の素材が硬い場合や厚い場合には、その成形品を裏返しにするという作業自体が非常に困難である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被装着体に装着する複合資材について、被装着体に対して適切に固定できる構成としながらも、その製品精度を高めることにある。また、本発明の他の目的とするところは、被装着体に装着する複合資材について、その筒状部分の内面に設けられた係合部材により、被装着体に対して適切に固定できる構成としながらも、容易且つ適切に製造し得るようにすることにある。
本発明に係る複合資材の製造方法は、本体部と、該本体部が被装着体に装着された状態で該被装着体に係合する第1係合部材とを有する複合資材を製造する方法であって、金型に取付固定した第2係合部材に上記第1係合部材を係合させる第1工程と、上記第2係合部材により上記第1係合部材を係合保持した金型を用いて樹脂成形を行うことにより、上記本体部を形成すると共に該本体部と上記第1係合部材とを融着させる第2工程と、上記第1係合部材を上記第2係合部材から離脱させると共に、上記本体部を上記金型から取り外す第3工程とを有する。そして、上記第1工程では、上記第2係合部材により上記第1係合部材を係合保持した金型を液状原料に浸漬して引き上げると共に、上記第2工程では、上記金型及び第1係合部材に付着した上記液状原料を硬化させることによって、上記本体部と上記第1係合部材とを融着させる。
この場合、上記第1工程よりも前に行われ、上記金型に形成された凹部に上記第2係合部材を収容して取付固定する準備工程をさらに有し、上記第1工程では、上記第1係合部材を上記凹部に収容し且つ上記第2係合部材と係合させた状態で、上記凹部の開口端を上記第1係合部材と共に閉塞材によって閉塞し、上記第2工程では、上記本体部と上記第1係合部材と上記閉塞材とを融着させることが好ましい。
さらに、上記第1係合部材及び上記第2係合部材は、面ファスナーにより構成されていてもよい。また、上記第1係合部材及び上記第2係合部材は、ホックにより構成されていてもよい。そして、本発明に係る複合資材は、上記複合資材の製造方法により製造されている。
また、本発明に係る複合資材は、ディップ成形されると共に少なくとも一部が筒状に形成された本体部と、上記本体部における筒状部分の内面に設けられ、該本体部が被装着体に装着された状態で該被装着体に係合する係合部材とを備え、上記係合部材は、上記ディップ成形の際に上記本体部と融着することによって、上記本体部と一体化されている。
この場合、上記係合部材は、面ファスナーにより構成されていてもよい。
さらに、上記被装着体は、自動改札機の通路を開閉する扉本体であり、上記本体部は、上記扉本体に装着されるカバー本体であってもよい。
本発明によれば、被装着体に装着する複合資材について、樹脂成形の際に第1係合部材を本体部に融着するようにしたので、被装着体に対して適切に固定できる構成としながらも、その製品精度を高めることができる。
ここで、仮に、第1係合部材をミシン等により本体部に縫い付けるとすると、縫い付けた孔からひび割れが生じることにより劣化しやすくなるという問題がある。一方、第1係合部材を接着剤により本体部に貼り付けるとすると、接着剤層が経時劣化して剥離しやすくなるという問題がある。これに対し、本発明のように第1係合部材と本体部とを融着すれば、上記のような問題がなく互いに強固に結合させることができるので、複合資材の長寿命化を図ることができる。
さらに、樹脂成形の際に、金型の第2係合部材により第1係合部材を精度よく確実に係合保持させるようにしたので、本体部と第1係合部材とを所望の位置で適切に融着させることができる。しかも、第1面係合部材と第2係合部材との係合状態を解除することにより、第1係合部材と一体化した本体部を、金型から適切に取り外すことができる。このようにして、第1係合部材が融着された被装着体の製品精度を高めることができる。
