JP2009098006A - 揮発物測定装置 - Google Patents

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Toshiyuki Iyota
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Hirobumi Murakami
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Abstract

【課題】本発明は、温度および湿度の調整時に試験槽内に結露が発生するのを防止することができる揮発物測定装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、試験槽80と、試験槽80内の温度を制御する温度制御手段88,89と、試験槽80内の湿度を制御する換気湿度制御手段15,16,23,24とを備え、試験槽80内の温度または湿度を、設定温度または設定湿度に調整可能な揮発物測定装置1であって、設定温度と試験槽内の温度との関係が所定の結露防止要件を満たすことを条件に、換気湿度制御手段23によって低湿度の気体を導入して試験槽80内を除湿し、その後、温度制御手段88,89によって試験槽80内の温度を設定温度に移行させ、さらにその後、換気湿度制御手段24によって試験槽80内の湿度が設定湿度に移行するように加湿する一連の結露防止モードが実行されることを特徴とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、揮発性の有機化合物等の揮発物を測定するための装置である揮発物測定装置に関するものである。
近年、シックハウス症候群と呼ばれる化学物質による過敏症が問題となっている。これは、建築材料にホルムアルデヒド、トルエンなどの揮発性有機化合物(VOC)が使用されており、この揮発性有機化合物が住宅内に放出されていることが一因とされている。
このため建材などに、揮発性有機化合物がどのくらい含まれているかを調査しておくことが行われている。また、建材以外にも自動車の内装品や家具などに用いられる素材でも揮発性有機化合物の調査が行われている。
このような揮発性有機化合物を測定することができる揮発物測定装置は、温度や湿度等を一定の環境条件に制御可能な試験槽内に試料を入れ、この試験槽に空気を所定の流量だけ流入・排出させ、この排出した空気中に含まれる揮発性有機化合物を測定することができる。例えば特許文献1には、このような揮発物測定装置が開示されている。
特開2005−257588号公報
揮発物測定装置は、試験槽内に送風ファン、加熱器、冷却器などの空調機器があると、これらの機器から発生する不純物が検出されたり、これらの機器への揮発物の付着により測定精度が低下する。そのため揮発物測定装置は、送風ファン等の空調機器を試験槽内に備えられていない。
また従来の揮発物測定装置は、温度の制御と湿度の制御とがそれぞれ別の手段で行なわれており、試験槽内の温度は、試験槽を囲む温度調整空間との間で熱伝導を行なうことにより制御されていた。
そのため従来の揮発物測定装置は、冷却過程において、試験槽を囲む壁面から先に冷却されるため、試験槽の内面に結露が生じることがあった。試験槽内に結露が生じると、試料から発生した揮発性有機化合物が結露に溶解してしまい、試料から放出される揮発性有機化合物の量を正確に測定することが困難であった。
そこで本発明は、温度および湿度の調整時に試験槽内に結露が発生するのを防止する揮発物測定装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、気体導入口および気体排出口を有する試験槽と、試験槽の外部の温度を制御して試験槽外からの熱伝導によって試験槽内の温度を制御する温度制御手段と、湿度の調整された気体を気体導入口から試験槽内に導入して試験槽内の気体を気体排出口から排出することにより試験槽内の湿度を制御する換気湿度制御手段とを備え、試験槽内の温度または/および湿度を、設定温度または/および設定湿度に調整可能な揮発物測定装置であって、設定温度と試験槽内の温度との関係が所定の結露防止要件を満たすことを条件に、換気湿度制御手段によって試験槽内を除湿し、その後、温度制御手段によって試験槽内の温度を設定温度に移行させる一連の結露防止モードが実行されることを特徴とした。
