JP5712543B2 - 遠隔操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の操作項目から選択して操作するための遠隔操作装置に関し、特に限られた表示領域であっても使用者が容易に操作し易くし得る技術に係る。
従来、遠隔操作装置において、多数の操作項目を階層別に分類し、最初に表示された上位の階層メニューから順次下位の階層の項目を選択していくことにより目的とする操作項目を表示させることが行われている。
ナビゲーション装置に適用した場合の遠隔操作装置においては、あるメニューから各階層毎に選択されて最下層の操作画面が表示された場合、最新に表示された最下層の操作画面と、これを表示するために選択された各階層の項目とを関連付けた情報を選択履歴として記憶し、次回のメニュー選択においてある項目についての選択時間が所定時間以上継続すれば、その項目についての選択履歴に基づいて途中の選択画面の表示をスキップして最下層の操作画面に直接に移動するようにすることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
又、多数の操作項目をメニュー形式で表示するにあたり、最新に選択された項目を、又は、選択頻度が高い項目を、最優先で選択し得る位置に表示されるように各項目の表示位置を変更することも提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2007−207186号公報 特開平4−163493号公報
ところで、給湯機能、ふろ機能又は温水暖房機能の内の少なくともいずれかを備えた熱源機の作動を操作するための遠隔操作装置(例えばリモコン)においては、設定変更可能な多数の操作項目があるにも拘わらず、その遠隔操作装置に配設し得る表示領域は前記操作項目数に比して極めて小さいものであるため、ユーザは自己が設定変更したい操作項目を探し当てて表示させるまでに多大な手間と時間を要することになる、という問題を有している。
たとえ、前記の多数の操作項目を階層別に分類したとしても、ユーザが設定変更したい最下層の操作項目まで辿り着くまでには手間と時間を要することになると考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、多数の操作項目から選択して操作する上で、限られた表示領域であっても使用者が迅速に目的とする操作項目に辿り着くことができ容易に操作し得る遠隔操作装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、給湯装置を遠隔操作対象とし、この給湯装置についての多数の操作項目を前記給湯装置の機能毎に階層構造により分類された状態で記憶する記憶手段と、表示手段と、前記表示手段に対し表示処理を行う表示制御手段と、前記表示手段に表示された操作項目について選択操作するための選択操作手段と、選択操作手段により設定変更された情報を遠隔操作対象に対し送信する通信制御手段とを備えた遠隔操作装置を対象にして、次の特定事項を備えることとした。すなわち、前記表示制御手段として、前記選択操作手段により選択操作可能な状態にして前記表示手段に表示される最上位の階層に分類された2以上の分類項目名と同じ表示画面に対し、以前の選択操作に係る以上の履歴項目からなる履歴情報を前記表示手段に表示する一方、前記多数の操作項目の内から任意の一の操作項目が選択操作されて設定変更されたとき、最新の選択操作に係る前記一の操作項目が属する階層よりも1段階上位の階層であって前記最上位の階層との中間の階層の分類項目名を前記履歴項目として前記表示手段に対し新しい順に表示し、かつ、前記選択操作手段により前記履歴情報を構成する以上の履歴項目の内から任意の一の履歴項目を選択することにより、その履歴項目に対応する情報を前記表示手段に表示することになる構成とし、しかも、前記中間の階層の分類項目名を前記履歴項目として前記表示手段に表示する際に、その中間の階層の分類項目名と、それまで最新の履歴情報として表示されていた前記中間の階層の分類項目名とが同一である場合には、前記選択操作されて設定変更された前記一の操作項目がそれまで最新の履歴情報として表示されたときの操作項目とは異なっていたとしても、表示変更を行わずにそれまでの表示を継続する構成とした
