JP5712258B2 - クリーンルーム内に設置された高清浄度低露点設備における製造部品の搬入方法 - Google Patents

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本発明は、クリーンルーム内に、製造部品(基板等)を一時的にストックするための空間として高清浄度低露点環境のストッカー空間が設置されるとともに、前記クリーンルームと前記ストッカー空間との間に介在し、それぞれの空間に対して仕切り扉によって仕切られた高清浄度低露点環境の中間ブースが設置された高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法に関する。
半導体や液晶、及び有機ELなどの製造ラインにおいては、製造用基板(ウェハー、ガラス基板、樹脂基板など)を高清浄度及び低露点に保つことが品質確保のために必要とされる。前記製造用基板は、通常それらを複数枚積層できる格納容器に格納され、ロボット等の移動、搬送装置によって製造ラインへと運ばれるが、それらの製造ラインは、高清浄度及び低露点雰囲気に維持されることが必要となる。
これらの製造ラインにおいては、クリーンルーム内に前記製造用基板を一時的に保管するためにストッカー空間と呼ばれる保管空間が設置される。
このストッカー空間は、高清浄度及び低露点に管理される必要があり、空気露点は-70℃〜-90℃程度に管理され、清浄度はclass10程度に管理される。同空間に保管された製造用基板は、ロボット等の搬送装置で同空間に接続された以降の製造工程に搬出されるが、新たな製造用基板が順次、クリーンルーム側より補充される。前記クリーンルームは、ボールクリーンルームと呼ばれる乱流混合型のクリーンルームであることが多く、その清浄度はclass10,000程度に管理されている。
製造用基板をストッカー空間に搬入する際、仕切り扉を開放するとクリーンルーム側の雰囲気に暴露され、ストッカー空間の清浄度及び露点環境が悪化するため、クリーンルームとストッカー空間との両方に接続する中間ブースと呼ばれるバッファ的空間が設置される。この中間ブースもストッカー空間と同じく、空気露点は-70℃〜-90℃程度に管理され、清浄度はclass10程度に管理される。
製造用基板の搬入に当たっては、クリーンルーム側から先ず格納容器が中間ブースに搬入される。格納容器が搬入される段階まで、中間ブースは高清浄度、低露点環境に維持されているが、格納容器を搬入するため仕切り扉を開けた瞬間に、中間ブースはクリーンルーム側の雰囲気に暴露され、清浄度及び露点環境が悪化し、ほぼクリーンルームと同じ雰囲気となるが、格納容器がある状態で中間ブースを再び、元の高清浄度低露点環境に戻してから、ストッカー空間へ格納容器を搬送するようにしている。このような手順で、格納容器をストッカー空間に搬送しないと、クリーンルーム側の清浄度、露点環境がストッカー空間に持ち込まれ、製造ラインの環境に悪影響を与えるおそれがあるためである。
前記ストッカー空間及び中間ブースのように、空間内を高清浄度(例えば、class10程度)で低露点環境(例えば、露点-70℃〜-90℃)にするためには、空間内部にファン・フィルタ・ユニット(以下、FFUともいう。)が設置され、フィルタにはHEPAフィルタ、UPLAフィルタ、ケミカルフィルタ等を用いて、室内にて循環換気を行いながら高清浄度空間を構築すると同時に、空間内へ低露点空気を低露点空気製造装置から供給し、室内の高湿度空気と置換して低露点雰囲気としている。
しかしながら、前記中間ブースにおいて、製造用基板が搬入された状態で同空間内を高清浄度・低露点環境に戻す際、同空間内の水分の一部が一旦FFUのフィルタに吸着されてしまう現象が生じる。この水分は空間の露点が低下するに伴い、徐々に脱着されるが、この水分の脱着に時間が掛かるため、同空間を元の低露点環境に戻すのに長時間を要していた。発明者等の実験によれば、仮にFFUが無い場合に、空間の低露点化に要する時間(この時間「涸れ時間」という。)が15分程度であったのに、FFUを設置して運転した場合に、空間の低露点化に要する時間は90分程度であった。すなわち、FFUに付着された水分はフィルタから徐々に脱着するという特性により、空間全体が低露点化に至るのに、FFUが無い場合に比較して1時間以上の運転時間増が必要になる。この涸れ時間は、同空間にて管理すべき露点が低くなるほど、長時間化する傾向にある。その結果、システムの運転エネルギーが増加し、ひいては製品の製造コストに悪影響を与えていた。