請求項1の揮発物測定装置は、所定の結露防止要件によって試験槽内に結露が発生するおそれがあるか否かを判断する。そして設定温度が結露防止要件を満たす場合、一連の結露防止モードを実行して試験槽内に結露が発生するのを防止する。
具体的には試験槽内を除湿し、その後、試験槽内の温度を設定温度に移行させる。即ち、試験槽内の温度を調整する際、試験槽内は除湿によって絶対湿度が下げられており、試験槽内の気体には少量の水蒸気しか含まれていない。このため請求項1の揮発物測定装置は、試験槽内の温度を変化させても試験槽内の気体に含まれる水蒸気が凝縮しにくく、試験槽内に結露を生じにくい。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、結露防止モードにおいて試験槽内の温度を設定温度に移行させた後、湿度制御手段によって試験槽内の湿度が設定湿度に移行するように加湿されることを特徴とした。
試験槽内の温度と湿度が同時に調整されると、試験槽内の気体に含まれる水蒸気の量が飽和水蒸気量に達し、試験槽内に結露が生じるおそれがある。かかる知見に基づき提供される請求項2の揮発物測定装置は、温度が湿度に優先して調整される。このため請求項2の揮発物測定装置は、試験槽内の温度を設定温度に移行させる段階、および試験槽内の湿度を設定湿度に移行させる段階の両方において、試験槽内の気体に含まれる水蒸気の量が飽和水蒸気量に達するのを防止することができ、試験槽内に結露が生じるのを防止する。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、結露防止モードでの除湿の際に、試験槽内の温度が維持されることを特徴とした。
請求項3の揮発物測定装置は、試験槽内の温度を維持したまま試験槽内の絶対湿度を下げることができる。これにより試験槽内を除湿する際に、試験槽内の気体に含まれる水蒸気が飽和状態になるのを防止でき、試験槽内に結露が生じるのを防止することができる。
ここで結露防止モードの除湿は、低湿度の気体を試験槽内に導入して試験槽内を換気することにより行なわれる。そのため試験槽内の気体が除湿されるまでには、一定の時間を要する。
また請求項2の揮発物測定装置の結露防止モードでは、結露防止のため、試験槽内の設定温度への移行が設定湿度への移行よりも優先して行なわれる。即ち、試験槽内の温度が設定温度に移行された後に、試験槽内の湿度が設定湿度に移行される。このため本発明の揮発物測定装置は、温度と湿度とを同時に移行させる場合に比べて、結露は生じにくいが温度と湿度の調整に長時間を要する。
かかる知見に基づき提供される請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、結結露防止モードを解除する解除手段を有し、解除手段の入力があると、結露防止モードが実行されずに温度制御手段または/および湿度制御手段によって試験槽内の温度または/および湿度が制御されることを特徴とした。
これにより請求項4の揮発物測定装置は、結露の防止よりも試験時間の短縮を優先させたい場合に、迅速に試験槽内の温度および湿度を設定温度および設定湿度に移行させることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において、結露防止要件は、試験槽内の温度が設定温度よりも高く、かつ、試験槽内の温度と設定温度との差が所定温度以上であることを特徴とした。
請求項5の揮発物測定装置は、試験槽を所定温度以上冷却する必要があり、結露が生じやすい場合にのみ結露防止モードを実行する。即ち、試験槽が加熱される場合のように結露が生じにくい場合には、結露防止モードが実行されないので、試験時間が短縮され、効率良く試験を行なうことができる。
本発明の揮発物測定装置は、温度および湿度の調整時に試験槽内に結露が発生するのを防止することができる。