本発明の場合、給湯装置を機能させるために多数の操作項目があっても、いくつかの操作項目についての設定変更が繰り返されるという特性を有する遠隔操作装置においては、履歴情報が表示手段に対し表示されるため、ユーザは自己が過去に行った選択操作に係る記憶を容易に呼び起こして、次に選択操作したい操作項目又は選択操作すべき操作項目は何であるかを履歴情報に基づいて容易に把握し得ることになる。しかも、その履歴情報を構成する2以上の履歴項目から所望の履歴項目を選択操作するだけで、その履歴項目に対応する情報が前記表示手段に表示されるため、設定変更したい操作項目まで迅速に辿り着くことが可能となる。つまり、表示手段の表示領域が限られたものであって、多数の操作項目が同時には表示し切れなくて、階層構造に分類された内の所定数ずつしか表示手段に表示されないものであっても、その分類構造に従って順番に表示内容を切り換えて目的の操作項目まで辿り着く場合と比べ、いち早く、しかも、容易に目指す操作項目まで辿り着けるようになる。又、前記選択操作手段により選択操作可能な状態にして前記表示手段に表示される最上位の階層に分類された2以上の分類項目名と同じ表示画面に対し、前記履歴情報も併せて表示する構成としているため、機能別に最上位の階層に分類された2以上の分類項目から選択操作することにより目指す操作項目まで辿り着くか、あるいは、履歴情報から選択操作することにより目指す操作項目まで前述の如く辿り着くか、のいずれのアプローチを採用するかをユーザの選択の自由に委ねることが可能となり、ユーザの利便性を大幅に向上させ得ることになる。さらに、前記中間の階層の分類項目名を前記履歴項目として前記表示手段に表示する際に、その中間の階層の分類項目名と、それまで最新の履歴情報として表示されていた前記中間の階層の分類項目名とが同一である場合には、前記選択操作されて設定変更された前記一の操作項目がそれまで最新の履歴情報として表示されたときの操作項目とは異なっていたとしても、表示変更を行わずにそれまでの表示を継続する構成としているため、多数ある操作項目の名称自体よりも機能により分類された上位の階層の分類項目名の方が、ユーザにとっては自己が行いたい設定変更と容易に関連付けて把握することができ、操作項目名を履歴情報として表示する場合よりもユーザにとって容易に目的とする操作項目に辿り着けることができるようになる。
本発明の遠隔操作装置における表示制御手段としては、前記履歴項目に対応する情報として、該当する履歴項目名と、その履歴項目である前記1段階上位の階層であって前記最上位の階層との中間の階層の分類項目に属する1以上の操作項目とを、この操作項目については前記選択操作手段により選択操作可能な状態にして、前記表示手段に表示する構成とすることができる(請求項2)。このようにすることにより、ユーザが選択操作した履歴項目と共に、その履歴項目である分類項目に属する操作項目とが表示手段に表示される上に、その操作項目がそのまま選択操作可能な状態に表示されるため、ユーザが目的とする設定変更操作を容易に行うことができるようになる。
以上、説明したように、本発明の遠隔操作装置によれば、給湯装置を機能させるために多数の操作項目があっても、その内のいくつかの操作項目についての設定変更が繰り返されるという特性を有する遠隔操作装置においては、履歴情報を表示手段に対し表示させることで、ユーザ自身が過去に行った選択操作に係る記憶を容易に呼び起こさせることができ、次に選択操作したい操作項目又は選択操作すべき操作項目は何であるかを履歴情報に基づいて容易に把握することができるようになる。しかも、その履歴情報を構成する2以上の履歴項目から所望の履歴項目を選択操作するだけで、その履歴項目に対応する情報が表示手段に表示されるようにしているため、設定変更したい操作項目まで迅速に辿り着くことができるようになる。つまり、表示手段の表示領域が限られたものであって、多数の操作項目が同時には表示し切れなくて、階層構造に分類された内の所定数ずつしか表示手段に表示されないものであっても、その分類構造に従って順番に表示内容を切り換えて目的の操作項目まで辿り着く場合と比べ、いち早く、しかも、容易に目指す操作項目まで辿り着くことができるようになる。又、前記選択操作手段により選択操作可能な状態にして前記表示手段に表示される最上位の階層に分類された2以上の分類項目名と同じ表示画面に対し、前記履歴情報も併せて表示する構成としているため、機能別に最上位の階層に分類された2以上の分類項目から選択操作することにより目指す操作項目まで辿り着くか、あるいは、履歴情報から選択操作することにより目指す操作項目まで前述の如く辿り着くか、のいずれのアプローチを採用するかをユーザの選択の自由に委ねることが可能となり、ユーザの利便性を大幅に向上させ得ることになる。