JP5709755B2 - 液体鎮痛薬投与用デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、痛みを軽減する治療を行うための、特にオピオイド鎮痛薬(これに限られるものではないが)を投与するためのデバイスに関するものである。
特に本発明は、鼻腔内、口腔内、舌下などへ薬剤をスプレーする形態での投与、ないしは、とりわけオピオイド鎮痛薬の鼻腔内への投与に関連する。
現在、オピオイド鎮痛薬は激しい痛みを緩和するのに薬理学的に最も有効な手段である。その例としては、モルヒネ、ジアセチルモルヒネ(diamorphine)、コデイン、ヒドロモルホン、オキシモルホン、オキシコドン、メペリジン、フェンタニル、スフェンタニル、レミフェンタニル(remifentanil)およびアルフェンタニル(alfentanil)などが含まれる。
オピオイド鎮痛薬の鼻腔内投与は、薬物分子が鼻道を速やかに通過して体循環に入ることで急性(acute)の痛みを迅速に治療する可能性を提供することから、特に有利である。
かかる迅速な治療は、鎮痛薬が適正に用いられる場合には有利なものではあるが、鎮痛薬が無意識または意図的に誤用された場合には患者の健康にとって極度に有害なものとなり得る。誤用は、例えば生命に危険を及ぼすような副作用、特に呼吸障害をもたらし得る。
結果として、オピオイド鎮痛薬の販売、処方および使用には多くの法的および調節管理(regulatory control)がある。
多くの治療への応用に対しては、1日間に数回オピオイド鎮痛薬を投与する必要がある。
オピオイド鎮痛薬が不正確に投与された結果を踏まえれば、数回の所定用量のオピオイド鎮痛薬の投与は、患者または介護人によって簡単かつ安全に行われるようにする、特に、いずれの1回においても過剰な用量の投与が行われる危険性を最小限にする要望が高いことが理解されよう。
米国特許第4,565,302明細書 米国特許第7,347,200明細書 米国特許第7,195,134明細書 米国特許第6,769,601明細書 米国特許第6,659,307明細書 米国特許第6,651,844明細書 米国特許第6,446,627明細書 国際公開第2004/062561号公報 国際公開第2002/09707号公報
本発明の全体的な目的は、上記したような意図に合致するオピオイド鎮痛薬の投与を行うためのデバイスを提供することにある。
本発明の一形態では、予め定められた容積単位用量(volume unit dose)(Vu)のオピオイド鎮痛薬を、予め定められた回数(N)だけ投与するデバイスが提供される。このデバイスは、所定充填量(Vf)のオピオイド鎮痛薬溶液を収納する密閉されたコンテナと、該収納容器に接続されたディスペンサと、を含み、該ディスペンサは、1回分の容積単位用量(Vu)を個別に、前記予め定めた回数(N)だけ繰り返し投与するべく操作可能であり、前記容積単位用量が0.05ないし0.15mlの範囲となるように、前記ディスペンサが適応され、かつ前記溶液内の前記オピオイド鎮痛薬の濃度が選択されている。
好ましくは、前記容積単位用量は0.1mlである。
概して、液体形態の前記オピオイド鎮痛薬の濃度は、0.005ないし1000mg/mlの範囲である。
前記オピオイド鎮痛薬をフェンタニルの溶液とすることができ、前記溶液中の前記フェンタニルの濃度は、0.1ないし20mg/mlの範囲である。
好ましくは、前記オピオイド薬剤の溶液はクエン酸フェンタニルであり、該溶液中のクエン酸フェンタニルの濃度は、約0.16ないし31.4mg/mlの範囲である。
1回あたりの容積単位用量が0.05から0.15mlの範囲で投与されるように上記の如く定めた前記オピオイド溶液の選択によって、効果的な治療を行うべく、デバイスが1度に1回分(あるいは2回分であることもある)の容積単位用量の投与を行うことが可能となる。これは、1度の治療において、患者に対し、一方の鼻孔に1回分の容積単位用量を投与すること、あるいは双方の鼻孔に1回分の容積単位用量を投与することを意味する。これにより、1度の治療時に何回分の容積単位用量が投与されたかを理解および記憶することが、薬剤をデバイスから投与している介護者あるいは患者にとって容易となる。これはさらに、上述した回数分を超える用量が投与される可能性を低くし、従ってさらに、1度の治療時に薬剤が安全に投与される可能性を高めるものとなる。
