JP5711935B2 - 搭載艇揚降装置 - Google Patents
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Description
アーム103を折りたたむことができる。これにより、搭載艇揚降装置の格納に必要とされる空間を小さくすることができるようにはなる。しかしながら、搭載艇揚降装置を格納するたびにアタッチメント104を取り外す手間がかかることに加え、搭載艇揚降装置の使用時には、アタッチメント104の取り付け時間がかかることから、緊急を要する事態への対応が困難になってしまう。
さらに、上記構成によれば、アタッチメントは、回転軸と平行な方向においてその寸法を伸縮することができる。そのため、例えば、繰り込み部によるシーブを介した吊索の繰り込み時に、言い換えれば、搭載艇揚降装置の格納時に、上記回転軸と平行な方向の寸法を縮小することができる。このようにアタッチメントの寸法を縮小することで、搭載艇揚降装置全体としての体格を縮小することができることから、該装置の格納に要する空間を縮小することができる。加えて、アタッチメントにおける回転軸と平行な方向で寸法を縮小することから、搭載艇揚降装置の格納時に、クレーン体を折りたたむ等によってアタッチメントがその軸を中心に回転したとしても、クレーン体に衝突しにくくなる。
上記目的を達成する請求項2に記載の発明は、船舶の甲板に設置されて搭載艇と係合する吊索を繰り込むクレーン体と、前記搭載艇に固定された艇固定枠に前記クレーン体の先端を係合するアタッチメントとを備える搭載艇揚降装置であって、前記クレーン体は、インナーブームと、該インナーブームの先端に回転可能に連結されるとともにその回転軸方向に前記インナーブームとずれるように連結されたアウターブームとを有し、前記アタッチメントの基端は、前記アウターブームの先端に回転可能に支持され、前記アタッチメントには、該アタッチメントの基端から先端へ前記吊索が挿通され、前記アタッチメントの先端は、前記挿通された前記吊索が巻き回されるシーブを備え、前記アタッチメントは、該アタッチメントの回転軸と平行な方向にスライド可能であり、前記クレーン体は、前記シーブに巻き回された前記吊索を繰り込む繰り込み部を備えることをその要旨とする。
線上に配置される。
れる。次いで、アームの先端から繰り出される吊索23が、搭載艇の艇固定枠に掛けられた後に、その吊索23が、ウインチ21によって巻き取られる。この際、吊索23が所定の張力でドラム21Dに巻き取られるため、吊索23の掛けられた搭載艇は、水面上の波に追従しながらアタッチメント30の直下まで移動する。続いて、アームの先端から吊索23がさらに巻き取られると、該アームの先端が搭載艇に接近させられるとともに、該搭載艇の艇固定枠とアタッチメントとが接近した位置でアームの姿勢が保持される。そして、水面上の波によって搭載艇が最もアームに接近するときに、アームの先端から吊索23が巻き取られて、これにより、艇固定枠内にアタッチメント30が挿入される。すなわち、艇固定枠とアタッチメント30とが係合する。
そして、アウターブーム15に向けて折り曲げられたアタッチメント30がターンバックル15Fによってアウターブーム15に連結され、これにより、アタッチメント30の姿勢がアウターブーム15に対して固定される。
(1)繰り込み部としてのウインチ21が格納用シーブ40を介した吊索23を繰り込むことによって、アウターブーム15に対するアタッチメント30の姿勢が制約されるようになる。そのため、搭載艇揚降装置の格納時にクレーン体11を動かしたり、船舶からの振動が該装置に伝わったりしても、アタッチメント30と各ブーム13,15との衝突を抑えることができる。それゆえに、アタッチメント30をクレーン体11から外すことなく、クレーン体11のアームを折り畳むことが可能となる。すなわち、搭載艇に固定された艇固定枠と係合するアタッチメント30を取り外すことなく装置の格納に要する空間を縮小することができる。
のため、アタッチメント30の全体がクレーン体11に近づくことになる。それゆえに、搭載艇揚降装置の格納に必要とされる空間をより縮小することができる。
・係合ブロック33に格納用シーブ40の着脱可能な取り付け部が形成されて、搭載艇揚降装置が格納される都度、係合ブロック33に格納用シーブ40が取り付けられる構成であってもよい。このような構成であれば、搭載艇が揚げられたり降ろされたりする際に、係合ブロック33から繰り出される吊索23と格納用シーブ40との干渉を抑えることが可能である。
・格納用フック21Bの形成される位置は、上記ウインチ21の下端部に限らず、アタッチメント30の先端がアームに近づくことの可能な部位であればよい。
・上記格納用シーブ40を介した吊索23の繰り込みにも上記ウインチ21を用いるようにした。これに限らず、該ウインチ21とは異なる繰り込み部を設けるようにしてもよい。
Claims (6)
- 船舶の甲板に設置されて搭載艇と係合する吊索を繰り込むクレーン体と、
前記搭載艇に固定された艇固定枠に前記クレーン体の先端を係合するアタッチメントとを備える搭載艇揚降装置であって、
前記クレーン体は、インナーブームと、該インナーブームの先端に回転可能に連結されるとともにその回転軸方向に前記インナーブームとずれるように連結されたアウターブームとを有し、
前記アタッチメントの基端は、前記アウターブームの先端に回転可能に支持され、
前記アタッチメントには、該アタッチメントの基端から先端へ前記吊索が挿通され、
前記アタッチメントの先端は、前記挿通された前記吊索が巻き回されるシーブを備え、
前記アタッチメントは、該アタッチメントの回転軸と平行な方向に伸縮可能な揺動支持フレームを有し、
前記クレーン体は、前記シーブに巻き回された前記吊索を繰り込む繰り込み部を備えることを特徴とする搭載艇揚降装置。 - 船舶の甲板に設置されて搭載艇と係合する吊索を繰り込むクレーン体と、
前記搭載艇に固定された艇固定枠に前記クレーン体の先端を係合するアタッチメントとを備える搭載艇揚降装置であって、
前記クレーン体は、インナーブームと、該インナーブームの先端に回転可能に連結されるとともにその回転軸方向に前記インナーブームとずれるように連結されたアウターブームとを有し、
前記アタッチメントの基端は、前記アウターブームの先端に回転可能に支持され、
前記アタッチメントには、該アタッチメントの基端から先端へ前記吊索が挿通され、
前記アタッチメントの先端は、前記挿通された前記吊索が巻き回されるシーブを備え、
前記アタッチメントは、該アタッチメントの回転軸と平行な方向にスライド可能であり、
前記クレーン体は、前記シーブに巻き回された前記吊索を繰り込む繰り込み部を備えることを特徴とする搭載艇揚降装置。 - 前記クレーン体は、前記搭載艇と係合する前記吊索を繰り込むウインチを有し、
前記ウインチが、前記シーブに巻き回された前記吊索を繰り込む前記繰り込み部である請求項1又は2に記載の搭載艇揚降装置。 - 前記繰り込み部が、前記シーブによって案内された前記吊索の先端を固定する吊索固定部を備えている
請求項1〜3のいずれか一項に記載の搭載艇揚降装置。 - 前記クレーン体が、前記シーブに巻き回された前記吊索の繰り込みによって該クレーン体側に引き寄せられた前記アタッチメントに接続されて、該アタッチメントを固定するアタッチメント固定部を備えている
請求項1〜4のいずれか一項に記載の搭載艇揚降装置。 - 前記アタッチメントの先端は、前記シーブを着脱可能な取り付け部を備えている
請求項1〜5のいずれか一項に記載の搭載艇揚降装置。
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