フィルタに吸着された水分を脱着する方法として、例えば下記特許文献1記載の方法が存在する。この特許文献1に係る方法は、ヒータで空気を加熱し、下流側に設置された高性能フィルタに高温度の空気を供給して高性能フィルタに「ベーキング」と呼ばれる熱処理を施すようにするものである。このベーキング処理によって、高性能フィルタが高温度の空気に曝されるため、水分や有機物が除去されやすくなる。
特開2004−33925号公報
しかしながら、前記特許文献1に係る方法の場合、フィルタの上流側に電気ヒータ等の加熱手段が必要であり、余計なエネルギーが必要となる。また、フィルタ素材を劣化させないためにには、ベーキング処理の温度はせいぜい50℃〜60℃までしか上げることはできず、水分除去のための時間短縮に大きく貢献するものではなかった。更に、高温空気をそのまま中間ブースに送風し、その高温空気が後段のストッカー空間に流入すると、同空間の温度管理に悪影響を及ぼすため、フィルタの下流側にて送風空気の温度を所定温度まで冷却する必要があり、更に運転エネルギーを必要とするなどの問題がある。
ところで、前記中間ブースにおいて、同空間を低露点とする低露点空気を製造するコストと、高清浄度化するためのFFUの運転コストとを対比すると、前者のコストは後者のコストの100倍程度となる。これは、低露点空気の製造装置において、主として吸着ロータに吸着された水分を脱着するための高温空気の製造に必要なエネルギー量が大きいことに起因している。それ故、FFUのフィルタの「涸れ時間」の短縮を図ることは、省エネルギー化に大きく貢献することになる。
そこで本発明の主たる課題は、クリーンルーム内に、製造部品(基板等)を一時的にストックするための空間として高清浄度低露点環境のストッカー空間が設置されるとともに、前記クリーンルームと前記ストッカー空間との間に介在し、それぞれの空間に対して仕切り扉によって仕切られた高清浄度低露点環境の中間ブースが設置された高清浄度低露点空間設備において、前記中間ブースに製造部品が搬入されてから元の高清浄度且つ低露点環境に戻すまでの時間を大幅に短縮可能とすることにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、クリーンルーム内に、製造部品を一時的にストックするための空間として高清浄度低露点環境のストッカー空間が設置されるとともに、前記クリーンルームと前記ストッカー空間との間に介在し、それぞれの空間に対して仕切り扉によって出入り可能とされた高清浄度低露点環境の中間ブースが設置された高清浄度低露点空間設備において、
前記ストッカー空間及び中間ブースは、空間内が仕切られることによりリターンチャンバが形成されるとともに、このリターンチャンバにファン・フィルタ・ユニットが設置され、前記ストッカー空間及び中間ブース内の空気が前記リターンチャンバを通じてファン・フィルタ・ユニットに導入され、フィルタを経て同空間内に循環換気されることによって高清浄度化され、かつ低露点空気製造装置で製造された低露点空気が前記リターンチャンバに供給され空間内に供給されることにより前記ストッカー空間及び中間ブース内の空気が低露点化され、
前記中間ブースにおいて、中間ブース空間とリターンチャンバとを仕切る仕切り部に、ファン・フィルタ・ユニットのファン稼動時はリターンチャンバ内が減圧されることにより開口して空気の循環を許容し、ファン停止時は前記開口を封鎖することにより空気の循環を阻止する空気流通制御手段を配設し
前記中間ブース及びストッカー空間において、ファン・フィルタ・ユニットが稼動するとともに、前記低露点空気製造装置から低露点空気が供給され、空間内が高清浄度低露点環境に維持された状態で、前記クリーンルームから製造部品をストッカー空間に搬入するに当たり、
(1)前記中間ブースのファン・フィルタ・ユニットのファンを停止する第1手順と、
(2)前記クリーンルームと中間ブースとの間の仕切り扉を開けて、製造部品を中間ブース内に搬入した後、前記仕切り扉を閉じる第2手順と、