鼻用のポンプ式供給デバイスからの溶液の投与に関連した「漸減(tailing-off)」問題があることが認識されている。すなわち、コンテナが空になって行くにつれ、ポンプを十分にプライミングすること(full priming of the pump)が当てにできなくなって行くからである。これは、ひいては、ポンプの作動時において供給される薬剤溶液の量が容積単位用量よりも少なくなり得ることを意味する。概してこれは、十分な用量が初めに投与されなかったことに気付いて患者あるいは介護者が追加の用量を投与しようとする傾向をもたらすことを意味する。
これはオピオイドの鎮痛薬の効能に関連して危険な行為である。
好ましくは、前記ディスペンサは、1回分の容積単位用量が何回投与されたかをカウントするべく作動可能なカウント手段を含み、さらに、前記カウント手段によって作動するディスペンサ停止手段(deactivating means)を含むことで、前記カウント手段が前記予め定めた回数(N)をカウントしたときに前記ディスペンサから薬剤がさらに投与されることが防止されるようにする。この回数(N)は、(いかなる用量も投与される前にコンテナに収納されている溶液の充填量(Vf)を踏まえて)選択される。十分な用量が(N)回確実に投与されるようにする、すなわち、漸減現象に至る前にデバイスからのさらなる排出を防止するべく停止手段が作動するようにするためである。
これはデバイスの安全な使用に貢献する。既に投与が行われた回数に関して患者あるいは介護者に指標(indication)を与え、さらには、予め定めた回数の容積単位用量がすべて供給された後には、コンテナ内に残っている溶液の投与が防止されるからである。
容積単位用量の予め定めた投与回数(N)は、好ましくは2ないし30の範囲、より好ましくは3〜20の範囲、最も好ましくは4〜8の範囲となるように選択される。
本発明の第1の実施形態に係るデバイスの模式的側面図である。 第1の実施形態に係るデバイスを傾けた状態で示す模式的側面図である。 第2の実施形態に係るデバイスを傾けた状態で示す模式的側面図である。 本発明の第2の実施形態に係るデバイスの模式的側面図である。 本発明の第3の実施形態に係るデバイスの模式的側面図である。 本発明の第4の実施形態に係るデバイスの模式的側面図である。 本発明の第5の実施形態に係るデバイスの模式的側面図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の種々の形態を説明する。
まず図1を参照するに、密閉されたコンテナ12およびディスペンサ14を含む経鼻供給デバイス10が示されている。鎮痛薬溶液15はコンテナ12内に収納されている。
ディスペンサ14は、好ましくは特許文献1に開示された形式のディスペンサである(当該文献の参照によってその内容をここに含むものとする)。
従って、ディスペンサ14は取付具本体(mounting body)18に往復動可能に取り付けられたスプレーヘッド16を含んでいる。本体18はコンテナ12に対し取り外しが防止されるようしっかりと固定されており、従ってディスペンサ14を介して供給されるものでない限り、溶液15に対するアクセスは許容されない。本体18は、クリンプおよびスナップ嵌合、あるいは、本体18上のラチェットがコンテナ上の突起に係合して本体18が一方向にのみねじ込まれることができるようにした一方向ねじ嵌合によってコンテナに取り付けることができる。かかるコンテナの一例は仏国のSaint Gobain Desjonqueresから入手可能である。
ディスペンサ14はさらに、取付具本体18に取り付けられたポンプ20を含んでいる。ポンプ20は浸漬チューブ22と連通する入口(不図示)を有する。浸漬チューブ22はポンプ20に従属してコンテナ12の底面に向い、その終端23が溶液15の表面の直下に位置するようになっている。従って、ポンプ20の作動に応じ、溶液はチューブ22に沿ってポンプ20の入口に引かれる。
ポンプ20はさらに、スプレーヘッド16に形成されたスプレーノズル26と連通する出口(不図示)を有する。従って、ポンプ20の作動に応じ、溶液はスプレーノズル26から排出され、噴霧30が形成される。
ポンプ20は、ポンプピストンが往復運動するプライミングチャンバ(priming chamber)を有する2ストロークの往復動型のものとすることが好ましい。ピストンの一方向への運動すなわちピストンの第1ストロークによって、プライミングチャンバ内に収容された液体がスプレーノズル26から排出され、ピストンの反対方向への運動すなわちピストンの第2ストロークによって、コンテナ12からプライミングチャンバ内に溶液が引かれ、次の排出用第1ストロークの準備が整う。
かかるポンプでは、ノズル26から排出される溶液の量はプライミングチャンバの容量によって定まる。この量は、前述した理由により0.05ml〜0.15mlの範囲で選択されていることが好ましく、デバイス10によって供給されるべき1回分の容積単位容量(Vu)を規定する。図1に示す実施形態においては、1回分の容積単位用量(Vu)は0.1mlである。