以下さらに本発明の具体的実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態における揮発物測定装置の斜視図である。図2は、本発明の実施形態における揮発物測定装置の配管及び部材を示した模式図である。
[全体構成]
本発明の第1の実施形態の揮発物測定装置1は、図1、図2に示されている。
揮発物測定装置1には、インナーチャンバー10とアウターチャンバー11が設けられている。インナーチャンバー10及びアウターチャンバー11は、直方体状であって内部に空間10e、11eが設けられている。
インナーチャンバー10には、内部空間10eにつながる開口10fを有する本体部10cと、開口10fを封鎖できる開閉扉10aが設けられている。また、アウターチャンバー11には、内部空間11eにつながる開口11fを有する本体部11cと、開口11fを封鎖できる開閉扉11aが設けられている。
インナーチャンバー10は、アウターチャンバー11よりも小さく、アウターチャンバー11の内部空間11eの中にインナーチャンバー10が収容されている。そして、開閉扉10a、11aは、図1に示されるように、同じ側に設けられ、アウターチャンバー11の開閉扉11aを開けることにより、開閉扉10aを開けることが出来る。
インナーチャンバー10を閉じた状態の、開閉扉10aと本体部10cとの間には、図示しないシール部材が設けられている。シール部材は本体部10cに保持されており、インナーチャンバー10を閉じると、シール部材を介して本体部10cの開口10fを開閉扉10aによって封鎖することができる。なお、シール部材は開閉扉10a側に保持することもできる。
そして、インナーチャンバー10の内側の内部空間10eが試験槽80となり、アウターチャンバー11の内部空間11eであってインナーチャンバー10の外側に形成される空間が温度調整空間81となる。インナーチャンバー10には、試験槽80と温度調整空間81との熱伝導が可能な面が前後左右上下の6面全てに設けられている。
インナーチャンバー10は、ステンレス製であって試験槽80と温度調整空間81との間での熱伝導を行うことができる。また、アウターチャンバー11は、図示しない断熱層を有しており、外部との熱伝導を小さくするような構造となっている。
図2に示されるように、インナーチャンバー10には、外部から試験槽80に空気を導入する試験用導入口60と、試験槽80から外部へ空気を排出する排出口70が設けられている。
図2に示すように試験槽80に導入される空気は、圧縮空気取込口R1から取り込まれて、導入配管15を通じて試験用導入口60に供給される。そして導入配管15には、電磁弁B1、除湿器23、レギュレータ22、清浄機21及び流量調節器20aが配置される。即ち、圧縮空気取込口R1から取り込まれた空気は、電磁弁B1、除湿器23を通過し、レギュレータ22により所定の圧力に減圧して、さらに、清浄機21により不純物が取り除かれる。そして、流量調節器20aを通って試験用導入口60に通じている。
導入配管15の流量調節器20aと試験用導入口60との間には分岐が設けられており、分岐先には加湿器24が取り付けられている。そのため揮発物測定装置1は、加湿器24によって加湿された高湿度の空気を分岐から導入して、試験用導入口60から試験槽80に導入される空気を所定の湿度とすることができる。
インナーチャンバー10に設けられた排出口70は、排出配管16を通じて排出部H3につながっている。また排出配管16の排出口70と排出部H3との間には分岐が設けられており、分岐先にはサンプリングポンプ26が取り付けられている。そのため揮発物測定装置1は、サンプリングポンプ26を作動させて、排出口70から排出される気体の一部を捕集管に捕集することができる。
上記のように試験槽80は、インナーチャンバー10の開閉扉10aを閉じるとほぼ密閉され、導入配管15を通じて試験用導入口60から空気が導入され、排気配管16を通じて排出口70から空気を排出させることにより試験槽80内の気体を換気することができる。
また、図2に示されるように、温度調整空間81は、熱伝導空間84と加温冷却空間85とに大別される。熱伝導空間84と加温冷却空間85との間には、導入部86aと排出部86bを有する仕切板86が設けられている。加温冷却空間85には、送風ファン87と加熱器88と冷却器89が設けられている。