(3)前記低露点空気製造装置から低露点空気の供給を継続し、中間ブース内の露点が供給される低露点空気の露点と同等となった時点または前記中間ブース内の露点と前記ストッカー空間の露点とが等しくなった時点で、ファン・フィルタ・ユニットのファンを再稼動する第3手順と、
(4)前記中間ブースとストッカー空間との間の仕切り扉を開けて、製造部品をストッカー空間に搬入する第4手順と、
からなることを特徴とする高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法が提供される。
上記請求項1記載の発明においては、クリーンルームから製造部品をストッカー空間に搬入する際、中間ブースにおいて、先ずクリーンルーム側の仕切り扉を開ける前に、FFUのファンを停止すると、空気流通制御手段が閉じ、リターンチャンバへの還気が無くなる。次に、前記仕切り扉を開けると、クリーンルームの高露点空気が流入し中間ブース内の露点が上昇するが、FFUのファンを停止したため、空気流通制御手段は閉じ、リターンチャンバへの還気が無いとともに、FFUから低露点空気が吹き出されている状態は維持されているため、中間ブースに流入したクリーンルーム側の高露点空気の水分はフィルタ表面に吸着されない。また、フィルタが有する圧力抵抗により、フィルタ面から空間内に吹き出す空気は一様流となり、乱流混合によるフィルタへの水分吸着も生じない。すなわち、フィルタにクリーンルーム側の水分と汚染粒子を吸着させることがなく、中間ブース内は実質的にフィルタが無い状態と同じ条件で、置換換気による低露点化が進むので、低露点化に要する時間が大幅に短縮されるようになる。
次に、前記低露点空気製造装置から低露点空気の供給を継続し、中間ブース内の露点が供給される低露点空気の露点と同等となった時点または前記中間ブース内の露点と前記ストッカー空間の露点とが等しくなった時点で、FFUのファンを再稼動し、中間ブース内の清浄度が回復に至った後に、前記中間ブースとストッカー空間との間の仕切り扉を開けて、製造部品をストッカー空間に搬入する。
請求項2に係る本発明として、前記第1手順において、ファン・フィルタ・ユニットのファンを停止するとともに、前記低露点空気製造装置からの低露点空気の増量を図る請求項1記載の高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法が提供される。
上記請求項2記載の発明は、製造部品を中間ブースに搬入するために仕切り扉を開けると、クリーンルームの高露点環境に暴露されて露点が上昇するが、元の低露点環境に早く戻すために低露点空気の供給量を増大させるようにしたものである。
請求項に係る本発明として、前記空気流通制御手段は、ヒンジによって支持されリターンチャンバ側にのみ揺動可能とした逆流防止開閉板、差圧を検知して自動的にリターンチャンバ側にのみ開く差圧ダンパ、リターンチャンバ側にのみ開く逆流防止ダンパのいずれかである請求項1、2いずれかに記載の高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法が提供される。
上記請求項記載の発明は、前記空気流通制御手段の具体例を列挙したものである。前記空気流通制御手段としては、例えばヒンジによって支持されリターンチャンバ側にのみ揺動可能とした逆流防止開閉板、差圧を検知して自動的にリターンチャンバ側にのみ開く差圧ダンパ、リターンチャンバ側にのみ開く逆流防止ダンパなどを用いることができる。
請求項に係る本発明として、前記中間ブース空間に排気口を設置するとともに、前記低露点空気製造装置からリターンチャンバまでの供給路の中間、及び前記排気口からの排気路の中間にれぞれ低露点空気の供給量を調整するための電動式ダンパーを配設してある請求項1,2いずれかに記載の高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法が提供される。
上記請求項記載の発明は、ファン停止時に中間ブースへの低露点空気の供給量を増大させたり、中間ブースの圧力管理のために所定部位に電動式ダンパーを配置するようにしたものである。
請求項に係る本発明として、露点計測のために、前記低露点空気製造装置からリターンチャンバまでの供給路及び前記中間ブース内、或いは前記中間ブース内及び前記ストッカー空間内にそれぞれ露点計測器を配置してある請求項1、2いずれかに記載の高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法が提供される。