ここで、仮に、金型に第1係合部材を接着固定又は粘着固定したとすると、本体部を金型から取り外した後に、接着剤又は粘着剤の屑が金型や本体部に残りやすい。したがって、成形した本体部が汚れてしまったり、次に成形する本体部に金型に残った屑が付着してしまうことにより、複合資材の品質が低下する等の問題が生じ得る。
これに対し、本発明では、面ファスナーやホック等の係合手段を用いているので、第1係合部材を金型に固定するために接着剤や粘着剤の屑が生じることはなく、複合資材の品質を高めることができる。しかも、金型に取付固定した第2係合部材に対して、第1係合部材を着脱自在に係合させることができるので、この第2係合部材が取付固定された金型を繰り返し使用することができる。つまり、金型に要する費用を低減することができる。
しかも、第1係合部材を係合保持した金型に液状原料を付着させて硬化させる成形方法(ディップ成形)としたので、筒状に形成される本体部の内面に第1係合部材を容易に且つ高精度に一体成形することが可能になる。
さらに、第1及び第2係合部材を金型の凹部に収容した状態で、上記凹部の開口端を第1係合部材と共に閉塞材によって閉塞することにより、凹部内における第1係合部材と第2係合部材との間への液状原料の侵入を防止できる。よって、本体部に融着された第1係合部材の係合機能を確実に発揮できると共に、金型側の第2係合部材の係合機能も適切に維持できる。その結果、より確実に金型を繰り返し使用できることとなる。しかも、閉塞材は本体部及び第1係合部材と一体化されるので、閉塞材を除去する工程を不要にすることができる。
また、第1係合部材を面ファスナーとすれば、その面ファスナーを好適に本体部と融着させることができる。また、第1係合部材をホックとすれば、そのホックを樹脂成形の際に好適に本体部と融着できると共に、複合資材におけるホックの位置精度をより一層高めることができる。また、本発明によれば、金型に要する費用を抑えつつ、製品精度が高い複合資材を好適に具現化することができる。
また、本発明によれば、複合資材の本体部がディップ成形されると共に少なくとも一部が筒状に形成されており、その本体部における筒状部分の内面には、係合部材がディップ成形の際に融着されているので、その係合部材により、被装着体に対して適切に固定できる構成としながらも、容易且つ適切に製造することができる。
ここで、仮に、例えばブロー成形により係合部材が筒状部分の外面に融着された成形品を裏返しにして複合資材を形成する場合を想定する。上記成形品の素材が非常に柔らかく且つ厚みが薄い場合には、このような方法により複合資材を製造することが可能であるが、ブロー成形された成形品を裏返しにするという新たな工程が必要になってしまう。一方、上記成形品の素材が硬い場合や厚い場合には、その成形品を裏返しにするという作業自体が非常に困難である。
これに対し、本発明のように、本体部がディップ成形されており、そのディップ成形の際に係合部材が本体部の内面に融着された構成とすることにより、成形品を裏返しにするというような新たな工程は不要になる。つまり、製造工程数の増加を抑えて容易に複合資材を製造できる。しかも、本体部の素材が比較的硬い場合や厚みが大きい場合であっても、適切に複合資材を製造することができる。
また、係合部材を面ファスナーとすれば、その面ファスナーを好適に本体部と融着させることができる。
また、被装着体を自動改札機の扉本体とし、本体部をその扉本体に装着されるカバー本体とすることにより、カバー本体が係合部材により扉本体に係合固定されるので、扉本体をカバー本体により確実に保護できる。さらに、このカバー本体を有する複合資材を比較的少ない工程数で製造することができる。