導入部86a及び排出部86bは開口状であり、熱伝導空間84と加温冷却空間85とをつないでいる。そして、加温冷却空間85から排出部86b、熱伝導空間84、導入部86aを経て再び加温冷却空間85につながる一連の流路を形成している。
送風ファン87は排出部86b付近に配置され、送風ファン87が作動すると、加温冷却空間85の空気を排出部86bから熱伝導空間84に排出し、また、この排出により熱伝導空間84の空気を導入部86aから加温冷却空間85に導入させることができる。
また、図示しない制御部により加熱器88と冷却器89の能力を調節することができ、導入部86aから入った空気を排出部86bから熱伝導空間84に排出するまでの間に、加熱・冷却させることができる。
熱伝導空間84には、温度を測定することができる温度センサT1が設けられている。
シール部材(図示せず)などのインナーチャンバー10に用いられる部材は、試験条件下で揮発有機化合物の発生のおそれのない材質が用いられている。具体的に用いられている材質は、ステンレス、ガラス、テフロン(登録商標)が用いられている。
また図2に示すように試験槽80には、温度センサT3および湿度センサT4が設けられている。温度センサT3および湿度センサT4は、棒状であり、温度センサT3および湿度センサT4の先端部T3a,T4aは、インナーチャンバー10の内側である試験槽80側となるように配置されている。そして、温度センサT3は、先端部T3aの温度を検知して所定の信号を制御部(図示せず)に出力することができ、湿度センサT4は、先端部T4aの湿度を検知して所定の信号を制御部に出力することができる。
なお、温度センサT3は、図2に示されるように、湿度センサT4とは別の位置で同様な方向に配置されている。
次に、本実施形態の揮発物測定装置1の運転時の制御について説明する。揮発物測定装置1は、温度の制御と湿度の制御とがそれぞれ別の手段で行なわれており、温度のみが制御される運転(温度運転モード)や、温度と湿度の両方が制御される運転(温湿度運転モード)が可能である。
後述するように、試験槽80内の温度は、温度調整空間81との間で熱伝導を行なうことにより制御されており、また、試験槽80内の湿度は、所定量の水蒸気を含む空気を試験槽80内に導入して、水蒸気の量や流量を変えることにより制御される。また、試験槽80内の攪拌・混合は、試験用導入口60からの空気の導入と、排出口70からの気体の排出によって行われている。
しかし試験槽80が冷却されたとき、インナーチャンバー10の温度が試験槽80内の温度よりも低くなった場合にインナーチャンバー10の内側が結露しやすくなる。そのため、本実施形態の揮発物測定装置1では、後述するように、設定温度TSが所定の結露防止要件を満たす場合には、試験槽80内に結露が生じるおそれがあると判断して、一連の結露防止モードを実行して、結露を防止している。
試験槽80内の温度制御は、以下のようにして行なわれる。まず温度調整空間81の加温冷却空間85内に設けられた送風ファン87、加熱器88、冷却器89が作動され、温度調整空間81の熱伝導空間84の温度が制御される。そして熱伝導空間84と試験槽80との間で熱伝導が行なわれ、試験槽80内の温度TPが所定の設定温度TSになるように制御される。この温度制御には、熱伝導空間84に設けられている温度センサT1と試験槽80の温度センサT3とが用いられる。
また試験槽80内の湿度制御は、以下のようにして行なわれる。揮発物測定装置1は、電磁弁B1を開き、所定量の水蒸気を含む清浄な空気を試験用導入口60から所定の流量だけ試験槽80に導入させることができ、試験槽80内の空気を導入された空気が押し出すことによって排出口70から排出させることができる。このように揮発物測定装置1は、試験槽80内に所定量の水蒸気を含む空気を導入することによって、試験槽80内が所定の湿度となるように制御することができる。
試験槽80内に導入される空気は、圧縮空気取込口R1から取り込まれるものであり、湿度の調整は、取り込まれた空気を除湿器23によって乾燥させて、加湿器24によって水蒸気を流入させることにより行われる。即ち、揮発物測定装置1は、流量調節器20aによって調整される空気の流量と、加湿器24で発生させる水蒸気の量により、試験槽80内に導入される空気中の水蒸気の量を制御することができる。