上記請求項記載の発明は、製造部品の搬入後に、中間ブースにおける露点回復段階にて、FFUのファンを停止してから再稼働させるタイミングを図るために、所定箇所に露点計測器を配置するようにしたものである。
以上詳説のとおり本発明によれば、クリーンルーム内に、製造部品(基板等)を一時的にストックするための空間として高清浄度低露点環境のストッカー空間が設置されるとともに、前記クリーンルームと前記ストッカー空間との間に介在し、それぞれの空間に対して仕切り扉によって仕切られた高清浄度低露点環境の中間ブースが設置された高清浄度低露点空間設備において、前記中間ブースに製造部品が搬入されてから元の高清浄度且つ低露点環境に戻すまでの時間を大幅に短縮可能となる。
本発明に係る高清浄度低露点空間設備の概略図である。 中間ブース3におけるファン・フィルタ・ユニット稼動による高清浄度化及び低露点化の運転状態を示す要部概略図である。 中間ブース3に製造部品を搬入した状態での運転状態を示す要部概略図である。 本発明と従来例とを対比した場合の清浄度と露点の時間変化状態を示すグラフである。 本発明に係る高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法の制御図である。 空気流通制御手段の他例(その1)を示す要部概略図である。 空気流通制御手段の他例(その2)を示す要部概略図である。 空気流通制御手段の他例(その3)を示す要部概略図である。 空気流通制御手段の他例(その4)を示す要部概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1に示されるように、クリーンルーム1内に、製造部品(基板等)を一時的にストックするための空間として高清浄度低露点環境のストッカー空間2が設置されるとともに、前記クリーンルーム1と前記ストッカー空間2との間に介在し、それぞれの空間に対して仕切り扉4,5によって出入り可能とされた高清浄度低露点環境の中間ブース3が設置された高清浄度低露点空間設備が構築されている。
前記ストッカー空間2は、空間内が仕切り材6によって仕切られることによりリターンチャンバ7が形成されるとともに、このリターンチャンバ7の天井面にFFU8,9が設置され、前記ストッカー空間2内の空気が前記リターンチャンバ7を通じてFFU8,9に導入され、フィルタ8A、9Aを経て同空間内に循環換気されることによって高清浄度化され、かつ低露点空気製造装置25で製造された低露点空気が前記リターンチャンバ7に供給され空間内に供給されることによりストッカー空間2内の空気が低露点化されている。前記フィルタ8A、9Aとしては、例えばHEPAフィルタやUPLAフィルタの他、ケミカルフィルタが単独で又は組み合わせて用いられる。
前記中間ブース3においても同様に、空間内の天井部が仕切り材10によって仕切られることによりリターンチャンバ11が形成されるとともに、このリターンチャンバ11の天井面にFFU12が設置され、前記中間ブース3内の空気が前記リターンチャンバ11を通じてFFU12に導入され、フィルタ12Aを経て同空間内に循環換気されることによって高清浄度化され、かつ低露点空気製造装置25で製造された低露点空気が前記リターンチャンバ11に供給され空間内に供給されることにより中間ブース3内の空気が低露点化されている。前記フィルタ12Aとしては、例えばHEPAフィルタやUPLAフィルタの他、ケミカルフィルタが単独で又は組み合わせて用いられる。
前記中間ブース3においては、前記クリーンルーム1との間に仕切り扉4が設けられ、かつストッカー空間2との間に仕切り扉5が設けられており、これらの仕切り扉4,5を開閉することにより、製造部品22がクリーンルーム1から中間ブース3を経てストッカー空間2に搬入されるようになっている。
また、天井側の垂直仕切り壁部に、FFU12のファン稼動時はリターンチャンバ11内が減圧されることにより開口して空気の循環を許容し、ファン停止時は前記開口を封鎖することにより空気の循環を阻止する空気流通制御手段13が配設されている。