図1は、本実施形態におけるカバーの外観を示す正面図である。 図2は、本実施形態における扉本体の外観を示す正面図である。 図3は、扉本体に装着されたカバーの外観を示す正面図である。 図4は、図1におけるIV−IV線断面図である。 図5は、図3におけるV−V線断面図である。 図6は、金型の凹部周辺を拡大して示す側断面図である。 図7は、第2面ファスナーが取り付けられた金型の一部を拡大して示す正面図である。 図8は、図7におけるVIII−VIII線断面図である。 図9は、金型の表面に形成されたカバーの一部を拡大して示す側断面図である。 図10は、ホックが融着されたカバー及び金型の一部を拡大して示す側断面図である。 図11は、ブロー成形するための金型及び複合資材の一次成形品を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は本実施形態におけるカバー1の外観を示している。図2は、扉本体10の外観を示している。図3は、扉本体10に装着されたカバー1を示している。また、図4は図1におけるIV−IV線断面を示し、図5は、図3におけるV−V線断面を示している。
本実施形態では、本発明に係る複合資材の一例としてカバー1について説明する。カバー1は、例えば自動改札機の扉20に用いられる。ここで、自動改札機は、図示を省略するが、改札券に対して所定の処理等を行なう改札機本体と、改札機本体に沿って設けられた通路と、改札機本体に揺動可能に設けられて通路を開閉する扉20とを備えている。扉20は、図1〜図3に示すように、扉本体(被装着体)10と、扉本体10に装着されたカバー1とを有している。
扉本体10は、図2に示すように、金属製の取付プレート11と、取付プレート11に対して一体に成形された合成樹脂発泡体からなる板状部12とを有している。
取付プレート11は、板状部12から露出している基端側部分11aが、改札機本体に設けられている揺動機構(図示省略)に連結固定されるようになっている。一方、取付プレート11の先端側部分11bは、ゴム材(図示省略)等を介して上記板状部12により被覆されている。こうして、扉本体10は、改札機本体の揺動機構により揺動されることによって、自動改札機の通路を開閉する。
板状部12は、例えばエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)等の比較的柔らかい発泡体によって形成されている。そのことにより、閉鎖状態の扉20に通行者が誤って衝突したとしても、通行者が扉20から受ける衝撃を大幅に低減し、その通行者の安全性を確保することが可能になる。
カバー1は、樹脂成形されたカバー本体15と、カバー本体15に設けられ、カバー本体15が扉本体10に装着された状態で扉本体10に係合する第1係合部材としての第1面ファスナー21とを備えている。尚、本実施形態における樹脂には、天然ゴム等の天然樹脂と、塩化ビニル等の合成樹脂とが含まれる。
カバー本体15は、図1〜図5に示すように、全体として袋状に形成されており、少なくとも一部が筒状に形成されている。カバー本体15は、扉本体10における板状部12の表面を覆う有底四角筒状の第1カバー部16と、第1カバー部16の開口部分に連続する四角筒状の第2カバー部17とを有している。第2カバー部17は、第1カバー部16よりも小径であり、上記取付プレート11の一部表面を覆うように形成されている。尚、第1カバー部16の形状は、有底四角筒状に限らず袋状であってもよい。第2カバー部17の形状は、四角筒状に限らず筒状であればよい。
カバー本体15は、例えばディップ成形されており、軟質塩化ビニル等の熱硬化性樹脂によって構成されている。この塩化ビニルは、静電除去剤を含有している。このように、カバー本体15を塩化ビニルによって構成すれば、扉本体10の素材が比較的柔らかいEVA等であっても、その扉本体10をカバー本体15により好適に保護することができる。
ここで、図2及び図5に示すように、扉本体10は、取付プレート11の一方の表面に貼り付けられた第3係合部材である第3面ファスナー23と、取付プレート11の他方の表面に貼り付けられた両面粘着テープ25とを有している。第3面ファスナー23は、第1面ファスナー21と係合可能に構成されている。第3面ファスナー23は例えばナイロンにより形成されており、織物からなる基布(図示省略)と、基布の一方側の表面に多数形成された係合素子(図示省略)とを有している。