また空気の清浄化は、清浄機21により行われる。なお試験槽80内の湿度制御は、試験槽80の湿度センサT4の測定値HPに基づいて行われる。
上記のように試験槽80内には、温度制御および湿度制御のための機器が配置されない。そのため本実施形態の揮発物測定装置1は、これらの機器が発生する不純物をサンプリングポンプ26の捕集管によって検出せず、またこれらの機器に揮発物が付着するおそれもないため、測定精度を向上させることができる。
本実施形態の結露防止モードは、低湿度の気体を導入して試験槽80内を除湿し、その後、試験槽80内の温度TPを設定温度TSに移行させ、さらにその後、試験槽80内の湿度HPが設定湿度HSに移行するように加湿するものである。具体的には図示しない制御手段が、図3に示すフローチャートに則って揮発物測定装置1を駆動させて結露の発生を防止している。
以下、結露防止モードにおける揮発物測定装置1の動作について、図3に示すフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
なお、運転を行う場合には、設定温度TSと設定湿度HSが入力される。また揮発物測定装置1は、結露防止モードを解除する解除手段を備えており、必要に応じて、オペレータが解除手段の入力を手動で行なう。
[結露防止モード]
図3に示すように、揮発物測定装置1の制御部(図示せず)は、ステップ1で結露防止モードを解除する解除手段からの解除入力の有無を判断する。そして解除手段からの解除入力があればステップ5の温度制御に移行し、解除入力がなければステップ2に移行して結露防止モードを継続する。
ステップ2では、試験槽80の設定温度TSが結露防止要件を満たすか否かが判断される。本実施形態の揮発物測定装置1の結露防止要件は、温度センサT3によって検知される試験槽80の温度TPが設定温度TSよりも高く、かつ、試験槽80の温度TPと設定温度TSとの差が1℃より高くなることである。具体的には制御部において試験槽80の温度TPと、設定温度TSとの差が演算され、試験槽80の温度TPが設定温度TSと比べて1℃より高いか否かが判断される。そして試験槽80の温度TPが設定温度TSと比べて1℃より高い場合には、制御フローがステップ3の換気除湿制御に移行する。また試験槽80の温度TPが設定温度TSと比べて1℃より高くない場合、制御フローはステップ5の温度制御に移行する。
{換気除湿制御}
ステップ3では、換気除湿制御が行われる。換気除湿制御では、試験槽80内に低湿度の空気が導入されて試験槽80内が除湿される。ステップ3において、流量調節器20aの設定が最大にされ、試験槽80に導入される空気の流量、および試験槽80から排出される気体の流量が最大にされる。このとき制御部によって加湿器24は停止されており、試験槽80には除湿器23によって乾燥された低湿度の空気が導入される。また試験槽80の温度TPは、現在の温度TPを維持するように制御される。そしてステップ3の換気除湿制御が開始されると制御フローは、ステップ4に移行される。
ステップ4では、換気除湿制御の開始から1時間経過したか否かが判断される。そして1時間が経過した場合、試験槽80内が均一に除湿されたと判断し、制御フローは、ステップ5(温度制御)へと進められる。
また1時間経過していない場合、制御フローは、ステップ3に戻されて換気除湿制御が継続して行なわれる。
即ち、揮発物測定装置1は、試験槽80の温度TPを一定温度以上低下させる前に、換気除湿制御を一定期間(本実施形態では1時間)行い、試験槽80内の湿度を満遍なく均一に低下させてから試験槽80の温度制御を開始する。
{温度制御}
ステップ5では、試験槽80内の温度TPを設定温度TSに移行させる温度制御が行なわれる。即ち、制御部(図示せず)が、温度調整空間81の加温冷却空間85内に設けられている送風ファン87、加熱器88、冷却器89を作動させて、温度調整空間81の熱伝導空間84の温度を制御し、熱伝導空間84と試験槽80の間を熱伝導させて、試験槽80内の温度TPが所定の設定温度TSとなるように温度制御を開始する。