前記空気流通制御手段13としては、図1に示されるように、ヒンジによって支持されリターンチャンバ側にのみ揺動可能とした逆流防止開閉板を用いることができる。または、図6に示されるように、差圧を検知して自動的にリターンチャンバ側にのみ開く既製の差圧ダンパ23や、リターンチャンバ側にのみ開く既製の逆流防止ダンパなども用いることができる。
また、前記中間ブース3には、排気口14を設置するとともに、前記低露点空気製造装置25からリターンチャンバ11までの供給路15の中間、及び前記排気口14からの排気路16の中間にれぞれ低露点空気の供給量を調整するための電動式ダンパー17、18を配設している。更に、露点計測のために、前記低露点空気製造装置25からリターンチャンバ11までの供給路15と、前記中間ブース3内と、前記ストッカー空間2内にそれぞれ露点計測器19、20、21が配置されている。なお、本実施形態では3箇所に計測器を配設したが、前記低露点空気製造装置25からリターンチャンバ11までの供給路15と前記中間ブース3内との2箇所、或いは前記中間ブース3内と前記ストッカー空間2内との2箇所の組合せで露点計測器を配置するようにしてもよい。
前記低露点空気製造装置25は、例えば乾式の除湿ロータと、除湿ロータに吸着された水分を脱着するための加熱機器、送風機等により構築される装置を用いることができ、圧縮空気を吸着材に通過させることで低露点空気を製造し、吸着材再生を圧縮空気の圧力スイングや、高温空気送風により行う方式により構築される装置を用いることができる。また、中間ブース3への低露点空気製造装置25による供給方式としては、図1に示すように、1台の装置で兼用しストッカー空間2と中間ブース3との両方に供給する方式以外に、2台の低露点空気製造装置25を設備し、ストッカー空間2と中間ブース3とに別々の低露点空気製造装置から低露点空気を供給するようにしてもよい。
前記ストッカー空間2は、高清浄度かつ低露点に管理される。空気露点は、-70℃〜-90℃程度に管理されるとともに、清浄度はclass10程度に管理される。当該ストッカー空間2に搬入された基板等の製造部品22は、ロボット等の搬送装置により同空間に接続された以降の製造工程に搬出されるが、新たな製造部品22が順次クリーン1側より補充される。
前記中間ブース3も同様に、高清浄度かつ低露点に管理される。空気露点は、-70℃〜-90℃程度に管理されるとともに、清浄度はclass10程度に管理される。平常時に前記仕切り扉4は閉じられており、クリーンルーム1側より高露点(高湿度)の空気の進入はなく、通常中間ブース3内での水分発生源も無いため、低露点空気製造装置25から中間ブース3に供給される低露点空気量は少量でよい。
前記ストッカー空間2及び中間ブース3は、外部からの空気浸入を防止するため隙間等がないように気密が保たれた構造になっているとともに、前記仕切り扉4,5も閉めた状態では気密が保たれた構造になっている。
<中間ブース3及びストッカー空間2の圧力管理>
本発明におけるシステムの運転に際しては、中間ブース3、リターンチャンバー11、及び隣接するストッカー空間2、クリーンルーム1の差圧管理に配慮する必要がある。
前述の通り、中間ブース3、及びストッカー空間2及びそれぞれのリターンチャンバー11,7において、これらが設置されるクリーンルーム1に対して、内部圧力を高くする必要がある。当然のことながら、例えば仕切り扉4においては高い気密性が求められるが、クリーンルーム1側に対して中間ブース3が負圧になると、クリーンルーム1側の高露点空気が中間ブース3側に圧力差によって進入するリスクが生じるため、低露点空気の供給路15に設置された電動式ダンパー17は、前述したように、第1手順において所定の風量に制御されることに加えて、中間ブース3内の圧力を隣接するクリーンルーム1に対して正圧になるよう、開度を調整することとなる。その際、本方式においては、FFU12を停止する場合とFFU12を運転する場合の両方において、中間ブース3及びリターンチャンバー11の圧力が、クリーンルーム1内の圧力に比べて高くなるよう制御されることが望ましい。さらに、中間ブース3と隣接するストッカー空間2との差圧は、ほぼ同等か、ストッカー空間2側が高い圧力に管理されることが望ましい。これによって、製造部品22が中間ブース3に搬入され、清浄度及び露点が回復途上である間に、仕切り扉5を介して中間ブース3からストッカー空間2へ低清浄度、高露点空気が漏洩することを防止することができる。