さらに、前記中間の階層の分類項目名を前記履歴項目として前記表示手段に表示する際に、その中間の階層の分類項目名と、それまで最新の履歴情報として表示されていた前記中間の階層の分類項目名とが同一である場合には、前記選択操作されて設定変更された前記一の操作項目がそれまで最新の履歴情報として表示されたときの操作項目とは異なっていたとしても、表示変更を行わずにそれまでの表示を継続する構成としているため、多数ある操作項目の名称自体よりも機能により分類された上位の階層の分類項目名の方が、ユーザにとっては自己が行いたい設定変更と容易に関連付けて把握することができ、操作項目名を履歴情報として表示する場合よりもユーザにとって容易に目的とする操作項目に辿り着けることができるようになる。
特に、請求項2によれば、履歴項目に対応する情報として、該当する履歴項目名と、その履歴項目である前記1段階上位の階層であって前記最上位の階層との中間の階層の分類項目に属する1以上の操作項目とを、この操作項目については選択操作手段により選択操作可能な状態にして表示手段に表示する構成とすることで、ユーザが選択操作した履歴項目と共に、その履歴項目である分類項目に属する操作項目とを表示手段に表示させることができる上に、その操作項目がそのまま選択操作可能な状態に表示されるため、ユーザが目的とする設定変更操作を容易に行うことができるようになる。
本発明の遠隔操作装置の実施形態としてのリモコンを示す説明図である。 リモコンと遠隔操作対象に内蔵されているコントローラとのブロック図である。 多数の操作項目を階層別に分類した例を示す説明図である。 図4(a)はメニュー画面の表示例を示す説明図であり、図4(b)は図4(a)の履歴表示部に具体的な履歴情報が表示された例を示す説明図である。 表示制御の主要ルーチンを示すフローチャートである。 図6(a)は第1階層のふろメニューに属する第2階層の4種類の分類名と、その第2階層の分類名の内の「ふろ洗浄」に属する第3階層の2種類の操作項目との表示例を示す説明図であり、図6(b)は図6(a)の表示例の操作項目の内の運転が選択可能となった表示例を示す説明図である。 図7(a)は図6(b)の「ふろ洗浄」に属する第3階層の2種類の操作項目に続く他の操作項目が選択可能となった表示例を示す説明図であり、図7(b)は図6(a)の第2階層の4種類の分類名とは異なる他の4種類の分類名と、その第2階層の分類名の内の「配管クリーン」に属する第3階層の操作項目との表示例を示す説明図である。 図8(a)は第1階層の発電メニューに属する第2階層の4種類の分類名と、その第2階層の分類名の内の「不在停止」に属する第3階層の操作項目との表示例を示す説明図であり、図8(b)は第2階層の「配管クリーン」に属する操作項目を選択(変更設定)することにより履歴表示部の表示が変更された後の表示例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る遠隔操作装置としてリモコン1と、このリモコン1により遠隔操作される遠隔操作対象として給湯・ふろ・暖房・発電機能を備えた給湯装置2を示す。かかる給湯装置2としては熱・電併給のコジェネレーションシステム等が例示される。そして、このような給湯装置2を作動制御するコントローラ3と、前記リモコン1とが互いに通信接続されて、リモコン1からの遠隔操作に係る制御信号や設定信号等がコントローラ3に送出され、コントローラ3はこれらの制御信号や設定信号に基づいて給湯装置2の作動制御を行うことになる。
コントローラ3は図2に示すように給湯機能を作動制御するための給湯制御手段31と、ふろ機能を作動制御するためのふろ制御手段32と、暖房機能を作動制御するための暖房制御手段33と、発電機能を作動制御するための発電制御手段34と、リモコン1との通信を制御するための通信制御手段35とを備えている。
一方、リモコン1は、例えばドットマトリックス液晶により構成された表示手段4(図1も併せて参照)と、例えば押しボタン形式の各種スイッチにより構成された選択操作手段5と、記憶手段6と、表示制御手段7と、履歴取得制御手段8と、スピーカ91からの音声出力を制御する音声出力制御手段9と、前記コントローラ3の通信制御手段35と共にコントローラ3との通信を制御するための通信制御手段10とを備えている。