上記第1面ファスナー21は、カバー本体15の筒状部分を構成している第2カバー部17の内面に一体化して設けられており、カバー本体15が扉本体10に装着された状態で扉本体10側の第3面ファスナー23に対向するように配置されている。こうして、カバー本体15が扉本体10に装着された状態で、カバー1側の第1面ファスナー21が扉本体10の第3面ファスナー23と係合するようになっている。第1面ファスナー21は、第3面ファスナー23と同様の構成を有しており、例えばナイロンにより形成されている。
また、カバー本体15が扉本体10に装着された状態で、第2カバー部17の内面は、両面粘着テープ25によって取付プレート11に仮止めされる。第2カバー部17は、図5に示すように、この両面粘着テープ25による仮止め状態で、金属製の板部材26により押さえられて取付プレート11にネジ止めされるようになっている。
そして、第1面ファスナー21は、カバー本体15がディップ成形される際にカバー本体15と融着することにより一体化している。すなわち、カバー本体15となる液状原料の層が第1面ファスナー21に接触した状態で硬化することによって、第1面ファスナー21はカバー本体15に融着している。
尚、本実施形態における融着とは、カバー本体15及び第1面ファスナー21が互いに接触した状態で、カバー本体15及び第1面ファスナー21のうち少なくともカバー本体15の構成材料が融けて硬化することにより、カバー本体15と第1面ファスナー21とが一体に結合していることをいう。
また、図4に示すように、第2カバー部17には、面ファスナー22の周縁部分と重なる領域にマスキングテープ等の樹脂テープ28が一体に設けられている。樹脂テープ28は、カバー本体15がディップ成形される際に、カバー本体15の原料が硬化することによって当該カバー本体15及び面ファスナー22と一体化されている。
次に、上記カバー1の製造方法について説明する。図6〜図8は、上記カバー1をディップ成形するための金型30を一部拡大して示している。図9は、金型30の表面に形成されたカバー1の一部を示している。
本実施形態によるカバー1の製造方法では、カバー本体15を樹脂成形する。そして、上記樹脂成形する際に、第1面ファスナー21とカバー本体15とを融着して一体化させる。
カバー1の製造方法は、金型30に第1面ファスナー21を係合保持させる第1工程と、第1面ファスナー21が係合保持された金型30を用いてカバー本体15を樹脂成形すると共にカバー本体15と第1面ファスナー21とを融着させる第2工程と、カバー本体15及び第1面ファスナー21を金型30から取り外す第3工程とを有する。さらに、このカバー1の製造方法は、第1工程よりも前に行われる準備工程を有する。
まず、準備工程では、図6に示すように、金型30に形成された凹部31に第2面ファスナー22を収容して取付固定する。凹部31は、帯状の第2面ファスナー22が丁度収まるような矩形状に形成されている。図示を省略するが、第2面ファスナー22は、その基布の背面が凹部31の底面に接着されると共に、その底面に対してネジ止めされている。
次に、第1工程では、図8に示すように、帯状の第1面ファスナー21を金型30の凹部31に収容すると共に第2面ファスナー22と係合させて互いに貼り合わせる。第1面ファスナー21は、第2面ファスナー22と同じ大きさに形成されている。
ここで、凹部31の深さは、互いに貼り合わされた第1及び第2面ファスナー21,22の総厚みと同じになっている。よって、第2面ファスナー22に貼り合わされた第1面ファスナー21の背面は、凹部31周りの金型30の表面に連続することとなる。次に、図7及び図8に示すように、凹部31の開口端を第2面ファスナー22に係合した第1面ファスナー21と共に閉塞材としての樹脂テープ28によって閉塞する。すなわち、第1面ファスナー21と凹部31の開口縁との隙間を樹脂テープ28により閉塞する。樹脂テープ28には、例えば、カバー本体15と同じ材料からなる塩化ビニル等のテープを適用することができる。
次いで、このように第2面ファスナー22により第1面ファスナー21を係合保持した金型30を予熱して液状原料である塩化ビニルのゾルに浸漬して引き上げる。そのことにより、金型30、樹脂テープ28及び第1面ファスナー21の表面に塩化ビニルゾルの層が付着する。このとき、第1面ファスナー21の基布には、塩化ビニルゾルが染み込んでいる。