<クリーンルーム1からストッカー空間2への製造部品22の搬入>
図1に示されるように、前記中間ブース3において、FFU12が稼動するとともに、前記低露点空気製造装置25から低露点空気が供給され、空間内が高清浄度低露点環境に維持された状態とされ、かつストッカー空間2においても、FFU8,9が稼動するとともに、前記低露点空気製造装置25から低露点空気が供給され、空間内が高清浄度低露点環境に維持された状態で、前記クリーンルーム1から製造部品22をストッカー空間3を経てストッカー空間2に搬入する手順は以下の要領によって行われる。
(1)先ず、仕切り扉4を開く前に、電動ダンパー17,18を調整し、低露点空気製造装置25からの低露点空気の増量を図るとともに、前記中間ブース3のFFU12のファンを停止する(第1手順)。
前記電動ダンパー17は、製造部品22が搬入される前の平常時は50%開度程度に絞られ、前記電動ダンパー18の開度は30%程度に保持されているが、製造部品22を中間ブース3に搬入するために仕切り扉4を空けると、クリーンルームの高露点環境に暴露されて露点が上昇するため、元の低露点環境に早く戻すために低露点空気の供給量を増加させるようにする。なお、電動ダンパー17,18の操作については、中間ブース3への低露点空気製造装置25がストッカー空間2に供給する低露点空気製造装置25と別々に設置されている場合は、電動ダンパー操作に代えて、低露点空気製造装置25の供給ファンのインバータ周波数制御により風量を増加させるようにしてもよい。前記仕切り扉4を開ける信号は、クリーンルーム1側に取り付けた手元スイッチでも良いし、扉を開閉するスイッチが押された際、先ず電動ダンパー17,18を開き、一定の遅延時間の後に仕切り扉4が開く遅延リレー動作を付帯させてもよい。
前記中間ブース3において、FFU12のファンを稼動させている場合は、図2に示されるように、リターンチャンバ11内が減圧されることにより、逆流防止開閉板13(空気流通制御手段)がリターンチャンバ11側に開き、リターンチャンバ11に供給された低露点空気は、FFU12に導入され、フィルタ12Aを通過して空間内に至り、その後前記逆流防止開閉板13の開口部からリターンチャンバ11に戻るように循環しているが、FFU12のファンを停止すると、図3に示されるように、逆流防止開閉板13が閉じ、リターンチャンバ11への還気が無くなる。リターンチャンバ11に供給された低露点空気は、FFU12に導入され、フィルタ12Aを通過して空間内に至った後、排気される。
(2)前記クリーンルーム1と中間ブース3との間の仕切り扉4を開けて、製造部品22を中間ブース3内に搬入した後、前記仕切り扉4を閉じる(第2手順)。
この時、クリーンルーム1の高露点空気が流入し中間ブース3内の露点が上昇するが、FFU12のファンを停止したため、逆流防止開閉板13は閉じた状態となる。従って、リターンチャンバ11への還気が無いとともに、FFU12から低露点空気が吹き出されている状態は維持されているため、中間ブース3に流入したクリーンルーム1側の高露点空気の水分はフィルタ表面に吸着されない。また、フィルタが有する圧力抵抗により、フィルタ面から空間内に吹き出す空気は一様流となり、乱流混合によるフィルタへの水分吸着も生じない。すなわち、フィルタにクリーンルーム1側の水分と汚染粒子を吸着させることがなく、中間ブース3内は実質的にフィルタが無い状態と同じ条件で、置換換気による低露点化が進むので、低露点化に要する時間が大幅に短縮されるようになる。
(3)前記低露点空気製造装置25から低露点空気の供給を継続し、中間ブース3内の露点が供給される低露点空気の露点と同等となった時点または前記中間ブース3内の露点と前記ストッカー空間2の露点とが等しくなった時点で、FFU12のファンを再稼動する(第3手順)。
露点計測のために、前記低露点空気製造装置25からリターンチャンバ11までの供給路15と、前記中間ブース3内と、前記ストッカー空間2内にそれぞれ露点計測器19、20、21が配設されているため、これらの露点計測に基づいてファン再稼働のタイミングを図ることが可能である。
