JP5717059B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジキャップ、とくに調味料、その他の食料液等を注出する容器のヒンジキャップに関するものである。
注出筒内の除去部に立設されたプルリングの先端部位が、インナーリングの開閉旋回軌道の内側となるインナーリングの非接触位置に設けられるようにした合成樹脂製キャップは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−62690号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のような従来の液注出容器のヒンジキャップにおいては、小型容器に使用するときにはヒンジキャップ自体も小さくなり、プルリングが小さくなって指を入れるのが困難になるという問題があった。
また、蓋体の開閉による回転軌跡によって蓋体のインナーリングがプルリングに干渉するので、プルリングの径が制限され、プルリングの径を大きくできないという問題もあった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、キャップ本体の注出筒のヒンジ側を低くし、インナーリングの形状をヒンジの反対側を短くすることによりプルリングに干渉することを阻止し、プルリングの径を大きくしたヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の問題を解決するため、ヒンジキャップとして、キャップ本体と、ヒンジにより一体結合された蓋体とからなるヒンジキャップであって、キャップ本体は、外周壁と上壁と内周壁とからなる嵌合部と、注出筒とを具備しており、注出筒には、隔壁が設けられ、プルリングを立設した除去部が形成されており、プルリングは、ヒンジ側に支柱を有し、注出筒の上端は、ヒンジ側の一定範囲をヒンジ反対側の残る範囲より低くした上端ラインが形成されており、蓋体は、頂壁とヒンジに連設される側周壁とを具備しており、頂壁下面には、注出筒内周に嵌合するインナーリングが垂設され、インナーリングの下端は、ヒンジ側下端を長く、ヒンジ反対側下端を短くして傾斜面が形成されるとともに、ヒンジ反対側のプルリングの先端部上面に接触しない注出筒内周の位置にあるようにしており、ヒンジ反対側のプルリングの先端部は、インナーリングの回転軌跡の内側よりも注出筒内周に近づけることで径が大きく形成されており、側面からみて、ヒンジ反対側のプルリングの先端部上面は、インナーリングの下端より下方に位置するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
インナーリングの実施例として、インナーリングの下端を傾斜面に代え、注出筒の上端ラインより一定距離下方に位置するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
ヒンジキャップの注出筒の上端のヒンジ側の一定範囲をヒンジ反対側の残る範囲より低くし、インナーリングの下端がヒンジ側下端を長く、ヒンジ反対側下端を短くして傾斜面が形成されるとともに、ヒンジ反対側のプルリングの先端部が、インナーリングの回転軌跡の内側よりも注出筒内周に近づけることで径が大きく形成されていても、側面からみて、ヒンジ反対側のプルリングの先端部上面は、インナーリングの下端より下方に位置するようにしたことにより、蓋体の開閉による回転軌跡によって、インナーリングの下端のヒンジ反対側がプルリングの先端部上面に接触することをなくしたので、プルリングの径を大きくすることが可能となり、小型容器に利用できるようになった。
次に、本発明のヒンジキャップについて、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1、2において、Aはキャップ本体、Bは蓋体、Cはヒンジ、Dは容器口筒部である。
キャップ本体Aと蓋体Bは、ヒンジCにより一体結合されている。
キャップ本体Aは、外周壁1と上壁2と内周壁3とからなる嵌合部を具えており、外周壁1の下部内周には、容器口筒部Dの係合突条aに係合する係止突条4が設けられ、上壁2の上方には、係合凸条5を有する係合リング6が立設されている。
内周壁3は、容器口筒部D内周に嵌合され、内周壁3上方には、注出筒7が連設されており、注出筒7の上端は、ヒンジC側の一定範囲はヒンジC反対側の残る範囲より低く、残る範囲は高くされ、一定の上端ライン8が形成されている。
注出筒7のヒンジC反対側の上端は、ラッパ状の液切れ部となっている。
内周壁3の下方には、隔壁9が設けられ、薄肉破断溝10によって注出口用の除去部11が形成され、除去部11のヒンジC側には、プルリング12の支柱13が立設されている。
蓋体Bは、頂壁15と側周壁16とを具えており、頂壁15の下面には、注出筒7の内周に係合するインナーリング17が垂設されている。
インナーリング17の下端は、ヒンジC側下端17aを長く、反対側下端17bを短くして傾斜面が形成されている。
ヒンジC反対側のプルリング12の先端部は、図1に示すように、インナーリング17の反対側下端17bの回転軌跡の内側よりも注出筒7内周に近づけることで径が大きく形成されている。
側面からみて、ヒンジC反対側のプルリング12の先端部上面は、インナーリング17の反対側下端17bより下方に位置するようになっている。
側周壁16の下端部は係合リング6に係合し、係合凸条5に噛合する係合凹条18が設けられている。
次に、本実施例ヒンジキャップの使用形態と、作用効果について、説明する。