尚、ナイロンからなる第1及び第2面ファスナー21,22の融点は約215℃である。一方、塩化ビニルの硬化温度は約170℃である。つまり、カバー本体15の原料の硬化温度は、第1及び第2面ファスナー21,22の融点よりも低い温度に設定されている。
また、第1及び第2面ファスナー21,22は、ナイロン以外にも例えばポリエステル等の他の樹脂によって構成されていてもよい。さらに、カバー本体15の原料は、第1及び第2面ファスナー21,22の構成材料よりも融点が低い樹脂材料であれば、塩化ビニルに限らず他の樹脂であってもよい。
次に、第2工程では、図9に示すように、第1工程で金型30、樹脂テープ28及び第2面ファスナー22に付着した塩化ビニルゾルの層を加熱することにより、その塩化ビニルの層をゲル化して硬化させる。そのことにより、カバー本体15を形成すると共にこのカバー本体15と第1面ファスナー21とを融着させる。このとき、樹脂テープ28もカバー本体15及び第1面ファスナー21と融着して一体化する。
次に、第3工程では、カバー本体15と金型30との間にエアーを吹きつける。そうして、第1面ファスナー21を第2面ファスナー22から離脱させると共に、カバー本体15を金型30から取り外す。以上のようにして、図1及び図4に示すように、第1面ファスナー21及び樹脂テープ28がカバー本体15と融着して一体化したカバー1を製造する。
したがって、この実施形態によると、扉本体10に装着するカバー1について、樹脂成形の際に第1面ファスナー21をカバー本体15に融着するようにしたので、扉本体10に対して適切に固定できる構成としながらも、その製品精度を高めることができる。
ここで、仮に、第1面ファスナー21をミシン等によりカバー本体15に縫い付けるとすると、縫い付けた孔からひび割れが生じることにより劣化しやすくなるという問題がある。一方、第1面ファスナー21を接着剤によりカバー本体15に貼り付けるとすると、接着剤層が経時劣化して剥離しやすくなるという問題がある。これに対し、本実施形態のように第1面ファスナー21とカバー本体15とを融着すれば、上記のような問題がなく互いに強固に結合させることができるので、カバー1の長寿命化を図ることができる。
さらに、本実施形態によると、樹脂成形の際に、金型30の第2面ファスナー22により第1面ファスナー21を係合保持させるようにしたので、カバー本体15と第1面ファスナー21とを所望の位置で適切に融着させることができる。しかも、第1面ファスナー21と第2面ファスナー22との係合状態を解除することにより、第1面ファスナー21と一体化したカバー本体15を、金型30から適切に取り外すことができる。このようにして、第1面ファスナー21が融着されたカバー1の製品精度を高めることができる。
ここで、仮に、金型30に第1面ファスナー21を接着固定又は粘着固定したとすると、カバー本体15を金型30から取り外した後に、接着剤又は粘着剤の屑が金型30やカバー本体15に残りやすい。したがって、成形したカバー本体15が汚れてしまったり、次に成形するカバー本体15に金型30に残った屑が付着してしまうことにより、カバー1の品質が低下する等の問題が生じ得る。
これに対し、本実施形態によれば、第1面ファスナー21を金型30に固定するために接着剤や粘着剤の屑が生じることはないので、カバー1の品質を高めることができる。しかも、金型30に取付固定した第2面ファスナー22に対して、第1面ファスナー21を着脱自在に係合させることができるので、この第2面ファスナー22が取付固定された金型30を繰り返し使用することができる。つまり、金型30に要する費用を低減することができる。
さらにまた、本実施形態では、第1面ファスナー21を係合保持した金型30に液状原料を付着させて硬化させるディップ成形を行うようにしたので、筒状に形成されるカバー本体15の内面に第1面ファスナー21を容易に且つ高精度に一体成形することができる。