ポンプ20はスプレーヘッド16に作動的に接続され、図1における矢印「O」の方向にヘッド16を押下することによって、ポンプ20が容積単位用量(Vu)の溶液を噴霧の形態で排出させる。
特許文献1に開示されたディスペンサと同様、ディスペンサ14は、ポンプ20が1回分の容積単位用量の溶液を供給するべく作動する度に作動するカウント手段を含んでいることが好ましい。好ましくは、図4の第5実施形態において示すように、カウント手段は、操作者(すなわち患者または介護者)に対しデバイス10から投与された容積単位用量の投与回数を示す可視表示器34を作動させる。
他の例として、本発明のデバイスとともに用いることができる薬剤供給デバイス用の電子式用量カウンタが特許文献2〜特許文献7に記載されている(これらの文献の参照によってそれらの内容をここに含むものとする)。
特許文献1のディスペンサによって提供されたもののように、デバイス10は、予め定めた回数の容積単位用量の供給が行われた後にはそれ以上の溶液の排出を防止するべく作動するディスペンサ不活化手段を含んでいることが好ましい。先に示したように、回数(N)は、漸減現象を排除する目的で、十分な容積単位用量だけの溶液が排出されることを確実にするよう選択されることが好ましい。この回数(N)は、溶液の充填量(Vf)および残量(Vr)を踏まえて選択されるべきである。
この点において、コンテナ12に収容される溶液の最少充填量(Vf)は次式
Vf=(Vu×N)+P+Vr
で与えられる。ここで、Vuは容積単位用量、Nはデバイスによる容積単位用量の投与について予め定めた回数、Pは初めにポンプにプライミングを行い、浸漬チューブを満たすのに必要な溶液の量、Vrはコンテナ12から全N回の容積単位用量の供給が行われた後にコンテナ12内に残っている溶液の残量である。
漸減現象は、コンテナ12が空に近くなったときに浸漬チューブの終端23に空気が進入することによって引き起こされると認められる。そこで本発明では、容積単位用量のN回目の供給が行われた後に、浸漬チューブの終端23が溶液15の表面直下に浸っている状態を維持するに十分な大きさにVrを選択する。
浪費を避ける目的で、Vrは最小限に維持されるべきであり、量(Vr)は好ましくは1ml未満、より好ましくは0.8ml未満、最も好ましくは0.6ml未満である。
この規則に従った量(Vr)を実現する目的で、コンテナ12は、特に、使用時にコンテナ12が一般的には鉛直から約30度傾けられることを踏まえて、最後のN回目の容積単位用量の溶液が完全に供給されることを確実にするのに必要な量(Vr)を低減するのに適合した形状とされる。
これは比較目的で図2に示されている。図2Aのコンテナは、図2Bのコンテナに比べてかなり広い内寸を有している。図2Aおよび図2Bのコンテナを比較すると、図2Aのコンテナでは、溶液15の表面直下に浸漬チューブ22の先端23が浸っている状態(特に30度傾けられたとき)を維持するのに、図2Bのコンテナよりもかなり多量の量Vrを必要とすることが分かるであろう。
本発明に係るコンテナ12の種々の設計例が図3A、図3Bおよび図3Cに示されている。これらのコンテナには、コンテナが比較的大きな外容積を有することで、コンテナ12が面(例えばテーブル面)に置かれたときの安定性をコンテナに提供する一方、溶液15を保持するための内容積を低減することで量Vrを低減する、という共通する目的を有する。
図3Aにおいては、コンテナ12の側壁12aの厚みを大とすることで内容積の低減を実現している。
図3Bにおいても側壁12aが厚くされているが、円錐を逆にした形状の内部空間が画成されている。これは、浸漬チューブ22の幅よりも若干広い内底面をコンテナ12に提供し、従ってチューブ22の終端23を浸すために少量の溶液を要するものとなる。
図3Cにおいては、コンテナ12の内部空間は幅の狭い閉塞チューブ状挿入体12bによって画成されている。チューブ状挿入体12bの内径は浸漬チューブ22の外径よりも若干大であり、従ってチューブ22の先端23を浸すために少ない量Vrを要するのみである。
これらの好適なコンテナ12の形状は外容積に対する内容積の「容積比」として表現することができる。すなわち、コンテナの内容積が6ml、外容積が10mlであれば、コンテナは容積比0.6を有するものとなる。
コンテナの内容積を測定するには、コンテナの縁まで充填するに必要な水の重量を判定してから、水の既知の密度を用い、容積を計算するのが最も簡便である。