選択操作手段5としては、メニュースイッチ50(図1参照)、もどるスイッチ51、給湯スイッチ52、通話スイッチ53、追いだきスイッチ54及びふろ自動スイッチ55等に加え、後述の操作項目における設定変更のために用いる上下移動スイッチ561,562、左右移動スイッチ563,564及び確定スイッチ57が設けられている。
記憶手段6は、表示手段4に表示される全表示項目が記憶設定された表示項目記憶部61と、各操作項目に設定された設定情報を更新・記憶するための設定情報記憶部62と、操作項目に対する過去の選択操作(設定変更)についての履歴情報を経時順に更新・記憶するための履歴記憶部63とを備えている。
表示項目記憶部61には、全ての操作項目が多段階の階層毎に分類されて関係付けられた状態で、各階層毎の分類名と共に予め記憶設定されている。かかる階層毎の分類状況の例を図3に基づいて説明する。この例では多数の操作項目を最下層の第3階層とし、これを小分類したものを第2階層とし、さらにこの第2階層の分類名を大分類したものを最上層の第1階層としている。具体的には、遠隔操作対象の給湯装置が備える機能毎に分類し、これを第1階層として「給湯メニュー」、「ふろメニュー」、「暖房メニュー」、「発電メニュー」とし、併せて「音・その他」を加えた5つの分類名を設定している。次に、第2階層として、第1階層の各分類項目毎にそれらが有する機能について質的又は量的に変更設定し得る小分類し、例えば第1階層の「ふろメニュー」に対しては、第2階層として「ふろ洗浄」、「排水栓」、「ふろ予約」、「予約時間」、「入浴タイマー」、「配管クリーン」、「半身浴」、「ふろ温度」、「ふろ湯量」、「ふろ自動」という分類名を設定している。そして、第3階層において、例えば第2階層が「ふろ洗浄」であれば第3階層に「運転の開始/停止」、「洗浄コースとして節約/標準/強力」、「ふろ洗浄開始時間」というように、第2階層の各分類項目毎に具体的に設定変更事項を操作項目として設定しているのである。
表示制御手段7は、メニュー画面表示処理部71と、履歴情報表示処理部72と、メニュー選択時表示処理部73と、履歴選択時表示処理部74とを備えている。
メニュー画面表示処理部71は、リモコン1(図1参照)のメニュースイッチ50をユーザがON操作することにより処理が開始され、表示手段4に対し図4(a)に例示するようなメニュー画面11を表示するようになっている。このメニュー画面11は、左右一側(図例では左側)領域に第1階層の分類名と同数の5つのメニュー表示部121〜125が上下方向に領域設定され、これらのメニュー表示部121〜125に対し第1階層の5つの分類名(「給湯メニュー」、「ふろメニュー」、「暖房メニュー」、「発電メニュー」、「音・その他」)が表示され、他側(図例では右側)領域に所定数(図例では4つ)の履歴項目表示部131〜134を有する履歴情報表示部13が領域設定されている。この履歴情報表示部13の最上段位置には「最近の項目」と固定表示されて、履歴情報であることが分かるようにされている。
履歴項目表示部131〜134には、過去にユーザが選択操作した操作項目が属する1つ上の階層である第2階層の分類項目の名称がそれぞれ表示されるようになっている。かかる表示処理は、履歴記憶部63に記憶設定された内容に基づき、履歴情報表示処理部72によって行われるようになっている。ここで、前記の「選択操作」とはユーザがある操作項目を選択して設定内容を変更操作したことを意味し、その操作項目を単に選択して表示させただけでは設定内容の変更操作を伴わないため「選択操作」とは言わない(特許請求の範囲において同じ)。そして、ユーザが第3階層の操作項目のいずれかについて選択操作すると、つまり、設定変更について確定スイッチ57(図1参照)をON操作(押し操作)すると、その設定変更情報が設定情報記憶部62に更新記憶される一方、その更新された設定変更に係る制御信号が通信制御手段10(図2参照)によりコントローラ3に送出されることになる。併せて、履歴取得制御手段8によって前記の選択操作に係る情報が最新の履歴情報として履歴記憶部63に更新記憶される一方、その履歴情報(選択操作された操作項目が属する第2階層の分類項目名)が履歴情報表示処理部72によって最上段の履歴項目表示部131に表示されることになる。それまでに各履歴項目表示部131〜133に表示されていた履歴情報は1段ずつ下側の履歴項目表示部132〜134に表示位置が繰り下げられ、最下段に表示されていた最も古い履歴情報は消去されるようになっている。又、遠隔操作装置による遠隔操作対象等の設置初期等において履歴情報がまだ無い場合や、履歴情報として表示すべき履歴項目が4つに満たない場合には、履歴項目表示部131〜134の全部又は該当する一部が無表示のまま空欄表示とされるようになっている。