さらに、第1及び第2面ファスナー21,22を金型30の凹部31に収容した状態で、凹部31の開口端を第1面ファスナー21と共に樹脂テープ28によって閉塞するようにしたので、凹部31内における第1面ファスナー21と第2面ファスナー22との間への液状原料の侵入を防止できる。よって、カバー本体15に融着された第1面ファスナー21の係合機能を確実に発揮できると共に、金型30側の第2面ファスナー22の係合機能も適切に維持できる。その結果、より確実に金型30を繰り返し使用できることとなる。しかも、樹脂テープ28はカバー本体15及び第1面ファスナー21と一体化されるので、樹脂テープ28を除去する工程を不要にすることができる。
また、第1係合部材を織物からなる基布を有する第1面ファスナー21によって構成したので、その基布において第1面ファスナー21を好適にカバー本体部15と融着させることができる。
また、この実施形態によると、カバー1のカバー本体15がディップ成形されると共に少なくとも一部が筒状に形成されており、そのカバー本体15における筒状部分の内面には、第1係合部材21がディップ成形の際に融着されているので、その第1係合部材21により、扉本体10に対して適切に固定できる構成としながらも、容易且つ適切に製造することができる。
ここで、仮に、例えばブロー成形により第1係合部材21が筒状部分の外面に融着された成形品を裏返しにしてカバー1を形成する場合を想定する。上記成形品の素材が非常に柔らかく且つ厚みが薄い場合には、このような方法によりカバー1を製造することが可能であるが、ブロー成形された成形品を裏返しにするという新たな工程が必要になってしまう。一方、上記成形品の素材が硬い場合や厚い場合には、その成形品を裏返しにするという作業自体が非常に困難である。
これに対し、本実施形態のように、カバー本体15がディップ成形されており、そのディップ成形の際に第1係合部材21がカバー本体15の内面に融着された構成とすることにより、上記成形品を裏返しにするというような新たな工程は不要になる。つまり、製造工程数の増加を抑えて容易にカバー1を製造できる。しかも、カバー本体15の素材が比較的硬い場合や厚みが大きい場合であっても、適切にカバー1を製造することができる。
また、カバー本体15が第1係合部材21により扉本体10に係合固定されるので、この自動改札機の扉本体10をカバー本体15により確実に保護できる。さらに、このカバー本体15を有するカバー1を比較的少ない工程数で製造することができる。
(その他の実施形態)
尚、上述した実施形態では、取付プレート11と第2カバー部17との間に、第1面ファスナー21及び両面粘着テープ25が設けられる例について説明したが、本発明はこのような構成に限らない。例えば、筒状の第2カバー部17の内面に対し、2つの第1面ファスナー21を互いに対向するように配置して融着させた構成としてもよい。この場合、図5において、両面粘着テープ25や板部材26を設けずに、取付プレート11の両面に第3面ファスナー23を貼り付ければよい。また、カバー1を製造するときには、図8において、金型30の左側部分の構成(凹部31、第1及び第2面ファスナー21,22、樹脂テープ28)を当該金型30の右側部分にも設けるようにすればよい。
このようにすれば、両面粘着テープ25により仮止めしたカバー本体15を板部材26で押さえつつ取付プレート11にネジ止めするといった作業が不要になるため、扉本体10に対するカバー1の着脱を容易にすることができる。
また、上記実施形態では、第1係合部材21及び第2係合部材22をそれぞれ第1面ファスナー21及び第2面ファスナー22によって構成した例について説明したが、第1及び第2係合部材21,22はこれに限らず他の構成としてもよい。
例えば、金型30及びカバー本体15の断面構成を示す図10に示すように、ホック41,42等の他の係合部材を、上記第1及び第2面ファスナー21,22と同様に、カバー本体15と金型30とにそれぞれ設けるようにしてもよい。