コンテナの外容積は、コンテナの外寸を測定し、当該測定された寸法から容積を計算することができる。あるいは、コンテナを水中に沈めたときの水の重量を測定してから、水の既知の密度を用いて容積を計算することもできる。
容積比の範囲は、好ましくは0.15ないし0.9、より好ましくは0.2ないし0.9、もっとも好ましくは0.25ないし0.7である。
コンテナ12はガラス、プラスチックあるいはそれらの組み合わせ、例えばプラスチック挿入体を有するガラス壜によって作製することができる。好ましいプラスチックは環状オレフィン共重合体である。
コンテナ12内に収納される溶液15は、好ましくはオピオイド溶液であり、これは、所要の緩和治療を提供するために1容積単位用量あたり十分な濃度のオピオイド鎮痛薬を有効成分として含んでいる。
概して、モルヒネのような作用の弱いオピオイド鎮痛薬に対しては、容積単位用量(Vu)に存在する量は、重量で言えば約1ないし50mgの範囲であり、スフェンタニルのようなより作用の強い鎮痛薬に対しては、容積単位用量(Vu)に存在する量は、重量で言えば約1ないし200μgの範囲である。
本発明の構成において特に使用に好適なオピオイド鎮痛薬はフェンタニルである。フェンタニル(N-(1-phenethyl-4-piperidyl)propionanilide)は、急性(acute)および慢性(chronic)の激痛を治療するのに用いられる有効なオピオイド鎮痛薬である。フェンタニルという用語にはその塩類を含むものとする。一般に、フェンタニルはクエン酸塩(citrate salt)の形態で使用される。
Figure 0005709755
1回(single episode)の急性の痛みを治療するためのフェンタニルの好ましい経鼻投与用量は、溶剤として表せば、10ないし2000μgの範囲であり、より好ましくは15ないし1500μgの範囲、最も好ましくは20ないし1000μgの範囲である。単位用量(Vu)内に存在するフェンタニルの好ましい量の重量は、溶剤として表せば、5ないし2000μgの範囲である。
実施例
フェンタニルを利用する経鼻投与デバイスの好適実施例を以下に詳述する。
(i)薬液:溶液の大部分は好ましくは水であり、0.1ないし20mg/mlのフェンタニルを含んでおり、好ましくはクエン酸塩の形態である。ここで、0.1mg/mlおよび20mg/mlのフェンタニルは、それぞれ、0.16mg/mlおよび31.4mg/mlのクエン酸フェンタニル(fentanyl citrate)にほぼ等しい。薬液は付加的に、防腐剤、強壮性(tonicity)および酸や塩基を調整してpH調節する物質など、当業者によく知られた添加物を含んでいてもよい。粘度調整(viscosity-modifying)あるいはゲル形成ポリマー(ペクチン、キトサン、セルロースあるいはポロキサマー(poloxamer)など)を含んだものとすることもできる。本発明において使用に適したフェンタニルの経鼻投与用成分は、特許文献8および特許文献9に見出すことができる。
(ii)容積単位用量:スプレーポンプの作動によってスプレー供給される各用量の容積は、好ましくは0.05mlあるいは0.1mlである。
(iii)「容積比」:先に述べたように、コンテナは好ましくは0.3〜0.7の範囲の容積比を有する。
(iv)充填量(Vf):壜の充填量は、好ましくは0.7ないし3.5mlの範囲であり、より好ましくは0.8ないし3.0mlの範囲、最も好ましくは0.9ないし2.5ml、例えば1.0ないし1.8mlの範囲である。
(v)容積単位用量の投与回数:用量スプレーの回数は、好ましくは2ないし30回の範囲であり、より好ましくは3ないし20回の範囲、最も好ましくは3ないし16回、例えば4ないし8回の範囲である。
上述し、かつ添付の図面に示された供給デバイス12は、特に溶液15の経鼻投与に適したものである。しかしながら、スプレーノズル26に代え、適切な形状のノズルを選択することで、オピオイド鎮痛薬を他の経路、例えば口腔吸収あるいは舌下吸収のために口腔を介して投与するよう、デバイスを適合させることもできることがわかる。

Claims (13)

  1. 容積単位用量の複数回分の液体状のオピオイド鎮痛薬を収納するコンテナから引き抜かれた予め定められた容積単位用量(Vu)のオピオイド鎮痛薬を、予め定められた回数(N)だけ、ポンプの作動に応じ浸漬チューブを介して投与するデバイスであって、所定充填量(Vf)の前記オピオイド鎮痛薬を収納する密閉されたコンテナと、該コンテナに接続されたディスペンサと、を含むデバイスにおいて、