図4(b)には履歴情報表示部13の各履歴項目表示部131〜134に対し具体的な履歴項目が表示された例を示している。図4(b)の例では、最上段の履歴項目表示部131に対しユーザが最新に選択操作した操作項目(第3階層)が属する1つ上の第2階層の分類項目の「いますぐ発電」が履歴情報として表示され、順次、履歴項目表示部132に「床暖房2」、履歴項目表示部133に「不在停止」、履歴項目表示部134に「床暖房1」がそれぞれ履歴情報として表示されている。前記の「いますぐ発電」は、第1階層が「発電メニュー」という大分類に属する第2階層の分類項目の内の1つであり、過去にこの第2階層の分類項目「いますぐ発電」に属する「運転」又は「発電時間」についてユーザが選択操作したことをユーザに報知するようになっている。
以下、図5のフローチャートを参照しつつ、表示制御の主要ルーチンの内容について説明することにより表示制御の詳細を説明する。まず、メニュースイッチ50(図1参照)がON操作されたか否かを監視し(ステップS1でNO)、ON操作されればメニュー画面表示処理部71によるメニュー画面表示処理を実行する(ステップS1でYES,ステップS2)。このメニュー画面表示処理によって、リモコン1の表示手段4にはメニュー画面11(図4(a)又は(b)参照)が表示される。
次に、ユーザがメニュー画面11の内のメニュー表示部121〜125のいずれかを選択するか、あるいは、履歴情報表示部13の履歴項目表示部131〜134のいずれかを選択するかを監視する。いずれも選択されなければ(ステップS3でNO)、ステップS2に戻りメニュー画面11の表示を続ける。メニュー表示部121〜125のいずれかが選択されれば、メニュー選択時表示処理部73によるメニュー選択時表示処理を実行する(ステップS3で「メニュー選択」についてYES,ステップS4)。この場合の選択は、次のようにして行う。すなわち、メニュー表示部121〜125の内の最上段のメニュー表示部121が反転表示されるように初期設定されており、この反転表示が上下移動スイッチ561,562を1回押し操作するこにより押し操作した方向に1段ずつ移動するようになっている。従って、メニュー表示部121〜125の各メニューの内の選択しようとするメニューが反転表示状態になるように上下移動スイッチ561,562を押し操作し、次いで、その反転表示されたメニューの選択を確定スイッチ57を押し操作することで確定させる。以上で第1階層の各メニュー項目からメニュー選択が行われる。
メニュー選択時表示処理は、図6(a)に例示するように、表示手段4に対しメニュー選択時表示画面14を表示するようになっている。このメニュー選択時表示画面14は、メニュー選択された第1階層の分類名(メニュー名)が最上段の第1階層分類表示部15に表示され、その下側の左側領域に設定された所定数(図例では4つ)の第2階層分類表示部161〜164に対しその第1階層のメニューに属する第2階層の分類項目名がそれぞれ表示され、初期設定状態で最上段の第2階層分類表示部161の分類項目名が反転表示される。加えて、右側領域の操作項目表示部17に対し反転表示された第2階層の分類項目に属する第3階層の操作項目が1又は2以上表示される。図6(a)の表示例は第1階層のメニューとして「ふろメニュー」が選択された例を示し、この「ふろメニュー」に属する第2階層の4つの分類項目として「ふろ洗浄」、「排水栓」、「ふろ予約」、「入浴タイマ」が第2階層表示部161〜164に表示され、操作項目表示部17に対し反転表示されている「ふろ洗浄」に属する操作項目として「運転」と「洗浄コース」とが表示されている。同図中の符号165は下向きに次の分類項目が続いていることを示す下向き三角形の記号表示であり、171は左向きに次の操作項目が続いていることを示す右向き三角形の記号表示である。なお、後述の履歴選択時表示画面は前記のメニュー選択時表示画面14と同様の画面構成とされているため、履歴選択時表示画面として同じ符号14を用いて記載する。
