JP2992722B2 - 把手付プラスチックボトル - Google Patents

把手付プラスチックボトル

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JP2992722B2
JP2992722B2 JP4063981A JP6398192A JP2992722B2 JP 2992722 B2 JP2992722 B2 JP 2992722B2 JP 4063981 A JP4063981 A JP 4063981A JP 6398192 A JP6398192 A JP 6398192A JP 2992722 B2 JP2992722 B2 JP 2992722B2
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政男 加藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D23/00Details of bottles or jars not otherwise provided for
    • B65D23/10Handles
    • B65D23/104Handles formed separately
    • B65D23/106Handles formed separately the gripping region of the handle extending between the neck and the base of the bottle or jar and being located in a radial plane comprising the axis of the bottle or jar

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステル樹脂をブ
ロー成形したボトル本体の胴部に、樹脂製の把手を装着
した把手付プラスチックボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、把手付プラスチックボトルと
して、ポリエステル樹脂をブロー成形したボトル本体の
胴部に把手取付用の凹部を形成し、該凹部に樹脂製の把
手を装着したものが多く提案されている。
【0003】このポリエステル樹脂製の把手付プラスチ
ックボトルの製造方法としては、例えば、あらかじめ成
形した把手を、ボトル本体をブロー成形する金型内に配
置し、パリソン内に圧力流体を吹込んでボトル本体をブ
ロー成形する際に、把手の取付部とボトル本体壁面とを
嵌合させて一体化させる方法や、あらかじめブロー成形
により所定の形状に形成されたボトル本体を把手成形用
の金型内に配置し、これに隣接して設けられている把手
形状のキャビティへ樹脂を射出もしくは注入し、該樹脂
をボトル本体と接触させ、樹脂の温度と圧力で両者を溶
融接着させて一体化する方法が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記両方法において、
前者は把手の位置決めが困難であり、これが原因で把手
が外れるなどの問題があり、また、後者はボトル本体の
把手取付部の形状が複雑となったり、両者が表層融着に
なったりして把手が外れやすくなるなどの問題があっ
た。
【0005】さらに、両者とも、落下等のような、ボト
ル本体に衝撃的な外力が加わった際に、ボトル本体と把
手との嵌合部の外れや融着部の破壊等を生じて把手が外
れてしまうことがあった。
【0006】そこで本発明は、ボトル本体と把手との取
付けを容易に、かつ確実に行えるとともに、両者の取付
強度を向上させて把手の外れを防止できる把手付プラス
チックボトルを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の把手付プラスチックボトルは、ポリエス
テル樹脂をブロー成形したボトル本体の胴部に、樹脂製
の把手を装着した把手付プラスチックボトルにおいて、
前記ボトル本体の胴部外周に、把手を形成する樹脂と融
着可能な樹脂により形成されたリング状の把手取付用支
持体を装着し、該把手取付用支持体を装着したボトル本
体を把手成形用の金型内に配置して把手を成形する際
に、把手の取付部を前記把手取付用支持体に融着させた
ことを特徴としている。
【0008】
【作 用】上記両構成によれば、把手は、ボトル本体の
胴部外周に装着された把手取付用支持体を介してボトル
本体に装着される。把手取付用支持体は、リング状であ
るから、ボトル本体との取付強度は十分確保でき、ま
た、把手と把手取付用支持体との融着は、把手取付用支
持体に未延伸のものを用いれば、十分な融着強度が得ら
れる。
【0009】さらに、ボトル本体と把手取付用支持体と
は機械的結合でよいから、把手取付用支持体に把手と溶
着可能な材料を用いることにより、ボトル本体と把手と
が異なる樹脂材料の場合でも、確実に把手を装着するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いて、さらに詳細に説明する。
【0011】図1は把手付プラスチックボトルの正面
図、図2はボトル本体成形時の断面図、図3は把手成形
時の断面図である。
【0012】把手付プラスチックボトルは、ポリエステ
ル樹脂、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂からな
るパリソンをブロー成形して得られたボトル本体10
と、樹脂を射出成形して得られた把手20とを一体化さ
せたものである。
【0013】上記ボトル本体10には、胴部上方に把手
取付用の凹部11が形成されており、該凹部11の上下
に対応する胴部外周には凹溝12が設けられ、該凹溝1
2にリング状の把手取付用支持体30が装着されてい
る。