ファンを再稼働させると、ファンの吸込圧力によりリターンチャンバ11の圧力が低下し、逆流防止開閉板13が開いて図2に示す状態となる。FFU12による中間ブース3空間の清浄度確保に必要な時間は、通常短時間で行われる。
(4)前記中間ブース3とストッカー空間2との間の仕切り扉5を開けて、製造部品22をストッカー空間に搬入する(第4手順)。
この段階では、中間ブース3とストッカー空間2とは同じ清浄度、同じ低露点となっており、仕切り扉5を開けて製造部品22を移動しても、ストッカー空間3の清浄度が悪化することはなく、かつ露点が上昇することも無い。
<清浄度と露点の推移>
前記逆流防止開閉板13(空気流通制御手段)を設けずに、製造部品22が中間ブース3に搬入された際にもFFU12のファンの運転を継続して行うようにした従来の方法と、本発明とによる中間ブース3の清浄度と露点の推移は図4のようになる。
同図において、横軸は経過時間、縦軸は清浄度、及び露点であり、中間ブース3へ製造部品22が運び込まれ、仕切り扉4が閉じた状態を時刻ゼロとする。この状態では、中間ブース3に隣接するクリーンルーム1の比較的低い清浄度と一般環境に近い高い露点環境となっている。従来の方法でこの状態から運転を行う場合、即ち、FFU12を運転しながら低露点空気を供給する場合、中間ブース3内の清浄度は曲線Aのようになり、要求される清浄度に達する時間はT1-Cとなる。
一方、中間ブース3内の露点はFFU12の運転によりクリーンルーム1側の水分がフィルタに吸着してしまうため、この脱着時間が長時間となり、同図の曲線Bの如くとなり、結果として中間ブース3内の清浄度と露点は露点の到達時間T1-Dが支配的となり、要求値に達する時間は(T1)となる。
一方、本発明による方式では、時刻ゼロではFFU12が停止しており、低露点空気がFFU12のフィルタを介して供給される。低露点空気の必要供給量は、要求される露点によって変動するが、ここではFFU12のファンによる循環風量よりも少ない量とする。
本発明の方式におけるブース内の露点は、フィルタに水分が吸着されないため、曲線Cのようになる。曲線Cに従い、中間ブース3内の露点が要求露点とほぼ同等となる時間はT2-Dとなる。この時間帯までは、低露点空気の供給量に基づく換気量で中間ブース3内の清浄度も回復するが、上述のように低露点空気供給量がFFU12の循環風量より少ないため、清浄度の上昇は曲線Aに比べて緩やかとなる。中間ブース3内の露点が管理露点に達した時刻T2-Dにおいて、FFU12の運転を再開する。FFU12の運転により、中間ブース3内の清浄度は曲線Aと同様の曲線形状により回復し、時刻T2-Cに要求された高清浄度に達し、同図の曲線Dの如くとなる。結果として、本発明においては、中間ブース3内の清浄度と露点が要求値に達する時間は(T2)となり、従来方式で要する時間(T1)に比べてその所要時間を大幅に短縮することができる。
なお、従来方法と本発明におけるFFU12の運転方法と、低露点空気の供給方法を説明するタイムチャートは図5に示すとおりである。
以上のように、本発明方式では、中間ブース3に設置した逆流防止開閉板13(空気流通制御手段)の構成と、FFU12のファン運転/停止制御と、好ましくは低露点空気供給量の増量制御との組合せにより、システムの運転エネルギーを増加させることなく、短時間に中間ブース3を高清浄度及び低露点とすることができる。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、上記第1手順において、電動ダンパー17,18を調整し、低露点空気製造装置25からの低露点空気の増量を図るとともに、前記中間ブース3のFFU12のファンを停止するようにしたが、電動ダンパー17,18は無操作とし、低露点空気の供給量は変えずに、FFU12のファンを停止するようにしてもよい。
(2)上記形態例では、前記逆流防止開閉板13(空気流通制御手段)は、天井側の垂直仕切り壁部に設けるようにしたが、図7及び図8に示されるように、水平天井水平面に逆流防止開閉板13や差圧ダンパ23等を設けることも可能である。前記逆流防止開閉板13は、FFU12の稼働時に容易に開くように、軽量で動作が敏感なものが望ましい。そのため、図9に示されるように、小型の逆流防止開閉板13や差圧ダンパ23等を複数を配設するのが望ましい。