図1に示すように、キャップ本体Aに蓋体Bを嵌合し、内容液が充填された容器口筒部Dに、外周壁1、上壁2、内周壁3で構成されたキャップ本体Aの嵌合部が嵌合し、ヒンジキャップを被嵌した容器が得られる。
図1、2に示すように、ヒンジキャップの注出筒7の上端のヒンジC側の一定範囲をヒンジC反対側の残る範囲より低く、インナーリング17の下端はヒンジ側下端を長く、ヒンジ反対側下端を短くして傾斜面が形成されており、ヒンジC反対側のプルリング12の先端部が、インナーリング17の回転軌跡の内側よりも注出筒7内周に近づけることで径が大きく形成されていても、側面からみて、ヒンジC反対側のプルリング12の先端部上面は、インナーリング17のヒンジC反対側下端17bより下方に位置するようにしたことにより、蓋体Bの開閉による回転軌跡によって、蓋体Bのインナーリング17のヒンジC反対側下端17bがプルリング12の先端部上面に干渉しないので、プルリング12の径を大きくすることが可能となり、小型容器に採用可能となっている。
また、注出筒7を、上方に向かって漸増的に拡げると、プルリング12の大きさが、さらによく確保できる。
内容液を注出するのには、大きくなったプルリング12を指で引掛け引き上げると、薄肉破断溝10より除去部11が切断されて、注出口が開口され、注出可能となる。
次に、インナーリングの形状を変更した第2実施例について説明する。
第1実施例と同一の構成については、同一の符号を用いて図示して説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図3において、Aはキャップ本体、Baは蓋体、Cはヒンジ、Dは容器口筒部である。
キャップ本体Aの上壁2には、ヒンジC側を低く設けた注出筒7が立設されており、注出筒7の上端は、第1実施例と同様に、ヒンジC側の一定範囲を低くして一定の上端ライン8を形成している。
蓋体Baの頂壁15からインナーリング20が垂設され、インナーリング20の下端は注出筒7の上端ライン8より一定距離下方に位置し、第1実施例と同様に、ヒンジC側下端20aは長く、ヒンジC反対側下端20bは短く形成され、注出筒7内周に係合している。
側面からみて、ヒンジC反対側のプルリング12の先端部上面は、インナーリング20のヒンジC反対側下端20bより下方に位置するようになっている。
本実施例のキャップ付き容器の組立は、第1実施例と同様にでき、使用時には、第1実施例と同一の作用効果を得ることができる。
前記各実施例では、注出筒7を内周壁3上方に連設するようにしているが、注出筒7は、内周壁3の下端、または中間部、或いは上方への延長部の上端から内方に突設した連結部を介して連設してもよく、また、上壁を内方へ延長し、延長部に注出筒を連設してもよい。
さらにまた、連結部と注出筒との連設位置については、注出筒の中間部、または下方部であればよく、注出筒と内周壁との連設関係の構成については、実施例に限定されない。
前記各実施例では、内周壁3の下方に隔壁9を設け、注出筒7の隔壁としているが、隔壁は、注出筒7内周の下部または中間部に設けてもよく、隔壁の位置、注出筒との関連については、実施例に限定されない。
本発明は、ヒンジキャップの注出筒のヒンジ側を低く、同様にヒンジ側のインナーリングの形状を注出筒に合わせ高くすることにより、プルリングの径をより大きくすることが可能となり、食料液、その他の注出容器のヒンジキャップとして利用性が広がった。
本発明のヒンジキャップの縦断立面図である。 ヒンジキャップの開蓋状態の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面図である。 他の実施例の縦断立面図である。
符号の説明
A キャップ本体
B、Ba 蓋体
C ヒンジ
D 容器口筒部
a 係合突条
1 外周壁
2 上壁
3 内周壁
4 係止突条
5 係合凸条
6 係合リング
7 注出筒
8 上端ライン
9 隔壁
10 薄肉破断溝
11 除去部
12 プルリング
13 支柱
15 頂壁
16 側周壁
17、20 インナーリング
17a、20a ヒンジ側下端
17b、20b 反対側下端
18 係合凹部

Claims (2)

  1. キャップ本体と、ヒンジにより一体結合された蓋体とからなるヒンジキャップであって、
    キャップ本体は、外周壁と上壁と内周壁とからなる嵌合部と、注出筒とを具備しており、
    注出筒には、隔壁が設けられ、プルリングを立設した除去部が形成されており、
    プルリングは、ヒンジ側に支柱を有し、
    注出筒の上端は、ヒンジ側の一定範囲をヒンジ反対側の残る範囲より低くした上端ラインが形成されており、
    蓋体は、頂壁とヒンジに連設される側周壁とを具備しており、頂壁下面には、注出筒内周に嵌合するインナーリングが垂設され、
    インナーリングの下端は、ヒンジ側下端を長く、ヒンジ反対側下端を短くして傾斜面が形成されるとともに、ヒンジ反対側のプルリングの先端部上面に接触しない注出筒内周の位置にあるようにしており、
    ヒンジ反対側のプルリングの先端部は、インナーリングの回転軌跡の内側よりも注出筒内周に近づけることで径が大きく形成されており、
    側面からみて、ヒンジ反対側のプルリングの先端部上面は、インナーリングの下端より下方に位置するようにしたことを特徴とするヒンジキャップ。
  2. インナーリングの下端を傾斜面に代え、注出筒の上端ラインより一定距離下方に位置するようにしたことを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
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