【0014】一方の把手20は、手持部(把握部)21
と、該手持部21の上下両端部からそれぞれボトル本体
側に水平方向に突出する取付部22とにより構成されて
いる。
【0015】上記把手20と把手取付用支持体30と
は、後述の把手20の射出成形の際の溶融樹脂の温度で
熱融着が可能な樹脂材料が用いられている。なお、この
樹脂材料は、ボトル本体10と同種であっても、異種で
あってもよい。例えば、ポリエチレンテレフタレートの
ボトル本体10に対し、把手20がポリプロピレン,把
手取付用支持体30がポリプロピレンの場合、あるいは
把手20及び把手取付用支持体30共にポリエチレンテ
レフタレートの場合等が使用できる。
【0016】また、把手取付用支持体30の把手融着位
置に凹凸を設けておき、把手20の取付部22が食い込
むようにしてもよい。
【0017】前記把手取付用支持体30を装着したボト
ル本体10は、例えば、図2に示すようにして製造され
る。即ち、ボトル本体成形用金型40の所定位置に、あ
らかじめ胴部外周より僅かに小径のリング状に成形した
前記把手取付用支持体30を配置してボトル本体10を
ブロー成形すると、把手取付用支持体30自体がボトル
本体10の凹溝12を形成し、該凹溝12に把手取付用
支持体30が嵌合した状態となる。
【0018】なお、把手取付用支持体30をボトル本体
10の胴部に装着する手段としては、切れ目を設けたリ
ング状の把手取付用支持体30を別に成形し、これをあ
らかじめブロー成形したボトル本体10の凹溝12に装
着し、前記切れ目を融着あるいは接着するようにした
り、半リング状のものを取付けてそれぞれの両端を融着
あるいは接着するようにしてもよい。
【0019】そして、前記把手20は、図3に示すよう
に、上記把手取付用支持体30を装着したボトル本体1
0を配置した把手成形用金型41を用いて射出成形され
る。この把手成形用金型41は、上記把手取付用支持体
30を装着したボトル本体10を配置する保持部42と
把手成形用のキャビティ43とを有するもので、該キャ
ビティ43における前記取付部12を成形する部分の先
端は、把手取付用支持体30に対応して開口している。
【0020】上記のような構成の把手成形用金型41に
おいて、上記ボトル本体10を所定位置に配置するとと
もに、該ボトル本体10内に把手成形時の射出圧力に耐
えることのできる内圧を付与した状態で、溶融樹脂を注
入口44からキャビティ43内に射出すると、溶融樹脂
は、該キャビティ43内を満たして把手20の手持部2
1及び取付部22を形成すると同時に、取付部22の先
端部の溶融樹脂が、その温度で把手取付用支持体30の
表面を溶融して融着する。
【0021】このように、ボトル本体10にあらかじめ
リング状の把手取付用支持体30を装着しておき、該把
手取付用支持体30に把手20を融着して把手付プラス
チックボトルを形成することにより、簡単な構造でボト
ル本体10と把手20との取付強度を大幅に向上させる
ことが可能になる。
【0022】即ち、2軸延伸されたボトル本体10に直
接把手20を融着するものに比べて、未延伸の把手取付
用支持体30と把手20との融着強度は大きく、表層剥
離を生じることもない。また、把手取付用支持体30
は、ボトル本体10の胴部にリング状に装着されている
ので、脱落することがない。したがって、把手取付用支
持体30の幅や厚さ、ボトル本体10との係合状態、把
手20の融着部の面積等をボトル本体10の大きさなど
により適宜設定することにより、十分な取付け強度で把
手20を装着することができ、落下等の衝撃により把手
20が外れることを防止でき、耐熱ボトルにも使用可能
である。
【0023】加えて、ボトル本体10は、リング状の把
手取付用支持体30を保持できる形状、例えば、前述の
ように周方向の凹溝12を形成するだけでよいので、簡
単な形状でよく、成形も容易である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の把手付プ
ラスチックボトルは、ボトル本体に把手を装着するにあ
たり、把手と融着可能なリング状の把手取付用支持体を
ボトル本体に装着し、該把手取付用支持体に把手を融着
するようにしたので、ボトル本体に直接把手を融着する
ものに比べて把手の取付強度を大幅に向上でき、また、
把手を嵌合させるものに比べて簡単な形状で十分な把手
取付強度が得られる。
【0025】したがって、本発明の把手付プラスチック
ボトルは、簡単な構造で衝撃等に対して十分な把手取付
強度を得ることができ、さらに、耐熱ボトルにも適用す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す把手付プラスチック
ボトルの正面図である。
【図2】 ボトル本体成形時の断面図である。
【図3】 把手成形時の断面図である。
【符号の説明】
10…ボトル本体 11…把手取付用の凹部 12
…凹溝 20…把手 21…手持部 22…取付部 30…把手取付用支持体 40…ボトル本体成形用金型 41…把手成形用金型
43…キャビティ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル樹脂をブロー成形したボト
    ル本体の胴部に、樹脂製の把手を装着した把手付プラス
    チックボトルにおいて、前記ボトル本体の胴部外周に、
    把手を形成する樹脂と融着可能な樹脂により形成された
    リング状の把手取付用支持体を装着し、該把手取付用支
    持体を装着したボトル本体を把手成形用の金型内に配置
    して把手を成形する際に、把手の取付部を前記把手取付
    用支持体に融着させたことを特徴とする把手付プラスチ
    ックボトル。
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