このとき制御部は、試験槽80の温度制御の効率を向上させるために、流量調節器20aの設定を最大値から所定の設定値に変更して、試験槽80の換気量を抑制する。またこのとき加湿器24は停止されている。即ち、揮発物測定装置1は、温度制御を湿度制御よりも優先させて行なう。そしてステップ5の温度制御が開始されると、制御フローはステップ6に移行される。
ステップ6では、試験槽80内の温度TPが設定温度TSに移行したか否かが判断される。そして試験槽80内の温度TPが設定温度TSに移行した場合、制御フローは、ステップ7(加湿制御)へと進められる。
また試験槽80内の温度TPが設定温度TSに移行していない場合、制御フローは、ステップ5に戻されて温度制御が継続して行なわれる。
{加湿制御}
ステップ7では、湿度センサT4によって検知される試験槽80内の湿度HPを設定湿度HSに移行させる加湿制御が行なわれる。即ち、制御部(図示せず)が、加湿器24を作動させて試験槽80に導入される空気を加湿し、加湿された空気によって試験槽80内の湿度が所定の設定湿度となるように調整する加湿制御を開始する。
このとき制御部は、加湿制御の効率を向上させるために、流量調節器20aの設定を所定値に変更して試験槽80の換気量を調整する。また試験槽80内の温度TPは、設定温度TSとなるように制御される。そしてステップ7の加湿制御が開始されると、制御フローはステップ8に移行される。
ステップ8では、試験槽80内の湿度HPが設定湿度HSに移行したか否かが判断される。そして試験槽80内の湿度HPが設定湿度HSに移行した場合、結露防止モードは終了され、揮発物測定装置1は、試験槽80内の温度TPおよび湿度HPが、設定温度TSおよび設定湿度HSを維持するように運転を継続する。
また試験槽80内の湿度HPが設定湿度HSに移行していない場合、制御フローは、ステップ7に戻されて加湿制御が継続して行なわれる。
[使用方法]
次に、揮発物測定装置1の使用方法について説明する。
試料からの揮発物の測定は、試料をインナーチャンバー10の内部空間10e、即ち、試験槽80の中に入れる。そして、インナーチャンバー10の開閉扉10aを閉じ、アウターチャンバー11の開閉扉11aを閉じる。
そして、試料から発生したホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物は、試験槽80で空気と混合されて排出口70から排出される。
排出口70から排出された空気は、排出部H3から外部に排出される。また、サンプリングポンプ26を作動させておき、排出口70から排出された空気の一部を捕集管に取り込んで揮発性有機化合物のサンプリングを行う。
そして試料からの揮発物の測定は、設定温度TS(試験温度)、設定湿度HS(試験湿度)、時間当たりの空気の置換量(換気流量)、試験時間などを所定の条件に合わせて行われる。
[本発明の特徴]
上記のように本実施形態の揮発物測定装置1は、試験槽80内の温湿度の設定が変更された場合に結露防止要件が満たされると、試験槽80内を除湿し、その後、試験槽80内の温度を設定温度に移行させ、さらにその後、湿度が設定湿度に移行するように加湿する。即ち、試験槽80内の温度を調整する際、試験槽80内は除湿によって絶対湿度が低下している。このため揮発物測定装置1は、試験槽80内の温度を低下させても水蒸気が飽和せず、試験槽80内の気体に含まれる水蒸気が凝縮しにくい。したがって試験槽80内に結露が生じにくい。
また揮発物測定装置1は、結露防止モードの換気除湿制御の際、試験槽80内の温度を維持したまま試験槽80内の絶対湿度を低下させる。このため換気除湿制御の際に、試験槽80内の気体に含まれる水蒸気が飽和状態になることがなく、効果的に結露を防止することができる。
上記の揮発物測定装置1は、湿度よりも温度を優先して制御することができる。これにより揮発物測定装置1は、試験槽80内の温度TPを設定温度TSに移行させる段階、および試験槽80内の湿度HPを設定湿度HSに移行させる段階の両方において、試験槽80内の気体に含まれる水蒸気の量が飽和水蒸気量に達するのを防止することができ、試験槽80内に結露が生じるのを防止する。