そして、このメニュー選択時表示画面14において、左右移動スイッチ563,564の右移動スイッチ564を押し操作することで反転表示が図6(a)の「ふろ洗浄」から右側の操作項目表示部17の1つめの操作項目である「運転」(開始/停止の切換表示部分)を囲む枠172が反転表示に切り替わり(図6(b)参照)、さらに右移動スイッチ564を押し操作することで順次右隣の操作項目(図6(b)の表示例では右隣りの「洗浄コース」)に反転表示が移動するようになっている。なお、図6(b)の表示例の場合、さらに右移動スイッチ564を押し操作することで、図7(a)の表示例の如くさらに次の操作項目である「ふろ洗浄開始時間」に対し反転表示が移動することになる。一方、図6(a)の表示例から下移動スイッチ562を4回押し操作することで、反転表示が第2階層表示部161〜164を1段ずつ下向きに移動し、ついには最下段に表示された分類項目名(「入浴タイマー」)の次の分類項目名(「配管クリーン」)を含む新たな4つの第2階層の分類項目名が第2階層表示部161〜164に表示されるようになる(図7(b)参照)。
そして、ある操作項目が反転表示された状態で設定変更操作をした上で確定スイッチ57を押し操作することで、その操作項目について選択操作したことになる。例えば図7(b)の表示例で反転表示状態の「配管クリーン」に属する操作項目「手動運転」において下移動スイッチ562を押し操作することで「開始」から「停止」に変更設定し、この状態で確定スイッチ57を押し操作することでその変更設定が確定する、つまり選択操作されたことになる。従って、この場合には、図5のフローチャートのステップS5で操作項目の選択操作が有ったことになるため(ステップS5でYES)、次のステップS6の処理を実行する。すなわち、その選択操作に係る操作情報が設定情報記憶部62に更新記憶されてその変更後の設定情報に係る制御信号が通信制御手段10によってコントローラ3に送信されると共に、前記選択操作した操作項目と、これが属する第2階層の分類項目名とが履歴情報として履歴記憶部63に更新記憶されてその履歴情報の内の第2階層の分類項目名が履歴情報表示部13の最上段の履歴項目表示部131に表示されることになる(ステップS6)。例えば、前記の例で第2階層の「配管クリーン」に属する第3階層の操作項目「手動運転」が選択操作されると、メニュー画面11においては図8(b)に示すように履歴情報として「配管クリーン」が履歴情報表示部13の最上段の履歴項目表示部131に表示されることになり、それまでに表示されていた履歴項目は一段ずつ下に繰り下げられることになる。
一方、ステップS3においてユーザが履歴情報を選択した場合には(ステップS3で「履歴選択」がYES)、履歴選択時表示処理部74により履歴選択時表示処理が実行されて履歴選択時表示画面14が表示される(ステップS7)。すなわち、履歴情報表示部13(図4参照)の履歴項目表示部131〜134のいずれか1つが選択操作されると、履歴選択時表示画面14として、その選択操作された第2階層の分類項目名が最上段の第2階層表示部161に反転表示された状態で表示され、操作項目表示部17にはその反転表示された分類項目に属する操作項目が表示されることになる。併せて前記の第2階層表示部161に表示された分類項目に続く他の3つの分類項目名が第2階層表示部162〜164に表示されることになる。例えば、図4(b)の表示例において右移動スイッチ564を押し操作することで「いますぐ発電」(第2階層の分類項目)に反転表示を移動させ、さらに下移動スイッチ532を押し操作することで「不在停止」に反転表示を移動させ、その反転表示された状態で確定スイッチ57を押し操作することで履歴項目の選択操作がなされると、図8(a)の表示例の履歴選択時表示画面14の如く発電メニューに属する「不在停止」が最上段の第1階層表示部161に反転表示で表示され、操作項目表示部17には「不在停止」に属する操作項目として「不在停止 する/しない」と、「停止期間設定」とが表示されることになる。なお、「不在停止」の初期設定状態が「する」を選択した状態で表示されるため、「不在停止期間設定」に係る表示も併せて行われるが、「不在停止」として「しない」を選択すると「不在停止期間設定」に係る表示は消去されることになる。