1…クリーンルーム、2…ストッカー空間、3…中間ブース、4・5…仕切り扉、6…仕切材、7・11…リターンチャンバ、8・9・12…ファン・フィルタ・ユニット(FFU)、13…空気流通制御手段(逆流防止開閉板等)、17・18…電動ダンパ、19〜21…露点計測器、22…製造部品(基板)、25…露点空気製造装置

Claims (5)

  1. クリーンルーム内に、製造部品を一時的にストックするための空間として高清浄度低露点環境のストッカー空間が設置されるとともに、前記クリーンルームと前記ストッカー空間との間に介在し、それぞれの空間に対して仕切り扉によって出入り可能とされた高清浄度低露点環境の中間ブースが設置された高清浄度低露点空間設備において、
    前記ストッカー空間及び中間ブースは、空間内が仕切られることによりリターンチャンバが形成されるとともに、このリターンチャンバにファン・フィルタ・ユニットが設置され、前記ストッカー空間及び中間ブース内の空気が前記リターンチャンバを通じてファン・フィルタ・ユニットに導入され、フィルタを経て同空間内に循環換気されることによって高清浄度化され、かつ低露点空気製造装置で製造された低露点空気が前記リターンチャンバに供給され空間内に供給されることにより前記ストッカー空間及び中間ブース内の空気が低露点化され、
    前記中間ブースにおいて、中間ブース空間とリターンチャンバとを仕切る仕切り部に、ファン・フィルタ・ユニットのファン稼動時はリターンチャンバ内が減圧されることにより開口して空気の循環を許容し、ファン停止時は前記開口を封鎖することにより空気の循環を阻止する空気流通制御手段を配設し
    前記中間ブース及びストッカー空間において、ファン・フィルタ・ユニットが稼動するとともに、前記低露点空気製造装置から低露点空気が供給され、空間内が高清浄度低露点環境に維持された状態で、前記クリーンルームから製造部品をストッカー空間に搬入するに当たり、
    (1)前記中間ブースのファン・フィルタ・ユニットのファンを停止する第1手順と、
    (2)前記クリーンルームと中間ブースとの間の仕切り扉を開けて、製造部品を中間ブース内に搬入した後、前記仕切り扉を閉じる第2手順と、
    (3)前記低露点空気製造装置から低露点空気の供給を継続し、中間ブース内の露点が供給される低露点空気の露点と同等となった時点または前記中間ブース内の露点と前記ストッカー空間の露点とが等しくなった時点で、ファン・フィルタ・ユニットのファンを再稼動する第3手順と、
    (4)前記中間ブースとストッカー空間との間の仕切り扉を開けて、製造部品をストッカー空間に搬入する第4手順と、
    からなることを特徴とする高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法。
  2. 前記第1手順において、ファン・フィルタ・ユニットのファンを停止するとともに、前記低露点空気製造装置からの低露点空気の増量を図る請求項1記載の高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法。
  3. 前記空気流通制御手段は、ヒンジによって支持されリターンチャンバ側にのみ揺動可能とした逆流防止開閉板、差圧を検知して自動的にリターンチャンバ側にのみ開く差圧ダンパ、リターンチャンバ側にのみ開く逆流防止ダンパのいずれかである請求項1、2いずれかに記載の高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法
  4. 前記中間ブース空間に排気口を設置するとともに、前記低露点空気製造装置からリターンチャンバまでの供給路の中間、及び前記排気口からの排気路の中間にれぞれ低露点空気の供給量を調整するための電動式ダンパーを配設してある請求項1,2いずれかに記載の高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法
  5. 露点計測のために、前記低露点空気製造装置からリターンチャンバまでの供給路及び前記中間ブース内、或いは前記中間ブース内及び前記ストッカー空間内にそれぞれ露点計測器を配置してある請求項1、2いずれかに記載の高清浄度低露点空間設備における製造部品の搬入方法
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