この場合、図10に示すように、金型30の凹部31に第2ホック42を取付固定しておき、この第2ホック42に第1ホック41を係合させた状態で、カバー本体15を樹脂成形すればよい。そのことにより、第1ホック41とカバー本体15とを融着させることができる。第1及び第2ホック41,42は、カバー本体15の原料よりも融点が高い材料として、例えば金属材料や、ポリアセタール及びポリカーボネート等の樹脂材料によって構成することが可能である。 第1係合部材を第1ホック41とすれば、そのホック41をカバー本体15を樹脂成形する際に、好適にカバー本体部15と融着できると共に、カバー1における第1係合部材(第1ホック41)の位置精度をより一層高めることができる。
このとき、図10に示すように、リング状の樹脂テープ28を第1ホック41と凹部31の開口縁との隙間を閉塞するように貼り付けることが好ましい。そうすれば、上記実施形態と同様に、凹部13内における第1ホック41と第2ホック42との間への液状原料の侵入を抑制することが可能になる。
尚、樹脂テープ28の代わりに、例えば、第2ホック42に係合する第1ホック41の係合突起41aが挿入される孔が形成されたリング状の樹脂テープ(図示省略)を、第1ホック41と第2ホック42との間に挟み込むと共に、その樹脂テープの周縁部分によって第1ホック41と凹部31の開口縁との隙間を閉塞するようにしてもよい。このようにすれば、凹部13内における第1ホック41と第2ホック42との間への液状原料の侵入を防止することができる。
また、上記実施形態では、第2面ファスナー22と凹部31の開口縁との隙間を閉塞する閉塞材の例として樹脂テープ28について説明したが、閉塞材はこれに限らず、例えば接着剤等の他の構成としてもよい。閉塞材が接着剤である場合、第1工程において、第2面ファスナー22と凹部31の開口縁との隙間に接着剤を塗布して硬化させるようにすればよい。
また、第1係合部材21の背面が平坦である場合には、その第1係合部材21の背面に表面処理剤(例えば、坂井化学工業株式会社の製品であるユープライ(登録商標)P−3378を塗布することが望ましい。これにより、第1係合部材21の背面が凹凸状に表面処理されるので、第1係合部材21をカバー本体15と確実に融着させることができる。
(参考例)
上記実施形態では、カバー本体15をディップ成形する例について説明したが、参考例として、樹脂成形がブロー成形である場合について、図11を参照して説明する。図11は、ブロー成形するための金型50及び複合資材の一次成形品51の断面構成を示している。
図11に示すように、金型50は、左型52と右型53とを有している。左型52及び右型53にはそれぞれ成形用凹部54,55が形成されている。左型52及び右型53が閉じることによって、成形用凹部54,55は互いに合わされて1つの空間56を区画する。また、金型50には、空間56へエアーを吹き出すエアー吹出部57とダイ58とが設けられている。
そして、例えば左型52の成形用凹部54の底には、凹部59が形成されている。凹部59には、第2係合部材として例えば第2面ファスナー22が、上記実施形態と同様に取付固定されている。
そうして、上記金型50を用いて例えば手袋等の複合資材を製造する場合、左型52の第2面ファスナー22に第1係合部材としての第1面ファスナー21を係合して貼り合わせる。凹部59の深さは第1及び第2面ファスナー21,22の厚みと同じである。続いて、左型52と右型53との間にダイ57からパリソン60を押し出した後、その左型52及び右型53を閉じる。次いで、エアー吹出部57からパリソン60内にエアーを吹き込む。
そうすると、加圧エアーによりパリソン60が膨張して薄肉状となり、そのパリソン60の外面が、第1面ファスナー21の背面に接触して融着すると共に成形用凹部54,55に沿った形状に成形される。こうして、手袋の本体部となる一次成形品51が樹脂成形される。
その後、左型52及び右型53を開いて、第1面ファスナー21を左型52の第2面ファスナー22から離脱させると共に、一次成形品51を左型52及び右型53から取り外す。次いで、硬化させた一次成形品51の一部を切断して開口させることにより、第1面ファスナー21が外面に融着された手袋を製造することができる。この手袋は、第1面ファスナー21に係合可能な第3面ファスナーを有する他の物品(被装着体)に装着することができる。