    該ディスペンサは、1回分の容積単位用量(Vu)を個別に、前記予め定められた回数(N)だけ繰り返し投与するべく操作可能であり、前記容積単位用量が0.05ないし0.15mlの範囲となるように、前記ディスペンサが適合し、かつ前記オピオイド鎮痛薬の濃度が選択されており、前記ディスペンサは、1回分の容積単位用量が何回投与されたかをカウントするべく作動可能なカウント手段と、該カウント手段によって作動するディスペンサ停止手段とを含み、
    前記予め定められた回数(N)前記所定充填量(Vf)と前記1回分の容積単位用量(Vu)との関係は式
    Vf=(Vu×N)+P+Vr
    に基づいて定められ、該式において、Pは、前記ポンプに初期プライミングを行うとともに前記浸漬チューブに充填を行うのに要する容積であり、Vrは、前記容器からN回の容積単位用量の供給が行われた後に前記コンテナに残っている液体状のオピオイド鎮痛薬の残量であって、かつ前記予め定めた回数(N)の最後であるN回目の容積単位用量の供給後における前記液体の表面下に、前記浸漬チューブの終端が浸っている状態を維持するのに必要十分な量であり、
    前記カウント手段が前記予め定められた回数(N)をカウントしたときに前記ディスペンサ停止手段によって前記ディスペンサからの薬剤のさらなる投与が防止されることで、前記ディスペンサの作動時において前記オピオイド鎮痛薬の量が前記1回分の容積単位用量よりも少なくなる漸減現象に至ることが防止されるようにしたことを特徴とするデバイス。
  2. 前記容積単位用量は0.1mlであることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記オピオイド鎮痛薬の濃度は、0.005mg/mlないし1000mg/mlの範囲であることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記オピオイド鎮痛薬はフェンタニルの溶液であり、前記溶液中のフェンタニルの濃度は0.1ないし20mg/mlの範囲であることを特徴とする請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記フェンタニルの溶液はクエン酸フェンタニルの溶液であり、該溶液中のクエン酸フェンタニルの濃度は、約0.16ないし31.4mg/mlの範囲であることを特徴とする請求項4に記載のデバイス。
  6. 前記予め定められた回数(N)は2ないし30回の範囲であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のデバイス。
  7. 前記予め定められた回数(N)は4ないし8回の範囲であることを特徴とする請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記ディスペンサは前記ポンプとして2ストローク型のポンプを含む鼻スプレーディスペンサであり、前記ポンプは、一方向への第1ストロークの完了によって前記容積単位用量の排出を行うよう作動可能であるとともに、反対方向への第2ストロークの完了によって前記ポンプへの再充填が行われるべく作動可能であり、前記ポンプはさらに、前記コンテナ内の前記液体状の鎮痛薬を前記ポンプに供給するために、前記コンテナ内に延在する浸漬チューブを含んでいることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記コンテナは、外容積に対する内容積の割合である内/外容積比が0.15ないし0.9の範囲であることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のデバイス。
  10. 前記内/外容積比が0.25ないし0.7の範囲であることを特徴とする請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記予め定められた回数(N)は、全N回分の用量の完全な投与が確実に行われるように選択されていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のデバイス。
  12. 前記コンテナは、最後のN回目の容積単位用量が完全に供給されることを確実にするのに必要な量(Vr)を低減するのに適合していることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のデバイス。
  13. 前記コンテナは、円錐を逆にした形状の内部空間を有することを特徴とする請求項12に記載のデバイス。
JP2011530545A 2008-10-08 2009-09-28 液体鎮痛薬投与用デバイス Active JP5709755B2 (ja)

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