揮発物測定装置1は、結露防止モードの解除入力が可能である。そのため結露の防止よりも試験時間の短縮を優先させたい場合には、結露防止モードを解除することによって、迅速に試験槽80内の温度TPおよび湿度HPを設定温度TSおよび設定湿度HSに移行させることができる。
[他の実施形態]
上記説明では、試験槽80内の温度TPおよび湿度HPを、設定温度TSおよび設定温度HSに移行させる温湿度運転モードについて説明したが、揮発物測定装置1の運転は、このような運転モードに限定されるわけではない。例えば、試験槽80内の温度TPを設定温度TSに移行させ、湿度HPについては調整されない温度運転モードや、試験槽80内に付着した揮発性有機化合物を除去するため、試験槽80内を付着物が揮発する温度まで高温にして付着物を除去する高温運転モードで、揮発物測定装置1を運転させてもよい。
温度運転モードでは、湿度が調整されないため加湿器24を作動させず、除湿器23によって除湿された低湿度の空気が試験槽80内に導入される。したがって温度運転が行なわれると、試験槽80内は低湿度の状態になる。
そのため揮発物測定装置1の運転モードを、温度運転モードから温湿度運転モードに切り替える場合には、試験槽80内は十分に除湿されているとみなし、図3に示す結露防止モードの換気除湿制御(ステップ3)を省略することができる。
なお運転モードを、温湿度運転モードから温度運転モードに切り替える場合には、試験槽80内に結露が生じるおそれがあるため、結露防止モードが実行される。
揮発物測定装置1の起動時には、試験槽80内は常温になっていると考えられ、試験槽80内に結露が生じる可能性は低い。
そのため揮発物測定装置1の起動時に、温度運転モードや温湿度運転モードが選択される場合には、結露が生じるおそれがないと判断し、図3に示す結露防止モードの換気除湿制御(ステップ3)を省略することも可能である。
上記実施形態において、結露防止要件は、温度センサT3によって検知される試験槽80の温度TPが設定温度TSよりも高く、かつ、試験槽80内の温度TPと設定温度TSとの差が1℃より高くなることであった。しかし結露防止要件は、このような要件に限定されるわけではなく、温度制御の際に結露が生じやすい試験槽80内の状態を示す要件であればよい。例えば上記試験槽80内の温度TPと設定温度TSとの差は、1℃に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
上記実施形態の揮発物測定装置1では、導入配管15、排出配管16、除湿器23、および加湿器24が換気湿度制御手段として機能しており、除湿器23および加湿器24が導入配管15に取り付けられる構成であった。しかし本発明は、このような構成に限定されるわけではなく、例えば、図4に示すように、主として試験槽80の換気手段として機能する導入配管15および排出配管16と、主として試験槽80内の湿度制御手段として機能する除湿器23および加湿器24とを別に設ける構成であってもよい。
図4の揮発物測定装置1’は、加湿器24と試験槽80とを加湿配管17でつなぎ、高湿度の空気を直接、試験槽80内に導入する。また圧縮空気取込口R1と試験槽80とを繋ぐ導入配管15には、圧縮空気取込口R1から順に、電磁弁B1、レギュレータ22、清浄機21、切替弁B2、除湿器23、および流量調節器20aが直列に接続されている。また導入配管15には、除湿器23をバイパスするバイパス流路28が設けられており、バイパス流路28の上流には切替弁B2に接続されている。このため導入配管15は、切替弁B2を切り替えることにより、バイパス流路28と、除湿器23が設けられた主たる流路とを切り替えることができる。
そして圧縮空気取込口R1から取り込まれた空気の湿度が試験槽80内の気体の湿度よりも低い場合には、切替弁B2がバイパス流路28側に切り替えられ、除湿器23によって除湿されない空気が試験槽80内に導入される。また圧縮空気取込口R1から取り込まれた空気の湿度が試験槽80内の気体の湿度よりも高い場合には、切替弁B2が主たる流路側に切り替えられ、除湿器23によって除湿された空気が試験槽80内に導入される。