そして、前記と同様に反転表示を「不在停止」から右隣りの操作項目「不在停止 する/しない」に移動させ、さらに下移動スイッチ562で「する」から「しない」に移動させた上で確定スイッチ57を押し操作することで、選択操作が完了する。これにより、ユーザが操作したい操作項目まで、本来のメニュー選択時表示処理に基づき所定の表示順序に従って順番に表示を切替えていって辿り着く場合と比べ、履歴情報に基づきユーザ自身が操作して記憶に残っている履歴項目名を選択するだけで、その履歴項目に属する操作項目が次画面で表示されて、目的とする操作項目を迅速かつ容易に表示させることができるようになる。
そして、この場合も、選択操作が行われていたため、図5のフローチャートのステップS8で操作項目の選択操作が有ったことになり(ステップS8でYES)、ステップS6の処理を前述と同様に実行する。すなわち、第2階層の分類項目名「不在停止」が最上段の履歴項目表示部131に表示され、それまでの履歴項目は1段ずつ繰り下がることになる。但し、前記選択操作した操作項目と、これが属する第2階層の分類項目名とが履歴情報として履歴記憶部63に更新記憶されはするものの、それまでに表示されていた最上段の履歴項目表示部131の表示内容と、今回の最新の履歴情報に係る第2階層の分類項目名とが同一である場合には、表示変更は行われずにそれまでの表示が継続されることになる(ステップS6)。つまり、今回の選択操作の対象である操作項目が履歴情報として履歴項目表示部131に表示されたときの操作項目とは異なっていたとしても、それらが属する1つ上の第2階層の分類項目名が同一である場合には、そのまま同じ分類項目名が履歴情報として表示されるのである。これにより、多数ある操作項目の名称自体よりも機能により分類された第2階層の分類項目名の方が、ユーザにとっては自己が行いたい設定変更と容易に関連付けて把握することができ、操作項目名を履歴情報として表示する場合よりもユーザにとって容易に目的とする操作項目に辿り着けることができるようになる。
1 リモコン(遠隔操作装置)
3 コントローラ(遠隔操作対象)
4 表示手段
5 選択操作手段
6 記憶手段
7 表示制御手段
13 履歴情報表示部

Claims (2)

  1. 給湯装置を遠隔操作対象とし、この給湯装置についての多数の操作項目を前記給湯装置の機能毎に階層構造により分類された状態で記憶する記憶手段と、表示手段と、前記表示手段に対し表示処理を行う表示制御手段と、前記表示手段に表示された操作項目について選択操作するための選択操作手段と、選択操作手段により設定変更された情報を遠隔操作対象に対し送信する通信制御手段とを備えた遠隔操作装置であって、
    前記表示制御手段は、前記選択操作手段により選択操作可能な状態にして前記表示手段に表示される最上位の階層に分類された2以上の分類項目名と同じ表示画面に対し、以前の選択操作に係る以上の履歴項目からなる履歴情報を前記表示手段に表示する一方、前記多数の操作項目の内から任意の一の操作項目が選択操作されて設定変更されたとき、最新の選択操作に係る前記一の操作項目が属する階層よりも1段階上位の階層であって前記最上位の階層との中間の階層の分類項目名を前記履歴項目として前記表示手段に対し新しい順に表示し、かつ、前記選択操作手段により前記履歴情報を構成する以上の履歴項目の内から任意の一の履歴項目を選択することにより、その履歴項目に対応する情報が前記表示手段に表示されることになるように構成され、しかも、前記中間の階層の分類項目名を前記履歴項目として前記表示手段に表示する際に、その中間の階層の分類項目名と、それまで最新の履歴情報として表示されていた前記中間の階層の分類項目名とが同一である場合には、前記選択操作されて設定変更された前記一の操作項目がそれまで最新の履歴情報として表示されたときの操作項目とは異なっていたとしても、表示変更を行わずにそれまでの表示を継続するように構成されている、
    ことを特徴とする遠隔操作装置。
  2. 請求項1に記載の遠隔操作装置であって、
    前記表示制御手段は、前記履歴項目に対応する情報として、該当する履歴項目名と、その履歴項目である前記1段階上位の階層であって前記最上位の階層との中間の階層の分類項目に属する1以上の操作項目とを、この操作項目については前記選択操作手段により選択操作可能な状態にして、前記表示手段に表示するように構成されている、遠隔操作装置。
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