尚、上記実施形態では、自動改札機の扉本体10に装着されたカバー1等について説明したが、本発明に係る複合資材はこれに限らず、例えば高速道路のETCに用いられるゲートに装着されるカバー等の他の複合資材に広く適用することができる。
また、上記実施形態では、筒状部を有する複合資材について説明したが、これに限らず、本発明に係る複合資材には、例えば第1係合部材が融着された筒状部を有する一次成形品を切断することによってシート状に開かれた最終製品としての複合資材が含まれる。
以上説明したように、本発明は、樹脂成形された複合資材及びその製造方法について有用である。
1 カバー(複合資材)
10 扉本体(被装着体)
15 カバー本体(本体部)
21 第1面ファスナー(第1係合部材)
22 第2面ファスナー(第2係合部材)
23 第3面ファスナー
28 樹脂テープ(閉塞材)
30,50 金型
31,59 凹部
41 第1ホック(第1係合部材)
42 第2ホック(第2係合部材)

Claims (8)

  1. 本体部と、該本体部が被装着体に装着された状態で該被装着体に係合する第1係合部材とを有する複合資材を製造する方法であって、
    金型に取付固定した第2係合部材に上記第1係合部材を係合させる第1工程と、
    上記第2係合部材により上記第1係合部材を係合保持した金型を用いて樹脂成形を行うことにより、上記本体部を形成すると共に該本体部と上記第1係合部材とを融着させる第2工程と、
    上記第1係合部材を上記第2係合部材から離脱させると共に、上記本体部を上記金型から取り外す第3工程とを有し、
    上記第1工程では、上記第2係合部材により上記第1係合部材を係合保持した金型を液状原料に浸漬して引き上げると共に、
    上記第2工程では、上記金型及び第1係合部材に付着した上記液状原料を硬化させることによって、上記本体部と上記第1係合部材とを融着させる、複合資材の製造方法。
  2. 請求項1に記載された複合資材の製造方法において、
    上記第1工程よりも前に行われ、上記金型に形成された凹部に上記第2係合部材を収容して取付固定する準備工程をさらに有し、
    上記第1工程では、上記第1係合部材を上記凹部に収容し且つ上記第2係合部材と係合させた状態で、上記凹部の開口端を上記第1係合部材と共に閉塞材によって閉塞し、
    上記第2工程では、上記本体部と上記第1係合部材と上記閉塞材とを融着させる、複合資材の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載された複合資材の製造方法において、
    上記第1係合部材及び上記第2係合部材は、面ファスナーにより構成されている、複合資材の製造方法。
  4. 請求項1又は2に記載された複合資材の製造方法において、
    上記第1係合部材及び上記第2係合部材は、ホックにより構成されている、複合資材の製造方法。
  5. 請求項1乃至4の何れか1つに記載された複合資材の製造方法により製造されている、複合資材。
  6. ディップ成形されると共に少なくとも一部が筒状に形成された本体部と、
    上記本体部における筒状部分の内面に設けられ、該本体部が被装着体に装着された状態で該被装着体に係合する係合部材とを備え、
    上記係合部材は、上記ディップ成形の際に上記本体部と融着することによって、上記本体部と一体化されている、複合資材。
  7. 請求項6に記載された複合資材において、
    上記係合部材は、面ファスナーにより構成されている、複合資材。
  8. 請求項6又は7に記載された複合資材において、
    上記被装着体は、自動改札機の通路を開閉する扉本体であり、
    上記本体部は、上記扉本体に装着されるカバー本体である、複合資材。
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