上記実施形態の揮発物測定装置1は、オペレータが手動で解除手段を操作して、結露防止モードを解除する構成であったが、本発明の解除手段は、このような構成に限定されるわけではない。具体的には、制御部を解除手段として、結露防止要件が解消されることを条件に、結露防止モードを制御部で自動的に解除する構成であってもよい。
例えば、揮発物測定装置1は、結露防止モードでの除湿の際に設定温度TSが変更されると、変更後の設定温度TSで再度結露防止要件が判断され、結露防止要件を満たさない場合には、除湿が終了される構成としてもよい。これにより、除湿に要する時間を短縮することができ、迅速に試験槽80内の温度および湿度を調整することができる。
また揮発物測定装置1は、結露防止モードでの加湿の際に設定温度TSが変更されると、変更後の設定温度TSで再度結露防止要件が判断され、結露防止要件を満たす場合には、結露防止モードが再度実行される構成としてもよい。
この場合、揮発物測定装置1は、結露防止モードでの加湿の際に設定温度TSが変更されると、変更後の設定温度TSにおいて、試験槽80内に結露が発生するおそれがあるか否かを再度判断する。そして変更後の設定温度TSが結露防止要件を満たす場合、試験槽80内には結露が発生しやすいと判断し、再度結露防止モードを初めから実行し直す。これにより揮発物測定装置1は、試験槽80内に結露が発生するのを確実に防止することができる。
本発明の実施形態における揮発物測定装置の斜視図である。 本発明の実施形態における揮発物測定装置の配管及び部材を示した模式図である。 図1に示す揮発物測定装置の結露防止制御フローを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態における揮発物測定装置の配管及び部材を示した模式図である。
符号の説明
1 揮発物測定装置
15 導入配管(換気湿度制御手段)
16 排出配管(換気湿度制御手段)
23 除湿器(換気湿度制御手段)
24 加湿器(換気湿度制御手段)
60 試験用導入口(気体導入口)
70 排出口(気体排出口)
80 試験槽
88 加熱器(温度制御手段)
89 冷却器(温度制御手段)

Claims (5)

  1. 気体導入口および気体排出口を有する試験槽と、
    試験槽の外部の温度を制御して試験槽外からの熱伝導によって試験槽内の温度を制御する温度制御手段と、
    湿度の調整された気体を気体導入口から試験槽内に導入して試験槽内の気体を気体排出口から排出することにより試験槽内の湿度を制御する換気湿度制御手段とを備え、
    試験槽内の温度または/および湿度を、設定温度または/および設定湿度に調整可能な揮発物測定装置であって、
    設定温度と試験槽内の温度との関係が所定の結露防止要件を満たすことを条件に、
    換気湿度制御手段によって試験槽内を除湿し、その後、温度制御手段によって試験槽内の温度を設定温度に移行させる一連の結露防止モードが実行されることを特徴とする揮発物測定装置。
  2. 結露防止モードにおいて試験槽内の温度を設定温度に移行させた後、湿度制御手段によって試験槽内の湿度が設定湿度に移行するように加湿されることを特徴とする請求項1に記載の揮発物測定装置。
  3. 結露防止モードでの除湿の際に、試験槽内の温度が維持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の揮発物測定装置。
  4. 結露防止モードを解除する解除手段を有し、
    解除手段の入力があると、結露防止モードが実行されずに温度制御手段または/および湿度制御手段によって試験槽内の温度または/および湿度が制御されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の揮発物測定装置。
  5. 結露防止要件は、試験槽内の温度が設定温度よりも高く、かつ、試験槽内の温度と設定温度との差が所定温度以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の揮発物測定装置。
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